JPS6080367A - 画信号2値化装置 - Google Patents

画信号2値化装置

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JPS6080367A
JPS6080367A JP58188488A JP18848883A JPS6080367A JP S6080367 A JPS6080367 A JP S6080367A JP 58188488 A JP58188488 A JP 58188488A JP 18848883 A JP18848883 A JP 18848883A JP S6080367 A JPS6080367 A JP S6080367A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、原稿の地肌の濃度が変化しても、画゛信号を
適正に2値化する画信号2値化装置に関する。
[従来技術] 貼り合せ原稿、絵まじり文書およびカラー原稿等、地肌
の色や濃度が部分的に変化している原稿上の画像を画素
に分解して2値化するためには、2値化のための閾値を
原稿の地肌の色や濃度に応じて変化する必要がある。
そこで従来、各画素の濃度ベルト信号を分割抵抗を用い
て所定の割合で分割し、分割した信号を低域ろ波してい
わゆる浮動閾値を形成し、この浮動閾値によって濃度レ
ベル信号を2値化する装置が実用されている。
しかしながら、このような従来装置では低域ろ波する手
段に時定数要素を用いているため、原稿の貼り合せ部の
境界等地肌の濃度が急激に変化する部分ではこの濃度変
化に充分追従できず、また、閾値を高精度に設定できな
いという問題があった。
[目的] 本発明は、上述した従来技術の欠点を解消するためにな
されたものであり、白画素および黒画素の濃度の平均値
や画像のコントラストの変化等を考慮して閾値を算出す
ることにより、適正な2値化処理を行なうことができる
画信号2値化装置を提供することを目的とする。
[構成] 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
この実施例では、白画素の濃度の平均値を加味した閾値
を用いている。
同図において、全画素平均値演算部1はスキャナより加
わる画素毎の濃度信号(画信号)Pxに基づき、2値化
しようとする画素(以下、注目画素という)周辺の濃度
の平均値Haを次式(I)によって算出する。
Ma= (1−m)S o +mMa’ −−(1)た
だし、Soは注目画素の濃度、mは重み係数、Ma’は
直前の画素が注目画素であったときの平均値である。
この式について以下に説明する。
一般に、注目画素の濃度と、この注目画素の近傍に位置
する画素(以下、参照画素という)の濃度の間には相関
関係があり、また、注目画素の近くに位置する参照画素
はど、注目画素に強く関係しており、濃度の相関も強い
したがって、注目画素からの距離が大きくなるにつれて
指数関数的□に減少する重み係数を、おのおのの距離に
応じて各参照画素に割当てて算出した重みづけ平均値は
、注目画素近傍の画像の濃度分布すなわち地肌濃度を反
映したものとなる。
そこで、この重みづけ平均値に所定の演算(例えば1次
関数による変換)を施すことにより、地肌濃度を反映し
た閾値を得ることができる。
さて、注目画素の濃度をSoとし、注目画素から距離(
i X r) (iは整数、rは1画素の幅)だけ離れ
た参照画素の濃度と重み係数をそれぞれSi、m4(0
<m<]−)とすると、注目画素を含む参照画素の重み
づけ平均値Maは次式(IT)のようになる。
この式(n)を変形すると次式(III)を得る。
ここで、m”;Oであるから、上式(m)は次のように
なる。
Ha = (1,−m)S o + mMa ’このよ
うにして、上式(1)が得られた。
さて、全画素平均値演算部1が算出した平均値Haは、
閾値演算部2および修正閾値演算部3に加えられる。
閾値演算値2は、次式(1■)によって閾値Tl(aを
算出し、これを2値化回路4に出力する。
THa:=:k + ・Ma+k 2 ・−・・(TV
)ただし、klおよびに2は定数である。
2値化回路4は、各画素について閾値Tl(aと濃度信
号Pxを比較し、濃度信号Pxが大きいときは2値化信
号513aの論理レベルを「旧にする。
この2値化信号SBaはインバータ5髪介してゲート回
路6の制御入力端に加えられ、これによって、2値化回
路4で白画素として判別された画素の濃度9信号Pxが
、グー1〜回路6を介して白画素平均値演算部7に加え
られる。
白画素平均値演算部7は全画素平均値演算部lと同様の
演算式により、白画素平均値Myを算出する。
この白画素平均値りは、修正閾値演算部3に加えられる
修正閾値演算部3は、加えられる平均値Haと白画素M
tyを用い、次式(V)に基づいて修正閾値T)hを算
出する。
THw= (k 3 ・Ma+k 4 ・Mti)/2
+k 5・−−(V )ただし、k3.に4およびに5
は定数である。
この修正閾値Tlhは、当然のことながら現時点の注目
画素について得られたものである。修正閾値Tlhは2
値化回路8に加えられ、これによって濃度信号Pxが2
値化信号5tarに変換されて次段装置へと出力される
いま、濃度信号Pxが時間とともに第2図(a)に示し
たように加えられたとすると、閾値Tl1aは同図に示
したようになる。なお、この閾値T)Iaは簡単のため
に」二式(IV)でk l=1.k 2 =Oとして算
出し、平均値Maと同じものである。
したがって、Px≧THaなる部分で論理レベルrJに
なる2値化信号SBaが、同図(b)のように得られる
また、2値化信号Sl’laが論理レベル「1.」のと
きの濃度信号PKが白画素平均値演算部7に加えられ、
したがって、同図(c)に1点鎖線で示したような白画
素平均値Mwが得られる。
これにより、修正閾値演算部3より第3図(a)に示し
たような修正閾値Tllνが出力され、その結果、2値
化回路8より同図(b)に示したような2値化信号5B
IIIが得られる。
以」二説明した実施例は、白画素の濃度を考慮して閾値
を修正しているので、特に地肌濃度が急激に低下する部
分への応答が良く、この部分の画像の再現性が向」ニす
る。
次に、黒画素の濃度を考慮して閾値を修正した他の実施
例について説明する。
第4図は、本発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
この実施例では、2値化回路4が出力する2値化信号S
Ba (第2図(b)参照)をゲート回路6の制御入力
端に直接加えている。これにより、2値化回路4により
黒画素と判別された画素の濃度信号Pxが、ゲート回路
6を介して黒画素平均値演算部7aに加えられる。
黒画素平均値演算部7aは、第1図に示した白画素平均
値演算部7と同様にして、第2図(c)に点線で示した
ような黒画素平均値Mbを算出し、これを修正閾値演算
部3に加える。
修正閾値演算部3は、平均値Haと黒画素平均値Mbに
基づき、上述した実施例と同様にして第5図(a)に示
したような修正閾値THbを算出し、これを2値化回路
8に出力する。
これにより、2値化回路8から第5図(b)に示したよ
うな2値化信号SBbが出力される。
なお、他の部分は第1図に示したものと同じなので説明
を省略する。
この実施例では、黒画素の濃度を考慮して閾値を修正し
ているので、特に地肌濃度が大きい部分の画像の再現性
が良い。
次に、注目画素近傍の画像のコントラストを考慮して閾
値を修正した1本発明のさらに他の実施例について説明
する。
第6図は、本発明のさらに他の実施例を示したブロック
図である。
この実施例では、2値化回路4が出力する2値化信号S
Ba (第2図(b)参照)を直接ゲート回路6aの制
御入力端に加えるとともに、インバータ5を介してゲー
ト回路6の制御入力端に加えている。したがって、2値
化回路4で白画素と判別された画素の濃度信号Pxがゲ
ート回路6を介して白画素平均値演算部7に、黒画素と
判別された画素の濃度信号Pxがゲート回路6aを介し
て黒画素平均値演算部7aにそれぞれ加えられる。
白画素平均値演算部7および黒画素平均値演算部7aに
より算出された白画素平均値Myおよび黒画素平均値M
b(第2図(c)参照)はコントラスト演算部9に加え
られる。
コントラスト演算部9は、白画素平均値Mwと黒画素平
均値Wbの差を演算し、これをコン1−ラストデータC
T(第7図(a)参照)として修正閾値演算部3aに出
力する。
修正閾値演算部3aは次式(Vl)に基づいて修正閾値
THc (第7図(b)参照)を算出し、これを2値化
回路8に加える・ THc=Ma+k e −CT −・・(Vl)ただし
、k6は定数。・ これにより、第7図(C)に示したような2値化信号S
eeが、2値化回路8より出力される。
なお、他の部分は第1図に示したものと同じなので、説
明を省略する。
この実施例では、画像のコントラストを考慮して閾値を
修正しているので、白画素と黒画素の濃度差が大きくコ
ントラストの強い部分の画信号を適正に2値化できる。
なお、上述した各実施例の全画素平均値演算部1、白画
素平均値演算部7および黒画素平均値演算部7aのそれ
ぞれについて、式(1)における重み係数mが同一でな
くてよく、おのおのの平均値を適正に算出できるように
してもよい。
また、上述した実施例を、マイクロコンピュータを用い
てソフト的に実現することもできる。
[効果コ 以上説明したように、本発明によれば画素濃度の平均値
だけでなく、画素の濃度状態をあられす他の要素を含ん
だ閾値を算出しているので、濃度が変化する部分でも画
信号を適正に2値化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図(
a)は全画素平均値のみによる閾値と濃度信号の一例を
示した波形図、同図(b)は2値化回路4の出力信号を
例示した波形図、同図(c)は濃度信号と各平均値の一
例を示した波形図、第3図(a)は全画素平均および白
画素平均値による閾値ど濃度信号の一例を示した波形図
、同図(b)は2値化信号SBwの一例を示した波形図
、第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第5
図(a)は全画素平均値と黒画素平均値による閾値と濃
度信号の一例を示した波形図、同図(b)は2値個信号
SBbの一例を示した波形図、第6図は本発明のさらに
他の実施例を示した波形図、第7図(a)は画像のコン
1−ラストの一例を示した波形図、同図(b)は全画素
平均値とコントラスI・による閾値と濃度信号の一例を
示した波形図、同図(c)は2値化信号SBcの一例を
示した波形図である。 1・・・全画素平均値演算部、2・・・閾値演算部、3
.3a・・・修正閾値演算部、4,8・・・2値化回路
、5・ インバータ、6,6a・・・ゲート回路、7・
・・白画素平均値演算部、7a・・・黒画素平均値演算
部。 手続補正帯(岐) 昭和59年1月30日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第188488号 2、発明の名称 画信号2値化装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都大田区中馬込1丁目3番6号名称(674
)株式会社 リコー 代表者 浜 1) 広 4、代理人 〒105 住所 東京都港区西新橋1丁目18番11号(1)明細
書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 別紙記載の通り (1) 明細書第1頁乃至第3頁の特許請求の範囲を次
の通り訂正する。 「(1)画素分解形スキャナで読み取った画信号を所定
の閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装
置において、2値化される注目画素およびこの注目画素
に連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する
平均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度
平均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化す
る第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で白画素
と判別された注目画素の濃度の平均値を算出する白画素
平均値演算手段と、この白画素平均値演算手段が算出し
た一白画素平均値および上記濃度平均値に基づいて修正
閾値を算出する修正閾値演算手段と、上記修正閾値によ
り注目画素を2値化する第2の2値化手段を備えたこと
を特徴とする両信号2値化装置。 (2、特許請求の範囲第1項記載において、前記平均値
演算手段は、前記注目画素からの距離に応じて指数関数
的に小さくなる重み係数を前記各参黒画素に割り当てた
重みづけ平均値演算をすることを特徴とした両信号2値
化装置。 (3)画素分解形スキャナで読み取った両信号を所定の
閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装置
において、2値化される注目画素およびこの注目画素に
連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する平
均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度平
均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化する
第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で黒画素と
判別された注目画素の濃度の平均値を算出する黒画素平
均値演9手段と、この黒画素平均値演算手段が算出した
11順り例区および上記濃度平均値に基づいて修正閾値
を算出する修正閾値演算手段と、上記修正閾値により注
目画素を2値化する第2の2値化手段を備えたことを特
徴とする画信号2値化装置。 (4)画素分解形スキャナで読み取った画信号を所定の
閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装置
において、2値化される注目画素およびこの注目画素に
連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する平
均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度平
均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化する
第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で白画素と
判別された注目画素の濃度の平均値を算出する白画素平
均値(″jt算手段と、−に記第1の2値化手段で黒画
素と判別された注目画素の濃度の菜均値を算出する黒画
素平均値演算手段と、上記白画素平均値演算手段か算出
した白画素平均値と上記黒画素平均値演算手段が存出し
た黒画素平均値に基づき注目画素周辺の画像のコントラ
スト値を算出するコントラスト演算手段と、上記濃度平
均値と上記コン1−ラスト値に基づいて修正閾値を算出
する修正閾値演算手段と、上記修正閾値により注目画素
を2値化する第2の2値化手段を備えたことを特徴とす
る画信号2値化装置。」 (2) 明細書の発明の詳細な説明の欄■、 明細書第
4頁第10行の「濃度ベルト信号」を「濃度レベル信号
」に訂正する。 2、 同書第7頁第11行の「閾値演算値2」を「閾値
演算部2」に訂正する。 3、 同書第12頁第9行乃至第10行のr Ttlc
=Ma+k 6 ・CT −−(VI)ただし、k6は
定数。」を [THC=Ma十に6・CT+に7 ・・・・・・(■
)ただし、ks、kyは定数。」に訂正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)画素分解形スキャナで読み取った画信号を所定の
    閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装置
    において、2値化される注目画素およびこの注目画素に
    連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する平
    均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度平
    均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化する
    第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で白画素と
    判別された注目画素の濃度の平均値を算出する白画素平
    均値演算手段と、この白画素平均値演算手段が算出した
    白画素変均値および上記濃度平均値に基づいて修正閾値
    を算出する修正閾値演算手段と、上記修正閾値により注
    目画素を2値化する第2の2値化手段を備えたことを特
    徴とする画信号2値化装置。 (2、特許請求の範囲第1項記載において、前記平均値
    演算手段は、前記注目画素からの距離に応じて指数関数
    的に小さくなる重み係数を前記各参照画素に割り当てた
    重みづけ平均値演算をすることを特徴とした画信号2値
    化装置。 (3)画素分解形スキャナで読み取った画信号を所定の
    閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装置
    において、2値化される注目画素およびこの注目画素に
    連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する平
    均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度平
    均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化する
    第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で黒画素と
    判別された注目画素の濃度の平均値を算出する黒画素平
    均値演算手段と、この黒画素平均値演算手段が算出した
    黒画素変向値および上記濃度平均値に基づいて修正閾値
    を算出する修正閾値演算手段と、上記修正閾値により注
    目画素を2値化する第2の2値化手段を備えたことを特
    徴とする画信号2値化装置。 (4)画素分解形スキャナで読み取った画信号を所定の
    閾値と比較して白黒画素に2値化する画信号2値化装置
    において、2値化される注目画素およびこの注目画素に
    連続した複数個の参照画素の濃度の平均値を算出する平
    均値演算手段と、この平均値演算手段が算出した濃度平
    均値を用いて算出した閾値により注目画素を2値化する
    第1の2値化手段と、この第1の2値化手段で白画素と
    判別された注目画素の濃度の平均値を算出する白画素平
    均値演算手段と、上記第1の2値化手段で黒画素と判別
    された注目画素の濃度の平均値を算出する黒画素平均値
    演算手段と、上記白画素平均値演算手段が算出した白画
    素平均値と上記黒画素平均値演算手段が算出した黒画素
    平均値に基づき注目画素周辺の画像のコントラスト値を
    算出するコントラスト演算手段と、上記濃度平均値と上
    記コントラスト値に基づいて修正閾値を算出する修正閾
    値演算手段と、上記修正閾値により注目画素を2値化す
    る第2の2値化手段を備えたことを特徴とする両信号2
    値化装置。
JP58188488A 1983-09-12 1983-10-11 画信号2値化装置 Granted JPS6080367A (ja)

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