JP2001046298A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2001046298A
JP2001046298A JP11223426A JP22342699A JP2001046298A JP 2001046298 A JP2001046298 A JP 2001046298A JP 11223426 A JP11223426 A JP 11223426A JP 22342699 A JP22342699 A JP 22342699A JP 2001046298 A JP2001046298 A JP 2001046298A
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JP
Japan
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water
washing
storage tank
washing water
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP11223426A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Sano
壮一 佐野
Ryoichi Kobayashi
良一 小林
Tamotsu Shikamori
保 鹿森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の洗浄水取込み口構造では、供給水量が少
ないと、食器収納槽内の洗浄水水面に渦が発生し、洗浄
水取込み口から空気が入り込み、ポンプ11内に空気が
入り加圧水量が減りかつ騒音が大きくなる現象が発生す
るため、食器収納槽内の洗浄水水面の渦の発生を抑える
ことが課題となった。 【解決手段】水溜ケース内の洗浄水取込み口カバーの先
端部に板部を設け、洗浄水取込み口に入る洗浄水を整流
することで、渦の発生を抑えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄機に係
り、さらに詳しくは、食器洗浄機の洗い・すすぎ行程時
の水量を低減するものである。
【0002】
【従来の技術】図3を用いて従来の食器洗浄機の構造に
ついて説明する。
【0003】食器洗浄機の一連の行程は、「加熱洗
い」,「水すすぎ」,「加熱すすぎ」,「乾燥」の順で
行われるのが一般的であり、「加熱洗い」は、温度と加
圧水の水圧・水量により洗浄力が左右される。
【0004】また、「加熱すすぎ」は、抗菌及び次行程
の「乾燥」を行うための予熱行程でもあり、最高温度7
0〜80℃まで加熱している。
【0005】さらに、食器洗浄機1において、加圧水供
給手段であるポンプ11に空気を巻き込んだ場合、加圧
水量が減りかつ騒音が大きくなるため、各行程の供給水
量50は加圧水量とのバランスにより決定されている。
加圧水供給手段であるポンプ11は通常一定出力のた
め、加圧水量は各行程とも一定量となり、「加熱洗い」に
おける加圧水量とのバランスにより決定した供給水量5
0が各行程の供給水量50となる。この供給水量50を
ポンプ11により循環させ、アームノズル10の小孔1
0aから噴射水52を食器40に当て汚れを落とし、す
すぎ行程で食器をすすぐ。
【0006】この洗い、すすぎ行程における、加圧水供
給手段であるポンプ11に空気を巻き込む現象とは、食
器収納槽内の洗浄水取込み口からの洗浄水吸込み量が多
く、食器収納槽内の洗浄水水面から洗浄水取込み口にか
けて渦が発生し、洗浄水取込み口から空気が入り込み、
ポンプ11内に空気が入ることにより起こる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、洗
い,すすぎ行程において、食器収納槽内の洗浄水水面か
ら洗浄水取込み口にかけて渦が発生するのを抑え、ポン
プ11内に空気が入るのを抑えることで供給水量50を
少なくし、省エネ化を図った食器洗浄機を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明では、食器収納槽内の洗浄水取込み口にカバーを取
り付ける構成とし、前記カバーの先端部の上面に複数の
穴を有する板を設け、渦の発生を抑えることにより達成
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例,構成及
びその作用,効果について詳細に説明する。まず、コン
パクト食器洗浄機の概要を、図2〜図5を引用して説明
する。図2は、食器洗浄機の全体的外観形状を示す斜視
図、図3は、図2に示す食器洗浄機の内部構造を示す縦
断側面図、図4は食器洗浄機のベースにおける部品構成
図、図5は図2に示す食器洗浄機の背面図を示す図であ
る。
【0010】図2〜図5において、符号1は食器洗浄機
を総称しており、食器洗浄機1は、箱型の外枠2を有し
ている。外枠2内には、図3の如く、食器収納槽3が配
置されており、その上面に上方に開口する蓋4が設けら
れている。蓋4の前方には、取っ手レバー25と前記蓋
4のロックと蓋スイッチ15のON−OFF動作を連動
させるためのラッチ14が設置している。食器収納槽3
には、段部3a,3bが設けられており、この取付け部
3aに食器収納用下かご8,取付け部3bにはグラス用
かご9が着脱自在に配置されている。
【0011】食器収納槽3の下方には、図4に示すよう
に、ベース7上に洗浄,排水一体ポンプ11が配置され
ており、ポンプ11はポンプモータ12を有している。
ポンプ11に隣接して前記食器収納槽3内に送風するた
めの送風モータ18,水を温水に変え、前記送風モータ
18からの風を温風に変えるヒータ17がある。図3よ
り、食器収納用下かご8の真下には、中央部を支点とし
て回転するアームノズル10が設けられている。アーム
ノズル10の上面には、複数個の小孔10aが設けられ
ている。
【0012】食器収納槽3の背面には、図5に示すよう
に、給水電磁弁16が配置されている。
【0013】また、図3の食器収納槽3の前面には、フ
ロントカバー6が取付けられ、前記フロントカバー6に
は各電気部品を制御するコントローラ13が配置されて
いる。フロントカバー6には、蓋4の開閉時、前記蓋4
のロック及びロックを解除するボタン5が設置してい
る。
【0014】ここで前記構成よりなる食器洗浄機1の洗
浄,水すすぎ,温水すすぎ,乾燥動作について説明す
る。まず、洗浄動作は、図2の電源スイッチ30を押
し、コース設定ボタン31、そして、スタートボタン3
2を押すことにより、図2に示した給水電磁弁16に通
電し、食器収納槽3に洗浄水を給水して、図4に示すヒ
ータ17に通電した状態でポンプモータ12に通電し、
図5のランナー19を回転させて、図4の食器収納槽3
の底部に配置されている水溜め部20より水を吸い込
み、ポンプ吐出し口21より、図3のアームノズル10
内に圧力水を供給する。そして、アームノズル10の小
孔10aから食器収納用下かご8,グラス用かご9内の
食器40に圧力水を直接噴射することにより、これら
に、付着している汚れを剥離,分散させる。なお、この
とき、アームノズル10からの圧力水を食器収納槽3内
の全域にわたって噴射する。一定時間洗浄が行われたな
らば、図4のヒータ17の通電を停止して洗浄動作を終
了させ、図5のランナー19の回転方向を逆転させ、図
3の食器収納槽3内の洗浄水を機外に排出させる。
【0015】次に、すすぎ動作は、前記洗浄動作と同じ
動作を数回繰り返して行い、温水すすぎ動作時には、図
4のヒータ17への通電を行う。最後に、乾燥動作は、
送風モータ18に通電して送風ファン22に回転させ、
ヒータ17,送風通路23を介して食器収納槽3内に送
風する。
【0016】なお、このとき、ヒータ17は、通電をO
N,OFFして冷風を温風に変えており、この温風によ
り、食器収納槽3内に付着している水滴、及び残水、さ
らには、食器収納用下かご8やグラス用かご9内に収納
されている食器40に付着している水滴を蒸気に変え、
排気口24を介して機外に排出する。そして、一定時間
乾燥動作が行われたならば、食器洗浄機1の運転が終了
する。
【0017】次に、本発明の主要構成である食器収納槽
内の洗浄水取込み口カバーの指示構成について、図1,
図6を引用して説明する。図1は本発明を具備した食器
洗浄機の内部構造を示す縦断側面図、図6は従来の洗浄
水取込み口構造の斜視図を示す。
【0018】図6より、従来の洗浄水取込み口構造で
は、供給水量50が少ないと、食器収納槽内の洗浄水水
面に渦が発生し、洗浄水取込み口60から空気が入り込
み、ポンプ11内に空気が入り加圧水量が減りかつ騒音
が大きくなる現象が発生する。図1より、本発明の構成
を説明すると、アームノズル10より噴射された洗浄水
は、水溜ケース20内に戻り洗浄水取込み口カバー61
の先端部の板61aに整流され洗浄水取込み口60から
ポンプ11に流れていく。ここで板61aと水溜ケース
20間の開口面積は、洗浄水取込み口60の面積より大
きな構成とする。
【0019】図1による構成とした場合、従来より少な
い供給水量50においても運転可能となることから、供
給水量の低減,ヒータの通電時間の低減等省エネ化が図
れる。
【0020】
【発明の効果】以上のことより、前記構成よりなる本発
明によれば、洗い行程・すすぎ行程時の供給水量を少な
くでき、かつ洗浄水の単位時間当たりの温度上昇値が上
がることから、運転時間の短縮およびヒータ通電時間の
短縮による省エネ化を図ることができる。以上より、顧
客に対しても信頼性の高い製品を提供でき、さらには、
運転時の省エネ化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備した食器洗浄機の内部構造を示す
斜視図である。
【図2】食器洗浄機の全体的外観形状を示す斜視図であ
る。
【図3】図2に示す食器洗浄機の内部構造を示す縦断側
面図である。
【図4】図2に示す食器洗浄機のベースにおける部品構
成図である。
【図5】図2に示す食器洗浄機の背面図である。
【図6】従来の洗浄水取込み口構造斜視図である。
【符号の説明】
1…食器洗浄機、2…外枠、3…食器収納槽、3a,3
b…段部、4…蓋、5…ボタン、6…フロントカバー、
7…ベース、8…食器収納用下かご、9…グラス用か
ご、10…アームノズル、10a…小孔、11…ポン
プ、12…ポンプモータ、13…コントローラ、15…
取手レバー、16…給水電磁弁、17…ヒータ、18…
送風モータ、19…ランナー、20…水溜ケース、21
…ポンプ吐出し口、22…送風ファン、23…送風経
路、24…排気口、30…電源スイッチ、31…コース
設定ボタン、32…スタートボタン、40…食器、50
…供給水(循環水)、52…噴射水、60…洗浄水取込
み口、61…洗浄水取込み口カバー、61a…板部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鹿森 保 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3B082 BA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器収納槽を有し、前記食器収納槽を覆い
    外郭を構成した本体と、食器洗浄用の加圧水供給手段
    と、水を温水へ変え、また、前記食器収納槽内の温度を
    上昇させるためのヒータと、前記食器収納槽内の洗浄水
    を機外へ排出する排水ポンプを有し、食器の洗浄行程,
    水すすぎ行程,加熱すすぎ行程及び、乾燥の行程を実行
    する制御装置を備え、前記食器収納槽内の洗浄水を取込
    み、前記加圧水供給手段により前記食器収納槽内に加圧
    した洗浄水を供給する経路を有し、前記食器収納槽内の
    洗浄水取込み口にカバーを取り付ける構成とした食器洗
    浄機において、 前記カバーの先端部に板を有することを特徴とする食器
    洗浄機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記カバーの先端部の板上に複数の穴を設けることを特
    徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記カバーの先端部の板上に複数のスリットを設けるこ
    とを特徴とする食器洗浄機。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記カバーの中途面から板を設けることを特徴とする食
    器洗浄機。
JP11223426A 1999-08-06 1999-08-06 食器洗浄機 Pending JP2001046298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7621283B2 (en) 2003-06-30 2009-11-24 General Electric Company Appliance methods and apparatus
WO2019095745A1 (zh) * 2017-11-17 2019-05-23 陈浩航 一种用于洗碗机的洗涤系统
WO2019095743A1 (zh) * 2017-11-17 2019-05-23 陈浩航 一种用于洗碗机的餐具清洗方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7621283B2 (en) 2003-06-30 2009-11-24 General Electric Company Appliance methods and apparatus
WO2019095745A1 (zh) * 2017-11-17 2019-05-23 陈浩航 一种用于洗碗机的洗涤系统
WO2019095743A1 (zh) * 2017-11-17 2019-05-23 陈浩航 一种用于洗碗机的餐具清洗方法

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