JPS6081392A - 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法 - Google Patents

抄紙機におけるドライヤ−の制御方法

Info

Publication number
JPS6081392A
JPS6081392A JP12963483A JP12963483A JPS6081392A JP S6081392 A JPS6081392 A JP S6081392A JP 12963483 A JP12963483 A JP 12963483A JP 12963483 A JP12963483 A JP 12963483A JP S6081392 A JPS6081392 A JP S6081392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer
paper
exhaust fan
papermaking
original data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12963483A
Other languages
English (en)
Inventor
匡史 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12963483A priority Critical patent/JPS6081392A/ja
Publication of JPS6081392A publication Critical patent/JPS6081392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抄紙機におけるドライヤーの制御方法に係わり
、更に詳しくは抄紙機におけるドライヤーを溝成してい
る排気ファン付フードの排気縁を制御する方法に関する
抄紙機のドライヤーは、ウェットパートで抄き上げられ
、かつ約60%前後の水分に脱水された抄紙をシリンダ
ードライヤーおよび熱風等で乾燥し、約5%〜lO%の
水分の紙として製品化するものであるが、一般にこのド
ライヤーでは、蒸発させた水分をオープンフードで回収
し、これを7−ドに設置した排気ファンで外部に排出す
るようにしている。前記排気ファンの容磁は抄紙機の規
模や能力に応じて決定されているが、従来は理論排’A
−I1.の200−300%の能力のものが設置されて
いるのが実情である。
今、このような溝成のドライヤーの消費熱逝について着
目すると、必要な理論熱量が、a)湿紙入口水分量への
加熱熱量、b)繊維絶乾量への加熱熱量、c)蒸発水分
量への加熱熱量およびd)蒸発水分量を蒸発ざぜる熱量
の総和Aであるのに対して、実際に必要とする熱線は上
記a)〜d)の総和Aに、e)周囲空気の加熱熱量およ
び前記排気ファンによって持去られる所のf)外部放散
熱量を加えたB(a)+b)十−−−十f ))となり
、前記f)外部放散熱噴が大きくなるに従って熱効率(
−×too%)は匠下し、消費熱量が増大することにな
る。又、見方を変えれば、消費熱量は前記オーブンフー
ドに対する出熱と入熱の差であって、出熱は転紙が持っ
て出る熱量と排気ファンによる排熱が持って出熱量の和
であるのに対して、入熱は湿紙が持って入る熱量と外気
が持って入る熱量の和であることから、lfi記排熱が
持って出る熱量が大きくなるに従って消費熱量も増大す
ることになる。つまりこの種のドライヤーでは排気ファ
ンの容量が消費熱量を左右する重要な要素となっている
のである。
そこでこの排気ファンによる排気量を適正に制御すれば
ドライヤーにおける消費熱量を囲域することが可能であ
るが、理論排気后を決定する為に必要な、抄紙銘柄、抄
紙速度、フード内温度および湿度並びに露点に関するデ
ータのうち、特に前記湿度や露点は7−ド内にセンサー
を配置しても紙粉で汚染される為、装置稼動中の測定が
できないことから、実際には消費熱量を最小にするのに
適正な排Lbtの制御ができない問題点があった。
本発明(ま坏土の如くの問題点に鎮みてなされたもので
、各種の抄紙銘柄毎に、抄紙速度、ドライヤー内温度お
よび湿度並びに抄紙の水分の種々の条件に対して、消費
熱量を最小とするのに最適な、排気ファンの回転数を予
め実地にめて、これを原データとして、前記排気ファン
を制■する為のコンピュータの記憶装置lに登録してお
き、然る後、実際の抄紙作梁に当り、その抄紙銘柄、抄
紙送度、ドライヤー内温度および湿度並びに抄紙の水分
に対応する前記排気ファンの最適回転数を前記原データ
群中より、検索して読み出し、次いでこの検索原データ
を、室内温度および湿度情報で補正リーることにより実
行データに1lti工した後、この実行データに基づい
て抄紙機を連続運転すると共に、運転中、抄紙速度を検
出して前記実行データを逐次補正することを特徴とした
抄紙機におけるドライヤーの制御方法であって、その目
的とする所は、ドライヤーでの消費熱量を低減すること
にある。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。図は抄紙機に
おけるドライヤー1の部分を示したもので、ウェットパ
ート2で水分約60%に脱水された抄紙3はフード4内
に多数架設したシリンダードライヤー5.5で案内され
て蛇行して進行した後、水分約7%に乾燥された製品と
して巻取PA6に巻取られるようになっている。そして
前記)−ド4内で蒸発した水分はフード4の上部に設置
した数台の排気ファン7.7で外部に排気される。排気
7アン7.7の駆動源は心動モータ8.8であり、この
心動モーフ8.8には、その回転数を制御する為のコン
トローラ9.9が接続されていると共に、コントローラ
9.9はコンピュータlOに接続されて集中制御されて
いる。前記コンピュータ10はコII!常のマイクロコ
ンピュータ等と同様であり、記憶装置u11を保有して
いると共に、キーボード12、プリンタ13およびOR
’ll’14が接続されており、コンヒーータlO本体
は与えられたプログラムに従って、前記コントローラ9
.9に対して、7−ド4に所定の排気量を与える為の指
令1汀号aを与えるべく動作するように酵成されている
そこで、前記記憶装置11には予め検索用の原データ群
を登録しておく。即ち中質紙、上質紙、板紙、クラフト
紙、ライナー紙、中芯紙等の抄紙銘柄毎に、抄紙速度、
ドライヤー内温度および湿度、抄紙の水分の種々の条件
における、この抄紙機の消費熱量を最小とするのに最適
な排気ファン7.7の回転数を予め実地にめて、これら
の種々のデータを原データとして記′Ijim置11に
記憶させておく。然してキーボード12ヲ介して上記の
抄紙銘柄、抄紙速度、ドライヤー内温度および湿度、抄
紙の水分を指定すると、コンピュータ】0は、与えられ
たプログラムに従って゛記憶装置11に登録された原デ
ータIHを検索して、指定されたデータに最も近似して
いる原データを読み出し、この原データを0RTI4に
表示し、更にはプリンタ13に1Jち出すと共に、排気
7アン7の回転数のデータはコントロール9.9に与え
て、排気ファン7.7をその回転数のもとに駆動するよ
うに制御する。又前記プログラムには抄紙速度、ドライ
ヤー内温度および湿度に関して、原データの値を変更し
た場合その変更に応じて排気7アン7の回転数を変化さ
せるサブルーチンを保有しており、原データ値の変更に
対して、排気ファンの回転数を所定の演算処理によって
最適値に補正できるようになっている。
そこで実際の抄紙運転に当っては、キーボード12を介
して、抄紙銘柄、抄紙速度、ドライヤー内温度および湿
度並びに抄紙の水分を指定して、前記原データ群を検索
し、指定条件に対応する排気ファンの最適回転数を読み
出す。次に、ドライヤー1内の亦囲気の補正条項として
室内温度および湿度をキーボード12を介して入力し、
前記読み出した原データを1jU記ザブルーチンで実行
データに加工し、この実行データに従って抄紙機を運転
する。
一方、抄紙機の運転中、抄紙3の速度は速度検出器15
で検出して、この検出データを検出は号すとしてコンピ
ュータ10にフィードバックする。この検出データは前
記プログラムに保有さセタサブルーチンで演算処理し、
これによって排気ファン7.7の回転数を、抄紙速度の
変動に追従させて、更に最適な回転故に補正して、抄紙
機の運転状態を側副する。
上記実行データは、記憶装置】1に登録された原データ
群に追加登録され、次の運転の際には、検索されるデー
タの対象となる。従って、記憶装置11に登録される原
データ群は徐々に詳細になり、制御の精度も次第に向上
させることが期待できるものである。
以上に説明の通り本発明は各4’iRの抄紙銘柄毎に、
抄紙速度、ドライヤー内温度および湿度並びに抄紙水分
の種々の条件に対して、消費熱taを最小とするのみ最
適な、排気ファンの回転数を予め実地にめて、これを原
データとして、前記排気ファンを制御卸する為のコンピ
ータの記憶装置に登録しておき、然る後、実際の抄紙作
業に当り、その抄紙銘柄、抄紙+13度、ドライヤー内
温度および湿度並びに抄紙の11(分にズ1応する前記
排気ファンの最適回転数を前記原データ群中より、検索
して読み出し、次いでこの検索原データを、室内温度お
よび湿度情報で補正することにより実行データに加工し
た侵、この実行データに基づいて抄紙機を連続運転する
と共に、運転中、抄紙速度を検出して前記実行データを
逐次補正するようにしたので、抄紙機におけるドライヤ
ーで排気ファンによって持出される熱敬を可及的に少く
シ、これによって消費熱量をIJlrきる効果かある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を実姉する抄紙南の系統スである。 ]・・・・ドライヤー 3・・・・抄紙 4 ・・・フード 7・・・・排気ファン 8・・・・駆動モータ +[+・・−・コンピュータ 11・・・・記憶装置 +5・・・・速度検出d 特許出願人 松 永 国 史

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、抄紙機におけるト°ライヤーをtN r&している
    排気ファン付フードの排Xff1を制6111する方法
    であって、各種の抄紙銘柄毎に、抄紙速度、ドライヤー
    内温度および湿度並びに抄紙の水分の種々の条件に対し
    て、消費熱逝を最小とするのに最適な、排気ファンの回
    転数を予め実地に多数求めて、これを原データとして、
    前記nl”;<C7アンを制fl、lIする為のコンピ
    ュータの記憶装置にひ録しておき、然る後、実際の抄祇
    作4に当り、その抄紙銘柄、抄紙速度、ドライヤー内温
    度および湿度並びに抄紙の水分に対応する前記排気ファ
    ンの最適回転数を前記原データ群中より、検索して読み
    出し、次いでこの検索原データを、室内温度および湿度
    情報で補正することにより実行データに加工した後、こ
    の火打データに基づいて抄紙機を連続運転すると共に、
    :jl!伝中、抄紙速度を検出して前記実行データを逐
    次補正することを特徴とした抄紙機におけるドライヤー
    の制御方法。
JP12963483A 1983-07-15 1983-07-15 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法 Pending JPS6081392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12963483A JPS6081392A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12963483A JPS6081392A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6081392A true JPS6081392A (ja) 1985-05-09

Family

ID=15014341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12963483A Pending JPS6081392A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081392A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63186799U (ja) * 1987-05-22 1988-11-30
JPH0247383A (ja) * 1988-08-03 1990-02-16 Sumitomo Heavy Ind Ltd 抄紙機用ドライヤーフードにおける給・排気量制御方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63186799U (ja) * 1987-05-22 1988-11-30
JPH0336559Y2 (ja) * 1987-05-22 1991-08-02
JPH0247383A (ja) * 1988-08-03 1990-02-16 Sumitomo Heavy Ind Ltd 抄紙機用ドライヤーフードにおける給・排気量制御方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4197657A (en) Procedure for drying an organic, most appropriately axylogenic material, such as veneers for instance
JPS6081392A (ja) 抄紙機におけるドライヤ−の制御方法
JPS6349760A (ja) 写真フイルム乾燥装置
JPS5824779A (ja) 乾燥器の熱効率を高める方法及びその制御装置
SE8603972L (sv) Reglersystem for ventilationen av en pappersmaskins torkkapa
JPS58217183A (ja) 穀類等の材料乾燥方法
CN1100146A (zh) 控制金属带在连续炉中处理条件的方法以及实施该方法的控制系统
JP2778202B2 (ja) 衣類乾燥機
EP0039321B1 (en) Method of determining the mean moisture ratio of drying timber
JPS61120619A (ja) 湿式除湿装置の制御方法
JPH0628551B2 (ja) 海苔乾燥度合いの自動検出による海苔の乾燥法
JPH04197398A (ja) 衣類乾燥機
JPS6022271B2 (ja) 循環式穀物乾燥機の乾燥制御方法
SU926473A1 (ru) Система автоматического управлени режимом сушки
JPS618590A (ja) 穀物乾燥機
JPH0442713Y2 (ja)
JP2004290174A (ja) 葉たばこの加湿方法
SU723336A1 (ru) Способ автоматического регулировани процесса сушки в барабанной сушилке
JPS62131183A (ja) 穀粒乾燥機の運転制御方法
JPS59197299A (ja) 乾燥機の制御装置
JPS61119985A (ja) 通気式乾燥機の運転制御方法
SU1578615A1 (ru) Устройство дл определени влажности материалов
JPS5818588B2 (ja) ネツプウジユンカンシキカンソウホウホウ オヨビ ソウチ
SU787853A1 (ru) Способ автоматического управлени процессом сушки материала в шахтной печи
KR0144205B1 (ko) 의류 건조기의 건조 장치 및 그 방법