JPS60676Y2 - 2乗回路 - Google Patents
2乗回路Info
- Publication number
- JPS60676Y2 JPS60676Y2 JP16763279U JP16763279U JPS60676Y2 JP S60676 Y2 JPS60676 Y2 JP S60676Y2 JP 16763279 U JP16763279 U JP 16763279U JP 16763279 U JP16763279 U JP 16763279U JP S60676 Y2 JPS60676 Y2 JP S60676Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- bipolar transistor
- voltage source
- bpt
- source
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は入力信号を近似的に2乗して出力する2乗回路
に関し、特に傾斜波入力電圧を近似的に2乗して放物線
波形出力電圧とする場合に最適の2乗回路に関する。
に関し、特に傾斜波入力電圧を近似的に2乗して放物線
波形出力電圧とする場合に最適の2乗回路に関する。
放物線波形電圧は、陰極線管の糸巻ひずみを補償するた
めに使用されるが、従来の放物線波形電圧発生器は積分
回路を用いて傾斜波電圧(■〜t)から放物線波形電圧
(V−t”)を発生させていた(尚、■及びtは夫々電
圧及び時間である)。
めに使用されるが、従来の放物線波形電圧発生器は積分
回路を用いて傾斜波電圧(■〜t)から放物線波形電圧
(V−t”)を発生させていた(尚、■及びtは夫々電
圧及び時間である)。
しかし積分回路にコンデンサを用いているので、従来の
発生器は、出力が入力電圧の周波数変化に応じて変化す
るという欠点の外に、回路構成が複雑であった。
発生器は、出力が入力電圧の周波数変化に応じて変化す
るという欠点の外に、回路構成が複雑であった。
ところで、放物線波形電圧は、傾斜電圧を2乗すればよ
いので、従来技術の問題点を除去するには、コンデンサ
及びインダクタを含まない2乗回路であればよい。
いので、従来技術の問題点を除去するには、コンデンサ
及びインダクタを含まない2乗回路であればよい。
したがって、本考案は構成が極めて簡単で、且つ周波数
の関数である容量性及び誘導性素子を含まない2乗回路
(或いは、放物線波形信号発生器)を提供することを目
的とする。
の関数である容量性及び誘導性素子を含まない2乗回路
(或いは、放物線波形信号発生器)を提供することを目
的とする。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例を説明する
。
。
第1図は本考案の原理を示した回路図である。
ソース接地された電界効果トランジスタ(FET)10
のゲートは、抵抗器14を介して電圧■Bでバイアスさ
れ、入力端子12を介して傾斜波電圧等の入力信号電圧
V1を受は取る。
のゲートは、抵抗器14を介して電圧■Bでバイアスさ
れ、入力端子12を介して傾斜波電圧等の入力信号電圧
V1を受は取る。
FET10のソースは、基準電圧源(本実施例ではアー
ス)に接続している。
ス)に接続している。
PNP型バイポーラ・トランジスタ(B円゛)16のベ
ースは、FETl0のドレインに接続してドレイン電流
をFETIQに供給し、エミッタは所定の正電圧源に接
続している。
ースは、FETl0のドレインに接続してドレイン電流
をFETIQに供給し、エミッタは所定の正電圧源に接
続している。
負抵抗器18はBPT l 5のコレクタとアース間に
接続し、出力電圧VOはBPT16のコレクタに直結し
た出力端子20から導出される。
接続し、出力電圧VOはBPT16のコレクタに直結し
た出力端子20から導出される。
さて、FET10が飽和状態で且つドレイン・ソース間
電圧が一定であれば、ドレイン電流IDは次の第(1)
式で表わすことができる。
電圧が一定であれば、ドレイン電流IDは次の第(1)
式で表わすことができる。
I D= I DSS (1−V 、 /VP)”
−(1)ここで、■ :ゲート及びソース間を短絡
した場合のドレイン電流、■P:ピンチオフ電圧。
−(1)ここで、■ :ゲート及びソース間を短絡
した場合のドレイン電流、■P:ピンチオフ電圧。
尚、FETIQは接合型或いは金属酸化被膜半導体(M
OS)型のいずれでもよい。
OS)型のいずれでもよい。
ところで、ドレイン電流■。
はBPT15のベース電流でもあるので、BPT16の
コレクタ電流Icは第(2)式で表わされる。
コレクタ電流Icは第(2)式で表わされる。
■o=βID
=βI DSS (1−V1/VP)”・・・(2)
ここで、βはBPT16の電流増幅率である。
ここで、βはBPT16の電流増幅率である。
一方、出力電圧Voは、次の第(3)式で表わされる。
■o=IcRL
=βI DSS (1−V1/VP)2RL・、・・・
・(3) ここで、RLは抵抗器18の抵抗値である。
・(3) ここで、RLは抵抗器18の抵抗値である。
第(3)式から明らかなように、入力電圧■1と出力電
圧VOとの間に放物線特性の関係がある。
圧VOとの間に放物線特性の関係がある。
尚、本実施例では、抵抗器18の一端が接地されている
ので、出力電圧■。
ので、出力電圧■。
の基準値はアース電圧であり浮遊することはない。
第2図は、本考案の実施例を示す回路図である。
この実施例は第1図にNPN型BPT22を加えたもの
である。
である。
図面から明らかなように、BPT22のエミッタはFE
T10のドレインに、コレクタはBPT 16のベース
に、一方、ベースは正電圧源に接続している。
T10のドレインに、コレクタはBPT 16のベース
に、一方、ベースは正電圧源に接続している。
BPT22は、BPT16のベースからFETl0のド
レインに流れるドレイン電流IDに対して緩衝素子とし
て作用するので、BPT22の挿入によって帯域幅を拡
大できると共に温度補償の効果がある。
レインに流れるドレイン電流IDに対して緩衝素子とし
て作用するので、BPT22の挿入によって帯域幅を拡
大できると共に温度補償の効果がある。
尚、BPT22のベース電流をibとすれば、出力電圧
V。
V。
は
Vo=βR’t、[Ip3s (I V1/Vp)
2−ibl・・・(4) となる。
2−ibl・・・(4) となる。
第(4)式から、出力電圧Voと入力電圧V、との間に
、第1図と同様に、放物線特性(2乗特性)の関係があ
る。
、第1図と同様に、放物線特性(2乗特性)の関係があ
る。
以上説明したように、本考案に係る2乗回路は、周波数
を関数とする素子を含まないので、広範囲の入力信号周
波数にわたって無調節で動作できる。
を関数とする素子を含まないので、広範囲の入力信号周
波数にわたって無調節で動作できる。
したがって、本考案は周波数が変化する放物線波形信号
を発生する発生器として好適である。
を発生する発生器として好適である。
更に、本考案は、1個又は2個のBPT、 1個のFE
T、1個の負荷抵抗器を主要構成素子とするので、構成
が非常に簡単である。
T、1個の負荷抵抗器を主要構成素子とするので、構成
が非常に簡単である。
更に又、負荷抵抗器の一端が基準電圧源に接続している
ので、他端から導出される出力電圧は浮動しない。
ので、他端から導出される出力電圧は浮動しない。
更に又、本考案は、BPT 22が緩衝素子として作用
し、出力端子20に接続される負荷からFETIQを切
り離すので、負荷に影響されず、帯域を改善できるとう
効果を有する。
し、出力端子20に接続される負荷からFETIQを切
り離すので、負荷に影響されず、帯域を改善できるとう
効果を有する。
以上、本考案の実施例を説明したが、本実施例の変形及
び変更は当業者にとって自明である。
び変更は当業者にとって自明である。
例えば、PNP型として示したB円゛16をNPN型に
、NPN型として示したB円゛22をPNP型にするこ
とができる。
、NPN型として示したB円゛22をPNP型にするこ
とができる。
この場合、ID及びlcの方向は実施例と逆になること
は当然である。
は当然である。
尚、バイアス電圧を調整するために、抵抗器をFETI
Qのソースとアース間に入れてもよい。
Qのソースとアース間に入れてもよい。
第1及び第2図は夫々本考案に係る原理及び実施例を示
す回路図である。 10・・・・・・電界効果トランジスタ(FET)、1
6・・・・・・バイポーラ・トランジスタ(BPT)、
18−・・・・・負荷抵抗器。
す回路図である。 10・・・・・・電界効果トランジスタ(FET)、1
6・・・・・・バイポーラ・トランジスタ(BPT)、
18−・・・・・負荷抵抗器。
Claims (1)
- ゲートに入力信号が供給され、ソースが基準電圧源に接
続された電界効果トランジスタと、エミッタが上記電界
トランジスタのドレインに接続され、ベースが所定電圧
源に接続された第1バイポーラ・トランジスタと、ベー
スが上記第1バイポーラ・トランジスタのコレクタに接
続されると共にエミッタが上記所定電圧源に接続され、
上記第1バイポーラ・トランジスタと導電型の異なる第
2バイポーラ・トランジスタと、該第2バイポーラ・ト
ランジスタのコレクタ及び上記基準電圧源間に接続され
た抵抗器とを具え、上記第2バイポーラ・トランジスタ
のコレクタから出力信号を得ることを特徴とする2乗回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16763279U JPS60676Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 2乗回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16763279U JPS60676Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 2乗回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687775U JPS5687775U (ja) | 1981-07-14 |
JPS60676Y2 true JPS60676Y2 (ja) | 1985-01-10 |
Family
ID=29678484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16763279U Expired JPS60676Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 2乗回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60676Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP16763279U patent/JPS60676Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5687775U (ja) | 1981-07-14 |
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