JPS6069275A - 密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ - Google Patents
密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプInfo
- Publication number
- JPS6069275A JPS6069275A JP17630983A JP17630983A JPS6069275A JP S6069275 A JPS6069275 A JP S6069275A JP 17630983 A JP17630983 A JP 17630983A JP 17630983 A JP17630983 A JP 17630983A JP S6069275 A JPS6069275 A JP S6069275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- temperature
- cooling
- vane
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/36—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication
- F16N7/366—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication with feed by pumping action of a vertical shaft of the machine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は空気調和機や冷凍機などに組み込まれる密閉
型電動圧縮機に係り、特に密閉型電動圧縮機の圧縮機本
体の下部に取付けられる冷却用ポンプの改良に関する。
型電動圧縮機に係り、特に密閉型電動圧縮機の圧縮機本
体の下部に取付けられる冷却用ポンプの改良に関する。
従来の密閉型電動圧縮機は密閉ケーシング内に電動部と
圧縮部を備えた圧縮機本体を収容しており、この圧縮機
本体は、第1図に示すように下部に軸受等を油潤滑する
オイルポンプ1とともに冷却用ポンプ2が設けられてい
る。冷却用ポンプ2は、圧縮機本体の副軸受3に装着さ
れたポンプカバー4と、上記副軸受3に支持された回転
シャフト5の下端面に設けられたポンプ羽根6と、ポン
プカバー4の周側面に取付けられたポンプパイプ7とか
ら構成され、上記回転シャツ150回転によシポンプ羽
根6が回動し、ポンプ作用をするようになっている。
圧縮部を備えた圧縮機本体を収容しており、この圧縮機
本体は、第1図に示すように下部に軸受等を油潤滑する
オイルポンプ1とともに冷却用ポンプ2が設けられてい
る。冷却用ポンプ2は、圧縮機本体の副軸受3に装着さ
れたポンプカバー4と、上記副軸受3に支持された回転
シャフト5の下端面に設けられたポンプ羽根6と、ポン
プカバー4の周側面に取付けられたポンプパイプ7とか
ら構成され、上記回転シャツ150回転によシポンプ羽
根6が回動し、ポンプ作用をするようになっている。
しかしながら、冷却用ポンプ2のポンプ羽根6は羽根部
が切り起された状態で固定され、回転シャツ150回転
により常にポンプ作用し、圧縮機本体の高温部を冷却す
るようになっている。このため、圧縮機の起動時や冬期
の低負荷運転時のように機内温度が低下しても冷却用ポ
ンプ2のポンプ作用により貯溜冷却油を供給するため、
その分だけ余分な仕事をし、電力消費量が割高になって
いた。特に、温度が低下すると、貯溜冷却油の粘性が増
大し、ポンプ羽根2の抵抗が大きく、仕事量が増加する
。
が切り起された状態で固定され、回転シャツ150回転
により常にポンプ作用し、圧縮機本体の高温部を冷却す
るようになっている。このため、圧縮機の起動時や冬期
の低負荷運転時のように機内温度が低下しても冷却用ポ
ンプ2のポンプ作用により貯溜冷却油を供給するため、
その分だけ余分な仕事をし、電力消費量が割高になって
いた。特に、温度が低下すると、貯溜冷却油の粘性が増
大し、ポンプ羽根2の抵抗が大きく、仕事量が増加する
。
また、液冷媒が冷却油に混入した液寝込み状態のとき、
圧縮機を起動させると、回転ンヤ7ト5の回転と一体的
にポンプ羽根が回転し、貯溜冷却油を撹拌し、拡散する
ため、冷却油中に溶存している液冷媒が発泡し、いわゆ
るホーミング現象が惹起され、冷却用ポンプやオイルポ
ンプのポンプ機能が低下する等の問題があった。
圧縮機を起動させると、回転ンヤ7ト5の回転と一体的
にポンプ羽根が回転し、貯溜冷却油を撹拌し、拡散する
ため、冷却油中に溶存している液冷媒が発泡し、いわゆ
るホーミング現象が惹起され、冷却用ポンプやオイルポ
ンプのポンプ機能が低下する等の問題があった。
この発明は上述した点を考慮し、不必要時に冷却油の供
給を停止して消費電力を節約可能なものとするとともに
、液冷媒の寝込起動時のホーミングを極力押え、ポンプ
機能の低下を未然に防止するようにした密閉型電動圧縮
機の冷却用ポンプを提供することを目的とする。
給を停止して消費電力を節約可能なものとするとともに
、液冷媒の寝込起動時のホーミングを極力押え、ポンプ
機能の低下を未然に防止するようにした密閉型電動圧縮
機の冷却用ポンプを提供することを目的とする。
この発明に係る密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプは、上
述した目的を達成するために、密閉ケーシング内に電動
部と圧縮部を備えた圧縮機本体を収容し、上記圧縮機本
体の高温部に貯溜冷却油を供給するものにおいて、前記
圧縮機本体の下端部にポンプケースを装着し、このポン
プケース内に収容されるポンプ羽根を回転シャフトの下
端部に設けてなり、上記ポンプ羽根は、ポンプ作用をす
る羽根切起し位置とポンプ作用をしない羽根倒伏位置と
の間を冷却油温度によって選択的にとるように、温度変
形材料で構成したものである。
述した目的を達成するために、密閉ケーシング内に電動
部と圧縮部を備えた圧縮機本体を収容し、上記圧縮機本
体の高温部に貯溜冷却油を供給するものにおいて、前記
圧縮機本体の下端部にポンプケースを装着し、このポン
プケース内に収容されるポンプ羽根を回転シャフトの下
端部に設けてなり、上記ポンプ羽根は、ポンプ作用をす
る羽根切起し位置とポンプ作用をしない羽根倒伏位置と
の間を冷却油温度によって選択的にとるように、温度変
形材料で構成したものである。
この発明の冷却用ポンプは密閉ケーシング内の機内温度
が低く、貯溜冷却油が低温状態に維持されているとき、
ポンプ羽根は羽根倒伏位置に保たれてポンプ作用をせず
、一方、冷却油が高温時にはポンプ羽根は羽根切起し位
置に保持され、回転シャフトの回転によりポンプ作用を
し、圧縮根本体の高温部を積極的に冷却するようにした
ものである0 〔発明の実施例〕 以下、この発明の好ましい実施例について添付図面を参
照して説明する。
が低く、貯溜冷却油が低温状態に維持されているとき、
ポンプ羽根は羽根倒伏位置に保たれてポンプ作用をせず
、一方、冷却油が高温時にはポンプ羽根は羽根切起し位
置に保持され、回転シャフトの回転によりポンプ作用を
し、圧縮根本体の高温部を積極的に冷却するようにした
ものである0 〔発明の実施例〕 以下、この発明の好ましい実施例について添付図面を参
照して説明する。
第2図はこの発明に係る冷却用ポンプを備えた密閉型電
動圧縮機を示し、図中符号10は密閉型電動圧縮機の密
閉ケーシングである。この密閉ケーシング10内には電
動部11と圧縮部12を一体的に有する圧縮機本体13
が収容されてお9、この圧縮機本体13は密閉ケーシン
グ10の周壁に複数の支持スプリング14により弾性保
持される。密閉ケーシング10の底部には圧縮機本体1
3の高温部や潤滑部を冷却し、潤滑する冷却油15が貯
部されている。
動圧縮機を示し、図中符号10は密閉型電動圧縮機の密
閉ケーシングである。この密閉ケーシング10内には電
動部11と圧縮部12を一体的に有する圧縮機本体13
が収容されてお9、この圧縮機本体13は密閉ケーシン
グ10の周壁に複数の支持スプリング14により弾性保
持される。密閉ケーシング10の底部には圧縮機本体1
3の高温部や潤滑部を冷却し、潤滑する冷却油15が貯
部されている。
一方、圧縮機本体13の下端部には、第3図に示すよう
に副軸受18が設けられる。この副軸受18は図示しな
い主軸受とともに回転シャフトとしてのクランクシャフ
ト19を回転自在に支持している。
に副軸受18が設けられる。この副軸受18は図示しな
い主軸受とともに回転シャフトとしてのクランクシャフ
ト19を回転自在に支持している。
クランクシャフト19の下部にはクランク部等のシャフ
ト潤滑部を潤滑するオイルポンプ加が形成される。オイ
ルポンプ加はクランクシャフト19回転による遠心力に
より冷却油を汲み上げ、汲み上げられた冷却油をシャフ
ト潤滑部に供給して潤滑し、クランクシャフト19の焼
き付きや焼損を未然に防止している。
ト潤滑部を潤滑するオイルポンプ加が形成される。オイ
ルポンプ加はクランクシャフト19回転による遠心力に
より冷却油を汲み上げ、汲み上げられた冷却油をシャフ
ト潤滑部に供給して潤滑し、クランクシャフト19の焼
き付きや焼損を未然に防止している。
また、圧縮機本体13の下端部には遠心ポンプタイプの
冷却用ポンプnが設けられており、この冷却用ポンプn
は貯溜冷却油15内に浸種している。
冷却用ポンプnが設けられており、この冷却用ポンプn
は貯溜冷却油15内に浸種している。
冷却用ポンプnは副軸受18の下端部に装着されたポン
プケース久を有し、仁のポンプケースnと副軸受18の
下端面との間にポンプ室冴が画成される。
プケース久を有し、仁のポンプケースnと副軸受18の
下端面との間にポンプ室冴が画成される。
ポンプ室囚内にはポンプ羽根5が収容される。このポン
プ羽根部はクランクシャフト19の下端面を覆うカバー
ベース部に一体成形される。
プ羽根部はクランクシャフト19の下端面を覆うカバー
ベース部に一体成形される。
前記ポンプケース久の中央底部には吸込口nが穿設され
る一方、ポンプケースおの周側壁にポンプパイプ部が取
付けられている。このポンプパイプ部は、第2図に示す
パルプカバー四の周辺を迂回して吐出マフラ加に延びて
おシ、吐出マフラー周辺部等の圧縮機本体13の高温部
に接続される。
る一方、ポンプケースおの周側壁にポンプパイプ部が取
付けられている。このポンプパイプ部は、第2図に示す
パルプカバー四の周辺を迂回して吐出マフラ加に延びて
おシ、吐出マフラー周辺部等の圧縮機本体13の高温部
に接続される。
ところで、ポンプ羽根δは形状記憶合金やバイメタル等
の温度変化材料で構成され、第4図(4)に示すように
カバーベースあに周方向に複数の舌片状切込み31を入
れることにより形成される。カバーベース部にはオイル
ポンプ乙の吸込口おが中央に形成されている。
の温度変化材料で構成され、第4図(4)に示すように
カバーベースあに周方向に複数の舌片状切込み31を入
れることにより形成される。カバーベース部にはオイル
ポンプ乙の吸込口おが中央に形成されている。
しかして、ポンプ羽根部は貯溜冷却油の温度の影響を受
けて熱変形し、冷却油温度が低いとき、第4図(4)に
示すようにポンプ作用をしない羽根倒伏位置に保たれ、
冷却油温度が上昇するとポンプ羽根25Fi次第に切起
される。そして、冷却油温度が高温のとき、垂直に切シ
起こされてポンプ羽根5は、第4図(B)に示すように
羽根部がカッマー榛−スがと垂直になるように位置され
る。第4図ω)に示す状態でポンプ羽根25けポンプ作
用をし、ポンプケースnの中央底部からポンプ室別に吸
い込まれた冷却油をポンプパイプ部に吐出するようにな
っている。
けて熱変形し、冷却油温度が低いとき、第4図(4)に
示すようにポンプ作用をしない羽根倒伏位置に保たれ、
冷却油温度が上昇するとポンプ羽根25Fi次第に切起
される。そして、冷却油温度が高温のとき、垂直に切シ
起こされてポンプ羽根5は、第4図(B)に示すように
羽根部がカッマー榛−スがと垂直になるように位置され
る。第4図ω)に示す状態でポンプ羽根25けポンプ作
用をし、ポンプケースnの中央底部からポンプ室別に吸
い込まれた冷却油をポンプパイプ部に吐出するようにな
っている。
次に1この発明の作用について説明する。
密閉型圧縮機の起動時や冬期の低負荷運転時のように、
密閉ケーシング10内の機内温度が低く、冷却油温度が
低温に保たれているときには、ポンプ羽根25は第4図
■に示すように羽根倒伏位置に保たれる。したがって、
冷却用ポンプρはポンプ作用をせず、冷却油15中に液
冷媒が混入していても、冷却油15はポンプ羽根部によ
る撹拌作用を受けないので拡散したり、発泡したシする
ことがなく、フォーミング現象の発生を未然にかつ有効
的に防止できる。また、圧縮機本体13の底部は貯溜冷
却油15に浸漬しているので、クランクシャフト19の
回転によりオイルポンプ加は遠心力作用を受けてポンプ
作用をし、冷却油をシャフト潤滑部に供給し、潤滑して
いる。その際、貯溜冷却油にホーミング現象が生じるこ
とが少ないので、冷却油(潤滑油)はオイルポンプ加に
よシ有効的に潤滑され、そのポンプ機能を損なうことも
ない。
密閉ケーシング10内の機内温度が低く、冷却油温度が
低温に保たれているときには、ポンプ羽根25は第4図
■に示すように羽根倒伏位置に保たれる。したがって、
冷却用ポンプρはポンプ作用をせず、冷却油15中に液
冷媒が混入していても、冷却油15はポンプ羽根部によ
る撹拌作用を受けないので拡散したり、発泡したシする
ことがなく、フォーミング現象の発生を未然にかつ有効
的に防止できる。また、圧縮機本体13の底部は貯溜冷
却油15に浸漬しているので、クランクシャフト19の
回転によりオイルポンプ加は遠心力作用を受けてポンプ
作用をし、冷却油をシャフト潤滑部に供給し、潤滑して
いる。その際、貯溜冷却油にホーミング現象が生じるこ
とが少ないので、冷却油(潤滑油)はオイルポンプ加に
よシ有効的に潤滑され、そのポンプ機能を損なうことも
ない。
また、密閉型電動圧縮機の運転により、例えば圧縮比が
大きくな如、冷媒循環量が減少すると、内部吐出ガス温
度が上昇し、圧縮部12からの熱伝達を受けて機内温度
や冷却油温度が上昇する。この温度上昇により冷却油1
5中に浸漬しているポンプ羽根5は、第4図の)に示す
ように温度変化してポンプ作用をするようになる。冷却
用ポンプ部のポンプ作用により、貯溜冷却油は、ポンゾ
ノイプー公を経て吐出マフラー加周辺部等の圧縮機本体
13の高温部に供給され、この高温部を積極的に冷却し
ている。その際、貯溜冷却油15は温度上昇しているの
で油の粘性が減少しており、冷却用ポンプnのポンプ機
能を行なう仕事量は小さくてすむ。
大きくな如、冷媒循環量が減少すると、内部吐出ガス温
度が上昇し、圧縮部12からの熱伝達を受けて機内温度
や冷却油温度が上昇する。この温度上昇により冷却油1
5中に浸漬しているポンプ羽根5は、第4図の)に示す
ように温度変化してポンプ作用をするようになる。冷却
用ポンプ部のポンプ作用により、貯溜冷却油は、ポンゾ
ノイプー公を経て吐出マフラー加周辺部等の圧縮機本体
13の高温部に供給され、この高温部を積極的に冷却し
ている。その際、貯溜冷却油15は温度上昇しているの
で油の粘性が減少しており、冷却用ポンプnのポンプ機
能を行なう仕事量は小さくてすむ。
しかして、密閉型電動圧縮機の運転継続により冷媒循環
量が増加するか、あるいは圧縮機が停止して吐出ガス冷
媒温度が低下して油温も低下すると、ポンプ羽根6は第
4図囚に示すように羽根倒伏位置に持ち来たされ、ポン
プ作用が停止され、冷却油の圧縮機本体13高温部への
供給が停止される。
量が増加するか、あるいは圧縮機が停止して吐出ガス冷
媒温度が低下して油温も低下すると、ポンプ羽根6は第
4図囚に示すように羽根倒伏位置に持ち来たされ、ポン
プ作用が停止され、冷却油の圧縮機本体13高温部への
供給が停止される。
なお、この発明の一実施例の説明においては冷却用ポン
プのポンプ羽根をカパーペー、X、K 一体成形した例
について説明したが、必ずしも一体成形する必要がなく
、第5図に示すようにポンプ羽根あの基部をカバーベー
ス36に溶接等により固定したものでもよい。この場合
には、ポンプ羽根は、第6図(A)、03)に示すよう
に羽根部分だけを形状記憶合金やバイメタル等の温度変
形材料で形成すればよい。
プのポンプ羽根をカパーペー、X、K 一体成形した例
について説明したが、必ずしも一体成形する必要がなく
、第5図に示すようにポンプ羽根あの基部をカバーベー
ス36に溶接等により固定したものでもよい。この場合
には、ポンプ羽根は、第6図(A)、03)に示すよう
に羽根部分だけを形状記憶合金やバイメタル等の温度変
形材料で形成すればよい。
以上に述べたようKこの発明に係る密閉型電動圧縮機の
冷却用ポンプにおいては、圧縮機本体の下端部にIンプ
ケースを装着し、このポンプケース内に収容されるポン
プ羽根を回転シャフトの下端部に設け、上記ポンプ羽根
はポンプ作用をする羽根切起し位置とポンプ作用をしな
い羽根倒伏位置との間を冷却油温度によって選択的にと
るように1温度変形材料で構成されたから、圧縮機起動
時や冬期の低負荷運転時のように、機内温度が低く、油
温も低いときKは、ポンプ羽根は羽根倒伏位置に持ち来
たされてポンプ作用をしない。したがって、冷却油中に
液冷媒が混入していても、ポンプ羽根によって貯溜冷却
油は撹拌されないから、フォーミンク現象の発生を未然
Kかつ有効的に防止でき、オイル4ンプのポンプ機能を
損うこともない。この貯溜冷却油の油温か低いとき、冷
却用ポンプはポンプ作用をしないので、消費電力を効果
的に節約することができる。
冷却用ポンプにおいては、圧縮機本体の下端部にIンプ
ケースを装着し、このポンプケース内に収容されるポン
プ羽根を回転シャフトの下端部に設け、上記ポンプ羽根
はポンプ作用をする羽根切起し位置とポンプ作用をしな
い羽根倒伏位置との間を冷却油温度によって選択的にと
るように1温度変形材料で構成されたから、圧縮機起動
時や冬期の低負荷運転時のように、機内温度が低く、油
温も低いときKは、ポンプ羽根は羽根倒伏位置に持ち来
たされてポンプ作用をしない。したがって、冷却油中に
液冷媒が混入していても、ポンプ羽根によって貯溜冷却
油は撹拌されないから、フォーミンク現象の発生を未然
Kかつ有効的に防止でき、オイル4ンプのポンプ機能を
損うこともない。この貯溜冷却油の油温か低いとき、冷
却用ポンプはポンプ作用をしないので、消費電力を効果
的に節約することができる。
また、圧縮機の運転継続にょシ機内温度が上昇し、油温
が上がると、ポンプ羽根は熱変形を受けて切り起され、
ポンプ作用をするようになる。このときには、貯溜冷却
油の温度も高く、油の粘性も充分に低下しているので、
ポンプ羽根回転に要する電力が少なくてすみ、省エネル
ギ型の冷却用ポンプを提供できる。
が上がると、ポンプ羽根は熱変形を受けて切り起され、
ポンプ作用をするようになる。このときには、貯溜冷却
油の温度も高く、油の粘性も充分に低下しているので、
ポンプ羽根回転に要する電力が少なくてすみ、省エネル
ギ型の冷却用ポンプを提供できる。
第1図は密閉型電動圧縮機に取付けられる従来の冷却用
ポンプを示す図、第2図はこの発明に保体の下部に取付
けられたこの発明の冷却用ポンプの一実施例を示すもの
で第2図のA部の拡大図、第4図■およびの)は冷却用
ポンプのポンプ羽根の羽根倒伏位置および羽根切起し位
置をそれぞれ示す側面図および底面図、第5図はこの発
明の変形例を示すポンプ羽根の側面図、第6図(4)お
よび田)は第5図に示すポンプ羽根の羽根部分の変形状
態を示す部分図である。 10・・・密閉ケーシング、11・・・電動部、12・
・・圧縮部、13・・・圧縮機本体、15・・・貯溜冷
却油、18・・・副軸受、19・・・クランクシャフト
(回転シャフト)、加・・・オイルポンプ、n・・・冷
却用ポンプ、n・・・ポンプカバー、冴・・・ポンプ室
、25.35・・・ポンプ羽根、26.36・・・カバ
ーベース、Z・・・ポンプノ臂イフ。 出願人代理人 波 多 野 久 9誦1“1 特開[]]a60−692755) 第4図 ::鮨昔−−黒ト3 第6図
ポンプを示す図、第2図はこの発明に保体の下部に取付
けられたこの発明の冷却用ポンプの一実施例を示すもの
で第2図のA部の拡大図、第4図■およびの)は冷却用
ポンプのポンプ羽根の羽根倒伏位置および羽根切起し位
置をそれぞれ示す側面図および底面図、第5図はこの発
明の変形例を示すポンプ羽根の側面図、第6図(4)お
よび田)は第5図に示すポンプ羽根の羽根部分の変形状
態を示す部分図である。 10・・・密閉ケーシング、11・・・電動部、12・
・・圧縮部、13・・・圧縮機本体、15・・・貯溜冷
却油、18・・・副軸受、19・・・クランクシャフト
(回転シャフト)、加・・・オイルポンプ、n・・・冷
却用ポンプ、n・・・ポンプカバー、冴・・・ポンプ室
、25.35・・・ポンプ羽根、26.36・・・カバ
ーベース、Z・・・ポンプノ臂イフ。 出願人代理人 波 多 野 久 9誦1“1 特開[]]a60−692755) 第4図 ::鮨昔−−黒ト3 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、密閉ケーシング内に電動部と圧縮部を備えた圧縮機
本体を収容し、上記圧縮機本体の高温部に貯溜冷却油を
供給する密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプにおいて、前
記圧縮機本体の下端部にポンプケースを装着し、このポ
ンプケース内に収容されるポンプ羽根を回転シャフトの
下端部に設けてなり、上記ポンプ羽根は、ポンプ作用を
する羽根切起し位置とポンプ作用をしない羽根倒伏位置
との間を冷却油温度によって選択的にとるように、温度
変形材料で構成されたことを特徴とする密閉型電動圧縮
機の冷却用ポンプ0 2、ポンプケースは圧縮機本体の下端部に設けられた副
軸受に装着され、この副軸受に支持された回転シャフト
の下端部にポンプ羽根が設けられた特許請求の範囲第1
項に記載の密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ。 3、ポンプ羽根は形状記憶合金あるいはバイメタルで形
成された特許請求の範囲第1項に記載の密閉型電動圧縮
機の冷却用ポンプ。 4、回転シャフトの下端面を覆うようにカバーペースが
一体的に装着され、このカバーペースにポンプ羽根を複
数枚切り起し可能に一体成形した特許請求の範囲第2項
に記載の密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ。 5、回転シャフトの下端面を覆うようにカバー4−スが
一体的に装着され、このカバーペースにポンプ羽根の基
部が溶接等により固着され、ポンプ羽根の羽根部は温度
変形材料で構成された特許請求の範囲第2項に記載の密
閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17630983A JPS6069275A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17630983A JPS6069275A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069275A true JPS6069275A (ja) | 1985-04-19 |
Family
ID=16011328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17630983A Pending JPS6069275A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 密閉型電動圧縮機の冷却用ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009092147A1 (en) | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Whirlpool S.A. | Oil pump for a refrigeration compressor |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP17630983A patent/JPS6069275A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009092147A1 (en) | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Whirlpool S.A. | Oil pump for a refrigeration compressor |
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