JPS607540B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPS607540B2 JPS607540B2 JP14947577A JP14947577A JPS607540B2 JP S607540 B2 JPS607540 B2 JP S607540B2 JP 14947577 A JP14947577 A JP 14947577A JP 14947577 A JP14947577 A JP 14947577A JP S607540 B2 JPS607540 B2 JP S607540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen waste
- spinner
- main body
- dewatering
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Centrifugal Separators (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は家庭の台所から出る厨芥を衛生的に処理する厨
芥処理装置に関するものである。
芥処理装置に関するものである。
一般にこの種の厨芥処理装置は粉砕した厨芥を水ととも
に下水に流すようになっているが、下水設備が完備して
いない我国では下水が詰まる等種々の不都合があるため
実用に供するのが困難であった。
に下水に流すようになっているが、下水設備が完備して
いない我国では下水が詰まる等種々の不都合があるため
実用に供するのが困難であった。
このために厨芥処理装置に厨芥と水とを分離するスピン
ナーを設けて厨芥だけ脱水して取出すようにするものを
考えた。この分離方式の厨芥処理装置は粉砕室より排出
された厨芥物を脱水用スピンナー面で水と厨芥物とに分
離するが、水といつしよに水分を含んだ汚泥状の厨芥物
がスピンナー面の孔を通過し、排出される。この水分を
含んだ汚泥状の厨芥物は、本体ケースの内壁面に当たり
、水によって下方に洗い流されて排水管へと流されるが
、粉砕された厨芥物より分離される水分は脱水用スピン
ナーの下方側で主に分離されるので、ケース内壁面に付
着した汚泥状の厨芥物はこの付近のみ洗い流され、それ
以上の部分では付着したまま残る問題があった。このた
め、付着した汚泥状の厨芥物が腐敗して臭気を発したり
、間部でうじ虫等が繁殖したりして非常に不衛生である
ばかりでなく、この付着した厨芥物が堆積した後、乾燥
して固まってしまった場合、脱水用スピンナーの孔を覆
い厨芥物が脱水されても水の逃げ場所がなくなり、脱水
されなくなったり、厨芥物の脱水効率が悪化する等の問
題があった。本発明はこのような従来の欠点を解消した
もので、長期間にわたって常に衛生的かつ良好な状態に
維持できるようにしたものである。以下その一実施例を
図面とともに説明すると、１は流し台等の水槽、２はそ
の排出口、３は上記排水口２に取付けた厨芥処理装置の
本体上で、無底筒状に形成するとともにその筒状部３ａ
の下端開□縁には外上方に向って広がるカバー部３ｂが
一体形成してある。
ナーを設けて厨芥だけ脱水して取出すようにするものを
考えた。この分離方式の厨芥処理装置は粉砕室より排出
された厨芥物を脱水用スピンナー面で水と厨芥物とに分
離するが、水といつしよに水分を含んだ汚泥状の厨芥物
がスピンナー面の孔を通過し、排出される。この水分を
含んだ汚泥状の厨芥物は、本体ケースの内壁面に当たり
、水によって下方に洗い流されて排水管へと流されるが
、粉砕された厨芥物より分離される水分は脱水用スピン
ナーの下方側で主に分離されるので、ケース内壁面に付
着した汚泥状の厨芥物はこの付近のみ洗い流され、それ
以上の部分では付着したまま残る問題があった。このた
め、付着した汚泥状の厨芥物が腐敗して臭気を発したり
、間部でうじ虫等が繁殖したりして非常に不衛生である
ばかりでなく、この付着した厨芥物が堆積した後、乾燥
して固まってしまった場合、脱水用スピンナーの孔を覆
い厨芥物が脱水されても水の逃げ場所がなくなり、脱水
されなくなったり、厨芥物の脱水効率が悪化する等の問
題があった。本発明はこのような従来の欠点を解消した
もので、長期間にわたって常に衛生的かつ良好な状態に
維持できるようにしたものである。以下その一実施例を
図面とともに説明すると、１は流し台等の水槽、２はそ
の排出口、３は上記排水口２に取付けた厨芥処理装置の
本体上で、無底筒状に形成するとともにその筒状部３ａ
の下端開□縁には外上方に向って広がるカバー部３ｂが
一体形成してある。
４は上記本体上３の筒状都下端に形成した固定刃、５は
前記本体上３の下部に取付けた厨芥処理装置の本体下で
、隔壁５ａ，５ｂによって分離室６と歯車室７とモータ
室８とに区切ってあり、分離室６には下水に蓮らなる排
水管９が設けてある。
前記本体上３の下部に取付けた厨芥処理装置の本体下で
、隔壁５ａ，５ｂによって分離室６と歯車室７とモータ
室８とに区切ってあり、分離室６には下水に蓮らなる排
水管９が設けてある。
１０‘ま上記本体下５のモー夕室８に設けたモータで、
そのモータ軸１１は隔壁５ａ，５ｂを貫通して分離室６
に臨んでいる。
そのモータ軸１１は隔壁５ａ，５ｂを貫通して分離室６
に臨んでいる。
１２は上記モータ軸１１の先端に固定した回転板で、本
体筒状部３ａの固定刃４下端に位置する如く設けてあり
、その上面には前記固定刃４の内面と対向する回転刃１
３が左右一対設けてある。
体筒状部３ａの固定刃４下端に位置する如く設けてあり
、その上面には前記固定刃４の内面と対向する回転刃１
３が左右一対設けてある。
１４は上記固定刃４の外周を覆う如く分離室６に配設し
た円錐状の脱水用スピンナ−で、その円錐面に多数のス
トット１５を有している。
た円錐状の脱水用スピンナ−で、その円錐面に多数のス
トット１５を有している。
このスピンナー６はその底面に取付けたスピンナー軸１
６を前記モータ軸１１に遊鉄挿して回転自在としてあり
、本体上３の歯車室７に臨む下端部分には歯車１７が固
着してある。そしてこの歯車１７を歯車室７に設けた増
速歯車１８を介して前記モー夕軸１１に固着した駆動歯
車１９に連結し、回転板１２の回転より少し早く回転す
るよう前記モータ１０と連結してある。２０は前記スピ
ンナー６の円錐面に内接する如く配設したブラシ体で、
第３図に示す如く回転板竃２に設けたブラシホルダー２
１に若干の遊びを持たせて取付けてある。
６を前記モータ軸１１に遊鉄挿して回転自在としてあり
、本体上３の歯車室７に臨む下端部分には歯車１７が固
着してある。そしてこの歯車１７を歯車室７に設けた増
速歯車１８を介して前記モー夕軸１１に固着した駆動歯
車１９に連結し、回転板１２の回転より少し早く回転す
るよう前記モータ１０と連結してある。２０は前記スピ
ンナー６の円錐面に内接する如く配設したブラシ体で、
第３図に示す如く回転板竃２に設けたブラシホルダー２
１に若干の遊びを持たせて取付けてある。
２２は前記スピンナー６の外周面に突設した羽根状の突
板で、スピンナー６の回転バランスをくずさないように
配慮して複数個設けてある。
板で、スピンナー６の回転バランスをくずさないように
配慮して複数個設けてある。
そしてこの突板２２はその先端が本体下６の外周内壁に
近接する如く設けてある。２３は前記本体上下３，５の
継目部分に開口させた厨芥放出口、２４はこの厨芥放出
口２３に接続したダストボックスで、ハンドル２５と尾
錠２６とで本体上下３，５に着脱自在としてある。２７
はダストボックス２４内に設けたポリ袋である。
近接する如く設けてある。２３は前記本体上下３，５の
継目部分に開口させた厨芥放出口、２４はこの厨芥放出
口２３に接続したダストボックスで、ハンドル２５と尾
錠２６とで本体上下３，５に着脱自在としてある。２７
はダストボックス２４内に設けたポリ袋である。
上言己構成において、モータ１０を回転させると、回転
板１２と脱水用スピンナー量４が歯車亀７，１８，１９
を介して若干の回転数のズレを持って回転する。
板１２と脱水用スピンナー量４が歯車亀７，１８，１９
を介して若干の回転数のズレを持って回転する。
そして厨芥を排水口２から投入すると、回転板１２上に
落ちた厨芥は、遠心力によって固定刃４の方へはじき飛
ばされ、回転刃１３と固定刃４によって粉砕され「回転
板１２の遠心力によって、固定刃４同志間の間隙Ｔより
脱水用スピンナー１４上に飛ばされる。
落ちた厨芥は、遠心力によって固定刃４の方へはじき飛
ばされ、回転刃１３と固定刃４によって粉砕され「回転
板１２の遠心力によって、固定刃４同志間の間隙Ｔより
脱水用スピンナー１４上に飛ばされる。
なお、固定刃４同志間の間隙ｍは排出口の役目の他に厨
芥物といつしよに流れ込んだ水の水切りをもかねている
。脱水用スピンナ−１４上に飛ばされた厨芥は、高速回
転する脱水用スピンナー１４により脱水されながら上方
へと排出され、排出口２３からダストボックス２４へと
自動的に搬送される。
芥物といつしよに流れ込んだ水の水切りをもかねている
。脱水用スピンナ−１４上に飛ばされた厨芥は、高速回
転する脱水用スピンナー１４により脱水されながら上方
へと排出され、排出口２３からダストボックス２４へと
自動的に搬送される。
この時上記脱水用スピンナー１４で脱水される厨芥は完
全に水と分離されず、脱水用スピンナ−１４の多数のス
リット１５の目を通過して、水分を含んだ汚泥状の厨芥
物が、水といつしよに排出される。
全に水と分離されず、脱水用スピンナ−１４の多数のス
リット１５の目を通過して、水分を含んだ汚泥状の厨芥
物が、水といつしよに排出される。
この水といつしよに排出された汚泥状の厨芥物は本体下
５の内壁面５′に当たり「水によって排水管９へと洗い
流されるが、この水は主に脱水用スピンナ−１４の下方
部から遠心排出されてしまい、本体下５の上方部ではほ
とんど排出されないので本体下５の内壁面５′に付着し
ている厨芥物はほととんど洗い流せない。しかしながら
この厨芥処理装置では脱水スピンナ−１４の外周面に設
けた突板２２が上記本体下の内壁面５′に付着する厨芥
物をかき落すようになり、本体下５の内壁面５′に厨芥
物が付着堆積するようなことはなくなる。
５の内壁面５′に当たり「水によって排水管９へと洗い
流されるが、この水は主に脱水用スピンナ−１４の下方
部から遠心排出されてしまい、本体下５の上方部ではほ
とんど排出されないので本体下５の内壁面５′に付着し
ている厨芥物はほととんど洗い流せない。しかしながら
この厨芥処理装置では脱水スピンナ−１４の外周面に設
けた突板２２が上記本体下の内壁面５′に付着する厨芥
物をかき落すようになり、本体下５の内壁面５′に厨芥
物が付着堆積するようなことはなくなる。
このように本発明によれば、本体ケースの内壁面に汚泥
状の厨芥物が付着するようなことがなくなり、汚泥状の
厨芥物が腐敗して悪臭を発したり、うじ虫等の発生して
不衛生になるようなことがなくなるとともに、付着した
厨芥物が乾燥して固まって脱水用スピンナ−のストリツ
トの孔を覆ぎ、脱水効率を低下することもなくなる等、
その工業的価値は大きなものがある。
状の厨芥物が付着するようなことがなくなり、汚泥状の
厨芥物が腐敗して悪臭を発したり、うじ虫等の発生して
不衛生になるようなことがなくなるとともに、付着した
厨芥物が乾燥して固まって脱水用スピンナ−のストリツ
トの孔を覆ぎ、脱水効率を低下することもなくなる等、
その工業的価値は大きなものがある。
第１図は本発明の一実施例における厨芥処理装置の断面
図、第２図はその粉砕部の斜視図、第３図は同装置の要
部の斜視図である。 ３，５・・・・・・本体、５′・…・・内壁面、４・・
…・固定刃、１３・・・・・・回転刃「 １４・・…・
スピンナー、２２…・・・突板。 第１図 第２図 第３図
図、第２図はその粉砕部の斜視図、第３図は同装置の要
部の斜視図である。 ３，５・・・・・・本体、５′・…・・内壁面、４・・
…・固定刃、１３・・・・・・回転刃「 １４・・…・
スピンナー、２２…・・・突板。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １ 本体内部に固定刃と回転刃からなる粉砕機構を設け
、この粉砕機構の外周に略円錐状の脱水用スピンナーを
配設し、かつこの脱水用スピンナーの外周裏面に羽根状
の突板を設け、この突板を前記本体の内壁面に近接させ
て設けたことを特徴とする厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14947577A JPS607540B2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14947577A JPS607540B2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 厨芥処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5481677A JPS5481677A (en) | 1979-06-29 |
| JPS607540B2 true JPS607540B2 (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=15475953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14947577A Expired JPS607540B2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607540B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2594185B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1997-03-26 | 三洋電機株式会社 | 厨芥処理装置 |
-
1977
- 1977-12-12 JP JP14947577A patent/JPS607540B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5481677A (en) | 1979-06-29 |
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