JPS6248405A - 工作機械の主軸 - Google Patents

工作機械の主軸

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JPS6248405A
JPS6248405A JP18784385A JP18784385A JPS6248405A JP S6248405 A JPS6248405 A JP S6248405A JP 18784385 A JP18784385 A JP 18784385A JP 18784385 A JP18784385 A JP 18784385A JP S6248405 A JPS6248405 A JP S6248405A
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JP
Japan
Prior art keywords
main spindle
main shaft
binding members
ceramics
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP18784385A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sugita
和彦 杉田
Kazuhisa Sugiyama
和久 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超精密旋盤等の工作機械に使用するのに適し
た主軸に関する。
〔従来技術〕
この種の主軸においては、軸受面の発熱等による主軸の
温度上昇に伴い主軸が長手方向に膨張して、工作物の加
工面の精度が低下することを防止するために、通常の鋼
材よりも線膨張係数の小さいセラミックスにより主軸本
体を形成したものがある。このようなセラミックスより
なる主軸本体においては、直接ねじ切り加工を行うこと
ができないので、軸方向両端部に設けた取付孔内にそれ
ぞれねし部を設けた結合部材を挿入して接着固定し、こ
の両結合部材を介して、チャック及びビルトインモータ
のロータのような主軸に取り付ける部材をねじにより締
付固定している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる従来技術においては、通常は結合部材として構造
用鋼材が使用されているが、その線膨張係数(12xl
O/’c程度)はセラミックスのそれ(3,4xlO/
”c程度)とは著しく異なるので、軸受面の発熱等によ
り主軸の温度が上昇すると結合部材と主軸本体の熱膨張
の差に伴って接着面に剪断力が作用して剥離が生ずると
いう問題がある。また、主軸に締付固定される部材に加
わる外力により、更に、かかる部材の取付構造によって
は、結合部材に対する締付力により前記接着面に剪断力
が作用して剥離が生ずるという問題がある。本発明は、
主軸本体を貫通する締付ボルトにより両路合部材を互に
締着すると共に両路合部材及び締付ボルトの材質を選択
して、このような問題を解決したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本発明による工作機械の主軸は、添付図面
に示す如く、セラミックスにより形成され主軸台等の支
持部材10に軸承される主軸本体21を備えてなる工作
機械の主軸20において、前記セラミックスと同程度の
線膨張係数を有する低熱膨張係数鋳鉄よりなりそれぞれ
前記主軸本体21の軸方向端部に同主軸本体と同軸に嵌
合接着されて主軸20に固定される部材を取り付ける2
個の結合部材22.23と、前記低熱膨張係数鋳鉄より
なり前記主軸本体21に形成された軸方向貫通孔21a
内に挿入されて前記両路合部材22゜23を互いに締着
する締付ボルト24を備えたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
結合部材22.23は主軸本体21の軸方向両端部に接
着固定されると共に主軸本体21を貫通する締付ボルト
24により互に締着されているので、主軸に取り付けら
れる部材に加わる外力あるいは此等の部材を主軸20に
取り付ける際の締付力により生ずる、結合部材22.2
3を主軸本体21から引き離そうとする力は主として締
付ボルト24の引張力により受は止められ、主軸本体2
1と結合部材22.23の間の接着面に生ずる剪断力は
僅かである。また、結合部材22.23及び締付ボルト
24を形成する低熱膨張係数鋳鉄と主軸本体21を形成
するセラミックスは線膨張係数が同程度であるので、主
軸20の温度が上昇しても主軸本体21と結合部材22
.23の熱膨張は同程度であり、従って接着面に生ずる
剪断力は僅かであり、また前述の締付ボルト24の引張
力により外力等を受は止める作用も維持される。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、外力、締付力あるいは温
度上昇等により主軸本体と各結合部材の接着面に生ずる
剪断力は僅かであるので、各結合部材が主軸本体から剥
離することがなくなる。
〔実施例〕
以下に添付図面に示す本発明の一実施例を説明する。
図示の如く、主軸台10に固定された軸受メタル11,
12.13によりラジアル静圧軸受14゜15及びスラ
スト静圧軸受16が形成され、主軸20は、その主軸本
体21の外周面がラジアル静圧軸受14.15により、
またフランジ部21dの両側面がスラスト静圧軸受16
により支持されて、回動のみ可能に主軸台10に軸承さ
れている。
主軸20の左端部は主軸台10に設けられたビルトイン
モータ35により回転駆動され、右端に設けられた真空
チャック30に吸着される工作物(図示せず)を加工す
るようになっている。各軸受メタル11.12.13は
、後述の結合部材22゜23と同じく、LE鋳鉄(商品
名)により形成されている。
主軸20は主軸本体21.結合部材22.23及び締付
ボルト24により構成されている。主軸本体21は軸方
向に沿って同軸の貫通孔21aを有すると共に、添付図
面において右端には取付孔21bが、また左端には取付
孔21cが何れも同軸に設けられ、通常の鋼材に比して
線膨張係数の小さい(例えば3.4X10  /”c程
度)セラミックスにより一体形成されている。主軸本体
21には前記フランジ部21dが一体形成され、また、
主軸本体21の左端部にはビルトインモータ35のロー
タ37が嵌合されるテーパ面21eが形成されている。
結合部材22.23及び締付ボルト24は、それぞれL
E鋳鉄(商品名)により一体に形成されている。LE鋳
鉄は低熱膨張係数鋳鉄であって、その線膨張係数(4,
0〜4.3xlO/’c)はセラミックスと同程度であ
る。右側の結合部材22は円筒状をなし、主軸本体21
の右端の取付孔21b内に嵌合されて、主としてその外
周面を介して接着固定され、接着固定状態において主軸
本体21の貫通孔21aと連続する中心孔22aと、こ
れと同軸の大径孔22bが形成されている。
係合部材22の外端面には円周上複数箇所にねじ孔22
cが設けられ、取付ボルト31を介して同じ<LE鋳鉄
よりなる真空チャック31を固定するようになっている
左側の結合部材23は段付円筒状をなし、その小径部2
3aが主軸本体21の取付孔21c内に嵌合されて、主
としてその外周面を介して接着固定されている。結合部
材23には小径部23aと反対側に細径の突出部23b
が同軸に形成され、またその中心には段付の貫通孔23
cが設けられてその小径部23a側には雌ねじ23dが
形成されている。締付ボルト24は右側の結合部材22
側より主軸本体21の貫通孔21a内に挿入されて、そ
の頭部24aは結合部材22の中心孔22aと大径孔2
2bとの境界段部に係合し、またその先端のねじ部24
bは左側の結合部材23の雌ねじ23dに螺合されて両
連結部材22.2’3を互いに締付連結するものである
。締付ボルト24には同軸に貫通孔24Gが設けられて
いる。
ビルトインモータ35のロータ37のボス部37aは主
軸本体21のテーパ面2]1に嵌合され、結合部材23
の外周に螺合されたナツト32により締付固定されてい
る。主軸台10に固定されてビルトインモータ35のス
テータ38を支持するハウジング36の左端には端板4
0が固定され、その中央には主軸20と同軸に継手部材
41が固定されている。継手部材41内には結合部材2
3の突出部23bが同軸に挿入され、両者41,23b
の間にはシール42.42が介装されている。
継手部材41は耐圧ホース43を介して真空源(図示せ
ず)に接続され、貫通孔23 c、  24 c。
及び大径孔22bを介して真空チャック30に真空を作
用させてこれを作動させるようになっている。
次に本実施例の作動につき説明する。ビルトインモータ
35のロータ37のボス部37aを主軸本体21のテー
パ面21eに嵌合し、ナツト32により締付固定する際
、左側の結合部材23を主軸本体21から引き抜こうと
する力が作用する。
しかしながら、この力は主として締付ボルト24の引張
力により受止められ、取付孔21cと結合部材23の接
着面に作用する剪断力は僅かである。
また、真空チャック30に装着された工作物(図示せず
)を加工する際、加工反力により右側の結合部材22に
は外力が作用し、結合部材22を部分的にあるいは全面
的に主軸本体21から引き離そうとする力が作用する。
しかしながら、この力も前記同様に主として締付ボルト
24の引張力に受は止められ、取付孔21b内周面と結
合部材22の接着面に作用する剪断力は僅かである。ま
た、静圧軸受14.15.16の発熱等により主軸20
の温度が上昇しても、主軸本体21を形成するセラミッ
クスと結合部材22,23及び締付ボルト24を形成す
る低熱膨張係数鋳鉄とは線膨張係数が同程度であるので
、結合部材23.24と主軸本体21の接着面に生ずる
剪断力は僅かであり、締付ボルト24に作用する引張力
の変化も僅かである。
なお、上記実施例おいては、各結合部材22゜23を主
軸本体21に形成した取付孔21b、21Cに嵌合して
接着したが、各結合部材に孔を設け、主軸本体の端部の
外周面(必要に応じて小径に加工する)に嵌合して接着
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による工作機械の主軸の一実施例を示
す縦断面図である。 符号の説明 工0・・・支持部材(主軸台)、20・・・主軸、21
・・・主軸本体、21a・・・軸方向貫通孔、22.2
3・・・結合部材、24・・・締付ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミックスにより形成され主軸台等の支持部材に軸承
    される主軸本体を備えてなる工作機械の主軸において、
    前記セラミックスと同程度の線膨張係数を有する低熱膨
    張係数鋳鉄よりなりそれぞれ前記主軸本体の軸方向端部
    に同主軸本体と同軸に嵌合接着されて主軸に固定される
    部材を取り付ける2個の結合部材と、前記低熱膨張係数
    鋳鉄よりなり前記主軸本体に形成された軸方向貫通孔内
    に挿入されて前記両結合部材を互いに締着する締付ボル
    トを備えたことを特徴とする工作機械の主軸。
JP18784385A 1985-08-27 1985-08-27 工作機械の主軸 Pending JPS6248405A (ja)

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JP18784385A JPS6248405A (ja) 1985-08-27 1985-08-27 工作機械の主軸

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010057A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Ntn Corp 静圧気体軸受スピンドル
US11694524B2 (en) 2019-11-12 2023-07-04 Hyosung TNS Inc. Cassette and automated teller machine including the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607902B2 (ja) * 1977-11-30 1985-02-27 株式会社日立製作所 平板状コイル導体の型付成形法

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