JPS606596B2 - スピ−カ用ボイスコイル - Google Patents
スピ−カ用ボイスコイルInfo
- Publication number
- JPS606596B2 JPS606596B2 JP54155988A JP15598879A JPS606596B2 JP S606596 B2 JPS606596 B2 JP S606596B2 JP 54155988 A JP54155988 A JP 54155988A JP 15598879 A JP15598879 A JP 15598879A JP S606596 B2 JPS606596 B2 JP S606596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice coil
- speaker
- copper wire
- polycarbosilane
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
- H04R9/046—Construction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐熱性に優れたスピーカ用ボイスコイルに関す
るものである。
るものである。
最近のスピーカとしては高入力を印加して大出力で再生
を楽しむ傾向にあり、ボイスコイルとして耐熱性に優れ
たものが要求されている。
を楽しむ傾向にあり、ボイスコイルとして耐熱性に優れ
たものが要求されている。
従来の耐熱性に優れたスピーカ用ボイスコイルとしては
、イミド系、ァミド系の絶縁層を有した被覆銅線をィミ
ド系などの接着剤を介してコイルボビンに巻線して構成
されていたが、上述の高入力化によるボイスコイルの温
度が３００ｑｏ以上にも上昇した場合には樹脂層の炭化
、劣化によるショートやコイルの抜けなどが発生し、満
足できるものとはいえないものであった。
、イミド系、ァミド系の絶縁層を有した被覆銅線をィミ
ド系などの接着剤を介してコイルボビンに巻線して構成
されていたが、上述の高入力化によるボイスコイルの温
度が３００ｑｏ以上にも上昇した場合には樹脂層の炭化
、劣化によるショートやコイルの抜けなどが発生し、満
足できるものとはいえないものであった。
本発明は以上のような高温にも十分耐えるスピーカ用ボ
イスコイルを提供しようとするものである。
イスコイルを提供しようとするものである。
以下、本発明の実施例を添付の図面第１図、第２図によ
り説明する。
り説明する。
１はチタン、銅、ＡＩ２０３層を表面に有するアルミニ
ウムなどの耐熱性に優れた金属箔や円筒状のセラミック
よりなるコイルボビンで、このコイルボビン１の下部外
周には被覆銅線２が巻回されている。
ウムなどの耐熱性に優れた金属箔や円筒状のセラミック
よりなるコイルボビンで、このコイルボビン１の下部外
周には被覆銅線２が巻回されている。
この被覆銅線２の絶縁被膜３としては、ベンゼンなどの
溶剤にて希釈したポリカルボシランとシロキサン系ポリ
マーを用いて銅線の表面に塗布し加熱によって形成した
共重合体のポリマーである。この被覆銅線２をコイルボ
ビン１に巻付ける際に、ベンゼンなどの溶剤に希釈した
ポリカルボシランとシロキサン系のポリマーを塗布して
行ない巻線後４００ｏｏ〜６００ｏｏの高温にて約１時
間程加熱処理してスピーカ用ボイスコイルとする。
溶剤にて希釈したポリカルボシランとシロキサン系ポリ
マーを用いて銅線の表面に塗布し加熱によって形成した
共重合体のポリマーである。この被覆銅線２をコイルボ
ビン１に巻付ける際に、ベンゼンなどの溶剤に希釈した
ポリカルボシランとシロキサン系のポリマーを塗布して
行ない巻線後４００ｏｏ〜６００ｏｏの高温にて約１時
間程加熱処理してスピーカ用ボイスコイルとする。
上記ポリカルボシランとシロキサン系のポリマーは４：
６〜３：７の割合で用いられ、しかも加熱によって次の
ように反応して非常に優れた耐熱性共重合体樹脂４とな
る。
６〜３：７の割合で用いられ、しかも加熱によって次の
ように反応して非常に優れた耐熱性共重合体樹脂４とな
る。
そして、被覆銅線２の巻回されないコイルボビンー上に
はガラス不織布よりなる補強紙５が巻付けられている。
はガラス不織布よりなる補強紙５が巻付けられている。
このような構成のボイスコイルと従来のィミド系の樹脂
を用いたボイスコイルの入力負荷による断線時の昇温温
度と入力の関係を示すと以下のようであった。入力 温
度 本発明 ３５０Ｗ以上 ４５０」５００℃従来 １
８０Ｗ ２８０〜３００℃以上のように本発明のス
ピーカ用ボイスコイルは構成されるため、きわめて耐熱
性に優れたものとなり、スピーカに組込まれて利用され
た場合高入力印加による大出力再生にも十分に耐え、信
頼性に富んだものとすることができるなどの利点をもち
、工業的価値の大なるものである。
を用いたボイスコイルの入力負荷による断線時の昇温温
度と入力の関係を示すと以下のようであった。入力 温
度 本発明 ３５０Ｗ以上 ４５０」５００℃従来 １
８０Ｗ ２８０〜３００℃以上のように本発明のス
ピーカ用ボイスコイルは構成されるため、きわめて耐熱
性に優れたものとなり、スピーカに組込まれて利用され
た場合高入力印加による大出力再生にも十分に耐え、信
頼性に富んだものとすることができるなどの利点をもち
、工業的価値の大なるものである。
第１図は本発明のスピーカ用ボイスコイルの一実施例を
示す半断面正面図、第２図は同要部の拡大断面図である
。 １・・・・・・コイルボビン、２・・・・・・被覆銅線
、３・・・・・・絶縁被膜、４・・・・・・耐熱性共重
合体樹脂、５・・…・補強紙。 第１図 第２図
示す半断面正面図、第２図は同要部の拡大断面図である
。 １・・・・・・コイルボビン、２・・・・・・被覆銅線
、３・・・・・・絶縁被膜、４・・・・・・耐熱性共重
合体樹脂、５・・…・補強紙。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 耐熱性を有するコイルボビンに、ポリカルボシラン
とシロキサン系樹脂との共重合体ポリマーを絶縁被覆と
した被覆銅線をポリカルボシランとシロキサン系樹脂と
の共重合体ポリマーを接着剤として巻付け固着したこと
を特徴としたスピーカ用ボイスコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54155988A JPS606596B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | スピ−カ用ボイスコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54155988A JPS606596B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | スピ−カ用ボイスコイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5679600A JPS5679600A (en) | 1981-06-30 |
| JPS606596B2 true JPS606596B2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=15617888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54155988A Expired JPS606596B2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | スピ−カ用ボイスコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606596B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428631Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1992-07-10 | ||
| JPH0534718Y2 (ja) * | 1986-05-07 | 1993-09-02 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL9002510A (nl) * | 1990-11-16 | 1992-06-16 | Stage Accompany B V | Luidspreker met koeling. |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP54155988A patent/JPS606596B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0534718Y2 (ja) * | 1986-05-07 | 1993-09-02 | ||
| JPH0428631Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1992-07-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5679600A (en) | 1981-06-30 |
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