JP4016295B2 - 油圧機械式チャック - Google Patents
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Description
本発明は、一般的には、回転式の、あるいは最終的には非回転式の工作機械、例えば、ボール盤やフライス盤や旋盤などに、チャックの一端を取り付け、チャックの他端で、ドリル、フライス工具、回転のこ刃、練磨ロールなどのような軸工具や工作物や遷移素子や類似の対象物を脱着可能に保持するのに使用するよう好適に企図されるチャックに関する。このチャックは、工作機械に脱着可能に、あるいは固定的に取り付けられる。チャックが脱着可能に取り付けられるタイプの場合、取り付けは、それ自体公知な、例えば、チャック円錐部分によって行われる。
技術的に、上記の一般的なタイプのチャックは、異なる実施例が幾つか知られている。こうした公知のチャックは、概して、締付けにあたって工具軸に圧接される3個あるいは4個の半径方向に移動可能な締付けあごによって軸工具がチャックに固定されるように形成される。締付けあごは工具軸との接触面として比較的小さな表面しか提供しないので、機械加工中に工具がチャック内で回転できないようにするには、これらのあごは比較的大きな力で締め付けられなければならない。それゆえ、あごが工具軸を損傷する可能性があり、軸工具を繰り返し取り付けると、工具の取付精度が減じることがある。あごは、また、一般的に軸工具のセンタリングやバランシングに関して完璧な精度を提供するものではないので、工具の締付け接続や解放が骨折りで比較的時間の掛かる作業になることがある。
また、熱締付け接続によって軸工具を取り付けることも知られている。しかし、こうした接続によって工具を固定するのは困難で時間の掛かるものとなることが多く、また、工具を解放するのも困難なことが多い。
技術的に、また、二重スリーブの形をとった油圧締付けブッシングとして形成されるチャックも知られている。この二重スリーブは、薄肉内壁と全周に亘る圧力間隙とからなる。この圧力間隙には油圧媒体が充填され、加圧に際して、その媒体は半径方向内側へ膨張し、薄肉内壁に半径方向圧縮を与え、それによってブッシング内で工具軸の締付け接続を与える。こうした油圧締付けブッシングは、しかしながら、かなり高価なものであり、多くの目的にとっては不経済なものと考えて良い。
本発明は、軸工具のためのチャックを提供する問題の代替解決策に関するものである。このチャックは、その構造に関して、前記油圧締付けブッシングよりも安価かつ単純である。しかも、この解決策は、締付けあごを有する従来のチャックよりも優秀な工具のセンタリングとバランスとを提供する。その上、この解決策は、前記油圧締付けブッシングと同様な完璧な工具軸への接触を与える。本発明によるチャックは、ブッシングにおける工具の極めて良好な締付けを与える。
本発明による油圧機械式チャックは、半径方向に圧縮されて工具軸と接触可能に配置された相対的に薄肉な内側スリーブと、内側スリーブ上を軸方向に変位可能な概して堅固な外側スリーブとからなり、内側スリーブと外側スリーブが協働円錐面を有して形成され、それによって内側スリーブ上を外側スリーブが変位するときに、内側スリーブの半径方向内側への圧縮が与えられるタイプの円錐結合チャックである。好ましくは、この円錐によって、チャックが自己ロックするようになっている。チャックは、工具を取り付けかつ締付け接続するための第1プレス手段と、この接続を解放するための第2プレス手段とを有して形成される。このため、チャックは、内側スリーブ上で2方向に外側スリーブを変位させる油圧プレス手段、すなわち、内側スリーブが半径方向内側に圧縮されて工具軸と係合するように外側スリーブを内側スリーブ上で変位させるための第1油圧プレス手段と、外側スリーブを反対方向に強制して接続を解放させるための第2油圧プレス手段とを有する。
油圧プレス手段は、工具をチャックに締付け接続するために作動可能な第1圧力室と、工具をチャックから解放するための第2圧力室とを有する。
本発明の一実施例では、前記第1圧力室がチャックの外側端に隣接して内側スリーブと外側スリーブの間に設置され、第2の対応圧力室がチャックの締付けスリーブの内側端に隣接して設置される。これらの圧力室には加圧可能な油圧媒体を充填することができる。
このタイプの油圧機械式チャックは、比較的大きな直径、例えば、少なくとも10mmの直径の軸を持つ工具に有用なものである。より小さな直径の工具を扱うのは難しいかも知れない。縮小スリーブを用いることが可能な場合もあるが、低減させた直径を有する伸長工具取付部分を有してチャックを形成した方が好都合である。こうした伸長工具取付部分を持つ本発明の第2の実施例によれば、両圧力室は、この場合にも、工具を締付け接続するための第1圧力室と工具を解放するための第2圧力室とであるが、その内側端に隣接した圧力ヘッド内に配置される。
ここで添付図面を参照して本発明をより詳細に説明することにする。添付図面中の図1は、一部切り開いた状態で、軸工具が取り付けられようとする位置にある本発明の油圧機械式チャックを示す。図2はこれに対応的に、工具が解放された状態の油圧機械式チャックを示す。図3は、小型工具を扱うのに有用な本発明によるチャックの第2の例を示す軸方向断面図であり、図4は、対応的に、工具接続状態にある図3のチャックを示す。
図示の油圧機械式チャックは、一般的には、例えば、V字形の溝をもつフランジ形の遷移部分1と、回転式あるいは非回転式工作機械の対応円錐凹部に接続するに適したチャック円錐部分2と、軸工具4を解放可能に締付け接続して固定するための締付け本体3とを有する。遷移部分1と、円錐部分2と、締付け本体3の内側スリーブとは、一体物として形成されている。円錐部分2は、内側スリーブの取付け穴8に通じる冷却媒体用の通路(図示せず)を備えて形成してよい。
遷移部分1とチャック円錐部分2は、それ自体は公知のタイプのもので、詳細な説明を必要としない。円錐部分2は、ボール盤、旋盤、フライス盤、あるいは同様な機械などの工作機械の対応した円錐形に形成された凹部に導入されるように設計される。勿論、チャック円錐部分を工作機械の一体部分として形成することもできる。この場合は、締付け本体だけが本装置の発明部分を提供する。
軸工具4を接続可能にするため、締付け本体は、内側スリーブ5と外側スリーブ6を有して形成される。外側スリーブ6は内側スリーブ5上を軸方向に変位可能である。内側スリーブ5の壁は、特に工具4の軸へ向かって半径方向に圧縮され、該工具をチャック内に締付け接続することができるように変形可能に比較的薄肉にされている。内側スリーブ壁は、軸方向の溝によって分割され、幾つかの軸方向に伸びるスリーブ部分をもつことができる。所望ならば、異なるタイプのスリーブ(例えば、縮小スリーブ)を工具4の軸と内側スリーブ5の間に導入可能である。外側スリーブ6は非常に堅固であり、工具4が内側スリーブ5内に締付け接続されるときには目立って変形することはない。内側スリーブ5と外側スリーブ6は相応じる円錐面7を有し、円錐面7の円錐角は協働する円錐面7が自己ロックするようになっている。内側スリーブ5は、工具4の軸用の軸方向取付穴8を有する。円錐部分2は、取付穴8まで伸びる冷却媒体通路(図示せず)を備えて形成可能である。内側および外側スリーブ5、6間には、第1と第2の2つの圧力室がある。第1の圧力室9は締付けスリーブ3の外側端に隣接して設けられ、内側スリーブ5の上で外側スリーブ6が内方すなわち締付け方向へ変位させ、それによって内側スリーブ5の圧縮と工具4の締付け接続を生じさせるようになっており、第2圧力室10は締付けスリーブ3の内側端に隣接して設けられ、外側スリーブ6を逆方向へ変位させ、それによって工具4の解放を行うようになっている。圧力室9と10は、適当なタイプの圧力媒体で加圧されるよう構成されている。第1圧力室9は、通路11を介して第1圧力ニップル12に接続され、第2圧力室10は、通路13を介して第2圧力ニップル14に接続されている。好適には圧力ニップル12と14は(図示せず)外部加圧ポンプに接続される。第1圧力室9を封止するため、封止ナット15が内側スリーブ5の端部にねじ止めされている。外側スリーブ6は、軸方向外側端に向かって突出するフランジ16を有しており、該フランジは封止リング17上で封止ナット15の外面に対して封止する。それに対応して、外側スリーブ6はその内側端において軸方向突出フランジ18を備えて形成され、フランジ18は封止リング19上で内側スリーブ5の内側端にある円筒部分20に対して封止する。
チャックは、内側および外側スリーブ5と6を互いに接続し、そして、封止ナット15を内側スリーブ5上にねじ止めした状態で顧客に供給される。両圧力室9と10は圧力の無い状態であり、外側スリーブ6は図2に示したように取り出し位置にある。
軸工具4は次のように取り付けられる。すなわち、工具が内側スリーブ5の内側穴8内に導入され、外側の圧力室9がニップル12から圧力通路11を経て供給される所定圧力の油圧媒体によって加圧され、その結果、外側スリーブ6は圧力室9内の圧力によって、図1に示すように、内側スリーブ5上を締付け方向すなわち軸方向内側に変位させられ、それによって内側スリーブ5の壁が半径方向に圧縮され、その結果、工具4は内側スリーブ5によってチャック内でセンタリングされ締付け接続される。円錐面は自己ロックしているので、締付け接続が不意に解放される危険は無い。取付穴は円筒形である必要はなく、締付け接続される軸の形状に適合させることができる。従って、穴8は多角形、正方形、八角形などの横断面形状を有しうる。
注意すべきは、工具が機械式接続によって内側スリーブに完全に固定されるので、圧力室9と10は動作中に加圧される必要がないということである。油圧加圧が実行されなければならないのは、工具4の取り付けと取り外しの間だけである。
工具を解放するには、解放圧力室10をニップル14と通路13を介して加圧し、それによって外側スリーブ6を、図2に示すように、チャックの外側端に向かう方向へ強制させる。その結果、内側スリーブ5は、半径方向外側に拡張してその原形を回復するので、工具4は解放された状態になる。
本発明の実施例では、内側円錐スリーブ5は好適にはスリーブの外側端に向かって先細りになっている。実際には、この円錐形は反対になっていても良い。しかしながら、その場合は、スリーブ5を円筒部分20に脱着可能に接続する必要がある。
チャックは何度も再利用することができる。勿論、機械加工が完了した後も工具4を締付けチャック3に締付け接続しておいて、チャック全体を工作機械から取り外し、同じ工具で次の加工を行うことができるようにそのチャックと工具の合体装置を保存しておくようにしてもよい。
スリーブ5と6の外側端にある圧力室9は必然的にある半径寸法を持たざるを得ないので、小さな直径を持つ工具を図1及び2に示す装置とともに使用するのは難しいかも知れない。
そのため、図3及び4には、小さな直径の工具、例えば10mm未満の直径の工具に有用な本発明の別の実施例を示す。図3は、工具4をまさに締付け接続しようしている締付けブッシングを示し、図4は、工具を解放しつつあるブッシングを示す。
図示した実施例では、締付け本体3’が、伸長された内側スリーブ5’と伸長された外側スリーブ6’とで形成される。内側スリーブは堅固な内側スリーブ部分5aと、外側スリーブ6’に沿ってその中間部の外側よりから延伸する外側溝付き締付けスリーブ部分5bとで形成される。外側スリーブ6’の内側端は、圧力ニップル12’及び圧力媒体通路11’を有する締付け圧力室9’と、圧力ニップル14’及び圧力媒体通路13’を有する圧力解放室10’の両方を包含する圧力ヘッド6aとして形成される。圧力ヘッド6aは、軸方向内側端に向けられた円筒フランジ18’を有して形成される。円筒フランジ18’は、螺合ねじ・ナット15’によって内壁を形成し、その内壁に対して締付け圧力室9’の圧力媒体が働いて外側スリーブ6を遷移部分1の方に強制する。その結果、外側スリーブは内側スリーブ5’に沿って滑動し、それによって、円錐面7’は、図3に示すように、締付けスリーブ部分5bを圧縮させ、工具4に接触させる。内側スリーブは、半径方向外側へ伸びるフランジ5cを有して形成され、フランジ5cは両圧力室9’と10’のための基準壁として働く。
図4は工具4の解放動作を示す。その動作によれば、圧力媒体が通路13’とニップル14’を介して解放圧力室10’内に導入され、それにより外側スリーブ6’が内側スリーブ5’に沿って軸方向外側方向に滑動し工具4を解放する。
明らかなことであるが、締付け工具3’の伸長された工具取付部分は、非情に細い工具取付穴8’を有して形成可能である。工具取付部分は、また、任意の長さで製作することもでき、それによって工具は遷移部分1とチャック円錐部分2から任意の所望の距離に設置される。
符号の説明
1 遷移部分 11 通路
2 チャック円錐部分 12 圧力ニップル
3 締付け本体 13 通路
4 工具 14 圧力ニップル
5 内側スリーブ 15 ナット
6 外側スリーブ 16 フランジ
7 円錐面 17 封止リング
8 穴 18 フランジ
9 圧力室 19 封止リング
10 戻し圧力室 20 円筒部分
5a 堅固なスリーブ部分
5b 締付けスリーブ部分
5c 基準壁
6a 圧力ヘッド
技術的に、上記の一般的なタイプのチャックは、異なる実施例が幾つか知られている。こうした公知のチャックは、概して、締付けにあたって工具軸に圧接される3個あるいは4個の半径方向に移動可能な締付けあごによって軸工具がチャックに固定されるように形成される。締付けあごは工具軸との接触面として比較的小さな表面しか提供しないので、機械加工中に工具がチャック内で回転できないようにするには、これらのあごは比較的大きな力で締め付けられなければならない。それゆえ、あごが工具軸を損傷する可能性があり、軸工具を繰り返し取り付けると、工具の取付精度が減じることがある。あごは、また、一般的に軸工具のセンタリングやバランシングに関して完璧な精度を提供するものではないので、工具の締付け接続や解放が骨折りで比較的時間の掛かる作業になることがある。
また、熱締付け接続によって軸工具を取り付けることも知られている。しかし、こうした接続によって工具を固定するのは困難で時間の掛かるものとなることが多く、また、工具を解放するのも困難なことが多い。
技術的に、また、二重スリーブの形をとった油圧締付けブッシングとして形成されるチャックも知られている。この二重スリーブは、薄肉内壁と全周に亘る圧力間隙とからなる。この圧力間隙には油圧媒体が充填され、加圧に際して、その媒体は半径方向内側へ膨張し、薄肉内壁に半径方向圧縮を与え、それによってブッシング内で工具軸の締付け接続を与える。こうした油圧締付けブッシングは、しかしながら、かなり高価なものであり、多くの目的にとっては不経済なものと考えて良い。
本発明は、軸工具のためのチャックを提供する問題の代替解決策に関するものである。このチャックは、その構造に関して、前記油圧締付けブッシングよりも安価かつ単純である。しかも、この解決策は、締付けあごを有する従来のチャックよりも優秀な工具のセンタリングとバランスとを提供する。その上、この解決策は、前記油圧締付けブッシングと同様な完璧な工具軸への接触を与える。本発明によるチャックは、ブッシングにおける工具の極めて良好な締付けを与える。
本発明による油圧機械式チャックは、半径方向に圧縮されて工具軸と接触可能に配置された相対的に薄肉な内側スリーブと、内側スリーブ上を軸方向に変位可能な概して堅固な外側スリーブとからなり、内側スリーブと外側スリーブが協働円錐面を有して形成され、それによって内側スリーブ上を外側スリーブが変位するときに、内側スリーブの半径方向内側への圧縮が与えられるタイプの円錐結合チャックである。好ましくは、この円錐によって、チャックが自己ロックするようになっている。チャックは、工具を取り付けかつ締付け接続するための第1プレス手段と、この接続を解放するための第2プレス手段とを有して形成される。このため、チャックは、内側スリーブ上で2方向に外側スリーブを変位させる油圧プレス手段、すなわち、内側スリーブが半径方向内側に圧縮されて工具軸と係合するように外側スリーブを内側スリーブ上で変位させるための第1油圧プレス手段と、外側スリーブを反対方向に強制して接続を解放させるための第2油圧プレス手段とを有する。
油圧プレス手段は、工具をチャックに締付け接続するために作動可能な第1圧力室と、工具をチャックから解放するための第2圧力室とを有する。
本発明の一実施例では、前記第1圧力室がチャックの外側端に隣接して内側スリーブと外側スリーブの間に設置され、第2の対応圧力室がチャックの締付けスリーブの内側端に隣接して設置される。これらの圧力室には加圧可能な油圧媒体を充填することができる。
このタイプの油圧機械式チャックは、比較的大きな直径、例えば、少なくとも10mmの直径の軸を持つ工具に有用なものである。より小さな直径の工具を扱うのは難しいかも知れない。縮小スリーブを用いることが可能な場合もあるが、低減させた直径を有する伸長工具取付部分を有してチャックを形成した方が好都合である。こうした伸長工具取付部分を持つ本発明の第2の実施例によれば、両圧力室は、この場合にも、工具を締付け接続するための第1圧力室と工具を解放するための第2圧力室とであるが、その内側端に隣接した圧力ヘッド内に配置される。
ここで添付図面を参照して本発明をより詳細に説明することにする。添付図面中の図1は、一部切り開いた状態で、軸工具が取り付けられようとする位置にある本発明の油圧機械式チャックを示す。図2はこれに対応的に、工具が解放された状態の油圧機械式チャックを示す。図3は、小型工具を扱うのに有用な本発明によるチャックの第2の例を示す軸方向断面図であり、図4は、対応的に、工具接続状態にある図3のチャックを示す。
図示の油圧機械式チャックは、一般的には、例えば、V字形の溝をもつフランジ形の遷移部分1と、回転式あるいは非回転式工作機械の対応円錐凹部に接続するに適したチャック円錐部分2と、軸工具4を解放可能に締付け接続して固定するための締付け本体3とを有する。遷移部分1と、円錐部分2と、締付け本体3の内側スリーブとは、一体物として形成されている。円錐部分2は、内側スリーブの取付け穴8に通じる冷却媒体用の通路(図示せず)を備えて形成してよい。
遷移部分1とチャック円錐部分2は、それ自体は公知のタイプのもので、詳細な説明を必要としない。円錐部分2は、ボール盤、旋盤、フライス盤、あるいは同様な機械などの工作機械の対応した円錐形に形成された凹部に導入されるように設計される。勿論、チャック円錐部分を工作機械の一体部分として形成することもできる。この場合は、締付け本体だけが本装置の発明部分を提供する。
軸工具4を接続可能にするため、締付け本体は、内側スリーブ5と外側スリーブ6を有して形成される。外側スリーブ6は内側スリーブ5上を軸方向に変位可能である。内側スリーブ5の壁は、特に工具4の軸へ向かって半径方向に圧縮され、該工具をチャック内に締付け接続することができるように変形可能に比較的薄肉にされている。内側スリーブ壁は、軸方向の溝によって分割され、幾つかの軸方向に伸びるスリーブ部分をもつことができる。所望ならば、異なるタイプのスリーブ(例えば、縮小スリーブ)を工具4の軸と内側スリーブ5の間に導入可能である。外側スリーブ6は非常に堅固であり、工具4が内側スリーブ5内に締付け接続されるときには目立って変形することはない。内側スリーブ5と外側スリーブ6は相応じる円錐面7を有し、円錐面7の円錐角は協働する円錐面7が自己ロックするようになっている。内側スリーブ5は、工具4の軸用の軸方向取付穴8を有する。円錐部分2は、取付穴8まで伸びる冷却媒体通路(図示せず)を備えて形成可能である。内側および外側スリーブ5、6間には、第1と第2の2つの圧力室がある。第1の圧力室9は締付けスリーブ3の外側端に隣接して設けられ、内側スリーブ5の上で外側スリーブ6が内方すなわち締付け方向へ変位させ、それによって内側スリーブ5の圧縮と工具4の締付け接続を生じさせるようになっており、第2圧力室10は締付けスリーブ3の内側端に隣接して設けられ、外側スリーブ6を逆方向へ変位させ、それによって工具4の解放を行うようになっている。圧力室9と10は、適当なタイプの圧力媒体で加圧されるよう構成されている。第1圧力室9は、通路11を介して第1圧力ニップル12に接続され、第2圧力室10は、通路13を介して第2圧力ニップル14に接続されている。好適には圧力ニップル12と14は(図示せず)外部加圧ポンプに接続される。第1圧力室9を封止するため、封止ナット15が内側スリーブ5の端部にねじ止めされている。外側スリーブ6は、軸方向外側端に向かって突出するフランジ16を有しており、該フランジは封止リング17上で封止ナット15の外面に対して封止する。それに対応して、外側スリーブ6はその内側端において軸方向突出フランジ18を備えて形成され、フランジ18は封止リング19上で内側スリーブ5の内側端にある円筒部分20に対して封止する。
チャックは、内側および外側スリーブ5と6を互いに接続し、そして、封止ナット15を内側スリーブ5上にねじ止めした状態で顧客に供給される。両圧力室9と10は圧力の無い状態であり、外側スリーブ6は図2に示したように取り出し位置にある。
軸工具4は次のように取り付けられる。すなわち、工具が内側スリーブ5の内側穴8内に導入され、外側の圧力室9がニップル12から圧力通路11を経て供給される所定圧力の油圧媒体によって加圧され、その結果、外側スリーブ6は圧力室9内の圧力によって、図1に示すように、内側スリーブ5上を締付け方向すなわち軸方向内側に変位させられ、それによって内側スリーブ5の壁が半径方向に圧縮され、その結果、工具4は内側スリーブ5によってチャック内でセンタリングされ締付け接続される。円錐面は自己ロックしているので、締付け接続が不意に解放される危険は無い。取付穴は円筒形である必要はなく、締付け接続される軸の形状に適合させることができる。従って、穴8は多角形、正方形、八角形などの横断面形状を有しうる。
注意すべきは、工具が機械式接続によって内側スリーブに完全に固定されるので、圧力室9と10は動作中に加圧される必要がないということである。油圧加圧が実行されなければならないのは、工具4の取り付けと取り外しの間だけである。
工具を解放するには、解放圧力室10をニップル14と通路13を介して加圧し、それによって外側スリーブ6を、図2に示すように、チャックの外側端に向かう方向へ強制させる。その結果、内側スリーブ5は、半径方向外側に拡張してその原形を回復するので、工具4は解放された状態になる。
本発明の実施例では、内側円錐スリーブ5は好適にはスリーブの外側端に向かって先細りになっている。実際には、この円錐形は反対になっていても良い。しかしながら、その場合は、スリーブ5を円筒部分20に脱着可能に接続する必要がある。
チャックは何度も再利用することができる。勿論、機械加工が完了した後も工具4を締付けチャック3に締付け接続しておいて、チャック全体を工作機械から取り外し、同じ工具で次の加工を行うことができるようにそのチャックと工具の合体装置を保存しておくようにしてもよい。
スリーブ5と6の外側端にある圧力室9は必然的にある半径寸法を持たざるを得ないので、小さな直径を持つ工具を図1及び2に示す装置とともに使用するのは難しいかも知れない。
そのため、図3及び4には、小さな直径の工具、例えば10mm未満の直径の工具に有用な本発明の別の実施例を示す。図3は、工具4をまさに締付け接続しようしている締付けブッシングを示し、図4は、工具を解放しつつあるブッシングを示す。
図示した実施例では、締付け本体3’が、伸長された内側スリーブ5’と伸長された外側スリーブ6’とで形成される。内側スリーブは堅固な内側スリーブ部分5aと、外側スリーブ6’に沿ってその中間部の外側よりから延伸する外側溝付き締付けスリーブ部分5bとで形成される。外側スリーブ6’の内側端は、圧力ニップル12’及び圧力媒体通路11’を有する締付け圧力室9’と、圧力ニップル14’及び圧力媒体通路13’を有する圧力解放室10’の両方を包含する圧力ヘッド6aとして形成される。圧力ヘッド6aは、軸方向内側端に向けられた円筒フランジ18’を有して形成される。円筒フランジ18’は、螺合ねじ・ナット15’によって内壁を形成し、その内壁に対して締付け圧力室9’の圧力媒体が働いて外側スリーブ6を遷移部分1の方に強制する。その結果、外側スリーブは内側スリーブ5’に沿って滑動し、それによって、円錐面7’は、図3に示すように、締付けスリーブ部分5bを圧縮させ、工具4に接触させる。内側スリーブは、半径方向外側へ伸びるフランジ5cを有して形成され、フランジ5cは両圧力室9’と10’のための基準壁として働く。
図4は工具4の解放動作を示す。その動作によれば、圧力媒体が通路13’とニップル14’を介して解放圧力室10’内に導入され、それにより外側スリーブ6’が内側スリーブ5’に沿って軸方向外側方向に滑動し工具4を解放する。
明らかなことであるが、締付け工具3’の伸長された工具取付部分は、非情に細い工具取付穴8’を有して形成可能である。工具取付部分は、また、任意の長さで製作することもでき、それによって工具は遷移部分1とチャック円錐部分2から任意の所望の距離に設置される。
符号の説明
1 遷移部分 11 通路
2 チャック円錐部分 12 圧力ニップル
3 締付け本体 13 通路
4 工具 14 圧力ニップル
5 内側スリーブ 15 ナット
6 外側スリーブ 16 フランジ
7 円錐面 17 封止リング
8 穴 18 フランジ
9 圧力室 19 封止リング
10 戻し圧力室 20 円筒部分
5a 堅固なスリーブ部分
5b 締付けスリーブ部分
5c 基準壁
6a 圧力ヘッド
Claims (9)
- 工作機械、例えば、ボール盤、フライス盤、旋盤などに一端(2)を取り付け、他端(3)でドリルやフライス工具や回転のこ刃や回転練磨ロールや工作物や遷移素子や類似手段のような軸工具(4)を解放可能に保持することができるようにされたチャックの形を取る油圧機械式締付け接続装置であって、該締付け接続装置は比較的薄肉の内側スリーブ(5)と、内側スリーブ(5)上を軸方向に変位可能な概して形状堅固な外側スリーブ(6)とを有する円錐結合チャックとして形成され、前記内側スリーブ(5)はその半径方向寸法が変更可能であり、軸工具(4)の軸を受け入れるための中央軸方向穴(8)を有し、かつ前記工具(4)の軸に向かって半径方向に圧縮され得るように構成されており、前記内側スリーブ(5)と外側スリーブ(6)とは相応じる円錐面(7)を有して形成されていて、外側スリーブ(6)が内側スリーブ(5)上を変位するときに内側スリーブ(5)の少なくとも一部(5b)に半径方向の圧縮を与えるよう構成した油圧機械式締付け接続チャックにおいて、
該チャックは、内側スリーブ(5)上で外側スリーブ(6)の変位をもたらすための油圧作動可能手段(9〜14)を有して形成され、
工具(4)を取り付けて締付け接続するための第1油圧加圧手段(9、11、12)と、該工具(4)を解放するための第2油圧加圧手段(10、13、14)とを含むことを特徴とする油圧機械式締付けチャック。 - 前記内側スリーブ(5)は、その外側端方向に向かって先細りになっていることを特徴とする請求項1に記載のチャック。
- 油圧手段がスリーブ(5、6)の両端のそれぞれに隣接した油圧圧力室(9、10)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のチャック。
- 前記チャックが内側スリーブ(5)の外側端に隣接した締付け圧力室(9)と内側スリーブ(5)の内側端に隣接した圧力解放室(19)とを有して形成され、これら圧力室(9、10)が油圧媒体で充填加圧される(12、14)ように構成されることを特徴とする請求項3に記載のチャック。
- 前記内側スリーブ(5)が、その外側端において円筒封止面(17)とともに形成された封止ナット(15)を有することと、前記外側スリーブ(6)が、内側スリーブ(5)の封止ナット(15)と封止係合する軸方向に突出したフランジ(16)を有することと、前記封止ナット(15)と外側スリーブ(6)の間に形成された締付け圧力室(9)が通路(11)と加圧ニップル(12)からの油圧媒体によって加圧可能であることとを特徴とする請求項3または4に記載のチャック。
- 前記内側スリーブ(5)がその内側端部において半径方向に突出する円筒フランジ(20)を有することと、前記外側スリーブ(6)が前記半径方向に突出する円筒部分(20)を越えて伸長し封止するよう軸方向に突出するフランジ(18)を有することと、前記端部において内側および外側のスリーブ(5、6)間には圧力解放室(10)が形成され、該圧力解放室が通路(13)と圧力ニップル(14)からの油圧媒体で加圧されることができるようにしたこととを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のチャック。
- 前記チャックが伸長された工具取付部分(5’、6’)を有して形成されること、および、前記スリーブがその内側端に隣接する圧力ヘッドとともに形成され、前記圧力ヘッドが締付け圧力室(9’)と圧力解放室(10’)の両方を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のチャック。
- 前記内側スリーブ(5’)が内側堅固部分(5a)と外側締付けスリーブ部分(5b)とを有して形成され、前記外側スリーブ(6’)は、それが内側スリーブ(5’)に沿って滑動するときに半径方向寸法を変更できるよう構成されていることを特徴とする請求項7に記載のチャック。
- 圧力ヘッドが外側スリーブ(6’)の軸方向内側端へ突出するフランジ(18’)によって形成され、該フランジが締付け圧力室(9’)と圧力解放室(10’)の両方を包含すること、および、前記内側スリーブ(5’)が該締付け圧力室(9’)と圧力解放室(10’)の両方に対して圧力反応壁を提供する半径方向外側に突出するフランジ(5c)を有して形成されることを特徴とする請求項7または8に記載のチャック。
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