JPS608018Y2 - 建物用すべり止め材 - Google Patents

建物用すべり止め材

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Publication number
JPS608018Y2
JPS608018Y2 JP11472777U JP11472777U JPS608018Y2 JP S608018 Y2 JPS608018 Y2 JP S608018Y2 JP 11472777 U JP11472777 U JP 11472777U JP 11472777 U JP11472777 U JP 11472777U JP S608018 Y2 JPS608018 Y2 JP S608018Y2
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JP
Japan
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slip
main body
surface material
horizontal piece
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP11472777U
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English (en)
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JPS5443023U (ja
Inventor
博光 中
Original Assignee
株式会社ナカ技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカ技術研究所 filed Critical 株式会社ナカ技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は帯状の水平片の先端に下方に向かう係止前縁を
有するすべり止め主体部の上面に柔軟性を有する軟質性
のすべり止め表面材を一体的に被着結合した建物用すべ
り止め材の改良に関する。
従来この種のすべり止めとしては、平板状の金属基板に
透孔あるいは係止突起を設けて、その上面に軟質合成樹
脂からなる表面材を押出成形により一体的に結合したも
の、あるいはL字状の金属基板の両側端に係止突起を設
けて、軟質合成樹脂製のすべり止め材の裏面に形成され
た係合凹条に嵌合させたものが存する。
しかしながら、上記従来のすべり止めはいずれもその両
側端部分の結合が弱い欠点が見られた。
すなわち、透孔等を両端側に設けて一体戒形するものに
おいては、基板が平板状に形成されているため、透孔が
すべり止め材を形成する合成樹脂材を賦形しにくい方向
に位置され、この透孔内に十分なる量の合成樹脂面が充
填されなかったり、あるいはこの透孔内に十分充填され
るように押出成形による賦形を行うと中央部分の樹脂の
流れが変化して、成形時その表面に凹凸や皺が生じたり
または透孔間が剥離したりする虞れが多分にあった。
また、すべり止め材を金属基板に嵌合する場合において
は、前後端部から若干内側に、その止着端を残して嵌合
部分が形成されるため、その止着端の接着が不十分とな
ったり、寸法誤差等によって嵌合状態が十分強固に嵌合
されない場合が多く、すべり止め材がガタついたりして
取付時の保形性を維持することができなかった。
しかも、これらのすべり止めはいずれも床仕上げされた
床面にその前後端部が突出状に固定されていることが多
く、結合不良や床面との接着不良に起因する剥離現象が
生じ易かった。
上記に鑑み本考案は、そのすべり止め表面材の平板部分
においては、すべり止め主体部の水平片に突出形成され
た係止突起によって、すべり止め表面材の肉質部と結合
して踏圧等によって生ずる上下方向の変形に対応して、
その結合を強固に維持することができると共に、前記す
べり止め主体部の水平片の後端および係止前縁の下端に
はすべり止め表面材の肉質端部を部分的に流入して一体
的に結合するための流入孔を有する立上り部を連続し、
かつこれらの立上り部の先端には後端側斜め下方および
下端側斜め後方にそれぞれ延長される止着端カバ一部を
突出して、流入孔より流入される肉質端部を被覆してす
べり止め表面材の側端部を補強結合してなることを特徴
とするものである。
本考案の構成を添付図面の実施例に基いて説明すると、
金属材よりなるすべり止め主体部1は階段の踏面に位置
される水平片2の先端に、階段の蹴上げ面に位置される
下方に向かう係止前縁3を一体に設けていると共に、水
平片2の上面には多数のアーチ状の係止突起7・・・7
を設け、さらに水平片2の後端および係止前縁3の先端
には多数の流入孔4・・・4を有する垂直状の立上り部
5,5をそれぞれ長手方向にわたって形成している。
また、この立上り部5,5の先端には、水平片2の後端
側斜め下方および係止前縁3の下端側斜め後方にそれぞ
れ延長され、その裏面に内向の凹溝部9,9を形成する
止着端カバ一部10.10が一体的に突出されている。
このすべり止め主体部1の上面には押出成形により軟質
塩化ビニール、ポリウレタン等の柔軟性を有する軟質性
のすべり止め表面材6が一体的に被着結合されており、
水平片2に設けた多数の係止突起7・・・7をすべり止
め表面材6の水平片2の肉質部に埋設係止して一体的に
結合すると共に、すべり止め表面材6は水平片2の後端
および係止前縁3の下端に垂設されている立上り部5,
5に接合し、その一部を立上り部5,5に設けた多の流
入孔4・・・4を通って立上り部5,5より連続状に延
長突出されている止着端カバ一部10.10の下面に形
成されている下向きの凹溝部9,9に流入されて、肉質
端部を補強的に結合している。
なお、止着端カバ一部10は第3図に示されるように、
その先端を水平片2と同一平面状に折返して凹溝部9を
形成するものでも良い。
この折返し状の底壁を形成することによってすべり止め
材の側端部のめくれ等を一層効果的に防止することがで
きる。
本考案は上記の如き構成を有し、すべり止め主体部と軟
質性を有するすべり止め表面材との結合において、すべ
り止め主体部の水平片とすべり止め表面材の平板部分で
は、すべり止め主体部に形成された複数の係止突起を平
板部分の肉質部に埋設状に係合して、すべり止め表面材
の上下方向に加えられる踏圧力等に耐えて強固に結合さ
れることができると共にすべり止め主体部の前後端には
すべり止め表面材の肉質端部を部分的に流入して一体的
に結合されるため流入孔を形成した立上り部によって高
い結合性を備えると同時にすべり止め表面材の保形性を
保持することができる。
また、前記立上り部に連続して後端側斜め下方および下
端側斜め後方に延長され、その裏面に凹溝部を形成する
止着端カバ一部を突出して、流入孔より流入される肉質
端部を被覆してすべり止め表面材の側端部を補強結合し
ているもので、各種床仕上げ材の段差あるいは衝撃等に
よって生じ易いすべり止め側端部分の永久的な変形やめ
くれ等を防止することができる。
従って表面の踏感が良好であり、かつ昇降時の安全性を
具備すると共に使用時における保守性が非常に優れたす
べり止めを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る建物用すべり止め材の一部を破壊
した斜視図、第2図は同じく施工状態を示す断面図、第
3図は他の実施例の施工状態を示す断面図である。 1・・・・・・すべり止め主体部、2・・・・・・水平
片、3・・・・・・係止前縁、4・・・・・・流入孔、
5・・・・・・立上り部、6・・・・・・すべり止め表
面材、7・・・・・・係止突起、8・・・・・・肉質端
部、9・・・・・・凹溝部、10・・・・・・止着端カ
バ一部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状の水平片の先端に下方に向かう係止前縁を有するす
    べり止め主体部の上面に柔軟性を有する軟質性のすべり
    止め表面材を一体的に被着結合してなる建物用すべり止
    め材において、前記すべり止め主体部には少なくとも水
    平片に多数の係止突起を形成して、該係止突起を前記す
    べり止め表面材の水平片の肉質部に埋設係止して結合す
    ると共に、前記水平片の後端および係止前縁の下端には
    多数の流入孔を有する立上り部を連続し、かつ、これら
    両立上り部の先端にはそれぞれ水平片の後端側斜め下方
    および係止前縁の下端側斜め後方に延長され、その裏面
    側に内向きの凹溝部をそれぞれ形成する止着端カバ一部
    を突出して流入孔より流入される肉質端部を被覆してす
    べり止め表面材とすべり止め主体部とを補強結合するこ
    とを特徴とする建物用すべり止め材。
JP11472777U 1977-08-29 1977-08-29 建物用すべり止め材 Expired JPS608018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11472777U JPS608018Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 建物用すべり止め材

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JP11472777U JPS608018Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 建物用すべり止め材

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Publication Number Publication Date
JPS5443023U JPS5443023U (ja) 1979-03-23
JPS608018Y2 true JPS608018Y2 (ja) 1985-03-19

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ID=29065729

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JP11472777U Expired JPS608018Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29 建物用すべり止め材

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JPS5443023U (ja) 1979-03-23

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