JPS63252805A - 粉粒体取扱システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子材料９食品、医薬品、金属粉粒体、化成
品等の種々の分野て用いられる粉粒体を充填、保管、排
出して作業を効率よく行なうことがてきる粉粒体取扱シ
ステムに関するものである。

（従来技術） −・般に１種々の分野て用いられる紙袋、ポリエチレン
袋、フレキシブルコンテナまたは金属缶に充填して行な
われていた。このうち金属缶に粉粒体を充填して取扱う
場合通常ではフォークリフト、クレーン等か用いられて
きたか、フォークリフトではその通路を充分に確保しな
ければならないし、積］−げも２段が限度で取扱が不便
であった。また、クレーンでは吊具と吊ローブを工夫し
ても人手か必要て作業性か悪かった。更に２両者に共通
することであるか、保管中に任意の容器を取り出すこと
かできない上に作業空間か大きく、空間効率か悪い欠点
があった。一方、粉粒体は容器への充填、排出の処理を
必要とするが、これらの処理はフォークリフトやクレー
ン等を粉粒体処理装置に据え置き接続して人手によって
行なわれていたので粉粒体か飛散し９作業性か悪化する
欠点があった。

（発明の目的） 本発明の目的は、粉粒体の充填、保管、排出等を狭い空
間でも機械的に効率よく行なうことができ、またその管
理を容易に行なうことかてきる粉粒体取扱システムを提
供することにある（発明の構成） 本発明の粉粒体取扱システムは、粉粒体か充填される複
数の粉粒体容器を保管する複数の棚を有する保管ラック
とこの保管ラックに接近しまたは組込んで配置された粉
粒体処理装置と保管ラックと粉粒体処理装置に粉粒体容
器を搬出入する容器搬出入装置との組合わせから成り。

粉粒体容器は容器本体と容器本体の開口部を開閉する蓋
とこの蓋を気密を保って閉したり開いたりする蓋開閉１
段とから成り、粉粒体処理装置は保管ラックの下方位置
に相応して配置された粉粒体充填機と保管ラックの−に
方位置に相応して配置された粉粒体排出機とを少なくと
も含み、容器搬出入装置は保管ラックの各棚及び粉粒体
処理装置の各機械に対して粉粒体容器を受渡しするよう
に走行するスタッカーを含んていることを特徴としてい
る。

このシステムによると、粉粒体の充填、保管、排出等は
機械的に行なわれ、また粉粒体処理装置は保管ラックに
接近しまたは組込まれているので小さな空間で効率よく
取扱うことかてき、保管ラックとの組合わせて在庫管理
等を集中的に行なうことがてきる。

（実施例） 本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明すると、第
１図は本発明に係る粉粒体取扱システムｌＯを概略的に
示し、この粉粒体取扱システムｌＯは、粉粒体か充填さ
れる複数の粉粒体容器１２を保管する複数の棚１４を有
する保管ラック１６と、この保管ラック１６に接近しま
たは組込まれて配置された粉粒体処理装置１８と、保管
ラック１６と粉粒体処理装置１８に粉粒体容器１２を搬
出入する容器搬出入装置２０との組合わせから成ってい
る。

粉粒体容器１２は、第２図に示すように、後にのべる粉
粒体排出機内て開口部２２ａか下向き斜めになるように
配置される容器本体２２と、通常ては自重でこの開口部
２２ａを開くように容器本体２２の開１１部の縁に枢支
された蓋２４と、このＭ２４の内側に設けられて回転自
在に支持されたカム２６を有し蓋２４の外側からこのカ
ム２６に係合する回転軸２８の回転によってカム２６の
周縁か容器本体２２の掛止め片３０に係合して開口部２
２ａを気密を保って閉じたり開いたりする蓋開閉手段３
２とから成っている。このような粉粒体容器１２は９例
えば、本出願人の出願に係る特願昭５９−１２９３４４
号て開示されている。

粉粒体処理装置１８は、第１図に示すように、保管ラッ
ク１６の下方位置に相応して配置された粉粒体充填Ｉａ
３４と保管ラック１６の上方位置に相応して配置された
粉粒体排出機３６とを少なくとも含んでいる。図示の実
施例では。

この粉粒体処理装置１８は粉粒体容器１２に回転振動を
与えて粉粒体容器１２内の粉粒体を混合する粉粒体混合
Ｊａ３８と、粉粒体をサンプリングしたり添加したりす
る粉粒体サンプリング・添加ａ４０とを更に含んでいる
。

粉粒体充填機３４は、第１図に示すように。

粉粒体を重量で送給して粉粒体容器の導入口１２ａに粉
粒体を充填する送給管４２と秤量手段４４とを有する。

粉粒体充填機３４は保管ラックの下方位置に相応して配
置されているので送給管４２から容易に粉粒体を粉粒体
容器１２に充填することがてきる。

粉粒体排出９３６は、第２図に示すように。

粉粒体容器１２を容器本体２２の開口部２２ａか下向き
斜めになるように配置される機体４４とこの機体４４に
取付けられ蓋２４を開閉する蓋開閉手段３２のカム２６
に回転方向に相互に連結されるように係合する回転軸２
８とを含み、この回転軸２８は図示しない回転駆動源に
よって回転される。また、この粉粒体排出機３６は１機
体４４に取付けられ粉粒体容器１２か機体４４に支持さ
れた時その開口部２２ａに密着して粉粒体容器１２内の
粉粒体が排出される導管４６を有する。従って１回転軸
２８を回転して蓋開閉手段３２のカム２６を掛止め片３
０から外し蓋２４を自重で開くと、粉粒体容器１２内の
粉粒体は自重によって導管４６内に導かれ排出される。

この導管４６は図示しない粉粒体加工装置に延びていて
粉粒体はこの粉粒体加工装置に送られて所定の処理に用
いられる。

粉粒体混合機３８は、第１図に示すように。

粉粒体容器１２毎受入れてこの粉粒体容器１２を支持す
る支持体４８を含み、この支持体４８は図示しない振動
発生手段によって回転振動か与えられて粉粒体容器１２
内の粉粒体を混合する。　また、粉粒体サンプリンタ・
話加機４０は、同じく第１図に示支ように、粉粒体容器
１２ａに整列して設けられた公知のサンプリング・添加
治具５０を含み、このサンプリング・添加治具５０によ
って粉粒体容器１２内の粉粒体をサンプリングしたり、
この粉粒体に他の粉粒体等を添加することができるよう
にしている。

尚、粉粒体処理装置１８はこの外に粉粒体容器１２の外
面を洗浄する空気洗浄機及び粉粒体容器１２ごと粉粒体
を熱処理する熱処理機等を付加してもよい。

容器搬出入装置２０は、第１図に示すように、保管ラッ
ク１６の各欄１４及び粉粒体処理装置１８の各機械３４
，３６．３８．４０に対して粉粒体容器１２を受渡しす
るように走行するスタッカー５２を含む。図示の実施例
では、この容器搬出入装置２０は、スタ・ンカークレー
ン５４から成り、このスタッカークレーン５４は例えば
ウィンチのケーブル５６によって昇降し、またスタッカ
ー５２は図示しないフォークな有していてその」−の粉
粒体容器１２を棚１４または粉粒体処理装置１８に受渡
しするようにしている。

粉粒体取扱システムｌＯは、第３図に示すように、この
システムを操作する指令を発生するコンピュータの如き
制御手段５８を備えている。この制御手段５８は保管ラ
ック１６の在庫状態を管理し、また粉粒体処理装置１８
を所定の秩序で操作し、更に容器搬出入装置２０による
粉粒体容器１２の受渡しを制御する。尚、第１図におい
てスタッカー５２−Ｌに搭載されている粉粒体容器１２
はその真下の容器出入口６０から受は取られた状態を示
している。

次に９本発明のシステムの使用例をのべると、容器出入
口６０には空いた粉粒体容器１２かフォークリフトまた
は無人搬送車て持す込まれる。そして容器搬出入装置１
２０のスタッカー５２か第１ＦＭに示すようにこの容器
出入１−１６０に受取りに移動する。スタッカー５２は
保管ラック１６の所定の棚１４にこの粉粒体容器１２を
収納する。このようにして保管ラック１６の各欄１４に
空いた粉粒体容器１２を収納する。その後、制御装置５
８から粉粒体容器１２の運行指令が容器搬出入袋ｄ２０
に出される。この指令に基ずいて粉粒体容器１２は容器
搬出入装置２０によって粉粒体処理装置１８の所定の部
分に受渡しされるか、その−例を下記にのべる。

先ず、容器搬出入装置２０は各欄１４から粉粒体容器１
２を搬出して充填機３４．混合機３８、排出機３６に順
次送り、粉粒体容器１２から粉粒体か排出された後所定
の棚１４に戻される。この運行の過程て充填機３４と混
合機３８との間でサンブリンク・添加機４０に送られて
添加物が添加されることもあり、また混合機３８と排出
機３６との間で再びサンプリング・添加機４０に送られ
てサンプリングされることもある。各棚１４上の粉粒体
容器１２内に粉粒体を充填して保管することか最も一般
的てあり、この場合には容器搬出入装置２０は各欄１４
から粉粒体容器１２を充填機３４に送り、粉粒体を充填
した後それぞれの棚１４に戻して待機している。制御装
置５８は各欄１４−Ｌ、の粉粒体容器１２内に粉粒体か
充填されているか否かを記憶して保管ラック１６全体を
管理している。このようにして各欄１４Ｊ−の粉粒体容
器１２内に粉粒体を充填し、必要に応して所定の棚１４
から粉粒体容器１２を取り出し、排出機３６に送り、粉
粒体を排出することかでき、また粉粒体容器１２を排出
機３６に送る前に混合機３８に送って粉粒体を混合する
こともてきる。

第４図は粉粒体取扱システムＩＯのレイアウトを変更し
た本発明の他の実施例を示し、この粉粒体地板システム
ｌＯては第１図の実施例と回しように粉粒体処理装置１
８は保管ラック１６の横に平行して並べて配置されてい
るか、この粉粒体処理装置１８は３つの充填機３４Ａ。

３４Ｂ、３４Ｃを有し、また２つの排出機３６Ａ、３６
Ｂを有する。このようにすると、粉粒体の充填と排出と
を効率よく行なうことかてきるか、また異種の粉粒体を
保管し排出するのに便宜である。

第５図は粉粒体取扱システム１０の更に他のレイアウト
を有する本発明の更に他の実施例を示し、この実施例で
は粉粒体処理装置１８が保管ラック１６に整列して並べ
られている。この第５図の実施例ではその使用方法は第
１図及び第４図の実施例の場合と全く同しである。

また、第６図の実施例では、第５図の実施例に更に平行
して保管ラック部分か並べて配置されている。従って、
この第６図の実施例ては粉粒体処理装置１８は２つの保
管ラック部分１６Ａ、１６Ｂの一方の保管ラック部分１
６Ａに整列して配置されていることになる。第６図の実
施例では保管ラック部分１６Ａ、１６Ｂを使い分けるこ
とかできるのて便宜である。

尚９図示していないが、粉粒体処理袋Ｎ１８は保管ラッ
ク１６の一部の棚の中に配置されて組み込まれてもよい
。

（発明の効果） 本発明によれば、」−記のように、複数の棚を有する保
管ラックに粉粒体処理装置と容器搬出入装置とを組合わ
せたのて粉粒体の充填、保管、排出等は機械的に行なわ
れ、従って人為的過失が著しく少なくなって生産性及び
製品の品質か向上し、また粉粒体処理装置は保管ラック
に接近しまたは組込まれているのて小さな空間で効率よ
く取扱うことかてき、保管ラックとの組合わせで生産管
理等を集中的に行なうことができる実益かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る粉粒体取扱システムの一実施例の
概略斜視図、第２図は粉粒体処理装置の排出機とその中
に配置された粉粒体容器との一部の断面図、第３図は本
発明に用いられる制御装置の概略系統図、第４図乃至第
６図は本発明の他の異なる実施例の概略平面図である。 ｉ　ｏ−−−−一粉粒体取扱システム、１２−−一−−
粉粒体容器、１２ａ−−−−−導入口。 １６−−−−−保管ラック、１ｓ−−−−一粉粒体処理
装置、２０−−−−一容器搬出入装置、２２−−−一容
器本体、２２ａ−−−−−開口部、２４−−−−一蓋、
２６−−−−カム、２Ｂ−−−−一回転軸、３０−−−
−一掛止め片、３２−−−−一蓋開閉手段、３４−−−
−粉粒体充ｆｔ機、３６−−−−−粉粒体排出機、３Ｂ
−−−−一粉粒体混合機、４０−−−−−粉粒体サンブ
リンク・添加機、５２−−画一一スタッカ−，５８−−
−−一制御装置。 第２ｍ 第４択 第５図 第６回

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）粉粒体が充填される複数の粉粒体容器を保管する
   複数の棚を有する保管ラックと前記保管ラックに接近し
   または組込んで配置された粉粒体処理装置と前記保管ラ
   ックと粉粒体処理装置に前記粉粒体容器を搬出入する容
   器搬出入装置との組合わせから成り、前記粉粒体容器は
   容器本体と前記容器本体の開口を部開閉する蓋と前記蓋
   を気密を保って閉じたり開いたりする蓋開閉手段とから
   成り、前記粉粒体処理装置は前記保管ラックの下方位置
   に相応して配置された粉粒体充填機と前記保管ラックの
   上方位置に相応して配置された粉粒体排出機とを少なく
   とも含み、前記容器搬出入装置は前記保管ラックの各棚
   及び粉粒体処理装置の各機械に対して前記粉粒体容器を
   受渡しするように走行するスタッカーを含んでいること
   を特徴とする粉粒体取扱システム。
2. （２）前記粉粒体処理装置は前記粉粒体容器に回転振動
   を与えて粉粒体容器内の粉粒体を混合する混合機を更に
   含む特許請求の範囲第１項に記載の粉粒体取扱システム
   。
3. （３）前記粉粒体処理装置は粉粒体サンプリング・添加
   機を更に含んでいる特許請求の範囲第１項または第２項
   に記載の粉粒体取扱システム。
4. （４）前記粉粒体処理装置は保管ラックの横に平行して
   並べて配置されている特許請求の範囲第１項乃至第３項
   のいずれかに記載の粉粒体取扱システム。
5. （５）前記粉粒体システムは２つの保管ラック部分の一
   方の保管ラック部分に整列して配置されている特許請求
   の範囲第１項乃至第３項のいずれかに記載の粉粒体取扱
   システム。
6. （６）前記粉粒体処理装置は保管ラックの一部の棚の中
   に配置されて組み込まれている特許請求の範囲第１項乃
   至第３項のいずれかに記載の粉粒体取扱システム。