JPS6062762A - 通信処理回路 - Google Patents

通信処理回路

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JPS6062762A
JPS6062762A JP58169361A JP16936183A JPS6062762A JP S6062762 A JPS6062762 A JP S6062762A JP 58169361 A JP58169361 A JP 58169361A JP 16936183 A JP16936183 A JP 16936183A JP S6062762 A JPS6062762 A JP S6062762A
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茂 於保
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平山 健
Akira Hasegawa
明 長谷川
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明は、多重データ伝送システムに使用する通信処理
回路に係り、特に自動車内集約配線システムに使用する
通信処理回路に関する。 〔発明の背景〕 例えば自動車には各種のランプやモータなどの電装品、
それに自動車制御用の各種のセンサやアクチュエータな
どの電気装置が多数配置され、その数は自動車のエレク
トロニクス化に伴なって増加の一途をたどっている。 このため、従来のように、これら多数の電気装置に対し
てそれぞれ独立に配線を行なっていたのでは、配線が極
めて複緒で、かつ大規模なものとなってしまい、コスト
アップや重量、スペースの増加、或いは相互干渉の発生
など大きな問題を生じる。 そこで、このような問題点を解決する方法の一つとして
、少ない配線で多数の信号の伝送が可能な多重伝送方式
による配線の簡略化が提案されており、その−例として
本出願人による特願昭57−17535号の出願がある
。 第1図にこのような多重伝送方式による自動車内集約配
線システムの一例を示す。 この第1図のシステムは信号伝送路として光フアイバケ
ーブルOFを用い、中央制御装置CCU(以下、単にC
CUという。なお、これはCentralContro
l Unit rD略)と複数の端末処理装置LCU(
以下、単にLCUという。なお、これはLocalCo
ntrol Un目 の略)との間を光信号チャンネル
で共通に結合したもので、光フアイバケーブルOFの分
岐点には光分岐コネクタOCが設けである。 CCUは自動車のダツシュボードの近傍など適当な場所
に設置され、システム全体の制御な行なうようになって
いる。 LCUは各種の操作スイッチSW、メータMなどの表示
器、ランプL、センサ8など自動車内に多数設置しであ
る電気装置の近傍に、所定の数だけ分散して配置されて
いる。 CCU及び各LCUが光フアイバケーブルOFと結合す
る部分には光信号と電気信号を双方向に変換する光電変
換モジュールO/Bが設けられている。 CCUはマイクロコンピュータ
【備え、シリアルデータ
によるデータ通信機能を持ち、これに対応して各LCU
には通信処理回路CIM(以下、単CCIM、!:いう
。なお、これはCommunicationInler
face Adaptor (71)略)が設けられ、
CCUはLCUの一つを順次選択し、そのLCUとの間
でのデータの授受を行ない、これを繰り返えすことによ
り1チヤンネルの光フアイバケーブルOFを介しての多
重伝送が可能になり、複維で大規模な自動車内配線を簡
略化することができる。 第2図はこのような伝送システムの一例について更に詳
しく説明するためのブロック構成図で、10は中央処理
装置(第1図のCCUに相当)、20は信号伝送路(第
1図の光フアイバケーブルOFに相当)、30〜32は
端末処理装置(第1図のLCUに相当)、40はA/D
、51〜58は外部負荷である。なお、この例では、信
号伝送路20として電気信号伝送路を用いた場合につい
て示してあり、従って、中央処理装置1o及び端末処理
装置30〜32には光電変換モジールが不要で、このた
め、端末処理装置30〜32の内容は実質的にCIMだ
けとなっている。 コンピュータ(マイクロコンピュータ) t−含ム中央
処理装置10は、伝送路20で各端末処理装置30〜3
2と結合され、各種のセンサやランプ、アクチュエータ
、モータなどの電気装置からなる外部負荷51〜58に
対するデータの送出と、これらからのデータの取込みを
多重伝送方式によって行なう。このとき、アナログデー
タを出力するセンサなどの外部負荷57.58はA/D
 40を介して端末処理装置32に結合され、ディジタ
ルデータによる伝送動作が行えるようになっている。 信号伝送路20は双方向性のものなら何でもよく、電気
信号伝送路に限らず光ファイバによる光信号伝送系など
任意のものが用いられ、これによる通信方式はいわゆる
半二重方式(Half Duplex )で、中央処理
装置10から複数の端末処理装置30〜32のうちの一
つに対する呼び掛けに応じ、該端末処理装置の一つと中
央処理装置10との間でのデータの授受が伝送路20を
介して交互に行なわれるようになっている。 このような半二重方式による多重伝送のため、中央処理
装置10から送出されるデータには、その行先1表わす
アドレスが付され、伝送路20から受け取ったデータに
付されているアドレスが自らのアドレスであると認識し
た。各端末処理装置のうちの一つだけが応答するように
なっている。 このように、中央処理装置10からアドレスが付されて
送出されたデータに応じて、そのアドレスを理解し、そ
れが自らのものであると判断した端末処理装置の一つだ
けがそれに応答して自らのデータを中央処理装置10に
送出することにより、上記した半二重方式によるデータ
の伝送動作が得られることになる。 また、このシステムでは、中央処理装置10をマイクロ
コンピュータと、シリアルデータによるデータ通信機能
を有するCIM33とで構成し、このCIM33t−介
して上記した半二重方式によるデータ伝送動作を行なう
ようにし、これによりマイクロコンピュータとしてデー
タ伝送機能をもたない汎用のものものが使用できるよう
になっている。 ところで、以上の説明から明らかなように、このような
伝送システムのためには、各種の機能を異にしたCIM
を必要とする。即ち、中央処理装置lOに使用するCI
M33と各端末処理装置30〜32に使用するCIMと
は当然機能を異にしており、さらに同じく端末処理装置
に対するものでも、LCU30.31のCIMとLCU
 32のCIMとでは、A/D40km対するインター
フェース機能を有するものとそうでないものというよう
に機能を異にしており、このため、それぞれごとに機能
?異にしたCIMが必要になるのである。 従って、従来の伝送システムでは、CIMの種類の多い
ことに起因して、これらCIMの専用化、LSI化(大
規模集積回路化)に対するコストアップが著しく、シス
テムのローコスト化が困難であるという欠点があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、ただ
一種類のCIMで上記したような伝送システムの構成が
可能で、CIMの専用化、LSI化が充分に行なえ、伝
送システムのローコスト化に役立つCIMを提供するに
ある。 〔発明の概要〕 この目的な達成するため、本発明は、複数の異なった機
能を備え、外部からの入力により必要な機能だけの選択
が行なえるようにCIMを構成した点を特徴とする。 〔発明の実施例〕 以下、本発明による通信処理回路を、図示の実施例によ
って詳細に説明する。 第3図は本発明の一実施例における基本的構成1示す概
略機能ブロック図で、シーケンシャルに全体の動作制御
を行なうための制御回路101、伝送路20から入力さ
れる受信信号RXDにより調歩同期方式によりクロック
の同期を取る同期回路102、外部から4ビツトのデー
タとして予じめ与えられるアドレスデータADDR0〜
、により動作モードの選択と、入力データのアドレス比
較とを行なうアドレス比較回路103、入力データの取
込みと送出をシリアルに行なうためのシフトレジスタ1
04、データの入出力をパラレルに行なうためのI10
バッフ了105.外付けのA/D40を制御しアナログ
データの伝送を可能にするためのA/D制御回路106
、それに、全体の動作に必要なりロックを発生するため
のクロック発生器107などから構成され、T、SI化
されている状態な示す。 アドレス比較回路103に対するアドレスデータ入力は
上述のように4ビツトで、この4ビツトで4えるべきデ
ータADDR[−選択することによりDIOモードと、
ADモード、それに:MPUモートの3種の動作モード
のうちの一つの動作モードで動作するように、内部機能
の切換えが行なわれる。 まず、DIOモードとは、このCIMが第2図で説明し
た端末処理装置30〜31として使用されたときに必要
とする機能な与える動作モードであり、このためには、
アドレスデータADD R51−@11+11ないし”
D”のいずれかのアドレスに設定してやればよい。 次に、ADモードとは、第2図における端末処理装置3
2のCIMとして使用されたときに必要とする機能を与
えることができる動作モードで、このためにはアドレス
データADDRを′E”又は”F”のいずれかに設定し
てやればよい。 そして、MPUモードとは、第2図におけるCIM33
として使用さねたときに必要とする機能を与えるための
動作モードで、このときにはアトv x チー タA 
D D A k ” 0″に設定するようレニしである
。 以上のアドレス設定と動作モードの関係を図で表わせば
第4図のとおりになる。 従って、この実施例によれば、第2図に示すような伝送
システムを、ただ一種類のCIMによって構成すること
ができ、CIMの汎用化が可能になるため、その専用晶
化、LSI化による利点【充分に得ることができること
になる。 次に、こわら動作モードのそれぞれにおける本発明の一
実施例の動作について順次説明する。 第3図に示す本発明の一実施例によるCIMがアドレス
”1″ないし”D”の中のいずれかGこ設定されると、
その機能ブロックは第5図に示す状態になり、伝送路2
0から入力された受信信号RXDは同期回路102に供
給され、クロック発生器107からのクロックの同期を
取り、制御回路101に受信信号RXDのクロック成分
に調歩同期したクロックが与えられ、これにより、制御
回路101が制御信号を発生し、シフトレジスタ104
に受信信号のデータ部分をシリアルに読込む。 一方、アドレス比較回路103には、アドレス″1”力
)ら′D”までのうちから予めその端末処理装置に割り
当てられたアドレスが与えられており、このアドレスと
シフトレジスタ104の所定のビット位置に読込まれた
データとがアドレス比較回路103によって比較され、
両者が一致したときだけシフトレジスタ104内のデー
タがI10バッファ105に転送され、外部機器に与え
られる。 また、制御回路101はクロックで歩進するカウンタを
含み、シーケンシャルな制御信号を発生し、受信信号R
XDによるデータをI10バッファ105に与えたあと
、それにひき続いて今度は工10バッファ105からシ
フトレジスタ104にデータをパラレルに取り込み、外
部機器から中央処理装置10に伝送すべきデータPシフ
トレジスタ104の中にシリアルデータとして用意する
。 そして、このデータをシフトレジスタ104からシリア
ルに読み出し、送信信号TXDとして伝送路20に送出
する。このときには、受信信号RXDに付されていたア
ドレスがそのまま送信信号TXDに付されて送出される
から、中央処理装置10は自らが送出したアドレスと一
致していることによりこの送信信号TXDの取り込みを
行ない、これにより半二重方式にょる1サイクル分のデ
ータの授受が完了する。 こうして中央処理装置10を1次の端末処理装置に対す
るデータの送出登行ない、これを繰り洛すことにより複
数の各端末処理装置30〜32との間でのデータの授受
が周期的に行なわれ、多重伝送が可能になる。 次に第6図は第5図に示したDIOモードにあるCIM
の一実施例なざらに詳細に示すブロック図で、第5図と
同一もしくは同等の部分には同じ符号を付してあり、こ
の第6図において、301は受信信号RXDK−調歩同
期したクロックを発生させるための同期回路、302は
2相のクロックφ8とφM1発生するカウンタ、303
はシーケンシャル制御用のカウンタ、304はカウンタ
303の出力から種々の制御信号を作り出すシーケンス
デコーダ、305は異常検出器、306はI10バッフ
ァ105の入出力切換選択用のアドレスデコーダ、30
7はアドレス比較用の4ビツトのフンパレータ、308
はエラー検出回路、310は2個のアンドゲートと1個
のノアゲートからなる複合ゲート、311はエラー検出
用のエクスクル−シブオアゲート、312はデータ送出
用のアンドゲート、313,314はトライステートバ
ッファである。なお、シフトレジスタ104は25ビツ
ト(24ビツト+1ビツト)で、I10バッファ105
は14ボート(14ビツト)のものである。 まず、DIOモードに選択された場合&:は、A/D制
御回路106は動作せず、このときのシフトレジスタ1
04のデータ内容は第7図に示すようになり、/160
から/I65までの6ビツト分は使用せず、/166か
ら419までの14ビツトがI10バッファ105のデ
ータDIOに割当てられる。 そして420から423までの4ビツトがアドレスデー
タADDRに割当てられ、魔24はスタートビットに割
当てられている。なお%DIOデータにI!lfiてら
れているビット数が14となっているのは、I10バッ
ファ105が14ビツトのものとなっているからである
。また、このため、この実施例によるCIMでは、I1
0バッファ105に接続可能な外部負荷の最大数が14
となっている。 この実施例によるデータ伝送の方式は、調歩同期、双方
向、反転二連過方式と呼ばれるもので。 ディジタルデータk N RZ (nonreturn
 to zero )法により伝送するようになってお
り、その伝送波形は第8図に示すようになっている。す
なわち、CCU側のCIMからLCU側のCIMにデー
タを伝送するフレームe受信フレーム、反対にLCUl
llからCCU側に伝送するフレームを送信フレームと
すれば、受信フレームと送信フレームが共に74ビツト
で、従って1フレームが148ビツトとなっている。そ
して、受信フレームと送信フレームとは共に同じフレー
ム構成となっており、最初に25ビツトのlIθ″があ
り、そのあとに調歩同期のための1ビツトのI″l″か
らなるスタートビットが設けられ、それに続いて24ビ
ツトの受信データRXD又は送信データTXDがNRZ
信号形式で伝送さね、ざらにこれらのデータ9反を伝送
しているのは、伝送エラーチェックのためである。 既に説明したように、この実施例では、半二重方式によ
り多重伝送が行なわれるから、受信フレームのデータR
XDの先頭の4ビツトには、CCUがそのとき呼び掛け
を行なう相手となるLCUのアドレスデータADDRが
第7図に示すように付され、これに応答してそのLCU
から送出される送信フレームのデータTXDの先頭4ビ
ツトには同じアドレスデータADDRが付されて伝送さ
れる。なお、LCU側から送信フレームが伝送されるの
は、CCU側で呼び掛けたLCUc限られるから、送信
データTXDにアドレスが付加されていなくてもCCU
側ではそのデータがいずれのLCUからのものであるか
は直ちに判断できる。 従って、送信フレームのデータTXDk1.は必ずしも
アドレスを付す必要はなく、データTXDの先頭4ビツ
トを(oooo)などLCUのいずれのアドレスとも一
致しないデータとしてもよい。 ここで第6図に戻り、CIMのアドレスについて説明す
る。 既に説明したように、この実施例では、LCU側のCI
Mにはそれぞれ異なった4ビツトのアドレスが割当てて
あり、このアドレスをもとにして半二重方式によるデー
タの多重伝送が行なわれるようになっている。 そして、このアドレスシそれぞれのCIMに割当てる働
きeする入力がコンパレータ307に接続されている4
本の入力2°〜23であり、これらの入力に与えるべき
データADDR0〜ADDR1により当該CIMのアド
レスが指定される。 例えば、そのCIMのアドレスを” i o ” c指
定するためには、アドレスデータADDRo30、AD
DR,1=1、ADDR,=O1ADDR,=1とし、
入力20〜23に(1010)が入力されるようにすれ
ばよい。なお、この実施例では、データ″θ″は接地電
位、データ″′1″は電源電圧V、。によって表わされ
ているから、アドレス610”に対しては入力2°、2
”E接地し、入力21.21を電源に接続することにな
る。 ところで、この実施例では、アドレス入力20〜23が
アドレスデコーダ306にも入力され、その出力によ!
1110バッファ105の方向性力制御されるようにな
っている。この結果、アドレス【指定すると、I10バ
ッファ105の14本の端子のうちのいずれがデータ出
力ボートとなるのかが決定される。そして、この実施例
では、アドレスがそのまま出力ボート数に対応するよう
になっている。従って、いま、アドレスを”10″と定
めれば、I10バッファの14本の端子のうち10本が
出力ボートとなり、残りの4本が入力ボートとなるよう
に制御される。 また、第6図では省略しであるが、このアドレスデコー
ダ306の出力は制御回路101のシーケンスデコーダ
304kmも与えられ、これにより第4図で既に説明し
たように、このCIMの動作モードが切換えられるよう
になっている。すなわち、この実施例では、アドレスを
′O”に設定したCIMはMPUモードで、アドレスを
+1”から”D″までの間に設定したCIMはDIOモ
ードで、そしてアドレスを”E”、1′F”のいずれか
に設定したCIMはADモードでそれぞれ動作するよう
にされる。 次に、制御回路101と同期回路102の機能しこつい
て説明する。 この実施例では、第8図に関連して既に説明したように
、調歩同期方式が採用されており、このため、受信フレ
ーム、送信フレーム共にデータ伝送に際して、その開始
前に必ず25ビツトの11101″が挿入され、その後
で1ビツトのスタートビットとして11”データが挿入
されている(第8図)。 そこで同期回路301は受信フレームの最初に存在する
25ビツトのIIO”に続くスタートビットの立上りe
検出し、内部クロックのビット同期を取る。従って、次
の受信フレームが現われるまでは、このときのタイミン
グにビット同期した内部クロックにより動作が遂行され
てゆくことになる。 カウンタ302は同期回路302で同期が取られた内部
クロックから2相のクロックφ8と4Mを作り出す。こ
わ2によりクロックφ8とφVはその後入力されてくる
受信データRXDに位相同期したものとなる。 シーケンスカウンタ303は同期回路302からスター
トビットの立上り検出タイミングを表わす信号を受け、
特定のカウント値、例えばカウント0の状態にセットさ
れ、その後、クロックφ8又はφつによってカウントさ
れる。従って、そのカウント出力によりCIM全体の制
御手順を定めることができ、カウント値をみることによ
り、任意のタイミングにおけるCIMの動作がどのステ
ップにあるのかを知ることができる。 そこで、このカウンタ303のカウント出力をシーケン
スデコーダ304に供給し、このCIMの動作に必要な
制御信号、例えばRXMODO。 TXMODH,READ、5HIFTなど内部で必要と
する全ての制御信号をシーケンスデコーダ304で発生
させるようにしている。つまり、この実施例は、クロッ
クφ6.φ、にょるシーケンス制御方式となっているも
のであり、従って、カウンタ303の出力をデコードし
てやれば、必要な制御が全て行なえることになるのであ
る。 次に、伝送されて来るデータRXDがそのCIM向けの
データであるか否か、つまりCCUからの受信フレーム
の伝送による呼び掛けが自らに対するものであるか否か
の判定動作について説明する。 既に説明したように、コンパレータ307(7)一方の
入力には、入力2°〜21からのアドレスデータが4え
られており、他方の入力にはシフトレジスタ】04のQ
2゜ビットからQ、3 ビットまでのデータが与えられ
るようになっている。そして、このコンパレータ307
は1両方の入力データが一致したときだけ、一致信号M
YADDRを出力する。そこで、シフトレジスタ104
に受信データRXDが入力され、そのQ、。ビットから
Q21 ビットまでの部分にデータRXDの先頭に付さ
れているアドレスデータ(第7図参照)が格納されたタ
イミングでコンパレータ307の出力信号MYADDR
1調べ、そのときにこの信号MYADDRが′1”にな
っていたらそのデータRXDは自分宛のもので、CCU
からの呼び掛けは自分に対するものであることが判る。 このため、エラー検出回路308に制御信号COMPM
ODP!を供給し、上記した所定のタイミングで信号M
YADDRi取込み、それがlIO”になっていたとき
には出力I N I T I A T、を発生させ、こ
れによりシーケンスカウンタ303をカウント0にセッ
トし、CIM全体の動作を元に戻しテ次のデータ伝送が
入力されるのに備える。一方、信号MYADDRが1”
になっていたときには、エラー検出回路308によるI
NITIALの発生がないから、そのままCIMの動作
はシーケンスカウンタ303のそのときのカウント値に
したがってそのまま続行される。 次ニ、伝送エラー検出動作について説明する。 この実施例では、既に第8図で説明したように反転二連
過方式によるデータ伝送が採用されており、これにより
伝送エラーの検出が行なえるようになっている。そして
、このため、シフトレジスタ104の最初のQoビット
と最後のQ24 ビットからエクスクル−シブオアゲー
ト311kmデータが与えられ、このゲート311の出
力が信号ERRORとしてエラー検出回路308に与え
られるようになっている。 シーケンスデコーダ304はスタートビットに23 続く受信信号RXDとRXD(第8図)の伝送期間中、
制御信号RXMODFIを出力して複合ゲー)310の
下側のゲートを開き、これにより伝送路20からのデー
タをシリアル信号8Iとしてシフトレジスタ1104k
入力する。このとき複合ゲ−1310にはノアゲートが
含まれているため、伝送路20から供給されてくるデー
タは反転されてシフトレジスタ104に入力される。 そこで、受信フレーム(第8図)のスタートビットに続
<24ビツト分のデータがシフトレジスタ104に入力
された時点では、このシフトレジスタ104のQ、ビッ
トからQ2.ビットまでの部分には受信信号RXDの反
転データRXDが書込まれることになる。次に、第8図
から明らかなように、24ビツトの受信信号RXDが伝
送されたあと、それにひき続いて24ビツトの反転信号
RXDが伝送されてくると、それが複合ゲート310で
反転されてデータRXDとなり、シリアル信号8Iとし
てシフトレジスタ104に入力され始める。この結果、
シフトレジスタ104の特開昭GO−62762(7) Qoに反転信号RXDの先頭ビットが反転されて入力さ
ねたタイミングでは、その前に書込まれていた受信信号
RXDの先頭ビットの反転データがシフトレジスタ10
4のQ24 ビットに移され反転信号RXDの2番目の
ビットのデータがQoに書込まれたタイミングでは受信
信号RXDの2番目のビットのデータがQ24 のビッ
トに移されることになり、結局、反転信号RXDがシフ
トレジスタ104に1ビツトづつシリアルに書込まれて
いるときの各ピットタイ之ングでは、シフトレジスタ1
04のQ24 ビットとQ。ビットには受信信号RXD
と反転信号RXDの同じビットのデータが常に対応して
書込まれることになる。 ところで、上記したようにエクスクル−シブオア’1−
)311の2つの入力にはシフトレジスタ104のQ。 ビットとQ24 ビットのデータが入力されている。従
って、受信信号RXDと反転信号RXDの伝送中にエラ
ーが発生しなかったとすれば、反転信号RXDの伝送期
間中、エクスクル−シブオアゲート311の出力は常に
′1″になる筈である。何故ならば、受信信号RXDと
その反転信号RXDの対応する各ビットでは必ず11″
と0″が反転している筈であり、この結果、ゲ−)31
1の入力は必ず不一致を示し、そうならないのは伝送に
エラーがあったときだけとなるからである。 そこで、エラー検出回路30Bは反転信号RXDが伝送
されている24ビツトの期間中、信号ERRORを監視
し、それが10”レベルになった時点で信号INITI
ALを発生するようにすれば、エラー検出動作が得られ
る。なお、このようなデータ伝送システムにおける伝送
エラーの処理方式としては、伝送エラーを検出したらそ
れを修復して正しいデータ管得るようにするものも知ら
れているが、この実施例では、伝送エラーが検出された
らその時点でそのフレームのデータ受信動作【キャンセ
ルし、次のフレームのデータ受信に備える方式となって
おり、これにより構成の簡略化を図っている。 次に、このl@6図の実施例のDIOモードにおけるデ
ータ伝送の全体的な動作を第9図のタイミングチャート
によって説明する。 φ1.φ8はカウンタ302から出力される二相のクロ
ックで、同期回路301内に含まれているクロック発振
器による内部クロックにもとづいて発生されている。 一方、RESETは外部からこのCIMに供給される信
号で、マイクロコンピュータなどのリセット信号と同じ
であり、第2図におけるシステム内の全てのCIMごと
に供給されるようになっており、電源投入時など必要な
ときに外部のリセット回路から供給され、伝送システム
全体のイニシャライズを行なう。 イニシャライズが終るとシーケンスカウンタ303はカ
ウント値が0に設定され、そこからクロックφMにより
歩進してゆく。そしてカウント値が25になるまでは何
の動作も行なわず、カウント値が25になるとIDLE
信号とRX)i!NA信号が発生し、CIMはアイドル
状態になってシーケンスカウンタ303のカウント値に
よるシ−ケンシャルな制御は停止され、トライステート
バッファ313が開いて信号受信可能状態となる。 なお、このとき、イニシャライズ後、シーケンスカウン
タ303のカウント値が25になるまでは信号受信可能
状態にしないようにしているのは、同期回路301に−
よる調歩同期のためであり、受信信号RXDが24ビツ
トなので最少限25ビットの@0”期間を与える必要が
あるためである。 こうしてアイドル状態に入るとシーケンスカウンタ30
2はクロックφ8.φつのカウントにより歩進シ続ける
が、シーケンスデコーダ304は制御信号IDLEとI
NI’rIALを発生したままにとどまり、受信信号が
入力されるのをただ待っている状態となる。なお、この
ために第8図に示すように各受信フレームと送信フレー
ムの先頭には25ビツトの0”が付加しであるのである
。 こうしてアイドル状態に入り、その中でいま、時刻t0
で受信信号RXDが入力されたとする。 そうすると、この信号RXDの先頭には1ビツトのスタ
ートビットが付されている。そこで、この:Xター)k
’ノット同期回路301が検出し、内部クロックのビッ
ト同期を取る。従って、これ以後、1フレ一ム分の伝送
動作が完了するまでのデータRXD、RXDとクロック
φ、とφ8との同期は内部クロックの安定度によって保
たね、調歩同期機能が得られることになる。 スタートビットが検出されるとシーケンスカウンタ30
3はカウント出力0(以下、このカウンタ303の出力
データは8?E−付し、例えば、この場合にはSOで表
わす)に設定され、これによりシーケンスデコーダ30
4は制御信号IDLEを止め、制御信号RXMODEを
発生する。また、これと並行してシフトレジスタ104
にはシフトパルス8HIFTがクロックφMに同期して
供給される。 この結果、スタートビットに続く48ビツトの受信信号
RXDと反転信号RXD(第8図)が伝送路20から複
合ゲート310を通ってシリアルデータとしてシフトレ
ジスタ104に順次1ビツトづつシフトしながら書込ま
れてゆく。このとき、最初の24ビツトの受信信号RX
Dは複合ゲート310によって反転されたデータRXD
としてシフトレジスタ104に順次シリアル蚤こ書込ま
れるので、スタートビットに続く24ビツトの期間、つ
まりシーケンスカウンタ303が81から824に達し
た時点では、シフトレジスタ105のQ。 ビットからQ2′、までのビットに受信信号RXDが反
転されたデータRXDが書込まれることになる。ここで
次の825のクロックφMの立上りで制御信号COMP
MODFfが出力され、エラー検出回路308が機能す
る。そしてこの状態で続いて反転信号RXDが入力され
始め、この結果、今度は反転信号RXDが反転されたデ
ータRXDがシフトレジスタ105のQoビットからシ
リアルに書込まれてゆく。これにより81から824で
シフトレジスタ104に書込まれたデータRXDはその
先頭のビットからシフトレジスタ104のQ24 ビッ
ト位置を通り、シーケンスカウンタ303が825から
848になるまでの間に順次。 1ビツトづつオーバーフローされてゆく。一方、これと
並行してシフトレジスタ104のQo ビット位置を通
って反転信号RXDcよるデータRXDがその先頭ビッ
トから順次、シリアルに書込まれてゆき、この間にエク
スクル−シブオアゲート311とエラー検出回路308
による伝送エラーの検出が、既に説明したようにして行
なわれてゆく。 従って、シーケンスカウンタ303が848になった時
点では、シフトレジスタ104のQ。ビットからQ23
 ビットまでには、受信信号RXDと同じデータRXD
がそのまま書込まれた状態になる。そこで、この848
のタイミングでコンパレータ307の出力信号MYAD
DRを調べることにより前述したアドレスの確認が行な
われ、いま受信したデータRXDが自分宛のものである
か否か、つまり、このときのCCUからの呼ヒ掛itが
自分宛のものであるか否かの判断が行なわれる。 なお、シーケンスカウンタ303が825から848の
間にある期間中に伝送エラーが検出され、或いはアドレ
スの不一致が検出されるとエラー検出回路308は84
Bになった時点で制御信号INITIALを発生し、こ
の時点でシーケンスカウンタ303は80に設定され、
アイドル前25ビツトの状態に戻り、この受信フレーム
に対する受信動作は全てキャンセルされ、次の信号の入
力に備える。 さて、シーケンスカウンタ303が825から848に
ある間に伝送エラーが検出されず、かつアドレスの不一
致も検出されなかったとき、つまり848になった時点
でエラー検出回路308がINITIAL信号を発生し
なかったときには、この848に:なった時点でシーケ
ンスデコーダ304が制御信号WRITE8TBを発生
する。 なお、この結果、84Bの時点ではINITIAL信号
とWRITE8TB信号のいずれか一方が発生され、伝
送エラー及びアドレス不一致のいずれも生じなかったと
きには前者が、そして伝送エラー及びアドレス不一致の
いずれか一方でも発生したときCは稜者がそねぞれ出力
されることになる。 さて、848の時点で制御信号WI’LITB8TBが
出力されると、そのときのシフトレジスタ104のデー
タがパラレルにX10バツフア105に書込まれ、この
結果、受信したデータRXDによってCCUからもたら
されたデータがX10バツフア105の出力ボートから
外部負荷51〜56のいずれかに供給される。なお、こ
のときには、DIOモードで動作しているのであるから
、第7図で説明したようcQ、ビットからQls ビッ
トまでの最大14ビツトがデータRXI)として伝送可
能であり、かつ、そのうちの何ビットがX10バツフア
105の出力ボートとなっているかはアドレスによって
決められていることは既に説明したとおりである。 こうして848に達すると受信フレームの処理は全て終
り、次の849?ら送信フレームの処理に入る(第8図
)。 まず、849から872までは何の処理も行なわない。 これはCCU側にあるCIMの調歩同期のためで、上2
した受信フレームの処理におけるIDLEの前に設定し
た期間での動作と同じ目的のためのものである。 873に入るとシーケンスデコーダ304から制御信号
PSが出力され、これによりシフトレジスタ104はパ
ラレルデータの読込み動作となり、X10バツフア10
5の入力ボートに外部負荷51〜56のいずれかから与
えられているデータを並列に入力する。このとき読込ま
れるデータのピット数は、14ビツトのI10バッフ了
1(15のボートのうち、受信フレームの処理で出力ボ
ートとして使われたビットを引いた残りのビット数とな
る。例えば、前述のように、このCIMのアドレス?1
0に設定したときには、出力ボートの数は10となるか
ら、このときには入力ボートは4ビツトとなる。 シフトレジスタ104に対するパラレルデータの書込み
には、信号PSと共にシフトクロック8HI FTrt
1ビット分必要とす、bため、873のクロックφ6に
より信号SPを立上げたあと、874のりpツクφBに
同期したシフトパルス5HIFTを制御信号TXMOD
I!lの立上り前に供給する。 また、このとき、第8図から明らかなように、送信デー
タTXDの前にスタートビットを付加し、さらにデータ
TXDの先頭4ビツトにはアドレスな付加しなければな
らない。このため、第6図では省略しであるが、信号P
Sが発生している期間中だけシフトレジスタ104のQ
24 ビットにはデータ″′1″を表わす信号が、そし
てQ20 ビットからQ23 ビットの部分には入力2
°〜23からアドレスデータがそれぞれ供給されるよう
になっている。 こうして849力)ら873までのDUMMY状態にま
り調歩同期に必要な25ビツト分のデータ10”送出期
間が設定されたあと、874に入ると制御信号TXMO
DEが立上り、これによりTX(送信)状態になる。こ
の信号TXMODEの発生【こより複合ゲート310の
上側のアンドゲートが能動化され、さらにアンドゲート
312が能動化される。これによりシフトレジスタ10
4のQ24 ビットのデータ、つまりスタートビットと
なるデータ″1”がアンドゲート312【通って伝送路
20に送り出される。そして、それに続くS75以降の
クロックφMに同期して発生するシフトクロック5HI
FTによりシフトレジスタ104の内容は1ビツトづつ
後段にシフトされ、Q 24 ビットからアンドゲート
312を通って伝送路20に送り出され、これにより送
信フレーム(第8図)のスタートビット【含む送信信号
TXDの伝送が行なわれる。 一方、このようなシフトレジスタ104からのデータ読
出しと並行して、そのQ 21 ビットのセルから読出
されたデータは複合ゲート310Wi:通って反転され
、シフトレジスタ104のシリアル入力に供給さねてい
る。この結果、875以降、シフトレジスタ104のQ
、ビットからQ8.ビットまでに書込まねていた送信デ
ータTXDは、シフトクロック5HIFTによって1ビ
ツトづつ伝送路20に送り出されると共に、反転されて
シリアルデータ8Iとしてシフトレジスタ104のQo
ビットから順次書込まれてゆくことになる。 従って、制御信号P8が発生している期間中にシフトレ
ジスタ104のQoビットからQ23 ビットのセルに
書込まれた送信データTXDが全て読出し完了した時点
では、このQ0ビットからQ23 ビットまでのセルに
はそれまでの送信データTXDに代って、反転データT
XDが格納されていることになる。 そこで、この送信データTXDの読出しが完了した時点
以降は、そわにひき続いて今度はシフトレジスタ104
から反転データTXDの読出しが開始し、@6図のよう
に反転データTXDが送信データTXDに続いて伝送路
2oに送出されることになる。 こうして5122に到ると、シフトレジスタ104のQ
2B ビットからQ。ビットまでの反転データは全部読
出し完了するので制御信号TXMODFiは立下り、シ
フトクロックSHI FTの供給も停止されて送信状態
分路る。そして、8122に続く次のクロックφM&:
より制御信号INITIALが発生し、シーケンスカウ
ンタ303はSOに設定され、CIMはアイドル(ID
LE)以前の信号受信準備状態に戻る。 従って、この実施例によれば、調歩同期、双方向1反転
二連送力式による半二重方式の多重通信をCCU、!=
LCUとの間で確実に行なうために、LCU側で必要と
するDIOモードでの動作機能を有するCIMt−得る
ことができる。 次に、この実施例によるCIMのADモードにおける動
作について説明する。 前述したように、CIMを介してCCUとデータの授受
1行なうべき電気装置としては各種のセンサなどアナロ
グ信号を出力する外部負荷57゜58(@2図)があり
、そのため、本発明の実施例においては、λ/D制御回
路106を含み、外付けのA/D 40を制御する機能
Pも有するものとなっている。そして、このときのCI
Mの動作モードがADモードである。 そして、これも既に説明したように、この実施例では入
力2°〜23に与えるべきアドレスデータによって動作
モードの設定が行なわれるようになっており、ADモー
ドに対応するアドレスデータは、第4図に示すように”
)it″と”F”となっている。 さて、この実施例によるCIMがアドレス″′E″又は
′F”に設定されると、その機能ブロック状態は@10
図に示すようになる。そして、このように設定された場
合のシフトレジスタ104に格納されるデータの内容は
第7図に示すようになり、/I60から/I67までの
8ビツトがA/D 40を介して外部負荷57.58な
どから取込んだADデータ格納用で、48.49の2ビ
ツトがADチャンネルデータ格納用であり、これにより
DIOデータ用としては410から慮19の10ビツト
となっている。なお、その他はDIOモードのときと同
じである。また、このときのADチャンネルデータとは
、マルチチャンネルのA/Dを使用した場合のチャンネ
ル指定用のデータであり、この実施例ではA/D 40
として4チヤンネルのもの【用いているので、2ビツト
を割当てているのである。 次に、第11図は第10図の実施例をさらに詳細に示し
たブロック図で、この第11図において、320はシフ
トレジスタ、321はレジスタ、322はゲート、32
3はA/D制御用のカウンタ、324はA、 / D制
御用信号発生回路、325はA/Dのチャンネル選択用
のカウンタである。 なお、その他は第6図の場合で説明したところと同じで
ある。 シフトレジスタ320は8ビツトのもので、外付けのA
/D 40からシリアルで取込んだディジタルデータ(
外部負荷57.58などから与えられたアナログデータ
E A / D変換したもの)【格納してパラレル読出
しを可能にすると共に、A/D40のチャンネルを指定
するためのカウンタ325から与えられる2ビツトのチ
ャンネル選択データをパラレルに受入れ、それをシリア
ルに読出してA/D40に供給する働きをする。 レジスタ321は32ビツトのもので、人/D40が8
ビツトで4チヤンネルのものなので、それに合わせて8
ピツト4チヤンネルのレジスタとして用いられ、A/D
40から8ビツトで取込まれたデータを各チャンネルご
とに収容する。 ゲート322もレジスタ321に対応して32ピツト(
8ビツト4チヤンネル)となっており、データ伝送用の
シフトレジスタ104のQaビットとQ9ビットのセル
力)ら読出したADチャンネルデータ(第7図)によっ
て制御され、レジスタ321のチャンネルの1つを選択
し、その8ビツトのデータをシフトレジスタQ。ビット
からQ。 ビットのセルにADデータ(第7図)として書込む働き
をする。 カウンタ323はクロックφ輩のカウントにより歩進し
、A/D制御回路106全体の動作Pシーケンシャルに
、しかもサイクリックに制御する働きをする。 A/D制御用信号発生回路324はカウンタ323の出
力をデコードするデコーダと論理回路を含み、A/D制
御回路106全体の動作に必要な各種の制御信号を発生
する働き?する。 次に、このA/D制御回路106全体の動作について説
明する。 この実施例では、カウンタ323のカウント出力のそれ
ぞれに対応してシーケンシャルに制御が進み、そのステ
ップ数は27で、カウント出力0(これをSOという)
からカウント出力26(これ[826という)までで1
サイクルの制御が完了し、A/D40の1チヤンネル分
のデータがレジスタ321に取込まれる。 まず、1サイクルの制御が開始すると信号INCにより
チャンネル選択用のカウンタ325がインクリメントさ
れ、これによりカウンタ325の出力データは、1サイ
クルごとに順次、(0,0)→(0,1)→(1,0)
→(1,1)→(0゜0)と変化する。 このカウンタ325の出力データはシフトレジスタ32
0の先頭2ピット位置にパラレルに書込まれ、ついでシ
リアルデータAD8Iとして読出されてA/D 40に
供給される。 また、これと並行して、カウンタ325の出力データは
デコーダ(図示してない)¥を介してレジスタ321に
も供給され、レジスタ321の対応するチャンネルの8
ビツトを選択する。 続いて、A/D40はシリアルデータAD8 Iとして
入力したチャンネル選択データに応じてそれに対応した
アナログ入力チャンネルを選択し、そのアナログデータ
をディジタルデータに変換してから8ビツトの・シリア
ルデータAD80としてシフトレジスタ320のシリア
ル入力に供給し、このシフトレジスタ320に格納する
。 その後、このシフトレジスタ320c格納された8ビツ
トのディジタル変換されたデータADは、所定のタイミ
ングでパラレルに読出され、カウンタ325の出力デー
タによって予め選択されているレジスタ321の所定の
チャンネルの8ビツトに移され、1サイクルの制御動作
を終了する。 こうして、例えばカウンタ325の出力データが(0,
0)となっていたとすれば、A/D40(Dfキャンル
0のアナログデータがディジタル化され、レジスタ32
1のチャンネル0の8ビツトに格納されたあと、カウン
タ323はSoにリセットされ、次のサイクルの動作に
進み、カウンタ325はインクリメントされてその出力
データは(0,1)となり、今度はチャンネル1のアナ
ログデータがディジタル化されてレジスタ321のチャ
ンネル1の8ビツトに収容さレル。 従って、この実施例によれば、A/D制御回路106に
よるA/D40からのデータ取込動作が、シーケンスカ
ウンタ303とシーケンスデコーダ304によるデータ
伝送処理とタイぐング的に独立して行なわれ、レジスタ
321の各チャンネルのデータは4サイクルのA D 
i制御動作に1回の割合でリフレッシュされ、レジスタ
321にはA/D40の4つのチャンネルに入力されて
いるアナログデータが、それぞれのチャンネルごとに8
ビツトのディジタルデータとして常に用意されているこ
とになる。 そこで、いま、伝送路から受信信号RXDが入力され、
それに付されているアドレスデータがこのCIMに対す
るものであったとする。なお、このときのアドレスデー
タは、既に説明したように、′E″又は′F”である。 そうすると、受信フレームの入力が終った時点(第9図
の848)でシフトレジスタ104に書込まれるデータ
のフォーマットは第7図のADモードとなっているため
、このシフトレジスタ104のQsビットとQ9 ビッ
トには2ビツトからなるADチャンネルデータが格納さ
れている。そこで、このADチャンネルデータは848
で信号WRITE8TBが発生した時点で読出され、こ
れによりゲート322の4つのチャンネルのうちの一つ
が選択される。 この結果、873(第9図)で信号psと5HIFTが
発生した時点で、レジスタ321の4つのチャンネルの
うち、シフトレジスタ104のQs=Qeの2つのビッ
トで選ばれたチャンネルのADデータだけが読出ざね7
、それがシフトレジスタ104のQ。ビットからQ、ビ
ットまでの8ビツト部分に書込まれる。 そして、これが874以降の送信状態で送信信号TXD
に含まれ、CC’Uに伝送されることになる。 ところで、この実施例では、上記したように受信信号R
XDの受信処理とそれに続く送信信号TXDの送信処理
とは無関係に、常にレジスタ321の中にはADデータ
が用意されている。 従って、この実施例では、どのようなタイ電ングで自分
宛の受信信号RXDが現われても、直ちに:ADデータ
による送信信号’I’XDの伝送【行なうことができ、
A/D40の動作により伝送処理が影響を受けることが
な(、A/D変換動作に必要な時間のために伝送速度が
低下するなどの虞れがない。 なお、この実施例では、CIMをLSI化するに際して
A/D401外付けとし、CIMの汎用化に際してのコ
ストダウンな図るようになっている。つまり、第2図で
説明したように、この実施例ではモードの設定により一
種類のCIMをLCU30〜31のCIMとしても、L
CU32のCIMとしても、或いはCCUIOのCIM
33としても使用できるようにしている。しかして、こ
のとき、λ/Dを内蔵させてしまうとCIM30゜31
.33として使用したときに無駄なものとなり、しかも
、一般に自動車の集約配線システムに適用した場合には
、CIM32として使用される個数の方が他のCIM3
0,31.33として使用される個数より少ないため、
CIMの全部にA/Dを内蔵させることによるメリット
があまりない。そのため、A/Dを外付けとしているの
である。 しかして、このA/Dの外付けのため、第11図から明
らかなように、外付けのA/D40に対して4本の接続
端子が必要になり、LSI化した際に端子ピン数の増加
をもたらす虞れがある。 そこで、本発明の一実施例では、CIMがADモードに
設定されたときには、I10バッファ10517)14
17’)ボートのうちの4本がA/D 40に対する接
続端子として切換えらねるようレニしである。すなわち
、本発明の実施例では、I10バッファ105が14ボ
ートとなっており、これらは第7図から明ら力)なよう
に、CIMがDIOモ−ドに設定されたときには全部が
入出力ボートとシテ使用される可能性があるが、ADモ
ードのときには最大でも10ボートしか使用されず、第
11図に示す/f611〜/l614の4ボートはDI
Oデ・−夕の入出力には使用されないで余っている。 そこで、この余った4ボートをλDモードで切換え、A
/D40に対する端子ビンとして使用すれば、A/Dl
i−外付けにしても端子ビン数の増加はなく、LSI化
に際して汎用性が増し、コストダウンが可能になる。 次に、この実施例によるCIMのMPUモードにおける
動作について説明する。 第4図から明らかなように、この実施例にょるCIMf
−MPUモードに切換設定するためには、アドレスAD
DRo−ADDR,にょるアドレス設定を′O”、つま
り入力20〜2”t−全て接地電位に保ち、(oooo
)としてやればよい。 このMPUモードとは第2図に示したCIM33として
使用されたときに必要な機能を与えるためのモードで、
DIOそ一ド、及びADモードで使用された場合と異な
り、CCUIOのマイコンからデータが与えられると、
それを所定のLCUのCIM30〜31のいずれかに対
して送信し、それに応答して返送されてくるデータを受
信したら、そのデータをマイコンに転送させるという伝
送インターフェース動作を行なうものである。 ところで、これまでの説明では第8図に関連して説明し
たように、LCU側のCIMからみた説明【主としてい
たため、COO側のCIMからLCU側のC’IMにデ
ータを伝送するフレームを受信フレーム、反対にL C
U側からCOO側に伝送するフレーム【送信フレームと
してきたが、以後はそれぞれのCIMからみてデータを
送出するフレームを送信フレーム、自らがデータを受け
入れるときのフレームを受信フレームとして説明する。 従って、以後は、成るCIM、例えばCIM33での送
信フレームは他のCIM、例えばCIM30では受信フ
レームとなり、他方、CIM30でf7)送信フレーム
はCIM33では受信フレームとなる。 さて、第12図は本発明の実施例にょるCIMにアドレ
スlIO″が設定され、CPUモードで動作するように
制御されたときの大まかな機能ブロック図で、第2図に
おけるCIM33の状態を表わしている。なお、既に説
明したとおり、この実施例ではアドレスの設定により同
一構成のCIMが3種のモード、つまりCPUモード、
DIOモード、ADモードのいずれの状態での機能をも
はたすことができるものであり、従って、この第12図
の状態はCPUモードでの機能ブロックを表わすもので
、この実施例にょるCIMの構成が第3図の場合と異な
ったものとなることを表わすものではない。 この第12図から明らかなように、C’PUモードでは
I10バッファ105(第3図)、A/D40は機能を
止めらね、マイコンとの間は14ビツトのデータバスで
結ばれる。なお、このときの端子ビンはI10バッファ
105の入出力ボートと共通に用いられ、端子ビンの増
減は全く生じないようになっているのはいうまでもない
。 そして、この14ビツト(14本)の入出力のうち8ビ
ツトがデータ用であり、残?16ピツトが制御信号用と
なっている。 さて、このCPUモードにおいては、シフトレジスタ1
04のデータ内容が第7図に示すように、QotpらQ
28 までの24ビツトが全てMPUデータとなってお
り、マイコンは8ピツトのデータバスによってこのシフ
トレジスタ104にアクセスするようになっている。 一方、制御回路101はマイコンからの制御信号を受け
、シフトレジスタ104のQ。−Q2゜の全てのビット
にマイコンからのデータが格納されると同時に送信動作
に入り、このデータが格納され終った時刻t!から第1
3図に示すように送信フレームの伝送を開始する。 こうして送信フレームがCIM33から伝送されると、
それに応じてLCU側のCIM30〜32の一つが応答
し、ひき続いてそのCIMが送信を行なうから、時刻t
xから1フレーム(148ビツト)の伝送時間が経過し
た時刻鴨ニなると、シフトレジスタ104の中にはCI
M33から呼掛けを行なったCIM(CIM30〜32
のうちの一つ)から伝送されたデータが格納され終るこ
とCなる。 そこで、CIM33の制御回路101は、この時点1.
において割込要求IRQを発生し、これに応シてマイコ
ンがシフトレジスタ104のデータな読取り、1サイク
ル分のデータ伝送を終了する。なお、このときのCIM
相互間でのデータの授受動作はI!5図に関連して説明
したDIOモードにおける場合と同じであるのはいうま
でもない。 次に914図はC’IM83、つまりMPUモードに設
定されたときのCIMの一実施例【示す機能ブロック図
で、MPUモードにおいて必要とする機能に対応したブ
ロックだけを示したものであり1図において400,4
02は8ビツトのスイッチ、404は8ビツトのデータ
ラッチであり、その他は第6図の実施例と同じである。 このMPUモードではシフトレジスタ104のQo ビ
ットからQ23 ビットまでが8ビツトの入出力ピンな
介してマイコンのデータバスに接続ざし、相互にデータ
の授受を行なうようになっており、このため、シフトレ
ジスタ104のQ、〜Qss のビットを3つのグルー
プ% Qo〜Qy(Rag3 )、 Qs 〜Qzs 
(Rag2 )e Q16〜Q23 (Rag l )
に分割したものとして扱い、時分割で順次にアクセスす
るようにしている。 そこで、このため、8ビツトのスイッチ400と402
を用い、マイコンから与えられるレジスタセレクト信号
R8O,R81の組合わせによりスイッチ400の制御
信号RFtAD1〜3と、スィッチ4020制御信号8
TB 1〜3を作り、入出力端子ピン7〜14をReg
lcpらRag2、そしてRag3と順次接続するよう
にし% 8ビツトづつ3回のアクセスによりマイコンと
シフトレジスタ104との間でのデータの授受を行なう
ようになっている。そして、この場合、マイコンからシ
フトレジスタ104に対するデータの書込み時では、マ
イコンからのデータの読出し時間と、シフトレジスタ1
04に対するデータの書込時間との違いを補償するため
、ラッチ404が設けられ、マイコンからのデータを一
旦、ラッチしてから書込むようになっている。 また、このMPUモードでは、データ受信時での24ビ
ツトのデータの先頭に付されているアドレスの照合は、
このCIM3:lの中では行なわない。従って、入力2
°〜21に与えられたアドレス(oooo)はアドレス
デコーダ306によってMPUモードにこのCIMを設
定するためにだケ使用され、第6図におけるコンパレー
タ307は動作しないようになっている。 次に、このMPUモードでは、CIM3Bの入出力端子
ピン1〜6がマイコンに対する制御信号の伝送路となっ
ており、これによりマイコンからはCIMの制御回路1
01に対してクロックB。 チップセレクト信号C8,リードライト信号RW。 それに上述のレジスタセレクト信号R80,R81が与
えられ、一方、このCIMからは割込要求信号IRQが
マイコンに出力されるようになっている。 第15図、第16図はこれらの信号の処理回路の一実施
例で、第14図では省略しであるが、制御回路101の
一部に含まれており、まず、クロックEが第15図の回
路に供給され、内部クロックCLOCKと共に処理され
て2相のクロックEH,FiLが発生される。そして、
これらのクロックEH,BLとマイコンからの信号:a
w、cs。 R80,R81が第16図の回路で処理され、信号8T
BO〜3.READO〜1が発生される。 なお、信号MPUはCIMがMPUモードに設定される
と1″になる信号である。さらに、この第16図の回路
による信号処理タイミングを示したのが第17図、第1
8図で、これらの図のうち、第17図は信号READO
〜3の発生タイミングを、それに第18図は信号8TB
O〜3の発生タインングをそれぞれ示したものである。 なお、これらの図において、信号READO〜3のうち
のいずれが発生するか、及び信号8TBO〜3のうちの
いずれが発生するかは、信号R80とR81の組合わせ
で決まるようになっており、これにより上述したシフト
レジスタ104のグループReg1.Reg2.Reg
3の選択が行なわれる。 ところで、これらの信号READO〜3.8TBo〜3
のうちの信号READOと8TBoとは、上記したシフ
トレジスタ104のグループ選択には使用されず、後述
する割込要求信号IRQの発生に使用される。 従って、信号RhoとR81による選択状態を示すと第
19図のようになる。 次に、第20図は割込要求信号IRQの発生回路の一実
施例で、同じく第14図の制御回路101の中に含まれ
、このCIM33がデータ受信完了してシフトレジスタ
104の中に受信データの格納を終ったときに発生する
信号WRITE 8TB(第9図)と信号READOと
によって信号IRQを発生する回路と、入出力端子ピン
7〜14によって−r4コンのデータバスに接続されて
いるデータ線DO〜D7のいずれか一つ、例えばデータ
線Doからの信号DATAと信号8TBOから信号MA
 8 K 1を作る回路とで構成されており、その動作
は第21図、第22図のタイミングチャートに示されて
いる。そして、これらの図のうち、第18図は信号DA
TAが8TBoの発生タイぐングで10″となっていた
ときの動作?、また第19図は信号DAT人が′1”に
なっていたときの動作をそれぞれ示したものである。な
お、第20図の回路で、信号DATAと8TBQが供給
さねているフリップフロップをRegOという。従って
、この第20図の回路では、 RegOに”1″が書込
まれていると割込要求信号IRQにマスクが掛けられる
ことになる。 次に、第14図の実施例、つまり本発明にょるCIMの
一実施例がMPUモードに設定された状態におけるデー
タ伝送の全体的な動作な第20図のタイミングチャート
(よって説明する。 本発明の実施例においては、eIM30〜33のいずれ
も、その動作がシーケンスカウンタ303のカウント出
力により制御され、従って、このシーケンスカウンタ3
03のカウント出力を所定値に設定してやれば、任意の
動作状態に転位させることができることは、既に第6図
0m9図などに関連して説明したとおりであり、このこ
とはCIMがどのようなモードに設定されていても変り
はない。 ところで、第14図に示すようにMPUモードに設定さ
れたCIM33がデータ伝送すべく組合わされるCIM
は、第2図から明らかなように、DIOモード又はAD
モードに設定されているCIM30〜32となっている
。そして、このDIMはDIOモード及びADモードに
設定されていたときには、第9図で説明したように、他
のCIMからのデータを受信したとき、それにひき続い
て自らのデータの送信を行ない、1フレ一ム分のデータ
授受動作を行なうもので、いわばパッシブな動作しか行
なわない。 これもこ対して、CIM3BのようにMPU=e−ドに
設定されているものでは、マイコンからのデータがシフ
トレジスタ104に書込まれたら自らデータ送信な開始
する、いわば7゛クチプな動作【必要とする。 そこで、この実施例では、このアクチブなデータ送信開
始のため、シフトレジスタ104のグループ選択のため
の信号8T81〜3のうちの信号8TB3を使用するよ
うにしている。これは、シフトレジスタ104に対する
マイコンによる送信データ(IJ書込みがRegl、R
eg2.Reg3の順に行なわれ、このため、信号8’
l’B 3が発生した時点でマイコンからシフトレジス
タ104に対するデータの書込みが丁度終了し、シフト
レジスタ104には今回伝送すべきデータが全て格納し
終るからである。 そこで、第23図に戻り、いま、成る時点でCCU 1
0 (第2図)のマイコンにLCUのいずれかに対して
伝送すべきデータが用意されたとする。 そうすると、このマイコンは入出力端子ビン1〜6を介
して信号08.RW、R80,R81をCIM33の中
の制御回路101に供給し、第15図ないし第19図で
説明したように信号5TBO〜3を発生させ(第23図
の左端上部)、データバスから順次、8ビツトづつのデ
ータをシフトレジxり104のRegl、Reg2.R
eg3 C書込ませる。 一方、制御回路101は、この信号8TB3の発生をと
らえ、シーケンスカウンタ303に49″をロードする
。この信号8TB3によるシーケンスカウンタ303の
出力データを@49”にするための回路の一実施例を第
24図に、この回路の動作を示すタイ建ングチャートを
第25図に示す。 こうしてシーケンスカウンタ303が849にされると
、この時点1x(第13図)で送信フレームの処理が開
始する。この849から8122までの送信フレームの
処理は第8図で説明したDIOモードの場合とほぼ同じ
であるが、このMPUモードではシフトレジスタ104
には既に伝送すべきデータが書込まれているから、S4
9から873までの間では何もせず、ただシフトレジス
タ104のQ、4にスタートビット用の61”【書き込
むだけである点がDIOモードのときと異なるだけであ
る。 こうして5122に達すると信号lNlTl人りが発生
し、その後、SOから824までの最少時間な含むアイ
ドル状態に入る。つまり、MPUモードでは、DIOモ
ードのときと異なり、他のCIMからデータが受信され
るのを待つのではなく、マイコンからシフトレジスタ1
04にデータの書込みが終了したらシーケンスカウンタ
303にデータ49を強制的にロードし、これにより自
動的ニ送信フレームの処理に入るようにしているのであ
る。 さて、こうしてCCUIOのCIM33から送信フレー
ムの伝送が開始すれば、既に第9図で説明したように、
この送信データTXDがLCU側のCIM30〜32に
よって受信データRXDとして受信処理され、そのうち
のアドレスの一致したCIMによって折り返しデータが
伝送されてくるから、今度はそれが受信データRXDと
してCIM33に受信されるようになる。 このときの受信フレームの処理も、第9図におけるDI
Oモードの場合とほぼ同じで、ただMPUモードではア
ドレスの一致状態をみない点が異なるだけである。そし
て、SOから848になり、シフトレジスタ104の中
に受信データが格納し終り、かつエラーが検出されなか
った場合には。 848のクロックφ8cより信号WRITE 8’rB
が立上ると、これにより第20図〜第22図で説明した
ように割込要求信号IRQが発生し、その後のクロック
φMにより信号INITIALが発生してこのCIM3
3はアイドル状態に入り、次に信号8TB 3が発生す
るまでアイドル状態を保つO こうして割込要求信号IRQが発生されると、CCUI
 O内のマイコンはこの信号IRQにより割込処理ルー
チンにジャンプし、シフトレジスタ104から受信デー
タの取込みを行なう。このときのシフトレジスタ104
からのデータの取込みは、スイッチ400を用い、これ
に@15図及び第16図で説明した回路から信号RI!
!AD 1〜3ヲ順次供給し、8ビツトのデータバスD
o−D7を介してシフトレジxp 104のRegl、
Reg2゜Reg3 の順に行なわれるものであること
は、既に説明したとおりである。 ところで、この実施例では、既c第2Q図で説明したよ
うに、この信号IRQはマスク可能に構成されており、
CCUIOのマイコンはRegO(第20図)&:I1
1”を書き込んでおくことにより信号IRQをマスクす
ることができる。 従って、第23図のように、信号8TB3の発生時点t
xの前の信号8TBOの発生時点(M2S図の左下)C
合わせてデータバスDOを”1″にしておけば、信号M
A8Kが1”になり、その後、信号WRITE 8TB
が発生した時点でも割込要求信号IRQはマイコンに供
給されず、これによりマイコンは必要に応じて所定の期
fljl中、他の処理を優先して行なうことができる。 なお、このマスクの解除は第20図から明らかなとおり
、信号8TBOの発生時点でデータバスDoを0″にし
、RegOに1′0”を書き込めばよい。 一方、CCUIOのマイコンは、こうしてIRQのマス
クを行なっていたときには、第20図の信号IRQEl
iべ、それがl”になっていたらデ−夕受信が完了して
いたことになるのでシフトレジスタ104からデータの
取込みを行ない、それカ1′0″になっていたらデータ
の受信完了を待つ。 なお、信号IRQはデータの取込み1行なうときに発生
する信号READOcより解除されることは第20図か
ら明らかである。 従って、この実施例によれば、CCUのマイコンはデー
タt−CIM33に転送したあと、そのまま他の処理動
作に入ることができるから、無駄な待ち時間が不要にな
ってその処理能力を充分に活かしたシステムとすること
ができ、かつ、このとき、CIM33のデータ受信が完
了しても、それより優先順位の高い他の処理動作に対し
てはマスクを働かせることができ、これにより優先順位
の高い処理動作が中断される虞れも生じないようにでき
る。 ここで、第2図のように、MPUモードにあるCIM3
3と、DIOモード(又はADモード)に設定されたC
IM30〜32との組合わせによるデータ伝送動作發状
態遷移図で示すと第26図のようになる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、自動車内ノ集約
配線システムなどのデータ伝送システム【、ただ一種類
の通信処理回路で構成することができ、通信処理回路の
汎用性を高め、その機能の高度の専用化と構成のLSI
化が可能になるため、従来技術の欠点を除き、伝送シス
テムのローコスト化憂充分にはたすことができる通信処
理回路を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
wl、1図Gま自動車内集約配線システムの一例を示す
説明図、第2図はデータ伝送方式の一例【示すブロック
構成図、第3図は本発明による通信処理回路の一実施例
1基本的な機能構成として示した概略ブロック図、第4
図はアドレスによる動作モード切換の説明図、第5図は
DIOモードにおける本発明の一実施例を示す機能ブロ
ック図、第6図はDIOモードにおける本発明の一実施
例にさらに詳細に示したブロック図、@7図はデータ内
容の一実施例1示す説明図、第8図は伝送波形の一実施
例を示す説明図、第9図はDIOモードにおける本発明
の一実施例の動作を説明するためのタイミングチャート
、第10図はADモードにおける本発明の一実施例を示
す機能ブロック図、第11図はADモードにおける本発
明の一実施例をざらに詳細に示したブロック図、第12
図はMPUモードにおける本発明の一実施例を示す機能
ブロック図、第13図はMPUモードにおける伝送波形
の一実施例〉示す説明図、81!14図はMPUモード
における本発明の一実施例をざらに詳細に示したブロッ
ク図、!15図及び第16図は信号処理回路の一実施例
を示すブロック図、第17図及び第18図はその動作説
明用のタイぐングチャート、第19図はレジスタセレク
ト信号による選択動作【示す説明図、第20図は割込要
求信号発生回路の一実施例を示すブロック図、第21図
及び第22図はその動作説明用のタイミングチャート、
第23図はMPUモードでの動作を説明するためのタイ
ミングチャート、第24図はカウンタeセットするため
の回路の一実施例P示すブロック図、第25図はその動
作説明用のタイミングチャート、第26図はCPUモー
ドとDIOモードの組合わせによるデータ伝送動作を表
わす状態遷移図である。 10・・・・・・中央処理装置、20・・・・・・信号
伝送路、30〜32・・・・・・端末処理装置、33・
・・・・・通信制御製式、40・・・・・・A/D (
アナログ−ディジタル変換器)、51〜58・・・・・
・外部負荷、101・・・・・・制御回路、102・・
・・・・同期回路、103・・団・アドレス、Lt[回
路、104・・・・・・シフトレジスタ、105・・・
・・・I10バッファ、106・・自・・A/D制御回
路、107・・・・・・クロック発生器、301・・・
・・・同期回路、302・・・・・・カウンタ、303
・・・・・・シーケンスカウンタ、304・・・・・・
シーケンスデコー/、305・・・・・・異常検出器、
306・・・・・・アドレスデコーダ。 307・・・・・・コンパレータ、308・・・・・・
エラー検出回路、310・・・・・・複合ゲー)、31
1・旧・・エクスクルーシプオアゲー)、312・旧・
・アンドゲート、320・・・・・・シフトレジスタ、
321・・・・・・レジスタ、322・・・・・・ゲ−
)、323・・・・・・カウンタ、324・・・・・・
A/D制御用信号発生回路、325・・・・・・カウン
タ。 E DATA□ RQ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 シーケンシャル制御機能を有し、所定のフォーマ
    ットのデータにより半二重方式によるデータ伝送機能な
    はたすようにした通信装置において、中央局システム用
    の信号伝送処理機能と、端末局システム用の信号伝送処
    理機能及びインターフェース機能と、動作モード切換入
    力機能とe備え、複数の動作モードのいずれか一つを任
    意に選択して動作可能に構成したことを特徴とする通信
    処理回路。
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