JPS61251637A - 枸櫞酸から誘導された界面活性剤 - Google Patents

枸櫞酸から誘導された界面活性剤

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JPS61251637A
JPS61251637A JP61064271A JP6427186A JPS61251637A JP S61251637 A JPS61251637 A JP S61251637A JP 61064271 A JP61064271 A JP 61064271A JP 6427186 A JP6427186 A JP 6427186A JP S61251637 A JPS61251637 A JP S61251637A
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sodium
potassium
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JP61064271A
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ルイジ・トウルキニ
サルバトレ・ガルリシ
アウレリオ・アルバニニ
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RAFUINERIA ORII RUBURIFUIKANTEI L O L SpA
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RAFUINERIA ORII RUBURIFUIKANTE
RAFUINERIA ORII RUBURIFUIKANTEI L O L SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、枸櫞酸から誘導される無毒性であり且つ生
分解できる界面活性剤に関する。
〔発明の背景〕
多くの種類の即知の界面活性剤においては、唯一種の化
合物に優れた洗浄特性と共に生分解性、無毒性、肌に対
する無刺激性、水に対する高い溶解性のような一連の特
性を持たせてこの化合物を特に多能にし、その結果、例
えば一般的に洗剤、化粧品、美容術、食品産業、織物産
業、乳化重合等のような非常に多種の利用分野において
有用なものにすることは困難である。
〔発明の概要〕
ここに、前述の特性を組合せとして有し、その結果広い
利用分野に適するようになった拘ta酸から誘導された
界面活性剤、より詳細には枸櫞酸と脂肪族ポリオキシア
ルキル化アルコールとのエステル並びに拘りl酸と無機
又は有機塩基との塩より成る界面活性剤が見い出された
〔発明の詳細な説明〕
従って、本発明の主題は、一般式(I):C)(、−C
OOR HO−C−COOR’       (I)CH,−C
OOR” 〔式中、RSR’及びR2は互いに同一であっても異な
っていてもよく、水素原子、アルカリ若しくはアルカリ
土類金属、アンモニウム基、アンモニウムの有機塩基の
陽イオン又は次式(II)ニーム鳳−R”      
(n )(式中SAはC1〜C4のオキシアルキレン基であり
1nは1〜20の範囲の数であり、R1はC1〜C1・
のアルキル基である) を有する基であり、但し、RSR’及びR1のうちの少
なくとも1種は式−An−R” の基であるものとし、 −OH基は、通常の方法によってエステル化又はエーテ
ル化され得る〕 を有する枸櫞酸エステルにある。前記アルカリ金属はナ
トリウム及びカリウムから選択されるのが好ましく、前
記アルカリ土類金属はマグネシウムであるのが好ましい
。前記の有機塩基の陽イオンは、例えばトリエタノール
アミンのようなアルカノールアミンから生成するもので
よい。前記基R3は10〜16個の炭素原子を含有する
直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基から選択されるのが好
ましい0前記オキシアルキレン基Aはオキシエチレン基
−CM、−CM、−0−であるのが好ましく、nは4〜
8の範囲の数であるのが好ましい。
前記式(I)を有するエステルは、反応の際に生成する
水を連続的に蒸留しながら150〜1510℃の温度に
おいて加熱することによって拘till酸を次式(■)
: を有する脂肪族ポリオキシアルキル化アルコールでエス
テル化し、場合によっては得られた化合物をアルカリ若
しくはアルカリ土類金属の塩基、アンモニア又はアミン
類によって塩形成させて成る方法によって製造され、こ
の方法が本発明の別の主題である。
この方法によって、次式: %式% をそれぞれ有するモノ−1ジー及びトリエステルを得る
ことができる。
使用した反応条件によって、特に拘va酸/ポリオキシ
アルキル化アルコールのモル比に依存して1千ノー1ジ
ー又はトリエステルのいずれかが優先的に製造される。
即ち、拘11醗及びポリオキシアルキル化アルコールを
実質的に等モル比で反応させれば式CN>を有するモノ
エステルが優先的に生成し、約1:2のモル比で反応さ
せれば式(V)を有するジエステルが生成する。モル比
をより大きくすれば、式(VI)を有するシリエステル
が多く生成する。
ポリオキシエチル化アルコールを用いてジエステルを製
造する場合、この反応は次の反応式二〇H,C00H C馬Coo−(CM、CH,0升−鳥 で表わすことができる。
式(III)を有するポリオキシアルキル化アルコール
は既知の化合物であり、市場で入手できるが、特にエト
キシ化アルコールはアルコール及び酸化エチレンをアル
カリ金属塩基の触媒で反応させることによって製造する
ことができる。エトキシ化アルコールの中では、次式: %式%) (式中、R9は12〜16個の炭素原子を含有する直鎖
状又は分枝鎖状のアルキル基であり、nは4〜8の範囲
の数である)を有する化合物並びにそれらの混合物が好
ましい。
本発明のエステル、特にエトキシ化アルコールのモノエ
ステル及びジエステル、それらの埴又はそれらの混合物
は、非常に低い含有率で使用した場合にも表面張力をか
なり低下させる非常に有用な界面活性剤であり、従って
乳化剤、分散剤として、そして一般的に洗剤として使用
することができる。
これらの化合物は優れた洗浄特性があるだけではなく為
肌及び目に対する毒性及び刺激作用がなく1経口摂取し
た場合にも急性毒性がない。
これらの化合物は生分解性が高く、この生分解性は90
%以上である。
これらの化合物は100℃までの広い温度範囲において
安定であり、低温において長時間貯蔵した後に室温にし
た場合にも分離しない。
これらの物質は良好であり且つ過度ではない湿潤力及び
良好な泡形成力を示す。これらの物質は水に対する適度
な乃至優れた溶解性を有し得る。
特にこれらの溶解性はアルキルエーテル鎖中に含有され
るオキシエチレンのモル数の増加に伴って増大する。こ
のエステルの水に対する溶解性は、オキシエチレンのモ
ル数が3である場合にはそれほど高くないが、オキシエ
チレンのモル数が7である場合には非常に高くなる。
本発明のエステルは、はとんどの即知の界面活性剤と相
溶性であるので、それらと共に配合することができる。
本発明のエステルはその全体の特性のため、界面活性剤
としての種々の用途に非常に適応性があることがわかっ
た0 これらの物質は飢、髪及び目に対する毒性作用がないと
同時に洗浄力が強いので、例えば肌用の液状又はクリー
ム状洗剤、シャンプー及び浴用泡剤の製造のような美容
関係の用途に特に適している。
〔実施例〕
以下の実施例は本発明を例示するためのものであり、そ
の範囲を何ら限定するものではない。
例1 枸櫞酸のエステル化 加熱系、攪拌機、温度計及び反応成分供給系を備え、反
応水収集用マニホールドを有する冷却器を取り付けた反
応器内に、窒素気流下において拘楊I!17488N(
(19モル)及びI、IAL 12!■7 ETO(式
R”(−OCL CL 九OH(ココ”C’、R1はC
11、ctt、cssであり、nは7である)を有する
エトキシ化アルコールの平均分子量505の混合物〕9
1454II(1809モル)を導入した。
この混合物を窒素気流下で攪拌しなから1約90分間温
度衛180℃にし、反応水がほとんど全部(約32〜3
511)留去されるまでこの値に保った。次いで、温度
を70℃に下げて、反応器をあけた。
水分含有率0.1%、酸価5θ0及び鹸化価12&3の
液状物質105五6#が得られた。分析結果から、この
物質は主に枸櫞酸ジエステルから成ることがわかった。
塩形成 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び水冷却系を備えた容器内
に、上で得られた拘梼酸エステル2409及び脱イオン
水72&61を導入した。
均質工!ルジョンが得られるまで攪拌し、次いで、攪拌
しなから30≦NaOH水溶液35.4〜を滴下漏斗か
ら約1時間かけて、温度を30℃以下に保ちながらゆっ
くり導入した。
拘Ii酸エステルのナトリウム塩25重量外を含有する
澄んだ水溶液1000.9が得られた。
得られた溶液はそのまま又は希釈後に種々の洗剤として
使用することができた。
この溶液を真空下で16時間50℃に加熱することによ
って水を除失した後に、クリーム状の粘稠度を有し、主
に拘Ii酸ジエステルのナシリウム塩から成り、酸価L
4、鹸化価64L6及び濃度1%の時のpH7の生成物
が得られた。
この塩形成した生成物はあらゆる比率において水に完全
に可溶であり、濃度25%までの溶液は25℃において
澄んでおり、それより高濃度の溶液は多少粘性があるこ
とがわかった。
この塩形成した生成物について、さらに以下の試験を実
施した。
・表面張力 ジュヌーイ(Du Nouy)法によって20℃におい
て測定した表面張力は、濃度1lL2511/lの時に
3t 5 dy!1@151、濃度111/lの時に3
tOdyn@廓だった。
・生分解性 ′EEC規格82/242に報告された方法に°   
 、   よって測定した生分解性は949嘩だった。
・経口急性毒性 これは、トムソン(’rhornmon)及びウニイル
(W@ll)の方法〔バイオメトリクス(Blom*t
ricm)第8巻、第51頁(1952年)〕に従って
1ウイスター(Whlstar)ラットに対して該化合
物の25%水溶液を用いて試験した。EEC規格671
548の変法第6に従って求めた結果雄雌共にLD、。
がIQ、700〜/辱だった。従って、この化合物は無
毒性であり且つ有害ですらないということがわかった。
・急性目刺激性 目に対する刺激作用はドレイズ(Draiz・)法〔ジ
ャーナル・オフ9フジ−マコ胃ジー・アンド・エクスベ
リメンタル・セラペテイクス(Journalof P
harmacology and Exper1m@n
tal Therap@uticm)第82巻、第37
7〜590頁(1944年)〕に従ってニエージーラン
ド稙うさぎに対して評価した。FDAの指示(1965
年)に従い、EEC規格8 S/A 67及び同84/
449に定義された基準及び方法を参考にして、結果の
全体的な評価を実施した。角膜や虹彩、結膜にさえも目
立ったひどい損傷は見い出されず、この化合物の25%
水溶液は無刺激性であることがわかった。
・−次皮膚刺激性 この試験は、該化合物の25%水溶液を用いて、ニュー
シーラント種うさぎに対して、その傷ついていない皮膚
及び傷つけた皮膚に適用して実施した。この結果を、F
DA規格、0ECD規格〔最新レポート:急性皮膚刺激
及び腐食(AcuteDermal Irritati
on and Corrosion )(1981年)
〕及びAFNOR規格(1982年)に従い、EEC規
格85/A 67及び8A/449に定義された基準及
び方法を参考にして評価した。
傷ついていない皮膚及び傷つけた皮膚共に浮腫も紅斑も
かさぶたも見い出されず、この化合物は無刺激性である
ことがわかった。
さらにこの塩形成した化合物は、例えばラウリル硫酸塩
、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、オキシエチル化脂肪
族アルコール及びノニルフェノ−A′。ような洗剤分野
において用いられてい°る界面活性剤と比較して優れた
洗浄力を示した。
例2 枸櫞酸のエステル化 加熱系、攪拌機、温度計及び反応成分供給系を備え、反
応水収集層!ニホールドを有する冷却器を取り付けた反
応器内に、窒素気流下において拘m酸2BB、211<
’L5モル)及びLIムL123■7ETO(弐R”−
[−0CH,CH,テOH(ここで、R3はctt ”
1 cat 、assであり、nは7である)を有する
エトキシ化アルコールの平均分子量505の混合物〕7
6151C1507モル)を導入したO この混合物を窒素気流下で攪拌しながら、約80分間温
度を155℃にし、反応水がほとんど全部(約271)
留去されるまでこの値に保った。
次いで、温度を80℃に下げて、反応器をあけた。
水分含有率11%、酸価15&6及び鹸化価23t5の
液状物質1049#が得られた。分析結果から、この物
質は主に拘りl酸モノエステルから成ることがわかった
塩形成 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び水冷却系を備えた容器内
に、上で得られた拘44!酸エステル225I及び脱イ
オン水69t2Iを導入した。
均質エマルジョンが得られるまで攪拌し、次いで、攪拌
しながら30%NaOH水溶液8五81を滴下漏斗から
約70分間かけて、温度を30℃以下に保ちながらゆっ
くり導入した。
拘@酸エステルのナトリウム塩249重J!¥%を含有
する澄んだ水溶液1000.9が得られた。
゛得られた溶液はそのまま又は希釈捗に種々の洗剤とし
て使用することができた。
この溶液を真空下で16時間50’Cに加熱することに
よって水を除去した後に、クリーム状の粘稠度を有し、
主に拘4a酸モノエステルのナトリウム塩から成り、酸
価44、鹸化価6t6及び濃度1%の時のpH7の生成
物が得られた。
この塩形成した生成物はあらゆる比率において水に溶解
し、例1に記載したのと同じ試験をした結果、例1の塩
形成化合物と同様の特性を示した0例3 以下の重量組成: ・脱イオン水             68%・例1
で得た化合物の25%水溶液       28%・ヤ
シ油脂肪酸のジェタノールアミド    2%、ポリエ
チレングリフールジステアレー)(分子f16ooo)
2% を有するシャンプーを、初めの3成分を混合し、この混
合物を60″Cに加熱し、4番目の成分を添加し、この
混合物を完全に溶解するまで前述の温度において攪拌す
ることによって製造した。
例4 以下の重量組成: ・脱イオン水            40%・例1で
得た化合物の25%水溶液      56%・ヤシ前
脂肪酸のジェタノールアミド      2%・ポリエ
チレングリコールジステアレート(分子量+5000)
2% を有する浴用泡剤を、例3に記載したのと同じ製造条件
によって製造した。
例5 拘#に酸のエステル化 加熱系、攪拌機、温度計及び反応成分供給系を備え、反
応水収集用マニホールドを有する冷却器を取り付けた反
応器内に、窒素気流下において拘1!rM17 &88
1 ((L9%ル)及びLrAL125■7ETO(式
R”−(−OCR,C)I、 )−OH(ここで、R1
はCII 、CII 、Cl11であり、nは7である
)を有するエトキシ化アルコールの平均分子pk505
の混合物)913.55Ii(1809モル)を導入し
た。
この混合物を窒素気流下で攪拌しながら、約80分間温
度を178〜180℃にし、反応水がほとんど全部(約
3241 )留夫されるまでこの値に保った。次いで、
温度を80℃に下げて、反応器をあけた。
水分含有率11%、酸価59.0及び鹸化価12&3の
液状物質105工611が得られた。分析結果から、こ
の物質は主に拘機醸ジエステルから成ることがわかった
塩形成 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び水冷却系を備えた容器内
に、脱イオン水v36.41及びMg(OH)t661
を導入した。
20〜22℃の温度においてミルク状の分散液が得られ
るまで数分間攪拌し、次いで、攪拌を続けながら、前に
製造した拘機酸エステル257.0 gを滴下漏斗から
約5時間かけて、温度を24°C以下に保ちながらゆっ
くり導入し、この添加が終わった後、30分間攪拌を続
けた。
拘楢酸エステルのマグネシウム塩213mm%を含有す
る澄んだ水溶液1000Iiが得られた。
得られた溶液はそのまま又は希釈徒に種々の洗剤として
使用することができた。
この溶液から水を除去することによって、クリーム状の
粘稠度を有し、主に枸櫞酸ジエステルのマグネシウム塩
から成り、酸価59.2 、鹸化価1st9及び濃度1
%の時のpH41の生成物が得られた。
この塩形成した生成物はあらゆる比率において水に溶解
し、例1に記載したのと同じ試駿した結果、例1の塩形
成化合物と同様の特性を示した。
、1土 拘欅酸のエステル化 加熱系、攪拌機、温度計及び反応成分供給系を備え、反
応水収集用マニホールドを有する冷却器を取り付けた反
応器内に、窒素気流下において拘[!2172.8.9
 ((L9%#)及びL OROI、/V■7、8 E
〒0 〔式R”−+0CHv C’FLt +−OH(
Cコで、RaはC+z 、C+4 、CII ”Cあり
、nはZ8Tある)を有する天然のエトキシ化アルコー
ルの平均分子fit540の混合物)732.4jl(
t15ts15℃を導入した。
この混合物を窒素気、流下で攪拌しながら、約90分間
温度を178〜180’Cにし、理論量の約45%の反
応水(約24.51>が留去されるまでこの値に保った
この時点で酸価を測定することによってエステル化の進
行度を鯛ぺた。この酸化が88〜91(理論値8&3)
に達した場合、エステル化が完了したと見なすべきであ
る。
次いで、温度を80℃に下げて、反応器をあけた。
水分含有率11%、酸価898及び鹸化価156.4の
液状物質8801が得られた。分析結果から、この物質
は主に拘構酸モノ−及びジエステルの混合物から成るこ
とがわかった。
塩形成 攪拌器、温度計、滴下漏斗及び水冷却系を備えた容器内
に、上で得られた拘栂酸モノ−及びジエステルの混合物
234.7jl及び脱イオン水714.8Iを導入した
ゲルがなくなって均質エマルションが生成するまで、攪
拌しながら45〜50°Cに加熱した。
20〜22℃に冷却して蒸発していた水を元通りにし、
次いで、攪拌しながら30%NaOH水溶液5159を
滴下漏斗から約70分間かけて、温度を24°C以下に
保ちながらゆっくり導入した。
拘1酸モノ−及びジエステルのナトリウム塩の混合物2
5重量襲を含有する澄んだ水溶液1000Iが得られた
この溶液から水を除去することによって、クリーム状の
粘稠度を有し、主に枸櫞酸モノ−及びジエステルのナト
リウム塩から成り、酸価4.4、鹸化価58及び濃度1
%の時のPH49の生成物が得られた。
この塩形成した生成物はあらゆる比率において水に溶解
し、例1に記載したのと同じ試験をした結果、例1の塩
形成化合物と同様の特性を示した。
例7 以下の重量組成: ・脱イオン水            3α7%・例1
で得た化合物の25%水溶液   52.0%・21%
オレオイルサルコシンナトリウム塩 145%・ヤシ油
脂肪酸のジェタノールアミド      2%・ポリエ
チレングリコールジステアレート(分子j16000)
1% を有するシャンプーを、初めの4成分を混合し、この混
合物を60℃に加熱し、5番目の成分を添加し、この混
合物を完全に溶解するまで前述の温度において攪拌する
ことによって製造した。
得られたシャンプーは、活性成分16%を含有し20℃
において粘度10?2c8t  の透明液体であった。
その泡形成力を、該生成物21/lを含有する水溶液に
ついて、穴あき円盤を有するプランジャー系を用いて5
0ストロークで測定した。その結果を以下に示す: 経過時間1分〕    泡の量(117)例8 以下の成分:             重量外・脱イ
オン水            4(L95・例1で得
た化合物の25%水溶液    52・ヤシ油脂肪酸の
ジエタノーたアミド     tO・LIAL123■
 9.9E’rO4,Q・ソルビタンモノラウレート 
      α8・しそンエッセンス        
   (L2・黄色染料              
 α002− 保存剤「pARMgTor、 K−40
@ J     (Ll 0・EDTA  (ナトリウ
ム塩)         α15・フルオレセイン(ナ
トリウム塩)     (LO006・ポリエチレング
リコールジステアレート   α8(分子9 6000
) を混合して、台所用品用の液状洗剤を製造した。
得られた洗剤は、活性成分17%を含有し20℃におい
て粘度242 cstの透明液体であった。
例7と同様にして測定した泡形成力を、以下に示す:

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R^1及びR^2は互いに同一であつても
    異なつていてもよく、水素原子、アルカリ若しくはアル
    カリ土類金属、アンモニウム基、アンモニウムの有機塩
    基の陽イオン又は次式(II):−An−R^3(II) (式中、AはC_2〜C_4のオキシアルキレン基であ
    り、nは1〜20の範囲の数であり、R^3はC_5〜
    C_2_0のアルキル基である) を有する基であり、但し、R、R^1及びR^2のうち
    の少なくとも1個は式−An−R^3の基であるものと
    する〕 を有する枸櫞酸エステル。
  2. (2)前記式(II)の基−An−R^3においてAがオ
    キシエチレン基−CH_2CH_2O−であり、nが4
    〜8の範囲の数であり、且つR^3が10〜16個の炭
    素原子を含有するアルキル基である特許請求の範囲第1
    項記載のエステル。
  3. (3)前記Rが式−AnR^3の基であり且つR^1及
    びR^2がナトリウム、カリウム、マグネシウム及び/
    又はアンモニウムであるか、或いはR^1が式−AnR
    ^3の基であり且つR及びR^2がナトリウム、カリウ
    ム、マグネシウム及び/又はアンモニウムである特許請
    求の範囲第1項記載のエステル。
  4. (4)前記R及びR^1が式−AnR^3の基であり且
    つR^2がナトリウム、カリウム、マグネシウム又はア
    ンモニウムであるか、或いはR及びR^2が式−AnR
    ^3の基であり且つR^1がナトリウム、カリウム、マ
    グネシウム又はアンモニウムである特許請求の範囲第1
    項記載のエステル。
  5. (5)前記式( I )を有するエステル中の−OH基が
    通常の方法によつてエステル化又はエーテル化されてい
    る特許請求の範囲第1項記載のエステル。
  6. (6)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R^1及びR^2は互いに同一であつても
    異なつていてもよく、水素原子、アルカリ若しくはアル
    カリ土類金属、アンモニウム基、アンモニウムの有機塩
    基の陽イオン又は次式(II):−An−R^3(II) (式中、AはC_2〜C_4のオキシアルキレン基であ
    り、nは1〜20の範囲の数であり、R^3はC_5〜
    C_2_0のアルキル基である) を有する基であり、但し、R、R^1及びR^2のうち
    の少なくとも1種は式−An−R^3の基であるものと
    する〕 を有する枸櫞酸エステルの製造方法であつて、反応水を
    連続的に除去しながら150〜190℃の温度において
    枸櫞酸を次式(III): R^3−An−OH(III) (式中、R^3、A及びnは前記と同じ意味を持つ)を
    有する脂肪族ポリオキシアルキル化アルコールでエステ
    ル化し、場合によつては得られた化合物をアルカリ若し
    くはアルカリ土類金属の塩基、アンモニウム又はアミン
    類のような塩基性物質によつて塩形成させて成る前記エ
    ステルの製造方法。
  7. (7)前記式(III)を有するアルコールにおいてAが
    オキシエチレン基−CH_2CH_2O−であり、nが
    4〜8の範囲の数であり、且つR^3が10〜16個の
    炭素原子を含有するアルキル基である特許請求の範囲第
    6項記載の方法。
  8. (8)前記塩基性物質が水酸化ナトリウム、水酸化カリ
    ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アンモニウム、炭酸
    ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
    水素カリウム及びトリエタノールアミンより成る群から
    選択される特許請求の範囲第6項記載の方法。
  9. (9)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R^1及びR^2は互いに同一であつても
    異なつていてもよく、水素原子、アルカリ若しくはアル
    カリ土類金属、アンモニウム基、アンモニウムの有機塩
    基の陽イオン又は次式(II):−An−R^3(II) (式中、AはC_2〜C_4のオキシアルキレン基であ
    り、nは1〜20の範囲の数であり、R^3はC_5〜
    C_2_0のアルキル基である) を有する基であり、但し、R、R^1及びR^2のうち
    の少なくとも1種は式−An−R^5の基であるものと
    する〕 を有する1種又はそれ以上の枸櫞酸エステルを含有する
    化粧品及び洗剤の組成物。
  10. (10)前記式(II)の基−An−R^3においてAが
    オキシエチレン基−CH_2CH_2O−であり、nが
    4〜8の範囲の数であり、且つR^3が10〜16個の
    炭素原子を含有するアルキル基である特許請求の範囲第
    9項記載の組成物。
  11. (11)前記Rが式−AnR^3の基であり且つR^1
    及びR^2がナトリウム、カリウム、マグネシウム及び
    /又はアンモニウムであるか、或いはR^1が式−An
    R^3の基であり且つR及びR^2がナトリウム、カリ
    ウム、マグネシウム及び/又はアンモニウムである特許
    請求の範囲第9項記載の組成物。
  12. (12)前記R及びR^1が式−AnR^3の基であり
    且つR^7がナトリウム、カリウム、マグネシウム又は
    アンモニウムであるか、或いはR及びR^2が式−An
    R^3の基であり且つR^1がナトリウム、カリウム、
    マグネシウム又はアンモニウムである特許請求の範囲第
    9項記載の組成物。
  13. (13)前記式( I )を有するエステル中の−OH基
    が通常の方法によつてエステル化又はエーテル化されて
    いる特許請求の範囲第9項記載の組成物。
  14. (14)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R、R^1及びR^2は互いに同一であつても
    異なつていてもよく、水素原子、アルカリ若しくはアル
    カリ土類金属、アンモニウム基、アンモニウムの有機塩
    基の陽イオン又は次式(II):−An−R^3(II) (式中、AはC_2〜C_4のオキシアルキレン基であ
    り、nは1〜20の範囲の数であり、R^3はC_8〜
    C_2_0のアルキル基である) を有する基であり、但し、R、R^1及びR^2のうち
    の少なくとも1種は式−An−R^3の基であるものと
    する〕 を有する枸櫞酸エステルから成る界面活性剤。
  15. (15)前記式(II)の基−An−R^3においてAが
    オキシエチレン基−CH_2CH_2O−であり、nが
    4〜8の範囲の数であり、且つR^3が10〜16個の
    炭素原子を含有するアルキル基である特許請求の範囲第
    14項記載の界面活性剤。
  16. (16)前記Rが式−AnR^3の基であり且つR^1
    及びR^2がナトリウム、カリウム、マグネシウム及び
    /又はアンモニウムであるか、或いはR^1が式−An
    R^3の基であり且つR及びR^2がナトリウム、カリ
    ウム、マグネシウム及び/又はアンモニウムである特許
    請求の範囲第14項記載の界面活性剤。
  17. (17)前記R及びR^1が式−AnR^3の基であり
    且つR^2がナトリウム、カリウム、マグネシウム又は
    アンモニウムであるか、或いはR及びR^2が式−An
    R^3の基であり且つR^1がナトリウム、カリウム、
    マグネシウム又はアンモニウムである特許請求の範囲第
    14項記載の界面活性剤。
  18. (18)前記式( I )を有するエステル中の−OH基
    が通常の方法によつてエステル化又はエーテル化されて
    いる特許請求の範囲第14項記載の界面活性剤。
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