JPS6076755A - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は静電潜像を現像するための静電写真従来技術 電子写真感光体やｖｐ亀記録体の表面に形成された静電
潜像を現像するためのｈ亀写真用液体現像剤は一般に石
油系脂肪族炭化水メぜのような高絶縁性担体液中に着色
剤として顔料又は染料及びロジン、アクリル樹脂等の天
然又は合成樹脂よシなるトナー粒子と金属石ケン、レシ
チン、ノニオン界面活性剤等の極性制御作用及び分散作
用を有する添加物とを均一に分散したものである。この
ようなトナーは現像工程において感光体又は記録体表面
の潜像電荷に応じて電気泳動を起こし、その部分に付着
して可視画像ケ形成する。更にこの画像は転写方式の場
合、・諺通紙上に転写定着されてコピーとなるつじかし
従来の液体現像剤では転写される紙の平滑度によって転
写画像濃度が変動し、平滑度の高い紙においては比較的
高濃度の転写ｐＩＩｔ像が得られるが、平滑度の低い紙
においては特にベタ画像（広い面積の画像）の場合、高
白度の転写画像を得る？　ｌ−ｂ＋　宋’Ｆｆ’ｒ　ｈ
Ｐ　ヤＡ、リ−１ｙ　＞−に１：峠ｍ’、　／ｎ　２’
、　）ｔ３　Ｈｆ（−−ＩＩ＋（〕１トくなる程、トナ
ー画像の転写性が悪くなること及び画像が大きくなる程
、均一な画像転写が行なえなくなることによるものと考
えられる。なお上記欠点を解消するには潜像へのトナー
付着風を増やすか、或いはトナー（画像）の紙への親和
性又は浸透性を良くしてやれはよい。しかしトナー付Ｎ
　Ｑを増やすと、転写画像のシャープネスが低下する傾
向がある。

目　的 本発明の目的は平滑度の高い紙は勿論、平滑度の低い紙
においてもシャープネスの低下もなく均一な高濃度の転
写画像が得られる静電写真用液体現像剤を提供すること
である。

栂　成 本発明のｖｐｍ写真用液体現像剤は石油系脂肪族炭化水
素の担体液中に着色剤及び樹脂よりなるトナー粒子と添
加物とを分散してなる静電写真用液体現像剤において、
添加物としてａ）グリセリン又はその高級脂肪酸モノエ
ステル、ｂ）シグリセリン又はその高級脂肪酸モノエス
テル、ａ）ポリオキシエチレンメチル誘導体アルキルエ
ーテル又はこれとポリオキシエチレンアルキルエーテル
との縮合物、ｄ）高級脂肪酸ジェタノールアミド、又は
ｅ）　トリメリット酸のジー又はトリーエステルを含む
ことを０徴とするものである。

本発明者らは平滑度の低い紙においてもベタ部の画像濃
度を上げるため、添加物について柚々検討した結果、前
記ａ）〜ｅ）の化合物がトナーの紙への浸透性全高め、
従ってこのような目的にきわめて有用であること全見出
した。本発明はこのような知見に基づくものである。

本発明で用いられるＣ）成分のうち、ポリオキシエチレ
ンメチル誘導体アルキルエーテルの具体例は下記一般式
ｌで表わ妊れる。

ＣＨ３ Ｒ−０（−ＣＦｌ、−ＣＨ−０輸Ｈ（１）〔但しＲはＣ
ｎＨ１１＋１　（”は１〜２０の整数ン、ｍは３〜９０
県数〕 同じ＜　ｃ）成分のうち、ポリオキシエチレンメチル誘
導体アルキルエーテルとポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルとの縮合物の具体例は下記一般式■で表わされる
。

（但しＲ１ｍは前記一般式■に同じ、ｌは１〜１５の整
数） の成分の高級脂肪酸ジェタノールアミドの具体例は下記
一般式１で表わされる。

〔但しＲはＣＩ　Ｒ２１＋、（ｌは１０〜１８の整数）
、ｍ、ｎは同−又は異なった２〜６の整数〕またｅ）成
分のトリメリツ１１のジー又はトリーエステルの具体例
は下記一般式■で表わされる。

〔但しＲ１はＣ１ｋｂｌ＋ＩＣ１は１〜１８の整数）・
Ｒ２は■（又はｃｍ）（ｔｍ　＋　１　（’ｍは１〜１
８の整数）、Ｒ８はＣ１Ｈ２ｎ＋　ｌ　（”は１〜１８
の整数〕 以上のような添加物ａ）の使用ｆｉｔはトナー固形分に
対して０．５〜３％、好ましくは１〜２％が適当で必シ
、ｂ）の使用量はトナー固形分に対して０．５〜３％、
好ましくは１〜２％が適当であシ、Ｃ）の使用量はトナ
ー固形分に対して９．５〜５％が適当で６ＣＳｄ）の使
用量はトナー固形分に対して０．１〜５％、好ましくは
０，５〜３％か適当であり、またｅ）の使用量はトナー
固形分に対して０．１〜２％、好ましくは０２〜１．５
％が適当である。いずれも下限以下では平滑度の低い紙
においてベタ部の画像濃度が向上できず、また上限以上
ではトナー粒子が微細化されたり、或いは泡が発生する
等の副作用が現われて来る。

なお以上の添加物ａ）〜ｅ）ｌｌ″ｉ：いずれも市販品
として容易に入手できる。またこれら添加物は軟状物質
（低分子量のポリエチレン、ポリオレフィン等）と併用
するといっそう効果的である。

このようなワックス又はワックス状＄Ｊ質の市販品とし
ては下記のものが挙げられる。

ユニオンカーバイド（米）　ＤｙＮ　Ｉ　エｏ２ＤＹＮ
Ｆ　１０２ ＤＹＮＨ１０２ ユニオンカーバイド（木）　ＤＹＮＪ　１０２ＤＹＮＫ
　１０２ センテント（米）　０ＲＬＩＺＯＮ　８０５　１１６／
／　７０５　１１６ ５０　１２６ フィリップス（米）　八１ＡＲＬＥＸ　１００５　９２
デユポン（米）　ＡＬＡＴＨＯＮ　−３１Ｑ３１０　９
６ １２　８４ １４　８０ １６　９５ ２０　８６ ２２　８４ ２５　９６ アライｒ゛ケミカル（米）　ＡＣ−ポリエチレン１７０
２　９８／’　６＆６Ａ　１０２ ６１５　１０５ ／’　４３０　６０ ４０５　９６ ４０１　１０２ ５４０　１０８ ５８０　１０８ 三　洋　化　成　サンワックス１３１−Ｐ　１０８／／
　１５１−Ｐ　１０７ ／／　１６１−Ｐ　１１１ ／／　１６５−Ｐ　１０７ Ｎ１７１−Ｐ２Ｏ３ ／／Ｅ−２００９５ 三　洋　化　成　ムコ−＃　３３０Ｐ　１５２／／　５
５０Ｐ　１５０ ｐ　６８０Ｐ　１４５ ／／　ＴＳ−２００１４５ ワツクス（）ぐラフインワックス）の例純　正　化　学
　パラフィンワックス　６０〜９８小林化工　さらし密
ろう　６５ セタノール　８０ 水弁化工　さらし密ろう　６５ 製鉄化学　フローセン　１１０ 着色剤としては例えばアルカリブルー、フタロシアニン
グリーン、オイルゾル−、スピリットブラック、カーボ
ンブラック、アニリンゾ２ツク、オイルブラック、オイ
ルノ々イオレット、７タロシアニンブルー、ベンジジン
イエロー、メチルオレンジ、ブリリアントカーミン、フ
ァストレッド、メテルノｑイオレット、クリスタルノ々
イオレットなどが挙けられるが、通常はカーボンブラッ
クが用いられる。なおり−ゼンブラックの市販品として
は三菱化成社製＃３０、＃Ａｎ−丑Ｋｎ　ＭＡ　Ｉｔ　
ｄ−＃Ｊ２・７に卦ｊ＋＋’＋ＭＯＭＡＲＣＩ（７００
、同９００．ＲＥＡＧＡＬ３００、同４００、同６００
Ｒ；テグサ社製Ｃｏ１ｏｒ　ＢｌａｃｋＦＷＩ、同ＦＷ
１８、同Ｓ−１６０，５ｐｅｃｉａｌＢｌａｃｋ　１０
、同１５等がある。なお着色剤の使用量は樹脂１００重
量部当９１０〜４０止承部が適当である。

樹脂としてはアルキッドＷ脂、スチレン樹脂、フェノー
ル面側、アクリルイ蕗脂、エポキシ樹脂、合成ゴム、ポ
リエステル樹脂及びそれらの共重合体（例えばスチレン
ルアクリルはエステル共重合体、スチレン〜ブタジエ／
共広合体等〕、ロジン、テルペン１釘脂等が拳けられる
。

担体液として用いられる石油系ｈ＝肪肪族戻水水素して
はシクロヘキサン、リグロイン、ｎ−ヘキサン、ｎ−ペ
ンタン、ｎ−へブタン、ｎ−オクタン、イソオクタン、
インドデカン、イン７ナノ（以上の市販品としてはエク
ソン社製アインパーＨ、ａ　、　Ｌ　、　ｒ＜　；ナフ
？　Ａ６やシェル石油社製シェルゾール等かめる）等が
例示できる。

及び添加ｖＩＪを石油系脂肪族炭化水素担体液中でボー
ルミル、アトライター等で１０〜１００時間混線分敵す
るか、或いは着色剤及び樹脂を同様に混線分数後、この
中に添加物全添加分散すれはよい。更に必要あれは得ら
れた分散液は担体液で希釈する。なお混練又は分散時、
添加物が固体の場合、これを溶融する程度に渡合加熱後
、冷却して析出させてもよい。

効果 以上の如く添加物ａ）〜ｅ）は紙に対するトナーの紙へ
の親和性又は浸透性を高める作用があるので、本発明の
液体現像剤は平滑度の低い紙においてもシャープネスの
低下もなく、均一な高濃度の転写画像をＪし成すること
ができる。

更に添加物ｄ）及びｅ）の場合は単に液体現像剤への添
加によって従来、一般の液体現像剤で見られた画像汚れ
の問題を解決することができる（従来、画像汚ｎの問題
は例えｔニスクイズ装置のような高価な装置音用いて解
決している）。

以下に本発明の実施例管示す。

実施例１〜１０ 下記表−１の樹１１１１００１、カーボンブラック２０
ｇ、ワックス２０ｇ、石油系脂肪族炭化水素４００ｇ及
び変化量の添加物全ボールミル中で１２時間分散して液
体現像剤を製造した。

（以下余白） 次に以上の各液体現像剤を市販の湿式電子写真複写機に
セットし、平滑度１００秒の紙及び平滑度１０秒の紙の
各々にコピーしたところ、下記表−２に示す結果が得ら
れた。

表−２ ※各実施例で添加＊ａ）〜Ｃ）を除いたものこの表から
判るように添加物ａ）〜Ｃ）は平滑度の低い紙に対して
明らかなｉｉｉ！ｉ住濃度同上効果が認められる。

実施例１１ アルキッド樹脂　７（１ カージンブラツク（三菱＃４４）　９ＪＦアルカリブル
ー　０・１ｇ アイソ・七−Ｈ３５０１ よりなる組成物全ボールミル中で１２時間分散後、更に
アイソパーＨ２Ｏ０ｇを加え、１時間分散した。次にこ
の分散液に添加物ｄ）としてボスタラ−で３０分間撹拌
して液体現像剤を製造した。

実施例１２ アクリル変性フェノール樹脂　７０９ カー＋１？ンブラツク（ＲＥＡＧＡＬ　４００）　９　
ｇフタロシアニングリーンＬＬ　Ｏ，５，９アルカリブ
ルー　０．１ｇ 〔添加物〜として〕 アイソパｅ−Ｈ３５０１ よりなる組成物をボールミル中で２４時間分散後、更に
アイソパーＨ２Ｏ０ｇを加え、１時間分散して液体現像
剤全製造した。

実施例１３ カーボンブラック（ＩシＡ−１１）　１１．３ｇワック
ス（Ｎ−１４）　１７＃ アルカリブルー　３．２ｇ アイソパーＨ２４０＆ よｐなるｍ戎物全セールミル中で２４時間分散後、更に
アイソパーＨ３５０ｇｆ加え、１時間分散して液体現像
剤を製造しｆＣ９ 実施例１４ は実施例１３と同じ方法で液体視像ハ１］を製造した。

実施例１５ 実施例１３と同じ方法で液体現像剤を製造した。

次に実施ＴＡ１１〜１５の液体現鯨剤を用いて実施ｆ！
ＡＪ　１〜１０と同様にしてコピー７行なった。

なお同時に画像汚れ及びその原因となるノ々ルク導電率
（）々ルクとは現像液からトナー粒子全除去した液で、
バルク導電帯が高い程、画像汚れが少なくなる）を調べ
た。その結果全表−３に示す。

表−３ ※添加物ｄ）又はｅ）を添加しないものこの表から判る
ように添加物ｄ）及びＣ）の場合は平滑度の低い紙に対
して明らかな画像濃度向上効果がある上、画像汚れも生
じない。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　石油系脂肪族炭化水素の担体液中に着色剤及び樹
   脂よりなるトナー粒子と添加物とを分散してなる静ｍ写
   ≠Ｔ、ＩＭ液体現順剤において、添加物としてａ）グリ
   セリン又はその高級脂肪酸モノエステル、−ｂ）ジグリ
   セリン又はその高級脂肪酸モノエステル、ｃ）ポリオキ
   シエチレンメチル誘ｍ体アルキルエーテル又はこれとポ
   リオキシエチレンアルキルエーテルとの縮合物、ｄ）高
   級脂肪酸ジェタノールアミド、又はｅ）トリメリット酸
   のジー又はトリーエステルを含むことを特徴とする静電
   写真用液体現像剤。