JPS6064916A - 透明軟膏基剤 - Google Patents
透明軟膏基剤Info
- Publication number
- JPS6064916A JPS6064916A JP17471783A JP17471783A JPS6064916A JP S6064916 A JPS6064916 A JP S6064916A JP 17471783 A JP17471783 A JP 17471783A JP 17471783 A JP17471783 A JP 17471783A JP S6064916 A JPS6064916 A JP S6064916A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- oil
- ether phosphate
- ointment base
- poe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透8Aな軟膏基剤に関するもので、特に透明性
に優れた,薬剤の溶解性のよい,安定な透明軟膏基剤に
関する。
に優れた,薬剤の溶解性のよい,安定な透明軟膏基剤に
関する。
軟膏基剤としては、油脂性基剤,乳化性基剤。
水溶性基剤,懸濁性基剤などがあるが、その中で透明な
軟膏基剤は、外観が非常に美麗であシ好まれている。し
かし、現在、透明軟膏基剤としては、カルボキシビニル
ポリマー(カーポポール)をアルコール水溶液に懸濁さ
せた基剤のみが使用されているにすぎない。
軟膏基剤は、外観が非常に美麗であシ好まれている。し
かし、現在、透明軟膏基剤としては、カルボキシビニル
ポリマー(カーポポール)をアルコール水溶液に懸濁さ
せた基剤のみが使用されているにすぎない。
カルボキシビニルポリマーを含有する透明軟膏基剤は、
通常カルボキシビニルポリマー水溶液,カルボキシビニ
ルポリマーを中和するための塩基及びアルコールを含有
している。しかし、このカルボキシビニルポリマーを含
有する透明軟膏基剤は、薬剤の溶解性を上げるだめにエ
チルアルコールをかなり多量に配合してあり、皮膚刺激
の面で問題がある。また、油性成分を配合することがむ
す15λしいので、薬剤の溶解性があまりよくなく、ま
た皮膚へ塗布した場合の経皮吸収性がよくない。さらに
基剤の熱安定性も非常によいとはいえない。
通常カルボキシビニルポリマー水溶液,カルボキシビニ
ルポリマーを中和するための塩基及びアルコールを含有
している。しかし、このカルボキシビニルポリマーを含
有する透明軟膏基剤は、薬剤の溶解性を上げるだめにエ
チルアルコールをかなり多量に配合してあり、皮膚刺激
の面で問題がある。また、油性成分を配合することがむ
す15λしいので、薬剤の溶解性があまりよくなく、ま
た皮膚へ塗布した場合の経皮吸収性がよくない。さらに
基剤の熱安定性も非常によいとはいえない。
本発明者らは従来の透明軟膏基剤のもつこれら種々の欠
点を改善し、薬剤溶解性のよい、安定な透明軟膏基剤を
得るために鋭意研究した結果、本発明を完成した。
点を改善し、薬剤溶解性のよい、安定な透明軟膏基剤を
得るために鋭意研究した結果、本発明を完成した。
即ち、本発明は炭素数12〜24の分枝脂肪酸5〜10
重量係,親水性非イオン界面活性剤および/またはPO
F+アルキルエーテルリン酸塩10〜30重量%、有機
アミン0.5〜5重量%。
重量係,親水性非イオン界面活性剤および/またはPO
F+アルキルエーテルリン酸塩10〜30重量%、有機
アミン0.5〜5重量%。
油5〜20重量係ならびに残余量の水を配合してなるこ
とを特徴とする1明軟膏基剤に関するものである。
とを特徴とする1明軟膏基剤に関するものである。
本発明で使用される炭素数12〜240分枝脂肪酸とし
ては、イソラウリン酸、イソミリスチン酸、イソパルミ
チン酸、イソステアリン酸などがあげられる。直鎖脂肪
酸は、使用すると基剤の透明性が悪くなるので使用する
ことができない。
ては、イソラウリン酸、イソミリスチン酸、イソパルミ
チン酸、イソステアリン酸などがあげられる。直鎖脂肪
酸は、使用すると基剤の透明性が悪くなるので使用する
ことができない。
本発明に使用される親水性非イオン界面活性剤とは、H
L813以上の水に透明に溶解する非イオン界面活性剤
で、POFIヒマシ油脂肪酸。
L813以上の水に透明に溶解する非イオン界面活性剤
で、POFIヒマシ油脂肪酸。
pop 硬化ヒマシ油脂肪酸、 POI!!ソルビタン
脂肪酸エステル、 POEアルキルエーテルtPOI!
jフルキルフェニルエーテルなどの酸化エチレン付加型
界面活性剤、ショ糖モノ脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは1種
または2種以上を混合して使用することができる。
脂肪酸エステル、 POEアルキルエーテルtPOI!
jフルキルフェニルエーテルなどの酸化エチレン付加型
界面活性剤、ショ糖モノ脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルなどが挙げられる。これらは1種
または2種以上を混合して使用することができる。
POKアルキルエーテルリン酸塩は単独でまたは親水性
非イオン界面活性剤と併用して使用することができ、例
えばPOE+ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、 P
OBオレイルエーテルリン酸ナトリウムなどがある。
非イオン界面活性剤と併用して使用することができ、例
えばPOE+ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、 P
OBオレイルエーテルリン酸ナトリウムなどがある。
本発明に使用される有機アミンとしては、モノエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールア
ミンおよびトリエチルアミン、ジエチルアミンなどのア
ルキルアミンが挙げられる。NaOH、KOHなどの無
機塩基は透明軟膏基剤を作る上では殆ど問題がないが、
薬剤を加えた場合、薬剤の溶解性が悪く、また薬剤の安
定性がよくないので好ましくない。
ルアミン、トリエタノールアミンなどのアルカノールア
ミンおよびトリエチルアミン、ジエチルアミンなどのア
ルキルアミンが挙げられる。NaOH、KOHなどの無
機塩基は透明軟膏基剤を作る上では殆ど問題がないが、
薬剤を加えた場合、薬剤の溶解性が悪く、また薬剤の安
定性がよくないので好ましくない。
分枝脂肪酸と有機アミンを一緒に配合すると脂肪酸セッ
ケンが生成するが、分枝脂肪酸と有機アミンの代シに、
相当する脂肪酸の有機アミン塩を使用してもかまわない
。
ケンが生成するが、分枝脂肪酸と有機アミンの代シに、
相当する脂肪酸の有機アミン塩を使用してもかまわない
。
本発明で使用される油としては、常温で液状の油なら何
れでも使用することができ、流動パラフィン、スクワラ
ンなどの炭化水素、ミリスチン酸イングロビル、イソオ
クタン酸セチル。
れでも使用することができ、流動パラフィン、スクワラ
ンなどの炭化水素、ミリスチン酸イングロビル、イソオ
クタン酸セチル。
イソステアリン酸へキシルデシル、セバシン酸ジエチル
などの脂肪酸エステル、トリ2−エチルヘキサン酸グリ
セリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン
などの多価アルコール脂肪酸エステル、ホホバ油、オリ
ーブ油、グレープシード油、ヒマワリ油などの植物油な
どがある。油は1種類でも2種以上混合して使用しても
差支えない。
などの脂肪酸エステル、トリ2−エチルヘキサン酸グリ
セリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン
などの多価アルコール脂肪酸エステル、ホホバ油、オリ
ーブ油、グレープシード油、ヒマワリ油などの植物油な
どがある。油は1種類でも2種以上混合して使用しても
差支えない。
本発明で得られる透明軟膏基剤は、耐温度性に非常に優
れてお如、−5℃から50℃の範囲で安定である。また
、薬剤の溶解性が非常によいため、薬剤の結晶が低温で
も析出しにくい。
れてお如、−5℃から50℃の範囲で安定である。また
、薬剤の溶解性が非常によいため、薬剤の結晶が低温で
も析出しにくい。
また分校脂肪酸の有機アミン塩を含有しているため、親
水性非イオン界面活性剤またはPOBアルキルエーテル
リン酸塩の使用量が通常の非イオン界面活性剤含有ゲル
よ如非常に少なくてすむO 以下、実施例によシ本発明を更に詳述するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
水性非イオン界面活性剤またはPOBアルキルエーテル
リン酸塩の使用量が通常の非イオン界面活性剤含有ゲル
よ如非常に少なくてすむO 以下、実施例によシ本発明を更に詳述するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
実施例 1
POE (501硬化ヒマシ油(N工KKOL HOO
−50) 16.’0イソステアリン酸 5.0 ミリスチン酸イソプロピル<N工KKoL:rpM−1
!!n s、。
−50) 16.’0イソステアリン酸 5.0 ミリスチン酸イソプロピル<N工KKoL:rpM−1
!!n s、。
プロピレングリコール 5.0
(B) ジイソプロパツールアミン 1.!1精製水で
100 (A) 、 (B)共に80〜90℃に加温し、均一に
溶解させ、溶解したら碩)を(A)に加入して均一にし
、脱泡後容器に充填する。
100 (A) 、 (B)共に80〜90℃に加温し、均一に
溶解させ、溶解したら碩)を(A)に加入して均一にし
、脱泡後容器に充填する。
透明性のよい安定な軟膏基剤が得られた。
実施例 2
POEf50)硬化ヒマシ油(N工KKOL HOO−
50)16.0イソステアリン酸 5.0 トリ2−エチルへキヴーン酸グリセリン(N工KKOL
Trifat S−308) 5.0プロピレングリ
コール 5.0wt% (B)ジイソプロパツールアミン 1.5精製水で 1
00 上記(A) l LB)を実施例1と同様に溶解混合し
て、透明性のよい安定な軟膏基剤を得た。
50)16.0イソステアリン酸 5.0 トリ2−エチルへキヴーン酸グリセリン(N工KKOL
Trifat S−308) 5.0プロピレングリ
コール 5.0wt% (B)ジイソプロパツールアミン 1.5精製水で 1
00 上記(A) l LB)を実施例1と同様に溶解混合し
て、透明性のよい安定な軟膏基剤を得た。
実施例 3
(A) イソステアリン酸 5.0wt%ミリスチン酸
イソプロピル 5.0 プロピレングリコール 5.0 POI!!(501硬化とマシ油 16.0POI+4
0)ラノリンアルコール 5.0(B)トリエタノール
アミン 2.0 精製水で 100 上記(A)、ω)を実施例1と同様に溶解混合して、透
明性のよい安定な軟−71f基剤を得た。
イソプロピル 5.0 プロピレングリコール 5.0 POI!!(501硬化とマシ油 16.0POI+4
0)ラノリンアルコール 5.0(B)トリエタノール
アミン 2.0 精製水で 100 上記(A)、ω)を実施例1と同様に溶解混合して、透
明性のよい安定な軟−71f基剤を得た。
出願人代理人 古 谷 馨
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 炭素数12〜240分枝脂肪酸5〜10M量係、親水性
非イオン界面活性剤および/またはPO]!!アルキル
エーテルリン酸塩10酸塩1亜〜30 量係ならびに残余量の水を配合してなることを特徴とす
る透明軟膏基剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17471783A JPS6064916A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 透明軟膏基剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17471783A JPS6064916A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 透明軟膏基剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6064916A true JPS6064916A (ja) | 1985-04-13 |
Family
ID=15983412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17471783A Pending JPS6064916A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 透明軟膏基剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6064916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4767625A (en) * | 1985-09-02 | 1988-08-30 | Kao Corporation | Lamella type single phase liquid crystal composition and oil-base cosmetic compositions using the same |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP17471783A patent/JPS6064916A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4767625A (en) * | 1985-09-02 | 1988-08-30 | Kao Corporation | Lamella type single phase liquid crystal composition and oil-base cosmetic compositions using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU605066B2 (en) | Stable pharmaceutical w/o emulsion composition | |
KR920016087A (ko) | 진통제 조성물 | |
JPS61251637A (ja) | 枸櫞酸から誘導された界面活性剤 | |
EP0265702A2 (en) | A transparent or semitransparent jelly-like cosmetic composition | |
NO20001521D0 (no) | Ikke-aerosolbasert gelblanding for barbering | |
CA2110119C (en) | Antiinflammatory and analgesic gel preparation | |
JPS60209515A (ja) | 消炎鎮痛クリ−ム剤 | |
KR0168436B1 (ko) | 비스테로이드계 소염진통제를 함유하는 수중유형 유화 조성물 | |
JPS6064916A (ja) | 透明軟膏基剤 | |
JPS62138594A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH06219940A (ja) | 貼付剤 | |
JPS62223163A (ja) | 尿素を含有する皮膚用組成物 | |
US4980084A (en) | Water rinsable petroleum jelly compositions | |
JPH04217925A (ja) | 新規な解熱消炎鎮痛剤組成物 | |
JPH06506193A (ja) | 特に中に包含物を含有させるための、硬いゲルの形の化粧品学的または製薬学的組成物 | |
JP3100408B2 (ja) | ジクロフェナックナトリウム含有皮膚外用製剤 | |
US3845210A (en) | Solid composition comprising indolylaliphatic acid derivatives for forming an injection | |
JP2006160707A (ja) | ジクロフェナク含有乳剤性軟膏剤 | |
JP5011118B2 (ja) | インドメタシンを含有する外用液剤 | |
JPH0249722A (ja) | 外用薬剤組成物 | |
EP0273619A2 (en) | Cosmetic composition | |
JPH0510969B2 (ja) | ||
JPH0245464B2 (ja) | Awashokayakuzai | |
JPH0523310B2 (ja) | ||
JPS63166825A (ja) | 尿素を安定に含む透明ゲル製剤 |