JP2923971B2 - 記録可能型光ディスク記録再生装置 - Google Patents

記録可能型光ディスク記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光に感応して渦巻状のトラックの任意の
場所に情報を書き込み、又は読み出すことができる記録
可能型光ディスクの記録再生装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、光ディスクに記録されている情報を読み出
す際に、光ディスクに映像信号が記録されていない領域
にレーザ・ビームが照射されているときは、例えば、再
生回路の復調器に映像信号のキャリア周波数を供給し、
未記録領域で復調器から再生出力が得られるようになさ
れているため、映像の記録領域にアクセスした際にも最
初の再生画像に乱れが発生しないようにすることができ
る。
〔従来の技術〕
光ディスクの記録面に凹状のピットを渦巻状に配列
し、この凹状のピットの寸法(デューティ)を記録情報
に基づいて変調することにより、デジタルオーディオ信
号,又はビデオ信号を再生することができる光ディスク
(CD,VD)に対して、レーザ光を照射したときに反射率
が変化するような光感応型の記録媒体や,レーザ光を照
射したときの熱によってピットが形成できるような記録
媒体を使用して、情報の記録及び再生が可能な書き込み
型の光ディスクも実用化の段階になっている。
このような書き込み可能の光ディスクは、通常、レー
ザビームを案内するためのプリグルーブ,又はサンプル
ビットと,トラックアドレス等があらかじめ記録面のト
ラックに沿って形成されており、このトラックに沿って
照射されるレーザビームを記録信号で断続することによ
って、レーザ照射位置における記録面の温度を瞬間的に
高くし、記録信号がドット情報又はピット情報の形で残
るようになされている。
記録密度は光ディスクの回転数及びレーザビーム波長
等に関連して設定されることになるが、一般に、1フィ
ールドの単位で繰り返すようなビデオ信号を記録する際
は、一定角速度で回転している光ディスクの1トラック
に1フレーム分の画像信号が記録できるようになされて
いる。
したがって、光ディスクの渦巻状のトラック数と同一
のフィールド画面が一枚のディスクに記録できることに
なるが、記録可能型の光ディスクDは、第4図に示すよ
うに記録面の所望のトラックT1、T2、T3、のみに画像が
記録された後、読み出す操作が行われるため、必ずしも
再生時に連続した画面を形成するものではない。
このように光ディスクDの記録面に画像が既に記録さ
れているトラックT1、T2、T3、の領域と、まだ画像が記
録されていないトラックQ1、Q2、Q3、からなる未記録の
領域がある場合は、再生時に未記録領域に対してはミュ
ーティングを加えてノイズ画面の発生を防止すると共
に、次の記録領域に光学ヘッドをジャンプして再生信号
が得られたときに、ミューティングを解除するという手
段が採用されている。
ところで、光ディスクに記録される映像信号は所定の
キャリア周波数fcでビデオ信号を周波数変調したFM信号
であり、ビデオ信号の黒い部分を示すダークレベルの周
波数と白い部分を示すホワイトレベルの周波数は、FM信
号の変調指数によって定められる。
一方再生回路では周波数復調器によって前記FM信号を
復調し、ビデオ信号を得ることになるが、周波数復調器
はキャリア信号成分を或る値の直流信号として復調する
特性を有しているから、前記したように光ディスクに記
録領域と未記録領域が混在しているような光ディスクを
再生すると第5図(a)に示すように時間toまでの未記
録領域では再生RF信号、つまりキャリア周波数が得られ
ずFM複調器の出力は0レベルである。
そして時点toで記録領域にレーザ・ビームが照射され
たとき、FM復調器からは第5図(a)に示すようなビデ
オ信号Svが得られることになる。
ところで、再生系回路でこのように段差のある直流出
力がクランプ回路に供給されると、回路の過度特性によ
って第5図(b)に示すようにシンクチップレベルが飛
躍し、このような波形から同期信号成を安定に分離する
ことが困難になる。
このため、光学ヘッドを移動しながら再生していると
きに未記録領域から記録領域に突入しミューティングを
解除しても、最初に出力される再生画像に乱れが発生
し、特に画面の上部でスキューが発生するという問題が
あった。
〔発明が解決しようとする問点〕
本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、記録可能型の光ディスクを再生する際は常に、光デ
ィスクからRF信号が再生されているか否かを検出する手
段を設け、この検出手段によってRF再生信号が検出され
ていないとき、つまり光ディスクの未記録領域にさしか
かったときは、例えは、再生系のFM変調器の入力側に記
録系のキャリア周波数を供給する手段を設け、再生モー
ドでは記録情報の有無にかかわらず、常に出力信号が得
られるようにしたものである。
〔作用〕
再生モードではFM復調器の出力にビデオ信号又は、こ
のビデオ信号の直流レベルに対応するような信号が出力
されているため、未記録領域から記録領域に突入したと
きでも、直ちに同期関係が確立し、再生画像の乱れをな
くすることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の記録型光ディスク記録再生装置の生
要部をブロック図としたもので、10は入力されたコンポ
ジットビデオ信号(Y+C)を後述するようにMPXビデ
オ信号に変換するMPXデコーダである。
このMPXデコーダはY/C分離回路、A/D変換器、D/A変換
器、及び3個のメモリ手段等を備えており、後で述べる
ようにカラーコンポジット信号を搬送色信号成分と輝度
信号に分離し、色信号成分(R−Y)、及び(B−Y)
の時間軸を1/4に圧縮した信号と、輝度信号成分の時間
軸を1/2に圧縮した信号を時分割的に連続し、且つデジ
タル信号に変換された音声信号を付加したMPXビデオ信
号を形成するものである。
11は同期信号分離回路、12は分離された同期信号を形
成する波形成形回路を示す。
映像信号と共に記録すべき音声信号SAは同じくA/D変
換器と、メモリ回路を備えている音声デコーダ回路13に
入力され、ここで時間軸を圧縮したデジタル信号に変換
されている。
そして前期した波形成形回路12より出力される同期信
号と共に合成回路14に供給されている。
15は高域の信号成分を強調するプリエンファシス回
路、16はFM変調器を示す。
このFM変調器16は、例えば、電圧によって周波数が変
化するようなVCOによって構成されており、そのキャリ
ア周波数は光ディスクのトラック位置によって僅かに変
化するように構成されている。
すなわち、レーザ・ビームが光ディスクの内周側に位
置しているときはキャリア周波数が9.3MHZであり、外周
側に移動すると9.3MHZ→10.3MHZとなるように設定さ
れ、光ディスク外周側の記録再生能力が十分に発揮でき
るようになされている。
17はFM信号とされたMPXビデオ信号を増幅する出力ア
ンプでこの出力アンプ17の出力によって光学ヘッド18の
レーザパワーを変調することより、光ディスクにMPXビ
デオ信号を記録する。
19はサーボ回路を示し、スピンドルモータMを角速度
が一定となるように回転駆動すると共に、光学ヘッド18
のトラッキング制御、及びホーカスサーボを行うもので
ある。
20は再生時に前記光学ヘッド18に照射されているレー
ザ・ビームの反射光から作られる再生RF信号を増幅する
ヘッドアンプを示し、このヘッドアンプ20から得られた
再生RF信号はリミッタ回路21を介してFM復調器22に供給
され、MPXビデオ信号として復調され、更にディエンフ
ァシス回路23に供給されている。
ディエンファシス回路23によって記録前の周波数特性
とされたMPXビデオ信号はMPXエンコーダ24に入力され、
通常のNTSC方式、又はPAL方式のコンポジットビデオ信
号、又はコンポーネントビデオ信号に変換される。
また、MPXビデオ信号に含まれているデジタルオーデ
ィオ信号は音声エンコーダ25によって信号処理が行わ
れ、連続した音声信号として出力される。
尚、26、27は同期信号の分離回路と、分離された同期
信号の波形成形回路を示す。
本発明の光ディスクの記録再生装置はこのような回路
系において、再生時に再生RF信号が出力されているか否
かの検出を行う再生RF信号検出部28とこの再生RF信号検
出部の出力によって開閉されているスイッチ29を備えて
いることに特徴がある。
本発明は上記の構成を付加することによって光ディス
クの再生中にレーザ・ビームが光ディスクの未記録領域
に差し掛かると再生RF信号検出部の出力がなくなり、ス
イッチ29が閉じる。
すると、記録系のFM変調器16より得られるFMキャリア
周波数fcがFM復調器22に供給されFM復調器22はこのキャ
リア周波数に対応する復調信号を出力する。
即ち、本発明の実施例では、再生時にレーザ・ビーム
が光ディスクの未記録領域に照射されているときはRF信
号が得られないのでスイッチ29が閉じている。そのた
め、FM変調器16より出力されている無変調の、又は同期
信号でのみ変調されているFMキャリア周波数がFM復調器
22に供給され、第2図に示すように未記録領域でもFM復
調器22から復調出力SDCが得られている。
そして、時点toでレーザ・ビームが光ディスクの記録
領域に到達して再生RF信号が得られるとスイッチ29がオ
フとなり、FM復調器22に入力される再生RF信号が復調ビ
デオ信号Svとして出力される。
そして、この時点でミューティングが解除されるた
め、直ちに再生画像が得られる。
又、この再生画像は、その前に出力されている復調出
力SDCと連続しているため、再生系の回路、特に、クラ
ンプ回路の過度特性によって波形が歪むことがなく、同
期信号の乱れも生じないことになる。
第3図は本出願人が先に提案したMPXビデオ信号の記
録再生装置にみられる信号波形(1水平期間)を示した
もので、この発明によると水平同期信号SHに続いて、PC
Mデジタル信号に変換された音声データADDTが時間軸を
圧縮して挿入され、次に、時間軸を1/4に圧縮した2つ
の色差信号BC(B−Y)及びRC(R−Y)信号が挿入さ
れる。
そして、さらに、時間軸が1/2に圧縮された輝度信号
Yが続くような時分割方式の信号波形とされている。
このようなビデオ信号は、周波数帯域が広くなるが、
色信号成分と輝度信号成分は異なる位置に記録されるた
め、混変調によって信号のS/Nが劣化しないという特徴
がある。
以上の実施例では、記録系のキャリア信号がFM復調器
22にスイッチ29を介して供給するようになされている
が、第1図の点線で示すように未記録領域ではDCバイア
スをスイッチ30を介してFM復調器22の出力側に付加する
ようにしても良い。
このDCバイアスは光ディスクの半径に比例した電圧と
することができる。
尚、本発明の光ディスクの記録再生装置はMPXビデオ
信号の記録再生に限定されることなく、通常のコンポー
ネントビデオ信号、又はNTSC方式のビデオ信号の記録再
生装置にも適用することが可能である。
さらに、未記録領域の検出にはトラックに情報が記録
されていないことを示すID信号を検出してスイッチ29の
開閉制御を行うようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、光ディスクの所定の
領域に逐次映像信号が記録されてるような光ディスクを
再生する際に、未記録領域では再生系のFM復調器の復調
出力に直流成分が付加されるようにしているので、未記
録領域から記録領域をアクセスして再生する際に最初か
ら画像の乱れのない再生出力を得ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す書き込み型光ディスク
の記録再生装置のブロック図。 第2図は、FM復調出力波形の説明図。 第3図は、MPXビデオ信号の波形図。 第4図は、記録可能型光ディスクの説明図。 第5図(a)、(b)は従来のFM復調回路の出力を示す
波形図。 図中、15はプリエンファシス回路、16はFM変調器、18は
光学ヘッド、22はFM復調器、28は再生RF信号検出部、29
はスイッチを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに照射するレーザビームの出力
    によって所望のトラックに搬送波信号によって周波数変
    調された映像情報を書き込む記録手段と、 前記光ディスクの反射光から前記映像情報を読み出し復
    調する復調手段を備えている光ディスク記録再生装置に
    おいて、 前記光ディスクに記録された映像情報の有無を検出する
    再生信号検出手段と、 この再生信号検出手段の出力によって制御されるスイッ
    チング手段を備え、 前記再生信号検出手段によって光ディスクの未記録トラ
    ックが検出されたときは、前記スイッチング手段を介し
    て前記搬送波信号が前記復調手段に供給され、前記搬送
    波信号成分が再生されるように制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする記録可能型光ディスク記録再生装
    置。
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