JPS607646A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は回転する磁気記録媒体を用いた磁気記録再生装
置に関し、特に一つの媒体上に映像信号とデータ信号と
を混在させて記録再生する装置に関するものである。

〈従来技術〉 回転する磁気記録媒体、例えば磁気シートを用いて静止
画像を記録・再生する装置として電子スチルカメラが開
発されている。この種の装置はシート上に同心円状に複
数本のトラックを設Ｃツ、各トラック上に静止画像信号
をＦ　Ｍ記録する方法が一般にとられている。現在さら
にこの磁気シート」二に静止画像信号の他にデータ信号
をも記録し、これを再生することにより情報メディアと
しての利用価値を高めることが検討されている。

しかしデータ信号を記録するに際して、従来のフロッピ
ーティスフで行われているようなＦＡＩ。

ＭＦＭといったデータ記録方式では、電子スチルカメラ
の映像信号記録のために行われている高速回転する磁気
媒体及びヘッドに対し、第１図に示すように符号化され
たデータ信号スペクトルＳｌ）の伝送帯域ＦＤが、映像
信号スペクトルＳｖをＦ　Ｍ変調した映像輝度信号ＦＭ
信号スペクトルｓｙの伝送帯域ＦＹより低域に位置し、
記録媒体の能力磁気ヘッドにデータ専用のものを用い、
更に再生イコライザにより補正することで一応磁気記録
媒体の能力を発輝させることができる。しかしその場合
、映像用ヘッドとは別に専用の磁気ヘッドや記録・再生
アンプ、サーボ回路さらにヘッドアクセスの機構も別に
必要となり、機構的のみならず、電気的にもシステムが
大きくなってしまうとし）う欠点がある。

〈発明の目的〉 本発明は従来装置の欠点を除去し、回転磁気記録媒体上
に映像信号を記録・再生するシステムに於て、簡単な回
路・機構の追加によりデータ信号の記録・再生を可能と
するもので、データ信号を映像信号帯域の周波数スペク
トルをもつ信号に変換し、さらにこの信号を映像信号と
同様にＦＭ変調して映像信号を記録再生し、同一磁気記
録媒体に記録再生する装置を提供する。

〈実施例〉 第２図は本発明による一実施例を示すブロック図である
。

図において、入力端子５には記録用データ信号が、入力
端子６には記録用映像輝度信号、入力端子２３には記録
用映像色差信号がそれぞれ入力される。通常の映像信号
記録時には、輝度信号及び色差信号はそれぞれＦＭ処理
回路８，９によりＦＭ変調され、混合された後記録アン
プ１１により増幅されてビテオヘッド４で磁気シート１
に記録される。

一方入力端子５に与えられたデータ信号については、符
号化回路７においてコード化される。該コード化された
データ信号は、」二記映像輝度信号をＦＭ変調するＦＭ
処理回路８に入力され、同し回路を兼用してＦＭ変調の
信号処理が施こされる。

ＦＭ変調されたデータ信号は映像信号の場合と同様に記
録アンプ１１で増幅され、磁気ヘッド４で磁気シート】
のトラックにデータ信号が記録される。磁気シート１に
は映像信号とデータ信号が混在して記録される。」二記
輝度系Ｆ　Ｍ信号処理回路８の前段には切替スイッチ１
０が設けられるが、該スイッチＩＯはＦＭ信号処理回路
８に映像信号を入力するかデータ信号を入力するかを切
換えるスイッチで、キーボード等から入力される操作信
号に基いてマイクロコンピュータ等の制御部から記録す
べき信号内容に応じて接続が制御される。

上記磁気シート１は記録・再生動作中一定回転数で廻る
ようにサーボ回路１３で制御されながらシート回転用モ
ーター１２によって駆動される。

上記記録動作において、磁気シート上の複数のトラック
を１個又は２個のヘッドで対応させるため、ヘッド４を
トラック幅方向に移動させるためのヘッド移動用モータ
１４が設けられ、トラック制御回路１５からの信号によ
って磁気シー）１の回転に対応させて位置制御が行われ
る。

再生時には、キーボード等から人力された再生のための
画像番号が、マイクロコンピュータ等の制御部を介して
認識され、マイクロコンピュータから出力された制御信
号に基いてトラック制御回路１５が目的のトラックを選
択する信号を出力することにより、移動用モータ１４が
所望量だけ駆動して磁気ヘッド４は目的のトラックへ移
動する。

磁気シートの目的トラックに対向した磁気ヘッド４は書
き込まれた信号を読み取り、記録・再生切替スイッチ２
５を通り再生アンプ１６に入力する。

再生アンプ１６で増幅された後輝度ＦＭ・色差ＦＭ信号
分離フィルタ２７により分けられる。輝度ＦＭ信号はリ
ミッタ１７に加えられて振幅性ノイズが除去された後、
ＦＭ復調器１８により復調されて映像信号再生処理回路
１９及びデータ信号再生処理回路２０に夫々入力される
。各信号再生処理回路１９．２０では入力された信号に
ついて夫々映像信号への再生成いはデータ信号への再生
のための処理が実行され、再生信号が出力切替回路２２
に与えられる。

ここでトラックから読み出された信号が映像信号かデー
タ信号かを判別するため、上記映像信号再生処理回路１
９及びデータ信号再生処理回路２０の夫々で再生処理さ
れた信号がトラック信号判別回路２１に与えられ、再生
信号の種類を判別する。

判別結果は上記出力切替回路２２に入力されて、両信号
再生処理回路１９．２０のいずれの信号を出力すべきか
を制御する。再生映像信号は出力端子２４に、再生デー
タ信号は出力端子２６にそれぞれ導出され、トラック内
容に応した出力信号が得られる。必要の無い時はミュー
ティングする。

尚上記輝度ＦＭ−色差Ｆ　Ｍ信号分離フィルタ２７で分
離された色差ＦＭ信号はＩＪ　ミッタ２８で振幅性ノイ
ズ除去後、ＦＭ復調器２９により復調されて色差信号と
なる。続いて次の色差ＮＴＳＣ色信号変換器３０でＮＴ
ＳＣ色信号に変換された後、上記映像信号再生処理回路
１９で輝度信号と混合され、再生映像信号出力端子２４
より出力される。

〈効　果〉 以上のような本発明によれば、通常の映像信号記録再生
装置に対し、データ信号の入力は符号化に続いてＦＭ変
調すると共に、再生側においてデータ信号再生処理回路
を設けてトラックから再生された信号を映像或いはデー
タに対応して出力することにより、映像信号記録再生装
置でデータ信号の記録・再生が可能となりシステムとし
てわずかな回路の付加により簡単な構成で磁気記録再生
装置ζ、の；機能を高め、応用範囲を広げてその利用価
値を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は記録信号のスペクトルと伝送帯域の関係を示す
図、第２図は本発明による一実施例のブロック図である
。 １：磁気シート　４．磁気ヘッド　５：データ信号入力
端子　６：輝度信号入力端子　７　符号化回路　８：輝
度信号ＦＭ処理回路　９　色差信号ＦＭ処理回路　■０
：データ・映像切替回路Ｉ８：輝度ＦＭ信号復調器　１
９：映像信号再生処理回路　２０：データ信号再生処理
回路　２１゜トラック信号判別回路　２２゛出力信号切
替回路２３二色差信号入力端子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）回転する磁気記録媒体に映像信号をＦＭ変調して記
   録再生する装置において、データ信号を供給する入力端
   子と、人力されたデータ信号を符号化して、該符号化さ
   れたデータ信号を、映像信号をＦＭ変調するための変調
   回路に入力する符号化回路を備えてなり、データ信号を
   映像信号の信号処理回路と共用して記録再生することを
   特徴とする磁気記録再生装置。