JPS62255361A - ボビンを収容するための自己緊締チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボビンチューブの内面に作用しかつ復帰ばね
によって固持される締付はセグメントを備えたボビンを
収容するための自己緊締チャックに関する。

「自己緊締ｊと言う（既念はこのようなチャックにあっ
ては、チャック上に載るボビンがその回転により回転モ
ーメントを締付はセグメントに及ぼし、この締付はセグ
メントがチャック心の抑止の際この締付はセグメントの
拡開とそのボビンチューブの内面に全ての面で確固な当
接を誘起することを意味する。

このようなチャックは多様な構成で既に充分知られてい
る。

即ち、例えばドイツ連邦共和国特許公告公報第１　５７
４　４３８号には六角形の収納部を備えているチャック
が記載されており、この六角形の収納部は締付はセグメ
ントとこの六角形の収納部が相対的に回転した際締付は
セグメントのＶ−字形の内面に対して押付けられ、この
締付はセグメントを拡開する。

ドイツ連邦共和国特許公告公報第２２１１５１８号に記
載の発明にあってはチャックは四角形シャフトを備えて
おり、この四角形シャフトは同様に締付はセグメントと
この四角形シャフトが相対的に回転した際ローラ体を介
して或いは直接締付はセグメントの内面に押付けられ、
この締付はセグメントを拡開する。締付は力解離の後の
締付はセグメントの復帰はリングばねとして形成された
復帰ばねによって行われる。

更にドイツ連邦共和国特許公報第１１１９３０１号から
、内部に旋回可能に支承されている締付は体を備えてい
る同心的な担持ビンを有している構造が公知である。回
転モーメントが加えられた際これらの締付は体は立上が
り、ボビンチューブの内面に対して押付けられる。

これらすべての構造の欠点は、これらが作動の際時とし
て衝撃およびよび振動が生じた際解離してしまうこと、
即ち締付はセグメント或いは他の締付は要素とボビンチ
ューブ間の動力結合が中断してしまうことである。この
ことは締付は路が比較的狭いこと、例えば締付はセグメ
ントに対する上記の四角形シャフト或いは六角形シャフ
トの回転路が比較的狭いことに起因する。

本発明の根底をなす課題は、ボビンを収容するための自
己緊締チャックを、特に安定したかつ信頼性のある締付
けが達せられるように更に改良することである。

この課題は本発明により、締付はセグメントの各々をそ
の外側の締付は面とは反対側の内側面において帯行兼拡
開部材を介して同心的なねじスピンドル上に設けられて
いてかつ逆方向のねじ山を備えた二つのねじと作用結合
するように構成することによって解決される。

回転モーメントを締付はセグメントからねじに伝達する
ために、本発明の他の特徴により、これらの両ねじはそ
れらの周囲に締付はセグメントの数に相当する各々一つ
の帯行部材を備えており、この帯行部材は各締付はセグ
メントの内側面に設けられているそれぞれ一つの縦溝内
に係合している。

更に本発明の特徴は、締付はセグメントの各々がその内
側面にこの締付はセグメントと固く結合されていてかつ
少なくとも一つのくさび状面を有している二つの（さび
状拡開部材を備えていること、およびねじの各々がそれ
らの周面にくさび状拡開部材のための締付はセグメント
の数に相当する数の収容部を備えており、この場合これ
らの収容部が同様にくさび状拡開部材の相応するくさび
状面に相当する少なくとも一つの相手方くさび状面をそ
れぞれ備えていることである。

この構成により、ねじの相反する方向での運動により締
付はセグメントが半径方向で外方へとボビンチューブの
内面に対して押付けられることが保証される。

この場合有利な構成は、くさび状拡開部材が締付はセグ
メントの縦溝の溝底部に固定されており、かつ相当する
収容部がねじの帯行部材内に設けられていることである
。

くさび状拡開部材と相当する収容部の有利な構成は本発
明により、締付はセグメントのくさび状拡開部材もしく
はねじにおける収容部が反対の作用方向を有するそれぞ
れ二つくさび状面および二つの相手方（さび状面を備え
ていることである。この構成により、ボビンの両回転方
向における自己緊締が可能となる。これにより重量のあ
る、径の大きい、両側においてチャンクにより収容され
るボビンあって特別を利点が得られる。この場合上記の
構成によらなかった際、右回りのチャックおよび左回り
のチャック、即ちそれぞれ相応する回転方向のために構
成された異なるくさび状拡開部材を備えた二つの異なる
チャックが必要どなる。これに対して、二重くさび体と
して形成された本発明によるくさび状拡開部材は両件用
方向での緊締を保証する。

従ってこのようなチャックはボビンの右側にも左側にも
使用することが可能である。

本発明の他の構成は、くさび状面および相手方くさび状
面がチャック縦軸線に対して成る角度を以て設けられて
いることである。

更に本発明により、ねじスピンドルは互いに相反するね
じ山を備えている二つのねし山部分を有しており、かつ
これらのねじ山部分の各々にねじが設けられている。こ
の意味するところは、一方のねし山部分が左回りねし山
を、他方のねじ山部分が右回りねし山を０１えており、
これによりその上に存在しているねじが回転方向に応じ
て相互方向に或いは互いから離間する方向で運動する、
即ちどんな場合でも相反する方向で運動することを意味
している。

本発明によるチャックは、例えば作動中に生じる振動に
よる不意の解離を実際に確実に阻止する。これは一つの
ねしスピンドル上に相反するねじ山を備えているねじを
設けかつこれによって達せられる比較的長い調節路との
組み合わせと、ねじの自己抑止作用によって達せられる
。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

図面に図示しなかった回転可能な部分と結合されている
フランジ１（第１図および第２図）はこれと固く結合さ
れているねじスピンドル２を備えている。このねじスピ
ンドル２は相反する方向のねじ山を備えている二つのね
し山部分２ａ、２ｂから成る。即ちこの部分は右回りね
し山と左回りねじ山を備えている。各々のねし山部分２
ａ、２ｂ上には相当するねじ山を備えているねじ３．４
が存在している。このねじ３．４を中心にして同心的に
締付はセグメント６が設けられおり、これらの締付はセ
グメントはねじ３．４と作用結合している。この目的の
ため締付はセグメント６の各々は縦溝７を備えており、
この縦溝内にねじ３．４に設けられている帯行部材８（
第３図）が係合している。締付はセグメント６の内側面
に、即ち縦溝７の溝底部内にくさび状拡開部材９（第１
図、第２図および第４図）が設けられている。これらの
くさび状拡開部材は図面に概略図示したに過ぎない結合
部材１１により締付はセグメント６と固く結合されてい
る。この場合締付はセグメント６の各々はこのようなく
さび状拡開部材９の二つを備えており、従って各々のね
じ３．４にはそれぞれ締付はセグメント６の各々の一つ
のくさび状拡開部材が所属していることになる。ここに
図示したくさび状拡開部材９は二つのくさび状面９ａ、
９ｂ（第２図）を備えている。即ち、これらのくさび状
拡開部材は、他の場所で更に詳しく説明するように、二
つの方向で作用する。

ねじ３．４は締付はセグメント６の数、即ちこの締付は
セグメントに所属しているくさび状拡開部材９の数に相
当する数のくさび状拡開部材９に相当するそれぞれ一つ
の収容部１２を備えており、これらの収容部は相手方く
さび状面１２ａ、１２ｂを備えている（第２ａ図）、＜
さび状面９ａ、９ｂ並びに相当する相手方くさび状面１
２ａ、１２ｂはチャック縦軸線１３に対して角度α、α
１で設けられている。収容部１２は特に帯行部材８内に
設けられている。締付はセグメント６は更にリングばね
１４として形成されていてかつ適当な溝１６内に存在し
ている（第１図および第２図）復帰ばねによって囲ぎょ
うされている。

上記のチャックの作動態様は以下の通りである。

上記のチャック−第１図には緊締されていない状態で示
されているーによるボビン１７の固定は、（図示されて
いない）必ず設けられる抑止装置でフランジｌが抑止さ
れた際、即うねじスピンドル２が固定されている際、締
付はセグメント６上に加えられる回転モーメントにより
行われる。回転モーメントは−その自重によりチャック
の非緊締状態でその上方の領域においてのみ締付はセグ
メント６に載っているーボビン１７が回転することによ
り締付はセグメント６上に加えられる。締付はセグメン
ト６が回転した際、この締付はセグメント６の縦溝７内
に存在しているねじ３．４の収容部８を介してこのねじ
がねじスピンドル２上で回転される。従って、ねじはそ
のねじ山が相反する方向に（右回りにと左回りに）に形
成されているので相反する方向で運動する。ボビン１７
を介して締付はセグメント６に与えられる回転方向に依
存してねじ３．４は相互方向に、或いは第２図から見ら
れるように、互いに離間するように運動する。この際、
ねじ３．４の後に述べた運動方向の場合内部に存在して
いるくさび状面−相手方くさび状面一対が、しかもねじ
３において相手方くさび状面１２ｂがくさび状拡開部材
９のくさび状面９ｂと、ねじ４において相手方くさび状
面１２ａがくさび状拡開部材９のくさび状面９ａと協働
する。ねじ３．４が運動するので、上記の相応するくさ
び状面対の作用により締付はセグメント６が半径方向で
外方へとボビンチューブの内面に対して押付けられる。

従って、ボビン１７は固（かつ調心されてチャック上で
緊締される。締付はセグメント６が他の方向で回転した
場合、ねじ３．４は相互方向に運動し、これによりその
際外側に存在しているくさび状面−相手方くさび状面一
対が働くことが可能となる。二重くさび状体として形成
されているくさび状拡開部材９と相応して形成された収
容部１２による上記の構成は回転方向に依存していない
緊締工程を保証する。

もちろん、本発明よる原理を基に、一方の側に配向され
たくさび状拡開部材と収容部を設けることも可能であり
、これらはその際一方の方向でのみの緊締を許容するに
過ぎない。

【図面の簡単な説明】

第１図は非緊縮状態でのチャックの第３図の線Ａ−Ａに
沿った縦断面図、 第２図は緊締した状態での第１図によるチャックの図、 第３図は第１図による切断線Ｂ−Ｂによる断面図、 第４図は第１図による切断線Ｃ−Ｃによる断面図。 回申符号は、 ２・・・ねじスピンドル ３．４・・・ねじ ６・・・締付はセグメント ７．８．９．９　ａ　ｓ　９　ｂ　１１２．１２ａ、１
２ｂ・・・くさび状拡開部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ボビンチューブの内面に作用しかつ復帰ばねによっ
   て固持される締付けセグメントを備えたボビンを収容す
   るための自己緊締チャックにおいて、締付けセグメント
   （６）の各々がその外側の締付け面とは反対側の内側面
   において帯行兼拡開部材（７、８、９、９ａ、９ｂ、１
   ２、１２ａ、１２ｂ）を介して同心的なねじスピンドル
   （２）上に設けられていてかつ逆方向のねじ山を備えた
   二つのねじ （３、４）と作用結合するように構成されていることを
   特徴とする、自己緊締チャック。 ２、両ねじ（３、４）がそれらの周囲に締付けセグメン
   ト（６）の数に相当する各々一つの帯行部材（８）を備
   えており、この帯行部材が各締付けセグメント（６）の
   内側面に設けられているそれぞれ一つの縦溝（７）内に
   係合している、特許請求の範囲第１項に記載の自己緊締
   チャック。 ３、締付けセグメント（６）の各々がその内側面にこの
   締付けセグメントと固く結合されていてかつ少なくとも
   一つのくさび状面（９ａ、９ｂ）を有している二つのく
   さび状拡開部材（９）を備えており、かつねじ（３、４
   ）の各々がそれらの周面にくさび状拡開部材（ ９）のための締付けセグメント（６）の数に相当する数
   の収容部（１２）を備えており、この場合これらの収容
   部（１２）が同様にくさび状拡開部材（９）の相応する
   くさび状面（９ａ、９ｂ）に相当する少なくとも一つの
   相手方くさび状面（１２ａ、１２ｂ）をそれぞれ備えて
   いる、特許請求の範囲第１項或いは第２項に記載の自己
   緊締チャック。 ４、くさび状拡開部材（９）が締付けセグメント（６）
   の縦溝（７）の溝底部に固定されており、かつ相当する
   収容部（１２）がねじ （３、４）の帯行部材（８）内に設けられている、特許
   請求の範囲第２項或いは第３項に記載の自己緊締チャッ
   ク。 ５、締付けセグメント（６）のくさび状拡開部材（９）
   および収容部（１２）がねじ（３、４）に反対の作用方
   向を有するそれぞれ二つくさび状面（９ａ、９ｂ）およ
   び二つの相手方くさび状面（１２ａ、１２ｂ）を備えて
   いる、特許請求の範囲第３項或いは第４項に記載の自己
   緊締チャック。 ６、くさび状面（９ａ、９ｂ）および相手方くさび状面
   （１２ａ、１２ｂ）がチャック縦軸線（１３）に対して
   角度（α、α＿１）を以て設けられている、特許請求の
   範囲第１項或いは第３項から第５項までの何れか記載の
   自己緊締チャック。 ７、ねじスピンドル（２）が互いに相反するねじ山を備
   えている二つのねじ山部分（２ａ、２ｂ）を有しており
   、かつこれらのねじ山部分（２ａ、２ｂ）の各々にねじ
   （３、４）が設けられている、特許請求の範囲第１項に
   記載の自己緊締チャック。