JPS6082529A - トレ−配送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トレーを用いて多数の製品を搬送する搬送シ
ステムにおいて、トレーを自動的に製品作業部に供給す
るトレー配送装置に関する。

各種工場等において小型製品の製造・加工を自動化する
ために、各種製造・加工ライン間における製品の搬送を
、偏平な容器たるトレーに収納して行なうようにしてか
り、このトレーによる製品搬送によって、多量の製品を
搬送することができるようになっている。ところが、複
ａの製品をトレーに対し梼み込み・積み降しする製品作
業部にトレーを供給するＫついては、従来は大型の自動
コンベアシステムによってトレーを配送するか、自動コ
ンベアと製品作業部間で作業ロボットによってトレーを
受け渡しする等のシステムが考えられており、このよう
な従来装置は、機構が複雑となって簡易な設置ができな
いと共Ｋ、迅速なトレ−供給と作業後のトレー排出制御
が適切に行なわれ難いという欠点があった。しかもまた
、製品作業部においてトレーの供給・排出作条が適切に
行なＩＡ難いことから、各トレーに対する製品積み込み
・積み降し作業を行なった後に、次のトレーに対する間
のタイムロスが大きく、トレーによる製品搬送の自動化
に大きな障害を生ぜしめていた。

本発明は上記点に鑑みてなされたもので、トレーを用い
る製品搬送において、装置本体に複数のトレーを積層状
に収納すると共に、積層トレーの各トレーを順次製品作
業部に対し供給・排出するようにして、トレーの製品作
業部への供給と排出を極めて簡単な構造で適切に行なえ
るようにすると共に、製品作業部に対し複数個のトレー
を連係して連続的に供給し得るようにして、各トレー間
における製品取扱い作業（積み込み・積み降し作業）の
タイムロスを確実に解消して、トレーによる製品搬送の
自動化を一層推進するものである。

以下図面（示す本発明の一実施例を詳細に説明する。第
１図は本発明゛トレー配送装置の斜視図、第２図は第１
図の要部縦断面図、第３図は第２図のＡＡ断面図、ａ’
ｒ４図は第２図の平面図である。

−上記各図に卦いて本発明のトレー配送装置は、任意の
製品作業部に設置してなるもので、積層トレー２０を収
納するトレー供給部２と、該トレー供給部２に対応す不
製品取出入部３とをそれぞれ複数個装置本体１に設け、
各１−１７−供給部２には、開口部４を介してトレー２
１を移送・返還する移送機５を設けると共に、積層トレ
ー２０を積載し−で各トレー２１を開口部４に臨ませる
昇降機６を設けてなる。

上記装置本体１は、トレー供給部２とこれに対応する製
品取出入部３とを七り、それ複数個設けてなるもので、
箱型形状に形成されてなる。

トレー供給部２は、実施例においては装置本体１に２個
設けられてなり、装置本体１の上方部正面に積層トレー
２０の搬入部１８を設けると共に、装置本体１の下部正
面に積層トレー２ｏの搬出部１９を設けである。ここに
積層トレー２０は、後述するトレー２１を複数段に積み
重ねてなる。実施例においてトレー供給部２は、積層ト
レー２゜を収納する角筒状の空間部を装置本体ｌの上面
部と内部とに連通状に設けて構成され、上面部は、四周
を枠組みして、その正面において左右の枠体を開閉自在
にして上記搬入部１８を形成し、該搬入部１８より積層
トレー２ｏをトレー供給部２に収納するようにしである
。すなわち上記搬入部１８は、両側のゲート枠１２．１
２が基部ヒンジによって開閉自在に構成され、積層トレ
ー２ｏを収納するとき開き、収納後に閉じるようになっ
てｂる。

トレー供給部２の内部には、昇降機６が昇降自在に設け
られてなり、上記搬入部１８より内部に搬入せしめられ
た積層トレー２０は上記昇降機６に積載され為。昇降機
６上の！Ｒ層トレー２０は、下から２段目のトレー２１
がトレー供給部２内の係止具７によって支承され、そこ
で昇降機６が降下することによって、下から１段目と２
段目の各トレー２１．２１の重ね係合が解除され、２段
目以上のトレー２１．２１は上記係止具７によって支承
されると共に、１段目のトレー２１は昇降機６上に位置
して移送ガイド８に支承され、昇降機６は更に降下する
ことによってトレー２１の積載を解除する。

上記係止具７は第３図に示すように、トレー供給部２の
内部に爪部材を回動自在に設けてなり、この爪部拐によ
ってトレー２１の鍔部２２を支承するようにしである。

この爪部材に代えて、小型シリンダのロッドを出没自在
ならしめてトレー２を支承することもでき、係止具７と
しては種々の機構を用いることができる。

上記移送ガイド８に支承されるトレー２１と対峙するト
レ−供給部２の背面には、該トレー２１が出入りする開
口部４が設けられている。移送ガイド８け、第３図に示
すように、横断面角筒状のトレー供給剤２内における上
記係止具７の下方において、対向して水平内部に回動出
没する板片を備えてなり、二つの板片め１ｉｌｌ　ｉ＞
ら突出することによりトレー２をその鍔部２２を介して
支承し、板片が両性側に回動して引込むことにより積層
トレー２０の昇降通路を解放することによって、移送ガ
イド８上のトレー２１は下方の昇降機６に再び載置され
る。移送ガイド８としては、ｌｊ１型シ１ノンダのロッ
ドを両側部より内方に向けて出没自在に設けるようにす
ることもできる。

上記移送ガイド８に支承されるトレー２１は、移送機５
によって開口部４を通シ製品取ｄＳ入部３に横移送され
る。移送機５は、各製品取出入音ｂ３に対応して設けら
れるもので、トレー供給部２２５）ら製品取出入部３に
平行ガイ）’５ａを設け、該平行ガイド５ａに挟持爪５
Ｃを備えたスライダ５ｂを摺動自在に設けて構成される
。この移送機５は、挟持爪５Ｃが移送ガイド８上のトレ
ー２１を挾持し、スライダ５ｂが平行ガイド５ａを摺動
することにより、上記）１／−２１をトレー供給部２と
製品取出入部３との間を往復移送せしめる。上記挟持爪
５０は、昇降機６上のトレー２１を挾持すると共に、微
少持ち上げることによって、次段トレー２１との重ね係
合を解くようにすることもできる。スライダ５ｂは、モ
ータによって自走することもでき、もしくはチェーン・
ワイヤ等によって牽引駆動させることもできる。またシ
ｉンタ゛を設け、そのロッド先端に吸着盤をω１１えて
、各トレー２１を吸着牽引することもできる。

上和製品取出入部３ｆｄ、各トレー供給部２に対応して
装置本体１の上面に設けらｉするもので、トレー２１が
移送されてセ・ントされると、第２図に示すように、ワ
ークロボット４０　：ｄｒ　）シー２１内に製品を取入
れ、もしくはトレー２１内から製品を取出す作業を行な
う。製品取出入部３におけるトレー２１は、移送機５に
よって進行方向の位置出しかがされると共に、側部に設
けた位置出し具９の抑圧を受けるとと罠よって横方向の
位置出しをも適正に行なわれ、ワークロボット４０によ
る製品取扱い作業が所定位置によって的確になされるこ
ととなる。製品作業部においては、上記ワークロボツｈ
４０によらず、作業者が直接トレー２１に対し製品取扱
い作業を行なうとともできる。

上記トレー２１は第５図に斤すように、上面を開口した
偏平な容器状を呈してなり、上面四周に鍔部２２を設け
ると共に鍔部２２の四角に四部２３．２３を形成し、月
つ下面に段部２４を設けて、積層時に各上下間で重ね係
合をなし得て安定した積層状態を維持できるようにしで
ある。各トレー２１内には、搬送製品５０の外形に適応
させた職泊スチロール等にて形膚した粉品優を郁２５ａ
を有する型枠２５を収納してあｈｌこの型枠２５によっ
て各搬送製品５０の位置出しをなレイ尋るようＫして、
ワークロボ・ント４０による作椿の自重す化を一層推進
するようにしである。上言己括す枠２５はトレー２１と
一体成形することもできる、なお上記トレーは、外形・
深さ等を自在に選定でき、一般のパレットもしくは金属
、プラスチック容器等あらゆるものを使用することカ；
できる。

次に製品取出入部３において製品取扱いイ乍業を受けた
）ｌ／−２１は、再びトレー供給剤２内に１甲し戻され
て昇降機６上に載置され、次いでイ糸と具７に支承され
ている残りのトｌ７−２１力；１偵に製品取扱い作業を
ワークロボット４０により受けて昇降機６に積層状に積
載されてゆく。全てのトレー２１が上記作業を終えて再
び積層トレー２０として昇降機６上に積載さ力、ると、
該積層）１／−２０は搬出入機１０によって搬出部１９
力ｊら？ｉｔ走ガイガイド１１して外部に送り出される
。タト部に送り出された積層）１／−２０は、次の作業
部に台土も（−くはコンベア等によって移送される。

上記した実施例［ｉ−いては、トレー供給部２の上部正
面をトレー搬入部１Ｂとしたが、トレー供給部２の上面
部を搬入部として縦方向に積層トレー２０全搬入するよ
う処してもよい。また搬出部１９が搬入部を兼ねるよう
にするとともでき、この場合は、搬出入機１０によって
積１鱗トレー２０が外部から昇降機６上に引き入れられ
、上部のトレー２］から順に製品取扱い作業を受け、作
業済みのト１ノー２１は顔に下方から係止具７に支承さ
れるべくトレー供給部２の上部に押し上げられ、全ての
トレー２１が作業を終えると、係止具７の係止全解除し
て作業済積層トレー２ｏは昇降機６に再び積載さカーで
、外部に送シ出される。また搬入部と搬出部を装置本体
１の長手方向前後部に設けるようにすることもできる。

上記したトレー供給部２には、トレー個数を定められた
積層トレー２ｏの他に予備のトレー２１を１個収納して
かき、作業済のｆ＃府トレー２ｏを取替え作業する際に
、上記予備トレー２１を製品取出入部３に移送しておく
と、取替え作業のタイムロスを著しく軽減できる。

上記した一組のトレー供給部２と製品取出入部３とに対
し、移送機５や昇降機６等を備えた全く同一構成のトレ
ー供給部２と製品取出入部３とが隣接して装置本体１に
設けらカるものである。

しかるに一方の製品取出入部３の作業を終えてトレー２
１の取替え作業を移送機５が行なっている間は、他方の
製品取出入部３に他方の積層トレー２０のトレー２１が
移送配置されていて、ワークロボット４０は常に二つの
製品取出入部３，３に対し１１１ｉ１に作業を行なうよ
うになることがら、跡切刃、のない製品積み降し作業を
なし得るものである。

上記した＃送樋５．昇降機６．係止具７．移送ガイド８
、及び搬出入８１１１等は、制御部３ｏからの指令によ
って相互に連係して連続的に動作するものである。

次に本実施例の作用について説明する。積層トレー２０
を各トレー供給部２，２にそれぞれ搬入部１８より収納
し、この積層トレー２ｏのうち一つのトレー２１を移送
ガイド８に支承させると共に残りのト１ノ〜２１を係止
具７で支承させ、移送ガイド８上のトレー２１を移送機
５が製品取出入部３に移送してワークロボッ）４０が製
品取出入部３上のトレー２１に対し製品の積み込み・積
み降し作業を行な（八、作業後のトレー２１は移送機５
が移送カイト８に戻し、このトレー２１取替中にワーク
ロボッ）４０は、他方の製品取出入部３土のトレー２１
に７１して與品取扱い作業を開始し、作業を終えたトレ
ー２１ｉ順に昇降機６上に積載さカー、定めらｈ−た個
数のトレ〜２が昇降機６上に積載されると、その積層ト
レ〜２０は搬出入機ＩＯによってトレー供給部２から外
部に排出される。その間、他方の積層トレー２０が他方
のトレー供給部２に１納されていて、上記と同様各トレ
ー２１に対し製品取扱い作業がなさり、る。

一方、上記した積層トレー２０は、実施例のように単に
トレー２１を積層するものの他、第６図に示すように（
ｌｔ層枠１７に収納して、該積ＩＩ′１枠１７とともに
トレー供給部２に収めるようにしてもよい。この場合、
積層枠１７の内部に昇１ｌｆｆ′！機６が侵入し７て内
部の積層トレー２０を昇降制御する。

本発明は以上のように、装置本体に複数のトレーを積層
状に収納すると共に、各トレーをｊＢ１次移送機によっ
て製品作梁部に供給し排出するように構成したことから
、＠爪な構造で自動的にトレーの製品作業部への供給と
、１１つ作業後のトレー排出制御をなし得て、簡易に自
動化システムの設置を可能ならしめることができる。し
かも上記トレーの製品作業部への供給は、複数のトレー
供給部から個別的に備えた移送機を介して行なうので、
跡切れのないトレー供給をなし得て、トレーに対する製
品取扱い作業のタイムロスを確実に解消して、トレーに
よる製品搬送の自動化を一層推進することができる。更
にトレーを供給する製品作業部を装置本体に設けである
ことから、トレーの位置出しを正確になし得て、製品取
扱い作業を適正に行なうと、とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明トレー配送装置の斜視図、第２馴は第１
図の要部継断面図、第３図は第２図のＡＡ線断面図、第
４図は第２図の平面図、第５図はトレーの斜視断面図、
第６図は積層トレーの他の実施例図である。 １・・・装置本体　２・・・トレー供給部３・・・製品
取出入部　４・・・開口部５・・・移送機　６・・・昇
降機 ７・・・係上具　８・・・移送ガイド ９・・・位置出し具　］０・・・搬出入機２０・・・オ
責；３Ｓトレー２１・・・ト１ノー３０・・・制御部　
４０・ワークロボット出願人　元田電子工岑株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 任意の製品作業部所に設置してなる下記要件を備えたこ
   とを特徴とするトレー配送装置。 何）　複数のトレーを積層してなる積層トレーを収納す
   るトレー供給部を複数個装置本体に設ける。 （ロ）各トレー供給部から移送されるトレーを位置せし
   める製品取出入部をそれぞれトレー供給部に対応させて
   装置本体に設ける。 （ハ）各トレー供給部から対応する各製品取出入部にト
   レーを移送すると共に、該トレーを上記トレー供給部に
   返還する移送機を各製品取出入部に対応して設ける。 （ロ）　各トレー供給部には、積層トレーを積載して昇
   降すると共に、各トレーを順次上記対応する移送機に連
   係する昇降機をそれぞれ設ける。