JPS607227Y2 - 動力掘削機 - Google Patents

動力掘削機

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Publication number
JPS607227Y2
JPS607227Y2 JP1976152594U JP15259476U JPS607227Y2 JP S607227 Y2 JPS607227 Y2 JP S607227Y2 JP 1976152594 U JP1976152594 U JP 1976152594U JP 15259476 U JP15259476 U JP 15259476U JP S607227 Y2 JPS607227 Y2 JP S607227Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission case
gear
hydraulic motor
drive shaft
traveling frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976152594U
Other languages
English (en)
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JPS5370029U (ja
Inventor
三雄 矢野
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP1976152594U priority Critical patent/JPS607227Y2/ja
Publication of JPS5370029U publication Critical patent/JPS5370029U/ja
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Publication of JPS607227Y2 publication Critical patent/JPS607227Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は油圧モーターにより駆動されるクローラ−形走
行装置を装備する動力掘削機に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から動力掘削機のクローラ−形走行装置において、
固定容量形油圧モーターを使用することは公知であった
例えば実開昭50−81516号の如きものがある。
しかし、これら従来の油圧モータ一式の駆動装置におい
ては、変速ケースを走行フレームより延長して固設し、
この変速ケースから突出する駆動軸8にて、無端状履帯
の緊締力を受けていたので、変速ケースを頑丈に構成し
なければならず、又、走行フレームと変速ケースを一体
的に構成しているものが多く、これらの場合には、変速
ケースのみを別の位置で組み立てて後から簡単に走行フ
レームに貼付は固着するということができなかったので
あ。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は、これらの従来形の油圧モーターと、変速ケー
スの支持固定法を改善して、変速ケースは、無端状履帯
の緊締力や引っ張り力を受ける応力支持部材とはせずに
、単に走行フレームに貼設するだけで大きな強度は必要
なく、唯単に変速のみを行なうに足りる強度を持たせれ
ばよいように構成したものである。
に)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、該目的を遠戚する為
の構成を説明すると。
変速ケース11の前端より、駆動歯車7の駆動軸8を外
方へ突出し、変速ケースの後端より固定容量形油圧モー
ター10を同じく外方へ突出固定し、駆動歯車7の前端
近辺まで突出したクローラ一式走行装置4の走行フレー
ム5の内側面に変速ケース11を貼設し、走行フレーム
に設けた開口5a、5bより、駆動軸8、固定容量形油
圧モーター10を無端状履帯6内に突出したものである
(ホ)実施例と作用 本考案の目的、構成は以上の如くであり、次に実施例の
構成と作用を説明すると。
1は動力掘削機の機枠本体で前方に掘削装置2を装着し
ていると共に後方には原動力3を搭載している。
4は機枠本体1の下部両側に装備するクローラ−型走行
装置で、該クローラ−型走行装置4の走行フレーム5の
前側には無端状帯6を巻掛けた駆動歯輪7を駆動軸8に
て軸支している。
9は走行フレーム5の後側に回転自在に設けた遊動輪で
ある。
10は前記駆動歯輪7に接近して走行フレーム5の内側
に装備する固定容量形油圧モーターで前後進変速レバー
により前進、停止、後進変速し、更に高低の変速を行な
う変速ケース11を介して前記駆動歯輪7に連動連結し
ている。
12は油圧モーター10の出力軸で前進又は後進の一定
速度で回転し、変速歯車13を摺動自在に嵌装している
14は中間軸で中間歯車15を遊転状に軸支している。
16は駆動軸8に固着した駆動軸歯車である。
そして、前記変速歯車13には低速歯車17と高速歯車
18が設けられており、また、中間歯車15には低速歯
車19と高速歯車20が設けられている。
21は変速歯車13に嵌装した変速ホーンで変速レバー
22の操作によって該変速歯車13と摺動せしめて中間
歯車15に噛合させて変速を行うものである。
23は変速ホーン21を回持するホーク軸で上記変速ケ
ース11及び変速歯車13並びに中間歯車15などによ
って歯車変速機構Aを構成している。
24は走行フレーム5に変速ケース11を固着するボル
ト、25は変速ケース11の側辺に油圧モーター10を
固着するボルト、25は無端状履帯6のリンクである。
本考案は変速ケース11の前端より、駆動歯輪7の駆動
軸8を外方へ突出し、変速ケースの後端より固定容量形
油圧モーター10を同じく外方へ突出固定し、駆動歯輪
7の前端近辺まで突出したクローラ一式走行装置4の走
行フレーム5の内側面に変速ケース11を貼設し、走行
フレームに設けた開口5a、5bより、駆動軸8、固定
容量形油圧モーター10を無端状履帯6内に突出したも
のである。
本考案は上記のような構成であって、したがって、変速
レバー22を中立位置より低速側に操作すると変速歯車
13の低速歯車17と中間歯車15の低速歯車19が噛
合う。
そして、手元の油圧切換レバー27を操作して油圧モー
ター10に加圧作動油を供給すると該油圧モーター10
は回動しながら変速歯車13及び中間歯車15を介して
駆動軸歯車16に前進又は後進の動力を伝達し、駆動軸
8及び駆動歯輪7を低速で回転させるものである。
したがって動力掘削機は低速で走行することができ同時
に掘削作業を行うことができるものである。
また、変速レバー22を高速側に操作すると変速歯車1
3の高速歯車18と中間歯車15の高速歯車20が噛合
う。
そして、油圧モーター10を作動させると駆動軸8及び
駆動歯輪7は高速で回転腰したがって、動力掘削機は高
速で走行することができて機体の運行に適するものであ
る。
(へ)考案の効果 本考案は以上の如く、変速ケース11の前端より、駆動
歯輪7の駆動軸8を外方へ突出腰変速ケースの後端より
固定容量形油圧モーター1oを同じく外方へ突出固定し
、駆動歯輪7の前端近辺まで突出したクローラ一式走行
装置4の走行フレーム5の内側面に変速ケース11を貼
設し、走行フレームに設けた開口5a、5bより、駆動
軸8、固定容量形油圧モーター10を無端状履帯6内に
突出したので、次のような効果を奏するものである。
第1に走行フレーム5と、変速ケースを別体とし、どち
らも駆動歯輪7の前端まで実生させたので、変速ケース
自体は強度支持部材としての役割を果たす必要がなく、
全体的に肉厚等を薄く構成することができ、変速ケース
の取扱いが容易となる。
第2に走行フレームを延長して、これで主として無端状
履帯の緊締力を受けることができ、従来の如く主として
変速ケースに無端状履帯の緊締力を受けるものではない
ので、変速ケースの取付ボルト24等にガタがくること
がないのである。
第3に走行フレームとは別に変速ケースを外すことがで
きるので、組立て・補修、点検はこの軽く構成された変
速ケースのみを他に移動して行なうことができ、容易に
行なうことができるのである。
第4に変速ケース11と駆動軸8と固定容量形油圧モー
ター10を平面視でコの字形に構成し、走行フレーム5
,5内に突出したので、左右の走行うローラーの内側方
向へ油圧モーターが突出することがなく、盛上った泥土
や石に触れて、油圧モーターが壊れる恐れがなくなった
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る動力掘削機の全体側面図、第2図
は本考案要部の平面断面図、第3図は同側面断面図であ
る。 5・・・・・・走行フレーム、6・・・・・・無端状履
帯、7・・・・・・駆動歯輪、訃・・・・・駆動軸、1
0・・・・・・固定容量形油圧モーター 11・・・・
・・変速ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速ケース11の前端より、駆動歯輪7の駆動軸8を外
    方へ突出し、変速ケースの後端より固定容量形油圧モー
    ター10を同じく外方へ突出固定し、駆動歯車7の前端
    近辺まで突出したクローラ一式走行装置4の走行フレー
    ム5の内側面に変速ケース11を貼設し、走行フレーム
    に設けた開口5a、5bより、駆動軸8、固定容量形油
    圧モーター10を無端状履帯6内に突出したことを特徴
    とする動力掘削機。
JP1976152594U 1976-11-11 1976-11-11 動力掘削機 Expired JPS607227Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152594U JPS607227Y2 (ja) 1976-11-11 1976-11-11 動力掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152594U JPS607227Y2 (ja) 1976-11-11 1976-11-11 動力掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5370029U JPS5370029U (ja) 1978-06-12
JPS607227Y2 true JPS607227Y2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=28760797

Family Applications (1)

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JP1976152594U Expired JPS607227Y2 (ja) 1976-11-11 1976-11-11 動力掘削機

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JP (1) JPS607227Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652091U (ja) * 1979-09-28 1981-05-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652091U (ja) * 1979-09-28 1981-05-08

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Publication number Publication date
JPS5370029U (ja) 1978-06-12

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