JPS61198249A - 正荷電性トナ− - Google Patents

正荷電性トナ−

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JPS61198249A
JPS61198249A JP60039060A JP3906085A JPS61198249A JP S61198249 A JPS61198249 A JP S61198249A JP 60039060 A JP60039060 A JP 60039060A JP 3906085 A JP3906085 A JP 3906085A JP S61198249 A JPS61198249 A JP S61198249A
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styrene
toner
fatty acid
image
formula
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Masaki Uchiyama
内山 正喜
Hiroyuki Suematsu
末松 浩之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録に使われる正荷電性トナー
に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,297、69
1号明細書、特公昭42−23910号公報及び特公昭
43−24748号公報等、多数の方法が知られている
が、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段によシ
感光体上に電気的潜儂を形成し1次いで該潜偉をトナー
を用いて現像し、必要に応じて紙等の転写材にトナー画
像を転写した後、加熱、圧力あるいは溶剤蒸気などによ
υ定着し複写物を得るものである。
またトナー画像を転写する工程を有する場合には、通常
残余のトナーを除去するための工程が設けられる。
電気的潜像をトナーを用いて可視化する現儂方法は例え
ば、米国特許第2,874,063号明細書に記載され
ている磁気ブラシ法、同2,618、552号明細書に
記載されているカスケード現偉法及び同2.221.7
76号明細書に記載されている粉末雲法、米国特許第3
.909.258号明細書に記載されている導電性の磁
性トナーを用いる方法などが知られている。
これらの現倫法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料・顔料を分散させた微粉末が
使用されている。例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜30μ糧度、に微粉
砕した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナー
としてけマグネタイト等の磁性体粒子を含有せしめたも
のが用いられている。いわゆる二成分現偉剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉などの
キャリアー粒子と混合されて用いられている。
従来、トナーを正帯電させる代表的な荷電制御剤として
ニグロシン系染料が用いられている。
ニグロシン系染料を荷電制御剤として用いたトナーを使
用した場合、トナーが帯電される帯電量のばらつきが大
きく、ニグロシン系染料を荷電制御剤として用いると、
得られ九画儂は背景部のかぶりが大きくなる。使用する
環境の温湿度によってこの帯電量のばらつきが増幅され
、連続使用で得られる画像の濃度が大きく変化し、画像
の品質レベルが著しく低下する。さらに、ニグロシン系
染料を荷電制御剤として用いた場合、トナーの流動特性
が悪く1紙等の転写材にトナー画像を転写した後、感光
体上の残余トナーを除去するクリーニング工程で、残余
トナーの除去が不良になりやすい。特に、感光体が有機
光導電性物質より成る場合のよう建比較的硬度の小さい
ものである場合には、感光体への損傷が著しい。また、
感光体のクリーニング工程が、高速クリーニングに好適
なブレードクリー二/グ方式或いはファーブラシクリー
ニング方式等の感光体の表面にクリーニング部材が対接
される方式によって行なわれる場合には、このクリーニ
ング不良が顕著に現われる。
さ、らに、ニグロシン系染料は暗黒色を呈しているため
、黒色以外のカラートナーには使用が難かしいといった
問題点を有している。
したがって本発明の目的は、環境条件の如何によらず、
常に良好で安定な帯電特性と流動特性を有し、画gI!
濃度の高い、鮮明でかぶりの少ない正荷電性トナーを提
供することにある。
本発明の更なる他の目的は、環境条件によらず、クリー
ニング工程で感光体の表面上から除去されやすい正荷電
性トナーを提供することにある。
他の本発明の更なる目的は、黒色以外の色も可能である
ような正荷電性トナーを提供することである。
本発明の目的は少なくともスチレン系樹脂と着色剤とか
ら成る正荷電性トナーにおいて、前記スチレン系樹脂が
、スチレンもしくけその置換体と、窒素を含まないアク
リル酸アルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエス
テルと、式(I)で示されるモノマーとのそれぞれのモ
ノマーから構成される単位を含み、式(I)で表わされ
る単位を0.1〜5 Q wt%含有するスチレン系樹
脂であり、 陶 〔式中、R1,R2はアルキル基又はフェニル基もしく
はそれらの置換体を表わし、R3はアルキレン基又はフ
ェニレン基もしくはそれらの置換体を表わし、馬はH又
はメチル基を表わす。〕 前記スチレン系樹脂に対して難水溶性の脂肪酸もしくは
その誘導体を0.01〜20 wt%含有する正荷電性
トナーによって達成される。
上記の成分を含む本発明の正荷電性トナーは。
トナーの帯電性が均一で安定しており、背景部のかぶり
も少ない。さらに、温湿度による帯電量のばらつきも著
しく改善され、種々の環境で本画儂濃度が安定しており
、高い品質をもつ画像が得られる。
例えば、以下の3種の組成をもつトナーについて、種々
の環境でのブローオフ法による帯電量を測定した結果を
表1に示す。
試料(A) 試料(B) 試料(C) 表1 環境による帯電量の変化 本発明に従った試料(A)は、他の試料に比べて、環境
変動に伴う帯電量の変化が極めて少ないことが明らかで
ある。即ち、種々の環境でも帯電量が非常に安定してい
る。さらに、これら3種類の試料10fをキャリア(日
本鉄粉社製gPV200/300mesh )90 t
と混ぜ、23℃。
60XRH下でボールミル中たて攪拌し、そのときの帯
電量変化を測定したものが図1である。
本発明の試料(A)は攪拌時間によっても帯電量の変化
がほとんどない。
また、本発明の正荷電性トナーは、ニグロシンのような
荷電制御剤を用すたトナーに比較して、流動性に優れて
おり、種々の環境下で、クリーニング不良を発生するこ
とが少なく、容易に転写残トナーを感光体表面から除去
できる。
一方、本発明の正荷電性トナーは、必須成分が無色透明
であるので、黒色以外のカラートナーに使用できるとい
う利点も有している。
本発明の正荷電性トナーの必須成分の一つであるスチレ
ン系樹脂は式(I)で表されるモノマーを0.1〜50
 wt%含有していることが好ましく、よシ好ましくけ
1〜20Wt%含んでいるのが良い。
式(I)のモノマーとしては、ジメチルアミノエチルア
クリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジブ
チルアミノエチルアクリレ−)、N −工fルーN−フ
ェニルアミノエチルアクリレートなどのアクリレート誘
導体及び、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエ
チルアミノエチルメタクリレート、ジブチルアミノエチ
ルメタクリレート、N−エチル−N−7エニルアミノエ
チルアクリレートなどのメタクリレート誘導体などが使
用できる。
また、必須成分のスチレン系樹脂の重合開始剤としては
、式(II)で表わされるアゾ系開始剤が好ましい。
尚、R1−4q 、 −CH3,−CH2CH3,−G
−120H2CH3゜−CH(CH3)、 、−CH2
CH2CH2C)(3,−CH(C”H3)CH2CH
3゜CH2CH(CH3)2 、−C(CH3)3 、
  ()12c)12cH2cH2cH3。
とが好ましい。また、 R1−R,4がすべて、メチル
基である場合、スチレン系樹脂の機械的、熱的性質に開
始剤の添加効果が現われに〈<、良好な物性制御が困難
となるため好ましくない。
特ニ、スチレン−アクリル系コモノマーを50重量Wt
%以上含むことが好ましい。スチレン系モノマーとして
は例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチ
レン等があり、アクリル系モノマーとしてはアクリル酸
及びアクリル酸のメチルエステル、エチルエステル、プ
ロピルエステル、フチルエステル、2−エチルヘキシル
エステル等のエステル、メタクリル酸及びメタクリル酸
のメチルエステル、エチルエステル、フロビルエステル
、フチルエステル、2−エチルヘキシルエステル等のエ
ステル等がツレぞれ挙られる。スチレン系モノマーとア
クリル系モノマーの比としでは、スチレン系モノマーに
対してアクリル系モノマーを1〜5 Q wt%使用す
ることが好ましい。
このうち特に好ましくは、スチレン系モノマーとホモポ
リマーのTfがおよそ30℃以下のアクリル酸もしくけ
メタクリル酸エステルと前記アミノアクリルモノマーと
から少なくとも成る共重合体が良い。
上記のスチレン系樹脂としては、スチレン及びアクリル
系モノマー及び(I)式で表わされるモノマー以外のビ
ニル系モノマーを含んでも良く、従来から広く知られて
いるモノマーを使用することができる。
スチレン系樹脂の機械的・熱的性質としては、粉砕性・
耐久性・定着性・保存性等を考慮すると、メルトインデ
ックスが(温度125℃、荷重2160Fの条件で)0
.1〜10(f/10分)、ガラス転移点(Tf) 5
0〜80℃、アイゾツト衝撃値10(Kf−CIII/
cs)以下、より好ましくは5(縁・e1m/(!II
)以下となるように物性を調整することが好ましい。
また、本発明のトナーは必要に応じて、上記のスチレン
系樹脂以外の樹脂を含有しても良い。
そのような樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−1
0ルスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及び
その置換体の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン
共重合体、スチレン−フロピレン共重合体、スチレン−
ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン
共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル
酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重
合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチ
レン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタ
アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタ
アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体
、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン
−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン
共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−
アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレ
イン酸共11体、スチレン−マレイン酸エステル共重合
体などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウ
レタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラ
ール、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は
脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフ
ィン、パラフィンワックス、カルナバワックスなどを1
種類あるいは2種類以上使用しても良い。
さらに、本発明に使用される難水溶性脂肪酸誘導体とし
ては、炭素数12〜30の脂肪酸。
脂肪酸から誘導される金属セッケン、エステル、硫酸エ
ステル、スルホン酸塩などが用いられ、好ましくけ炭素
数12〜30の脂肪酸またはその金属塩、たとえばラウ
リン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ナフテン酸のよ
うな飽和脂肪酸あるいはオレイン酸のような不飽和脂肪
酸が、脂肪酸単独であるいは塩との混合物で用すられる
。さらに好ましくけバルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、ナフテン酸および/またはその金属塩が用いら
れる。脂肪酸誘導体の量は。
スチレン系樹脂に対して0.01〜20 wt%(好ま
しくは0.1〜5部)含有することが好ましい。
脂肪酸または脂肪酸誘導体含有量が上記範囲内であるの
けs O−01Wt%より少ないとトナ構成成分の相溶
分散が不十分で、トナーの凝集。
流動性低下、トナーの摩擦帯電性および荷電制御性の低
下現象等が発生する。また2 0 wtにより多いと、
トナー構成成分の相溶分散は十分に行われるが、高湿下
においてトナーの塊化現象。
耐久忙おける濃度低下現象等が発生する。
本発明の正荷電性トナーは、樹脂100重量部に対して
着色剤を1〜20重量部(好ましくは2〜15重量部)
、また磁性トナーにおいては磁性粉10〜200重量部
(好ましくけ20〜100重量部)添加するのが良い。
本発明に使用される磁性粉としては強磁性元素およびこ
れらを含む合金、化合物などの粉末があり、たとえばマ
グネタイト、r  Fe2O3#フェライト等の鉄、コ
バルト、ニッケル、マンガンなどの合金や化合物、その
他の強磁性合金など従来より磁性材料として知られてい
るものがある。特にマグネタイト等は青またけ縁糸。
1− Fe2O3系は黄または赤系の磁性トナーに適す
る。
必要に応じて本発明のトナーで使用できる着色剤として
は、無機の顔料、有機の染顔料を任意に使用できるが、
水溶性染料は画倫定着後もぬれに弱いことから好ましく
ないが、緒特性向上の目的のために本発明現像剤の特性
を著しく低下させない範囲で使用することができる。
本発明に使用する顔料としては、例えば、ベンジジンイ
エロー、バイザイエロー、7タCIシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、 紺t。
群青、コバルトブルー、キナクリドントルイジントーナ
ー、パーマネントイエロー、パルカンフアーストイエロ
ー、パーマネントオレンジ。
パルカンファーストオレンジ、インダンスレンブリリア
ントオレンジ、パーマネントレッド。
パルカンファーストピンク、ブリリアントカーミン、イ
ンダンスレンブル−1す7トールクリーンなどがある。
また、染料としては、C112700,C118690
゜C118736A、Cl26020.C112150
゜C112715,Cl60725.Cl74350゜
Cl61565.C110345,Cl48000゜C
111080,Clll100.Cl62015゜Cl
64500.Cl62500  などがあるが、使用す
るバインダーと相溶性・分散性の良いものが好ましい。
また、本発明のトナーにけ、さらに必要に応じて添加剤
を添加しても良い。そのような添加剤としては、例えば
ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレンの
如き滑剤や、あるいけ定着助剤として例えば低分子量ポ
リエチレンなど、また流動性付与剤、ケーキング防止剤
として例えばコロイダルシリカなど、また研磨剤として
酸化セリウムなどがある。
本発明の正荷電性トナーを使用できる画儂形成方法とし
ては、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等の静電荷
像形成法により、静電荷像支持体に形成した静電荷像を
、上述の現像剤により現像せしめる。例えば電子写真法
においては、第2図に示すように、矢印方向に回転され
る光導電性感光体より成るドラム1の表面に、コロナ帯
電器等の帯電機構2により静電荷が付与され、次に露光
機構3により原稿光像が投射されて静電荷像が形成され
るが、この静電荷像を、上述の現像剤を充填した現像器
4により現像せしめてトナー倫とする。
ここに現像方法としては、現像剤の特質に応じた方法が
利用され、磁気ブラシ現像方法6カスケード現像方法、
・米国特許第3.909.258号明細書に記載された
導電性磁性トナーを用いる方法、特開昭53−3113
6号公報に記載された高抵抗磁性トナーを用いる方法、
特開昭54−42141号公報、同55−18656号
公報などに記載された方法、ファーブラシ現儂方法、パ
ウグークラウド法、インプレッション法などがある。
斯くして形成されたトナー像は転写紙等の転写材上に転
写せしめる。第2図の例においては、鎖線で示す転写紙
通路pに沿って同期して搬送されて来る転写紙に、転写
用放電器50作用により、トナー像が静電的に転写され
る。転写手段としては、圧力転写、熱転写等積々の手段
を利用することができる。そしてトナー像の転写を受け
た転写材は、その後定着器に搬送されて例えば加熱ロー
ラによる接触加熱定着方式による定着処理を受け、これ
によシ可視画像が形成される。
一方、転写工程を経た静電荷像支持体は、必要に応じて
除電された後にクリーニング工程に付され、その後次の
画像形成工程に供される。
第2図の例においては、除電用放電器6の作用により、
ドラム1上の静電荷が消失せしめられ、図ではファーブ
ラシによるクリーニング機構7により、ドラム1上に残
留付着しているトナー粒子が除去されてクリーニングが
行なわれる。
ここにクリーニング方式は任意であるが、所要のクリー
ニングを確実に達成し得るブレードクリーニング方式又
はファーブラシクリーニング方式のものであることが好
ましく、高速の画像形成に対しても十分に対応せしめる
ことができる。ブレードクリーニング方式とは、掻き落
としブレードを、その先端縁が、移動される静電荷像支
持体の表面に接触するよう設けてクリーニングを行なう
方式であり、構造が簡単でしかもエネルギーが不要であ
る。本発明のトナーとの組合せとしてはブレードクリー
ニング方式が好ましい。
以下に本発明を実施例によって詳細に説明する。
実施例1 スチレン−ブチルアクリレート−ジエチルアミノエチル
アクリレート共重合体(モノマー比=76:20:4.
分子量(Mw=180000))100重量部、ステア
リン酸1重量部、カーホンプラック5重量部をロールミ
ルで温度150℃で30分間混練し、冷却後、粗粉砕し
てからエアージェット型粉砕機で微粉砕した。さらに微
粉砕物を風力分級機を用いて分級を施こし、5〜20μ
の粒径の粉体を集め、トナーを得た。
このトナー6重量部に対して鉄粉キャリア(商品名、M
FV200/300 、  日本鉄粉製)94重量部と
を混合し、有機光電性物質より成る感光体を使用して負
静電潜像を形成するように改造したキャノン製被写機N
P−5000に投入し、複写を行なったところ、非常に
鮮明で高い濃度の画像が得られた。さらに10000枚
の連続コピーを行ったところ、画像反射濃度は常に1.
2以上を維持し、画像の劣化は認められなかった。
また、20000枚耐久後においても、有機光電性物質
より成る感光体表面には、トナーの融着やフィルミング
及び損傷跡等の発生はなく、初期と同等の光沢及び性能
を有していた。
さらに、種々の環境下で連続コピーを行ったが、低温度
低湿度下及び高温度高湿度下でも、画像濃度下でも画像
濃度は常に1.0以上を保持し、クリーニング不良は発
生しなかった。
比較例1 スチレン−ブチルアクリレート共重合体(モノマー比=
76:24.分子t (My)= 203000)16
0重量部、ニグロシン染料2重量部、カーボンブラック
5重量部用いた以外は実施例1と同様にしてトナーを作
り、評価した。濃度の低い、非常に背景部にかぶりの多
い、鮮鋭さのない貧弱な画像であった。また、連続コピ
ーを行ったところ1500枚程度で濃度が低下し、有機
光導電性物質よシ成る感光体表面にフィルミングの跡が
認められた。
さらに、種々の環境下で連続コピーを行ったところ、低
温度低湿度下では、背景部のがぶりがよりはげしくなり
、1000枚でクリーニング不良が発生した。また、高
温度高湿度下では、初期から画濃度が著しく低かった。
比較例2 実施例1において、ステアリン酸を添加しない以外は実
施例1と同様にしてトナーを作り。
評価した。
初期においては、比較的濃度の高いi!i 債が得られ
、背景部のかぶりも少なかった。し、かじ、連続コピー
を行ったところ、4000枚程度で濃度が低下し、背景
部のかぶりも増えて、貧弱な画像しか得られなくなった
種々の環境下で、連続コピーを行ったところ、低温度低
湿度下では、濃度は高かったが、背景部のかぶりが著し
く、2000枚で感光体表面にフィルミングが発生し、
3500枚でクリーニング不良が起った。
また、高温度高湿度の条件では、画濃度が低く、実用化
でき々いレベルの画像であった。
実施例2 実施9+11において、ステアリン酸のかわりに、ステ
アリン酸アミニウムを2重量部添加した以外は、実施例
1と同様にして、トナーを作り、評価した。良好々画像
が得られ、クリーニング不良を発生しなかった。
実施例3 実施例1において、ステアリン酸にかえて、パルミチン
酸亜鉛を5重量部添加した以外は実施例1と同様にトナ
ーを作り、評価したところ、同様に良好な結果が得られ
た。
実施例4 スチレン−2−エチルへキシルアクリレート−ジメチル
アミノエチルメタクリレート共重合体(モノマー比=8
0:10:10.分子量(Mw)=242000)10
0重量部、カーボンブラック6重量部、ナフテン酸0.
5重量部をロールミルを用いて160℃で30分間混練
し、実施例1と同様にしてトナーを作り、評価した。高
濃度で鮮明な画像が得られた。さらに、トナーを補給し
ながら、連続コピーを行ったが、10000枚後でも、
良好な画像が得られ、りIJ −ニング不良は発生しな
かった。
実施例5 スチレン−ブチルメタクリレート−ジプチルアミノエチ
ルアクリレート共重合体(モノマー比=70 :28 
:2.分子t (Mw)’ 347000 )100重
量部、オレイン酸3重量部、7タロシアニンプル一5重
量部から実施例1と同様にして非磁性トナーを得た。実
施例1と同様にして評価したところ、非常に鮮明な高濃
度でかぶりのない鮮やかな青色の画像が得られた。
さらに、15000枚の連続コピーを行ったところ、耐
久後も初期と同等な良好な画像が得られた。
また、感光体表面にはフィルミングもなく、クリーニン
グ不良も発生しなかった。
実施例6 スチレン−ブチルメタクリレート−ジエチルアミノエチ
ルアクリレート共重合体(モノマー比=70 :25 
:5.分子量(Mw)= 159000)100重量部
、ステアリン酸1重量部、アゾ系赤色顔料5重量部をロ
ールミルで150℃で30分間混練し、冷却後、粗粉砕
してからエアージェット型粉砕機で微粉砕した。さらに
微粉砕物を風力分級機を用いて分級を施こし、5〜20
μの粒径の粉体を集め、これに、コロイダルシリカ0.
5部を添加し、トナーを得た。このトナーを鉄粉キャリ
アに対し’l 5 wtに混合し、PC−20用カラー
カートリツジを用いて画出し評価した。
2000枚の連続コピーを行ったところ、耐久後も初期
と同様な良好な画像が得られた。
また、感光体表面にはフィルミングや傷もなく、新品ド
ラムと同様な表面性を有していた。
【図面の簡単な説明】
添付図面中、第1図はボールミル中でトナーとキャリア
を攪拌したときの帯電量の変化を記載したグラフを示し
、第2図は、電子写真法のプロセスを遂行する電子写真
複写機の構成についての概略的説明図を示す。 l・・・ドラム、2・・・帯電機構、3・・・霧光機構
。 4・・・現像器、5・・・転写用放電器、6・・・除電
用放電器、7・・・クリーニング機構。 撹1v晴藺(し2 手続補正書帽発) 昭和61年 5月26日 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1、事件の表示 2、発明の名称 正荷電性トナー 3゜補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (100
)  キャノン株式会社代表者 賀  来  龍 三 
部 4、代理人 居所 〒146東京都大田区下丸子3−30−2キャノ
ン株式会社内(電話758−2111)54補正の対象 明細書 6、補正の内容 (1)本願明細書中、第10頁最下行乃至第11頁3行
目の「また鯨、R1〜R4が−−−−好ましくない。」
を削除する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともスチレン系樹脂と着色剤とから成る正
    荷電性トナーにおいて、前記スチレン系樹脂が、スチレ
    ンもしくはその置換体と、窒素を含まないアクリル酸ア
    ルキルエステル又はメタクリル酸アルキルエステルと、
    式( I )で示されるモノマーとのそれぞれのモノマー
    から構成される単位を含み、式( I )で表わされる単
    位を0.1〜50Wt%含有するスチレン系樹脂であり
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2はアルキル基又はフェニル基も
    しくはそれらの置換体を表わし、R_3はアルキレン基
    又はフェニレン基もしくはそれらの置換体を表わし、R
    _4又はH又はメチル基を表わす。〕 前記スチレン系樹脂に対して難水溶性の脂肪酸もしくは
    その誘導体を0.01〜20wt%含有することを特徴
    とする正荷電性トナー。
  2. (2)前記脂肪酸またはその誘導体が脂肪酸または脂肪
    酸多価金属塩であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の正荷電性トナー。
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