JPS6071730A - 金銀糸並びにその製造法 - Google Patents
金銀糸並びにその製造法Info
- Publication number
- JPS6071730A JPS6071730A JP17582283A JP17582283A JPS6071730A JP S6071730 A JPS6071730 A JP S6071730A JP 17582283 A JP17582283 A JP 17582283A JP 17582283 A JP17582283 A JP 17582283A JP S6071730 A JPS6071730 A JP S6071730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- thread
- twisting
- core
- flat foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、撚糸機を用いた新規な金銀糸の製造法に関し
、撚り絡みの優れた特異な風合を有する金銀糸を提供す
るものである。
、撚り絡みの優れた特異な風合を有する金銀糸を提供す
るものである。
従来より金銀糸を製造する場合丸撚機、タスキ撚機、羽
衣撚機等の特殊な撚糸機が使用され、かかる撚糸に際し
ては上下段に給糸される複数の芯糸と平箔糸のうち少な
くとも−・木は撚掛けされない無撚のものが用いられ、
これらの撚糸方法により製造された金銀糸は規則正しい
撚掛けになっているため特徴のない単一的な光沢が得ら
れるのみで単独では妙味のない欠点がある。
衣撚機等の特殊な撚糸機が使用され、かかる撚糸に際し
ては上下段に給糸される複数の芯糸と平箔糸のうち少な
くとも−・木は撚掛けされない無撚のものが用いられ、
これらの撚糸方法により製造された金銀糸は規則正しい
撚掛けになっているため特徴のない単一的な光沢が得ら
れるのみで単独では妙味のない欠点がある。
しかるに本発明はかかる点、芯糸、平箔糸に予め撚掛け
し、かかる撚に対するド撚の条件を特定することによっ
て特徴ある性能、外観、風合を有する金銀糸を得るもの
で、芯糸と撚合された平箔糸に不規則な撚を現出させる
ことによって撚り絡みの優れた特異な風合を有する金銀
糸を得る為、予め下撚された芯糸と平箔糸を用い、これ
を合撚するに際して下撚数に対して40〜70%の範囲
の上撚を施すことを特徴とするものである。
し、かかる撚に対するド撚の条件を特定することによっ
て特徴ある性能、外観、風合を有する金銀糸を得るもの
で、芯糸と撚合された平箔糸に不規則な撚を現出させる
ことによって撚り絡みの優れた特異な風合を有する金銀
糸を得る為、予め下撚された芯糸と平箔糸を用い、これ
を合撚するに際して下撚数に対して40〜70%の範囲
の上撚を施すことを特徴とするものである。
即ち、本発明は、芯糸及び平箔糸に予め撚掛けずことを
特徴とするもので、従って芯糸としてレイヨンフィラメ
ント、ナイロンフィラメントはもとよりポリエステルフ
ィラメント及びそれらの撚糸物、またポリエステルスパ
ン糸、綿糸、各社樹脂加工糸1合繊嵩高糸等を 又、平
箔糸原料としては、一般的な金銀糸素材となる箔シート
及び虹彩シート、即ち、合成樹脂フィイルムに真空蒸着
、スパッタリングなどの方法により金属層を設けたもの
或いは、金、銀、虹彩筒を貼着したもの等を大々単独も
しくは複数組み合わせて用いることができる。更に、こ
れを合撚する方法としては種々の装置を用いることがで
きるが、特に一般的なイタリ一式撚糸機で十分である。
特徴とするもので、従って芯糸としてレイヨンフィラメ
ント、ナイロンフィラメントはもとよりポリエステルフ
ィラメント及びそれらの撚糸物、またポリエステルスパ
ン糸、綿糸、各社樹脂加工糸1合繊嵩高糸等を 又、平
箔糸原料としては、一般的な金銀糸素材となる箔シート
及び虹彩シート、即ち、合成樹脂フィイルムに真空蒸着
、スパッタリングなどの方法により金属層を設けたもの
或いは、金、銀、虹彩筒を貼着したもの等を大々単独も
しくは複数組み合わせて用いることができる。更に、こ
れを合撚する方法としては種々の装置を用いることがで
きるが、特に一般的なイタリ一式撚糸機で十分である。
以下、実施例を挙げて説明する。
〈実施例1〉
芯糸としてポリエステル嵩高糸110d/2 (Z撚紐
撚)を使用、平箔糸は厚み12μ、スリット幅8o切(
1/80寸)、使用。
撚)を使用、平箔糸は厚み12μ、スリット幅8o切(
1/80寸)、使用。
撚数設定:下撚数684T/M、上撚数354T/M撚
糸工程:イタリ一式撚糸機使用 上記条件にて撚糸した結果書られる金銀糸製品は図1に
示す如く芯糸(2)に不規則に平箔糸(1)が巻付き、
撚の密なところは巻付きピッチが狭く撚の疎なところは
巻付きピッチが広い特徴的な撚合わせを示し、撚り絡み
の優れた金銀糸が得られた。
糸工程:イタリ一式撚糸機使用 上記条件にて撚糸した結果書られる金銀糸製品は図1に
示す如く芯糸(2)に不規則に平箔糸(1)が巻付き、
撚の密なところは巻付きピッチが狭く撚の疎なところは
巻付きピッチが広い特徴的な撚合わせを示し、撚り絡み
の優れた金銀糸が得られた。
〈実施例2〉
芯糸、平箔糸の組み合わせは、実施例(1)と同様撚糸
設定:下撚数fli84T/M、上撚数354T/M撚
糸工程:イタリ一式撚糸機使用 以」二のようにして得た糸は第2図に示すように芯糸(
2)に対して平箔糸(1)が埋り込み、しっかりした撚
り絡みを示した。
設定:下撚数fli84T/M、上撚数354T/M撚
糸工程:イタリ一式撚糸機使用 以」二のようにして得た糸は第2図に示すように芯糸(
2)に対して平箔糸(1)が埋り込み、しっかりした撚
り絡みを示した。
以上のように本発明は、従来にない特徴を示すが、更に
以下の如く際だった特徴を有する金銀糸の製造が可能で
ある。
以下の如く際だった特徴を有する金銀糸の製造が可能で
ある。
l、芯糸(1本)/平箔糸(1本)の構成で、しかも芯
糸と平箔糸のからみが従来の羽衣撚り糸とは比較になら
ない程しっかりしている為、ミシン糸として用いたとき
縫製中の撚り抜けを防ぐことができる。
糸と平箔糸のからみが従来の羽衣撚り糸とは比較になら
ない程しっかりしている為、ミシン糸として用いたとき
縫製中の撚り抜けを防ぐことができる。
2、芯糸(2本)/平箔糸(2本)、芯糸(2本)/平
箔糸(1本)、芯糸(1木)/平箔糸(2木)、芯糸(
la本)/平箔糸(la本)等の組み合わせ構成が自由
にとれ芯糸、平箔糸の種類、サイズを選ばぬ自由度の高
さがある。
箔糸(1本)、芯糸(1木)/平箔糸(2木)、芯糸(
la本)/平箔糸(la本)等の組み合わせ構成が自由
にとれ芯糸、平箔糸の種類、サイズを選ばぬ自由度の高
さがある。
3、平箔糸の撚数を不均一に入れることができ、その輝
きが従来にない特殊な効果を出す。
きが従来にない特殊な効果を出す。
4、芯糸の地肌を多く出すことができ、芯糸と平箔糸の
織りなすコントラストが美麗である。
織りなすコントラストが美麗である。
5、芯糸としてミシン糸を用いたとき芯糸の特性である
可縫性、諸物性等をそのまま生かすことができる。
可縫性、諸物性等をそのまま生かすことができる。
尚、本発明に於て下撚数に対して40〜70%の範囲の
上撚を施すことを特定したが、これはこの範囲を外れる
と撚バランス、撚り絡みに於て問題があり、特に、芯糸
に嵩高糸を使用した場合40〜60%、芯糸にフィラメ
ント、フィラメント撚糸、スパン糸を使った場合 50
〜70%上記の点に於て適当である。
上撚を施すことを特定したが、これはこの範囲を外れる
と撚バランス、撚り絡みに於て問題があり、特に、芯糸
に嵩高糸を使用した場合40〜60%、芯糸にフィラメ
ント、フィラメント撚糸、スパン糸を使った場合 50
〜70%上記の点に於て適当である。
以上のように本発明は、下撚を施したいろいろな素材の
組合せによりその撚数、伸び、嵩高性及びこれと上撚と
の関係等様々な要素が複雑に絡み合って、従来にない特
異な金銀糸の製造が可能となるものである。
組合せによりその撚数、伸び、嵩高性及びこれと上撚と
の関係等様々な要素が複雑に絡み合って、従来にない特
異な金銀糸の製造が可能となるものである。
第1図は本発明実施例1により得た金銀糸の斜視図、第
2図は同実施例2により得た金銀糸の斜視図。 (1)−−一平箔糸 (2)’−−−芯糸 特許出順人グンゼ株式会社
2図は同実施例2により得た金銀糸の斜視図。 (1)−−一平箔糸 (2)’−−−芯糸 特許出順人グンゼ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、芯糸と撚合された平箔糸が不規則な撚を有している
ことを特徴とする金銀糸。 2、予め下撚された芯糸と平箔糸を用い、これを合撚す
るに際して下撚数に対して40〜70%の範囲の上撚を
施すことを特徴とする金銀糸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17582283A JPS6071730A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 金銀糸並びにその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17582283A JPS6071730A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 金銀糸並びにその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071730A true JPS6071730A (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=16002826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17582283A Pending JPS6071730A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 金銀糸並びにその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071730A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58203134A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-26 | 安岡 八郎 | 撚り金銀糸及びそれを用いた編織布の製造法 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17582283A patent/JPS6071730A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58203134A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-26 | 安岡 八郎 | 撚り金銀糸及びそれを用いた編織布の製造法 |
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