JPS607902B2 - 平板状コイル導体の型付成形法 - Google Patents

平板状コイル導体の型付成形法

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Publication number
JPS607902B2
JPS607902B2 JP14277577A JP14277577A JPS607902B2 JP S607902 B2 JPS607902 B2 JP S607902B2 JP 14277577 A JP14277577 A JP 14277577A JP 14277577 A JP14277577 A JP 14277577A JP S607902 B2 JPS607902 B2 JP S607902B2
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JP
Japan
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coil conductor
coil end
coil
clamp
straight
Prior art date
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Expired
Application number
JP14277577A
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English (en)
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JPS5475502A (en
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勇 柴田
進 森
昇 梅原
隆一郎 酒井
裕三 渡辺
威 山際
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS607902B2 publication Critical patent/JPS607902B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、矩形断面を有する平板状コイル導体の型付成
形法に係り、特に大型直流電動機等の回転電機に組込ま
れるハーフダイヤモンド形状のコイルの型付成形を行う
に好適な方法に関する。
ハーフダイヤモンド形状の平板状コイル導体の製作は、
従来、治具、雇類及びR型を使用し、ハンマリングによ
り開き角及び曲げRをつけることにより行っていた。し
かしながら、ハンマリングによってコイル導体を製作す
る方法は、熟練を要する作業であり、多大の作業時間を
要するという欠点があった。本発明の目的は、上託した
従来技術の欠点をなくし、能率的かつ連続的に平板状コ
イル導体を製作することができ、しかも寸法精度良好な
る平板状コイル導体を得ることのできる型付成形法を提
供することにある。
第1図ないし第3図は本発明により得られる平板状コイ
ル導体の一例を示している。
このコイル導体1はハーフダイヤモンド形状のコイル導
体であって、直線部laと、その両端に形成されたコイ
ルエンド部lbと、各コイルエンド部の先端部に形成さ
れた口出部lcとからなり、コイルエンド部lbは、第
3図に示すように、ある一定の開き角8が与えられる。
このようなハーフダイヤモンド形状コイルを型付成形す
る場合、本発明においては下記の工程により型付成形を
行う方法である。
‘11 まず所定寸法に切断した1本の平板状コイル導
体を、直線部laの両端に相当する2点でクランプする
と共に、口出部lcの部分を、直線部laとほぼ平行に
移動可能でかつ直線部laに平行な線上の支点を中心と
して回動可能なコイルエンド支持手段の先端のエンドク
ランプによりクランプする。
■ 前記コイルエンド支持手段を旋回しつつ平板状コイ
ル導体をR型の曲面にそって移動させ、さらにある一定
の開き角aを与えるために、一方のクランプつまりエン
ドクランプを徐々に回転させながら旋回させる。
そして、R型にそって引曲げアームを旋回させる際、引
曲げアームにバックテンションを与えつつ旋回する。こ
れによって矩形断面を有する平板状コイル導体がスプリ
ングバックないこR型に密着しながら旋回するため、寸
法精度良好なるハーフダイヤモンド形状コイルに型付成
形できる。次に第4図により本発明の基本構成を説明す
る。
第4図は型付成形する機構のうち、コイル導体の片側を
成型する部分のみについて示しているが、実際には図示
しないコイル導体の他の片側部分を成形するために同様
構成の型付成形機構が並設される。3は直線部クランプ
であって、これは直線部laの両端となる部分を型付成
形に先だって固定しておくものである。
4はこの直線部クランプに近接して設置されるR型であ
り、半径Rの円柱型のものをほぼ4分の1に分割した形
状を有しているが、4aの斜線部は、コイル導体の曲げ
工程の途中におけるR型4の外面とコイル導体コイルエ
ンド部lbとの接触による抵抗を小さくするために切削
してある。
5はコイル導体の直線部laにほぼ平行に、かつR型4
の曲線の中心位置を通るように設置された引曲げアーム
支持バーであり、先端にエンドクランプ6を装着した引
曲げアーム7は、前記支持バー5に対して回動不能にか
つ移動可能に取付けた支持体8に出没長さ調整可能に貴
装されている。
このような機構を用いて平板状コイル導体の形付成形を
行う場合は下記の工程による。
まず直線部クランプ3によりまつすぐな平板状コイル導
体2の直線部laの両端となる部分を握持し、かつエン
ドクランプ6によって口出し部lcとなる部分を握持す
る。続いてアーム7を支持バー5を中心として矢印aで
示すように旋回させる。このとき、コイル導体のコイル
エンド部lbの変形に伴い、矢印bに示すように、エン
ドクランプ6に引張力が作用し、エンドクランプ6は、
支持体8が支持カバー5を矢印b方向に移動することに
より、引曲げアーム7と共に直線部laに近接する方向
に移動する。この際、本発明においては、このb方向の
引張力に対して支持体8あるし、は引曲げアーム7に矢
印cに示すバックテンションをかけながら引曲げアーム
7の回動を行わせる。このように、支持体8等にバック
テンションをかけながら曲げ作業を行わせると、コイル
エンド部lbはR型4の表面をガイドとしてこの表面に
圧接しながら旋回運動する。これにより、コイルエンド
部lbのスプリングバックが抑制された規定の曲率半径
にコイルエンド部を成形することができる。つまり、旋
回運動とバックテンションの複合動作により最適なる型
付成形が可能となる。次に本発明を実施する装置の具体
例を第5図によって説明する。9はR型4を載暦する台
10の近傍に置かれた台であって、該台上にはコイル導
体の直線部laに平行に2本のレール11a,11bが
設置されており、該レール上に摺動可能に摺動台12敷
設されており、この摺動台12は前記バックテンション
を付与するために台9上に鼓遣されたシリンダ13のロ
ッド14と連結されている。
摺動台12上には、軸受15a,15bが固設され、該
軸受には引曲げアーム7の支持体16の枢軸17が貴装
されており、支持体16のアーム7の取付側と反対側に
は、摺動台12上に取付けられた引曲げアーム駆動用の
シンダ18のロッド19が連結されている。引曲げアー
ム7の先端にはコイル導体の口出し部を嫉める溝を形成
する2つのブロック20,21が固定され、かつアーム
7の先端からアームに平行にクランプ用シリンダ22の
支持体23が取付けられ、シリンダ22の基端はピン2
4によって該支持体23に取付けられている。
シリンダ22のロッド25の先端にはコ字形の連結具2
6及びピン28によってクランプ板27が連結され、該
クランブ板27の他の個所は支持体23と枢軸ピン29
によって連結されている。またクランプ板27にはブロ
ック20,21で挟まれた口出し部を押える押圧ブロッ
ク30が固設されている。長板状をなす直線部クランプ
3は、台10の側面に固設したフランジ311こピン3
2により回動自在に取付けられ、該直線部クランプ3の
外端は台10の側面に取付けたシリンダ33のロッド3
4とピン35により連結されている。コイル導体の引曲
げの際は、シリンダ33を駆動してロッド34を伸張さ
せることにより、直線部クランプ3の内端でコイル導体
を押さえ、かつシリンダ22を駆動してそのロッド25
を伸張させることによりクランプ板27及びこれと一体
の押圧ブロック30を枢軸ピン29を中心として回動さ
せ、押圧ブロック30でブロック20,21に鉄められ
たコイル導体の口出し部を押圧し保持する。
続いてシリンダー8を駆動してそのロッド19を収縮さ
せることにより、引曲げアーム7を軸17を中心として
上方に回動させ、コイルエンド部lbをR形4にそって
引曲げる。この時、摺動台12は、レール11a,11
bにそってR形4に近接するイ方向ように移動するが、
バックテンション用シリンダ13の作用によって口方向
の反発力を受けるから、コイル導体のコイルエンド部は
引張力を受けつつ引曲げられることになる。なお、バッ
クテンション用シリンダ13による上記反発力を得るこ
とは、ロッド収縮時における該シリンダの吐出側油路の
断面積を小として油の流動抵抗を大とすることによって
容易に実現できる。以上に述べたように、本発明の方法
は、まつすぐな平板状コイル導体の2個所を固定し、両
端を引曲げアーム先端のエンドクランプで樫持して引曲
げアームにバックテンシヨンをかけながらコイル導体の
型付成形を行う方法であるから、従来のハンマリングに
よる方法に比較して大中な能率の向上が達成される。
また、本発明によれば、寸法精度の良好な型付成形が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用対象であるハーフダイヤモンド形
状のコイル導体を示す斜視図、第2図は第1図に示すコ
イル導体のコイルエンド部近傍を示す斜視図、第3図は
第2図のA矢視図、第4図は本発明の方法を実施する装
置の基本構成を示す斜視図、第5図は本発明を実施する
装置の具体例を示す斜視図である。 1・・・・・・コイル導体、la・・・・・・直線部、
lb・・・・・・コイルエンド部、lc…・・・口出し
部、3・・・・・・直線部クランプ、4……R型、6…
…エンドクランプ、7……引曲げアーム、11a,11
0……レール、12・・・・・・摺動台、13・・・・
・・バックテンション用シリンダ、17…・・・引曲げ
アームの回動髄、18・・・・・・引曲げアーム回動用
シリンダ、20,21..…・口出し部挟持ブロック、
22・・・・・・コイルエンドクランプ用シリンダ、2
3……シリンダ22の支持体、27・・・・・・クラン
プ板、28・・・・・・クランプ板の枢軸ピン、30・
・・・・・押圧ブロック、32・・・・・・直線部クラ
ンプ3の枢軸ピン、33・・・・・・直線部クランブ駆
動用シリンダ。 第1図 髪2図 第3図 第4図 髪5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 矩形断面を有する平板状コイル導体を曲げ成形する
    ことにより、コイルエンド部に一定の開き角を有しかつ
    一定の曲率半径を有するハーフダイヤモンド形状のコイ
    ル導体を得るに当り、下記の(イ),(ロ)の工程によ
    り型付成形を行うことを特徴とする平板状コイル導体の
    型付成形法。 (イ) 真直ぐな平板状コイル導体を直線部クランプに
    より2点でクランプすると共に、前記直線部のクランプ
    間の平板状コイル導体にほぼ平行な線上の点を支点とし
    て回動、かつ前記直線部クランプに近接する方向に近接
    移動しうるコイルエンド支持手段の先端部に設けたエン
    ドクランプによりコイルエンド部の先端部をクランプす
    る。 (ロ) 前記近接移動の方向とは逆向きに作用する力で
    前記コイルエンド支持手段にバツクテンシヨンを与えな
    がら前記コイルエンド支持手段を前記支点を中心として
    回動させることにより、前記直線部クランプに近接して
    設置した一定率半径の曲面を有するR型の曲面にそつて
    コイルエンド部を擦動させながらコイルエンド部を形付
    成形する。
JP14277577A 1977-11-30 1977-11-30 平板状コイル導体の型付成形法 Expired JPS607902B2 (ja)

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JP14277577A JPS607902B2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 平板状コイル導体の型付成形法

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JP14277577A JPS607902B2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 平板状コイル導体の型付成形法

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JPS5475502A JPS5475502A (en) 1979-06-16
JPS607902B2 true JPS607902B2 (ja) 1985-02-27

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JP14277577A Expired JPS607902B2 (ja) 1977-11-30 1977-11-30 平板状コイル導体の型付成形法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248405A (ja) * 1985-08-27 1987-03-03 Toyoda Mach Works Ltd 工作機械の主軸
JPS62228303A (ja) * 1986-03-27 1987-10-07 Kyocera Corp 工作機械装置
JPH0518001Y2 (ja) * 1985-06-25 1993-05-13
JPH0521281Y2 (ja) * 1986-04-30 1993-06-01

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JPH0521281Y2 (ja) * 1986-04-30 1993-06-01

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JPS5475502A (en) 1979-06-16

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