JPS6066324A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS6066324A
JPS6066324A JP58174339A JP17433983A JPS6066324A JP S6066324 A JPS6066324 A JP S6066324A JP 58174339 A JP58174339 A JP 58174339A JP 17433983 A JP17433983 A JP 17433983A JP S6066324 A JPS6066324 A JP S6066324A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
particles
magnetic recording
magnetic layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP58174339A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hashimoto
茂 橋本
Susumu Kozuki
上月 進
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高富度記録に適し且つ比較的安価な磁気記録
媒体に関するものである。
8mmビデオテープレコーダー、スチルビデオカメラに
代表にされるように磁気記録媒体の高W;度化への試み
が続けられている。高密瓜記録化の手段として、たとえ
ば針状金属磁性粉を使用して保時力、残留磁化を増した
記録媒体が研究されている。
このような針状金属磁性粉の代表的な製造法としては、
以下のようなものがある。
1)酸化物の乾式還元法 4状の酸化鉄を水素気流中で加熱還元するもので、Hc
 = 800〜15000 e 、 61状比が8以上
で、空気中の安定性は普通の剣状金属粉末が、比較的容
易に量産可能である。出発原料の醇化物を得る工程数が
多く、還元速度が遅いため、価格が高くなるが、コスト
と特性のバランスが良いため、現在、最も一般的に用い
られている。
2)シュウ酸塩の乾式還元法 適当な組成のFe、Co、Ni系の水溶液とシュウ酸と
を反応させて析出したシュウl’f6111固溶体を、
水素気流中で加熱還元するもので、Hc−500−10
000e、Qlt比が1〜3で、空気中の安定性は昔通
の針状金属粉末が、容易に量産Iif能である。出発原
料のシュウ酸塩が容易に作成され、且つ還元速度も大き
いため、比較的安価(酸化物還元法の115以下)であ
る。しかしながら、−1−記したように、4状性か悪く
、高いHeの金jA粉末が得にくいため、現在の磁性粉
を長さ方向に配向して使用する磁気記録媒体には殆んど
使用されていない。
3)金属塩水溶液の湿式這元法 強磁性金属塩類の水溶液に、N aB)(4のような還
元剤を加えて還元するもので、Hc 〜600〜230
00 e 、 Ql状比8以」二の強磁性金属粉が比較
的容易にB)産可能であるが、得られる磁性粉末の空気
中での安定性が不良であり、高価(酸化物還元法の約3
倍)となるため現在、余り使用されていない。
4)真空蒸発法 不活性ガス中で磁場をかけながら、誘導加熱によって金
属を蒸発させて粉末化するもので、空気中の安定性が極
めて良好で、Hc = 1.000〜23QOOe、釘
状比8以]−の磁性粉が得られるが、量産が困難であり
、非富に高価(酸イL’l勿還元法の約10倍)なだめ
、転写式マスターテープなどの特殊用途には使用される
か、一般に(土使用されていない。
このように、各種の方法により得られた、釧状金I+!
磁性粉には、それぞれ−長−上りがあるかLyJiした
ように、一般には酸化物の気相ρ元法による釘状金属磁
性粉が用いられている。しかしながら、このような釘状
金属磁性粉を使用することにも、種々の問題がある。た
とえば、釘状金属磁性粉を用いる記録媒体は、短波長の
出力を増大するという観点からは、必ずしも満足できる
ものではない。また、釘状の磁性粉を用いて円盤状磁気
記録媒体を形成する場合には、製造ニn程上の制約から
、同心円状に配向することが殆んど不4r(能であり、
また、塗布する際に、機械配向が行われるため同心円状
に添って出力が一定とならないという欠点があった。ま
た角型比が悪いため、残留磁化が小さく、出力も充分得
られていなかった。
4、記した知波長側の出力を改善するために、近づ1、
垂直磁化記録という考え方が導入され、磁気記録媒体の
血に垂直な方向の残留磁化成分を有効に用いるという提
案がある。この垂直磁化記録媒体としては、現在は、C
o−Cr合金のスパンタノ々〕’j IIAか研究され
ている。しかし、スパッタ蒸着++2は、一般にF11
産性等に問題があり、また製造に際して膜のカールが生
ずることがあり、磁気ヘットとの間での摺動特性に問題
がある。この傾向は、特にCo−Cr合金のスパッタ蒸
着膜に顕著に現われる。このため、スパッタ蒸着膜の代
りに、企1状磁性粉、顆状磁性粉を垂直方向に配向した
塗IIJ41,14重直磁化記録媒体が提案されている
。しかしこのような塗布型垂直磁化記M媒体は表面性が
悪く、ノイズレベルが高く、出力も低いという欠点があ
り、実用化に至っていない。
また湿式法によって得られた粒状酸化物強磁性あ“L子
を用いた無配向で等方性の磁気記録媒体も提案されてい
るが、保磁方向上のためにコバルトを添加しているため
、磁気安定+1か悪く、内’、L IIA磁等に問題が
あった。また酸化物のため残留磁化力)小さく、■1状
の金属磁性粉末を使用するものtこ比へて、出力も充分
とは云えなかった。
本発明は、上述した事情に鑑み、垂直方向の磁化成分が
大きく、高密度記録に適するととも1こ、円盤状磁気記
録媒体を形成する場合にも周方向にわたって均質な磁気
特性を与え11)る磁気記録媒体を比較的安価に提供す
ることにある。
本発明者らは、」二連の目的で研究した結果、従来、磁
気特性が悪いものとして殆んど顧みられていなかったシ
ュウ酸塩の乾式還元法による金属磁性粉は、これを長手
方向に配向した磁気記録媒体とじ、用いる場合には、不
充分な磁気特性しかり一元ないが、垂直配向の磁性層形
成に用いる場合は、各種の優れた特性を有することが見
出された。
たとえばシュウ酸塩の乾式還元法は、釘状の磁性金属粉
を得ようとしても良好な釘状比は得られないが1粒状の
磁性金属粉を(1)る場合には、却って好適である。か
くして得られた粒状磁性金属粉は、その形状のゆえに、
塗布により磁性層を形成する際に不都合な配向を起すこ
となく、塗布後に垂直配向を行なうことも容易である。
したがって得られた磁性層の垂直(厚さ)方向磁化成分
を利用して高′&:度記録を行なうのに極めて適してい
る。
また、その粒状性は、円盤状磁気記録媒体を塗布形成す
る場合にも、特に有利に作用し、塗布による方向性が現
われず、周方向にわたって均質な特性の磁性層が形成さ
れる。したがって、その安価性と相俟って本発明のl」
的に最も適した磁性粉となり得る。
本発明の磁気記録媒体は、」二連の知見に基づくもので
あり、より詳しくは、バインダー中に強磁性粒子を分散
させてなる磁性層を非磁性支持体上に設けてなる磁気記
録媒体において、磁性層中の強磁性粒子は強磁性体を形
成し得る金属シュウ耐塩固溶体を高温下にて水素気流中
で還元することによって得られた粒径0.3gm以下、
長軸/短軸比が1以」二3以下である粒状金属磁性粒子
からなり、磁性層は垂直(厚さ)方向に配向されている
ことを特徴とするものである。
載において、量比を表わす「部」および[%j1よ、特
に断わらない限り、型部基準とする。
本発明の磁気記録媒体の磁性層に含まれる勇ミ磁性金属
粉末は、それ自体は公知のシュウM IS!の<6式還
元法により得られる。より其体的にCよ、IことえばF
e50−100%、000〜50%、Ni0〜50%の
範囲から、所望の磁気4.¥+にに1イニして選択され
た組成の金属塩水溶液に、過剰vI!−のシュウ酸を加
えて撹拌下に反応さゼ、析出したシ、つ耐塩固溶体を、
水素気流中で、たとえif 200〜800°Cに2〜
lO時間加熱して、量)己1−ることにより、得られる
このようにして、高密度記録釦と適した、才qiY力)
0.3ルm以下で、その長軸/短輔比力<1以−1,3
以下である粒状金属磁性粉を得る。
本発明の磁気記録媒体の磁性層は、上記したような粒状
金属磁性粉を、その100部に対して、10〜40部て
いどのへインター中に分散さゼることにより、厚さか1
〜6gm程度で、好ましくは厚み方向の角型比が0,6
以」二になるように垂直配向した磁性層として形成され
る。
バインターとしては、それ自体皮膜形成性に優れるとと
もに、」−記した強磁性金属粉末を均一に分散させ得る
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、あるいはこれらの程合物
が好ましく用いられ、たとえば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体あるいはその部分ケン化物、Jl、l化ビニル
−酢酩ビニルーマレイン酪共重合体、ニトロセルロース
、ポリウレタンエラストマー、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、アクリル樹脂などの一種又は二種以」二の混
合物が用いられる。
本発明の磁気記録媒体は、ポリエチレンテレフタレート
、ポリカーポネ−1・などのプラスチックフィルム、紙
、非磁性金属箔などからなる支持体に、必要に応じてコ
ロナ放電処理等の接着強化処理をした後、−■=記した
粒状金属磁性粉およびバインダーを、必要に応じて加え
る公知のlll’l滑剤、分散剤、研磨材等ならびに溶
剤とともに分散混練して得られた磁性インクを、塗布し
、磁性粉を垂直配向しつつ乾燥ないしは硬化処理して、
m1′1層を形成することにより得られる。塗布カッ人
としては、グラビア方式、リバースロール方式か一般的
である。垂直配向法としては、必要に尾、じて磁界分布
をもたせた、S極とN極が対向するよう配置した永久磁
石を用い、表面性の面から、垂直磁界中で乾燥させる方
式が好ましい。
本発明の磁気記録媒体をテープ状に形成することもでき
る。しかしながら、前述したように、本発明の磁気記録
媒体の最も魅力的な使用形態は、円盤状記録媒体である
。すなわち、本発明では、磁性層に粒状の磁性粉を使用
している為、塗布乾燥時の厚み方向の塗膜の減厚による
面内配向、塗布]ll1−の流動による流延方向への機
械的配向のような剣状粒子が面内に横たわって配向する
性質がないため、長さ、11」、厚み方向の磁気的性質
が均質となり、特に記録媒体の形状が円盤状でビデオ信
号のような高周波の信号を同心固状に記録する磁気記録
媒体に用いるのに特に適している。このような円盤状記
録媒体は、上記のようにして得られた磁気記録媒体を円
盤状に打ち抜けば得られる。
上記したように本発明によれば、金属シュウ酩J!1固
溶体を気相還元して得られた粒状金属磁性粉を含む垂直
配向磁性層を形成したことにより、その垂直方向磁化成
分を利用して高密度記録が可能であるとともに、円盤状
磁気記録媒体を形成する場合にも周方向にわたって均質
な磁気特性を4え41ノる磁気記録媒体が得られる。
以下に、本発明を実施例、比較例により、更に具体的に
説明する。
L電車」 Fe、Co、Ni系の水溶液とシュウ酸とを反応させて
、析出したシュウ酸塩固溶体を、水素気流中で加熱還元
する公知の方法より、粒状Fe−Ni−Co合金磁性粉
を得た。この粒状合金磁性粉の粒径は0.1用mで、長
軸/短軸比1.5、保持力(Hc)は、900 0eで
あった・。
上記粒状合金磁性粉を用いて、下記の組成により磁性塗
料を作製した。
合分散を行った。次に低分子量三官能ポリイソシアネ−
1・架橋剤を5部添加し、十分に撹拌して磁性塗料を得
た。こうして得られた磁性塗料を、厚さ37p−mのポ
リエステルフィルム」二に、乾燥後の塗布厚が4#Lm
になるように塗布し、S極とN極を対向させた垂直配向
装置を用いて、該装置内で垂直配向を行ないつつ乾燥し
た後、カレングー処理を施し、表面の平滑化を行った。
更に、50℃で24時間放置した後、直径47mmに打
ち抜いて磁気シートを得た。
ル」L例」ユ 天施例1において、粒状合金磁性粉の代りに、瓦輔長0
.25pm、長軸/短軸比8、He14500eの強磁
性針状金属磁性粉を用いる以外は、実施例1と同様にし
て磁気シートを得た。
」二部実施例1および比較例1で得られた磁気シートの
静磁気特性を次表1に示す。
ム」 本厚さ方向の特性は1反磁界を補正した4fiである。
実施例1、比較例1により得られた磁気シートについて
、固定ヘッドビデオ磁気シート記録再生装置を用い、7
 M Hzの出力、7 M HzのC/N(7MHzの
再生出力と6 M Hz c+) /イズレベルの差)
、周波数特性(2M Hzと9 M Hzの出力差)、
およびエンベロープ波形(7M Hz )を測定し、下
表2の結果を得た。 この時、記録ヘッドは、トラック
rl 60 g mのセンダストヘッドを用い、再生ヘ
ッドはフェライトヘッドを用い、磁気シートの回転数は
3600rpmとし、磁気ヘッドの位置は中心から17
..5Inmの位置で測定を行った。
Kヱ 本比較例1のエンベロープ波形の1周期は1/2回転で
あり、また細かい出力変動も認められた。
上記実施例および比較例の結果から分るように、本発明
の磁気記録媒体では、金属シュウ酸塩の気相還元により
得られた粒状の金属磁性粉を使用して垂直方向に配向し
た磁気記録層を形成しているため、比較的安価であるに
もかかわらず、毛直(厚さ)方向の残留磁化が大きく、
高密度記録における電磁変換特性が優れている。特に、
円盤状の磁気シートに形成した場合、従来のように出力
信号のエンベロープ波形が周期的に変動することがなく
、一定の出力が得られている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バインダー中に強磁性粒子を分散させてなる磁性層
    を非磁性支持体上に設けてなる磁気記録媒体において、
    磁性層中の強磁性粒子は強磁性体を形成し得る金属シュ
    ウ酢塩固溶体を高温下にて水素鎖流中で還元することに
    よって得られた粒径0.3.cm以下、長軸/短軸比が
    1以上3以下である粒状全屈磁性粒子からなり、磁性層
    は垂直(厚さ)方向に配向されていることを特徴とする
    磁気記録媒体。 2、前記磁気記録媒体の形状が円盤状で、その同心円状
    にビデオ信号が記録されることを特徴とする特許請求範
    囲第1項に記載の磁気記録媒体。
JP58174339A 1983-09-22 1983-09-22 磁気記録媒体 Pending JPS6066324A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58174339A JPS6066324A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

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JP58174339A JPS6066324A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 磁気記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPS6066324A true JPS6066324A (ja) 1985-04-16

Family

ID=15976906

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JP58174339A Pending JPS6066324A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 磁気記録媒体

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JP (1) JPS6066324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6379225A (ja) * 1986-09-22 1988-04-09 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録媒体

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