JPS6068194A - 溶接用無軌条自走台車 - Google Patents
溶接用無軌条自走台車Info
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- JPS6068194A JPS6068194A JP17571783A JP17571783A JPS6068194A JP S6068194 A JPS6068194 A JP S6068194A JP 17571783 A JP17571783 A JP 17571783A JP 17571783 A JP17571783 A JP 17571783A JP S6068194 A JPS6068194 A JP S6068194A
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- Japan
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- welding
- cart
- torch
- carriage
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、箱形構造物の水平隅肉溶接に適する無軌条自
走台車に関する。
走台車に関する。
船体の溶接では箱形に組立てられた&VJ板の隅部を溶
接する作業が非常に多い。第1図はその一例を示す図で
、10は水平部材で船底となる部分であり、11.12
は垂直部材で補強材である。縦、横に延びる垂直部材1
1.12と水平底板部材10は直方体状の箱形構造物を
構成し、その隅部β1゜a2などが溶接される。
接する作業が非常に多い。第1図はその一例を示す図で
、10は水平部材で船底となる部分であり、11.12
は垂直部材で補強材である。縦、横に延びる垂直部材1
1.12と水平底板部材10は直方体状の箱形構造物を
構成し、その隅部β1゜a2などが溶接される。
水平部材10と垂直部材11..12との隅部Ill。
7!2は矩形をなし、これを自走台車に搭載した溶接ト
ーチで自動水平隅肉溶接するには幾つかの方法が考えら
れている。その1つは台車が該矩形の辺に倣って走行し
、矩形の角部では90°回転し、該台車の側方へ突出さ
せたトーチにより該隅部を溶接するものである。他の1
つは、台車を矩形の辺に沿って走行させるが角部では9
0°回転せずにそのまへ横行させ、従って台車は矩形を
1周する間に前進、右行、後退、左行を行ない、台車に
搭載したトーチが角部で90°ずつ回転し、自動隅肉溶
接するものである。しかし後者の形式では倣い走行用案
内腕を四方に出し、走行車輪にはキャスターを用い−、
トーチ回転機構が必要など、構造が複雑、安定性が悪い
などの問題がある。前者は角部では台車が90゛回転す
るので、トーチの回転は不要で、従って1・−チは前、
後進のみで回転はしない機構で台車に固定でき、小型化
および安定化が図れる。しかし台車の90°回転機構が
問題である。
ーチで自動水平隅肉溶接するには幾つかの方法が考えら
れている。その1つは台車が該矩形の辺に倣って走行し
、矩形の角部では90°回転し、該台車の側方へ突出さ
せたトーチにより該隅部を溶接するものである。他の1
つは、台車を矩形の辺に沿って走行させるが角部では9
0°回転せずにそのまへ横行させ、従って台車は矩形を
1周する間に前進、右行、後退、左行を行ない、台車に
搭載したトーチが角部で90°ずつ回転し、自動隅肉溶
接するものである。しかし後者の形式では倣い走行用案
内腕を四方に出し、走行車輪にはキャスターを用い−、
トーチ回転機構が必要など、構造が複雑、安定性が悪い
などの問題がある。前者は角部では台車が90゛回転す
るので、トーチの回転は不要で、従って1・−チは前、
後進のみで回転はしない機構で台車に固定でき、小型化
および安定化が図れる。しかし台車の90°回転機構が
問題である。
従来装置では台車の90°回転をさせるのに例えばスタ
ンドをおろして台車を浮上させ、この状態を台車を回転
させるという方法をとっているが、台車が浮上したので
は)・−チも浮とし、lI8接位置ずれの問題が生じる
。台車が浮上してもトーチ高さば不変にすることも不可
能ではなかろうが、機構の複雑化は避けられない。また
台車を回転させる方式では倣い走行用案内腕の処理が問
題である。
ンドをおろして台車を浮上させ、この状態を台車を回転
させるという方法をとっているが、台車が浮上したので
は)・−チも浮とし、lI8接位置ずれの問題が生じる
。台車が浮上してもトーチ高さば不変にすることも不可
能ではなかろうが、機構の複雑化は避けられない。また
台車を回転させる方式では倣い走行用案内腕の処理が問
題である。
この点についてはカム板を使用したものもあるが、大き
なカム板が必要になり、台車大型化などが避けられない
。
なカム板が必要になり、台車大型化などが避けられない
。
本発明は台車回転(スピン)型を採用するが、回転時の
台車浮上などはなく、またカム板などは使用せず、従っ
て小型化、単純化が可能な自走台車を提供しようとする
ものである。本発明の溶接用無り1条自走台車は、台車
の溶接線側に設けられ、ロックされた倣い走行時位置と
ロックを外されノ\ネに抗してそれより後方へ回動した
位置とをとる一対の倣い走行用案内腕と、台車の両側に
設けられ、台車スピン時に一方が逆転される一対の駆動
輪と、台車の中央下面に設けられ、消勢、付勢により走
行面に吸着、同解除されて溶接線の交差部では台車スピ
ンの中心軸となる電磁石と、台車に取付げられ、溶接1
・−チを溶接線に向って前進させ、またそれより後退さ
せる溶接トーチ移動装置、とを備えることを特徴とする
が、次に実施例を参照しなからこれを詳細に説明する。
台車浮上などはなく、またカム板などは使用せず、従っ
て小型化、単純化が可能な自走台車を提供しようとする
ものである。本発明の溶接用無り1条自走台車は、台車
の溶接線側に設けられ、ロックされた倣い走行時位置と
ロックを外されノ\ネに抗してそれより後方へ回動した
位置とをとる一対の倣い走行用案内腕と、台車の両側に
設けられ、台車スピン時に一方が逆転される一対の駆動
輪と、台車の中央下面に設けられ、消勢、付勢により走
行面に吸着、同解除されて溶接線の交差部では台車スピ
ンの中心軸となる電磁石と、台車に取付げられ、溶接1
・−チを溶接線に向って前進させ、またそれより後退さ
せる溶接トーチ移動装置、とを備えることを特徴とする
が、次に実施例を参照しなからこれを詳細に説明する。
第2図は本発明の溶接用自走台車の概要を説明する図で
ある。この溶接用自走台車20は車体21、その左右に
設けられる駆動輪22、前後に設けられるキャスタ23
、中央下面に設けられるスピン用電磁石24、車体の垂
直被溶接材(縦板)側に設けられ台車を縦板に倣い走行
させる一対の案内腕25.25’等からなり、溶接トー
チ30を搭載して隅肉溶接を行なう。底板10と縦板1
1、】2との隅部つまり/8接線(!1.I42は縦板
11と12の交差部Bでは直交しており、これに従って
台車20の走行軌跡も鎖線して示すように縦4Fj、1
2側のそれ八と縦板11側のそれCでは交差部Bで直交
する。即ち、既知のように前部の案内腕25を後部の案
内腕25′より短くしておくと台車20の進行方向は縦
板12へ接近する方向となり、しかしそれは案内腕25
が縁板12に突当ることにより阻止され、結局台車20
ば縦板に沿って進行する。
ある。この溶接用自走台車20は車体21、その左右に
設けられる駆動輪22、前後に設けられるキャスタ23
、中央下面に設けられるスピン用電磁石24、車体の垂
直被溶接材(縦板)側に設けられ台車を縦板に倣い走行
させる一対の案内腕25.25’等からなり、溶接トー
チ30を搭載して隅肉溶接を行なう。底板10と縦板1
1、】2との隅部つまり/8接線(!1.I42は縦板
11と12の交差部Bでは直交しており、これに従って
台車20の走行軌跡も鎖線して示すように縦4Fj、1
2側のそれ八と縦板11側のそれCでは交差部Bで直交
する。即ち、既知のように前部の案内腕25を後部の案
内腕25′より短くしておくと台車20の進行方向は縦
板12へ接近する方向となり、しかしそれは案内腕25
が縁板12に突当ることにより阻止され、結局台車20
ば縦板に沿って進行する。
交差部Bに達すると台車20は回転する。点線20Aは
台車が45°はど回転(スピン)した状態を示す。この
スピンは電磁石24を用いて行なう。即ち交差部已に達
するとそれをローラー付センサ26で感知して電磁石2
4を励磁し1、図示しないバネにより底板10より若干
吊り上げられていた電磁石24は磁力により底板10に
吸着する。
台車が45°はど回転(スピン)した状態を示す。この
スピンは電磁石24を用いて行なう。即ち交差部已に達
するとそれをローラー付センサ26で感知して電磁石2
4を励磁し1、図示しないバネにより底板10より若干
吊り上げられていた電磁石24は磁力により底板10に
吸着する。
また駆動輪22は非溶接線側のものが直進用電磁クラッ
チから逆転用電磁クラッチに切換えられて逆回転となり
、また案内腕25.25’ はロックを外されて自由に
回動できるようにしてなるので、台車20ばスピンを始
める。90°スピンしたとき台車は縦板11に対し、先
の縦板12に対する姿勢と同じ姿勢になり、このとき案
内腕25.25′のロックが復活し、電磁石24は消勢
され、非溶接線側、即ち外駆動輪22はスピン用(逆転
)電磁クラッチから直進用電磁クラッチに切換えられて
正回転を復活させ、縦板11に沿って進行して行く。点
線20Bはこうして縦板11に沿って進行を始めた台車
20を示す。
チから逆転用電磁クラッチに切換えられて逆回転となり
、また案内腕25.25’ はロックを外されて自由に
回動できるようにしてなるので、台車20ばスピンを始
める。90°スピンしたとき台車は縦板11に対し、先
の縦板12に対する姿勢と同じ姿勢になり、このとき案
内腕25.25′のロックが復活し、電磁石24は消勢
され、非溶接線側、即ち外駆動輪22はスピン用(逆転
)電磁クラッチから直進用電磁クラッチに切換えられて
正回転を復活させ、縦板11に沿って進行して行く。点
線20Bはこうして縦板11に沿って進行を始めた台車
20を示す。
この溶接用台車は図面からも明らかなように簡潔な構造
で済む。即ち従来の直線倣い走行溶接用台車と比べて案
内腕25.25’が回動可能であること、スピン用の電
磁石を備えること、スピン時には非溶接線側駆動輪を逆
回転駆動にする電磁クラッチを備えること程度が異なる
だけである。
で済む。即ち従来の直線倣い走行溶接用台車と比べて案
内腕25.25’が回動可能であること、スピン用の電
磁石を備えること、スピン時には非溶接線側駆動輪を逆
回転駆動にする電磁クラッチを備えること程度が異なる
だけである。
次に各部の詳細を具体例につき説明する。
第3図〜第5図は台車2oの車体21部分の具体例を示
す。電磁石24は軸24aを持ち、軸受31により車体
中央部詳しくは駆動輪2’2.22の回転中心を結ぶ線
上の車体中央部に回動可能に枢着され、かつバネ32に
より走行時は電磁石端面が底板10つまり走行面と間n
l gをおいて離れるように吊上げられている。電磁石
24には歯車33は固着され、この歯車33はポテンシ
ョメーク34の歯車35と噛合う。ポテンショメータ3
4の外筐は支持具36により車体21に取付けられ、回
転軸に該歯車35が固着され、この歯車35には復帰用
のハネ37が取付けられる。台車が90°スピンすると
き電磁石24ば走行面に吸着して固定され、車体及びポ
テンショメーク34の回転子が回転する。該回転子は9
0゛スピン後は元に戻し、常−に同じ状態にあるように
するが、この復帰を行なうのがバネ37である。ポテン
ショメータは台車スピン角θを出力し、これは90’ス
ピン中止に用いられる他、後述の如く利用される。
す。電磁石24は軸24aを持ち、軸受31により車体
中央部詳しくは駆動輪2’2.22の回転中心を結ぶ線
上の車体中央部に回動可能に枢着され、かつバネ32に
より走行時は電磁石端面が底板10つまり走行面と間n
l gをおいて離れるように吊上げられている。電磁石
24には歯車33は固着され、この歯車33はポテンシ
ョメーク34の歯車35と噛合う。ポテンショメータ3
4の外筐は支持具36により車体21に取付けられ、回
転軸に該歯車35が固着され、この歯車35には復帰用
のハネ37が取付けられる。台車が90°スピンすると
き電磁石24ば走行面に吸着して固定され、車体及びポ
テンショメーク34の回転子が回転する。該回転子は9
0゛スピン後は元に戻し、常−に同じ状態にあるように
するが、この復帰を行なうのがバネ37である。ポテン
ショメータは台車スピン角θを出力し、これは90’ス
ピン中止に用いられる他、後述の如く利用される。
溶接用トーチ30は溶接トーチ移動装置40を介して車
体21に取付げられる。この溶接トーチ移動装置40は
溶接1・−チホルダー41、その案内ロッド42、送り
ネジ43、その駆動モータ44、トーチ前、後進量検出
用のポテンショメータ45等からなる。駆動輪22には
歯車51が連結され、第4図に示す例において、直進走
行時には、モータ50により第1の歯車列52によって
内駆動輸51は正転し、外駆動輸54もまた正転用電磁
クラッチ53を介して第2の歯車列55によって正転す
る。この直進走行時には第3の歯車列56に直結されて
いる逆転用電磁クラッチ59が離されている。一方、台
車21のスピン時には電磁石24を走行面に吸着させ、
同時に正転用電磁クラッチ53は離されて逆転用電磁ク
ラツチ59が接続され、駆動モータ50の回転は第1の
歯車群52、第3の歯車群56の歯車83,84.およ
び85を経て第2の歯車群55を逆転させて外駆動輪2
2を逆転させ、軸24aを中心に台車21を回転させて
行なう。
体21に取付げられる。この溶接トーチ移動装置40は
溶接1・−チホルダー41、その案内ロッド42、送り
ネジ43、その駆動モータ44、トーチ前、後進量検出
用のポテンショメータ45等からなる。駆動輪22には
歯車51が連結され、第4図に示す例において、直進走
行時には、モータ50により第1の歯車列52によって
内駆動輸51は正転し、外駆動輸54もまた正転用電磁
クラッチ53を介して第2の歯車列55によって正転す
る。この直進走行時には第3の歯車列56に直結されて
いる逆転用電磁クラッチ59が離されている。一方、台
車21のスピン時には電磁石24を走行面に吸着させ、
同時に正転用電磁クラッチ53は離されて逆転用電磁ク
ラツチ59が接続され、駆動モータ50の回転は第1の
歯車群52、第3の歯車群56の歯車83,84.およ
び85を経て第2の歯車群55を逆転させて外駆動輪2
2を逆転させ、軸24aを中心に台車21を回転させて
行なう。
第5図は他の例を示し、台車21の直進走行時はモータ
50及び90により歯車81.82、電磁クラッチ53
および歯車86を介し、また歯車91.92、電磁クラ
ック94および歯車93を介して夫々歯車51を同期回
転させて一対の駆動輪22も同じ方向に同期して正転さ
せて行う。一方、台車21のスピンは電磁石24を走行
面に吸着させると同時にモータ5oの逆回転によって外
駆動輪22も逆転させて軸24aを中心に台車21を回
転させて行う。このように台車21のスピンを、内側駆
動輪22はそのま一正回転さぜ、外駆動輪22を逆回転
させて行うことによって、何の抵抗もなく極めて円滑な
動作が得られるのである。
50及び90により歯車81.82、電磁クラッチ53
および歯車86を介し、また歯車91.92、電磁クラ
ック94および歯車93を介して夫々歯車51を同期回
転させて一対の駆動輪22も同じ方向に同期して正転さ
せて行う。一方、台車21のスピンは電磁石24を走行
面に吸着させると同時にモータ5oの逆回転によって外
駆動輪22も逆転させて軸24aを中心に台車21を回
転させて行う。このように台車21のスピンを、内側駆
動輪22はそのま一正回転さぜ、外駆動輪22を逆回転
させて行うことによって、何の抵抗もなく極めて円滑な
動作が得られるのである。
第4図に示す内駆動輪22の歯車51にはパルス発生器
57の歯車58も連結される。このパルス発生器57の
出力パルスは台車速度、移動距離などを示すからこれら
の制御に使用できる。第5図においてはパルス発生器P
Cを接続したモータ50.90を使用し、そのパルス信
号を使用して制御することによって同様なことができる
。特に船体の箱型構造物には第1図に示し、たよ・うに
ドレイン用のスカラップSが設けられ、この部分では溶
接しないが、前記の出力パルスは該部分走行中の溶接中
止制御などに利用できる。
57の歯車58も連結される。このパルス発生器57の
出力パルスは台車速度、移動距離などを示すからこれら
の制御に使用できる。第5図においてはパルス発生器P
Cを接続したモータ50.90を使用し、そのパルス信
号を使用して制御することによって同様なことができる
。特に船体の箱型構造物には第1図に示し、たよ・うに
ドレイン用のスカラップSが設けられ、この部分では溶
接しないが、前記の出力パルスは該部分走行中の溶接中
止制御などに利用できる。
第6図は案内腕25,25′の回動、ロック機構を示す
。案内腕は軸61により車体21に回動可能に支持され
る。軸61と案内腕との間にはバネ62が設けられ、こ
れにより復帰可能である。
。案内腕は軸61により車体21に回動可能に支持され
る。軸61と案内腕との間にはバネ62が設けられ、こ
れにより復帰可能である。
また軸61を越えた案内腕24.25の端部には凹み6
3が設けられ、ソレノイド65で駆動される係止片64
の先端が、台車の直線倣い走行時に該凹み63に嵌入し
、案内腕を第2図に実線で示した状態にロックする。ソ
レノイド65を付勢し、ハネ66に抗して係止片64を
引込め、その先端が凹み63から外れるようにすると案
内腕はフリーになり、軸61を中心に自由に回転する。
3が設けられ、ソレノイド65で駆動される係止片64
の先端が、台車の直線倣い走行時に該凹み63に嵌入し
、案内腕を第2図に実線で示した状態にロックする。ソ
レノイド65を付勢し、ハネ66に抗して係止片64を
引込め、その先端が凹み63から外れるようにすると案
内腕はフリーになり、軸61を中心に自由に回転する。
但し、バネ62があるので、溶接線交差部に入って第2
図点線で示すように後方へ回動すると常に復帰しようと
する力が働き、このようになってソレノイド65を消勢
すると、台車が縦板11側へ出て直線倣い走行状態にな
るとき係止片64はバネ66で押されて凹み63に入り
、再び案内腕をロックする。台車スピンに際してのソレ
ノイド65の付勢つまりロックを外し、電磁石24の付
勢つまりスピン軸確立、および電磁クラッチ53.59
の結合解除等は、スピン位置を検出するセンサ26の出
力により行なう。センサ26は簡単にはリミットスイッ
チでよ<、61tllに当接することにより上記出力を
生じる。この第6図の例では前部案内腕25にスカラッ
プ検出器67が取付けられる。これは縦板11,12を
検出するもので、スカラップで縦板がなくなるとその旨
を示す出力を生じ、これにより所定期間溶接中止が行な
われる。
図点線で示すように後方へ回動すると常に復帰しようと
する力が働き、このようになってソレノイド65を消勢
すると、台車が縦板11側へ出て直線倣い走行状態にな
るとき係止片64はバネ66で押されて凹み63に入り
、再び案内腕をロックする。台車スピンに際してのソレ
ノイド65の付勢つまりロックを外し、電磁石24の付
勢つまりスピン軸確立、および電磁クラッチ53.59
の結合解除等は、スピン位置を検出するセンサ26の出
力により行なう。センサ26は簡単にはリミットスイッ
チでよ<、61tllに当接することにより上記出力を
生じる。この第6図の例では前部案内腕25にスカラッ
プ検出器67が取付けられる。これは縦板11,12を
検出するもので、スカラップで縦板がなくなるとその旨
を示す出力を生じ、これにより所定期間溶接中止が行な
われる。
溶接停止を開始すべき時点、再開すべき時点は検出器6
7とトーチ30との間の距離、走行速度、スカラップ長
により定まるから検出器67の出力および第4図におい
てはパルス発生器57の出力パルスによりこの制御を行
なう。
7とトーチ30との間の距離、走行速度、スカラップ長
により定まるから検出器67の出力および第4図におい
てはパルス発生器57の出力パルスによりこの制御を行
なう。
溶接トーチ30は常に溶接線を狙っている必要があるが
、これには溶接トーチホルダー41に取付けた縦板検出
器68が有効である。即ちこの検出器68が常に縦板と
所定間隙を維持するように、換言すれば該検出器68の
出力が密に所定(直Gこなるようにモータ44を駆動す
れば、トーチ30力(常に溶接線を狙うようにすること
ができる。
、これには溶接トーチホルダー41に取付けた縦板検出
器68が有効である。即ちこの検出器68が常に縦板と
所定間隙を維持するように、換言すれば該検出器68の
出力が密に所定(直Gこなるようにモータ44を駆動す
れば、トーチ30力(常に溶接線を狙うようにすること
ができる。
台車がスピンしながら溶接線交差部を溶接する場合は第
8図に示すようにl−γ=Δlなる長さだけトーチ位置
を調整する必要がある。こ\で0はスピン中心、βはト
ーチ先端(アーク点)からスピン中心0までの距離、T
はトーチを移動しない場合のトーチ先端とスピン中心O
までの距離である。トーチ移動装置40は溶接線交差部
でこのΔeの修正を行なう。この修正は前述の如く縦板
検出器68を使用して行なうことができる力(、スピン
角から演算して修正することもできる。スピンショメー
タ34でスピン角θを測定してモータ44に上記Δlだ
けトーチを進退させれb−rよG1゜ポテンショメーク
45はこの負帰還制御を行なう場合の帰還量を出力する
。
8図に示すようにl−γ=Δlなる長さだけトーチ位置
を調整する必要がある。こ\で0はスピン中心、βはト
ーチ先端(アーク点)からスピン中心0までの距離、T
はトーチを移動しない場合のトーチ先端とスピン中心O
までの距離である。トーチ移動装置40は溶接線交差部
でこのΔeの修正を行なう。この修正は前述の如く縦板
検出器68を使用して行なうことができる力(、スピン
角から演算して修正することもできる。スピンショメー
タ34でスピン角θを測定してモータ44に上記Δlだ
けトーチを進退させれb−rよG1゜ポテンショメーク
45はこの負帰還制御を行なう場合の帰還量を出力する
。
溶接線の交差部でΔβだけトーチを進退させると、スピ
ンを等速で行なってもトーチ先端の速度、従って溶接速
度は変化する。溶接速度の変動は好ましくないので、溶
接速度が一定になる(直線部の溶接速度と比べて変化が
ない)ようにスピンの速度を制御するのが良い。これも
スピン角θを用いて可能である。即ち溶接線側の駆動輪
の速度を第9図に示すようにV、トーチ先端の回動速度
をN、溶接速度をSとずればθ=0〜π/4の範囲では
v / L −N /ρ、3 cosθ−N、l! c
osθ−γの関係があるから v=s−cos2θ γ となり、θ−π/4〜π/2の範囲ではとなる。Sは一
定、γ、Lも一定であるから■をcos2θまたは5i
n2θに応じて変えればよい。このような制御はマイク
ロプロセツサを用いて簡単に実行できる。
ンを等速で行なってもトーチ先端の速度、従って溶接速
度は変化する。溶接速度の変動は好ましくないので、溶
接速度が一定になる(直線部の溶接速度と比べて変化が
ない)ようにスピンの速度を制御するのが良い。これも
スピン角θを用いて可能である。即ち溶接線側の駆動輪
の速度を第9図に示すようにV、トーチ先端の回動速度
をN、溶接速度をSとずればθ=0〜π/4の範囲では
v / L −N /ρ、3 cosθ−N、l! c
osθ−γの関係があるから v=s−cos2θ γ となり、θ−π/4〜π/2の範囲ではとなる。Sは一
定、γ、Lも一定であるから■をcos2θまたは5i
n2θに応じて変えればよい。このような制御はマイク
ロプロセツサを用いて簡単に実行できる。
第10図はその実施例で、70は図示しないマイクロプ
ロセツサに接続するパス、71はマルチプレクサ、72
ばアナログデジタル変換器、73゜74はデジタルアナ
ログ変換器、75はトーチ狙い位置設定器、76は台車
速度検出器、77.78は加減算器である。マルチプレ
クサ71およびアナログデジタル変換器72を介してポ
テンショメータ34が出力するスピン角度θ、設定器7
5からのトーチ狙い位置設定値りを取り込み、前述の計
算をして走行用モータ50に対する速度基準値Vs、ト
ーチ進退量設定値Lsを出力する。これらはD/A変換
器73.74でアナログ量に変換されたのち加減算器7
7.78で実際の台車速度V及びトーチ前後進量Pと突
き合わされ、V。
ロセツサに接続するパス、71はマルチプレクサ、72
ばアナログデジタル変換器、73゜74はデジタルアナ
ログ変換器、75はトーチ狙い位置設定器、76は台車
速度検出器、77.78は加減算器である。マルチプレ
クサ71およびアナログデジタル変換器72を介してポ
テンショメータ34が出力するスピン角度θ、設定器7
5からのトーチ狙い位置設定値りを取り込み、前述の計
算をして走行用モータ50に対する速度基準値Vs、ト
ーチ進退量設定値Lsを出力する。これらはD/A変換
器73.74でアナログ量に変換されたのち加減算器7
7.78で実際の台車速度V及びトーチ前後進量Pと突
き合わされ、V。
Pを設定値通りにする帰還制御が行なわれる。トーチ狙
い位置制御のフローチャートを第11図に、溶接速度一
定のための台車速度制御のフローチャートを第12図に
示す。
い位置制御のフローチャートを第11図に、溶接速度一
定のための台車速度制御のフローチャートを第12図に
示す。
トーチ位置を縦板検出器で検出する場合はその支持腕の
角度αに従って誤差を生しる。第13図はこれを説明す
る図で、検出器68が接触式の場合はローラの径により
、角αに従って誤差εが生じ、また非接触式の場合も角
αがあると誤差εを生じる。これを補正する要領を第1
4図のフローチャー1・に示す。
角度αに従って誤差を生しる。第13図はこれを説明す
る図で、検出器68が接触式の場合はローラの径により
、角αに従って誤差εが生じ、また非接触式の場合も角
αがあると誤差εを生じる。これを補正する要領を第1
4図のフローチャー1・に示す。
以上説明したように本発明の溶接台車は非常に簡単な構
成を持ちながら直交する溶接線、矩形ループを画く溶接
線などを自動連続隅肉溶接することができ、溶接線の交
差部においても1・−チ狙い位置不変、溶接速度不変な
どの制御も行なうことができ、甚だ有効である。
成を持ちながら直交する溶接線、矩形ループを画く溶接
線などを自動連続隅肉溶接することができ、溶接線の交
差部においても1・−チ狙い位置不変、溶接速度不変な
どの制御も行なうことができ、甚だ有効である。
第1図は箱形構造物の説明図、第2図は溶接作業状態に
おいて本発明の自走台車の概要を説明する図、第3図、
第4図および第5図は本発明の詳細な説明する一部を断
面とした概略側面図及び底面図、第6図は倣い案内腕部
の説明図、第7図は溶接トーチ部の説明図、第8図及び
第9図はスピン時のトーチ狙い位置および溶接速度の変
化の説明図、第10図はマイクロプロセツサによるni
制御の要部を説明するプロ・ツク図、第11図および第
12図はフローチャート、第13図は縦板検出器の検出
誤差の説明図、第14図はそれを修正1−る要領を示す
フローチャートである。 図面で20は溶接用自走台車、25.25′&よ案内腕
、53.59.94は電磁クラ・ノチ、22は駆動輪、
24は電磁石、β1.j22は溶接線、40は溶接トー
チ移動装置、80は制御回路である。 出 願 人 日鐵溶接工業株式会社 代理人弁理士 青 柳 稔 第6図 第1θ図 第11図 第12図 ニ 第13図 第14図
おいて本発明の自走台車の概要を説明する図、第3図、
第4図および第5図は本発明の詳細な説明する一部を断
面とした概略側面図及び底面図、第6図は倣い案内腕部
の説明図、第7図は溶接トーチ部の説明図、第8図及び
第9図はスピン時のトーチ狙い位置および溶接速度の変
化の説明図、第10図はマイクロプロセツサによるni
制御の要部を説明するプロ・ツク図、第11図および第
12図はフローチャート、第13図は縦板検出器の検出
誤差の説明図、第14図はそれを修正1−る要領を示す
フローチャートである。 図面で20は溶接用自走台車、25.25′&よ案内腕
、53.59.94は電磁クラ・ノチ、22は駆動輪、
24は電磁石、β1.j22は溶接線、40は溶接トー
チ移動装置、80は制御回路である。 出 願 人 日鐵溶接工業株式会社 代理人弁理士 青 柳 稔 第6図 第1θ図 第11図 第12図 ニ 第13図 第14図
Claims (4)
- (1)台車の溶接線側に設げられ、ロックされた倣い走
行時位置とロックを外されバネに抗してそれより後方へ
回動した位置とをとる一対の倣い走行用案内腕と、 台車の両側に設けられ、台車スピン時に一方が逆転駆動
される一対の駆動輪と、 台車の中央下面に設けられ、消勢、付勢により走行面に
吸着、同解除されて溶接線の交差部では台車スピンの中
心軸となる電磁石と、 台車に取付けられ、溶接トーチを溶接線に向うて前進さ
せ、またそれより後退させる溶接トーチ移動装置、とを
備えることを特徴とする溶接用無軌条自走台車。 - (2)溶接’l−−チ移動装置はトーチ移動制御回路を
備え、溶接線の交差部での台車スピンに際して該台車の
回転角信号を該制御回路に取込んで、トーチ先端が溶接
線交差部を辿るように溶接1・−チを先ず前進させ、次
いで後退させるようにされてなることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の溶接用無軌条自走台車。 - (3)溶接トーチ移動装置はトーチ移動制御回路を備え
、該制御回路にトーチ先端と溶接線との間隔を示す信号
を入力して、トーチ先端が常に溶接線を辿るように溶接
トーチを前進、後退させるようにしてなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の溶接用無軌条自走台車
。 - (4)駆動輪を駆動するモータは制御回路を備え、溶接
線の交差部での台車スピンに際して該台車の回転角信号
を該制御回路に取込んで駆動輪の回転速度を、溶接速度
が変化しないように調整することを特徴とする特許請求
の範囲第2項または第3項記載の溶接用無軌条自走台車
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17571783A JPS6068194A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 溶接用無軌条自走台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17571783A JPS6068194A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 溶接用無軌条自走台車 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9147184A Division JPS6068195A (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 溶接用無軌条自走台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6068194A true JPS6068194A (ja) | 1985-04-18 |
JPS6254588B2 JPS6254588B2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=16001001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17571783A Granted JPS6068194A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 溶接用無軌条自走台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6068194A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377782A (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 枠体内自動すみ肉溶接ロボット |
CN102319970A (zh) * | 2011-08-18 | 2012-01-18 | 山东水泊焊割设备制造有限公司 | 平行四边形式焊接机仿形器及梁门式自动焊接机 |
CN106270917A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-01-04 | 扬州大学 | 多棱管内焊缝跟踪装置 |
CN116175013A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-30 | 保定市佳奇整流器制造有限公司 | 一种具有智能化检测功能的电源整流器外壳焊接装置 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17571783A patent/JPS6068194A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377782A (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 枠体内自動すみ肉溶接ロボット |
CN102319970A (zh) * | 2011-08-18 | 2012-01-18 | 山东水泊焊割设备制造有限公司 | 平行四边形式焊接机仿形器及梁门式自动焊接机 |
CN106270917A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-01-04 | 扬州大学 | 多棱管内焊缝跟踪装置 |
CN106270917B (zh) * | 2016-09-26 | 2018-11-09 | 扬州大学 | 多棱管内焊缝跟踪装置 |
CN116175013A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-30 | 保定市佳奇整流器制造有限公司 | 一种具有智能化检测功能的电源整流器外壳焊接装置 |
CN116175013B (zh) * | 2022-12-28 | 2023-07-18 | 保定市佳奇整流器制造有限公司 | 一种具有智能化检测功能的电源整流器外壳焊接装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6254588B2 (ja) | 1987-11-16 |
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