JPS606638A - α‐ケト酸の製法 - Google Patents
α‐ケト酸の製法Info
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- JPS606638A JPS606638A JP10645483A JP10645483A JPS606638A JP S606638 A JPS606638 A JP S606638A JP 10645483 A JP10645483 A JP 10645483A JP 10645483 A JP10645483 A JP 10645483A JP S606638 A JPS606638 A JP S606638A
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- dihydro
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα−ケト酸またはその塩の製法に関する。
さらに委しくは、置換基を持つジヒド0−218−フラ
ンジオンをアlレカリ加水分解して対応するα−ケト酸
またはその塩を製造する新規な方法に関するものである
。
ンジオンをアlレカリ加水分解して対応するα−ケト酸
またはその塩を製造する新規な方法に関するものである
。
α−ケト酸、には種々の化合物が含まれているがα−ア
ミノ酸の出発物質、尿毒症及び腎不全の治療薬、その他
農薬の中間体、あるいはヘヤートリートメント剤原料な
ど各方面の用途をこ用いられる有用な化合物である。
ミノ酸の出発物質、尿毒症及び腎不全の治療薬、その他
農薬の中間体、あるいはヘヤートリートメント剤原料な
ど各方面の用途をこ用いられる有用な化合物である。
従来公知の方法としては
(1) α−アミノ酸にアミノ+’+2酸化酵素を作用
させる方法 The Biochemical Journal、5
0 、258 (1951)Jof Biologic
al Chemistr)F、153387 (194
4)特開昭52−114091 Bull、 Ch、am、 Soc、 Japan、8
1 、665 (195B )(g) 不M 4=ll
ヒダントインとアルカリ金属水酸化物の水溶液を反応さ
せる方法 Encycloped! ia of にhem+Te
cl+nology、11.148 (1966)特開
昭 58−46920 特開+rd 54−86217 (8) 芳香族アルデヒドとヒダントインとの縮合物の
アルカリ加水分解による方法 Monat、92.835〜842..848〜851
(1961)(4) シアノ化アシル化合物の加水分
解による方法 特開昭 58−46919 (5) イソブチルアルデヒドを原料としてハロゲン化
オキシムとなし、これをN a Cl’Jでシアノ化オ
キシムとして加水分解する方法 USP 4,802,402 (1980)管種々の方
法が知られているが、(1)のα−アミノ「俊、(2)
の不飽和ヒダントイン、(3)のヒダントイン(4・)
のシアノアシル化合物のいずれも高価で入手しにくく工
業的に有利な製法とは云えない。
させる方法 The Biochemical Journal、5
0 、258 (1951)Jof Biologic
al Chemistr)F、153387 (194
4)特開昭52−114091 Bull、 Ch、am、 Soc、 Japan、8
1 、665 (195B )(g) 不M 4=ll
ヒダントインとアルカリ金属水酸化物の水溶液を反応さ
せる方法 Encycloped! ia of にhem+Te
cl+nology、11.148 (1966)特開
昭 58−46920 特開+rd 54−86217 (8) 芳香族アルデヒドとヒダントインとの縮合物の
アルカリ加水分解による方法 Monat、92.835〜842..848〜851
(1961)(4) シアノ化アシル化合物の加水分
解による方法 特開昭 58−46919 (5) イソブチルアルデヒドを原料としてハロゲン化
オキシムとなし、これをN a Cl’Jでシアノ化オ
キシムとして加水分解する方法 USP 4,802,402 (1980)管種々の方
法が知られているが、(1)のα−アミノ「俊、(2)
の不飽和ヒダントイン、(3)のヒダントイン(4・)
のシアノアシル化合物のいずれも高価で入手しにくく工
業的に有利な製法とは云えない。
また(5)の方法は比較的入手が容易なイソブチルアル
デヒドを原料とするものであるが、工程が複雑な」ムロ
萌ソーダを使用するので′ゲ全上の問題があり、11つ
収率も良くない。
デヒドを原料とするものであるが、工程が複雑な」ムロ
萌ソーダを使用するので′ゲ全上の問題があり、11つ
収率も良くない。
このような状況に鑑み本発明者らは工業的に有利なa−
ケト酸の製造方法について鋭意検討を行なった結果、本
発明者らがさきに発明したジヒドロ−2,3−フランジ
オンをアルカリ加水分解rれば容易にα−ケト酸を得る
ことができることを知り本発明に到達した。
ケト酸の製造方法について鋭意検討を行なった結果、本
発明者らがさきに発明したジヒドロ−2,3−フランジ
オンをアルカリ加水分解rれば容易にα−ケト酸を得る
ことができることを知り本発明に到達した。
即ち本発明の目的は、工業的に有用なα−ケト酸または
その塩を収率よく工業的に有利に製造する方法を提供す
るにあり、その要旨は一般式前記R1,R2と同じ。〕
を水の存在F1アルカリをわされるα−ケト酸(ここに
R1,R2は前記に同じ。)の製法である。
その塩を収率よく工業的に有利に製造する方法を提供す
るにあり、その要旨は一般式前記R1,R2と同じ。〕
を水の存在F1アルカリをわされるα−ケト酸(ここに
R1,R2は前記に同じ。)の製法である。
本発明は従来文献に記載のない新規な方法であり、その
反応機構は次のごとく推定される。
反応機構は次のごとく推定される。
1
本発明で用いる一般式
わされる基である。
R1,R2,即ちRs t R4は同じであってもよく
異なつ°Cい°〔もよい。通常Cl−03のアルキル基
であり、その例とし°Cはメチル基、エチル基、n−ブ
ンチル基、ri品l−岬ビル基が挙げられる。
異なつ°Cい°〔もよい。通常Cl−03のアルキル基
であり、その例とし°Cはメチル基、エチル基、n−ブ
ンチル基、ri品l−岬ビル基が挙げられる。
本発明の方法で製造されるα−ケト酸の例としてはジメ
チルピルビン酸、ジエチルピルビンメチルエチルピルビ
ン ン酸等が挙げられる。
チルピルビン酸、ジエチルピルビンメチルエチルピルビ
ン ン酸等が挙げられる。
本発明で加水分解に用いるアルカlよ苛性ソーダ、苛・
1カリ、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の通
常用いられるアルカカリを使ハトrる。
1カリ、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の通
常用いられるアルカカリを使ハトrる。
また鉱酸としては塩酸,硝酸,硫酸等の無機酸力(用い
られ、通常塩酸を用いるのがIilS合よく、また好結
果が得られる。
られ、通常塩酸を用いるのがIilS合よく、また好結
果が得られる。
次に本発明の実施態様について説明する。
ジヒドロ−2,3−フランジオンをI毘拌しなカ(らア
ルカリ水溶液に冷却しながら添加し後、昇温して加水分
解するとαーケトII′2のアlレカ+7 jtiを生
成する。副生ずるアルデヒド、アルカドールを水蒸気蒸
溜等の手段により除去回収し′Cから、或番よ]IJ−
のa−ケト酸を望むならば鉱酸により酸性にしてから、
′エーテJV,酢酸エチル、EDCなどの溶媒にて抽出
,晶析,蒸溜などの方法により目的物を取得することが
できる。
ルカリ水溶液に冷却しながら添加し後、昇温して加水分
解するとαーケトII′2のアlレカ+7 jtiを生
成する。副生ずるアルデヒド、アルカドールを水蒸気蒸
溜等の手段により除去回収し′Cから、或番よ]IJ−
のa−ケト酸を望むならば鉱酸により酸性にしてから、
′エーテJV,酢酸エチル、EDCなどの溶媒にて抽出
,晶析,蒸溜などの方法により目的物を取得することが
できる。
アルカリは通常水溶液として反応させるが、アルコール
g1クリコール類、アル午ルエーテル。
g1クリコール類、アル午ルエーテル。
アニソール、テトラヒドロフラン、ジオキサン。
ジオキソラン等の溶媒を用いる方が目的物によっては好
結果の得られる場合もあり、その際は必ず理論111以
上の水を存在させることが必要である。
結果の得られる場合もあり、その際は必ず理論111以
上の水を存在させることが必要である。
M料ジヒドロ−2,3−フランジオン1モルに対し、加
水分解に用いるアルカリは0.5〜5.0モル好ましく
は1.1〜1.4モルを添加1゛ると好結果が得られる
。
水分解に用いるアルカリは0.5〜5.0モル好ましく
は1.1〜1.4モルを添加1゛ると好結果が得られる
。
また遊離のa−ケト1伎を目的とする場合添〃11する
鉱酸はジヒドロ−2,3−フランジオン1モルに対し0
.5〜10モル好ましくは1.5〜2.5モルを添加す
るのがよい。勿論加水分解のためのアルカリの喰にも関
係があり、加水分解に与らなかった余剰のアIレカリを
中41Jするに必要な噸以上をこ〃11えることは必要
である。
鉱酸はジヒドロ−2,3−フランジオン1モルに対し0
.5〜10モル好ましくは1.5〜2.5モルを添加す
るのがよい。勿論加水分解のためのアルカリの喰にも関
係があり、加水分解に与らなかった余剰のアIレカリを
中41Jするに必要な噸以上をこ〃11えることは必要
である。
加水分解に適当な温度は0〜60℃好ましくは25〜8
5゛Cの範囲に1呆持して行なうと好結果が得られる。
5゛Cの範囲に1呆持して行なうと好結果が得られる。
本発明は全く新規な方法であり、加水分子li〒と(・
う工程の簡単な反応で収率よく製/品力(1覧)られ、
工業的に有利に利用できる。
う工程の簡単な反応で収率よく製/品力(1覧)られ、
工業的に有利に利用できる。
以下実施例により本発明をさらをこ詳411 E :Q
l!IJ −する。
l!IJ −する。
実施例1
ジヒドロ−5−インプロピル−4,,4−ジメチlレー
2,3−フランジオン20gと35%水酸イヒナトリウ
ム17gを30℃1111冊半かきi昆ぜ加水分解した
後、製塩5便30 ml を加えて1俊1生イヒした。
2,3−フランジオン20gと35%水酸イヒナトリウ
ム17gを30℃1111冊半かきi昆ぜ加水分解した
後、製塩5便30 ml を加えて1俊1生イヒした。
ガスクロマトグラフィによる定量1+ri Lよシ/
チJL/ ヒrvビン酸の生成が90%であることを示
した。
チJL/ ヒrvビン酸の生成が90%であることを示
した。
この溶液をエーテル5Qrn/で抽出し、エーテルリを
無水硫酸ナトリウムで乾煙した後エーテルを留去し減圧
蒸溜L(沸点70℃(1g rum Hg 〕でジジメ
チルピル上ビン7.2gを得た。
無水硫酸ナトリウムで乾煙した後エーテルを留去し減圧
蒸溜L(沸点70℃(1g rum Hg 〕でジジメ
チルピル上ビン7.2gを得た。
実施例2〜4
第1表Gこ示す原料を用い実施IJ1と同(、ηのJj
法でアルカリ加水分解し1第1表に示す結果をイ!すた
。
法でアルカリ加水分解し1第1表に示す結果をイ!すた
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オン類 は前記Rt、R2と同じ意味を持つ。)を水の存在下、
アルカリを加えて加水分解し、要すればざらに鉱醒の製
法。 (2) ジヒドロ−2,8−フランジオン類がジヒドロ
−5−イソフロピルー4,4−ジメチル−2,8−フラ
ンジオンである特許請求の範囲(1)記載の方法。 (3)アルカリが苛性ソーダである特許請求の範I’l
l (1) rHt 戦の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10645483A JPS606638A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | α‐ケト酸の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10645483A JPS606638A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | α‐ケト酸の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606638A true JPS606638A (ja) | 1985-01-14 |
JPS6150934B2 JPS6150934B2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=14434038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10645483A Granted JPS606638A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | α‐ケト酸の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606638A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007037812A1 (en) * | 2005-09-14 | 2007-04-05 | Regents Of The University Of California | Amide forming chemical ligation |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11591936B2 (en) * | 2019-09-04 | 2023-02-28 | Saudi Arabian Oil Company | Systems and methods for proactive operation of process facilities based on historical operations data |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP10645483A patent/JPS606638A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007037812A1 (en) * | 2005-09-14 | 2007-04-05 | Regents Of The University Of California | Amide forming chemical ligation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6150934B2 (ja) | 1986-11-06 |
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