JPS6081796A

JPS6081796A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPS6081796A
Application number: JP18973083A
Authority: JP
Inventors: 治久田村; 博文吉村; 信夫池田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1983-10-11
Filing date: 1983-10-11
Publication date: 1985-05-09
Also published as: JPS6352439B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、高周波発振器から発生した電波を加熱室底面
から加熱室内に供給する高周波加熱装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点従来、高周波発振器から発生した電波を導波管を介して
加熱室底面から加熱室内に供給する高周波加熱装置にお
いては、第１図に示す様に、加熱室１底面のほぼ中央に
給電口２を設け、この給電１」２には加熱室１と導波管
３を高周波的に結合する結合棒４をモータ５などにより
回転自在に取付け、また、加熱室側端面には前記給電口
２を覆うような箱型で前記加熱室り底面との間に間隔１
ｈを有肱端部に加熱室１に向う開１」６ａを有する内部
導波管６を取イ」けている。尚、７は被加熱物をｉｉ＆
　＜ためのチーフルである。す、」二の様な構ＩＪ見に
より、高周波発振器８から出た電波は導波管３を通って
結合棒４に励振され給電口２より内部導波管６に導かれ
る。導ひかれた電波の大部分はＩｊｉＪ記内部導波管６
の開口６ａを通り、誘電体で構１戊されたチーフル７を
介して加熱室１内に放射さＩ’ｔ、被加熱物を加熱する
。尚、電波を効率よく加熱室１に導き被加熱物をむらな
く加熱するｔこＷ）＋こＩＢ。

１Ｆ、１ｈの寸法を実験により調整し決定する。一般的
に電波を加熱室底面から供給する場合、被加熱物の中央
の底が強く加熱される傾向にあるが、間隔寸法１ｈを小
さくし、寸法ＪＦを大きくすることにより解消される。

しかし、寸法ＪＦ　が大きくなると結合棒４を支点とし
たバランスがくずれ内部導波管６が傾き、モータ５の軸
に偏った力が加わってモータ５が回転しなくなったり、
あるいは、加熱室１底而と内部導波管６の端面とでスパ
ークを生じるなど、加熱むらや出力に悪影響を与えてい
た。

そこで、第２図に示す様に内部導波管６にローラ１９を
取付け、内部導波管６と加熱室１底＋Ｉｉｉの間隔Ｑｈ
を保持して回転させることが考えられるが、食品の煮汁
などが吹き溢れてチーフル７から加熱室１ｊ氏面に流れ
込み、ローラ９の回転部分が汚れた場合、ローラ９部で
回転か山まり、前記問題点を生じたり、あるいはモータ
５が強制ロックされるためコイルが加熱し焼損するなど
安全性にも問題があった。。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、加熱むらの
少なく、加熱効率の高い高周波加熱装置を提供すること
を目的とする。

発明の構成上記目的を達するため、本発明の高周波加熱装置は、高
周波発振器から発生した電波を導波管を介して加熱室底
面のほぼ中心に設けた給電口とモータなどにより回転自
在に取付けた結合棒によって加熱室内に供給し、前記結
合棒の加熱室側先端に設けられた内部導波管を回転させ
ることにより電波分布の均一化を図る方式で、前記内部
導波管は、前記給電口を覆うような箱形で、端部にυ１
ＪＩＤを有するものである。尚、前記加熱室底面には、
前記内部導波管と加熱室底面の間隔をほぼ一定に保持す
るテフロンなどの潤滑性、高周波特性の優れた樹脂で形
成された環状突起（間隔保持手段）を設ける構成であり
、前記内部導波管は、前記給電口を中心として、前記環
状突起と一部接しながら回転するため、前記加熱室底面
とは常にほぼ一定の間隔を保つことが出来、スパークな
どの異常現象もなく、出力性能や均一加熱性能のバラツ
キ。

も極めて小さくすることが出来る。更には、モータの軸
には偏った力が加わらないためモータの信頼性が向上す
るなどの効果をも有するものである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例につい−ｃ１図面に基づいて説
明する。

第４図において、１は加熱室、２は電波を発生するマグ
ネトロン等の高周波発振器、３は高周波発振器２から発
生した電波を加熱室１に導くための導波管、４は加熱室
１の底面のほぼ中心に設けられた給電口、５は同軸線路
を構成する結合棒、結合棒５の片側はモータ６の軸に着
脱自在に取付けられ、他側は給電］」４を覆うような箱
型で、加熱室１底向との間に間隔１ｈを有し、端部に加
熱室１に向う開ロアａを有する内部導波管７を絞めなど
の手段で固着する。８はテフロンなどの潤滑性、高周波
特性に優れた樹脂で形成された環状突起（間隔保持手段
）で、加熱室１底面に、内部導波管７の一部と接する位
置に取付ける。９は被加熱物を置くためのテーブルであ
る。尚、第５図に環状突起８の形状及び取付方法の一実
施例を示す。

環状突起８は、テフロンなどの潤滑性、高周波特性のよ
い樹脂で、第６図に示す様な高さｆｈで、爪部８ａを有
するシート状に形成する。加熱室１の底面には、第７図
に示す様に、給電口４と同心円上で、その円の接線に対
して角度ａを有する取付孔１ａを設け、前記環状突起８
の爪部８ａを挿入して取付ける。

以上の構成において、高周波発振器２から発生した電波
は、導波管３を通り、結合棒５に励振され、内部導波管
７に導ｌかれる。導ｌかれた電波の大部分は、前記内部
導波管７の端部の開１」７ａを通り、誘電体で構成され
たチーフル９を介して、加熱室１内に放射され、被加熱
物を加熱する。

前記内部導波管７はモータ６により、結合棒５を支点と
し、加熱室１底面に設けられた環状突起８と接しながら
回転するため、被加熱物はむらなく加熱できるわけであ
る。

尚、寸法ＩＦ、又６．ノｈは高周波発振器２からの電波
を効率よく加熱室１に送り、また、均一分布性能を得る
ために実験により調整され決定されるものである。

この様に本実施例によれば、内部導波管７は環状突起８
によって、常に加熱室１底面との間隔をほぼ一定に保ち
ながら回転させることが出来るため、スパークなどの放
電現象も生じず、また、均一分布特性と出力特性に非常
に影響するｈ　、　ｆＬＢ　。

ｉｈの位置関係の寸法精度が良く出るので、初期の特性
を保つことが出来る。更には、モータ６の軸に偏った力
が加わらないため、モータ６の信頼性の向上が図れるな
ど効果は大きい。

発明の効果以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。

（１）加熱室底面と内部導波管は常にほぼ一定の間隔を
保つことができるため、スパークなどの異常現象は発生
しない。

（２）１Ｆ、１０．Ｊｔｈの位置関係の寸法精度が良く
出るので、初期の特性が保てる。つまり、ばらつきを小
さくできる。

（３）　モータに偏った力が加わらないため、モータの
信頼性の向上が図れる。

（４食品の煮汁などが吹き溢れて、テーブル力）ら加熱
室底面に流れ込んでも、内部導波管の回転に影響を及ぼ
さず、安定した回転性能を得ること力くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の高周波加熱装置の断面図、第２図は従来
の高周波加熱装置に使用している内部導波管の外観斜視
図、第３図は本発明の一実施例である高周波加熱装置の
外観斜視図、第４図は第３図のＡ−Ａ’断面図、第５図
は同要部分解斜視図、第６図は同環状突起の要部拡大図
、第７図は同加熱室底面の取付孔の角度を示す図である
。１・・・・・・加熱室、２・・・・・・高周波発振器、
３・・・・・・導波管、４・・・・・・給電口、５・・
・・・・結合棒、７・・・・内部導波管、８・・・・・
・環状突起（間隔保持手段）。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図；第２図３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）導波管により導ひかれる電波を加熱室底面から加
熱室内に供給する構成とし、前記導波管と加熱室の結合
口に回転自在な結合棒を設け、この結合棒の加熱室内側
先端に内部導波管を取付け、前記内部導波管と前記加熱
室底面との回転中における間隔距離をほぼ一定に保持す
る間隔保持手段を設け、前記間隔保持手段を樹脂で形成
してなる高周波加熱装置。（２１内部導波管と対向して加熱室底面に、前記内部導
波管の一部と接する而を樹脂で形成した環状突起を設け
る構成とした特許請求の範囲第１項記載の高周波加熱装
置。