JPS60242904A - 締付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は給付装置に係り、さらに詳しくは工作物を同軸
状に包囲するケーシングと、このケーシングによって保
持される締付手段とを備え、円筒状あるいは少なくとも
一部が円筒状の外側輪郭を有する工作物を締付ける締付
装置に関するものである。

（従来の技Ｗｌ） 加工すべき工作物を締付けるために、従来油圧で作動す
る伸縮万力が知られており、ここでは肉薄の内側孔の一
部に油圧手段によって締付圧が供給されて、工作物を締
付は固定する。この公知の伸縮万力は、工作物の目標直
径からのずれをごくわずかしか許さないものであるが、
実際には環境条件が一定でなければ十分な働きをしない
ものであり、通常の作業条件では必ずしも一定の環境条
件は保証されない。したがって、たとえば油圧手段の漏
れ損失が少ない場合、あるいは温度限界の上限あるいは
下限を越えた場合には、もう締付けの確実性は保証され
ない。そのためにこの種の伸縮万力は、休業日には温度
、１Ｍ節した室内に保管して、作業再開時に組み込める
ようにしなければならない。すでに説明したように、そ
れ以上に漏れが最少の場合には、締付けの確実性を損い
、コスト及び時間のかかる修理が必要である。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の課題は、従来の欠点を除去し、従来と同様の簡
単な構造にもかかわらず、実際に適した広い温度範囲で
工作物を締付けることができる新しい締付装置を提供す
ることである。

この締付装置は全く機械的な手段で働くので、前に述べ
たような従来の油圧締付装置の欠点を完全に防止するこ
とができる。通常の運転が行われている間に生じるあら
ゆる環境温度で、わずられしい予備作業なしに、加工す
べき工作物を確実に締付けることができる。

（実施例） 次に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

締付装置１００には、まずほぼ中空円筒状のケーシング
１が設けられ、このケーシングは締付ける工作物を同軸
に包囲し、特に締付手段を軸承するのに用いらバる。締
付手段としては、好ましくはそれぞれ６個のセグメン）
５０．６０からなる締付部材である２つのコレット５，
６が設けられており、このコレットの軸近傍の内側面は
保持すべき工作物１０１の少なくとも一部円筒状の外側
輪郭に添接し、軸方向内側に向けられた押圧力が作用す
ると、この工作物を自らの間で締付ける。

後述するように、この押圧力は締付ねじ８と圧締リング
２，３が協働することによってもたらされる。コレ、）
５．６ないしそのセグメント５０゜６０の径方向外にあ
る縁部分の面は、円錐状の面として形成され、圧縮リン
グ２と６の同様に形成されている面と接触しており、こ
の圧縮リングは締付ねじ８によって動かされる。締付ね
じを締付けると、圧締リング２，３は軸方向に互いに離
れる方向へ移動し、その結果、その円錐状の内側面がコ
レ、）５．６の円錐状に形成された外側面上に移動し、
それによってコレ、）５．６の七グメン）５０．６０が
径方向内側に圧締され、それによってケーシング１内に
配置された工作物１０１が固定される。

締付ねじ８の締付は及びゆるめは、締付装置の前面側か
ら工具、たとえば垂直レンチなどによって行われ、この
工具は圧縮リング２内に設けられた孔２′を貫通して締
付ねじ８の頭部に取り付けられる。コレ？）５，６、圧
締リング２，３及び締付ねじ８などの締付手段は、スペ
ーサリングないしスペーサブツシュ１３，１４．１５に
よって、ケーシング１内に固定され、その動作は当業者
には第１図から直ちに明らかであり、したがってこれ以
上説明する必要はない。ケーシング１の締付ねじ８の操
作へ、ドと反対の端面にはねじ部が形成されており、こ
のねじ肺中にねじリング４が螺合され、このねじリング
はスペーサリング１４とともにコレ、トロと圧縮リング
６の軸方向のストッパとしても形成されている。予期し
ないねじれに対してねじリング４を保護するために、多
数、たとえば３本の安全ボルト４′が設けられており、
これら安全ボルトは径方向に移動できるようにねじリン
グ４の孔内に軸承されており、ケーシング１の内壁に設
けられたねじ部がこのねじリング４に押圧される。安全
ボルト４′のケーシング１の縦軸側の端部は、斜面で終
わっており、ねじビン４″の円錐状に形成された端部に
よって動かされる。

これらねじビン４＃は締付装置の縦軸と平行に、ねじリ
ング４のねじ穴内に軸承されている。ねじビン４′がね
じ込まれると、安全ボルト４′の斜面によって、力の成
分が径方向外側で、安全ボルト４′に作用するので、安
全ボルトがケーシング１の内壁内にあるねじ部へ押圧さ
れる。

（効果ン この締付装置によって、加工すべき工作物１０１を確実
に締付けることができる。この装置は極めて小型であり
、高性能の工作機械と組み合わせて何ら問題なく使用す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第ｉｅは締付装置の縦断面図、第２図は第１図に基づく
締付装置の一部であるコレ、トの前面図である。 １・・・ケーシング、２，３・・・圧縮リング、４・・
・ねじリング、４′・・・安全ボルト、４′・・・ねじ
ビン、５゜６・・・コレット、８・・・締付ねじ、１３
，１４．１５・・・スペーサ、５０．＋５０・・・セグ
メン）、１００・・・締付装置、１０１・・・工作物。 特許出願人 ラインメタル　ゲゼルシャフト　ミットベシュレンクテ
ル　ハフラング 特許出願代理人 弁理士　青　木　朗 弁理士西舘和之 弁理士吉田正行 弁理士山口昭之 弁理士西山雅也 ＦＩＧ、２ 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和６０年　特許願　第２０９９３　号２、発明の名称 締付装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　ラインメタル　ゲゼルシャフト　ミットベシュ
レンクテル　ハフラング ４、代理人 ６、補正の対象 図　面 ７、′補正の内容 図面の浄書（内容に変更なし） ８、添付書類の目録 浄書図面　１通

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、工作物を同軸状に包囲するケーシングと、このケー
   シングによって保持される締付手段を備え、円筒状ある
   いは少なくとも一部円筒状の外側輪郭を有する工作物を
   締付ける締付装置において、締付手段（２，３，５，６
   ，８ンに、 （α）円筒状の内側面によって工作物（１０１）の円筒
   状の外側輪郭上に添接し、かつ円錐状の外側面（５０；
   ６０′ンを有し、セグメント（５０，６０）から構成さ
   れ、軸方向に見て互いに間隔をあけて配置された２つの
   コレット（５，６）と、 （ｈ）　コレ、）（５，６）の円錐状の外側面と協働す
   るためのそれぞれ円錐状の内側面を有し、軸方向に互い
   に間隔をあけて配置され、軸方向に移動可能に軸承され
   た２つの圧縮リング（２，３）と、＜ｃ＞　圧縮リング
   ＜２．５）と協働し、これを締め付けると圧縮リング（
   ２，５）が軸方向に互いに離れ、これをゆるめると圧縮
   リング（２，３）が軸方向に重なり合うように移動する
   締付ね己（８）と、が含まれていることを特徴とする締
   付装置。 ２、締付手段（２，３，５，６，８）がスペーサリング
   ないしスペーサブツシュ（１３，１４，１５）によって
   、ケーシング（１）内に固定されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の締付装置。 ３、締付装置（１００）のケーシング（１）の少なくと
   も一方の端面（１′）が、ねじリング（４）によって閉
   鎖されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項あ
   るいは第２項に記載の締付装置。 ４、ねじリング（４）が、ねじリング（４）の孔の内部
   で径方向に移動可能に軸承されている多数の安全ボルト
   （４′ン　によって保護されており、これら安全ボルト
   がケーシング（１）の内壁に形成されたねじ部に押圧さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３
   項のいずれか１項に記載の締付装置。 ５、安全ポル）　（４’）を操作するためにねじピン（
   ４５）が設けられており、このねじビンはねじリング（
   ４）の内部のねじ穴内に回転可能に軸承され、その円錐
   状に形成された端部によって安全ボルト（４′ン　の斜
   面上に載ることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第
   ４項のいずれか１項に記載の締付装置。