JPS60842Y2 - 食器洗い機の排気構造 - Google Patents
食器洗い機の排気構造Info
- Publication number
- JPS60842Y2 JPS60842Y2 JP4785278U JP4785278U JPS60842Y2 JP S60842 Y2 JPS60842 Y2 JP S60842Y2 JP 4785278 U JP4785278 U JP 4785278U JP 4785278 U JP4785278 U JP 4785278U JP S60842 Y2 JPS60842 Y2 JP S60842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- exhaust
- water
- cleaning tank
- tableware
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗浄槽内の水を加熱してスチームを発生し該ス
チームを食器類に接触させる工程を有する食器洗い機に
係り、特にその排気構造に関するものである。
チームを食器類に接触させる工程を有する食器洗い機に
係り、特にその排気構造に関するものである。
一般に、食器洗い機にあっては、洗浄機本体の外部排気
口と洗浄槽の排気口とを単に排気ダクトにより連結し、
乾燥時に洗浄槽内の湿った空気を機外に排出するよう構
成しているものである。
口と洗浄槽の排気口とを単に排気ダクトにより連結し、
乾燥時に洗浄槽内の湿った空気を機外に排出するよう構
成しているものである。
ところが、このような排気構造を、洗浄槽内の水を加熱
してスチームを発生し該スチームを食器類に接触させる
工程を有する食器洗い機に実施した場合、洗浄槽内のス
チームが比較的スムースに機外に流出することになり、
スチームが無駄に排出されるばかりか、熱の損失ともな
り、又スチ7ムが食器類と充分に接触せず、所期の目的
を充分に達成できなくなるものであった。
してスチームを発生し該スチームを食器類に接触させる
工程を有する食器洗い機に実施した場合、洗浄槽内のス
チームが比較的スムースに機外に流出することになり、
スチームが無駄に排出されるばかりか、熱の損失ともな
り、又スチ7ムが食器類と充分に接触せず、所期の目的
を充分に達成できなくなるものであった。
然るに、従来ではスチーム発生時に外部排気口を閉じ、
乾燥時に上記排気口を開けるダンパー機構を設けて、上
述のような不都合を解消していたが、このものではコス
ト的に高くなり、構造的にも複雑になるという欠点を招
き、実用上余り好ましいものではなかった。
乾燥時に上記排気口を開けるダンパー機構を設けて、上
述のような不都合を解消していたが、このものではコス
ト的に高くなり、構造的にも複雑になるという欠点を招
き、実用上余り好ましいものではなかった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、以下図
面に示した本考案の実施例について詳細に説明する。
面に示した本考案の実施例について詳細に説明する。
第1図は本考案の食器洗い機−実施例概略構成側断面図
、第2図は本考案の要部構成断面図である。
、第2図は本考案の要部構成断面図である。
図において、1は食器洗い機の本体、2は開閉自在な扉
3を備えた洗浄槽、4は洗浄槽2の底部に配置した多数
の噴出ノズル5・5・・・を有するスプリンクラ−16
は本体1と上記洗浄槽2間に配設した循環用ポンプであ
る。
3を備えた洗浄槽、4は洗浄槽2の底部に配置した多数
の噴出ノズル5・5・・・を有するスプリンクラ−16
は本体1と上記洗浄槽2間に配設した循環用ポンプであ
る。
この循環ポンプ6と排水管7の一部に設けた排水ポンプ
8はフィルター9を介して連結接続されており、排水弁
10を通って外部へ排出するようにしている。
8はフィルター9を介して連結接続されており、排水弁
10を通って外部へ排出するようにしている。
上記スプリンクラ−4の下部、洗浄槽2の底部に洗浄水
の昇温用及び乾燥用の熱源(図示せず)を内蔵したスチ
ーム室11をスチームカバー12に被覆されて設けられ
ている。
の昇温用及び乾燥用の熱源(図示せず)を内蔵したスチ
ーム室11をスチームカバー12に被覆されて設けられ
ている。
このスチームカバー12の適宜位置にスチームを噴出す
るスチーム発生口13を形成している。
るスチーム発生口13を形成している。
上記洗浄槽2に並設して洗剤投入箱14を配設し使用状
態に順じて洗浄槽2内に供給している。
態に順じて洗浄槽2内に供給している。
上記排水ポンプ8の反対側よりプーリ等の伝達手段によ
って送風装置15を駆動するようにしている。
って送風装置15を駆動するようにしている。
上記送風装置15と洗浄槽2は送風ダクト16を介して
連結接続している。
連結接続している。
17はスプリンクラ−4の上方にて洗浄槽2に出入自在
に装備される食器籠で食器類を載置する。
に装備される食器籠で食器類を載置する。
18は洗浄槽2の上部に開口してシャワー状に給水する
給水口で電磁式の給水弁25を介して水源に接続してい
る。
給水口で電磁式の給水弁25を介して水源に接続してい
る。
19は洗浄槽2の後方側面適宜位置において排気部を形
成する多数の小孔、例えば2φ以下の大きさを有するパ
ンチング孔である。
成する多数の小孔、例えば2φ以下の大きさを有するパ
ンチング孔である。
20は本体1の後板に穿設した外部排気口で、その上縁
より下方に張出すルーバー20aを備えている。
より下方に張出すルーバー20aを備えている。
21は排気用パンチング孔19と外部排気口20とを連
絡する排気ダクトで、洗浄槽2側即ちパンチング孔19
に向って下がり傾斜している。
絡する排気ダクトで、洗浄槽2側即ちパンチング孔19
に向って下がり傾斜している。
22は排気ダクト21内に配設した排気フィルターで、
スチーム発生時に排気ダクト21内に流入したスチーム
に対して抵抗体として作用し、スチームの機外流出を抑
制する。
スチーム発生時に排気ダクト21内に流入したスチーム
に対して抵抗体として作用し、スチームの機外流出を抑
制する。
23は外部排気口20に設けた排気カバーである。
24は洗浄槽2の水位を検出して動作する水位スイッチ
(図示せず)と相俟って循環ポンプ6、排水弁10、給
水弁25及び熱源等を所定の洗浄サイクルに従って制御
し、各工程を順次行なわせるプログラムタイマーである
。
(図示せず)と相俟って循環ポンプ6、排水弁10、給
水弁25及び熱源等を所定の洗浄サイクルに従って制御
し、各工程を順次行なわせるプログラムタイマーである
。
(前洗浄工程)
給水弁25が開放して給水口18よりシャワー状に給水
腰洗浄槽2内の水位が所定水位に達した時点で循環ポン
プ6が駆動される。
腰洗浄槽2内の水位が所定水位に達した時点で循環ポン
プ6が駆動される。
すると、洗浄槽2内の水はスプリンクラ−4の噴出ノズ
ル5・5・・・から噴出されて食器類に付着した残滓を
洗い流すと同時に、落ち難い飯粒等のデンプン質を湿潤
状態にする。
ル5・5・・・から噴出されて食器類に付着した残滓を
洗い流すと同時に、落ち難い飯粒等のデンプン質を湿潤
状態にする。
そして所定時間が経過すると排水弁10を開放して排氷
ポンプ8により強制的に外部に排出し、これらの終了に
より次工程に移行する。
ポンプ8により強制的に外部に排出し、これらの終了に
より次工程に移行する。
(スチーム洗浄工程)
前工程と同様に洗浄槽2内に給水がなされ、所定水位に
達した時点て熱源に通電する。
達した時点て熱源に通電する。
すると、この熱源によって洗浄槽2内の水を加熱すると
共にスチーム室11の水が集中的に加熱されスチーム発
生口13よりスチーム発生が行なわれる。
共にスチーム室11の水が集中的に加熱されスチーム発
生口13よりスチーム発生が行なわれる。
この時、スチームは排気ダクト21内に流入するが、そ
の際に小径のパンチング孔19による抵抗を受さ、さら
にその内部にある排気フィルター22により抵抗を受け
て機外への流出が抑制される為、洗浄槽2内に充満して
食器類と充分に接触することになる。
の際に小径のパンチング孔19による抵抗を受さ、さら
にその内部にある排気フィルター22により抵抗を受け
て機外への流出が抑制される為、洗浄槽2内に充満して
食器類と充分に接触することになる。
又、スチームが排気フィルター22に接触し結露した場
合、その水は排気ダクト21の傾斜により洗浄槽2内に
再び流入して加熱され、スチームになり、再利用される
。
合、その水は排気ダクト21の傾斜により洗浄槽2内に
再び流入して加熱され、スチームになり、再利用される
。
そしてこのスチームが洗浄槽2内の食器類に接触し、前
工程て湿潤状態になったデンプン質を溶かすことになる
。
工程て湿潤状態になったデンプン質を溶かすことになる
。
(本洗浄工程)
所定時間が経過して本工程に移行すると、先ず洗浄槽2
内に給水を行ってその不足分を補う。
内に給水を行ってその不足分を補う。
そして、その後循環ポンプ6及び熱源に通電され、洗剤
を洗剤投入箱14より洗浄槽2内に投入すると共にスプ
リンクラ−4の噴出ノズル5・5・・・から温水を噴射
して、食器類の洗浄が行なわれる。
を洗剤投入箱14より洗浄槽2内に投入すると共にスプ
リンクラ−4の噴出ノズル5・5・・・から温水を噴射
して、食器類の洗浄が行なわれる。
この場合、洗浄水として温水を用いる上に、前段のスチ
ーム洗浄工程においてデンプン質が溶解状態におかれて
いるため、落ち難い飯粒等のデンプン質も簡単に洗い流
されることになる。
ーム洗浄工程においてデンプン質が溶解状態におかれて
いるため、落ち難い飯粒等のデンプン質も簡単に洗い流
されることになる。
従って本洗浄工程は短時間で初期の目的を達成できる。
そして、所定時間が経過すると排水弁10が開いて排水
ポンプ8により強制的に排水動作が行なわれ、その後次
工程に移行する。
ポンプ8により強制的に排水動作が行なわれ、その後次
工程に移行する。
(濯ぎ工程)
先に述べた前洗浄工程と同じような動作が行なわれ、食
器類を清浄な水により濯ぎ洗剤等で洗い流す。
器類を清浄な水により濯ぎ洗剤等で洗い流す。
(スチーム乾燥工程)
先のスチーム洗浄工程と同様に、熱源を投入することに
よって洗浄槽2内の水を加熱すると共にスチーム室11
の水が集中的に加熱されスチーム発生口13よりスチー
ム発生が行なわれる。
よって洗浄槽2内の水を加熱すると共にスチーム室11
の水が集中的に加熱されスチーム発生口13よりスチー
ム発生が行なわれる。
このスチームを食器類に接触させる。
これにより、食器類に付着している水分はスチームのも
つ潜熱(気化熱)によって蒸発する。
つ潜熱(気化熱)によって蒸発する。
そして、この時にもスチーム洗浄工程と同様に、スチー
ムは小径のパンチング孔19及び排気フィルター22に
より機外への流出を抑制される。
ムは小径のパンチング孔19及び排気フィルター22に
より機外への流出を抑制される。
又スチームの高熱によって食器類の殺菌も行なわれる。
このスチーム乾燥工程は場合によっては省略してもよい
。
。
(乾燥工程)
この乾燥工程に入ると同時に排水ポンプ8を駆動し排水
弁10を開いて水を外部に排出する。
弁10を開いて水を外部に排出する。
この水を排水した後熱源に通電することにより乾燥が行
なわれる。
なわれる。
そして前段のスチーム乾燥工程を経ると食器類に付着し
ていた水分がある程度蒸発してしまっているため短時間
で食器類を乾燥できることになる。
ていた水分がある程度蒸発してしまっているため短時間
で食器類を乾燥できることになる。
そして排水ポンプを回転すると同時に送風装置15が駆
動され、送風ダクト16より洗浄槽2内に供給し熱源部
に送風することによって熱風乾燥が行なわれる。
動され、送風ダクト16より洗浄槽2内に供給し熱源部
に送風することによって熱風乾燥が行なわれる。
この熱風により洗浄槽2内に滞溜するスチーム、湿った
空気を強制的に排気ダクト21、排気フィルター22を
経て外部排気口20から機外に排出する。
空気を強制的に排気ダクト21、排気フィルター22を
経て外部排気口20から機外に排出する。
この送風装置15を設けることにより乾燥時間をさらに
短縮する。
短縮する。
以上の様に本考案の構成によれば、洗浄槽の排気部を多
数の小孔に形成し、かつ排気ダクト内に排気フィルター
を設けるという簡単な構成によりスチームの機外への流
出を抑制してスチームを食器類に充分に接触させること
ができ、熱効率の面からも良好で、安価に得ることがで
きる。
数の小孔に形成し、かつ排気ダクト内に排気フィルター
を設けるという簡単な構成によりスチームの機外への流
出を抑制してスチームを食器類に充分に接触させること
ができ、熱効率の面からも良好で、安価に得ることがで
きる。
しかも、排気ダクトを洗浄槽側に向って下がり傾斜した
ことにより、排気フィルターで結露した水を洗浄槽内に
導き、スチームの発生に再利用でき、実用上優れた考案
である。
ことにより、排気フィルターで結露した水を洗浄槽内に
導き、スチームの発生に再利用でき、実用上優れた考案
である。
第1図は本考案の食器洗い機−実施例概略構成側断面図
、第2図は本考案の要部構成側断面図である。 8・・・排水ポンプ、11・・・スチーム室、12・・
・スチームカバー 13・・・スチーム発生口、15・
・・送風装置、19・・・排気用パンチング孔、20・
・・排気口、21・・・排気ダクト、22・・・排気フ
ィルター、23・・・排気カバー。
、第2図は本考案の要部構成側断面図である。 8・・・排水ポンプ、11・・・スチーム室、12・・
・スチームカバー 13・・・スチーム発生口、15・
・・送風装置、19・・・排気用パンチング孔、20・
・・排気口、21・・・排気ダクト、22・・・排気フ
ィルター、23・・・排気カバー。
Claims (1)
- 洗浄槽内の水を加熱してスチームを発生し該スチームを
食器類に接触させる工程を有する食器洗い機において、
洗浄槽に多数の小孔よりなる排気部を設け、この洗浄槽
の排気部と洗に機本体の外部排気口とを連結する排気ダ
クトを設け、この排気ダクトを排気部に向って下がり傾
斜させると共に、排気ダクト内にはスチームの流出に対
して抵抗となる排気フィルターを設けたことを特徴とす
る食器洗い機の排気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4785278U JPS60842Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | 食器洗い機の排気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4785278U JPS60842Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | 食器洗い機の排気構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150366U JPS54150366U (ja) | 1979-10-19 |
JPS60842Y2 true JPS60842Y2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=28930472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4785278U Expired JPS60842Y2 (ja) | 1978-04-11 | 1978-04-11 | 食器洗い機の排気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60842Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2731066B2 (ja) * | 1992-01-31 | 1998-03-25 | 三洋電機株式会社 | 乾燥機 |
JP7065577B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2022-05-12 | ホシザキ株式会社 | 洗浄機 |
-
1978
- 1978-04-11 JP JP4785278U patent/JPS60842Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150366U (ja) | 1979-10-19 |
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