JPH084727A - 延長ワイヤ付きガイドワイヤ - Google Patents
延長ワイヤ付きガイドワイヤInfo
- Publication number
- JPH084727A JPH084727A JP6163307A JP16330794A JPH084727A JP H084727 A JPH084727 A JP H084727A JP 6163307 A JP6163307 A JP 6163307A JP 16330794 A JP16330794 A JP 16330794A JP H084727 A JPH084727 A JP H084727A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide wire
- wire
- end portion
- extension
- extension wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カテーテルの交換は勿論のこと、通常の血管
内への挿入操作も容易に取り扱える延長ワイヤ付きガイ
ドワイヤを提供すること。 【構成】 複数のカテーテルを交換可能にする延長ワイ
ヤ付きガイドワイヤである。先端部と基端部を有する所
定長さのガイドワイヤと、同じく先端部と基端部を有す
る所定長さの延長ワイヤとを具えている。延長ワイヤの
先端部２ａに先端面側開口の有底凹孔３を設け、この凹
孔内に柔軟性のある充填剤としての合成樹脂又はゴム４
を収容している。一方、ガイドワイヤの基端部１ａに凹
孔３に挿入され、合成樹脂又はゴム４をその外周面と凹
孔３の内周面との間に圧密的に介在させて取り外し可能
に接続される小径部５を設けている。
内への挿入操作も容易に取り扱える延長ワイヤ付きガイ
ドワイヤを提供すること。 【構成】 複数のカテーテルを交換可能にする延長ワイ
ヤ付きガイドワイヤである。先端部と基端部を有する所
定長さのガイドワイヤと、同じく先端部と基端部を有す
る所定長さの延長ワイヤとを具えている。延長ワイヤの
先端部２ａに先端面側開口の有底凹孔３を設け、この凹
孔内に柔軟性のある充填剤としての合成樹脂又はゴム４
を収容している。一方、ガイドワイヤの基端部１ａに凹
孔３に挿入され、合成樹脂又はゴム４をその外周面と凹
孔３の内周面との間に圧密的に介在させて取り外し可能
に接続される小径部５を設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のカテーテルを
交換可能にする延長ワイヤ付きガイドワイヤに関するも
のである。
交換可能にする延長ワイヤ付きガイドワイヤに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】カテーテルを用いて診断、造影あるいは
治療を行うカテーテル術において、ガイドワイヤを血管
内に残したまま数本のカテーテルを連続的に交換使用す
る手技がしばしば行われる。特にバルーンカテーテルを
用いて心臓の周囲を取り巻く冠動脈内に生じた狭窄を拡
張する経皮的冠動脈形成術（ＰＴＣＡ）においては、よ
り満足度の高い狭窄の拡張を得るためにバルーンカテー
テルのバルーンの径を徐々に大きくすることを目的とし
て数本のバルーン径の異なるカテーテルを連続的に用い
ることが多く実施されている。通常、ガイドワイヤはバ
ルーンカテーテルに先行して狭窄部を通過し、バルーン
を狭窄部に正確に位置づけるため狭窄部より数cm先行し
て固定される。このような状態で、血管内にガイドワイ
ヤを残したままカテーテルを交換する場合、例えば径皮
的冠動脈形成術で通常使用される175cm程度の長さのガ
イドワイヤでは体外に露出しているガイドワイヤの長さ
は短く、ガイドワイヤの基端部を手で固定しながらバル
ーンカテーテル全長を体内から引き抜くことは不可能で
ある。
治療を行うカテーテル術において、ガイドワイヤを血管
内に残したまま数本のカテーテルを連続的に交換使用す
る手技がしばしば行われる。特にバルーンカテーテルを
用いて心臓の周囲を取り巻く冠動脈内に生じた狭窄を拡
張する経皮的冠動脈形成術（ＰＴＣＡ）においては、よ
り満足度の高い狭窄の拡張を得るためにバルーンカテー
テルのバルーンの径を徐々に大きくすることを目的とし
て数本のバルーン径の異なるカテーテルを連続的に用い
ることが多く実施されている。通常、ガイドワイヤはバ
ルーンカテーテルに先行して狭窄部を通過し、バルーン
を狭窄部に正確に位置づけるため狭窄部より数cm先行し
て固定される。このような状態で、血管内にガイドワイ
ヤを残したままカテーテルを交換する場合、例えば径皮
的冠動脈形成術で通常使用される175cm程度の長さのガ
イドワイヤでは体外に露出しているガイドワイヤの長さ
は短く、ガイドワイヤの基端部を手で固定しながらバル
ーンカテーテル全長を体内から引き抜くことは不可能で
ある。
【０００３】このような状況下で体内からカテーテルを
引き抜こうとすると、ガイドワイヤにはカテーテルとと
もに体外方向に抜けようとする力が作用し、本来の位置
から大きくずれてしまうこともしばしばで、次のバルー
ンカテーテルを挿入する際には挿入に先立ってガイドワ
イヤを再度所定の位置に置き直さなければならず、時間
的なロスや患者に不必要な苦痛を与えることが多い。こ
のようにカテーテルを交換することが予想される症例に
対しては通常全長が約３ｍの長さのガイドワイヤを使用
するが、狭窄部にバルーンカテーテルのバルーンを固定
できる状態を保ったままカテーテルを交換することは簡
単に行なえる長所を有するものの、通常の血管内への挿
入に際しては長いが故の操作上の取り扱いのしにくさが
欠点となっていた。
引き抜こうとすると、ガイドワイヤにはカテーテルとと
もに体外方向に抜けようとする力が作用し、本来の位置
から大きくずれてしまうこともしばしばで、次のバルー
ンカテーテルを挿入する際には挿入に先立ってガイドワ
イヤを再度所定の位置に置き直さなければならず、時間
的なロスや患者に不必要な苦痛を与えることが多い。こ
のようにカテーテルを交換することが予想される症例に
対しては通常全長が約３ｍの長さのガイドワイヤを使用
するが、狭窄部にバルーンカテーテルのバルーンを固定
できる状態を保ったままカテーテルを交換することは簡
単に行なえる長所を有するものの、通常の血管内への挿
入に際しては長いが故の操作上の取り扱いのしにくさが
欠点となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、カテーテルの交換は
勿論のこと、通常の血管内への挿入操作も容易に取り扱
える延長ワイヤ付きガイドワイヤを提供することを目的
とする。
記のような従来の問題点を解決し、カテーテルの交換は
勿論のこと、通常の血管内への挿入操作も容易に取り扱
える延長ワイヤ付きガイドワイヤを提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、複数のカテーテルを交換可能に
する延長ワイヤ付きガイドワイヤであって、先端部と基
端部を有する所定長さのガイドワイヤと、同じく先端部
と基端部を有する所定長さの延長ワイヤとを具えてい
る。この延長ワイヤの先端部とガイドワイヤの基端部の
いずれか一方に端面側開口の有底凹孔を設け、この凹孔
内に柔軟性のある充填剤を収容し、他方に凹孔に挿入さ
れ、充填剤をその外周面と凹孔の内周面との間に圧密的
に介在させて取り外し可能に接続される小径部を設けて
いる。請求項２の発明は、請求項１において、充填剤が
柔軟性を有する合成樹脂又はゴムとなっている。
め、請求項１の発明は、複数のカテーテルを交換可能に
する延長ワイヤ付きガイドワイヤであって、先端部と基
端部を有する所定長さのガイドワイヤと、同じく先端部
と基端部を有する所定長さの延長ワイヤとを具えてい
る。この延長ワイヤの先端部とガイドワイヤの基端部の
いずれか一方に端面側開口の有底凹孔を設け、この凹孔
内に柔軟性のある充填剤を収容し、他方に凹孔に挿入さ
れ、充填剤をその外周面と凹孔の内周面との間に圧密的
に介在させて取り外し可能に接続される小径部を設けて
いる。請求項２の発明は、請求項１において、充填剤が
柔軟性を有する合成樹脂又はゴムとなっている。
【０００６】請求項３の発明は、複数のカテーテルを交
換可能にする延長ワイヤ付きガイドワイヤであって、先
端部と基端部を有する所定長さのガイドワイヤと、同じ
く先端部と基端部を有する所定長さの延長ワイヤとを具
えている。この延長ワイヤの先端部とガイドワイヤの基
端部のいずれか一方に端面側開口の有底凹孔を設けると
ともに、この凹孔のある端部を波形に屈曲形成し、他方
に凹孔に挿入されて取り外し可能に接続される小径部を
設けている。請求項４の発明は、請求項３において、小
径部の外周面に柔軟性を有する合成樹脂又はゴムがコー
ティングされている。
換可能にする延長ワイヤ付きガイドワイヤであって、先
端部と基端部を有する所定長さのガイドワイヤと、同じ
く先端部と基端部を有する所定長さの延長ワイヤとを具
えている。この延長ワイヤの先端部とガイドワイヤの基
端部のいずれか一方に端面側開口の有底凹孔を設けると
ともに、この凹孔のある端部を波形に屈曲形成し、他方
に凹孔に挿入されて取り外し可能に接続される小径部を
設けている。請求項４の発明は、請求項３において、小
径部の外周面に柔軟性を有する合成樹脂又はゴムがコー
ティングされている。
【０００７】
【作用】ガイドワイヤに延長ワイヤを接続するには、ガ
イドワイヤの基端部を手で把持して固定した上、延長ワ
イヤの先端部をガイドワイヤの基端部の凹孔に挿入させ
ると、嵌まり合う凹孔の内周面と小径部の外周面との間
に充填剤が圧密的に介在され、接続される。カテーテル
の交換のために延長ワイヤとガイドワイヤの接続を解く
には、前記の手順とは逆にガイドワイヤの基端部を手で
把持して固定した上、延長ワイヤの先端部を引っ張っる
と、延長ワイヤの先端部の凹孔がガイドワイヤの基端部
の小径部から抜ける。
イドワイヤの基端部を手で把持して固定した上、延長ワ
イヤの先端部をガイドワイヤの基端部の凹孔に挿入させ
ると、嵌まり合う凹孔の内周面と小径部の外周面との間
に充填剤が圧密的に介在され、接続される。カテーテル
の交換のために延長ワイヤとガイドワイヤの接続を解く
には、前記の手順とは逆にガイドワイヤの基端部を手で
把持して固定した上、延長ワイヤの先端部を引っ張っる
と、延長ワイヤの先端部の凹孔がガイドワイヤの基端部
の小径部から抜ける。
【０００８】
【実施例】図１はこの発明の一実施例を示す延長ワイヤ
付きガイドワイヤの一部省略の正面図、図２は図１のＡ
部拡大断面図である。１は図示しない先端部と基端部１
ａを有する所定長さのガイドワイヤ、２は先端部２ａと
図示しない基端部を有する所定長さの延長ワイヤであ
り、延長ワイヤ２の先端部２ａには先端面側開口の有底
凹孔３が設けられている。凹孔３内には柔軟性のある充
填剤としての合成樹脂又はゴム４が収容されている。一
方、ガイドワイヤ１の基端部１ａには延長ワイヤ２の先
端部２ａの凹孔３に挿入され、合成樹脂又はゴム４をそ
の外周面と凹孔３の内周面との間に介在させて取り外し
可能に接続される小径部５が設けられている。
付きガイドワイヤの一部省略の正面図、図２は図１のＡ
部拡大断面図である。１は図示しない先端部と基端部１
ａを有する所定長さのガイドワイヤ、２は先端部２ａと
図示しない基端部を有する所定長さの延長ワイヤであ
り、延長ワイヤ２の先端部２ａには先端面側開口の有底
凹孔３が設けられている。凹孔３内には柔軟性のある充
填剤としての合成樹脂又はゴム４が収容されている。一
方、ガイドワイヤ１の基端部１ａには延長ワイヤ２の先
端部２ａの凹孔３に挿入され、合成樹脂又はゴム４をそ
の外周面と凹孔３の内周面との間に介在させて取り外し
可能に接続される小径部５が設けられている。
【０００９】前記においてガイドワイヤ１に延長ワイヤ
２を接続するには、ガイドワイヤ１の基端部１ａを手で
把持して固定した上、延長ワイヤ２の先端部２ａを図２
の矢印のようにガイドワイヤ１の基端部１ａの凹孔３に
挿入させてやる。この挿入により嵌まり合う凹孔３の内
周面と小径部５の外周面との間には合成樹脂又はゴム４
が図３のように圧密的に介在され、接続されることとな
る。このとき、合成樹脂又はゴム４は小径部５の基端と
凹孔３の先端の挿入隙間近くまで達して、両者の隙間を
塞ぐ。この接続状態では前記のように合成樹脂又はゴム
４が凹孔３の内周面と小径部５の外周面との間に圧密的
に介在することとなるため、簡単には抜けない。カテー
テルの交換のために延長ワイヤ２とガイドワイヤ１の接
続を解くには、前記の手順とは逆にガイドワイヤ１の基
端部１ａを手で把持して固定した上、延長ワイヤ２の先
端部２ａを引っ張ってやる。これにより延長ワイヤ２の
先端部２ａの凹孔３がガイドワイヤ１の基端部１ａの小
径部５から抜ける。抜けた後の凹孔３内の合成樹脂又は
ゴム４には小径部５の孔跡が残るので、必要により合成
樹脂又はゴム４を凹孔３の奥底側へ押圧する。これによ
り合成樹脂又はゴム４は図２に近い状態になり、再び接
続可能になる。
２を接続するには、ガイドワイヤ１の基端部１ａを手で
把持して固定した上、延長ワイヤ２の先端部２ａを図２
の矢印のようにガイドワイヤ１の基端部１ａの凹孔３に
挿入させてやる。この挿入により嵌まり合う凹孔３の内
周面と小径部５の外周面との間には合成樹脂又はゴム４
が図３のように圧密的に介在され、接続されることとな
る。このとき、合成樹脂又はゴム４は小径部５の基端と
凹孔３の先端の挿入隙間近くまで達して、両者の隙間を
塞ぐ。この接続状態では前記のように合成樹脂又はゴム
４が凹孔３の内周面と小径部５の外周面との間に圧密的
に介在することとなるため、簡単には抜けない。カテー
テルの交換のために延長ワイヤ２とガイドワイヤ１の接
続を解くには、前記の手順とは逆にガイドワイヤ１の基
端部１ａを手で把持して固定した上、延長ワイヤ２の先
端部２ａを引っ張ってやる。これにより延長ワイヤ２の
先端部２ａの凹孔３がガイドワイヤ１の基端部１ａの小
径部５から抜ける。抜けた後の凹孔３内の合成樹脂又は
ゴム４には小径部５の孔跡が残るので、必要により合成
樹脂又はゴム４を凹孔３の奥底側へ押圧する。これによ
り合成樹脂又はゴム４は図２に近い状態になり、再び接
続可能になる。
【００１０】図５は別の実施例を示すものである。この
実施例の場合、前記実施例のような合成樹脂又はゴム４
を用いず、代りに延長ワイヤの先端部の凹孔のある部分
を波形に屈曲形成したことで基本的に相違している。す
なわち、延長ワイヤ12の先端部12ａに設けた凹孔13のあ
る部分が波形に屈曲形成され、この波形屈曲形成により
その内周面に突部14が形成されている。一方、ガイドワ
イヤ11の基端部11ａには凹孔13に挿入され、突部14で支
持されて取り外し可能に接続される小径部15が設けられ
ている。この実施例でも接続の手順は前記実施例と同じ
であり、延長ワイヤ12の先端部12ａの凹孔13の、ガイド
ワイヤ11の基端部11ａの小径部15への挿入により突部14
で小径部15が支持されて抜けが防止され、接続を解くに
は延長ワイヤ12の先端部12ａを引っ張ってやる。
実施例の場合、前記実施例のような合成樹脂又はゴム４
を用いず、代りに延長ワイヤの先端部の凹孔のある部分
を波形に屈曲形成したことで基本的に相違している。す
なわち、延長ワイヤ12の先端部12ａに設けた凹孔13のあ
る部分が波形に屈曲形成され、この波形屈曲形成により
その内周面に突部14が形成されている。一方、ガイドワ
イヤ11の基端部11ａには凹孔13に挿入され、突部14で支
持されて取り外し可能に接続される小径部15が設けられ
ている。この実施例でも接続の手順は前記実施例と同じ
であり、延長ワイヤ12の先端部12ａの凹孔13の、ガイド
ワイヤ11の基端部11ａの小径部15への挿入により突部14
で小径部15が支持されて抜けが防止され、接続を解くに
は延長ワイヤ12の先端部12ａを引っ張ってやる。
【００１１】図６は図５の変形例で、小径部15の外周面
に柔軟性を有する合成樹脂又はゴム16がコーティングさ
れている。このように合成樹脂又はゴム16が小径部15の
外周面にコーティングされていると、接続状態で小径部
15が突部14で支持されるときに合成樹脂又はゴム16に突
部14が食い込み支持がより強固になる。
に柔軟性を有する合成樹脂又はゴム16がコーティングさ
れている。このように合成樹脂又はゴム16が小径部15の
外周面にコーティングされていると、接続状態で小径部
15が突部14で支持されるときに合成樹脂又はゴム16に突
部14が食い込み支持がより強固になる。
【００１２】尚、前記各実施例では延長ワイヤの先端部
に凹孔、ガイドワイヤの基端部に小径部をそれぞれ設け
たが、凹孔と小径部の設ける個所はこれとは逆であって
もよい。また、柔軟性のある充填剤としての合成樹脂又
はゴム４も一例を示したにすぎず、同効のものであれば
他のものを用いてもよい。
に凹孔、ガイドワイヤの基端部に小径部をそれぞれ設け
たが、凹孔と小径部の設ける個所はこれとは逆であって
もよい。また、柔軟性のある充填剤としての合成樹脂又
はゴム４も一例を示したにすぎず、同効のものであれば
他のものを用いてもよい。
【００１３】
【発明の効果】請求項１ないし４の発明は前記のような
構成からなるので、従来の長いガイドワイヤのように狭
窄部にバルーンカテーテルのバルーンを固定できる状態
を保ったまま簡単にカテーテルを交換することができる
ことは勿論のこと、従来の長いカテーテルでは不可能で
あった通常の血管内への挿入操作も容易に取り扱えると
いう優れた効果がある。
構成からなるので、従来の長いガイドワイヤのように狭
窄部にバルーンカテーテルのバルーンを固定できる状態
を保ったまま簡単にカテーテルを交換することができる
ことは勿論のこと、従来の長いカテーテルでは不可能で
あった通常の血管内への挿入操作も容易に取り扱えると
いう優れた効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す延長ワイヤ付きガイ
ドワイヤの一部省略の正面図である。
ドワイヤの一部省略の正面図である。
【図２】図１のＡ部拡大断面図である。
【図３】接続状態の拡大断面図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図５】別の実施例を示す接続状態の拡大断面図であ
る。
る。
【図６】図５の変形例を示す接続状態の拡大断面図であ
る。
る。
１，11 ガイドワイヤ ２，12 延長ワイヤ ３，13 凹孔 ４ 合成樹脂又はゴム ５，15 小径部 14 突部 16 合成樹脂又はゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ１６Ｇ 11/00 Ｊ
Claims (4)
- 【請求項１】 複数のカテーテルを交換可能にする延長
ワイヤ付きガイドワイヤであって、先端部と基端部を有
する所定長さのガイドワイヤと、同じく先端部と基端部
を有する所定長さの延長ワイヤとを具え、この延長ワイ
ヤの先端部とガイドワイヤの基端部のいずれか一方に端
面側開口の有底凹孔を設け、この凹孔内に柔軟性のある
充填剤を収容し、他方に前記凹孔に挿入され、充填剤を
その外周面と凹孔の内周面との間に圧密的に介在させて
取り外し可能に接続される小径部を設けたことを特徴と
する延長ワイヤ付きガイドワイヤ。 - 【請求項２】 充填剤が柔軟性を有する合成樹脂又はゴ
ムである請求項１記載の延長ワイヤ付きガイドワイヤ。 - 【請求項３】 複数のカテーテルを交換可能にする延長
ワイヤ付きガイドワイヤであって、先端部と基端部を有
する所定長さのガイドワイヤと、同じく先端部と基端部
を有する所定長さの延長ワイヤとを具え、この延長ワイ
ヤの先端部とガイドワイヤの基端部のいずれか一方に端
面側開口の有底凹孔を設けるとともに、この凹孔のある
端部を波形に屈曲形成し、他方に前記凹孔に挿入されて
取り外し可能に接続される小径部を設けたことを特徴と
する延長ワイヤ付きガイドワイヤ。 - 【請求項４】 小径部の外周面に柔軟性を有する合成樹
脂又はゴムがコーティングされている請求項３記載の延
長ワイヤ付きガイドワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163307A JPH084727A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 延長ワイヤ付きガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163307A JPH084727A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 延長ワイヤ付きガイドワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084727A true JPH084727A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15771347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163307A Withdrawn JPH084727A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 延長ワイヤ付きガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084727A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7547288B2 (en) | 2002-08-08 | 2009-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| JP2009222232A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Nylok Corp | ファスナーアセンブリ保持及び整合要素 |
| US7922673B2 (en) | 2002-08-23 | 2011-04-12 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US9056189B2 (en) | 2002-08-08 | 2015-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6163307A patent/JPH084727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7547288B2 (en) | 2002-08-08 | 2009-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US8007447B2 (en) | 2002-08-08 | 2011-08-30 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US8348859B2 (en) | 2002-08-08 | 2013-01-08 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US8968215B2 (en) | 2002-08-08 | 2015-03-03 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US9056189B2 (en) | 2002-08-08 | 2015-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US9295814B2 (en) | 2002-08-08 | 2016-03-29 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US7922673B2 (en) | 2002-08-23 | 2011-04-12 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| US8348860B2 (en) | 2002-08-23 | 2013-01-08 | Terumo Kabushiki Kaisha | Guide wire |
| JP2009222232A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Nylok Corp | ファスナーアセンブリ保持及び整合要素 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5709658A (en) | Rapid exchange type over-the-wire catheter | |
| US5807355A (en) | Catheter with rapid exchange and OTW operative modes | |
| US4907332A (en) | Device for connecting extendable guidewire sections for cardiovascular procedures | |
| CA2254592A1 (en) | Coiled transition balloon catheter, assembly and procedure | |
| JP3704355B2 (ja) | フレキシブルなニチノール製ワイアを有する食道用拡張バルーンカテーテル | |
| US4875489A (en) | Extendable guidewire | |
| US5133364A (en) | Guidewire extension with self-latching detachable connector | |
| US5997562A (en) | Medical wire introducer and balloon protective sheath | |
| JPH042272B2 (ja) | ||
| JPS60187737U (ja) | 留置チユ−ブガイド装置 | |
| JPH024390A (ja) | 心血管治療用延長可能ガイドワイヤシステム | |
| GB2044109A (en) | Catheter with variable flexural modulus | |
| JP2002126089A (ja) | カテーテル装置 | |
| DE60016676D1 (de) | Medizinischer Führungsdraht | |
| WO2003043685A3 (en) | High torque, low profile intravascular guidewire system | |
| JPH08501469A (ja) | 低摩擦ライニングを有するカテーテル先端 | |
| EP0960631A3 (en) | Dilation catheter structure | |
| EP0598403B1 (en) | Stylet for installing a retrograde coronary cannula | |
| JPS6222623A (ja) | 内視鏡用插入補助具 | |
| EP2394689B1 (en) | Storage device for balloon catheter | |
| JPH084727A (ja) | 延長ワイヤ付きガイドワイヤ | |
| JPS60261465A (ja) | 医療用チユ−ブ案内具 | |
| JP2005230535A (ja) | バルーンカテーテル | |
| US6652471B2 (en) | Pressure-sensing guidewire having improved torque | |
| JPH10309319A (ja) | カテーテル用ガイドワイヤ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |