JPS6063714A - 磁気記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録体に係り、特に高密度垂直磁化記録に
適する磁気記録体に関りる。

磁気記録再生には、従来記録媒体の面内長手方向の残留
磁化を用いＣいるが、この面内長手方向を用いる方式に
おいては記録の高密度化に限庶がある。即ら面内長手方
向の残留磁化を用いる記録再生方式においＣは記録の高
密度化に伴ない磁気記録媒体内の反磁界が増加づる性質
がある。この反磁界に打ち勝って高密度記録を行なうに
は記録媒体（記録Ｈ）の保磁ノ〕を高める一１５記録媒
体ｈ・′ｉを薄く選ぶ必要がある。しかし記録媒体層の
８保磁力化には現状では期待し勤い高磁束密度を右りる
磁気ヘッドを必要とし、また記録媒ｆ木屑の薄層化は再
生信号の低下を招くなどの問題点かある。

−］二記磁化記録の高密度化に対し、記録媒体層の面に
垂直な方向の磁化を用いる所謂る６−ｔ　ｉｉ’ｌｉ　
（４に化記録方式が提案されている。ところでこの重白
係目し記録にＪ５いＣは、磁気記録媒体は面に重両な）
ｊ向に磁化容易軸を右づる必要があり、この種記録体と
して、ｃｏ−Ｃｒ合金のスパッタ膜を記録ＩＩ！　１４
ｉとしＣ備えＩＣものが知られ（いる。

しかしこの（Ｊ、ｏ　−Ｏｒスパッタ膜は磁気ヘットと
の摺動においＣヘッドおよび記録媒イホの但耗か大ぎい
こと、記録媒体の可撓性が劣るため取１〕にい難いこと
、さらに製造上生産性が劣り実用的ＣイＣいことなどの
不都合さがある。

このＣ０−０ｒスパツタ膜にみられる不都合さの除去を
目的どじて六方晶系で一軸異方性を右づるフェライト例
えばＢａＦｅＩ２０１！粒子を磁性体として含む組成物
乃至ペースト状物を支持基体面上に塗布乾燥さけて磁性
記録媒体層を設置Ｊることも試みられている。即ちＢａ
　Ｆｅ　ｌ）　０＋＋は平板状をなし且つ磁化容易軸も
面に垂直ひあるためこの粒子（粉体）を、溶媒、分散剤
、バインダなどと混合し、支持基体体面上に塗布し、磁
界を用い面に垂直方向に配向させて乾燥ゼしめてなる磁
気記録体も知られＣいる。

しかしながら」上記によって得た記録体についてみると
、製造時、磁性体粒子相互が凝集し易く塗布操作が困難
であるとともに、記録時においてはヘッドが飽和し易い
ため高密度垂直磁化記録には適用し難いのが実情である
。

本発明者らは上記点に対処し、塗布記録体につき種々検
討を進めた結果、記録媒体層の磁性粒子としてＣＯ置換
の成る種の六方晶系フエライ１〜の微粒子を用いた場合
、良９ｆな垂直異方性を有し垂直磁化記録に適すること
を見出した。

本発明は上記知見に基づき、可撓性をイーし、ＪＩＭ扱
い易く且つ製造も容易で高密ｌＪ￥磁化記録に適りる磁
気記録体を提供しようとするもの−（ある。

以下本発明の詳細な説明りると、本発明は一般式 ％式％ 〈但しＡはＢａ、、Ｓｒ、Ｃａ、Ｐｂの群力冒ら選ばれ
た少なくとも１種の元素、Ｘは０．５−ｉ、＋の数を表
わす。）で示される六万品系フ１ライ１−（あって且つ
平均粒径ｏ、０１〜０．３μｍの磁１）１微ゎ）床（微
粒子）を含む磁性記録層を具備して成り、前記磁性微粉
末はＣ軸が支持基体の面に対し重重ｉＪ配列しているこ
とを特徴とする磁気記録体である。

上記の如く、本発明に係る磁気記録体（Ｊ１４気記録層
をなり磁性体粉末としＵｌｌＩｉ素イＡンのイオをフッ
素イオンで置換したｃｏ向換六方品系）Ｔソイ１−の微
粒子を用いる点で特徴づｉノられる。

「Ｏイオンの賄換元素としＣはＣ（ｌが用いら１＋るが
、本発明の主旨を変換しない限り、Ｖ、Ｎｌ＋、Ｓｂ、
Ｔａ等の他の元素を用いＣ共ＶｆｉｌｆｆｉしＣもＪ、
い。

本発明において、ＣＯおよびＦの置換坦として、一般式
にお（プるＸの値が０．５〜１．１のものを特に選択し
たのは、Ｘが０．５未満では良Ｏｒな垂直磁化記録体が
得られないし、またＸが１．１を超えると磁気記録が困
難となり記録体としての機能を果し難いからである。さ
らにこれらＣＯ置置換六晶晶系７丁ライト平均粒径０，
０１〜０．３μｍの微粒子が富に選ばれる。その理由は
平均粒径が０．０１μｍ未満では磁気記録に要する強磁
性を得ることができないし、これを用いた磁気記録体は
再生出力が低下して実用的でないからひある。また、０
．３μｍを超えると変調ノイズが増加し不都合であると
共に高密度記録としての垂直磁化記録を右利に行ない難
いからである。

上記本発明に係る磁気記録体は一般に次のようにし゛Ｃ
容易に製造し得る。

即ち上記平均粒径０，０１〜０．３μｍのＣ０１Ｆ置換
六万品系フェライト微粒子１００重量部当りバインダー
としての樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共手合体
、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、フェノール樹
脂、ポリウレタン樹脂など１０〜４０蛋ｍ１部、分散剤
としての脂肪ｆｉｉｉ類０．５〜２０千ｍ部程度、Ｉ３
よび溶媒例えばメヂルエプールヶ１〜ン、メチルイソブ
ヂルケ１〜ン、シクロベニ１リン、アルコールなど２０
０重量部程度を例えばボールミル、三木ロールミルなど
用いよく混練しく塗ｌ＋１状ししくはペースト状の磁性
組成物を先ず調整づる。

この磁性組成物を支持基体例えばポリ土チレンテレフタ
レートフィルムに塗布し磁界配向上乾燥処理を１Ｍづか
または適宜乾燥後機械的にＨ延を隔りことにより磁性微
粒子は０面（Ｃ１ｌＮｌ＋　）が導、を体面ｙノ向に対
し垂直なｌｊ向に配列しＣ所望の磁気記録イホが得られ
る。この垂直方向への配列についてさ１うに詳述りると
、磁性微粒子は六方晶Ｃ而を右する板状の形状′Ｃ″月
つ磁化容易軸がＣ軸方向にあるため前記！１配向やＩＪ
Ｅ延により容易に具体面に対し垂直方向に配列する。

次に本発明の実施例を記載ηる。

実施例 先ず３ａ　ＣＯ３、Ｆｅ　２０３　、Ｃｏ　ＣＯ３およ
び３ａＦｚをモル比で１対５．７５対０．５対０．７ノ
割合で含む微粉末を混合し乾燥雰囲気中で加熱反応さ口
て微粉砕し六方晶系バリウムフエライ１〜のＣＯ、ト置
換体微粒子粉末（平均粒径０．１μｍ）を得ｌご。

Ｆ記によって得た磁性体粉末８０重量部当り、バインダ
ーとしＣ塩イ１１ビニル−酢酸ビニル共車合体１０重量
部、分散剤としてレシチン１重量部、ステノアリン酸０
．２重金部および溶媒としてメチルイソブチルケトン１
２０重間部、トルエン１２０ｍｍ部を加え、す“ンドミ
ルグラインダを用いて混練し塗料化した。このようにし
て調整した磁性塗料をボリエチレンテレフタレー１〜フ
ィルム（支持基体）面に塗イ＋ｉ　Ｌ／、次いＣ磁界配
向下で乾燥処即を施して、支持基体面に垂直な方向に異
方性を有する磁性記録層を設【プ磁気記録体を形成した
。

上記（Ｍ成した磁気記録体につい−Ｃ、フェライトコア
タイプの磁気ヘッドを用いテープの走行速度４．７５　
ｃｍ／秒、周波数２０ＫＨｚにお【プる記録電流ど再生
出力との関係をめたところ添何図に曲線（Ｄ＞で示す如
くであり、高密度の重油（ｌ化記録を良好に再生できた
。

また上記において六方晶系ハリウムフＪライトのＧｏ、
Ｆ置換体微粒子粉末の製造におい（、混合ｊ京利微わ）
床中のＢａ　ＣＯ３を一定にし「ｅ２０３とＧｏｃｏ３
のモル比を５，７５対（１、５から５．４５対　１．１
まＣ変え、ＢａＦ２のｆｉｉ：ＩＯ）対応さｔ！で変え
て得た平均粒径０．１μｍの六方晶系バリウムーノエラ
イ）〜ＣＯ，Ｆ買換微粒子粉末を用いた他１．ｌ　ｌｉ
Ｊじ条件で作製した磁気記録体についＣ１上記と同じ条
１′ＩＣ記録、再生を試みた結果を添イ・」図に４）ｆ
　Ｌ！（示した。

添イｋＪ図においＣ１曲！！ｉ１　（△））ま１３ａｌ
二ｅｌ＋−ＸＣｏ　ｘ　Ｏ＋＋　ｘ　ＦｘのＸ’＝　０
．５の場合を、曲線（Ｂ　）　ｉ；ｊＸ　＝　０．Ｇ（
７）場合を、曲線（Ｃ）　ＧｉＬＸ＝−（１，７の場合
を、曲線（Ｄ）はＸ＝０．８の場合を、曲線（Ｅ）はＸ
＝（１，９の場合を、曲線（１：）はＸ−・−１，０の
場合を、さらに曲線（Ｇ　）はＸ＝＋、＋の場合をそれ
ぞれ示す。

尚上記記録再生試験に用いた磁気ヘッド（ま主磁極が厚
さ３．５μｍ、飽和磁化　６５００ガウス、透磁率　１
５００の磁性体′Ｃまた補助磁極が飽和磁化　４０００
ガウス、透磁率　２０００のフェライトでそれぞれ構成
されたものである。

一方比較のため磁性粉末としてＢａ塩とＦｅ塩とをモル
比で１対１２の割合で含む水溶液から共沈させて得た平
均粒径０．１μ■のバリウムフエライＩ〜を用いた他は
上記と同じ条件で磁気記録体を作り、磁気記録再生試験
を行なったところ添付図に曲線で（ａ）で示す如くであ
った。

図から明らかのように本発明に係る磁化記録体の場合（
曲線Ａ−Ｇで示す）には小さな記録電流でも所要の再生
が可能であるのに対し、比較例の場合（曲線（ａ）ぐ示
１）には大きな記録電流を要ｌノ高密度磁気記録には適
しない。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）一般式 ％式％ Ｓｒ　、Ｃａ　、Ｐｂの８Ｙから選ばれた少なくとも１
   種の元素、Ｘは０．５〜１．１の数を表わづ。）で示さ
   れる六方晶系フエライ］−であって、且つ平均粒径０．
   ０１〜０．３μｍの磁性微粉末を含む磁性記録層を備え
   て成り、前記磁性微粉末はＣ軸が面方向に対し垂直に配
   列されていることを特徴とづる磁気記録体。