JPS608065Y2 - 耐震ドア - Google Patents
耐震ドアInfo
- Publication number
- JPS608065Y2 JPS608065Y2 JP10782980U JP10782980U JPS608065Y2 JP S608065 Y2 JPS608065 Y2 JP S608065Y2 JP 10782980 U JP10782980 U JP 10782980U JP 10782980 U JP10782980 U JP 10782980U JP S608065 Y2 JPS608065 Y2 JP S608065Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door body
- earthquake
- outer frame
- screw mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、地震等により建物の壁とともにドア外枠に変
形が生じても、ドア本体の開閉に支障をきたすことがな
いようにした耐震ドアに関するものである。
形が生じても、ドア本体の開閉に支障をきたすことがな
いようにした耐震ドアに関するものである。
高層住宅などの玄関ドアは、一般に非構造壁に設けられ
ることが多く、地震などの外力によってその壁自体に大
きな変形が生じたり、亀裂が生じたりすると、ドア外枠
をいかに強固にしてもその変形を防止することが困難で
ある。
ることが多く、地震などの外力によってその壁自体に大
きな変形が生じたり、亀裂が生じたりすると、ドア外枠
をいかに強固にしてもその変形を防止することが困難で
ある。
そして、ドア外枠にある程度以上の変形が生じると、ド
ア本体の開閉が不能となって、災害の際の避難ができな
くなる。
ア本体の開閉が不能となって、災害の際の避難ができな
くなる。
本考案は、上記の如き実情に鑑み、地震等によって、た
とえドア外枠に変形が生じ、閉じであるドア本体を挟込
む現象を呈しても、ドア本体とドア外枠との接触抵抗を
ローラによって小さく保ち、多くの場合にはドア本体の
開放を可能ならしめることができ、最悪の場合でも、ね
じ機構を操作することによりドア本体を確実に開放する
ことができて、地震等の際の避難行動に支障をきたすこ
とがなく、安全の確保ができる耐震ドアを提供しようと
するものである。
とえドア外枠に変形が生じ、閉じであるドア本体を挟込
む現象を呈しても、ドア本体とドア外枠との接触抵抗を
ローラによって小さく保ち、多くの場合にはドア本体の
開放を可能ならしめることができ、最悪の場合でも、ね
じ機構を操作することによりドア本体を確実に開放する
ことができて、地震等の際の避難行動に支障をきたすこ
とがなく、安全の確保ができる耐震ドアを提供しようと
するものである。
本考案の構成を図面に示された一実施例について説明す
れば、１はドア外枠、２はドア本体であって、該ドア本
体２の錠前取付側端面３には、その上下適当間隔ごとに
ローラ４が埋込み状に取付けられている。
れば、１はドア外枠、２はドア本体であって、該ドア本
体２の錠前取付側端面３には、その上下適当間隔ごとに
ローラ４が埋込み状に取付けられている。
すなわち、上記各ローラ４は、ドア本体２の錠前取付側
端面３に穿った溝穴５にローラ４の一部が端面より露出
するように嵌込まれ、かつその前面を押え蓋６で押え、
ビス７によって固定することによって取付けられている
。
端面３に穿った溝穴５にローラ４の一部が端面より露出
するように嵌込まれ、かつその前面を押え蓋６で押え、
ビス７によって固定することによって取付けられている
。
そして、上記ローラ４の端面３からの露出部分ａは、該
端面３とドア外枠１との間隙すと等しいか、それよりも
短い状態となっている。
端面３とドア外枠１との間隙すと等しいか、それよりも
短い状態となっている。
また、ドア外枠１には、ドア本体２の閉じ側に当る膨出
部８が一体に形成されており、該膨出部８には、ドア本
体２を押開くためのねじ機構９が上下複数段にわたって
設けられている。
部８が一体に形成されており、該膨出部８には、ドア本
体２を押開くためのねじ機構９が上下複数段にわたって
設けられている。
すなわち、上記膨出部８の内外面にはそれぞれ対応する
透孔１０，１１があけられており、その外側の透孔１１
の内面側にはナツト１２が溶接され、このナツト１２に
ボルト１３を螺装することによってねじ機構９が構成さ
れている。
透孔１０，１１があけられており、その外側の透孔１１
の内面側にはナツト１２が溶接され、このナツト１２に
ボルト１３を螺装することによってねじ機構９が構成さ
れている。
ボルト１３の頭部にはドライバＡを係止させる割溝１４
が形成されている。
が形成されている。
なお、ボルト１３の頭部は、ドライバでなく六角レンチ
Ｂを用いるために、それに合う形状にしてもよい。
Ｂを用いるために、それに合う形状にしてもよい。
成上の構成において、地震等によりドア外枠１に変形が
生じ、ドア本体２がドア外枠１に挟込まれた状態に陥っ
ても、ドア本体２の錠前取付側端面３にはローラ４が取
付けられているので、ドア本体２のこの端面とドア外枠
１との接触抵抗は小さく、シたがって多くの場合は、ド
ア本体２を強く外方へ押出すだけで開放することができ
る。
生じ、ドア本体２がドア外枠１に挟込まれた状態に陥っ
ても、ドア本体２の錠前取付側端面３にはローラ４が取
付けられているので、ドア本体２のこの端面とドア外枠
１との接触抵抗は小さく、シたがって多くの場合は、ド
ア本体２を強く外方へ押出すだけで開放することができ
る。
また、万一上記操作でもドア本体２を開放できないよう
な最悪の場合であっても、ねじ機構９のボルト１３をド
ライバＡ等でドア本体２側へ突出する方向に回わす操作
をすることにより、ドア本体２を確実にこじあけること
ができる。
な最悪の場合であっても、ねじ機構９のボルト１３をド
ライバＡ等でドア本体２側へ突出する方向に回わす操作
をすることにより、ドア本体２を確実にこじあけること
ができる。
これを要するに、本考案は、ドア本体２とドア外枠１で
構成され、ドア本体２の錠前取付側端面３には、上下適
当間隔ごとにローラ４をその一部が露出するように埋込
み状に取付け、ドア本体２の閉じ側に当るドア外枠１の
膨出部８には、ドア本体２を押開くためのねじ機構９を
設けたから、地震等によって、たとえドア外枠１に変形
が生じ、閉じであるドア本体２を挟込む現象を呈しても
、ドア本体２とドア外枠１との接触抵抗をローラ４によ
って小さく保ち、多くの場合にはドア本体２の開放を可
能ならしめることができ、最悪の場合であっても、ねじ
機構９を操作することによりドア本体２を確実に開放す
ることができて、地震等の際の避難行動に支障をきたす
ことがなく、安全の確保ができる効果を奏するものであ
る。
構成され、ドア本体２の錠前取付側端面３には、上下適
当間隔ごとにローラ４をその一部が露出するように埋込
み状に取付け、ドア本体２の閉じ側に当るドア外枠１の
膨出部８には、ドア本体２を押開くためのねじ機構９を
設けたから、地震等によって、たとえドア外枠１に変形
が生じ、閉じであるドア本体２を挟込む現象を呈しても
、ドア本体２とドア外枠１との接触抵抗をローラ４によ
って小さく保ち、多くの場合にはドア本体２の開放を可
能ならしめることができ、最悪の場合であっても、ねじ
機構９を操作することによりドア本体２を確実に開放す
ることができて、地震等の際の避難行動に支障をきたす
ことがなく、安全の確保ができる効果を奏するものであ
る。
図面は本考案に係る耐震ドアの一実施例を示すものであ
って、第１図は要部の横断面図、第２図はドア本体側の
ローラを一部取外した状態を示す斜視図である。 図中、１はドア外枠、２はドア本体、３はその錠前取付
側端面、４はローラ、５は溝穴、６は押え蓋、７はビス
、８は膨出部、９はねじ機構、１０．１１は透孔、１２
はナツト、１３はボルト、１４は割溝である。
って、第１図は要部の横断面図、第２図はドア本体側の
ローラを一部取外した状態を示す斜視図である。 図中、１はドア外枠、２はドア本体、３はその錠前取付
側端面、４はローラ、５は溝穴、６は押え蓋、７はビス
、８は膨出部、９はねじ機構、１０．１１は透孔、１２
はナツト、１３はボルト、１４は割溝である。
Claims (1)
- ドア本体２とドア外枠１で構成され、ドア本体２の錠前
取付側端面３には、上下適当間隔ごとにローラ４をその
一部が露出するように埋込み状に取付け、ドア本体２の
閉じ側に当るドア外枠１の膨出部８には、ドア本体２を
押開くためのねじ機構９を設けたことを特徴とする耐震
ドア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10782980U JPS608065Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 耐震ドア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10782980U JPS608065Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 耐震ドア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729790U JPS5729790U (ja) | 1982-02-16 |
| JPS608065Y2 true JPS608065Y2 (ja) | 1985-03-19 |
Family
ID=29469111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10782980U Expired JPS608065Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 耐震ドア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608065Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101048567B (zh) * | 2004-10-28 | 2010-12-22 | 阳光住房株式会社 | 防止被关在室内用的门结构体及其所采用的门改造构件 |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10782980U patent/JPS608065Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729790U (ja) | 1982-02-16 |
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