JPS6080356A - レ−ザプリンタの制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、本発明はヒートローラによる定着方式を採った高速レ
ーザプリンタにおいて、断続的な印刷時の実効印刷速度
を改善することにある。

第１図は、ヒートローラによる定着方式を採った高速レ
ーザプリンタの模式図を示す。

レーザ１からの連続光のレーザ光は、変調器２で印刷デ
ータのドツト（点）構成に対応した断続的なレーザ光に
変調される。変調器２で変調されたレーザ光は、回転多
面鏡３で感光ドラム５の長手方向に走査され印刷データ
の露光像を形成する。

偏光レンズ４は、回転多面鏡３と感光ドラム５の長手方
向の各点との光路差を補正して均質な露光像を形成する
ために供する。帯電器６は、感光ドラム５０表面を一様
に帯電させ、次のレーザ光による露光像の下地を形成す
る。

レーザ光を照射して形成される印刷データの露光像は、
現像機７においてトナー（印刷インクに相当する）で現
像される。現像されたトナーの祿は、感光ドラム５に印
刷用紙９を密着させて印刷用紙９の裏面から転写器１１
に高電圧を印加することにより静電気力で印刷用紙９に
転写される。

印刷用紙９に転写された後に感光ドラム５に残留してい
るトナーは、クリーニングブラシ８で清掃除去される。

印刷用紙９に転写されたトナー像は、ブレヒータ１４で
予備加熱された後にヒートローラ１５とバックアップロ
ーラ１６で加熱押圧されて、印刷用紙９に定着される。

定着したトナー像がのった印刷用紙９は、プラーローラ
１８ａ及び１８ｂで引かれて、折りたたみ堆積される。

トラクタ１０ａ及び１．Ｏｂ畦、印刷用紙９を高速で搬
送するために供する。バッファー１２は、トラクタ１０
ａ及び１０ｂによるビン送りとヒートローラ１５とバッ
クアップローラ１６によるローラ送りの速度差による印
刷用紙９のたるみを吸収するために配設される。ザクジ
ョン１３は、プレヒータ１４に印刷用紙９を密着させて
熱伝達を良くするために配設される。

上記のような構成をしてなる高速レーザプリンタは、印
刷用紙９に連続式の折りたたみ用紙が用いられ、しかも
印刷動作も連続的に行々われるのが通例である。ところ
が、ＣＰＵからの印刷データの転送が間に合わない場合
は、頁を区切りとして印刷を一時中断する。その時は、
印刷用紙９の搬送も頁を区切りとして中断される。

係る場合、ヒートローラ１５の直下にトナー像が存在□
した状態で印刷用紙９を停止させるとヒートローラ１５
にトナー像の一部が転写して、再び印刷用紙９を搬送し
て印刷を行なった時、上記したヒートローラ１５に転写
されたトナーで印刷を汚す問題がある。そのため、従来
のこの種の高速レーザプリンタでは、 （１）印刷データの頁長さの種類を制限して、印刷を中
断した時ヒートローラＩ５の直下に必ず頁の切れ目の非
印刷部がくるようにする。

（２）あるいは５１３〜１６までの定着機構部を可動構
造にして印刷を中断した時ヒートローラ１５の直下に印
刷用紙９の折りたたみミシン目（頁の区切りでもある）
がくるように定着機構部を水平に移動する制御を行なっ
ている。

等の配慮がされてきているが、（１）においては、帳票
作成上の制約が厳しく、運用に著しい支障がある。（２
）においては、定着機構部が大形になるため、高速レー
ザプリンタ全体が大形になる等の欠点があった。

かかる不便に鑑みて、ヒートローラ１５にオイルを薄く
塗布するオイル塗布装置（第１図の１７）を具備させて
、ヒートローラ１５の直下にトナーｒ象が存在した状態
でもヒートローラ１５にトナー像の転写がしにくい構成
が採られる。

本発明は、このような構成を採った高速レーザプリンタ
を対象としており、オイル塗布装置を具備した第１図の
構成を基本としている。

この種のレーザプリンタにおいては、ヒートローラ１５
の直下に停止されたトナー像は、過剰に定着され他の印
刷部分と印刷幾度に差が生じる別柚の欠点がある。その
ため、印刷用紙９が停止した後、速やかにヒートローラ
１５よりトナーｒ象を引離すため、印刷用紙９を遠ざけ
る必要がある。

係かる目的のだめ第２図、及び第３図に示すように定着
機ｔｉ’￥部に用紙引静し機構を配設している。

第２図（叶、リフトカム２３が上死点にあり、ヒートロ
ーラ１５とバックアップローラ１６が印刷用紙９を挾み
込んで定着動作をしている場合を示し、印刷動作状態を
示している。

第３図は、リフトカム２３が下死点にあり、バックアッ
プローラ１６をヒートローラ１５より後送させて印刷用
紙９をヒートローラ１５より旧師［７て非印刷動作状態
にあることを示している。

第２図及び第３図において、リフト力ｌ、２３は、手前
側と奥側に１対配設されカムシャフト２４に位相を同じ
くして固定されている。カムシャフト２４をモータ（図
示していない）で駆動１７てカムの変位を得る。

カムホロワ−２Ｎｄ、リフトカム２３に追従して滑らか
な動きを得るために配設され、リフトカム２３のｆＴＬ
首に対応して手前側と！Ａｆｉ川に１対設けられカムホ
ロワーンヤフト２２で連結されている。

ステアリングアーム２５は、ヒートローラ１５とバック
アップローラ１６によるローラ送シにおいて、印刷用紙
９の搬送に蛇行が生じるのを矯正するため、バックアッ
プローラ１６の左右で抑圧差を生むために供する。

ステアリングモータ２６は、」−記のステアリング（蛇
行矯正）の駆動に供するモータである。

バックアップローラ１６は、ブレビ−。夕１４、サクシ
ョン１３、カムホロワ−２１、カムホロワ−シャフト２
２、ステアリングアーム２５、ステアリングモータ２６
とともにヒータベ−７２０に実装されていて、ヒータベ
ース２０をヒータベース回転支点２７を中心に回転させ
ることによってバックアップローラ１６がヒートローラ
１５に対向したり、後退１〜たりする構成になっている
。

第２図及び第３図のような構成をとってなる高速レーザ
プリンタにおいて、ヒートローラ１５の直下に停止した
トナー像が過剰に定着するのを避けるため、従来のレー
ザプリンタでは、印刷データの転送が連続的印刷全維持
できなくなると直ちにカムシャフト２４を駆動してバッ
クアップローラ１Ｇを後退させるように制御をしている
が、コントローラ（図示していない）からの印刷データ
の転送時間が、連続的印刷時の印刷時間より長くなるｊ
賜金においては、ヒータベース２０の開閉動作が頻発し
て、実効的な印刷速度を大幅に低下させる欠点がある。

また、ヒータベース２０の開閉動作及びリフトカム２３
の回転動作を頻繁に行なうことは、機構部の寿命及び信
頼性の点で好ましくないなどの問題がある。

本発明の目的は、上記した断続的な印刷時に印刷速度が
低下する欠点を改善して、合わせて定着機構部の信顆度
を向上させることにある。

本発明は、第１図においてレーザ光により印刷データの
露光＠を形成する点（第１図の°Ａ”点）と感光ドラム
５のトナー像を印刷用紙９に転写する点（第１図の°Ｂ
”点）とが離れていて、感光ドラム５のＡ点がＢ点に移
動するのに所定の時間（ｔＡＢ）を要することに着目し
て、コントローラから１頁を区切りとした印刷データを
変調器２に送出するのが中断する時間が上記した”ＡＨ
より小さい場合は、バックアップローラ１６の後退全見
合わせるように制御するように工夫したものである。

第４図は、従来の高速レーザプリンタにおけるバックア
ップローラ１６の開閉動作のタイミング関係を示した図
であ胴筒５図は、本発明になるバックアップローラ１６
の開閉動作のタイミング関係を示した図である。第６図
は、１頁のデータのポリ−１−ムが同じと仮定して１頁
当りのデータの転送時間に対して従来方式と本発明の方
式に依りバックアップローラ１６を開閉した時の印刷速
度の比率を示しだグラフである。

第７図は、１貢のデータのボリュームが変動して１百当
りのデータの転送時間が変化する実際の使用状況での実
効的な印刷速度の比率を示しだグラフである。

第４図及び第５図において、ＣＰＦはコントローラ（図
示していない）から印刷データが転送されるタイミング
、ＲＰＦは第１図のＢ点で感光ドラム５上のトナー像を
転写させるタイミング、ＢＲはバックアップローラ１６
の開閉動作を変位に対応シ１．て模式的に表わしでいる
。

第５図のＴＩＩ、／［ＥＲ倍信号、本発明になるバック
アップローラ１６の開閉動作を見合わせることを判断す
るためのタイマーである。時間”ＴＭは上記した時間−
より短かぐ、かつ過剰定着が発生し々い限界の時間をも
って選ばれる。ＣＰＦの中断時間（ｔｘ　）がｔＴＭよ
り小さい場合は、バックアップローラ１６を閉じたまま
にして、ＣＰＦを時間ｔＴＭ後よりスタートさせるよう
制御する。ＣＰＦの再スタート時間”ＴＭがＣＰＦの中
断時間（咄）より大きい理由は、ＣＰＦが一担中断して
印刷用対応している。ＣＰＦの中断時間（１Ｘ）がＴＩ
ＭＥＲ信号２の時間”ＴＭより長い場合は、従来方式と
同様にＲＰＦの立下りと同時Ｋ（）ナー像の転写動作の
終了と同時に）バックアップローラ１６を後退させる。

同、第４図、第５図におけるｔｄは転写動作の開始直前
にバックアップロール１６の閉動作が終了するよう設定
された遅、延時間である。

第５図では、本発明のだめＴＩＭＥＲ信号を新たに作っ
て制御しているが、従来方式がＢＲの後退動作をＲＰＦ
信号の立下りを起点としていたのに対して、本発明の変
形例として、ＣＰＦがセットされている場合にはＢＲ後
退のトリガーを無視するように制御しても同様の効果を
実現できる。

まだ、本発明の具体的実施例は、バックアップローラを
後退させる構成で説明してきているが、Ｉ＋”Ｊ　様ニ
してヒートローラを後退させる構成を採った８４合も同
様の制御をすることで同じ効果を実現できる。

本発明によれば、印刷中断に伴なうバックアップローラ
の１回数を減せるので、断続的な印刷時に印刷速度が低
下する欠点を改善できる。

また定着機のバックアップローラを後退させる機構の寿
命及び信頼度の改善が期待できる。

さらにバックアップローラの後退動作に伴なう騒音や振
動による操作上の不快感を軽減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ｉ″ｆ、、ヒートローラによる定着方式を採った
成熟レーザプリンタの模式図、第２図及び第３図は当該
の高速レーザプリンタにおける印刷用紙引隨し、機構を
示した模式図である。 第４図は、従来方式によるバックアップローラの後退タ
イミングを示すタイムチャート図、第５図は本発明によ
るバックアップローラの後退タイミングを示すタイムチ
ャート図、第６図及び第７図は１頁当シのデータの転送
時間と印刷速匿の比率を示したグラフである。図におい
て、１・・・レーザ、２・・・変調器、３・・・回転多
面鏡、４・・・偏光レンズ、５・・・感光ドラム、６・
・・帝゛亀器、７・・・現像機、８・・・クリーニング
ブラシ、９・・・印刷用紙、１０・・・トラクタ、１１
・・・転写器、１２・・・バッファー、１３・・・サク
ション、１４・・・プレヒータ、１５・・・ヒー）ｏ−
ラ、１６・・・バックアップローラ、１７・・・オイル
塗布装置、１８・・・プラーローラ、２０・・・ヒータ
ペース、２１・・・カムホロワ−，２２・・・カムホロ
ワ−シャ／）、２３・・リフトカム、２４・・・カムシ
ャフト、２５・・・ステ“アリングアーム、２６・・・
ステアリングモータ、２７・・・ヒータペース回転支点
。 特許出願人の名称　日立工機株式会社 中４図 才５１￥ｌ 中乙口 ＋Ｖ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光ドラムと、レーザと、現像機と、ヒートローラと、
   バックアップローラと；ヒートローラにオイルを塗布す
   るオイル塗布装置と、ヒートローラから印刷用紙を後退
   させる機構と、印刷データの送受制御を行なうコントロ
   ーラとを具備して力る高速レーザプリンタにおいて、印
   刷データの送信が中断する時間が、感光ドラムの露光位
   置から転写位置までの通過時間より短かい範囲ではヒー
   トローラから印刷用紙を後退させる動作を禁止したこと
   を特徴としたレーザプリンタの制御方法。