JPS607146B2 - 油圧制御弁 - Google Patents

油圧制御弁

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JPS607146B2
JPS607146B2 JP14679A JP14679A JPS607146B2 JP S607146 B2 JPS607146 B2 JP S607146B2 JP 14679 A JP14679 A JP 14679A JP 14679 A JP14679 A JP 14679A JP S607146 B2 JPS607146 B2 JP S607146B2
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JP
Japan
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spool
oil
chamber
spring receiver
hydraulic
Prior art date
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Expired
Application number
JP14679A
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English (en)
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JPS5594068A (en
Inventor
良純 西村
邦彦 吉田
憲一 越
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP14679A priority Critical patent/JPS607146B2/ja
Publication of JPS5594068A publication Critical patent/JPS5594068A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、油圧モータに対する圧油の給擬を行なう入
・出力管路とスプール室とを弁本体に設け、スプール室
におさめたスプールを氏油により摺動させて油圧モータ
を作動させる油圧制御弁に関する。
・一般に慣性負荷を受ける油圧回
路で油圧モータを停止させる場合には、油圧ポンプから
の圧油の供給が断たれると同時に油圧モー外こ対する圧
油絵排口を急速に遮断し、また、外的負荷が油圧モータ
に作用している時には、キヤビテーション防止の見地か
ら、供給圧油が十分な場合のみ圧油排出路を開く機能を
そなえたカゥンタバランス弁を油圧モータと油圧ポンプ
との間に組みこんでいる。
つぎに、上記のような従来の油圧系統の一例を第3図に
より説明する。
弁本体4の中央部にはスプール室17が設けられ、周壁
部には油路11,11′、油溝12,12′が設けられ
ており、スプール室17には鞠方向に摺動できるように
スプール5がおさめられている。
スプール5には二つの弁室、油溝13,13′、その他
の瓶穴が設けられており、弁室にはそれぞれポベツト弁
7,7′とそのボベット弁を押圧するばね16,16′
とがおさめられている。スプール5の端部にはばね受け
部18,18′が形成されており、そのばね受け部18
,18′と弁本体4の内壁端部との間にはそれぞればね
6,6′がばね受け24,24′を介して取付けられて
いる。スプール5の端面はそれぞれ油室10,10′に
対面している。油圧ポンプ1の吐出側と油タンク15と
は油圧切換弁2に接続され、油圧切襖弁2と油路1 1
,11′とは入力管路8,8′を介して連結されている
油溝12,12′は出力管路9,9′を介して油圧モー
タ3に接続されている。油圧切換弁2が図示の中立位置
川こあるときには、スプール5は中央位置に維持されて
いる。
油圧切換弁2を操作して1の位置に切換えると、油圧ポ
ンプ1からの吐出油は油圧切換弁2、入力管路8、ポベ
ット弁7の弁室に入り、ポベット弁7を開いて出力管路
9から油圧モ−夕に供給される。それとともに、圧油が
油路11を経て油室10‘こ入り、ばね6′に抗してス
プール5を右方向に移動させる。それにより、それまで
スプール5により蓮通を断たれていた油溝12′と油溝
13′とがつらなり、出力管路9′と入力管路8′とが
つらなる。このようにして油圧モータ3が回転させられ
る。油圧切襖弁2をmの位置に切換えると、スプール5
が逆に左方向に移動させられ、前記と同様にして油圧モ
ータ3が反対方向に回転させられる。
油圧切襖弁2を中立位置川こ戻すと、入力管路8又は8
′に送られていた圧油は、油タンク15に戻され、スプ
ール6がばね6′又は6の反力により図示の状態に押し
戻され、油圧モータ3の回転は停止する。このように、
油圧モータ3の回転に際しては、圧油供給ボートの圧力
がスプール5の端部のばね6,6′により決定され、圧
油供給ボートのキャビテーションを防止するようになっ
ているが、その効果を十分に発揮させるためには、圧油
の戻り側の開度、すなわち、油簿12′と13′又は油
溝12と13との開度割合し、を安定的に厳密に制御す
る必要がある。
一般に油路11,11′を大きくすることは、上記の開
度割合の制御が安定しにくくなる不具合いを生じやすい
ので、油路11,11′に絞り14,14′を設ける場
合がある。この場合には油室10又は10′に流出入す
る圧油の速度が遅くなり、スプール5の動きに遅れが生
じて供給圧油の停止後にも一時的に排油路の閉塞が遅れ
、キャビテーションを発生する。前述のことを解決した
カゥンタバランス弁を、本願出願人が既に、袴関昭53
一77974号によって提供している。
これは、パイロット室に突入されるスプールの端部に、
チェック弁を備えたピストンを夫々摺動可能に挿入し、
前記スプールの端部が弁本体の内壁に当援する時にのみ
、前記ピストンによってダンピング作用を生じさせる構
成となっている。この構成の場合、スプールの端部に該
スプールの藤心に沿わせたピストン挿入穴を設ける必要
があるとともに、その挿入穴とピストンの摺動面との隙
間によってダンピング作用を行なうため隙間の管理が重
要になり、隙間が大きいとダンピング作用が小さく、隙
間が小さいとピストンの摺動性が悪くなってステツクを
起こす。また前記スプールの鞄心に対してピストン挿入
穴の平行度が悪いとピストンがやはりステックを起こす
。このことから、スプールの端部に設けるピストン挿入
穴の加工がたいへん難しいという問題点がある。この発
明は上記の問題点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、構造及び加工が簡単で、かつ、油圧モータ
を作動させる方向へのスプール切換時に従来よりさらに
大きなダンピング効果を発揮することができ、その復帰
時にはダンピング効果の大きさには関係なく油の自由排
出により急速に復帰させることができる応答性の高い油
圧制御弁を提供することにある。上記の目的を達成する
ために、本発明の油圧制御弁において、箱形状に形成さ
せたばね受けの開□する側をスプールの端面側に向かせ
て配置すると共に、該ばね受けの閉口側の端面をスプー
ルのパイロット室である油室の壁面及びスプールの端面
に当接させ、前記ばね受け及び前記スプールの端面によ
って形成されるダンピング油室をばね受け外部の前記油
室に運速させる絞り油穴をばね受けに設けたことを特徴
とする。
以下この発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図において第3図と同じ符号を付けたものは、同じ
ものもしくは同等のものを示している。弁本体4におさ
めたスプール5の両端には、ばね受け19,19′が設
けられ、ばね受け19,19′はばね6,6′により、
スプール室17と油室10,10′とによって形成され
た弁本体4の段付部22,22′にそれぞれ密着されて
いる。
ばね受け19,19′のスプール5側にはダンピング油
室21,21′が設けられ、ダンピング油室21,21
′と油室10,10′とはそれぞれ絞り油穴20,20
′により導通されている。油圧切換弁2を中立位置Dか
ら1の位置に切換えて油圧ポンプ1の吐出圧油を入力管
路8‘こ導くと、その圧油はポベット弁7を押し動かし
、出力管路9から油圧モータ3に供給される。それとと
もに油室10にも油路11を通って圧油が入る。油室1
01こ入った圧油は、ばね受け19の絞り油穴20より
ダンピング油室21に入り、スブ−ル5を右方向にダン
ピング効果を示しながら摺動させる。油圧切換弁2の操
作により入力管路8への圧油の供給が断たれると、スプ
ール5はばね6′の反力により図に示す状態に戻される
スプール5が中央位置より右方向に移動している場合の
スプール5により圧縮されているばね6′のばね力F′
は、ばね受け19を弁本体4の段付部に押し付けている
ばね6のばね力Fより大きく、スプール5が中央位置に
なるまでF<F′なる関係が続く。
この場合、中央位置に戻ろうとしたスプール5の左端の
圧油は、ばね受け19を押圧して弁本体4の段付部とば
ね受け19との間に間隙を形成すると共に、この部分よ
り油室10へ戻される。
これによりスプール5は、ばね受け19の絞り油穴20
のダンピング作用をうけることなく急速に戻る。油圧切
換弁2をmの位置に切換えた場合も上記と同様の作動が
行なわれる。
また、第2図に示すように、弁本体4の段付部22に油
溝23を付け加えることにより初期にばね受け19に作
用する圧油の受圧面積を大きくできるため、スブール5
の戻り速度をより急速、かつ、確実に行なわせることが
できる。
以上説明したように、この発明の油圧制御弁によれば、
ダンピング機構を絞り油穴を設けたばね受けとスプール
の端面及び弁本体の内壁面とにより構成したので、隙間
管理の必要な摺動面がなく、構造及び加工が簡単である
また、油圧モータを作動させる方向へのスプールの作動
時にすぐにダンピング作用が得られるので、大きなダン
ピング効果を発揮することができ、またその復帰時には
そのダンピング効果の大きさには関係なく油の自由排出
により急速に復帰させることができるので、応答性の高
いものが得られるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による油圧制御弁を組みこんだ圧油系
統を示す図、第2図は第1図における油圧制御弁の一部
を示す拡大断面図、第3図は従来の油圧制御弁を組みこ
んだ圧油系統を示す図である。 1…・・・油圧ポンプ、2…・・・油圧切換弁、3・・
・…油圧モータ、4……弁本体、5……スプール、6,
6′16,16′…・・・ばね、7,7′……ポベツト
弁、10,10′・…・・油室、11,11′……油路
、12,12′,13,13′,23・・…・油溝、1
5……油タンク、17……スプール室、18,18′,
19,19′…・・・ばね受け、20,20′・…・・
絞り油穴、21,21′・・・・・・ダンピング油室、
22・…・・段付部。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧ポンプ又は油タンクにそれぞれ接続させた2つ
    の入力管路及び油圧モータに接続させた2つの出力管路
    を開口させたスプール室と、スプール室に摺動できるよ
    うにおさめられ、かつ、入力管路及び出力管路を連通さ
    せるための油溝及び入力管路から出力管路へのみ流入を
    許すポペツト弁を備えたスプールと、スプール室におけ
    るスプールの両端側にそれぞれ配置させた油室と、油室
    を油圧ポンプ又は油タンクに接続させた油路と、スプー
    ルをばね受けを介して中央方向に押圧するために油室に
    挿入させたばねとを備えた油圧制御弁において、箱形状
    に形成させたばね受けの開口する側を前記スプールの端
    面側に向かせて配置すると共に、該ばね受けの開口側の
    端面を前記油室の壁面及び前記スプールの端面に当接さ
    せ、前記ばね受け及び前記スプールの端面によって形成
    されるダンピング油室をばね受け外部の前記油室に連通
    させる絞り油穴をばね受けに設けたことを特徴とする油
    圧制御弁。
JP14679A 1979-01-08 1979-01-08 油圧制御弁 Expired JPS607146B2 (ja)

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JP14679A JPS607146B2 (ja) 1979-01-08 1979-01-08 油圧制御弁

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JPS5594068A JPS5594068A (en) 1980-07-17
JPS607146B2 true JPS607146B2 (ja) 1985-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724190B2 (ja) * 1986-07-23 1995-03-15 日本電気株式会社 ガス放電表示装置

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