JPS6061600A - インタフエロンe - Google Patents

インタフエロンe

Info

Publication number
JPS6061600A
JPS6061600A JP58159141A JP15914183A JPS6061600A JP S6061600 A JPS6061600 A JP S6061600A JP 58159141 A JP58159141 A JP 58159141A JP 15914183 A JP15914183 A JP 15914183A JP S6061600 A JPS6061600 A JP S6061600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
ifn
culture
human
virus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58159141A
Other languages
English (en)
Inventor
アラン・ピー・ジヤービス・ジユニア
デイビツド・アイ・コソウスキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DEIMON BAIOTEKU Inc
Original Assignee
DEIMON BAIOTEKU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DEIMON BAIOTEKU Inc filed Critical DEIMON BAIOTEKU Inc
Priority to JP58159141A priority Critical patent/JPS6061600A/ja
Publication of JPS6061600A publication Critical patent/JPS6061600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえばひと及びその他の細胞培養物におい
て抗ウィルス剤及び(又は)抗増殖剤として有用な物質
(以下、インタフ工四ンイプシロン又はIFN−11と
呼ぶ)の新規組成物、この物質の製造方法及びウィルス
感染を防止するためのひと上皮細胞の処理方法に関する
ものである。
インタ7エロンは、抗ウイルス特性を有する物質である
。これらは、ウィルス、成る種の核酸又は抗原/ミトゲ
ン後合体に露呈して刺激された成る種の細胞により生産
される。インタ7エロンは、臨床的な抗ウィルス剤及び
抗II!!瘍剤として将来性の大きい極めて有望な薬剤
である。
現在の、3種の公知種類のひとインタ7エpンが存在し
、すなわちひと白血球又はリンパ芽細胞から生産される
インタフニシンff(IFN−α)、繊維芽細胞から生
産されるインタ7エpンβ(IFN−β)及びひとT−
リンパ球から生産されるインタフニシンγ(IFN−γ
)である。これら3種は全て、細胞をウィルス、成る種
の核酸又は抗原/ミトゲン複合体により刺激した後に各
細胞により分泌される。最近のmL明が示すように、こ
れらのインタ7エpンは単一の蛋白質ではなく構危上関
連した蛋白質の混合物からなっている。
ひとインタ7エpンは、ひと及び生細胞培養物における
異なる活性レベルにより互いに相違している。活性の測
定方法はザ・インタフエロン・システム、ウィリアム・
イー・スチュワード、スプリンガー出版社、ニューヨー
ク(197B)に開示されたように行なうことができ、
この方法はザ・プ田シーディング・オプ・ザ・ナショナ
ル・アカデミ−・オプ・サイエンス、第45巻、第38
5〜389頁(1959年)にQii <’aされたホ
ー及びエンデルスの方法の変法である。IFN−αは、
ひと繊維芽細胞培養物に対する活性よりも1〜5倍の牛
腎臓細胞培養物に対する抗ウィルス活性しベルを有する
。IFN−βは、ひとati維芽細胞培養物に対する活
性の1/100〜2/100に相当する生育臓細胞倍養
物に対する抗ウイルス活性レベルを有する。IFN−7
は、ひと繊維芽細胞培養物に対する活性の1/1oo未
満の生細胞培養物に列する活性を有する。
IFN−αをひと白血球から生産させる最も有効な方法
においては、約1単位のインタ7エロンが50個の細n
当りに生産される。IFN−γは、細U1ooo個当り
約1単位の収率でひと1928球から生産される。ひと
繊維芽細胞から生産されるIFN−βは、細胞15個当
り約1単位の最適収率を有する。
インタ7エロンの抗ウイルス単位は、小水飽性口内炎ウ
ィルスに罹患したひと繊維芽細胞培養物中において標準
t1度(1pfu /細胞)にてこれら細胞の半分を保
護する濃度である。
抗ウィルス活性は、他のひと細胞及び動物細胞から培地
中に検出されている。イン7:r−ンザウイルルの繁殖
における抑制が、アイザック及びリンデンマン(195
7)により磯の絨毛尿素の培養物において始めて検出さ
れた。他の例はヘラ細胞系であり、これは上皮(頚部)
源の転移癌細胞であって、ジー・ゲイ等によりカンサー
・リサーチ、第12巻、第264〜265頁(1952
)に報告されている。インクフェリン活性は、ひと上皮
組織から元来化ずる各種の形質転換された又は新生組織
の細胞系で検出されている〔「ひと腫瘍細胞系によるイ
ンク7エシンの生産」、ジエイムソン等、アーチブス・
オプ・パイロロジー、第62巻、第209〜219頁(
1979))。従来のひとインタ7エロン製剤は、ひと
細胞培養物において抗ウィルス活性を有することが観察
されている。
インタ7エロンイプシロンと命名スル新mすfd類の抗
ウイルス物質が今回見出されかつ生産された。他のイン
タ7エ四ンと同様に少なくとも2種の作用上関連する蛋
白質から措成されると思われるこの新規な物質は、たと
えば正常なO・と上皮細胞をインタ7工ロン酷発技術に
かけ、次(・でこれら細胞を新規なインタ7エロンの生
産を促進させる条件下で培養することにより製造するこ
とができる。IFN−aはα、β及びγの従来物質と対
比して、ひと培養物における活性のμ〜約捧の生育l1
fI培養物における抗ウイルス活性レベルを有する。I
FN−aはIFN−α、IFN−β又はIFN−γに対
し調製された抗血清との顕著な交叉反応を中和分析にお
いて示さない。これはpH2において安定である。上皮
細胞におけるその生産は、RNA合成抑制剤又は蛋白質
合成抑制剤を培養物中に導入することにより妨げられる
。IFN−6を含有するA8物の抗ウィルス活性はプロ
テアーゼにより失活される。
IFN−aは、全ゆる種類の一次ひと二倍染色体上皮f
i’JU Be4から生産させることができる。ひと表
皮、布膜、鞘膜及び食道細胞の培養物を使用して成功を
収めている。使用しうる他の上皮組繊細胞の例は、限定
はしないが鼻、咽頭、気管支、PJ改及ヒllう管細胞
を包含する。有利には、白血球、リンパ芽細胞及び繊維
芽細胞から他のd類のインク7エpンを生産するための
従来技?fjで使用されたと同じ技術を用いて、−吹上
皮細胞をMAさせてインタフニシン−εを生産しうろこ
とが見出された。ニューキャッスル病ウィルス(パンコ
ラスキ株)又はセンダイウィルスを使用する好適肪発技
術においては、1単位のIFN−6を生産するには10
0〜500個の上皮細1畿が必要とされる。
上記したように、IFN−11はひとの一次二倍染色体
上皮細胞により生産される。本明細書中に使用する「−
次二倍染色体ひと上皮」細胞培養物という用語は、グリ
ーン痔に係る米国特許第4t)16056号公報にυl
]示された方法により生成成された健全ひと組織から採
取される細■a又はこの種の細胞の培養物を意味し、参
考のためこの開示をここに引用する。これら種類の細胞
培養物は、非ひと細胞、上皮源以外のひと細胞及び形質
転換された若しくは新生組織の上表細胞とは区別すべき
である。
さらに、この新規なインク7エpンはIFN−8の生産
の原因となるひと上皮核酸の1部を含イf。
する天然若しくは人為的に形質転換させた成熟核細胞、
或いは組換DNA技術により改変された細胞で生産させ
ることもできる。
さらに、所定種類のひと細胞、たとえば上皮細胞から生
産されるインタ7エpンは他の種類のヒト細胞よりもこ
の特定種類のflII Elにおいて、より大きな抗ウ
ィルス活性を示すことも見出された。
すなわち、インタフェリン−は、他の種類のひと細胞に
関するその効果に比較して、腫瘍若しくはウィルス感染
を受けた上皮組織の処理において抗ウイルス能力及び抗
腫瘍能力が増大されている。
したがって、本発明の目的は、たとえばひと細胞をウィ
ルス攻ツ2から保護するのに有用な新規な種類の抗ウイ
ルス性物質を提供することである。
本発明の他の目的は、正常かつ健全なひと上皮組織に対
して固有な種類のインタ7エpンの製造方法を提供する
ことである。さらに本発明の他の目的は、同じ種類の組
織から得られたインタフェリンに露呈することにより特
定種類の組織におけるウィルス感染又は腫瘍成長を処置
する方法を提供することである。他の目的は他の種類の
ひとrlll U、たとえばひと繊維芽111胞に対す
るよりもひと上皮細胞に対し、より大きい活性を有する
a類のインタ7エpンを提供することである。本発明の
これら及びその他の目的並びに特徴は、以下の記載から
明らかとなるであろう。
広飴において、IFN−8を製造するには、正常ひと上
皮細胞は1981年3月14日付出願の米国特許出願第
245,586号明細書にジャルビス等により開示され
た方法、或いはその他の方法によりマイクルカプセル内
でFit 167として試験管内(たとえば、グリーン
等の方法による)で培養することができる。次いで、こ
れら細胞を成る種のウィルス又は核酸に露呈することに
よりIFNii4発技術にかける。たとえば、増殖培地
は公知のウィルス若しくは核酸型のI F N rf、
)発剤を含有する培地で代用することができる。短時間
の培養の後、典型的には1時間程度で誘発剤を除去し、
細胞を正常かつ新鮮な増殖若しくは維持培地に入れ、そ
してたとえば24時間培養する。+16 ’113剤に
対する細胞の露呈は、インタ7エpンーの生産を暗号化
する細胞のDNA暗号の発現を引き起こす。その後の培
養の間、細胞はIFN−aを合成しかつ分泌する。この
時点で培地を収穫し、そしてたとえば、ホー及びエンデ
ルスの方法(プロシーディング・オプ・ザ・ナショナル
・アカデミ−・オプ・サイエンス、第45巻、第385
〜389頁、1959)により分析すればI FN−8
抗ウイルス活性を有することが判るであろう。
この過程で生ずる生産物はIFN−α、IFN−β又は
IFN−γに対する抗体との顕著な交叉反応を中和実験
において示さない。これはpH2において安定であり、
かつ蛋白質状の性質を有する。免疫吸着実験が示すとこ
ろでは、抗IFN−β抗血清は誘発された上皮細胞のイ
ンタ7エシン生産物の1部と反応する。この新規なイン
タ7エロンは、さらに公知種類のインタ7エロンとは異
なる活性プロフィルを哺乳類細胞において示す。
これらの化学特性は、IFN−aを独特な物質とする。
現在、IFN−8は「正常誘発」〔フィールド等、プロ
シーディング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オ
プ・サイエンス、it’s 58 @ 、第1004〜
1009頁(1967))及び「超誘UJ [ハベル及
びピルヤク、アンチミクνビアル・エイジェント・イン
・ケモテラピ、i1工26、第476〜484頁(19
72))を用いて核酸、すなわちポリ1. C,(マイ
ルス・ラボラドリース社)により、ニューキャッスル病
ウィルス(バルン及びアイザック、プリティッシュ・メ
ジカル・ジャナール、第56巻、第18〜20頁、19
62)により、或いはセンダイウィルス(パライン7レ
ンザー1、グレツサー、プロシーディング・オプ・ザ・
ソサイエテイー・オプ・エキスベリメンタリ・アンド・
バイオレジカル・メデイスン、第108巻、第303〜
607頁、1961)によりひと表皮、産膜、情膜及び
食道から得られる正常な上皮細胞から生産させることに
成功している。
分析結果が示すところでは、試鹸したlid技術のそれ
ぞれ及び種々な種類の細胞培養物のそれぞれはIFN−
1を生産する。生産レベルは、使用した誘発剤の種類及
び誘発技術の種々の方法に応じて変化する。ニューキャ
ッスル病ウィルスが最も良好である。使用しうる他のウ
ィルスを下表に示す。
第1表 インフルエンザ−A Gressar及びDull(1
954);Andrevrs (1961) パラインフルエンザ−5、Chany (1960)麻
疹 Petralli 、 Merigan及びWi 
1bur(1965m ) ; Demaeyer及び
Enders(1961) 耳下腺炎 Cantell (1961);Wadde
ll 。
Wilbur及びMerigan(1968)風疹 N
eva及びWeller(1964)rP吸合B!体i
ll Ray、 Gyavelle及びChin(19
67) ;Moehrlng及びForayth(19
71) 狂犬病ウィルX Wlktor等(1975)第1表(
続き) 小水飽性口内炎 Marcus及び5nkellick
(1977);Vilcek、 Yamazaki及び
Havell(1977) チクングンヤ Zimmermann等(1972)シ
ンドビス Grea!1er及びEnders(196
2)西部馬脳炎 Luby、 5anders及び5u
lkin(1971) 黄熱 Whaeloek及び5ibley (1965
);Wb e e 1 o c k及びEdelman
 (1969)1型灰白炎ワイルス Gressor、
 Chany及びEnds r ts(1965) 2型灰白炎ウイルス Smorodintsev等(1
970);Ho及びEnders (1959a、 b
 )脳心筋炎 Stewart n、Gosser及び
Lockart (1971a ) リノウイルス−2Smorodintsev等(197
1m);Fimlm(1972) 第1俵(Mき) リノウイルス−12Gatmaitan、 5tanl
ey及びJnck@on (1973) レオウィルス−20Le、 Loh及びRatnaya
ke(1973) 青舌病 J ame s o n及びGrosaber
g(1977) アデノライ#X Lyllov ’G (1971)水
痘f5 Vaezi 、 Horvath及びHadh
azy(1965) ひとメガロウイル Vaczt 、 l1orvath
及びHa+1hazyス (1965);Glasgo
w (1974)単純痘、疹 Ra@muassn等(
1974)+7クシ=7症 Wheeloek (19
64) ;Epstein。
5levens及びMarigan(1972)さらに
、選択された種類のひと細胞、たとえ1f上皮細胞、繊
維芽細胞、血管、肝臓及び腎m m111ナトシ振瓜止
畠丸勃、スインタフニリンGla択すt’した17m 
l1aK 1m類よりなるひと組織の泊flχに関し抗
ウィルス刻苦しくは抗腫瘍剤として特に有効であること
が見出された。たとえば、IFN−aは、上皮細胞を処
置するのに使用すると特に有効であり、他の種類のひと
細JJ8を処置するのに使用するとそれより低い活性レ
ベルを有することが判るであろう。同様に、IFN−β
(ひと繊維芽細Hご源)はひと繊維芽細胞若しくは組織
を処置するのに特に有効であり、同様に他の種類のひと
組織の細胞に関しより低い抗腫瘍及び抗ウイルス特性を
有する。
したがって、次の方法を使用して所定の細胞種類若しく
は組織をウィルス感染から保設し、所定種類の細胞若し
くは組織に感染したウィルスの増殖を阻止し、或いは所
定組織における腫瘍の成長を阻止することができる。
先ず第1に、問題とする4′飛類の細11kl培養物を
たとえば上記のグリーンの技術のような慣用技術(上皮
細胞の場合)により増殖させる。次いで、この培養物細
胞を処理してインクフエロン6の生産をもたらすDNA
暗号の1部の発現を誘発さゼ。
る。たとえば、これは後記するIFN誘発技術により行
なうことができる。次いで、生産物を典型的には培養後
の培地から収穫する。この生産物を、問題とする細胞若
しくは組織の処置に対する有効な抗ウィルス若しくは抗
腫瘍物質として使用することができる。試験管内におい
て、培養物は1 mg当り2〜5単位のIFN−@の添
加によりウィルス攻撃に対し保護される。この濃度は、
O,5X105−2.5X105細胞/cfn2の密度
を有する上皮細胞を保護するのに有効である。
さらに、この新規な抗ウイルス性物質の著量は、現在知
られているさらに2つの細胞技術により生産させること
ができる。第1のものは、IFN−αをひとリンパ芽細
胞系から生産するのに従来使用されているものと同様な
化学的、ウィルス的又は自発的に形質転換された成熟核
細胞を使用することである。第2のものは、IFN−α
及びIFN−βの生産に現在使用されているものと同様
な現在公知の組換DNA技術を使用する。
第1の方法において、IFN−jを生産しりる形質転換
された細りは、2つの技術のうち1つを用いて得ること
ができる(生体内又は試験管内)。
第1の技術(生体内)は形JB、転換された細胞の新鮮
組織から直接に単離することであり、第2の技術(試験
管内)は選択的方法であって、正常ひと二倍染色体細胞
の種類を長期間培養して少数であるが検出しうる個数の
集落が自発的形質転換を受けるようにするか、或いは初
期種類をたとえばEMS、MMS又はMNNGのような
公知のムタゲン又はウィルスにより短時間処理して形¥
1転換の傾度を増大させることである。上記試験管内法
における2つのいずれかで形質転換された成る柚の細胞
は、IFN−aの生産をもたらす上皮細胞のDNA暗号
の1部を含有するであろう。
このようにして得られた形質転換培養物を、正常ひと二
倍染色体上皮細胞につき上記したような標準的誘発技術
を使用してIFN−6を生産させるべく誘発させること
ができる。
第2の技術において、I F N i9発に応じて上皮
細胞で合成されたmRNAを細胞から抽出し、必要に応
じ超遠心分離などにより情調して1寺異性の増大したm
RNA7ラクシヨンを得、そしてこのfill II物
を補完的DNA (cDNA)の合成に苅するn型とし
て使用する。このcDNAはB類の筋原ia Ha逆転
写酵素を用いて生成させることカーできる。この方法の
最終的に得られる生産物、すな1〕ちIFN−εの合成
を暗号化する配列を有する二重鎖の検車的補完DNA 
(die DNA)及び細菌性若しく!ま成熟核ベクタ
ーを次いで制限酵素により処理してDNAを開裂させる
と共に、dscDNAとベクターとを結合させうる結合
部位を生ぜしめる。次(1で、ベクターとDNAとを混
合し、融合させ、力)つりガーゼ酵素を用いて共有結合
させる。この時点で、組換ベクタ7ii11を製動を使
用して細菌細胞又!ま成熟核細胞を彫質転t)させる。
かくして形質転換された細北は、上皮細胞に元来含有さ
れて−・るRNAの全部又は1部に対し補完的なりNA
をそのIFN−εの化IC工程の際に含有する。
次いで、これらの組換ベクターを適当な種類の細胞と共
に培養してベクターを作用させる。この結果IFN−1
!を合成かつ分泌しうる個々の細胞を含有した細胞集落
が得られる。次いで、この細胞集落を選別してIFN−
εを生産するサブ非落の細胞を得、そしてこのサブ集?
′1−を培砿して比較的多針のIFN−IIを生産しう
る細胞系を確立させる。
この組換DNA技術の群縄は、さらにたとえば下記の文
献に見られ、その開示をここに参考として引用する。
t 「生物学的に機能する分子キメラのI、i7M 1
1方4法」と題するコーエン等に係る米国特許第4、2
57.224号0 2、7−ル・シェラ−等(1977)、「合成Ec。
RI部位により仰成されたシー・ウルシンDNAからの
個々の反復配列のクローン」、サイエンス誌、第196
巻、第197〜200頁。
3、 エフ・ブラットナ−(1977)、rシャロン・
7アージ: DNAクローン化のためのバクテリオファ
ージλの安全誘導体」、サイエンス誌、第196巻、第
161〜169頁。
4、 ジエー・アール・ブローチ及びジェー・ビー・ヒ
ックス(198o)、「酵母プラスミド、2ミクロンサ
ークルに関連する枚製及び組換機能」、セルεξ、第2
1巻、第soi〜50B頁、及び5、 ディー・ハマー
(1981)、l’−8V40−猿細胞系における成熟
核蛋白質の合成法及び分泌」、組換DNAアブストラク
ト、第1巻、第4頁。
以下の例により本発明を説明するが、これらのみに限定
されない。
例1 マサチューセッツエ利大学におけるハヮード・グリーン
の実動室から得られたひと表皮細胞の上皮細胞培養物を
、10%の熱失活させた胎児牛血清(56℃にて30分
間培養、HIFC3)を含有する最少必須培地(MEM
、ギプコ社)において1nn2当り1〜2X105個の
細胞密度まで増殖さ・せた。MEM及び2%HIFC8
において培養した4種の均等な培養物をそれぞれ0%1
.10及び100 II f /me(Dポリ(I−C
) −(q s )、すなわちPLラボラドリース社(
ウィスコンシン州・ミルウオーキー在)から市販されて
いる高分子F(核酸に対し37℃で1時間露呈させた〔
フィールド等X誘発技術、上記〕。次いで、細Ha #
j養物をM E Mで2回洗浄し、2%)I I F 
CSを補充した同じ培地で24時間培養した。次いで、
培地を集めてスチュワード■の方法〔ザ・インクフェロ
ン・システム、第17〜18頁〕により分析した。0及
び1μt /mlのポリ(工・C)と共に培養した培養
物においては、検出しうる抗ウィルス活性が観察されな
かった。10及び100 pt/mlポリ(工・C)に
より誘発させた培養物から得られた試料においては、約
10単位/ meのIFN−8が検出された。
例2 改変「超誘発」技術〔ハベル及びビルセフ、上記〕を使
用してIFN−a生産の増加を試みた以外は、例1の手
順を反復した。ポリ(I−C)と共に50μf/−のシ
クロヘキサミド(蛋白質合成抑制剤)を含ませた。1時
間の培養の後、細胞を洗浄しそして2%HIFC8と5
01i ? /mlのシクロ7ヘキサミドとを含有する
M E Mにおいてさらに6時間培jiシた。次いで、
細胞を再び洗浄し、そして50μf/mpのシクロへキ
サミドと5.0μt/−のアクチノマイシンD(RNA
合成抑制剤)とを含有するΔ’IBMと共にさらに2時
間培養した。この培養の終了後に細胞を2回洗浄し、次
いで正常培地において37゛Cで24時間培養した。例
1に示したと同じ培地の収穫及び分析は、0及び1μ2
/ meのポリ(I−C)で誘発させた培養物において
検知しうるI FN−4の生産を与えなかった。
10μt/lnlのポリ(工・C)により誘発させた培
養物は、100単位/ meのIFN−1を生成した。
100μt /meのポリ(I−C)で誘発させた培養
物は、330単位/ rrd1以上のIFN−IIの生
産をもたらした。
例3 1〜2 ×105の細胞を含有する表皮細胞の上皮細胞
培養物(例1)を使用して、ニューキャッスル病ウィル
ス(NDV)i発法(バロン及びアイザツクス、上記)
を用いることによりIFN−εを生成させた。使用した
ウィルスはカルホルニャ州、テビス在、パウルトリー・
ヘルス・ラボラドリース社から入手しうるN I) V
のパンコラスギ株とした。試駆試料中にそれぞれ、0.
100〜200.25〜50、及び1〜16ウイルスp
fu/細胞のfυ終濃度を与えるのに充分なNDVと2
%HIFC8とを含有するM E八つの1 me試11
4個を潤製した。各1 mgのウィルス調製′1カ(ウ
ィルス、8〈5発剤)の0.2づを次いで11!1胞培
養物に加え、これを5分間隔で37°Cにて30分間振
とうした。次イテ、残部0.、8 m+!(1) N 
D V ri”、、’lI製物製動え、そして培養物を
さらに30分間培養した。次いで、a:II Ila培
養物を正常培地で2回洗浄し、1づの扇鮮培地を各培養
物に加え、そして培養物を24時間培養した。
次いで、培地を収穫し、0.1 N llClによりp
H2にまで酸性化し、そして4”Cにて5〜60間貯蔵
してNDVを失活ざぜた。その後、収秒した培地を0.
1 N NaOHにて中和し、そしてI F N −ε
につき分析した。NDVを含イfしない試料(比。
較)においては、抗ウィルス活性が存在しなかった。1
00〜200ウイルス粒子/細胞のNDVで防発さぜた
試料は、約500〜1000単位のIFN−a/mlを
含有した。25〜50ウィルス粒子/細胞を含有するN
DVで誘発さぜた培養物は、170〜330330単 
F N −a / meを含有した。1〜16ウイルス
粒子/細胞を含有するND V 14製物で誘発させた
培養物は、50〜170単位のI F N −g / 
mlを含有した。
この実験から判かるように、1〜2 X 10S細胞/
 meを含有する細胞培養物は約500〜1000単位
のIFN−ε/−を生産することができる。
したがって、収率は100〜500個の細胞当り1単位
程度のIFN−aが培養物中に生産される。
例4 パラインフレンザ−1(センダイ)ウィルスをlit々
の濃度でNDVの代りに誘発剤として使用した(グレツ
サー、上記参照)以外は、例6の手順を反復した。購入
時(フロー・ラボラドリース社)におりるセンダイウィ
ルスは、1fnl当り10,000〜40.000血球
凝集単位を有した。
市販ウィルス調製物を1対6に希釈した培シ;物におい
ては、1000単位/ meのIFN−8が生成された
。1対10希釈は200単位/ me、をもたらし、か
つ1対33希釈は100単位/ meをもたらした。ウ
ィルスを省略した比・咬培養物においては、抗ウィルス
活性を検出することができなかった。
下記の表は、種々の誘発技術を使用してひと粘膜細胞培
養物及びひと表皮、I:l!lj1茂培養物による実験
結果(例1〜4)を要約している。
第■表 ポ1月・C−) 530 5.3X10−4なしく比較
)00 ひと表皮 ボリエ・C米 00 センダイ++ 530 3.3X10−’NDV*来 
1,000 1.0X10−3なしく比較)00 * 100μf/mllポリI−Cを使用する例1の誘
発方法。
+ 100μt/mlポリI−Cを使用する例2の誘発
方法。
来*1:3希釈のNDv(100〜200ウイルス粒子
/細胞)を使用する例3の誘発方法。
++ 1 : 3希釈の原液を使用する例4の誘発方法
例5 インクフエロンは従来定餞として蛋白質であると示され
ているので、IFN−εの試料をこれら試別に存在する
抗ウィルス活性が蛋白質成分によるものかどうか決定す
るため試躾した。これらの試jAi! ハ、I F N
 −tx (N I II 4.j 19fi )、x
FN−f3(NIH標準)及びI FN−a (NDv
g:Hhされた上皮ケラチン細Haから得たもの)の試
料を公知の蛋白質分解酵素の存在下で培養し、次いで残
存する抗ウィルス活性につき処理I41”+を分析する
ことにより行なった。MEMにおけるIFN−α(16
単位/コ)、IFN−β(16単位/、e)及びIFN
−1(32単位/耐)の試料を6,6〜100μf /
mlの濃度のトリプシン(シグマ・ケミカル社、ミズリ
州、セントルイス在)又をまプνナーゼ(シグマ社)の
存在下で37℃にて1時間培養した。反応の完結後、試
料中の残存蛋白質分解活性を、33%(、/、)の最終
f)度までHI F CSを添加して中和させた。次い
で、これら試料をGM−2767細flaに対するミク
ロ滴定により残存IFN−誘発抗ウイルス活性につき分
析した。
そのデータを下記に示す: IFN−8の蛋白質分解感度 トリプシン 100 0 0 0 33 0 0 0 10 1 2 4 ′5.3 8 8 16 0 15 16 32 プ四ナーゼ 10 0 0 0 3.30 0 0 0 16 15 32 これらのデータは、試料中のIFN−6につき観察され
た抗ウィルス活性が蛋白質分解酵素での処理による活性
の完全失活に基づく蛋白質成分の存在に起因することを
示している。さらに、IFN−8の蛋白質特性は、RN
A及び蛋白質合成抑制ハ11がI F N−εの生産を
阻止するという事実からも明らかである。
例に の例は酸性p )Iに対するI F N −aの安定性
を示している。IFN−6は、例3にしたがってNDV
によりひと表皮細胞の誘発により生成させた。培地を収
穫した後、これを3つの部分に分けた。第1の部分にお
いては、例5に記載したように、HClでpH2まで酸
性化することによりウィルスを失活させた。第2の部分
はミリポア01310フイルタ(マサチュセツツ州、ベ
ッドホード在、ミリボア・コーポレーション社の100
,000分子量範囲)を通して5日間濾過することによ
りウィルスを除去した。第3の部分は、予めBSAの1
%溶液に4詩間浸漬させたミリポアPTMK01310
フィルタ、すなわちioo、ooo分子量範囲のフィル
タに通した。
各場合につき、得られた培地をIFNと残存ウィルスの
存在との両者につき分析し1こ。これらの結果を下記に
示す: 酸性p r−rに対するIFN−εの安定性pH2,5
日1川 i、1xios a 128PT■(0010
1,I Xl 0’ 0 128による5濾過 いずれの試料も何らウィルス活性を示さなかったが、6
試r1は同旦のIFN−ε活性を有した。
これは、IFN−a活性が酸性pHで安定であることを
示している。
例7 IFN=6(例3にしたがいひと表皮Al1胞のNDv
誘発により生成)、I FN−a、IFN−β(NII
()及びIFN−γ(テキサス州、ガルベストン在、テ
キサス医科大学、ニス・バロン氏カら得た)の免疫学的
性質を比較した。各インタ7エロンの中和滴定を、抗−
IFN−α(NIH)、K −I F N−β(N I
 H及びワイ・エッチ・タン、す1+々°−了ルノく−
々科]−カルガリー!r−カルガリ−大学)、抗−I 
FN−γ(ニス・バロン)及ヒこれら抗血清の混合物を
用いてずj′なった。Jll当な抗血清の一連の2倍希
釈物を、96穴のミクロ4I;1定板を用いてM E 
Mで作成した。各IFN調製物のS 2 IU/mli
〜2 I tJ / mlの範14iiの希釈物をこれ
らの穴に加え、そしてプレートを先ず67℃で1時間、
次いで4℃にて1時間培養して抗体−IFN’d合体を
生成させた。次いで、ひとtl(維芽細胞(GM−27
67:ヒユーマン・ミュータント・セル・レボジトリ−
)を1個の穴につき2 X 104個の細胞で接種し、
そして20〜24時間37℃で培養した後、標帛量の小
水胞性口内炎ウィルス(1pfu /細胞)を接種した
。37℃で24〜48時間後、各穴をウィルスY3発さ
れた最11胞hi1理学的効果(CPE)のインタ7エ
ロンによる抑制につき顕@鏡下で観察した。これらの結
果を下記に要約する: IFNを中和するのに必要とされる抗血清の量4 62
 >3,000 125 IFN−β B >4000 375 750(N I
 H標j町 4 >3.000 188 7502 >
3.000 188 47 IFN−a 8 >3,000 >5,000 188
AIL−IVb4 >3.[1003751882>3
,000 375 47 IFN−ε 16 >4000 >5,000 575
AOBc 8 >3,000 >5.000 3’75
2 >5+000 1,500 94 繊維芽細胞IFHに対する比較羊血清は中和活性を示さ
なかった。
N、 D、 =測定せず a;各IFNに対し羊で調製した抗血清b;表表皮ケラ
チン細胞ら得た。必らずしも繊維芽細胞を含有せず(N
DV誘発) C:繊維芽細胞を含まない表皮ケラチン細胞から上記の
表から次のことが判る: (a)IFN−αは、抗−α及び抗α/抗−β抗血清の
混合物の両者により中111される。予想通り、同量の
IFN−αを中和するには抗−αの2倍の抗−α/βを
必要とする(同量の抗血清は同L1のIFN−αを中和
する)。
(b)IFN−βは抗−β及び抗−α/抗−β抗血清の
両者により中和される。ここでも、同量のIFN−βを
中和するには、抗−βの2倍の抗−α/βを必要とする
(e) 同量のIFN−6を中和するには抗−ρの半分
以下の抗−α/抗−β混合物しか必要しない。
IFN−εは、IFN−γに[ゾJする抗血清と反Ji
iiしない。
この例は、IFN−1が免疫学的にIFN−α及びIF
N−β及びIFN−γとは異なり、したがってこれら公
知のひとインタフエロンとは化学的に異なることを示し
ている。
例8 例7に示した血清学的証明の他、部分的に免疫化rさせ
たIFN−6を中和実験に使用した。このインタフエロ
ンの試料に抗−βI F N (N I I(から入手
したポリクローン又はワイ・エッチ・タンから手入した
モノクローン)を添加した。混合物を37℃にて1時間
IFilしだ後4℃にて1時間培養し、抗体−IFN複
合体を生成させ、次(Sでこの複合体を過剰の抗体と共
に30μを対反応混合物1,5μLの比における蛋白質
A七7アローズ(シグマ社)の存在下に複合若しくしよ
非捏合FIT、血清を培養して除去した。残存する非複
合IFNを第2回の免疫沈澱にかけ、そして試料をCP
E抑制分析により上記したようにIFN活性につき分析
した。これらの結果を下記に示す: 予備法VさせたAOBIFN−εを例7におけると圧線
に同じく行なった中和試験に使用すると、次の結果が得
られた: IFNを中和するのに必要とされる抗血清の量4 1.
500 94 1 12 24 桟維芽IFNに幻する比較羊血清は中和活性を示さなか
った。
上記表のデータは、I FN−an剤の1部が2つの異
なる抗−β抗体を使用した場合にも抗−β抗血清により
中和されへないこ□とを示している。
しかしながら、抗−ρ抗血清により充分沈設させた後に
も、IFN−8の追加部分を混合粒−α/β抗血清によ
り沈澱させることができる。これらのデータは、I F
 N−εが免疫学的及び化学的に他の公知のひとインク
フエロンとは異なることをさらに証明している。
例9 例3にしたがいNDVによりひと上皮細胞を誘発させて
生産したIFN−εは、多くの不動化リガンドでの親和
性クロマトグラフィーにより精製かつ濃縮することがで
きる。限定はしないが、これらは反応性の赤色アガロー
ス、フェニルセファロース(ミズウリ州、セントルイス
在、シグマ・ケミカル・カンパニー社)、プロジオン赤
色アガロース、フェニルアガローズ(メリーランド州、
ガイテルスブルク在、llRL社)、グリコゲルB1N
−(X−カルボキシプロピオニル)アミノデカ> (C
PAD )7ガロース及びN−ピロメリチルアミノデカ
ン(PMAD)アガロース(イリノイ州、ロック7オー
ド在、ピアス・ケミカル・カンパニ、−社)を包含する
900単位のIFN−8を6有するM E M中のI 
F N −68meをo、 s meの反応性赤色アガ
ロースカラムに加えた。このカラムを10−の20mM
燐酸塩燐酸塩緩衝液 H7,4)で洗浄した。次いで、
IFNを1M塩化ナトリウムを含有する20mM燐酔塩
緩gi液における50%エチレングリコールの52−で
溶出させた。これら7ラクシヨンのそれぞれを20mM
の燐酸塩緩衝液の同容艮に集めてエチレングリコールを
希釈した。カラムを最終的に追加5−の20mM燐酸塩
燐酸塩緩衝液した。
この蛋白質濃度を280nmにおける吸光度(OD−2
80)により測定した。これらの結果を次の表に示す: 第1回の2つのエチレングリコールフラクションを合し
、イけられた7ラクシヨンはカラムに加えられたIFN
−εの全部を含有し、初期材料に比べて6倍の精製を示
した。
他の同様な実験において68ゴまでのIFN−一をカラ
ムに加え、そしてIFNを最終容量8 atで回収した
。これは材料の8.5倍の濃度を示す。
IFN−aをこれら不動化リガンドの2種若しくはそれ
以上に!’CI吹に加えると、より大きい精製度を得る
ことができる。たどえば、IFN−ε試料をCPADカ
ラムに加え、そして上記のように同じ手順で溶出させた
。混合したIFN自有フラクションは約9倍の精製度を
示し、これを20mM燐酸塩緩行液に対し透析してエチ
レングリコールを°除去した。次いで、この試料をPM
ADアガロ〜ス力ラムに加え、同様に展開させた。IF
N−聰を70−100%収率で回収し、これは全蛋白質
に関しさらに5倍の精?!度を示した。
この例は、IFN−8を不動化リガンドのいずれか1つ
又は組合せにより精製しうろことを示している。
例10 未分別IFN−6を先ず500×2にて20分間遠心分
離した。上澄液を14,11負′jされた気孔ガラス(
C−P−G・)を有するフィッシャー・ロータラック(
エレクトロヌクレオエックス・インコーポレイション社
)において4℃にて伝動混合した。
0、289の調節気孔ガラスを30 mlの培養上澄液
につき使用した。6時間後、この上澄液を取出し、かつ
81節された気孔ガラス玉をカラム(2,5X3、1 
c!n)に充填した。カラムを先ずカラムの4信組のP
BSで洗浄し、次いでカラムの4倍量のt OM Na
C1−20mM燐AQ !IK rl 6II rv:
 (p HI3)で洗浄した。I F N−εをカラム
の4 ’IJ jl’+の50v/v%エチレングリコ
ールーt OM NaC1−20mM燐酸塩緩術液(p
 )I 14 )で溶出させ、回容量のt OM Na
C1−20mR(憐酸塩紛凸液中に集めてエチレングリ
コールの最1% n度25%にした。
IFN−aを含有する7ラクシヨンを限外濾過により1
.0〜16 tneまで濃縮し、ぞしてこれを25%x
チレングリコール(v/v)−1,0M NaC1−2
0m M燐酸塩綬衝液(p H7,4)で平衡化させた
ポリアクリルアミド−アガロース(ウルトラゲルAcA
34)カラム(t6×85備)に加えた。吹いで、I 
FN−aを、毎時6.0 mgの流速で平衡化級往I液
により溶出させた。2.0−の7ラクシヨンを集め、そ
のI F Nど蛋白賃金りとにつき分析した(ラウリー
分析)。これらの結呆を下記に示す:例11 例10により部分的に精製された粗製の(p−IFN−
6)及び抗−ねずみインタフエロンー吸収されたp−I
FN−1を含めIFN−g、IFN−α及びIFN−β
の調製物を、ラメリの方法にしたがうSDSゲル電気詠
動を用いて分子量分析にかけた。これら試料を室温にて
1.0%SDSと0.05 Mのトリス−IC1(pH
&8 )緩衝液と10%(、/*)グリセリンと0.0
01%ブロムフェノールブルーとの存在下に1時間培養
し、これを12.5%のポリアクリルアミドゲルに充填
し、そして約16時間流した。電気詠動の後、分子量標
n+(を含有するレーンを染色した。IFN含有のレー
ンを3艷のスライスに切断し、そして0.5でSDSを
含有するP B S 0.5 mgと共に室温で20時
間振どうすることにより抽出した。これらフラクション
の分析をG M −2767ii’t!l胞で行ない、
各活性ピークの分子量をゲルにおけるその位置と分子j
Vk (3帛との比較から計算した。これらの結果を下
表に示す: ^^^^ハ^ × − 荀 與 は ■H1!I TFN−ε試J−Fにつき得られた3つの7ラクシヨン
は全て、GM−276711I+胞に対し抗ウィルス活
性を示す。I F N −6から由られた220×10
3mwフラクションは、生育1’<、if細胞(MDB
K)に対し活性を示さない。他の2つのIFN−εフラ
クション(17,5K 、 20. OK )は、M 
D B K細胞に対しG M −2767Aj:111
4におけるそれの約25%の活性であった。
例12 IFN−ε(例6にしたがいひと表皮Att+胞からN
DVtう発させて生産したもの)とI F N−α(ナ
ショナル・インスチチュート・Aブ・ヘルスからイけた
ちの、N I H)どIFN−β(N I H)との抗
ウイルス能力を、正常ひと表皮h」11胞対正常ひと二
倍染色体繊維芽細胞の培養物において比較した。3 f
、ltのIFN調製物の一連の希釈物を、正常なひと表
皮細胞及び正常なひど籾:維芽細胞の標準培養物と共に
ミクロ測定板の穴に加えた。37℃で18〜24時間培
養した後、穴のそれぞれにおける細胞に標べへKL、の
小水飽性l」内炎ウィルス(1pfu/細jti )を
接種した。36−9611.fliij 1ケ(比較が
10[1%の細j泡夕Ti bJ<を示した時)、各ン
(をウィルスに対する耐性の分41[につきil′i目
最現下でff14察した。これらの結果を下記に“ソ約
する。
第1i1表 IFN −632−64512−2048IFN −α
 128−512 64 IFN−β 32−256 8−32 8、ジエー・ビルセフから得られた正″);ヤひと二(
H’i染色体繊イ1仁芽にIII Ii説(N、Y、U
、 、ニューヨーク州、ニューヨーク) 上記の表から明らかなように、上皮^4111i)1の
■月NAIJi’t 号ニヨリ生1fi サレ7. I
 F N −64;1、k iiA 内’ 1lil 
lI:(に対するよりも上皮細胞にス・jし抗つイルス
ハ11としてずつと大きな能力を有する(約16イ1°
7まで)。
ひと白血球及びリンパ芽細IJIχからイ(IられたI
) N A暗号から生産されるIFN−αは上皮にグ、
Jするよりも繊雁芽細胞に対しより大きい1」ヒカをイ
jシ(8倍A:で)、又t;ちMIR;!J:細l己か
らイυられたDNA暗号から生産されるI F N−β
は上皮;1ill l1ttに対するよりもへ#j’H
芽A”JJ +1”、+に対しより大きい11ヒカを有
する(32倍まで)。
伊113 例11の手110を使用して牛’l’i11%訓j、l
 (MD B K 1irJ11抱A1’CCCCL2
2)対ひと三陪染色体伝オ、11:芽ろ!ill胞(染
色体21の3つのコピー: GM−2767ひと突然変
異、fil+胞レボジトリ−47、XX、T21)に1
−′JするIFN−α、β、γ及び6の比抗ウィルス活
性を分析した。これらの分4ノ1結果を下記に示す・ α >512 512 β 0128 γ 0128 8−16 32 IFNα、β及びγに対する結シl: i’j’、 j
ie来)°1に告されたデータに一致する。IF″N−
εに久]する結果は1、この新規なインタフエロンがG
 M −2767に夕、・1し、生育Fi #llI胞
に対するよりも約2〜4 (i”iの活1゛1−を有す
ることを示す。
例14 さらに新規なインクフエロンは、ひとリンノ′:当−細
胞(ダウジ細胞)の増殖!ili止により判定して、抗
繁殖活性を示す。約10.000個のひとリン、<芽細
胞を200μtの培地と共にミクロ+1til定板σ)
各穴に接種した。次いで、IFN−α、β及びεの種々
の希釈′吻を各穴に加え、そして114.211及び4
日後に生存、細胞の個数を、;1絨した。これらの結果
を次表に示す: ダウジf:til胞分4Ji 生存細胞数/穴(Xi(] ) I F N 4:Rj、ri及U”tf31M I D
[l 2tJIj 4LI[4α−100u 6.0 
48 6.0 10u 4.8 5.2 6.0 β−100u 7.2 9.6 6.410u 5.2
 9.6 18.4 ε−100u 6.0 5.2 4.810u 5.6
 5.2 6.0 比較(IFNなし) 8,0 21.5 67これらの
結果は、10単位のIFN−εがダウジ細胞増殖を90
%以上抑制しうることを示している。
例15 1 F’ N−α、β及び6の試料を炉i i’i象塩
級&塩水(PBS)、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS
)及びSDSとメルカプトエタノール(BME)と尿素
との混合物によりそれぞれ100℃にて平衡化さぜた。
洗剤SDSは、蛋白質ノ1(へ成を変化させることによ
り蛋白質を変性させることが知られており、BM!はジ
スルフィド結合を減少さゼる。
IFN−α、β及び6はこれらの試桑に対しその感度が
著しく相違することが見出された。特に、IFN−αは
S D S fil独において安定であったが、SDS
と尿素とBMEとの混合物の存在下で実質的に失活され
た。IFN−βはSDS単独において殆んど失活された
が、5I)S/尿素/BME混合物において安定であっ
た。IFN−6はSDS単独においても或いはSDS/
13ME/尿素混合物においても比較的安定である。1
00’CのPBβ中において、これら3種のインタフエ
ロンの全てにつき5%未満の活性が残存する。
同様な実験において、予めsDs−nJVig混合物に
より失活させたIFN−αは、5DS−PBS混合物に
より100℃で平衡化させると再賦活されること、SD
S単独で予め失活させたIFN−βはSDS、BME、
尿素及びPBSの混合物中で再賦活されうること、及び
PBS中で予め失活させたI F N −a、はPII
S/SDSの存在下でBME/尿素が存在しても或いは
存在しなくても100℃で平衡化させると再賦活されう
ろことが確認された。これらの観察は、さらに本発明の
IFN−ε潤製動の特ダへ性を11F明している。
例1に の実験により、青色セファロースカラム(ファルマシア
社)に対するrpN−a及びrFN−βの結合及び溶出
4=M性を比軸した。これらのカラムは製造業者の指示
にしたがって調製し、PBS中のIFN−β又はI F
 N −gの試料のいずれかを室温で充填した。溶出は
、PBS中のi、0MNaC1及び20 m M(Jl
“1ジナトリウム綬傭簡における50%(V/V)エチ
レングリコールを用いて行なった。各インク7エロン調
剋物を異なる青色セファローズロットを含有する2つの
カラウにて操作し、次のデータが得られた: tOMNaclによる溶出 2.7−4.3 19.3
−3050%エチレングリコール/ 20 m M燐M塩4’V gt液液中 51.9−5
2.3 6[LO−78,21,0M NaC1による
溶出 この例は、I F N −a及びIFN−βが青色セフ
ァロースに対し異る親和性を有しかつ異なる溶出挙動を
有することを示している。17色セファ四−スは約90
〜97%のIFN−6活性を結合するのに対し、僅か約
60%のIFN−βが同じ条件下で結合される。さらに
、IFN−6の20〜30%が1. OM NaC1を
用いて回収されるのに対し、IFN−β活性の僅か3〜
4%のみが同じ条件下で回収される。最後に、約80%
までのIFN−6活性がs o%エチレングリコール/
 1. OMNaClの組合せにより溶出されるのに対
し、(’r″ゼか約50%のIFN−β活性が同4.)
)な条件下で回収される。
争、 又−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ひと上皮細胞のDNA暗号の少なくとも1部を
    含有する生細胞を培養して抗ウィルス活性を有するイン
    タ7エロンを合成し、この培養物からインタ7エpンの
    豊富なフラクションを収穫する工程により製造される抗
    ウィルス活性を有するインク7エロン製剤において、 (i)pI(2にて安定であり、 (11)抗ウィルス活性が蛋白質分解酵素により失活さ
    れ、 (山)インタフェレンα又はインタフェレンγに対する
    抗体との交叉反応性を示さず、かつGV)MDBK牛腎
    臓細胞に対する抗ウィルス活性がひと三染色体繊維芽細
    胞(GM−2767)に対する活性のμ〜棒である ことを特徴とするインタ7エpン製剤。 (2) 培養物がひと上皮細胞培養物である特許請求f
    )1[flf41項記載のインタフエt−> 製剤。 (3)培養物が形質転換された成熟絞細flaからなる
    特許請求の範囲第1項記載のインク7エロン製剤。 (4)培養物が、DNA暗号の1部を組換DNA技術に
    より細胞中へ挿入した細胞からなる特許請求の範囲第1
    項記載のインク7エロン製剤。 (5)抗−α抗血清と抗−β抗血清との混合物に対する
    交叉反応の独特なプロフィルをイfし、同単位の中和剤
    に基づき抗−β抗血清のみで中和されるより2倍の量の
    インタ7エ買ンが前記混合物により中和されることを特
    徴とする特g′F請求の範囲第1項記載のインク7エロ
    ン製剤。 (6) A 、ひと上皮細胞のDNA暗号の1部を含有
    する生細胞の培養つを調製し、 B、前記細胞をインタ7エロンの合成を促4にする条件
    下で培地中にて培養し、 C1前記細胞から前記インタ7エロンの豊富な7ラクシ
    ヨンを収穫する 工程からなるインタ7エpン製剤の製造方法において、
    前記インタフエロンが、 (りpH2にて安定であり、 (11)抗ウィルス活性が蛋白質分解酵素により失活さ
    れ、 (iii) インタ7エロンα又はインタ7エロンγに
    対する抗体との交叉反応を示さず、 (IV)MDBK牛腎臓細胞における抗ウィルス活性が
    ひと二倍染色体繊維芽細胞(GM−2767)に対する
    活性のA−にである ことを特徴とするインタ7エpン製剤の製造方法。 (7)生細胞の培養物がひと上皮細胞培養物であり、か
    つ工程Bの前にウィルスを使用して前記インタフエロン
    を生産させるよう前記細胞を誘発させる特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 (8)工程Aの培養物が形質転換された成熟核細胞から
    なる特許請求の範囲第6項記載の方法。 (9)工程Aの培養物が、DNA暗号の1部を組換DN
    A技術により細胞中に挿入した細胞からなる特許請求の
    範囲第6項記載の方法。 (10) ウィルスを二ニー牟ヤッスル病ウィルス及び
    センダイウィルスよりなる邸から選択する特i′F請求
    の範囲第7項記載の方法。 (11)ウィルスがニューキャッスル病ウィルスのパン
    コラスキ株である特許請求の範囲第15項記載の方法。 (12)細胞培養物を表皮、結膜、鞘藤及び食道よりな
    る卵から選択されるひと上皮細鉱から採取された細胞か
    ら増殖させる特許請求の範囲第7項記載の方法。 (13)処理すべき細胞全有効鼠の特g’r請求の範囲
    第1項乃至第5項のいずれかに記載のインタフニシン製
    剤と接触させてウィルス感染ご抑制すルコとを特徴とす
    る、ウィルス感染を抑制するための生細胞の処理方法。 (14)生細胞がひと上皮細胞である特許請求の範U」
    第13項記載の方法。 (15)処理すべき細胞を有効量の特a1・請求の範囲
    第1項乃至第5項のいずれかに記載のインタ7エロン製
    剤と接触させて増殖を抑制害ることを特徴とする、新生
    組織生細胞の増殖を抑制する新生組織。 生細胞の処理方法。 (16)新生組線生細胞がひと上皮細胞からなる特許請
    求の範囲第15項記載の方法。
JP58159141A 1983-09-01 1983-09-01 インタフエロンe Pending JPS6061600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58159141A JPS6061600A (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インタフエロンe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58159141A JPS6061600A (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インタフエロンe

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6061600A true JPS6061600A (ja) 1985-04-09

Family

ID=15687142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58159141A Pending JPS6061600A (ja) 1983-09-01 1983-09-01 インタフエロンe

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6061600A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5554515A (en) Preparation of a monoclonal antibody specific to human myelomonocyte interferon-gamma
US4614651A (en) Interferon epsilon
FI72143B (fi) Foerfarande foer framstaellning av maenniskointerferon
JPH0550273B2 (ja)
EP0149751A2 (en) Proteinaceous substance showing antitumorous action and method for its manufacture
CA1340698C (en) Preparation and uses of interferon-gamma
GB2123835A (en) Interferon E
EP0048283B1 (en) Virus-inhibiting substance and process for preparing the same
JPS6061600A (ja) インタフエロンe
ITOH et al. Purification of a cytotoxic protein produced by the murine macrophage-like cell line J774. 1 in response to Sarcophaga lectin
JP2632849B2 (ja) γ―インターフェロンの製造方法
CA1295241C (en) Lymphokine and its production and uses
JP2824254B2 (ja) 線維芽細胞増殖物質
Yamanaka et al. Identity of human B-cell line cytotoxic lymphokine with tumor necrosis factor type beta.
AT391482B (de) Verfahren zur industriellen herstellung von hochreinem menschlichem leukozyteninterferon
JPS62501973A (ja) インフルエンザのワクチンに関する改良
Yip et al. STRUCTURE—FUNCTION STUDIES WITH HUMAN INTERFERON-GAMMAl
Lee et al. Isolation and Characterization of an immunomodulatory Protein from Bovine Colostrum
JPS63185376A (ja) コーン上清のフラクションvから製造される細胞培養メディウム
JPH09208489A (ja) γ−インターフェロン感受性疾患剤
JPS6064999A (ja) インタ−フェロン−γの精製法
JPH0574575B2 (ja)
JPH0523755B2 (ja)
JPH0526468B2 (ja)
JPH0811759B2 (ja) 新リンホカイン▲ii▼とその製法および用途