JPS6083373A - 薄膜トランジスタアレイとその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタアレイとその製造方法

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JPS6083373A
JPS6083373A JP58191866A JP19186683A JPS6083373A JP S6083373 A JPS6083373 A JP S6083373A JP 58191866 A JP58191866 A JP 58191866A JP 19186683 A JP19186683 A JP 19186683A JP S6083373 A JPS6083373 A JP S6083373A
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electrode
thin film
molybdenum
film transistor
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Kesao Noguchi
野口 今朝男
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NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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    • H01L29/78663Amorphous silicon transistors
    • H01L29/78669Amorphous silicon transistors with inverted-type structure, e.g. with bottom gate

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薄膜トランジスタプレイとその製造方法に関す
る。
・薄膜トランジスタアレイ(以下TF’Tと記す)は絶
縁性基板上に1素子以上のTPTを所望の回、路パター
ンに形成したものであり、種々の薄膜形成技術が駆使さ
れている0TFTの半導体薄膜にはアモルファスまたは
多結晶のシリコン膜が用いられることが多い。又、TP
Tをアレイ化するためには、TPTのゲート電極、ソー
ス“電極及びドレイン電極の各電極のみならず、外部回
路への取出し電極及びその電標と各TPT電極間の配線
を行なわなければならない。
従来、上記電極及び配線用の金属薄1tlにはアルミニ
ウムが用いられることが多い。又、ゲート電極にモリブ
デンを用いた場合もある。しかし、従来の電極及び配線
用の金属薄膜では以下に述べるように、TPTプレイと
して最適な材料でなく、又その製造方法も最適なもので
ないため、種々の欠点を有していた。
電極及び配線用の金属薄膜に要求される特性は、(1ン
低接触抵抗性、(2)低シート抵抗性、(3)耐腐食性
、(4)耐熱性、(5)下地との接着性、(6)下地と
の耐反応性、(7)微細加工性、(8)信頼性、(9)
廉価性などの著条件をすべて満すことが望ましい。アル
ミニウム薄膜が広く用いられているのは低シート抵抗で
あり、アモルファスシリコンとの接触抵抗も低く、耐腐
食が比較的良好で、微細加工性も良好で、廉価であるこ
となどの理由からである0 しかし、アルミニウム薄膜は融点が低く耐熱性に乏しく
、ガラス基板との接着性が悪く、下地アモルファスシリ
コンと相互拡散するなどの反応を起したり、高電流密度
によるエレクトロマイグレーションを起こすなど信頼性
にも乏しいものであった。一部モリブデン薄膜を用いた
モリブデングー)TPTが考えられており、これは大規
模集積回路(LSI)におけるモリブデンゲートの使用
の類似であって、上記耐熱性に乏しい問題の一部に対処
していた0しかし、一般に、高融点金属薄膜はバルク抵
抗値よりも抵抗値が高くなってしまうための欠点を有す
るために、ゲート電極以外に用いた場合TPTプレイに
応用するための上述した要求される特性は不明な部分が
多いもので7ちった。又、金、白金、銀などは高価であ
るばかりCなく1ガラス基板に対する接着性が悪かつ/
こ・、又、例えばアルミニウム電極を用いたアモルファ
スシリコンTFTをグロー放電法などにより、試料温度
200℃〜400℃の範囲で形成しても、TPTの特性
は著しく悪い。その原因を詳細に調べたと6.口、アル
ミニウム薄膜を用いた場合、アルミニラ4薄膜形成後に
行なわれる半導体薄膜や絶縁膜あるいはバッジベージ、
ン膜などを形成する工程にセいて、その工程のための昇
温やプラズマ生成によりてアルミニウムと半導体膜もし
くは絶縁膜との反応や相互拡散によp、’J’FTの特
性が大幅に劣化するためであった。 1 一方、モリブデン薄膜を用いた場合、アモルファスシリ
三ンのような半導体を用いるために低温でモリブデン薄
膜を形成すると、抵抗値が約1桁バルク抵抗値より高く
なってしまった。又、透明導電膜とモリブデン薄膜との
接続不良が多数発生するなどのトラブルのためTPTア
ンイの作成は困難であった。
本発明の目的は、上記欠点を除去し、耐熱性に優れ、特
性の劣化がなく高信頼性の薄膜トランジスタアレイとそ
の製造方法を提供することにある1゜本発明の第1の発
明は、絶縁基板上に1素子以上の薄膜トランジスタが設
けられた薄膜トランジスタプレイにおいて、ゲート電極
、ソース電極及びドレイン電極と該各々の電極から外部
回路への取出し電極までの引回し配線とに用いる金属膜
にチタン、メンタル、クロム、モリブデンもしくはタン
グステンより選ばれた金属膜を用いることによ多構成さ
れる。
本発明の第2の発明は、透明絶縁基板上に1素子以上の
薄膜トランジスタを設けた薄膜トランジスタアレイにお
いて、透明導電膜と接する電極にチタン、タンタル、り
四ム及びタングステンよジ選ばれた金属薄膜と透明導電
膜とが積層した電極を用いることによ多構成される。
本発明の第3の発明は、薄膜トランジスタプレイの電極
及び配線に用いるチタン、タンタル、クロム、・、モリ
ブデンもしくはタングステンの金属膜を水素原子の存在
下において堆積させる工程を含んで構成される。
本発明の第4の発明は、電極及び配線に用いるチタン、
タンタル、り四ム、モリブデン、及びタングステンより
選ばれた少なくとも1層以上の金属膜を有する薄膜トラ
ンジスタプレイを水素原子存在下においてフォーミング
処理する工程を會んで構成される。
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
実施例1 この実施例は本M1の発明の第1の実施例である0 第1図は第1の発明の一実施例の’11’ F T部分
の断面図である。
絶縁基板11上にゲート電極12として、り四ム薄膜を
0.15μmの厚さに蒸着したものをパターニングして
形成した。次に、ゲート絶縁膜13として窒化シリコン
、及び半導体膜工4としてアモルファスシリコンをプラ
ズマ放電分解法により基板温度250℃でそれぞれ0.
2μn1及び0.3μmの厚さに形成した後、アモfi
v7アスシリコン牛導体層14をTl1i’T以外の部
分をエツチングにょシ除去しTFTマトリ、クスとなる
べき部分を形成した。
次に、ソース電極15、ドレイン電極16として、モリ
ブデン膜を0.1μmの厚さに蒸着したものをパターニ
ングしてTFTアレイを形成した。
次に遮光膜18用絶縁膜17としてシリコン酸化膜をプ
ラズマ放電法工9基板温度230 ’Cで0.3μm形
成し、遮光膜18としてタングステン膜を蒸着により0
.2μmの厚さに形成し、遮光膜18のパターニングマ
スクを用いて遮光膜18及び絶縁膜エフを同一マスクに
ょシバターニングし、TPT以外の部分をエツチングに
より除去した。
次に、パッジベージ、ン膜19として窒化シリコン膜を
プラズマ放電法により基板温度220 ’Cで0.09
μmの厚さに形成して遮光膜を備えたTPTマトリック
スアレイを作成した。
このTFTアレイは、ソース電極15がパッド状に形成
されておバ液晶表示装置に用いた場合の反射板を兼ね、
又、1画素に対応する。さらに、パッシベーション膜1
9をラビング処理により配向膜として兼ねることもでき
る。。
=方、このTPT7レイの1個のTPTの特性をパ、シ
ペーシ、ン膜19を形成する前にプ四−プにより測定し
たところ、ゲート電圧(VG)対ドレイン電流(In)
の静特性として、第3図の曲線31に示すよりな結果が
得られた。これに比較して、従来のTPTプレイの構造
のように、ソースドレイン電極にアルミニウム膜を用い
た場合のvG−ID静特性は曲線32に示すような結果
であった。この従来品は、アルミニウム製のソース、ド
レイン電極が耐熱性が劣しいために遮光膜用絶縁膜を形
成する時の温度によってアルミニウム金属が半導体層に
拡散したためにTPTが劣化したことによると考えられ
る。一方、本願実施例のごとく、すべての電極金属に高
融点金属を用いたTPTは、耐熱性に優れ下地アモルフ
ァスシリコンとの反応も無い結果が得られ、高信頼性の
TPTプレイが得られた。又、すべての高融点金属膜は
ガラス、窒化シリコン、酸化シリコンのような絶縁膜と
の接着力や半導体層との低接触抵抗の点においても良好
であり、TFTアレイのようなミクロンオーダーの微細
加工も可能であった。
実施例2 この実施例は木簡1の発明の第2の実施例である。第1
の発明を実施した第1図に示す形状と類似の形状とした
。ただし、ゲート電極12としてモリブデン膜を0.1
μmの厚さに蒸着したものを、外部取出し電極までのパ
ターニングと同時にパターニングして形成した。次にゲ
ート絶縁膜13として窒化シリコンおよび半導体14と
してポリシリコン膜をプラズマ放電分解法により、それ
ぞれ0、15 am及び0.5 pmの厚さ、基板温度
550℃で形成した後、多結晶シリコンの半導体膜14
をエツチングによりTPT部分のみ残るように、アイラ
ンド形成した。次に、ソース電極15、ドレイン電極1
6としてチタン膜を0.2μmの厚さに蒸着したものを
パターニングしてTFTアレイを形成し、同一パターン
上に設けられた取出し電極までのドレインバス配線を同
時に形成した。
次に、遮光膜18用絶縁膜17として窒化シリコン膜を
プラズマ放電法により基板温度500℃で0.5μmの
厚さに形成し、遮光膜18としてタンタル膜を蒸着によ
J 0.15μmの厚さに形成し、遮光膜18のパター
ニングマスクを用いて遮光膜18及び絶縁膜17を同一
マスクによυパターニングし、TPTの部分以外をエツ
チングにより除去した。次に、パ、シベーシ、ン膜19
として酸化シリコン膜を斜方蒸着により0.1μill
形成して遮光膜を備えたTFTアレイが作成された。こ
のTFTアレイを液晶素子装置として組立てた場合、パ
ッジベージ冒ン膜が配向膜として兼ねることができる。
上記液晶表示装置の表示特性を調べた結果、誤点灯する
ような画素がなく、又コントラスト比も5以上得られ、
TPTの良好な特性が得られていることが確められた。
このことは多結晶シリコン膜や窒化シリコン膜をプラズ
マ中や高温で形成した場合においても、電極や配線に用
いた金属膜が何ら悪影響9TPT特性に与えていなく、
前述した金属膜に要求される諸条件を満しているためで
ある。
なお、上記実施例1.2においてはゲート電極、ソース
電極、ドレイン電極及びこれらの配線さらに遮光膜とも
に異なる高融点金属を用いたが、すべて同一の金属で行
った場合も良好な結果が得られた。
実施例3 この実施例は本紀2の発明の一実施例である。
第2図は本紀2の発明の一実施例のTPT部分の断面図
である。
透明絶縁基板21上にゲート電極22として、チタン膜
を0.1μmの厚さに蒸着したものを工。
チングにより取出し電極までの配線と同時にパターニン
グして形成した。次に、ゲート絶縁膜23として窒化シ
リコン、及び半導体層24及び電極コンタクト用半導体
層251,261としてノンドープアモルファスシリコ
ンとリンドープアモルファスシリコンをプラズマ放電法
により基板温度270℃でそれぞれ0.25μm、0.
25μm、0.05μmの厚さに順次形成した後、アモ
ルファスシリコンの半導体層14,251,261をT
PT以外の部分をエツチングにょp除去し、TII″T
となるべき部分をマトリ、クス配列に形成した。
次に、第1層のソース電極252、ドレイン電極262
としてモリブデン膜を0.04μ】nの厚さに蒸着し、
第ゼ層のソース電極253、ドレイン電極263として
チタン膜1io、o4μmの厚さに蒸着し、ドレインバ
ス配線の堆出し電極までのパターニングと同時に上記2
膚のソース、トンイン電極金属のパターニングを行なっ
た。次に、ソースバッド電極用の透明導電−254とし
てITO(Indium Tin 0xide、酸花イ
ンジウム錫)をスバ、り法により基板温度250℃で0
.1μmの厚さに形成し、エツチングにより不用部分を
除去しパターニングした。このとき、TPTのソースド
レイン間のチャネル部分の第2層金属253゜263(
チタン膜)、第1層金属膜252,262(モリブデン
膜)、リンドープアモルファスシリコン層251,26
1をさらにエツチングしてTPTのチャネル部分を形成
’l、’TFTアレイとした0次に遮光膜28用絶縁膜
27としてシリコン酸化膜をスバ、り法によシ基板温度
150℃で0.8′μmの厚さに形成し、遮光膜28と
してクロム膜を蒸着により0.15μmの厚さに形成し
、遮光膜28のパターニングマスクを用いて遮光膜28
及び絶縁膜27t−同一マスクにエリパターニングし、
TPT以外の部分をエツチング除去した。次ニ、ハッシ
ヘーション膜29として酸化シリコン膜をプラズマ放電
法により基板温度200℃で0.05μmの厚さに形成
して遮光膜を備えたTPTマトリックスアレイを完成し
た。
このTFTアレイは、ソースパッド1ti25’4が透
明導電膜で形成されており、液晶表示装置に用いた場合
は透過形表示装置として動作はせることができる。又、
このTFTアレイ上に有機樹脂フ□イルムの配向膜を設
けても良いがパッジページ、ン膜29をラビング処理に
よシ配向膜も兼ねさせることも可能である。さらに、本
実施例のごとく、透明導電膜254と接するソース電極
の第2層目電極253をチタン膜とし、電極コンタクト
用半導体251と接するソース電極の第1層目電極25
2をモリブデン膜としたことで、透明導電膜の断線が無
い、低接触抵抗のソース電極のコンタクト構造とするこ
とができた0ちなみに、第2層目チタン電極254を設
けない場合の断線発生率は25〜30チ存在していたも
のが第2層目254の介在によってはソOチまで改善で
きた。
なお、TPTの特性はプロセス中の熱履歴を受けたにも
かかわらず安定に動作することも確められ、上記電極構
造は電極として及び配線として必要な特性を十分布する
ことが確められた。
上記電極及び配線用金属に、上記に使用した組合せ以外
において、透明導電膜と接する金属をチタン、タンタル
、クロム、およびタングステンのいずれかの金属膜を使
用した場合は、他の電極および配線用金属はモリブデン
を含むどの高融点金属膜との組合せもしくはモリブデン
を除く同一・の金属膜の場合でも透明導電膜との接触は
良好で、特にチタン、クロム膜の使用が優れていた。
実施例4 この実施例は本第3の発明の一実施例でちる。
TFTアレイ構造として第1図に示すものと類似の構造
にした。ただし、ゲート電極22、ドレイン電極16、
ソース電極15及びこれらの配線用の金属膜を蒸着法で
はなく水素プラズマを用いたイオンブレーティングによ
って形成した。他の工程は実施例1,2と同様であるた
め、金属膜の形成工程のみ詳細に述べる。
イオンブレーティング装置は水素ガスが導入できるもの
を用いた。水素ガス圧はプラズマが発生できる範囲の1
0−3〜10−” Torrとし、蒸発させる金属塊は
すべて高融点金属であるため、電子銃により金属蒸気を
発生させた。イオンブレーティング装置のプラズマ中で
、導入した水素ガスが原子状水素、水素イオンなどが発
生し、蒸発金属モ一部イオン化される。このことにより
容易に蒸発金属と水素が反応することができる。堆積し
た高融点金属は水素を含有した膜となり、シート抵抗値
をバルク抵抗値とはソ同程度まで低下式せることが可能
となりた。
上記の方法によシ水素プラズマ中で高融点金属を用いて
TFTアレイの電極及び配線をイオンプレーテング法で
形成したところ、TI”T単体のドレイン電圧(VD 
)対ドレイン電流(ID)の静特性は第4図に実線で示
すような結果が得られた。従来の単なる蒸着法で′1極
及び配線を形成した場合の第4図の破線のような結果と
比較すると、同一ゲート電圧(VC)に対して2倍程度
の電流利得が得られるように改善されていることがわか
った。
同様なことが第2図に示した構造のようにソース、ドレ
イン電極が2層構造とした場合にも得られ、高融点金属
の低抵抗化が著しい効果を持つことが判明した。
実施例5 この実施例は本第4の発明の一実施例?1″ある。
TFTアレイ構造として第1図に示すものと類似の構造
とした。ただし、遮光膜18用絶縁膜17をプラズマ放
電法により形成する工程において、ソース、ドレイン電
極15.16の7オーミング処理を同時に行なった。他
の工程は実施例1,2と同様であるため、フォーミング
処理を含む絶縁膜17の形成方法のみ詳細に述べる。絶
縁膜17を形成するためのプラズマ放電堆積装置(以下
PCVD装置と記す)はシランなどの原料ガスの池に単
独に水素ガスを導入できるものを用いた。
まず、PCVD装置内に、ソース、ドレイン電極15.
16および取出し電極までの配線がパターニングされた
TFTアレイ基板が設置される。基板温度は半導体層1
4にアモルファスシリコンを用いた場合は200℃〜3
50℃、多結晶シリコンを用いた場合は300℃〜50
0℃の範囲に設定される。PCVD装置内に水素ガス;
と導入し、ガス圧はプラズマが発生できる範囲内の高い
圧力(例えば0.1〜10Torr)に設定される。多
結晶シリコンの半導体層14にモリブデンでソース、ド
レイン電極15.16を形成したTFTアレイ基板を4
00℃に昇温した。水素ガス圧f、0.5’I’orr
 にし、RFパワー50Wでプラズマ放電法させ、原子
状水素が存在する条件で15分モリブデン製のソース、
ドレイン電極のフォーミングを行った。続いて、水素ガ
スからシランとアンモニアおよび窒素ガスの混合ガスに
切換えて引続いて窒化シリコン絶縁膜27を0.6μn
1の厚さに形成した。このような原子状水素の存在下で
ソース、ドレイン電極のフォーミング処理を行っ7jT
FTは電流利得が改善された。又、このフォーミング処
理はソース、ドレイン電極間のT F ’]’チャンネ
ル部が露出している状態で行りているため、TF’Tの
表面準位を低減する効果も兼ね Ill l;l Il
+特性改善にも寄与していた。なお、上記実施例では絶
縁膜27を形成すると同時にフォーミング処理を行った
が、絶縁膜27形成する前の工程として単独なフォーミ
ング処理工程を設けることが可能である0 以上詳細に説明したように、本発明によれば、耐熱性に
優れ、特性の劣化がなく、晶信頼性の薄膜トランジスタ
アレイが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1の発明の第1の実施例の薄膜トランジス
タ部分の断面図、第2図は本第2の発明の一実施例の薄
膜トランジスタ部分の断面図、第3図は本第1の発明を
実施して製造される薄膜トランジスタアレイの薄膜トラ
ンジスタ単体のドレイン電流−ゲート電圧特性図、第4
図は本第3の発明を実施して製造した薄膜トランジスタ
・アレイの薄膜トランジスタ単体のドレイン電流−ドレ
イン電圧特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 絶縁基板上に1素子以上の薄膜トランジスタが設
    けられた薄膜トランジスタアレイにおいて、ゲート電極
    、ソース電極及びドレイ/電極と該各々の電極から外部
    回路への取出し電極までの引回し配線とに用いる金属膜
    にチタン、タンタル、クロム、モリブデンもしくはタン
    グステンより選ばれた金属膜を用いたことを%漱とする
    薄膜トランジスタアレイ0 2、透明導電膜を用いて絶縁基板」二に1素子以上の薄
    膜トランジスタを設けた薄膜トランジスタアレイにおい
    て、透明導電膜と接する電極にチタン、タンタル、り四
    ムもしくはタングステンより選ばれた金属膜と前記透明
    導電膜とが積層した電極を用いたことを特徴とする薄膜
    トランジスタアレイ。 3、薄膜トランジスタアレイの電極および配線に用いる
    チタン、タンタル、り田ム、モリブデンもしくはタング
    ステンの金属膜を水素原子の存在下において堆積させる
    工程を含むことを特徴トスる薄膜トランジスタアレイの
    製造方法。 4、 チタン、タンタル、クロム、モリブデンおよびタ
    ングステンより選ばれた少なくとも1層の金属膜を電極
    及び配線に用いる薄膜トランジスタアレイの前記電極お
    よび配線用金属膜を水素原子存在下においてフォーミン
    グ処理する工程を含むことを特徴とする薄膜トランジス
    タアレイの製造方法。
JP58191866A 1983-10-14 1983-10-14 薄膜トランジスタアレイとその製造方法 Pending JPS6083373A (ja)

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