JPS6077928A - 絞り用冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
絞り用冷延鋼板の製造方法Info
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- JPS6077928A JPS6077928A JP18568783A JP18568783A JPS6077928A JP S6077928 A JPS6077928 A JP S6077928A JP 18568783 A JP18568783 A JP 18568783A JP 18568783 A JP18568783 A JP 18568783A JP S6077928 A JPS6077928 A JP S6077928A
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- Japan
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- annealing
- rolled
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- Granted
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
- C21D8/04—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips to produce plates or strips for deep-drawing
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絞り用冷延鋼板の製造方法に係り、特にストリ
ップキャスターおよび連続焼鈍による絞り性の良好な冷
延鋼板の製造方法に関する。
ップキャスターおよび連続焼鈍による絞り性の良好な冷
延鋼板の製造方法に関する。
従来、軟質かつ加工性の良好な冷延鋼板は造塊、分塊ス
ラブもしくけ連続鋳造スラブが熱間圧延、冷間圧延およ
び焼鈍工程を経て製造されてきた。
ラブもしくけ連続鋳造スラブが熱間圧延、冷間圧延およ
び焼鈍工程を経て製造されてきた。
近来、省力、省エネルギーの観点から鋼板製造工程の改
良が検討され、溶鋼からスラブ→熱間圧延を経ず直接、
薄肉の連鋳鋼帯とする方法が考えられている。すなわち
、ストリップキャスターで板状鋳鋼片とするのであるが
、しかしながらこの方法で得られる薄鋼帯は表面形状が
不良で、かつ加工性が劣るため従来加工性を必要とする
用途に使用するのは困難とされていた。
良が検討され、溶鋼からスラブ→熱間圧延を経ず直接、
薄肉の連鋳鋼帯とする方法が考えられている。すなわち
、ストリップキャスターで板状鋳鋼片とするのであるが
、しかしながらこの方法で得られる薄鋼帯は表面形状が
不良で、かつ加工性が劣るため従来加工性を必要とする
用途に使用するのは困難とされていた。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決し、連続鋳
造薄銅帯を連続焼鈍し、しかも絞り性の良好な冷延鋼板
が得られる製造方法を提供することKある。
造薄銅帯を連続焼鈍し、しかも絞り性の良好な冷延鋼板
が得られる製造方法を提供することKある。
本発明の要旨とするところは次のとおシである。
すなわち、重量比で、C:0.02%以下Mn: 1.
00%以下 を含有し、更に必要に応じてkl、Ti、Nb、Bのう
ちから選ばれた1種またVi2種以上を単独もしくは合
計でo、oo2〜0.100%の範囲で含み残部がFe
および不可避的不鈍物から成る溶鋼を薄肉の板状鋳鋼片
に連続鋳造後直ちにArs変態点を越えArs変態点+
20℃以下の温度範囲まで平均冷却速度■、を20℃/
m i n以下で1次冷却する工程と、前記1次冷却鋳
鋼片を引続いてAr、変態点未満の温度1で平均冷却速
度v2を5℃/min以上・で冷却する2次冷却工程と
、前記2次冷却鋳鋼片を再結晶温度未満において圧下率
60〜95チの範囲で圧延する工程と、前記圧延鋼板を
加熱速度が100℃/ m in以上で焼鈍温度がAc
、変態点未満の連続焼鈍を行う工程と、を有して成るこ
とを特徴とする絞り用冷延鋼板の製造方法である。
00%以下 を含有し、更に必要に応じてkl、Ti、Nb、Bのう
ちから選ばれた1種またVi2種以上を単独もしくは合
計でo、oo2〜0.100%の範囲で含み残部がFe
および不可避的不鈍物から成る溶鋼を薄肉の板状鋳鋼片
に連続鋳造後直ちにArs変態点を越えArs変態点+
20℃以下の温度範囲まで平均冷却速度■、を20℃/
m i n以下で1次冷却する工程と、前記1次冷却鋳
鋼片を引続いてAr、変態点未満の温度1で平均冷却速
度v2を5℃/min以上・で冷却する2次冷却工程と
、前記2次冷却鋳鋼片を再結晶温度未満において圧下率
60〜95チの範囲で圧延する工程と、前記圧延鋼板を
加熱速度が100℃/ m in以上で焼鈍温度がAc
、変態点未満の連続焼鈍を行う工程と、を有して成るこ
とを特徴とする絞り用冷延鋼板の製造方法である。
連続鋳造薄鋼帯を通常の冷延焼鈍条件で製造すると、結
晶粒が大きく材質が非常に劣ることは、前記のとおシで
あるが、本発明者らは絞り加工性を向上するため研究を
重ねた結果、連続鋳造薄鋼帯に鋳込み後、冷却速度を制
御しつつ再結晶温度未7flまで冷却しめ間圧延を飾し
、次いで加熱速度を制御して連続焼鈍を行うことにより
絞シ件の良好な冷延鋼板が得られることを見いだした。
晶粒が大きく材質が非常に劣ることは、前記のとおシで
あるが、本発明者らは絞り加工性を向上するため研究を
重ねた結果、連続鋳造薄鋼帯に鋳込み後、冷却速度を制
御しつつ再結晶温度未7flまで冷却しめ間圧延を飾し
、次いで加熱速度を制御して連続焼鈍を行うことにより
絞シ件の良好な冷延鋼板が得られることを見いだした。
本発明の絞り用冷延銅板の成分を限定した理由は次のと
おりである。
おりである。
C:
Cは絞り用鋼板を製造する上では少ないのが望ましく、
0.02%を越すと焼鈍時の粒成長性、耐11−.)幼
性を劣化させる上、絞り性に有効な(111)方位の発
達に好ましくないので」−眼を0,02%に限定した。
0.02%を越すと焼鈍時の粒成長性、耐11−.)幼
性を劣化させる上、絞り性に有効な(111)方位の発
達に好ましくないので」−眼を0,02%に限定した。
Mn:
Mllは赤熱脆性の原因となるSを抑制するのに有効で
あるが、1.0%を越して含有すると延性、絞り性を害
するので1.0係以下に限定した。
あるが、1.0%を越して含有すると延性、絞り性を害
するので1.0係以下に限定した。
上記、C,Mnの限定飛、をもってイ(発明の絞り用冷
延鋼板の基本成分とするが、更に必要に応じてA/、T
i、Nb、Bを単独モジくハ合計−r0.002〜01
00チを同時に含有する冷延鋼板においても、本発明の
目的をより有効に達成することができる。これらの元素
はいずれも絞り性に有害なC9Nを析出させる炭窒化物
形成元素であり、かつ連続鋳造薄鋼帯組織の細粒化に有
効な元素であるが、0.002%未満ではその効果がな
く、単独あるいは合計で0.100%を越すと成形性を
劣化させるので、単独もしくは合唱で0.002〜0.
100チの範囲に限定した。その他の鋼中に含まれる不
可避的不鈍物は極力避けねばならないが、特に規定する
ものではない。
延鋼板の基本成分とするが、更に必要に応じてA/、T
i、Nb、Bを単独モジくハ合計−r0.002〜01
00チを同時に含有する冷延鋼板においても、本発明の
目的をより有効に達成することができる。これらの元素
はいずれも絞り性に有害なC9Nを析出させる炭窒化物
形成元素であり、かつ連続鋳造薄鋼帯組織の細粒化に有
効な元素であるが、0.002%未満ではその効果がな
く、単独あるいは合計で0.100%を越すと成形性を
劣化させるので、単独もしくは合唱で0.002〜0.
100チの範囲に限定した。その他の鋼中に含まれる不
可避的不鈍物は極力避けねばならないが、特に規定する
ものではない。
次に上記の如き限定成分の絞り用冷延鋼板の製造方法に
ついて説明する。まず本発明の基礎となった実験につい
て説明する。実験室においてC:005チ以下、Mn:
1.3%以下の溶鋼を板厚2〜25mmの薄肉の鋳鋼帯
とし、A r 3変態点を越える温度までの1次冷却速
度vIおよびそれ以後のA r 、変態点通過時の2次
冷却速度V、を制御して冷却した後、再結晶温度以下で
冷間圧延を施して板厚0.8 unrとしその接種々の
温度域で連続焼鈍を行い得られた成品について絞り性を
ランクフォード値(r値)で評価した。すなわち、第1
実験は第1表に示す化学成分の鋼を連続鋳造後直ちにA
r、変態点を越えAr、変態点+20℃以下の温度範囲
までの平均1次冷却速度VIおよび引続いてAr、変態
点未満の温度までの平均2次冷却速度V。
ついて説明する。まず本発明の基礎となった実験につい
て説明する。実験室においてC:005チ以下、Mn:
1.3%以下の溶鋼を板厚2〜25mmの薄肉の鋳鋼帯
とし、A r 3変態点を越える温度までの1次冷却速
度vIおよびそれ以後のA r 、変態点通過時の2次
冷却速度V、を制御して冷却した後、再結晶温度以下で
冷間圧延を施して板厚0.8 unrとしその接種々の
温度域で連続焼鈍を行い得られた成品について絞り性を
ランクフォード値(r値)で評価した。すなわち、第1
実験は第1表に示す化学成分の鋼を連続鋳造後直ちにA
r、変態点を越えAr、変態点+20℃以下の温度範囲
までの平均1次冷却速度VIおよび引続いてAr、変態
点未満の温度までの平均2次冷却速度V。
をそれぞれ変更して冷却し、第1表に示す如き条件で冷
延、連続焼鈍を行い得られた冷延板を調査し結果を第1
図に示した。第1図中の数字はランクフォード値を示し
ている。
延、連続焼鈍を行い得られた冷延板を調査し結果を第1
図に示した。第1図中の数字はランクフォード値を示し
ている。
第1図において、ランクフォード値が良好な値を示すの
は1次冷却速度vlが20℃/min以下、2次冷却速
度が5℃/min以上の範囲内であるので、本発明にお
いては、1次および2次冷却速度V、、V2をこの範囲
内に限定した。なお、1次冷却の終点をArs変態点を
越え、Ar、変態点+20℃以下の範囲としたのけ、A
r3変態点の近くまで20℃/ +n in以下の冷却
速度で冷却することによ勺粒内の清浄度がよくなり、均
一な組成とすると第 1 表 とができるが、変態時に鋼板が復熱し厳密にAr。
は1次冷却速度vlが20℃/min以下、2次冷却速
度が5℃/min以上の範囲内であるので、本発明にお
いては、1次および2次冷却速度V、、V2をこの範囲
内に限定した。なお、1次冷却の終点をArs変態点を
越え、Ar、変態点+20℃以下の範囲としたのけ、A
r3変態点の近くまで20℃/ +n in以下の冷却
速度で冷却することによ勺粒内の清浄度がよくなり、均
一な組成とすると第 1 表 とができるが、変態時に鋼板が復熱し厳密にAr。
変態点を把握した上で冷却を制御するのは困難であるの
で、上限は(Ar、変態点」−20℃)とした。
で、上限は(Ar、変態点」−20℃)とした。
また下限をAr3変態点を越える温度としたのはAr、
変態点以下の温度まで徐冷すると変態時に急冷する効果
がなくな9、その後に冷延および連続焼鈍を施しても絞
シ件の良好な調質は得られないからである。冷却途中に
鋼板表面に生成するスケールの説スケールの有無は問わ
ない。
変態点以下の温度まで徐冷すると変態時に急冷する効果
がなくな9、その後に冷延および連続焼鈍を施しても絞
シ件の良好な調質は得られないからである。冷却途中に
鋼板表面に生成するスケールの説スケールの有無は問わ
ない。
次に第2実験は冷延圧下率および連続焼鈍における保持
温度を種々に変化し、その他の鋼組成、冷却条件、連続
焼鈍条件は第1表の条件によって実施し、冷延板のラン
クフォード値を調査し、その結果を第2図に示した。第
2図において、連続焼鈍における保持温度Tが920℃
でA c 、変態点を越え本発明の条件を満足しない場
合およびT−620℃で温度が低く十分焼鈍されない場
合を除き、T−870,780℃の場合は冷延の圧下率
が60〜95%の範囲ですぐれた絞シ性を示すので、本
発明においては、冷延の圧下率を60〜95チの範囲に
限定した。なお、冷延の温度が再結晶温度以上であれば
絞り性に有効な(111)方位が得られないので、冷延
の温度を再結晶温度未満に限定した。
温度を種々に変化し、その他の鋼組成、冷却条件、連続
焼鈍条件は第1表の条件によって実施し、冷延板のラン
クフォード値を調査し、その結果を第2図に示した。第
2図において、連続焼鈍における保持温度Tが920℃
でA c 、変態点を越え本発明の条件を満足しない場
合およびT−620℃で温度が低く十分焼鈍されない場
合を除き、T−870,780℃の場合は冷延の圧下率
が60〜95%の範囲ですぐれた絞シ性を示すので、本
発明においては、冷延の圧下率を60〜95チの範囲に
限定した。なお、冷延の温度が再結晶温度以上であれば
絞り性に有効な(111)方位が得られないので、冷延
の温度を再結晶温度未満に限定した。
第3実験は連続焼鈍の加熱速度を種々に変え、その他の
成分、1次、2次冷却速度、冷延圧下率および連続焼鈍
条件は第1表に示す条件で冷却、圧延、焼鈍を行い、冷
延板のランクフォード値を調査し、その結果を第3図に
示した。第3図において、本発明のC:0.02%以下
の限定条件を満足しているC:0.006%、Mn :
0.27 %の場合は、連続焼鈍の加熱速度が100
℃/ min以上ですぐれた絞シ性を示すので、本発明
においては連続焼鈍の加熱速度を100℃/min以上
に限定した。その他の連続焼鈍条件は鋼板の最高到達温
度が再結晶温度以上でAcs変態点未満の範囲で行うが
、温度がAc、変態点以上となればα、γの変態により
集合組織が種々に変化し絞り性が低下するので、連続焼
鈍温度をAc、変態点未満に限定した。また連続焼鈍の
冷却速度や過時効処理の有無については、特に制限はし
ない。
成分、1次、2次冷却速度、冷延圧下率および連続焼鈍
条件は第1表に示す条件で冷却、圧延、焼鈍を行い、冷
延板のランクフォード値を調査し、その結果を第3図に
示した。第3図において、本発明のC:0.02%以下
の限定条件を満足しているC:0.006%、Mn :
0.27 %の場合は、連続焼鈍の加熱速度が100
℃/ min以上ですぐれた絞シ性を示すので、本発明
においては連続焼鈍の加熱速度を100℃/min以上
に限定した。その他の連続焼鈍条件は鋼板の最高到達温
度が再結晶温度以上でAcs変態点未満の範囲で行うが
、温度がAc、変態点以上となればα、γの変態により
集合組織が種々に変化し絞り性が低下するので、連続焼
鈍温度をAc、変態点未満に限定した。また連続焼鈍の
冷却速度や過時効処理の有無については、特に制限はし
ない。
本発明において冷延板がすぐれた絞り性を示す理由は明
らかではないが、薄肉の連続鋳造を行った場合、その鋳
鋼板の凝固組織は粗大なオーステナイト粒になるが、A
r、変態点直」二までの1次冷却速度vIを20℃/m
in以下とすることで偏析が少なく鋼片組成の均一な累
月とな9、後に(111)方位を形成するに容易なベー
スがこの時点でできあがり、更KAr、変態点を通過す
る際の2次冷却速度■2を5℃/ rnin以上で冷却
することによってγ→α変態時f粒径が小さくなる。そ
れによって従来工程の熱延および冷延の合計川下率に比
べ、本発明においては合計川下率が小さいにもかかわら
ず、本発明においては杓結晶lu度未満の冷延および1
00℃/ rn in以」二の加熱速度、Ac、変態点
未満の温度の連続焼鈍を施すことで絞り併重有効な集合
組織が得られるものと推定される。
らかではないが、薄肉の連続鋳造を行った場合、その鋳
鋼板の凝固組織は粗大なオーステナイト粒になるが、A
r、変態点直」二までの1次冷却速度vIを20℃/m
in以下とすることで偏析が少なく鋼片組成の均一な累
月とな9、後に(111)方位を形成するに容易なベー
スがこの時点でできあがり、更KAr、変態点を通過す
る際の2次冷却速度■2を5℃/ rnin以上で冷却
することによってγ→α変態時f粒径が小さくなる。そ
れによって従来工程の熱延および冷延の合計川下率に比
べ、本発明においては合計川下率が小さいにもかかわら
ず、本発明においては杓結晶lu度未満の冷延および1
00℃/ rn in以」二の加熱速度、Ac、変態点
未満の温度の連続焼鈍を施すことで絞り併重有効な集合
組織が得られるものと推定される。
実施例
第2表に示す成分および製造条件にて冷延板を製造し、
その絞り性を調査した。すなわち、溶鋼を種々の板厚に
調整できるvj型K 鋳込み2〜25n1m厚の薄肉鋳
鋼片とした後、Ar、変態点を越える温度までの1次冷
却、およびそれ以後の2次冷却の速度を制御して冷却し
た。次に酸洗、冷延および連続型の焼鈍を行った。連続
焼鈍は第2表の加熱速度で加熱し、第2表の焼鈍温度で
60秒間一定保持し、30℃/ minの速度で冷却す
る熱サイクルである。その後10チの調質圧延を施し、
冷延板のランクフォード値を調査し、その結果を同じ〈
第2表に示した。なお第2表において比較例の本発明の
限定条件を満足しない数値をアンダーラインで示した。
その絞り性を調査した。すなわち、溶鋼を種々の板厚に
調整できるvj型K 鋳込み2〜25n1m厚の薄肉鋳
鋼片とした後、Ar、変態点を越える温度までの1次冷
却、およびそれ以後の2次冷却の速度を制御して冷却し
た。次に酸洗、冷延および連続型の焼鈍を行った。連続
焼鈍は第2表の加熱速度で加熱し、第2表の焼鈍温度で
60秒間一定保持し、30℃/ minの速度で冷却す
る熱サイクルである。その後10チの調質圧延を施し、
冷延板のランクフォード値を調査し、その結果を同じ〈
第2表に示した。なお第2表において比較例の本発明の
限定条件を満足しない数値をアンダーラインで示した。
第2表から、本発明法によって製造された冷延鋼板は極
めて良好なr値を示しているのに対し、成分、冷却速度
、H二下率、加熱速度あるいは焼鈍温度等が本発明の限
定条件を’$’4足しない比較例においては絞り加工性
のすぐれた冷延鋼板を製造できないことがわかる。
めて良好なr値を示しているのに対し、成分、冷却速度
、H二下率、加熱速度あるいは焼鈍温度等が本発明の限
定条件を’$’4足しない比較例においては絞り加工性
のすぐれた冷延鋼板を製造できないことがわかる。
本発明は」二記実緒例からも明らかな如く、限定成分の
溶州を従来の如く造塊→分塊→熱延もしくは連続鋳造→
熱延等の工I呈を経ず直接薄肉の鋳鋼片とした後、直ち
にAr、変態点を越える温度までと、それ以下に分けて
冷却速度を別々に制御して冷却し、再結晶温度未満で6
()〜95係の圧下を加え、引続いて加熱速度が100
℃/ mi+1以上でAc、変態点未満の温度で連続
焼鈍を行うことにより絞り性のすぐれた冷延鋼板の製造
が可能となり、工程の省力に伴ないエネルギー節減、コ
スト低減の効果をあげることができた。
溶州を従来の如く造塊→分塊→熱延もしくは連続鋳造→
熱延等の工I呈を経ず直接薄肉の鋳鋼片とした後、直ち
にAr、変態点を越える温度までと、それ以下に分けて
冷却速度を別々に制御して冷却し、再結晶温度未満で6
()〜95係の圧下を加え、引続いて加熱速度が100
℃/ mi+1以上でAc、変態点未満の温度で連続
焼鈍を行うことにより絞り性のすぐれた冷延鋼板の製造
が可能となり、工程の省力に伴ないエネルギー節減、コ
スト低減の効果をあげることができた。
第1図は 釣造後のAr、変Ql、<点部前までの1次
冷却速度vIとそれ以後の2次冷却速度V、とが冷延焼
鈍板のr値に与える影響を示す図、第2図は 冷延圧下
率および焼M d、a度との延焼鈍根のr値との関係を
示す線図、第3図は連続焼鈍加熱速度とめ延焼鈍根の7
値との関係を示す線図である6代理人 弁理士 中 路
武 雄 第2図 to 20 30 40 50. 60 70 80
90 100圧下串(%) 第3 図 217t+熱球崖 下(七/、、、i。)手続補正書(
方式) 昭和59年?月6 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第185687号 2、、発明の名称 絞シ用冷延鋼板の製造方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵ノ市県神戸市中央区北本町通−丁目1併28
号名称(125)川崎製鉄株式会社 代表者へ 木 哨 浩 4、代理人〒187 昭和59年1月11日(発送日 昭和59年1月31日
)6、 補正により増加する発明の数 明細書の発明の詳細な説明のイ閘 (明細書第11負第2表枠線の手書き)8、補正の内容 別紙タイプ印再のとおり。 以上
冷却速度vIとそれ以後の2次冷却速度V、とが冷延焼
鈍板のr値に与える影響を示す図、第2図は 冷延圧下
率および焼M d、a度との延焼鈍根のr値との関係を
示す線図、第3図は連続焼鈍加熱速度とめ延焼鈍根の7
値との関係を示す線図である6代理人 弁理士 中 路
武 雄 第2図 to 20 30 40 50. 60 70 80
90 100圧下串(%) 第3 図 217t+熱球崖 下(七/、、、i。)手続補正書(
方式) 昭和59年?月6 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第185687号 2、、発明の名称 絞シ用冷延鋼板の製造方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵ノ市県神戸市中央区北本町通−丁目1併28
号名称(125)川崎製鉄株式会社 代表者へ 木 哨 浩 4、代理人〒187 昭和59年1月11日(発送日 昭和59年1月31日
)6、 補正により増加する発明の数 明細書の発明の詳細な説明のイ閘 (明細書第11負第2表枠線の手書き)8、補正の内容 別紙タイプ印再のとおり。 以上
Claims (1)
- (1)重量比でC:0.02チ以下 Mn:1.OO係以下 を含有し、更ニ必要に応UテAd、i’i、Nb、Hの
うちから選ばれた1種またV12種以上を単独もしくけ
合計で0.002〜0−100%の範囲で含み残部がF
eおよび不可避的不純物から成る溶鋼を薄肉の板状鋳鋼
片に連続鋳造後直ち1cAr、変態点を越えAr3変態
点+20℃以下の温度範囲まで平均冷却速度■、を20
℃/min以下で1次冷却する工程と、前記1次冷却鋳
鋼片を引続いてAr、変態点未満の温度オで平均冷却速
度V、を5℃/min以上で冷却する2次冷却工程と、
前記2次冷却鋳鋼片を再結晶温度未満において圧下率6
0〜95チの範囲で圧延する工程と、前記圧延鋼板を加
熱速度が100℃/ m in以上で焼鈍温度がA C
S変態点未満の連続焼鈍を行う工程と、を有して成るこ
とを特徴とする絞シ用冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18568783A JPS6077928A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 絞り用冷延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18568783A JPS6077928A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 絞り用冷延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6077928A true JPS6077928A (ja) | 1985-05-02 |
JPS6237094B2 JPS6237094B2 (ja) | 1987-08-11 |
Family
ID=16175105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18568783A Granted JPS6077928A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 絞り用冷延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6077928A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6187819A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-06 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
JPS61133323A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
JPS61133322A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
JPS61133324A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
US6290787B1 (en) * | 1999-06-17 | 2001-09-18 | Sollac | Process for manufacturing drawable sheet by direct casting of thin strip, and sheet thus obtained |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18568783A patent/JPS6077928A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6187819A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-06 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
JPS61133323A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Nippon Steel Corp | 成形性の優れた薄鋼板の製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6237094B2 (ja) | 1987-08-11 |
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