JPS6084291A - ペニシリン誘導体 - Google Patents

ペニシリン誘導体

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JPS6084291A
JPS6084291A JP58192040A JP19204083A JPS6084291A JP S6084291 A JPS6084291 A JP S6084291A JP 58192040 A JP58192040 A JP 58192040A JP 19204083 A JP19204083 A JP 19204083A JP S6084291 A JPS6084291 A JP S6084291A
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山辺 茂
Motoaki Tanaka
基明 田中
Tomio Yamazaki
山崎 富生
Naofumi Ishida
石田 直文
Akira Kajitani
亮 梶谷
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なペニシリン誘導体、その塩及びそのエス
テル並びにそれらの製造法に関する。
本発明のペニシリン誘導体は下記一般式(I)で表わさ
れる。
〔式中R1及びR2は同−又は相異って水素原子、低級
アルキル基、低級アルコキシ基、置換基としてハロゲン
原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選ばれ
る基を有することのあるフェニル基、低級アシル基、ト
リフルオロメチル基、カルバモイル基、低級アルヘキy
v誼換カルバモイル基、低級アルコキシ直換低級アルキ
ル基、シアノ基、ホルミル基、式−5(0)1Ra (
式中R8は低級アルキル基を、nは0,1又は2を示す
)で表わされる基又は式−COOR4(式中R4はニト
ロ置換ベンジル基、アルカリ金属原子、炭素数7〜18
のアルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基
を示す)で表わされる基を示す。但し、R1”I’l+
 +1# +’+ 17 仁=NJ−1++ 」、鯛宸
r−’−f 7+’+’! −1−呼 1日 人 +、
s +i八 J )本発明のペニシリン誘導体、その医
薬として許容される塩及びそのエステルは、いずれも新
規化合物であり、之等はβ−ラクタマーゼ阻害作用を有
し、β−ラクタマーゼ阻害剤として有用である。
市販抗生物質の中でβ−ラクタム環を有するβ−ラクタ
ム系抗生物質即ちペニシリン類及びセファロスポリン類
は、最もよく知られ、且つ繁用されている。これらβ−
ラクタム系抗生物質は、有用な化学療法剤として広く用
いられているにもかかわらず、ある種の微生物に対して
は、その耐性のため十分な効果が得られない。これらの
ある種の微生物のβ−ラクタム系抗生物質に対する耐性
は、通常該微生物により生産されるβ−ラクタマーゼ、
即ちβ−ラクタム系抗生物質のβ−ラクタム卯を開裂し
抗菌活性を有さない生成物とする酵素、によるものであ
る。従って前記β−ラクタム系抗生物質が十分な効力を
現わすためには、β−ラクタマーゼの作用をなくするか
またはその作用を最小に抑えることが必要である。この
β−ラクタマーゼの作用の消失乃至抑制は、β−ラクタ
マーゼ阻害剤により達成され、そのようなβ−ラクタマ
ーゼ阻簀剤は、これをβ−ラクタム系抗生物質と共に使
用することにより、該抗生物質の抗菌活性を上昇させる
ことができる。
本発明者らは種々の化合物を合成し研究した結果、上記
一般式(I)で示されるペニシリン誘導体、その医薬と
して許容される塩及びそのエステルが、β−ラクタマー
ゼに対してすぐれたl害効果を有することを見い出し、
本発明を完成するに至った。
本発明化合物を表わす前記一般式(I)において、R1
+ R2及びR8で表わされる低級アルキル基としては
炭素数1〜6の直鈷状もしくは分枝状のアルキル基、例
えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、
ペンチル、ヘキシル基を例示することができる。R1及
びR2で表わされる低級アルコキシ基としては炭素数1
〜6の直鎖状もしくは分枝状のアルコキシ基、例えばメ
トキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ブトキシ、t−ブ
トキシ。
ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ基を、また置換基とし
てハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基
から選ばれる基を有することのあるフェニル基としては
、フェニル基に上記で定義した低級アルキル基、を級ア
ルコキシ基及びフッ累。
塩素、臭素、ヨウ素の各原子か1〜5個置換し、又は置
換しないフェニル基、具体的にはフェニル。
2−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2−エチル
フェニル、4−エチルフェニル、 2,4.6−トリメ
チルフェニル、2−メトキシフェニル、4−メドキシフ
エニル、2.4−ジメトキシフェニル。
4−クロルフェニル、4−ブロモフェニル、 2.4−
ジクロルフェニル、4−フルオロフェニル、4 ・−ブ
ロモフェニル基等を例示することができる。
低級アシル基としては炭素数2〜6の脂肪族アシル基、
具体的にはアセチル、プロピオニル、フチリル基等を、
低級アルコキシ置換低級アルキル基としては具体的に仲
メトキシメチル、エトキシメチル、プロピルオキシメチ
ル、ブトキシメチル。
メトキシエチル、エトキシエチル、プロピルオキシエチ
ル、ブトキシエチル基等を、低級アルキル置換カルバモ
イル基としては、メチルカルバモイル、エチルカルバモ
イル、プロピルカルバモイル。
ブチルカルバモイル、ペンチルカルバモイル、イソプロ
ピルカルバモイル、t−ブチルカルバモイル基等を、式
−5(0)nRaで表わされる基としては具体的には、
 5−CHg* 5C2H5* 5CaHy*を形成す
るR4で表わされるニトロ置換ベンジル基。
アルカリ金属原子、炭素数7〜18のアルキル基。
低級アルケニル基及び低級アルキニル基としてはそれぞ
れ次に示す各基を具体的に例示することができる。
ニトロ置換ベンジル基・・・o * m m p O各
ニトロベンジル基 アルカリ金属原子・・・リチウム、ナトリウム、カリウ
ム原子等 炭素数7〜18のアルキル基・・・ヘプチル、オクチル
、デシル、ウンデシル、テトラデシル、オクタデシル基
等 低級アルケニル基・・・炭素数2〜60アルケニル基、
具体的にはプロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセ
ニル基等 低級アルキニル基・・・炭素数2〜6のアルキニル基、
具体的にはプロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシ
ニル基等。
また本発明ペニシリン訪導体(I)のエステルとしては
、通常よく知られるペニシリンカルボキシル基の保護基
により保藤されたエステル及び生体内で加水分解される
エステルを挙げることができる。2等エステル及び該エ
ステルを形成する保護基としては、例えば特開昭49−
81880号公報やエッチ・イー・フライン編セファロ
スポリンアンド ペニシリンズ、ケミストリー アンド
バイオロジー(1972年 アカデミツクプレス発行)
に記載の、通常のβ−ラクタム系抗生物質に慣用される
もののいずれであってもよい。その代表的具体例として
は、例えばメチル、エチル。
プロピル、ブチル、 tert−ブチル、トリクロロエ
チル等の置換又は非置換アルキル基;ベンジル。
ジフェニルメチル、p−ニトロベンジル等の置換又は非
置換アラルキル基;アセトキシメチル、アセトキシエチ
ル、プロピオニルオキシエチル、ピバロイルオキシメチ
ル、ピバロイルオキシプロビル、ベンゾイルオキシメチ
ル、ベンゾイルオキシエチル、ベンジルカルボニルオキ
シメチル、シクロヘキシルカルボニルオキシメチル等の
アシルオキシアルキル基;メトキシメチル、エトキシメ
チル、ベンジルオキシメチル等のアルコキシアルキル基
;8−フタリジル基、4−クロトノラクトニル基、γ−
ブチロラクトンー4−イル基等のラクトン及び置換又は
非置換フェニル基;その他(2−オキソ−1,8−ジオ
キシアン−4−イル)メチル基、(5−メチル−2−オ
キソ−1,8−ジオキソタン−4−イル)メチル!、(
5−フェニル−2−オキソ−1,8−ジオキソデン−4
−イル)メチル基、テトラヒドロピラニル基、ジメチル
アミノエチル基、ジメチルクロロシリル基、トリクロロ
シリル基等を例示することができる。
また前記一般式(1)で表わされる本発明化合物の塩と
しては、例えばナトリウム、カリウム、リチウム等のア
ルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ
土類金属塩、シクロヘキシルアミン、トリメチルアミン
、ジェタノールアミン等の有機アミン塩、アルギニン、
リジン等の塩基性アミノ酸塩、アンモニウム塩等が例示
される。
本発明化合物と併用され、抗菌活性を上昇され得る抗生
物質としては、通常のペニシリン類例えばアンピシリン
、アモキシシリン、ヘタシリン。
シクラシリン、メシリナム、カルベニシリン、スルペニ
シリン、チカルシリン、ピペラジリン、アパルシリン、
メチシリン、メゾロシリン等及び之等の塩類やバカーン
ピシリン、カリンダシリン、タランピシリン、カルフエ
シリン、ビブメシリナム等のエステル類並びにセファロ
スポリン類例えばセファロリジン、セファロチン、セフ
ァピリン。
セフアセドリル、セファゾリン、セファレキシン。
セフラジン、セフオチアム、セファマンドール。
セフロキシム、セフオキシン、セフメタゾール。
セフスロジン、セフオペラゾン、セフオタキシム。
セフチゾキシム、セフメツキシム、ラタモキセフ。
セファクロール、セフロキサジン、セファトリジン、セ
ファドロキシル、セファログリシン等及びこれらの塩類
等の各種ダラム陽性菌及びグラム陰性菌に対して抗菌作
用を示すβ−ラクタム抗生物質を例示できる。本発明化
合物及びこれと併用されるβ−ラクタム抗生物質の配合
割合は、重量比にて通常1:約0.1〜10、好ましく
はl:約0.2〜5とするのが良い。
本発明のペニシリン誘導体(I)は、その有するR1及
びR2基の種類に応じて、下記反応工程式に示す各種方
法に従い製造することができる。
反応工程式−1 CTI)(mV) (I) (式中R6及びR7は前記R1及びR2と同一であるが
、式−COOR4(式中R4はアルカリ金属原子を示す
)で表わされる基を除くものとする。またRrIはペニ
シリンカルボキシル保護基を示す、)上記においてR6
で表わされるペニシリンカルボキシル保護基としては、
通常公知のものでよく、具体的には、例えば前記特開昭
49−81880号公報及びエッチ・イー・フライン編
セファロスポリン アンド ペニシリンズ、ケミストリ
ーアンド バイオロジー、(1972年 アカデミツク
プレス発行)に記載のものをいずれも使用できる。好ま
しいR6基としては、例えばメチル、エチル、プロピル
、ブチル、 tert−ブチル、トリクロロエチル等の
置換又は非置換アルキル基;ベンジル、ジフェニルメチ
ル、p−ニトロベンジル等の置換又は非置換アラルキル
基;アセトキシメチル、アセトキシエチル、プロピオニ
ルオキシエチル、ピバロイルオキシエチル、ピバロイル
オキシプロピル、ベンゾイルオキシメチル、ベンゾイル
オキシエチル、ベンジルカルボニルオキシメチル、シク
ロヘキシルカルボニルオキシメチル等のアシルオキシア
ルキル基:メトキシメチル、エトキシメチル、ベンジル
オキシメチル等のアルコキシアルキル基;その他テトラ
ヒドロピラニル、ジメチルアミノエチル、ジメチルクロ
ロシリル、トリクロロシリル基等が例示される。
上記反応工程式−1における各工程は、より詳細には以
下の如くして実施される。
(AIi> よ 一般式(n)で表わされるペニシラン酸M導体も一般式
(In)で表わされるアセチレン誘導体とを反応させる
ことにより、一般式(mV)で表わされる化合物を得る
。本反応は一般式(n)で表わされるペニシラン酸誘導
体を、適当な溶媒中で該誘導体1モルに対して約1〜5
0倍モル当量、好ましくは約1〜lO倍モル当址の一般
式(■)のアセチレン誘導体と反応させることにより行
なわれる。又、溶媒としてはアセチレン誘導体(m)を
過剰に用いて溶媒を兼用するか、又、反応に悪影響を与
えないベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
あるいはアセトン等の極性溶媒を使用できる。反応は5
0℃から溶媒の沸点付近までの温度、あるいは封管中、
200℃以下の温度で行なうのがよく、該反応は通常約
2時間〜2週間で完結する。かくして得られる一般式(
mV)で表わされる化合物は、その有するR6で示され
るペニシリンカルボキシル保護基の種類によって、本発
明の好ましい目的物、即ち一般式(I)で表わされるペ
ニシリン誘導体の生体内で加水分解されるエステルであ
る場合もあるが、より好ましくは通常引き続きB工程に
示す如き脱エステル反応を行なって、本発明の一般式(
I)で表わされるペニシリン誘導体とし、次いで必要に
応じ常法に従い医薬とじて許容される塩又は他のエステ
ルに変換される。また上記一般式(IV)の化合物は、
これを直接常法に従いエステル交換反応又は塩形成反応
に供することにより、本発明で定義されるエステル又は
医薬として許容される塩とすることもできる。
〈B工程〉 一般式(IV)で表わされる化合物を、A工程の反応系
より単離するか或いは単離しないで、脱エステル反応に
供し、一般式(I)で表わされるペニシリン誘導体を得
る。
脱エステルの方法としては、カルボキシル保護基をカル
ボキシル基に導く通常の還元、加水分解等のすべての脱
離方法が適用できる。特にR6で表わされるペニシリン
カルボキシル保護基がトリクロロエチルベンジル、p−
ニトロベンジル、ジフェニルメチル等である場合には、
還元による方法が、また該保饅基が4−メトキシベンジ
ル、tert−ブチル、トリチル、ジフェニルメチル。
メトキシメチル、テトラヒドロピラニル等である場合に
は、酸による方法が夫々有利に採用されるdここで還元
による方法としては、まず亜鉛、亜鉛アマルガム等の金
属及び(または)塩化クロム、酢酸クロム等のクロム塩
と蟻酸、酢酸等の酸とを用いる方法あるいは接触還元に
よる方法がその代表例としてあげられる。上記接触還元
による場合、触媒としてはたとえば白金、酸化白金、パ
ラジウム、酸化パラジウム、パラジウム硫酸バリウム、
パラジウム灰酸カルシウム、パラジウム炭素、酸化ニッ
ケル、ラネーニッケル等が例示される。溶媒としては本
反応に関与しないものであれば特に限定はないがメタノ
ール、エタノール等のアルコール類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチル等のエステ
ル類、酢酸等の脂肪酸及びこれら有機溶剤と水との混合
溶媒を好適に使用できる。
また、酸による方法の際に使用される酸とじては、蟻酸
、酢酸等の低級脂肪酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ
酢酸等のトリハロ酢酸、塩酸、弗化水IA酸等のハロゲ
ン化水素酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸等の有機スルポン酸、またはこれらの混
合物等が例示される。酸を用いる上記反応は液体の酸を
使用するときには特に他の溶媒を必要としないがジメチ
ルホルムアミド、ジクロロメタン、クロロホルム、テト
ラヒドロフラン、アセトン等のこの反応に悪影響を与え
ない溶媒を使用して実施することも可能である。
かくして得られる遊離酸形態の本発明の一般式(I)で
表わされる不発叫ヘペニシリン誘導体は、通常の当分野
で慣用される塩形成反応及び(又は)エステル化反応に
従って、医薬として許容される塩及びエステルに変換す
ることができる。
またエステル残基が、たとえば3−フタリジル、4−ク
ロトノラクトニル、γ−ブチロラクトンー4−イル基等
の場合は、一般式(I)で示されるペニシリン誘導体を
、8−ハロゲン化フタリド、4−ハロゲン化クロトノラ
クトン、4−ハロゲン化−r−ブチロラクトン等でアル
キル化することができる。ここで上記ハロゲン化物にお
けるハロゲンとしては塩素、臭素及びヨウ素が使用され
る。
該反応は一般式(I)で示されるペニシリン誘導体の塩
を、N、N−ジメチルホルムアミドのような適当な極性
有機溶媒中に溶解させて、約当モル量のハロゲン化物を
加えることによって行なわれる。
反応温間は通常約0〜100℃、好ましくは約15〜8
5℃とするのが良い。本エステル化反応で用いられるペ
ニシリン誘導体の塩としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属塩及びトリエチルアミン、エチルジイソ
プロビルアミン、N−エチルピペリジン、N、N−ジメ
チルアニリン、N−メチルモルホリン等の第8アミン塩
を例示することができる。反応完了後、従来公知の方法
により、目的物を容易に単離することができる。
反応工程式−2 (VI) (I−a) (式中R5は前記と同一の意味を示し、R8はアシルオ
キシ基を、R9は低級アルキル基を示す。)上記におい
てR8で表わされるアシルオキシ基としては炭素数2〜
5のアシルオキシ基、例えばアセトキシ、プロピオニル
オキシ、ブチリルオキシ、バレリルオキシ基等の脂肪族
アシルオキシ基または例えばベンゾイルオキシ基、置換
ベンゾイルオキシ基等の芳香族アシルオキシ基を例示で
きる。また上記においてR9で表わされる低級アルキル
基としては、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分枝状アル
キル基、例えはメチル、エチル、プロピル、ブチル、イ
ソブチル、ペンチル、ヘキシル基等を例示できる。
本発明の一般式(I)の化合物中、R1及びR2の一方
が水素原子であり他方が低級アルキル基である化合物(
I−a)は、更に上記反応工程式−2に示す方法によっ
ても製造することができる。該反応工程式における各工
程は、より詳細には以下の如くして実施される。
〈C工程〉 一般式(U)で表わされるペニシラン酸誘導体と一般式
(マ)で表わさ−れるビニル誘導体とを反応させ同時に
一般式(V)中R&で表わされるアシルオキシ基を脱離
させることにより、一般式(Vl)で表わされる化合物
を得る。この反応は一般式(II)で表わされるペニシ
ラン酸誘導体を、適当な溶媒中で該誘導体1モルに対し
て約1〜500倍モル当量、好ましくは約1〜200倍
モル当餅の一般式(V)のビニル誘導体と反応させるこ
とにより行なわれる。溶媒としてはビニル誘導体(V)
を過剰に用いて溶媒を兼用するか、又は反応に悪影響を
与えないベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類等を使用できる。上記反応は50℃から溶媒の沸点付
近までの温度、あるいは封管中、200℃以下の温度で
行なうのがよく、該反応は通常約2時間〜2週間で完結
する。かくして得られる一般式(VI)で表わされる化
合物は、 その有するR6で示されるペニシリンカルボ
キシル保護基の種類によって、本発明の好ましい目的物
、即ち一般式(I)で表わされるペニシリン誘導体の生
体内で加水分解されるエステルである場合もあるが、よ
り好ましくは通常引き続きD工程に示す如き脱エステル
反応を行なって、本発明の式(I−a)で表わされるペ
ニシリン誘導体とし、次いで必要に応じ常法に従い塩又
はエステルに変換される。
また上記一般式1)の化合物は、これを直接常法に従い
エステル交換反応又は塩形成反応に供することにより、
本発明で定義されるエステル又は塩とすることもできる
〈D工程〉 一般式(VI)で表わされる化合物をC工程の反応系よ
り単離するか或いは単離しないで脱エステル反応に供し
、一般式(I−a)で表わされる本発明ペニシリン誘導
体を得る。脱エステル反応の反応条件等はB工程で示し
た条件等と同一とすればよい。
上記各工程により得られる目的化合物、並びに本発明ペ
ニシリン誘導体、その医薬として許容される塩及びエス
テルは、各工程での反応完了後に、常法に従い分陰採取
され、また必要に応じて再結晶法、薄層クロマトグラフ
ィー、カラムクロマトグラフィーなどにより精製するこ
とができる。
前記において出発原料である一般式(n)で表わされる
化合物は文献未記載の新規化合物であり、この化合物は
例えば後記参考例に示す方法により合成することができ
る。
次に参考例及び実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。
参考例1 2β−クロロメチル−2α−メチルペナム−3a−カル
ボン酸 p−ニトロベンジルエステルの製造 2α、2β−ジメチルペナム−8α−カルボンi?1−
4−1−シト p−ニトロベンジルエステル8.50F
、塩化ヘンシイ/L/ 1.40 Fls及びキノリン
1.809を缶水1.4−ジオキサン1(10m7中、
窒素雰囲気下に4時間還流した。反応混合物を水511
0 ml中に注ぎ、酢酸エチルにて抽出した。
酢酸エチル抽出層を596炭酸水素ナトリウム水溶液、
596リン酸水溶液ついで水で順次洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後、酢酸エチルを減圧下留去し、残
渣の油状物を結晶化させて、エーテルで洗浄後乾燥して
、融点108〜104℃の白色結晶2.60)(収率7
096 ’)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr) vmax(cm−1)=1780.1750核磁気共鳴
スペクトル(CDCra) δ(ppm>=1.49(8B、s)、8.14(IH
dd)、8.65(IH,dd)、8.62(2H,s
)、5.12(IH,8)。
5.80(2H,s)、5.8〜5.5(IH,。
m)、7.57(2H,d)、8.26(2H。
d) 参考例2 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−3α−カル
ボン酸1,1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステ
ルの製造 アジ化ナトリウム82.5 fを水160m1−及びN
、N ジメチルホルムアミド200mrに溶かし、0〜
5℃にて、これにN、N−ジメチルホルムアミド800
 mlに溶かした2β−クロロメチル−2α−メチルペ
ナム−3α−カルボン酸 p−ニトロベンジルエステル
 37.1 gを滴下し、滴下後室温にて8.5時間撹
拌した。反応混合物に氷水をそそぎ、酢酸エチルにて抽
出を行ない、酢酸エチル層を飽和食塩水にて洗浄後、光
壓水硫酸マグネシウムにて乾燥し、酢酸エチルを減圧下
留去し、残渣の油状物として2β−アジトモ@>九〜メ
チル−2a−メチルペナム−8a−カルボン酸 p−ニ
トロベンジルエステルヲ得り。
次に得られた2β−アジドメチル−2α−メチルペナム
−8a−カルボン酸 p−ニトロベンジルエステルを酢
酸1.51と水250 mlとに溶かし、過マンガン酸
カリウム24.119を0〜5℃にて80分で加えた後
、室温にて4時間撹拌を行なった。ついで過酸化水素水
を反応液の色が消えるまで加えた後、水を加え、クロロ
ホルムにて抽出した。クロロホルム層を、水、炭酸水素
ナトリウム水及び飽和食塩水で順次洗浄し、缶水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後、クロロホルムを減圧下留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
て不定晶の標記化合物26.6g(収率6596)を得
た。
赤外吸収スペクトル(KBr) vmaz (cm−”) =2120 、1 ? 70
核磁気共鳴スペクトル(CDCf8) δ(ppm) =1.42(8H,s)、8.45〜B
、60(21(。
m)、8.75(IH2d)、8.96(IH。
d)、4.56〜4.75(IH,m)、4.64(I
H,s)、5.88(2H,s)、7.56(2H,d
)、8.26(2H,d) 実施例1 2β−(4,5−ジメチル−1,2,8−)リアゾール
−1−イル)メチル−2a−メチルペナム−8α−カル
ボン9 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル(化合物l)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.OF、2−フチン1.ly及び20mJのベン
ゼンを封管中、110℃で100時間反応させた。反応
混合物を渾圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより精製して不定品物0.549を得た
。以下これを「゛化合物l」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) umax(Cm−1):=1800.1760核磁気共
鳴スペクトル(cDcI!a)δ(ppm) =1.4
0(8H,s) 、2.26(8H,s)。
2.29(8H,s)、8.45〜8.60(2H。
m)、4.60〜4.75(18,m)、4.82(I
H,s)、4.84(2H,s)、5.84(2B、s
)、7.61(2H,d)、8.26(2H,d) 実施例2 2β−(4,5−ジメチル−1,2,8−)リアゾール
−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド ナトリウム塩(化合物2
)の製造 化合物lの0.51f!、10%パラジウム炭素0、1
1 //及び跋酸水素ナトリウム0.19 gを用いて
低圧下、室温にて水素添加を行なった。水素吸収が認め
られなくなった後、反応液を濾過し、水層を分取し、酢
酸エチルで洗浄後濃縮し、その水溶液をMCIゲルCH
P −20P (三菱化成社製)を用いたカラムクロマ
トグラフィーに付し、水−アセトンにてグラシュエンド
溶出した。得られた溶出液を凍結乾燥し、白色粉末0.
27 fIを得た。
この白色粉末は185℃以上で分解した。以下これを「
化合物2」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) umax(cm−”)=1780.1625核磁気共鳴
スペクトル(D20) δ(ppm)=1.84(8H,s)、2.25(OH
,s)。
2.82(8)1.S)、8.44(11,dd)。
8.72(IH,dd)、4.48(111,s)。
4.95〜5.05(IH,m)、4.98(IH。
d)、5.20(18,d) 実施例8 2β−(4,5−ジ−n−プロピル−1,2,8−)リ
アゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8
α−カルボン酸 1.l−ジオキシド p−二トロベン
ジルエステル(化合物8)の製造2β−アジドメチル−
2α−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオ
キシド p−ニトロベンジルエステル8.09と4−オ
クチン2,2vを10m、/のトルエン中、窒素雰囲気
下、90時間還流撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製して不定品物0.22を得た。以下これを「化合物8
」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBX(cm−”)=1795.1760核磁気共鳴
スペクトル(CDC1s) δ(ppm)=0.95(6H,t)、1.88(8H
,s)。
1.40〜1.90(4H、m) 、 2.40〜2.
90(4H,m)、8.45〜8.60(IH。
m)、4.60〜4.70(IH,m)、4.81(2
)1.s)、4.90(IH,s)、5.82(2H,
s)、7.61(2H,d)、8.27(2H,d) 実施例4 2β−(4,5−ジ−n−ブチル−1,2,8−トリア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α
−カルボン酸 1.1−ジオキシド p −ニトロベン
ジルエステル(化合物4)の製造2β−アジドメチル−
2α−メチルペナム−3α−カルボン酸 1.1−ジオ
キシド p−ニトロベンジルエステル8.09,5−デ
シン1.52及びベンゼン25 m13を封管中、11
0℃で92時間反応させた。反応混合物を減圧下濃縮し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製して油状物1.1gを得た。以下これを「化合物4」
と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(NaCIり νmax(cm−”)〜1795.1760核磁気共鳴
スペクトル(CDCI!s)δ(pl)m)=0.9B
(6H,t)、1.15〜1.90(8H。
m)、1.87(8H,s)、2.40〜2.90(4
H,m)、8.50〜8.65(2H,m)。
4.60〜4.75(iH,m)、4.81(2H。
s)、4.89(IH,s)、5.82(2H。
s)、7.61(2H,d)、8.26(2H。
d) 実施例5 2β−(4,5−ジ−n−ブチル−1,2,8−)リア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−3α
−カルボン酸1,1−ジオキシド ナトリウム塩(化合
物5)の製造 実施例2と同様にして、化合物4の1. Oo yから
目的化合物である白色粉末0.84 Fを得た。この白
色粉末は165℃以上で分解した。以下これを「化合物
5」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(cm−”)〜1785.1685核磁気共鳴
スペクトル(D20) δ(ppm)=o、89(an、t)、0.91 (a
H,t)。
1.28(8H,s)、1.1〜1.8(8H,m)。
2.5〜B、(’1 (4H、m) 、 8.8〜8.
8 (2H。
m)、4.45(In、s)、4.95〜5.05(I
H,m)、5.1.2(2H,m)実施例6 2β−(4−n−ブチル−1,2,8−)リアゾール−
1−イル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カルボ
ン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステ
ル(化合物6 ) 及ヒ2β−(5−n−ブチル−1,
2,8−)リアゾール−1−イル)メチル−2α−メチ
ルペナム−3α−カルボン酸1.1−ジオキシド p−
ニトロベンジルエステル(化合物7)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−3α−カル
ボン@ 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.0g 1−ヘキシン1.2F及び20 mlの
ベンゼンを封管中、110℃で81時間反応させた。反
応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムにて
溶出し、第一溶出物として白色固体の2β−(4−n−
ブチル−1,2,8−トリアゾール−1−イル)メチル
−2α−メチルペナム−3α−カルボンG 1,1−ジ
オキシドp−ニトロベンジルエステル(化合物6 ) 
1.27gを得た。
赤外吸収スペクトルnBr) νm3x(cm−1)〜1805.1765柩磁気共鳴
スペクトル(cncra) δ(ppm)=0.92(8H,t)、1.20〜1.
80(4H。
m>、1.28(8H,a)、2.60〜2.85(2
H,m)、8.45〜165(2H,m)。
4.68(IH,s)、4.60〜4.75(IH。
m)、5.00(2H,s)、5.86(2H。
s)、7.49(IH,s)、7.61(2H。
d)、8.28(21(、d) 次に第二溶出物として油状の2β−(5−n −ブチル
−1,2,a−)リアゾール−1−イル)メチル−2α
−メチルペナム−3α−カルボン酸1.1−ジオキシド
 p−ニトロベンジルエステル(化合物?)0.56g
を得た。
赤外吸収スペクトル(NaC7) νm2)((cm−”)=1790.1755核磁気共
鳴スペクトル(CDCj?8)δ(ppm) 〜0.9
 F+ (3H、t ) 、 1.20〜1.80(4
H。
m)、1.41(8H,s)、2.60〜2.85(2
H,m)、8.45〜8.60(2H,m)。
4.60〜4.75(IH,m)、4.86(2H。
S)、4.88(lli、s)、5.88(2H。
s)、7.46(HI、s)、7.60(2H。
d)、8.26(2H,d) 実施例7 2β−(4−n−ブチル−1,2,8−)リアゾール−
1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボ
ン酸 1.1−ジオキシド ナトリウム実施例2と同様
にして、゛化合物6のt、oo9から目的化合物である
白色粉末0.589を得た。この白色粉末は185℃以
上で分解した。以下これを「化合物8」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(K B r ) νmBx(cm−1) =l 790 、1685核磁
気共鳴スペクトル(D20) δ(ppm)〜0.89(8B 、 t) 、 1.1
〜1.8(4H,m)。
1.41(8H,s)、2.72(2H,t)。
8.85〜8.83(2H,m)、4.45(IH。
s)、4.9〜5.1(IH,m)、5.17(2H,
m)、7.88(IH,s) 実施例8 2β−(5−ブチル−1,2,8−)リアゾール−1−
イル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カルボン酸
1.1−ジオキシド ナトリウム塩(化合物9)の製造 実施例2と同様にして、化合物700.569から目的
化合物である白色粉末0.849を得た。この白色粉末
は185℃以上で分解した。以下これを「化合物9」と
呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(Cm−1)=1786.1680核磁気共鳴
スペクトル(DgO) δ(ppm)〜0.98(8H,t)、1.88(8H
,s)。
1.2〜1.8 (4H、m) 、 2.78 (2H
t)、8.13〜8.8(2H,m)、4.48(11
1、s)、4.96〜5.07(IH,m)。
5.14(21(、、m)、7.66(IH,s)実施
例9 2β−(5−メチル−1,2,8−)リアゾール−1−
イル)メチル−2α−メチルペナム−Bα−カルボン酸
 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(
化合物10)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル4.00g、酢酸インフロヘニル50mJ及び生伍
のハイドロキノンを、封管中130℃にて72時間反応
させた。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製して、不定品物1.
1(lを得た。以下これを「化合物10Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KI3r) νmlX(cm−”)=1800.1760核磁気共鳴
スペクトル(CDC1a) δ(ppm) ”1.4B(8H,s)、2.17(,
8H,s)。
8.45〜3.60(2H,m)、4.60〜4.75
(IH,m)、4.85(IH,S)。
4.87(2H,s)、5.84(2H,s)。
7.45(LH,s)、7.60(2H,d)。
8.26(2H,d) 実施例10 2β−(5−メチル−1,2,8−)リアゾールー1−
イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボン酸
1.1−ジオキシド ナトリウム塩の製造 実施例2と同様にして、化合物lOの0.509から目
的化合物である黄色粗末0.80 Fを得た。
この黄色粉末は185℃以上で分離した。以下これを「
化合物11Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KI’3r) ν(1a)((cm−1)=1785.1680核磁気
共鳴スペクトル(1)20 ) δ(ppm)=1.86(’8H,s)、2.41(8
H,s)。
8.45(H(、dd)、8.78(11Ldd)。
4、F)1(IH,8)、4.95〜5.08(IH。
m)、5.14(2H,m)、7.62(IIl、。
S) 実施例11 2β−(4−フェニル−1,2,8−トリアゾール−1
−イル)メチル−2a−メチルペナム−8α−カルボン
酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル
(化合物12)及び2β−(5−フェニル−1,2,8
−)リアゾール−1−イル)メチル−2a−メチルペナ
ム−8α−カルボン酸1.1−ジオキシド p−ニトロ
ベンジルエステル(化合物1B)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1,1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.07とフェニルアセチレン8.0gとを75m
1のベンゼン中、窒素雰囲気下、90時間還流撹拌した
。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
にて溶出し、第一溶出物として融点が212−214℃
である白色固体の2β−(4−フェニル−1,2,8−
)リアゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム
−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロ
ベンジルエステル(化合物12)0.91Pを得た。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmax(cm−”)=1800.1760核磁気共鳴
スペクトル(DMSO−da)δ(ppm)=1.42
(8H,s)、8.20〜8.50(IH。
m)、8.60〜8.90(IH,m)、4.75〜5
.60 (6H、m) 、 7.20〜7.90(7H
,s)、8.28(2H,d)、8.55(IH,s) 次に第二溶出物として不定晶の2β−(5−フェニル−
1,2,8−)リアゾール−1−イル)メチル−2α−
メチルペナム−8α−カルボン酸1.1−ジオキシド 
p−ニトロベンジルエステル(化合物1B)0.8Si
を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(Cm−”) =3800 、1760核磁気
共鳴スペクトル(CDCIg) δ(ppm) =1.21 (8H、s) 、 8.4
0〜8.55(2H。
m)、4.50〜4.60(IH,m)、4.96(2
H,s)、5.00(IH,s)、5.11(IH,d
)、5.81(1)I、d)、7.20〜7.60(7
H,m)、7.70(IH,s)。
8.26(2H,d) 実施例12 2β−(4−フェニル−1,2,8−)リアゾール−1
−イル)メチル−2a−メチルペナム−8α−カルボン
酸 1.1−ジオキシド ナトリウム塩(化合物14)
の製造 実施例2と同様にして、化合物12の0.529から目
的化合物である白色粉末0.279を得た。
この白色粉末は200℃以上で分解した。以下これを「
化合物14」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmax (cm−”) =l 775 、1625y
、磁気共鳴スペクトル(D20)・ δ(ppm) =1.45(3H,s) 、8.80〜
8.85(2H。
m)、4.48(IH,s)、4.95〜5.40(8
H,m)、7.85〜7.60(8H,m)。
7.70〜7.85(2H,m)、8:85(IH。
S) 実施例1B 2β−(5−フェニル−1,2,8−1−リアゾール−
1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボ
ン酸1.1−ジオキシド ナトリウム塩(化合物15)
の制御 実施例2と同様にして、化合物18の0.529から目
的化合物である白色粉末0272を得た。
この白色粉末は195℃以上で分解した。以下これを「
化合物15Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmgx(cm−1)=1780.1625核磁気共鳴
スペクトル(D20) δ(ppm) =1.10(8TI 、 s) 、 8
.26〜8.75(2H。
m) 、4.88(11(、s) 、4.85〜5.0
0(IH,m)、5.88(2H,s)、7.58(5
H,8)、7.90(IH,8) 実施例14 2β−(4,5−ジフェニル−1,2,8−)リアゾー
ル−1−イル)メチル−2a−メチルペナム−8a−カ
ルボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエ
ステル(化合物16)の製造2β−アジドメチル−2α
−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシ
ド p−ニトロベンジルエステル8、Ogとジフェニル
アセチレン8.27とを窒素雰囲気下、110℃で42
時間反応させた。反応混合物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより精製して不定品物2.19を得た。
以下これを「化合物16Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmHz(cm−”)=1800.1760核磁気共鳴
スペクトル(CDCl g )δ(ppm)=1.86
(8H,8) 、8.40〜8.55(2H。
m)、4.50〜4.70(IH,m)、4゜77(2
H,s)、5.02(IH,ss)、5.05(IH,
d)、5.80(IH,d)、7.10〜7.60(1
2H,m)、8.16(2H,d)実施例15 2β−(4,5−ジフェニル−1,2,8−)リアゾー
ル−1−イル)メチル−2a−メチルヘナムー8a−カ
ルボン酸 1,1−ジオキシドの製造℃化合物16への
1.209、lO%ノtラジウム炭素0.249及び炭
酸水素ナトリウム0.849を用いて低圧下、室温にて
水素添加を行なった。水素吸収が認められなくなった後
、反応液を濾過し、水層を分取し、酢酸エチルで洗浄後
、希塩酸番ごてp)11.2にし、酢酸エチルにて抽出
し、溶媒を減圧濃縮し、白色粉末0.48gを得た。こ
の白色粉末は170℃以上で分解した。以下これを「化
合物17」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) v m11z (cm−’) = 1800 、175
0核磁気共鳴スペクトル(Dh(So−da)δ(pp
m) =1.17(8H,s) 、8.16〜8.77
(2H。
m゛)、4.64(IH,s)、4.78(IH。
d)、5.12(IH,d)、5.12(IH。
d ) 、 7.2〜7.6 (10H、m)実施例1
6 2β−(4−トリフルオルメチル−1,2,8−)リア
ゾール−1−4ル)メチル−2α−メチルペナム−8α
−カルボン酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエ
ステル(化合物18)の製造2β−アジドメチル−2α
−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシ
ド ベンズヒドリルエステル0.8F、)リフルオルメ
チルアセチレ71.B5S’及び8 mlのジクロルメ
タンを封管中、55〜60℃で7日間反応させた。反応
混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して白色固体を得た。以下これを[化
合物18Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) 1/max(Cm−”)=1800.1755核磁気共
鳴スペクトル(・CDC15)δ(ppm)=1.06
(8H,S)、8.40〜8.60(2H。
m)、4.55〜4.70(IH,m)、4.66(I
H,s)、5.10(2H,m)、7.02(IH,s
)、7.20〜7.50(10H,m)。
8.02(IH,d) 実施例17 2α−メチルペナム−2β−(4−)リフルオロメチル
−1,2,8−)リアゾール−1−イル)メチル−8α
−カルボン酸 1,1−ジオキシド ナトリウム塩(化
合物19)の製造 実施例2と同様にして、化合物18のo、oa。
7から目的化合物である白色粉末0.009 fを得た
。この白色粉末は185℃以上で分解した。以下これを
「化合物19」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmB)((cm−”) =1780 、1680核磁
気共鳴スペクトル(D20) δ(ppm)=1.46(8H,s)、8.8〜8.8
(2H,m)。
4.51(IH,s)、4.9〜5.1(IH,m)。
5.82(2H,m)、8.71(IH,s)実施例1
8 2β−(4−メトキシメチル−1,2,8−トリアゾー
ル−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カ
ルボン酸 l、1−ジオキシド p−ニトロベンジルエ
ステル(化合物20)及び2β−(5−メトキシメチル
−1,2;a−トリアゾール−]−イル)メチル−2α
−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシ
ド p−ニトロベンジルエステル(化合物21)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロヘンシルエス
テル8.0gを15mj’のメチルプロパギルエーテル
中、窒素雰囲気下、48時間還流した。温圧下、過剰の
メチルプロパギルエーテルを留去し、残渣をシリカゲル
カラムにて溶出し、第一溶出物として油状の2β−(5
−メトキシメチル−1,2,8−)リアゾール−1−イ
ル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カルボン酸1
.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化合
物21)0.87Pを得た。
赤外吸収スペクトル(N’aCf) νmB)((cm−1)=4790.1655核磁気共
鳴スペクトル(CDCf8) δ(ppm)=1.52(8)1.s)、3.41(8
H,s)。
8.45〜8.60 (2H、m) 、 4.40〜4
.75(8H,m)、4.98(2H,s)。
5.08(IH,s)、5.14(IH,d)。
5.82(IH,d)、7.55(2)1.d)。
7.58(IH,s)、8.25(2H,d)次に第二
溶出物として融点が152〜154℃である白色固体の
2β−(4−メトキシメチル−1,2,8−)リアゾー
ル−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カ
ルボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエ
ステル(化合物20)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmB)((cm−”) =1795 、1770核磁
気共鳴スペクトルCcDcls) δ(ppm)=1.31(8H,s)、8.40(8H
,s)。
8.45〜3.60(2H,m)、4.58(2H。
s)、4.65〜4.70(IH,m)、4.66(I
H,m)、5.08(2H,s)、5J5(2H,s)
、7.60(2H,d)、7.76(IH,s)、8.
27(2H,d) 実施例19 2β−(5−メトキシメチル−1,2,8−)リアゾー
ル−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カ
ルボン酸 1,1−ジオキシド ナトリウム塩(化合物
22)の製造 実施例2と同様にして、化合物21の0.8711から
目的化合物である白色粉末0.45gを得た。
この白色粉末は185℃以上で分解した。以下これを「
化合物22」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmaX(cm−1)=1785.1685核磁気共鳴
スペクトル(D20) δ(ppm)=1.85(8H,s>、8.87〜8.
80(2H。
m)、8.44(8H,s)、4.50(IH。
s)、4.72(2H,s)、4.97〜5.08(I
H,m)、5.24(2B、m)、7.86(IH,8
) 実施例20 2β−(4−カルバモイル−1,2,8−)リアゾール
−1−イル)メチル−2a−メチルペナム−3a−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル
(化合物28)及び2β−(5−カルバモイル−1,2
,8−トリアゾール−1−イル)メチル−2α−メチル
ペナム−8α−カルボン酸1.1−ジオキシド ベンズ
ヒドリルエステル(化合物24)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル
08g、プロピオール酸アミド0,052及び1.5 
ml!のジクロルメタンを封管中、90〜95℃で40
時間反応させた。反応混合物を減圧上濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて溶出し、第1溶
出物として白色固体の2β−(4−カルバモイル−1,
2,8−)リアシー ルー 1− イル)メチル−2α
−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシ
ド ベンズヒドリルエステル(化合物28)を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr) νrnHrcm−”)=1800.1750.1680
核磁気共鳴スペクトル(CDCI!8)δ(ppm)=
1.08(8H,s)、8.80〜8.80(2H。
m)、4.55〜4.70(IH,m)、4.84(I
H,S)、5.06(2H,bs)、6.47(IH,
b8)、6.98(11,8)、7.10〜7.50(
IIH,m)、8.81(IH,s)次に第二溶出物と
して白色固体の2β−(5−カルバモイル−1,2,8
−トリアゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナ
ム−8α−カルボン酸1.1−ジオキシド ベンズヒド
リルエステル合物24)を得た。
赤外9収スペクトル(KBr) ν(ylB)((cm−”) =1800 、 1 7
45 、 1 685核磁気共鳴スペクトル( CDC
I s )δ(ppm)=1.28(8H,s)、2.
80 〜2.50(2H。
m)、8.45 〜8.60(IH,m)、5.20(
IH,d)、5.88(IH.s)、5.57(IH,
d)、6.5(2H.bs)、6.88(IH,s)、
7.15〜7.60(IOH,m)7、90(IH.s
) 実施例21 2β−(4−メチルカルバモイル−1.2.8−)リア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α
−カルボン酸 1,1−ジオキシド ベンズヒドリルエ
ステル(化合物25)及び2β−(5−メチルカルバモ
イル−1,2.8 − )リアゾール−1−イル)メチ
ル−2α−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−
ジオキシド ベンズヒドリルエステル(化合物26)の
製造 実施例20と同様にして、2β−アジドメチル−2α−
メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシド
 ベンズヒドリルエステル1.82gとN−メチルプロ
ピオ−ルアミド9. 2 5 9とから、目的化合物で
ある白色固体゛の2β−(4−メチルカルバモイル−1
. 2. 8−トリアゾール−1−イ)し)メチル−2
α−メチルペナム−Bα−カルボン酸、1.1−ジオキ
シド ベンズヒドリルエステル合物25)及び白色固体
の2β−(5−メチノリカルバモイル−1.2.8 −
 トリアゾール−l−イル)メチル−2a−メチルペナ
ム−8a−カルボン酸1.1−ジオキシド ベンズヒド
リルエステル(化合物26)を得た。
化合物25 赤外吸収スペクトル(KBr) νmax(Cm−1)=1800.1755.1655
核磁気共鳴スペクトル(CDCIs) δ(ppm)=1.07(8H,s)、2.99(8H
,d)。
8.40〜8.60 (2H、m) 、 4.50〜4
.65(IH,m)、4.76(IH,s)。
t91tn、a)、5.xg(]n、d)。
7、oO(IH,s)、7.00〜7.50(IIH,
m)、8.18(IH,s)化合物26 赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(cm−1) =l soo 、 1740 
、1670棟磁気共鳴スペクトル(CD(J’s)δ(
ppm)=1.25(8H,a)、2.98(8H,d
)。
8.85〜8.50(2H,m)、2.45〜2.60
(IH,m)、5.26(IH,s)。
5.26(IH,d)、5.54(IH,d)。
6.55〜6.80(IH,m)、6.91(IH。
s)、7.20〜7.40(IOH,m)。
7.80(IH,s) 実施例22 2β−(4−エチルカルバモイル−1,2,8−)リア
ゾール−1−イル)メチル−2a−メチルペナム−3α
−カルボンp 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエ
ステル(化合物27)及び2β−(5−エチルカルバモ
イル−1,2,8−トリアソール−]−イル)メチル−
2α−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオ
キシド ベンズヒドリルエステル(化合物28)の製造 実施例20と同様にして、2β−アジドメチル−2α−
メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシド
 ベンズヒドリルエステル29とN−エチルプロピオ−
ルアミド0.49とから、目的化合物である白色固体の
2β−(4−メチルカルバモイル−1,2,8−トリア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α
−カルボン酸1、l−ジオキシド ベンズヒドリルエス
テル(化合物27)及び白色固体の2β−(5−メチル
カルバモイル−1,2,8−)リアゾール−1−イル)
メチル−2α−メチルペナム−3α−カルボン酸1.1
−ジオキシド ベンズヒドリルエステル(化合物28)
を得た。
化合物27 赤外吸収スペクトル(KBr) νm3x(Cm−1)=1’800,1750.165
5核磁気共鳴スペクトル(CDCJs) δ(ppm)=1.06(8H,s)、1.28(8H
,t)。
8.25〜8.65(4H,m)、4.55〜4.70
(IH,m)、4.80(IH,s)。
4.95(]H,d)、5.18(IH,d)。
6.99(1B、s)、7.10〜7.50(11化合
物28 H,m)、8.18(IH,8)赤外吸収スペ
クトル(KBr) νmaX(cm−1)=1800.1750.1670
核磁気共鳴スペクトル(CDC1a) δ(ppm)=1.20(8H,t)、1.24(8H
,s)。
8.20〜8.60(4H,m)、8.45〜8.61
1(IH,m)、5.24(IH,s)。
5.27(IH,d)、5.54(IH,d)。
6.65(IH,t)、6.91(IH,s)。
7.20〜7.40(IOH,S)、7.78(IH,
s) 実施例28 2β−(4−エチルカルバモイル−1,2,8−)リア
ゾール−1−イル)メチル−2a−メチルペナム−8α
−カルボン酸 】、1−ジオキシド ナトリウム塩(化
合物29)の製造 実施例2と同様にして、化合物2700.0529から
目的化合物である黄色粉末0.011yを得た。この黄
色粉末は185℃以上で分解した。以下これを「化合物
29」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmHx(cm−”)=1790.1645核磁気共鳴
スペクトル(DgO) δ(ppm)=1.28(8H,t)、1.45(8H
,s)。
8.86〜8.84(2B、m)、8.48(2H。
m)、4.50(IH,s)、4.97〜5.07(I
H,m)、5.28(2H,m)、8.54(IH,s
) 実施例24 2β−(4,5−ジカルバモイル−1,2,8−)リア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナA−8a
−カルボン酸 1.1−ジオキシF p−二トロベンジ
ルエステル(化合物8o)の製造2β−アジドメチル−
2a−メチルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオ
キシド p−二トロベンジルエステル1.08gとアセ
チレンジカルボキシアミド1.189とを60mJの1
.4−ジオキサン中、窒素雰囲気下、46時間還流した
。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣の粉末をクロロホル
ムにて洗浄して、融点117〜120℃の黄色粉末t、
ao9を得た。以下これを「化合物80」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(K B r ) νmax(cm−”) =1800 、1755 、1
685核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6)δ(p
pm) = 1.8B(8H,s)、8.25〜8.8
2(2H。
m)、5.12〜5.52(5H,m)、6.01(I
H,d)、7.70(2H,d)、8.25(2H,d
)、8.57(2H,s)、10.44(2H,s) 実施例25 2β−(4,5−ジカルバモイルー1.2.8−トリア
ゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α
−カルボン酸 1.1−ジオキシド ナトリウム塩(化
合物81)の製造 実施例2と同様にして、化合物80の0.529から目
的化合物である白色粉末0.20 gを得た。
この白色粉末は215℃以上で分解した。以下これを「
化合物81」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) yma)((cm−”)=1780.1680.168
0核磁気共鳴スペクトル(DgO) δ(ppm)=1.48(8H,s)、8.88〜8.
82(2H。
m)、4.57(IH,s)、4.99〜5.05(I
H,m)、5.41(IH,d)、5.91(I II
 、 d ) 実施例26 2β−(4−アセチル−1,・2.8−)リアゾール−
1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボ
ン酸1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル
(化合物82)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.02と8−ブチン−2−オン1.52とを70
m1のベンゼン中、窒素雰囲気下、17時間還流撹拌し
た。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィにより精製して不定品物を得た。以
下これを「化合物32」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(cm−”) =1800 、1760 、1
690核磁気共鳴スペクトル(CD(J’8)δ(pp
m)=1.84(8H,s)、2.68(8H,s)。
8.50〜8.65 (2H、m) 、 4.60〜4
.70(IH,m)、4.67(IH,s)。
5.07(2H,s)、5.87(2H,s)。
7.60(2H,d)、8.28(IH,s)。
8.29(2H,d) 実施例27 2β−(4−γセチルー1.2.8−トリアゾール−1
−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボン
酸 1.1−ジオキシド ナトリウム塩(fヒ合物8B
)の製造 実施例2と同様にして、化合物8200.489から目
的化合物である白色粉末0.25 Fを得た。
この白色粉末は195℃以上で分解した。以下これを「
化合物83」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmaz (cm−”) = 1785 、1690 
、1680核磁気共鳴スペクトル(D20) δ(ppm)=1.46(8H,s)、2.67(8H
,s)。
8.52〜8.84 (2H、m) 、 4.51 (
III。
s)、4.98〜5.08(IH,m)、5JO(2H
,m)、8.76(IH,s) 実施例28 2β−(4−シアノ−1,2,8−)リアゾール−】−
イル)メチル−2a−メチルペナム−8α−カルボン酸
 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル(化合
物84)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル
12、モノシアノアセチレン0.882及び8.5 m
Jのジクロルメタンを封管中、70〜80℃で20時間
反応させた。反応混合物を派圧下濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して白色固体
を得た。以下これを「化合物84」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmH(cm−”)=2250.1800.1750核
磁気共IKj+スペクトル(CI)CJa)δ(ppm
)=1.06(8H,s)、8.45〜8.60(2H
m)、4.62(IH,s)、4.60〜4.70(I
H,m)、5.12(2H,s)、7.08(IH,s
) 、7.20〜7.50(10B、m)。
8.19(IH,s) 実施例29 2β−(4−へブチルオキシカルボニル−1,2゜8−
トリアゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム
−8a−カルボン酸 】、1−ジオキシド p−ニトロ
ベンジルエステル(化合物85)及び2β−(5−へブ
チルオキシカルボニル−1゜2.8− )リアゾール−
1−イル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボ
ン酸 】、l−ジオキシド p−ニトロベンジルエステ
ル(化合物36)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−3α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.16Pとプロピオル酸ヘプチル8.90Fとを
100m1!ベンゼン中、窒素雰囲気下44時間還流し
た。反応混合物を渥圧下儂縮し、残才査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて溶出し、第一溶出物として
油状の2β−(5−へブチルオキシカルボニル−1,2
,8−)リアゾール−1−イル)メチル−2a−メチル
ペナム−8α−カルボン酸 1,1−ジオキシド p−
ニトロベンジルエステル(化合物86)0.42gを得
た。
赤外吸収スペクトル(NaC1’) νmax(Cm−1)==1795.1785核磁気共
鳴スペクトル(CDCJ8) δ(ppm)=0.89 (8H、t ) 、 1.2
〜1.9 (IOH,m)。
1.89(fH,s)、8.52〜8.56(fH。
m)、4.82(2H,t)、4.68〜4.69(I
n、m)、5.11(IH,s)、5.24(2H,d
’)、5.25(IH,d)、5.56(IH,d)、
7.54(2H,d)、8.08(IH,s)、8.2
5(2H,d) 次に第二溶出物として油状の2β−(4−へブチルオキ
シカルボニル−1,2,8−1−!Jアゾールー1−イ
ル)メチル−2α−メチルペナム−8α−カルボン酸 
1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化
合物85)1.51Pを得た。
赤外吸収スペクトル(Na(J?) νm2x(cm−1)=1805.1785核磁気共鳴
スペクトル(CDCI!8)δ(ppm) =0.8g
(8H,t)、1.84(8H,s)。
1.2〜1.9 (10H、m) 、 8.56〜8.
61(2H,m)、4.84(2H,t)、4.68(
IH,s)、4.71〜4.87(IH,m)。
5.10(2H,s)、5.86(2H,s)。
7.60(2H,d)、8.27(217,d)。
8.29(IH,s) 実施例80 2β−(4−へブチルオキシカルボニル−1,2゜3−
トリアゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム
−3α−カルボン酸 1.1−ジオキシド ナトリウム
塩(化合物37)の製造実煎1例2と同様にして、化合
物35の1.50gから目的化合物である白色粉末07
6gを得た。
この白色粉末は180℃以上で分解した。以下これを「
化合物87」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmaX(cm−1) =] 790 、1785 、
1685核磁気共鳴スペクトル(D20) δ(ppm)=0.85(8H,t)、1.48(8H
,s)。
1.1〜1.9 (10H、m) 、 8.8〜8.8
(2H,m)、4J5(2H,t)、4.46(IH,
s)、4.9〜5.0(IH,m)。
5.26(2H,m)、8.62(IH,s)実施例3
1 2β−(5−へブチルオキシカルボニル−1,2゜8−
トリアゾール−]−イル)メチル−2α−メチルペナム
−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシド ナトリウム
塩(化合物38)の製造実施例2と同様にして、化合物
36の0.429から目的化合物である白色粉末0.0
889を得た。
この白色粉末は180℃以上で分解した。以下これを「
化合物88」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmaX(Cm−1)=1785.1785.1680
核磁気共鳴スペクトル (D20) δ(ppm)=0.86(8H,t)、1.46(8H
,s)。
1.1〜2、O(10H、m) 、 8.8〜8.8(
2H、m) 、 4.48 (2H、t ) 、4.5
8(IH,s)、4.9〜5.0(IH,m)。
5.601H,m)、8.88(]H,s)実施例32 2β−(4−アリルオキシカルボニル−1,2,B−ト
リアゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−
8α−カルボン酸 1.1−ジオキシドp−ニトロベン
ジルエステル(化合物89)及び2β−(5−アリルオ
キシカルボニル−1,2,8−トリアゾール−1−イル
)メチル−2α−メチルペナム−8a−カルボン酸 1
.1−ジオキシド−−L+−1−・−−リJ5j+、〒
−2e117/lkAルシノIAnゞS6′)11−1
2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボン酸 】、1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8グとプロピオール酸アリル2.2ノを60 ml
のベンゼン中、窒素雰囲気下、30時間還流した。反応
混合物を減圧上濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより溶出し、第一溶出物として油状の2
β−(5−アリルオキシカルボニル−1,2,8−)リ
アゾール−1−イル)メチル−2α−メチルペナム−3
α−カルボン酸1,1−ジオキシド p−ニトロベンジ
ルエステル(化合物40)0゜6gを得た。
赤外吸収スペクトル(NaCJ) νmax(cm−”)=1800.1760.1780
秋磁気共鳴スペクトル(CDCl s )δ(ppm)
=1.89(8B、s)、8.45〜8.60(2H。
m)、4.55〜4.70(IH,m)、4.70〜4
.90(2H,m)、5.10(IH,s)。
5.15〜6.20(7H,m)、7.58(2I(。
d)、8.11(IH,s)、8.25(2H。
d) 次に第二溶出物として油状の2β−(4−アリルオキシ
カルボニル−1,2,8−)リアゾール−1−イル)メ
チル−2α−メチルペナム−3α−カルボン酸 1.1
−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化合物8
9)1.4Fを得た。
赤外吸収スペクトル(NaCIり νmBz(cm−”) 〜1800 、1740核磁気
共鳴スペクトル(CDC,/3)δ(ppm)〜1.8
4(8H,s)、8.50〜8.65(2H。
m) 、4.60〜4.75(II(、m) 、4.6
9(In、s)、4.75〜4.90(2H,m)。
5.10(2H,s)、5.15〜6.20(8H。
m)、5.86(2H,s)、7.60(2H。
d)、8.27(2■、d)、8.82(11(。
S) 2α−メチル−2β−(4−プロパルギルオキシカルボ
ニル−1,2,8−トリアゾール−1−イル)メチルペ
ナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシド p−ニ
トロベンジルエステル(化合物41)及び2α−メチル
−2β−(5−プロパルギルオキシカルボニル−1,2
,8−)リアゾール−1−イル)メチルペナム−8α−
カルボン酸1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエ
ステル(化合物42)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8α−カル
ボンrM1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.219と’j’ロピオール酸フロパルギル2.
60gを100m7ベンゼン中、窒素雰囲気下20時間
還流した。反応混合物を減圧上濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて溶出し、第一溶出物と
して油状の2α−メチル−2β−(5−プロパルギルオ
キシカルボニル−1,2,8−)リアゾール−1−イル
)メチフレペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキ
シドp−ニトロベンジルエステル(化合物42 )o、
282を得た。
赤外吸収スペクトル(NaCI) Vmax(Cm−1)=1800.1740核磁気共鳴
スペクトル(CDC18) δ(ppm)〜2.17(8H,s)、2.61(H(
、t)。
8.52〜8.57(2H,m)、4.64〜4.70
(IH,m)、4.92(2H,d)。
5.07(IH,s)、5.25(2H,d)。
5.19〜5.68(2)1.m)、7.55(2H。
d)、8.14(IH,s)、8.25(2H。
d) 次に第二溶出物として不定晶の2α−メチル−2β−(
4−プロパルギルオキシカルボニル−1゜2.8−トリ
アゾール−1−イル)メチルペナム−8α−カルボン酸
1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化
合物41 ) 0.62 gヲ1%だ。
赤外吸収スペクトル(KBr) Vmax(cm−1)=1800 、1740核磁気共
鳴スペクトル(CDCIg) δ(ppm)〜1.26(8H,s)、2.55(1B
、t)。
8.56〜’8.62(2H,m)、4.68(IH。
s) 、4.68〜4.75(1)1.m) 、4.9
5(2H,m)、5.11(2H,s)、5.86(2
H,s)、7.60(2H,d)、8.27(2H,d
)、8.85(IH,s) 実施例84 2β−(4,5−ジアリルオキシカルボニル−1゜2.
8− )リアゾール−1−イル)メチル−2a−メチル
ペナム−8a−カルボン酸 1.1−ジオキシド p−
ニトロベンジルエステルの製造2β−アジドメチル−2
α−メチルペナム−8a−カルボン酸 l、1−ジオキ
シド p−二トロベンジルエステル3gとアセチレンジ
カルボン酸ジアリルエステル2.8gとを70 ml:
 、のベンゼン中、製累雰囲気下、20時間還流撹拌し
た。反応混合物を減圧下県縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して不定品物8.82
を得た。以下これを「化合物48」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) vmBz(cm−”)=1805.1780核磁器共鳴
スペクトル(CDCIs) δ(ppm)=1.48(’8H,s)、8.45〜8
.6 (1(2H。
m)、8.55〜8.70(IH,m)、8.75〜8
.90(4H,m)、5.02(IH,s)。
5.10〜6.20(10H,m)、7.5jl(2H
d)、8.24(2H,d) 実施例35 2β−(4,5−ジプロパルギルオキシ力ルボニル−1
,2,8−)リアゾ・−ルーl−イル)メチル−2α−
メチルペナム−8α−カルボン[li2 1.1−ジオ
キシド p−ニトロベンジルエステル(化合物44)の
製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−8a−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル8.66Fとアセチレンジカルボン酸ジプロパルギ
ルエステル8.409とを1o。
mlベンゼン中、窒素雰囲気下24時間還流した。
反応混合物を減圧下瀞縮し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて精製して、油状物4.81ifを
得た。以下これを「化合物44」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(NaC/) νmax(cm−1)=1800.174゜核磁気共鳴
スペクトル(CDCJ3 )δ(ppm)−1,42(
8H,s)、2.58(1B、t)。
2.62(IH,t)、8.5〜8.6(2H,m)。
4.6〜4.7(IH,m)、4.97(2H,d)。
4.98(2H,d)、4.99(IH,s)。
5.2〜5.8(4H,m)、7.55(2H,d)。
8.25(2H,d) 実施例86 2α−メチル−2β−(4−オクタデシルオキシカル・
ボニル−1,2,8−ト′リアゾールー1−イル)メチ
ルペナム−8α−カルボン酸 1.1−ジオキシFp−
ニトロベンジルエステルC化合415)及び2α−メチ
ル−2β−(5−オクタデシルオキシカルボニル−1,
2,8−)リアゾール−1−イル)メチルペナム−8α
−カルボン酸 1.1−ジtキシF p−ニトロベンジ
ルエステル(化合物46)の製造 2β−アジドメチル−2a−メチルペナム−8a−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエス
テル4.0(lとプロピオール酸オクタデシル9.45
9とを100 m/ベンゼン中、窒素雰囲気下、48時
間遠流した。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにて溶出し、第一溶出物
として油状の2α−メチル−2β−(5−オクタデシル
オキシカルボニル−1,2,8−)リアゾール−1−イ
ル)メチルペナム−3a−カルボン酸 1.1−ジオキ
シド p−ニトロベンジルエステル(化合物46 )1
.52gを得た。
赤外吸収スペクトル(NaCJ) vmBz(cm−”)=1800.1785核磁気共鳴
スペクトル(CDCra) δ(ppm)=0.88(8H,t)、1.0〜2.0
(82H。
m)、1.89(8H,s)、8.52〜8.55(2
H,m)、4.82(2H,t)。
4.62〜4.68(H(、m) 、 5.11 (I
H。
s)、5.28(2H,d)、5.25(IH。
d)、5.56(IH,d)、7.54(2H。
d)、8.08(IH,s)、8.25(2H。
d) 次に第二溶出物として油状の2α−メチル−2β−(4
−オクタデシルオキシカルボニル−1,2゜8−トリア
ゾール−1−イル)メチルペナム−8α−カルボン酸 
1.1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化
合物45)2.14Pを得た。
赤外吸収スペクトル(Nacf) νm3x(Cm−”)=1805.1785状磁気共鳴
スペクトル(CDCJ8) δ(ppm)=0.88(BH,t)、1.0〜2.0
(82H。
m)、1.84(8H,s)、8.56〜8.61(2
H,m)、4.85(2H,t)、4.66(IH,s
)、4.69〜4.88(LH,m)。
5.09(2H,s)、5.86(2H,s)。
7.60(2H,t)、8.28(2H,d)。
8.28(In、s) 実施例37 実施例36と同様にして、適当な出発原料から下記各化
合物を得た。
・2α−メチル−2β−(4,5−ビス(n−テトラデ
シルオキシカルボニル) −1,2,8−) !Jアゾ
ールー1−イル)メチルペナム−8a−カルボン酸1.
1−ジオキシド p−ニトロベンジルエステル(化合物
47) 赤外吸収スペクトル(KBr) νmH(cm−1)=1800 、1780核磁気共鳴
スペクトル(CDCI!g)δ(ppm)=0.70〜
1.90 (57Hm) 、 8.44〜8.60(2
H,m)、4.22〜4.45(4H。
m)、4.58〜4.70(IH,m)、5.08(l
rl、s)、4.95〜5.40(4H,m)。
7.54(2H,d)、8.24(2Hd)・2α−メ
チル−2β−(4,5−ビス−(n−オクタデシルオキ
シカルボニル) −1,2,B −)リアゾール−1−
イル)メチルペナム−8a−カルボン酸1.1−ジオキ
シド p−ニトロベンジルエステル(化合物48) 赤外吸収スペクトル(KBr) シ、11B)((cm−1) =1800 、1780
核磁気共鳴スペクトル(cnclg) δ(ppm)=0.70〜1.90(78H,m)、8
.44〜B、60 (2)(、m) 、 4.22〜4
.45 (4H。
m) 、4.54〜4.68(1)1.m) 、5.0
8(IH、s ) 、 4.80〜5.40 (4H、
m) 。
7.58(2H,d) 、&24(2H,d)・2α−
メチル−2β−(4,5−ジ−p−ニトロベンジルオキ
シカルボニル−1,2,8−)リアゾール−1−イル)
メチルペナム−3α−カルボン酸 1.1−ジオキシド
 p−ニトロベンジルエステル(化合物49) 赤外吸収スペクトル(KBr) νmaX(cm−1)=1800.1785核磁気共鳴
スペクトル(CDCI!8)δ(ppm)=1.46(
8H,s)、8.42〜8.56(2H。
m) 、 4.58〜4.70(DI 、m) 、 4
.88(IH,s)、5.81(4H,s)、5.46
(4H,s)、7.42〜7.66(6H,m)。
8.05〜8.80 (6H、m) ・2β−(4,5−ジヘプチルオキシカルボニルー1.
2.8− )リアゾール−1−イル)メチル−2α−メ
チルペナム−8α−カルボン酸t、X −ジオキシド 
p−ニトロベンジルエステル(化合物50) 赤外吸収スペクトル(NaC1) v max(cm−1) = 1805 、1785核
磁気共鳴スペクトル(CDC4’) δ(ppm)=0.88(8H,t)、1.2〜1.9
(20H。
m)、1.44(3H,s)、8.54〜8.57(2
H,m)、4.29〜4.42(4H,m)。
4.64〜4.70(IH,m)、5.08(IH。
s ) 、 5.0−5.4 (4H、m) 、 7.
54(2H。
d)、8.24(2H,d) 実施例88 2α−メチル−2β−(4,5−ジーカルボキシ−1,
2,8−トリアゾール−1−イル)メチルペナム−8α
−カルボン酸1.1−ジオキシド 三ナトリウム塩(化
合物51)の製造 実施例2と同様にして化合物49から目的化合物である
白色粉末を得た。以下これを[rヒ合物51Jと呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmHz(cm−1) =1780 、 ] 720核
磁気共鳴スペクトル δ(ppm)=1.42(8H,s)、8.25〜8.
82(2H。
m)、4.50(IH,s)、4.95〜5.04(I
H,m)、5.52(2H,dd)融 点 208℃(
分解) 実施例39 2β−(4−ホルミル−1,2,3−トリアゾール−1
−イル)メチル−2α−メチルペナム−3α−カルボン
酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル(化
合物52)の製造 2β−アジドメチル−2α−メチルペナム−3α−カル
ボン酸 1.1−ジオキシド ベンズヒドリルエステル
0.151とプロパギルアルデヒド0.2mlとを、窒
素雰囲気下、20時間室温にて撹拌した。反応混合物を
減圧上濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して白色固体0.8’9を得た。以下こ
れを「化合物52」と呼ぶ。
赤外吸収スペクトル(KBr) νmBx(cm−”)=1790.1740.1690
核磁気共鳴スペクトル(CDCj’g)δ(ppm) 
=1.09 (8H、t ) 、 8.25〜8.65
(2H。
m)、4.50〜4.67(IH,m)、4.67(I
H,s)、5.11(2H,s)、7.02(IH,s
)、7.20〜7.50(IOH,m)。
8.26(IH,s)、10.18(IH,s)以下上
記各実施例で得た本発明化合物につき行なったβ−ラク
タマーゼ胆害活性試験につき詳述する。
β−ラクタマーゼ阻害活性試験 本発明化合物のバチルス属由来ペニシリナーゼ(β−ラ
クタマーゼ)に対する阻害活性を、ペニシリンGを基質
としてミクロヨード法〔蛋白質核酸酵素第23巻、第5
号、第891−400頁、1978年参照〕により測定
した。結果を表1に示す。
表 1 C以上) 手続補正書(自制 昭和59年9月12日 昭和58年 特 許 願第192040 月2°発明(
7) 名称 ペニシリシ誘導体及びその製造法3、補正
をする者 事件との関係特許出願人 大鵬薬品工業株式会社 4、代理人 大阪市東区平野町2の10沢の鶴ビル電話06−203
−0941(代)自 発 6、補正により増加する発明の数 な し 補 正 の 内 容 1 明細書中「特許請求の範囲」の項の記載を別紙の通
シ訂正する。
2 明!rlI書第19頁第15行に[りDOエチルベ
シジル、」とあるを「りooエチル、ベンジル、」と訂
正する。
3 明細書第32頁第14行に「化合物lの」とあるを
次の通シ訂正する。
r15g/の酢酸エチル及び15ゴの水に化合物1の」 4 明細書第43頁第2行「ナトリウム塩」とあるを「
ナトリウム塩(化合物11)」と訂正する。
5 明細書@43頁第6行に「分離した。」とあるを1
分解した。」と訂正する。
6 明細書第49頁第6行に「I、1−ジオ牛シト」と
あるを1夏、!−ジオ士シト(化合物17)」と訂正す
る。
7 明細書第52頁第16〜17行に「メチルプロパ千
ル」とあるを「メチルウ0パル平ル」と訂正する。
8 明III %lシ第58頁第12行及び同第61頁
第1行に「づ0じオールア三ド」とあるを夫々「プ0じ
オール酸アミド」と訂正する。
9 明細書第78頁第16行に「t−ニトロベンジルエ
ステル」とあるを「p−ニトロベンジルエステル(化合
物43)」と訂正する。
IO明細書第87頁第9行に「核磁気共鳴スペクトル」
とあるを「核磁気共鳴スペクトル(D20)」と訂正す
る。
11 明細書第88頁第3行に「づ0パ千ルアルデヒド
」とあるを「プロパル平ルアルデヒド」と訂正する。
(以 上) 特許請求の範囲 ■ 一般式 〔式中R□及びR2は同−又は相異って、水素原子、低
級アル+ル基、低級アルコ+シ基1置換基としてハロゲ
ン原子、低級アル中ル基及び低級アル]士シ基から選ば
れる基を有することのあるフェニル基、低級アシル基、
トリフルオロメチル基、カルバ七イル基、低級アル+ル
置換カルバ七イル基、低級アルコ+シ看換低級少ル十ル
基1シアノ基1ホル三ル基、式−5(O)nR3(式中
R3は低級アルキル基を、nはOS 1又は2を示す)
で表わされる基又は式−COOR4(式中R4はニド0
置換ベンジル基、アルカリ金属原子、炭素WI7〜18
のアル士ル基、低級アルケニル基又は低級アル牛ニル基
を示す)で表わされる基を示す。但し、R□及びR2が
同時に水素原子である場合は除く。〕 で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
ル0 ■ 一般式 C式中R5はペニシリンカルボ士シル保護基を示す。〕 で表わされる化合物と、一般式 %式% 〔式中R6及びR7は同−又は相異って、水素原子、低
級アル士ル基1、低級アルコ+シ基、誼換基としてハ0
ゲシ原子、低級アル+ル基及び低級アルコ+シ基から選
ばれる基を有することのあるフエ゛ニル基、低級アシル
基、トリフルオロメチル基、カルバ七イル基、低級アル
士ル置換カルバ七イル基、低級アルコ+シ置換低級アル
十ル基、シアノ基、ホルミル基、式−5(O)ffR3
(式中R3は低級アル+ル基を、nは0、l又は2を示
す)で表わされる基又は式−COOR4(式中R4はニ
ドD置換ベコジル基、炭素数7〜!8のアル十ル基、低
級アルケニル基又は低級アル−ニル甚を示す)で表わさ
れる基を示す。
但し、R6及びR7が同時に水素原子である場合は除く
〕 で表わされるアtチレシ誘導体とを反応させ、更に必要
に応じ脱エステル反応、エステル交換反応及び塩形成反
応を行なうことを特徴とする一般式 (式中R□及RR2は前記に同じ) で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
ルの製造法。
にリ 一般式 (式中R5はペニシリンカルボ士シル保護基を示す。) で表わされる化合物と、一般式 %式% (式中R8はアシルオ十シ基を、R9は低級アル十ル基
を示す。) で表わされるビニル誘導体とを反応させ、更に必要に応
じ脱エステル反応、エステル交換反応及び塩形成反応を
行なうことを特徴とする一般式 (式中、R9は前記に同じ) で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
ルの製造法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中R1及びR2は同−又は相異って、水素原子、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、置換基としてハロゲ
    ン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選ば
    れる基を有することのあるフェニル基、低級アシル基、
    トリフルオロメチル基、カルバモイル基、低級アルキル
    置換カルバモイル基、低級アルコキシ置換低級アルキル
    基、シアノ基、ホルミル基、式−8(0)nR1(式中
    R1は低級アルキル基を、nは0、l又は2を示す)で
    表わされる基又は式−COOR4(式中R4はニトロ置
    換ベンジル基、アルカリ金属原子、炭素数7〜18のア
    ルキル基、低級アルケニル基又は低級アルキニル基を示
    す)で表わされる基を示す。但し、R1及びR2が同時
    に水素原子である場合は除く。〕 で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
    ル。 ■ 一般式 〔式中R6はペニシリンカルボキシル保護基を示す。〕 で表わされる化合物と、一般式 %式% 〔式中R6及びR丁は同−又は相異って、水素原子、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、置換基としてハロゲ
    ン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選ば
    れる基を有することのあるフェニル基、低級アシル基、
    トリフルオロメチル基、カルバモイル基、低級アルキル
    置換カルバモイル基、低級アルコキシ置換低級アルキル
    基、シアノ基、ホルミル基、式−3(0)nRa (式
    中R3は低級アルキル基を、nは0、l又は2を示す)
    で表わされる基又は式−COOR4(式中R4はニトロ
    置換ベンジル基、炭素数7〜18のアルキル基、低級ア
    ルケニル基又は低級アルキニル基を示す)で表わされる
    基を示す。但し、R6及びR7が同時に水素原子である
    場合は除く〕で表わされるアセチレン誘導体とを反応さ
    せ、更に必要に応じ脱エステル反応、エステル交換反応
    及び塩形成反応を行なうことを特徴とする一般式 (式中R1及びR2は前記に同じ) で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
    ルの製造法。 ■ 一般式 (式中R6はペニシリンカルボキシル保護基を示す。) で表わされる化合物と、一般式 %式% (式中R8はアシルオキシ基を、R9は低級アルキル基
    を示す。) で表わされるビニル誘導体とを反応させ、更に必要に応
    じ脱エステル反応、エステル交換反応及び塩形成反応を
    行なうことを特徴とする一般式 (式中、R9は前記に同じ) で表わされるペニシリン誘導体、その塩及びそのエステ
    ルの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114423766A (zh) * 2019-09-11 2022-04-29 丹诺医药(苏州)有限公司 用于治疗细菌感染的青霉烷衍生物

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