JPS6076734A - プラテンカバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機等のプラテンカッ；−に関するものであ
る。

（従来の技術） 従来の複写機のプラテンカッく−は、カッ２−フレーム
の下面に板状のクッション材を設げ、該クッション材の
下面には白色のシート等を貼着した構成のものが一般的
であった。そしてこのカッζ−をまプラテンガラスの所
定の位置に原稿を載置したσ）ち、前記プラテンガラス
面を覆ってコピ一時の露光ランプの光が外部にもれない
ようにすること、及びプラテンガラスの所定の位置にセ
ットした原稿の位置ずれを防止すること等に使用して〜
・た。

しかしながら、このようなプラテンカッ（−を具備した
複写機は原稿をプラテンガラス上に載置する際、そのサ
イズによってセットの位置及び方向が良く分らない欠点
があると共に、たとえば単行本等といった原物の原稿を
コピーする際には、当該原稿の上部にプラテンカバーを
被せたのち、これをプラテンガラスに押し付けて光もれ
を防止するようにしなげればならず作業が面倒であると
（・つた欠点もあり、更に当該プラテンカバーは原稿を
セットする毎に開閉しなければならないため、薄物の原
稿の場合、このカバーを閉めるときの風圧によって原稿
のセット位置がずれてしまう等といった欠点もあった。

（発明の目的） 本発明は以上のような従来の複写機、並びにこれに具備
したプラテンカバーの欠点を除去するためになされたも
のであって、プラテンガラスの所定の位置に原稿をセッ
トする際、そのサイズに即応したセントの位置と方向が
即、示され、箇所に原稿をセットしたのちは当該原稿が
ずれるようなことはなく、更に本物の厚物の原稿の場合
、カバーをＲ稿の上部に被せたのち、プラテンガラスに
向けてこれを押さえることな（、当該原稿を覆えるよう
にしたプラテンカバーを提供することを目的としたもの
である。

（発明の構成） そのために本発明はプラテンカバーの原稿を押さえる部
分にしき込みシートを用い、該シートによって原稿の左
右或は奥行き方向のいずれが一方の位置決めを行なうと
共に、これに交叉する方向に対しては適当なスライド部
材をカバーフレームに取付け、当該スライド部材で行な
うようにし、このスライド部材と前記しき込みシートと
は複写機のフントロールパネルの適所にジョブセットボ
タンを配置し、該ボタンを選択して押すことによりコン
トローラーを介して夫々の駆動源を駆動させてプラテン
ガラス上における原稿のセント位置がワンタンチで自動
的に示されるようにすると共に、厚物の原稿のコピ一時
には前記しき込みシートの伸縮性を使用してこれをプラ
テンガラス上に無理なく押さえつけられるようにしたも
のである。

（実　施　例） 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明のプラテンカバーの一実施例を示す斜視
図である。

同図において、カバーフレームｌ内には巻物状の原稿押
さえ用のしき込みシート２を図中左右方向に移動可能に
配置して、同方向に対するプラテンガラス上を開閉でき
るようにしておき、又カバーフレームｌの上部にはスラ
イド板３を図中奥行き方向に対し移動可能に設けて、同
方向に対するプラテンガラス上を開閉できるようにして
おく。

そして、このプラテンカバーは通常プラテンガラス上に
載置した状態に配置しておき、前記しき込みシート２と
スライド板３とは、共にホームポジションにあってプラ
テンガラス上を閉じているようＫしておく。そして、こ
れらのしき込みシート２とスライド板３とは第３図に示
すようなコピーサイズを表わしたジョブセットボタン４
・・・を複写機本体のコントロールパネルの適所に配置
し、当該ボタン４・・・を選択して押すことにより、図
示を省略したコントローラーを介して、しき込みシート
２及びスライド板３の夫々に設けた駆動源を作動させて
、これらを所定の位置まで移動させ、複写機本体のプラ
テンガラス上に所望サイズの原稿のセット箇所が自動的
に示されるようにしておく。

一方、このジョブセットボタン４・・・は複写機本体内
に配置した用紙トレイの選択ｍ構にもこれを接続してお
いて、前記しき込みシート２とスライド板３とを所定の
位置まで移動させてプラテンガラス上に所望サイズの原
稿のセット位置が示されるのと同期し、これに該当する
用紙トレイの選択が行なわれるようにしておくと共に、
再びこのボタン４・・・を押すと前記所定の位置まで移
動してプラテンガラス上に原稿のセット位置を示したし
き込みシート２とスライド板３とがホームポジションに
戻ってプラテンガラス上を閉じるようにしておく。

本発明は以上のように構成したものである。次にその動
作について説明する。

まずシート状のＡ４サイズの原稿でＡ３サイズのコピー
を採りたいとき、オペレーターは複写機本体のコントロ
ールパネルの適所に配置したジョブセットボタン４・・
・のうちＡ４→Ａ３サイズのボタンを押す。これによっ
てしき込みシート２とスライド板３とはホームポジショ
ンから所定の位置まで移動してプラテンガラス上にＡ４
サイズの原稿のセット位置を示す。そこでオペレーター
は該ｔＭＰｌＴに原稿をセットしたのち、前記ジョブセ
ットボタン４を再び押すことにより、しき込みシート２
とスライド板３とをボームポジションに戻し、原稿の上
面を完全に閉じてから、コピースタートボタンを押せば
良い。これに対し本等の厚物の原稿をコピーする際は、
前記ジョブセットボタン４・・・を押してプラテンガラ
ス上の原稿セット位置を示し、該箇所に原稿をセットし
たのち、オペレーターは当該カバーフレームをプラテン
ガラス上から持上げ、前記ジョブセントボタン４・・・
を押してしき込みシート２とスライド板３とをホームポ
ジションに戻した土で、プラテンガラス上に戻すか、或
はカバーフレームをプラテンガラス上から持上げること
なく、しき込みシート２だげをオペレーターが自らの手
で操作して原稿の上に被せるようにすれば良く、このよ
うにすれば前記厚物の原稿はしき込みシート２の伸縮性
によって完全に閉じられた状態となる。

（発明の効果） 本発明は以上のように構成し、且つ使用するものであり
、プラテンカバーのフレームｌにしき込みシート２は図
中左右方向に、又スライド板３は奥行き方向に移動可能
に設け、その移動距離は、複写機本体のコン）１−−ル
パネルの適所に設けたジョブセットボタン４・・・を選
択して押すだけといったワンタッチの操作で図示を省略
したコン）Ｅ−ラーな介し、所定の位置までと規定でき
、このしき込みシート２とスライド板３とが移動して開
いた箇所が即ち、オペレーターがコピーしようとする原
稿のサイズ及びその置くべき方向と位置とをプラテンガ
ラス上に自動的に示すようにしたものであるから、当該
セット作業は容易且つ迅速に、しかも誤まりなく行なえ
ると共に、当該プラテンガラス上にセットした原稿は、
しき込みシート２によってプラテンガラス上に圧接させ
るものであるから、当該シート２で圧接後、これがすれ
るようなことはなく、又厚物の原稿の場合にも、前記し
き込みシート２でもって原稿をプラテンガラス上に圧接
させるものであるから無理な力がガラス上に加わること
もなく、従って当該プラテンガラスの長寿命化をはかる
ことができる等といった効果を有する。

尚、本発明は上記実施例に限定されなげればならない理
由はなく、たとえばスライド板３は、これを第３図に示
すような巻込みシート５等を使用゛しその端部にはスラ
イド材６を設け、該スライド材６を適当な移動手段によ
って移動させるようにしても良く、又前記しき込みシー
ト２とスライド板３の移動方向は互いにこれを逆の方向
に配置して逆方向に移動できるようにしても良いことは
勿論のこと、ジョブセットボタン４・・・の配置箇所は
上記複写機本体の他にプラテンカバーの適所であっても
良いことはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプラテンカバーの一実施例を示す斜視
図、第２図は同、ジョブセットボタン部の斜視図、第３
図は同、プラテンカッく−の他の実施例を示す斜視図で
ある。 図中１・・・カバーフレーム、２・・・しき込みシート
、３・・・スライド板、４・・・ジョブセットボタン、
５・・・巻取りシート。 特許出願人　富士ゼロックス株式会社 代理人　（６９８１）堀　越　進 （ほか１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機本体のプラテンガラス上に配置するプラテンカバ
   ーのフレーム内に、原稿押さえ用のしき込みシートを当
   該フレームの左右方向或は奥行き方向のいずれか一方に
   移動可能に配置し、又フレームの上部にはスライド部材
   を前記しき込みシートの移動方向と交叉する方向に移動
   可能に設け、これらのしき込みシート並びにスライド部
   材の移動によって開かれるプラテンガラス面が、当該ガ
   ラス上にセットする原稿のサイズ及びその位置と方向と
   を示すようにすると共に、その操作は前記複写機本体、
   又はカバーの適所にジョブセットボタン群を設け、該ボ
   タンを選択して押すことによりワンタッチで行なえるよ
   うにしたことを特徴とするプラテンカバー。