JPS6061548A - カルボン酸の製造方法 - Google Patents

カルボン酸の製造方法

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JPS6061548A
JPS6061548A JP58170706A JP17070683A JPS6061548A JP S6061548 A JPS6061548 A JP S6061548A JP 58170706 A JP58170706 A JP 58170706A JP 17070683 A JP17070683 A JP 17070683A JP S6061548 A JPS6061548 A JP S6061548A
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grignard reagent
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Tamotsu Fujisawa
藤沢 有
Toshio Sato
俊夫 佐藤
Kazuhiko Saigo
和彦 西郷
Manzo Shiono
万蔵 塩野
Yoshiji Fujita
芳司 藤田
Takuji Nishida
西田 卓司
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(1) (式中、A及びBはそれぞれ水素原子を表わすか又はA
とBが一緒になって単結合を表わす。)で示されるカル
ボン酸の製造方法に関する。
(2R,6R) −2,6,10−)リメテルウンデカ
ンaut光学活iα−トコフェロール(ビタミンE)の
側鎖部分の合成中間体として有用であり、次に示される
ような工程数が多い方法によシ合成されることが報告さ
れている( J 、 Org、 Cbem、 、土l。
3828〜3832(1977)参照〕。
本発1〕1」者らは2,6.10−)リメチルウンデカ
ン酸又は2,6.10−トリメチル−9−ウンデセン酸
の光学活性体を簡便な方法で製造するべく、まずこれら
化合物のラセミ体の製造方法について鋭意検討した結果
、シトロネロールから容易に得られる一般式(Il) 1 B (式中、A及びBは前記の定義のとおりであり、Xはハ
ロゲン原子を表わす。) で示される有機ハロゲン化物と金屑マグネシウムとから
グIJ 二−ヤール試薬を調製し、ついで該グリニヤー
ル試薬をα−メチル−β−プロピオラクトンと銅化合物
の存在下に反応させることにより、前記一般式(1)で
示されるカルボン酸が容易にかつ高収率で得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の方法において、光学活性シトロネロールから得
られた一般式(II)で示される有機ハロゲン化物を原
料として用いてグリニヤール試薬を調製し、これとα−
メチル−β−プロピオラクトンとを反応させて得られる
一般式(1)で示されるカルボン酸を、必要に応じて水
素添加反応に付したのち、自体公知の方法によシ光学分
割することにより2.6.10−トリメチルウンデカン
酸又i、l:2,6,10−トリメチル−9−ウンデセ
ン酸の光学活性体を容易に得ることができる。
一般式(II)で示される有様ハロゲン化物と金属マグ
ネシウムとからのグリニヤール試薬の調製は、通常の有
機・・ロゲ/化物と金属マグネシウムとの反Y已による
グリニヤール試薬の調製におけると同様の方法により行
なうことができる。例えば、有機ハロゲン化物にこれに
対して約1〜5倍原子当量、好ましくは1〜1.5倍原
子当量の金属マグネシウムとを溶ハを中で反応させるこ
とによシ行なう。
溶媒としてけジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエンなどが用
いられるが、エーテル系の溶媒が好ましい。反応温度−
約−10℃〜+150℃、好ましくは室温〜約80℃の
範囲でおる0反応系の雰囲気に特に制限は危いが、一般
には窒素、′アルゴンなどの不活性ガス雰囲父が好址し
い。
このように調製されたグリニヤール試薬とα−メチル−
β−プロピオラクトンとを銅化合物の存在下に反応させ
ることにより一般式(1)で示されるカルボン酸をイC
Jることかできる。α−メチル−β−プロピオラクトン
の使用量はグリニヤール試薬の調製に用いた一般式(1
)で示される有機・・ロゲン化物に対して約0.5〜2
倍モル量である。銅化合物として−、例えば塩化第一銅
、臭化第一銅、ヨウ化第−銅、塩化第二銅、臭化第二銅
などの−・ロゲン化銅及びそれらのジメチルスルフィド
、トリブチルホスフィンなどとの錯化合物;塩化第二銅
リチウム(Li2Cuα4)、酢酸銅などが用いられる
銅化合物の使用tはα−メチル−β−プロピオラクトン
に対し約0.01〜100モル係、好壕しくは0.1〜
10モル係である。また、この反応はグリ二−ヤール試
薬の調製に用いられる溶媒中で行なうことができるが、
使用する銅化合物を可溶化するためにジメチルスルフィ
トを共溶媒として用いることが好ましい。
反応終了後、反応混合液からの一般式(I)で示される
カルボン酸の分離回収は一般的な方法により行なうこと
ができる。例えば、反応混合液を塩化アンモニウム水溶
液に注ぎ、ついでこれに希塩酸を加えたのち、ヘキサン
などで抽出する。抽出液を水洗後、これに水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属水酸化物の水
−メタノール溶液を加え、目的とするカルボン酸を水−
メタノール層に抽出する。得られた水−メタノール層を
例えば、ヘキサ7などで洗滌後、メタノールを留去し、
残った水層を希塩酸で中和し、エーテルなどで抽出する
。この抽出液を乾燥後、これよシ低沸点物を留去し、そ
の残渣を減圧下に蒸留することによシ一般式(1)で示
されるカルボン酸を得ることができる。
本発明の方法で得られた一般式(1)で示されるカルボ
ン酸を、必要に応じて水素添加反応に付したのち、例え
ば光学活性α−フェネチルアミン、N−ベンジル−α−
7エネチルアミン、α−ナフチルエチルアミンなどの光
学活性アミン又はt−メントール、 光学活性α−7エ
ネチルアルコール、2−オクタツールなどの光学活性ア
ルコールと反応させることによりジアステレオマーを生
成させ、生成したジアステレオマーを再結晶、液体クロ
マトグラフィーなどにより分離し、ついでこれを通常の
中和反応又は加水分解反応に付することによシ光学活性
な2,6.10−1リメチルウンデカン酸又は光学活性
な2,6.10−)ジメチル−9−ウンデセン酸を容易
に得ることができる。また、この際回収される2、 6
. ] 0− )ジメチルウンデカン酸又は2゜6.1
0−)ジメチル−9−ウンデセン酸の望ましくない光学
異性体を一般的なカルボン酸のラセミ化方法によってラ
セミ化し、得られたラセミ体を上記と同様な方法により
光学分割することによシ、2.6.10−)ジメチルウ
ンデカン酸又は2.6.10−トリメチル−9−ウンデ
セン酸の光学活性体とすることができる。
原料に使用上地一般式(1)で示される有機・・ロゲン
化物は公知化合物である。該有機ハロゲン化物の光学活
性体は、天然にも存在する光学活性シトロネロールを必
要に応じて水素添加反応に付した後、塩化水素、臭化水
素などのノ・ロゲン化水素;三塩化リン、三臭化リン、
五塩化リンなどの・・ロゲン化リン化合物;塩化チオニ
ル、臭化チオニル、 −トリフェニルホスフィン/四塩
化炭素などの一般的な−・ロゲン止剤と作用させること
によシ容易に得ることができる。
一方の原料であるα−メチル−β−プロピオラクトンも
公知化合物であり、メタクリル酸と臭化水素を反応させ
てβ−ブロムイソ酪酸とし、これをクロロホルム中で水
酸化ナトリウム水溶液を用いて環化させることにより容
易に得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する0 実施例1 窒素雰囲気下、金属マグネシウム2.4fのテトラヒド
ロフラン(THF)3+++A’の懸濁液に1−クロル
−3,7−ジメテルオクタン5.302のTHF24d
の溶液を加熱還流下に30分間で滴下し、さらに3時間
加熱し、グリニヤール試薬を調製した。
ヨウ化第−銅0.12f% ジメチルスルフィド5d及
びTi(F60meから成る溶液に上記で得られたpt
 ++ −、xt n−廿井Cc ’/” I\l i
 IF 191 jつつ体Tまた。ついで、この反応液
にα−メチル−β−グロビオラクト72.58f(DT
HF40tttl(D溶液を滴下して1時間攪拌した。
得られた反応液を塩化アンモニウム水溶液にあけ、つい
で希塩酸を加え、n−ヘキサンで抽出した。ヘキサン抽
出液に1規定水酸化カリウム水溶液と少量のメタノール
を加え、得られた水層をn−へキサンで3回洗滌し、つ
いで希塩酸で酸性としてジエチルエーテルで抽出した。
エーテル抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去
し、その残渣を減圧下に蒸留することによシ、下記の物
性を有する2、6.10−)ジメチルウンデカン酸を6
.342得た(収率92.7%)。
HMS 。
NMRスペクトル(90Ml−Iz ) δcDC13
゜0.82(d、J=7H2,9H);1.0〜1.9
(m、17H);2.2〜2.6(m、IH);11.
5(S、IH)実施例2 実施例1において光学活性な1−クロル−3,7−ジメ
チルオクタン(〔α) −2,22(neat) )を
使り 用した以外は実施例1と同様に反応及び分離回収を行な
うことによシ、下記の旋光度を有する(6R)−2,6
,10−1リメテルウンデカン酸を6.022得た(収
率88%)0 26.5 [α] 0.13 (neat) 実施例3 実施例】において1−クロル−3,7−シメチルオクタ
ン5.309の代シに1−クロル−3,7−シメチルー
6−オクテン5.24 fを用いた以外は実施例1と同
様に反応及び分離回収を行なうことによシ、下記の物性
を有する2、6.10−)ジメチル−9−ウンデセン酸
を5.7 Of得た(収率84.1%)。
N M Rxベクトル(9QIt4Hz )δHΔ(S
 。
CD03゜ 0.8 (d 、 J=61iZ、6H) ; 0.9
〜2.1 (m、 17H) ;2.17〜2.55 
(m、 I H) 4.9〜5.16 (m、 I H
) :10.95(S、IH) 実施例4 窒素芥囲気下、金属マグネシウムo、soyのTHF3
.eの懸濁液にヨウ素を少量加え、ついで1−ブロム−
3,7−ジメチルオクタン6.63fのTHF20MI
?の俗液を加熱還流下部下し、滴下後3時tIJ加熱し
てグリニヤール試薬を調製した。α−メチル−β−プロ
ピオラクトン2.58 f 、 ヨウ化第−銅0.12
f及びT HF 30mlから成る溶液に上記で得られ
たグリニヤール試薬を一20℃にて滴下した。滴下後、
反応液を室温まで昇温し、塩化アンモニウム水溶液に注
ぎ、ついで希塩酸を加え、n−へキサンで抽出した。ヘ
キサン抽出液に1規定水酸化ナトリウム水浴液と少量の
メタノールを加え、得られた水層をn−ヘキサンで洗滌
したのち、希塩酸で酸性としてジエチルエーテルで抽出
した。エーテル抽出液を硫酸マグネシウ′ムで乾燥した
のち、減圧下に溶媒を留去し、ついでその残渣を蒸留す
ることによfi、2,6.10−)リメチルウンデカン
岐を5.929得た。
特許出願人 株式会社 り ラ し 代理人 弁理士本多 堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、A及びBはそれぞれ水素原子を表わすか又はA
    とBが一緒になって単結合を表わし、Xはハロゲン原子
    を表わす。) で示される有機ノ・ロゲン化物と金属マグネシウムとか
    ら調製されるグリニヤール試薬とα−メチル−β−プロ
    ピオラクトンとを銅化合物の存在下に反応させることを
    特徴とする一般式 (式中、A及びBは上記の定義のとおシである。)テ示
    すれるカルボン酸の製造方法。
JP58170706A 1983-09-15 1983-09-15 カルボン酸の製造方法 Granted JPS6061548A (ja)

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JPH0410460B2 JPH0410460B2 (ja) 1992-02-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103626648A (zh) * 2013-11-27 2014-03-12 大连世慕化学有限公司 具有支链的长链饱和脂肪酸合成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103626648A (zh) * 2013-11-27 2014-03-12 大连世慕化学有限公司 具有支链的长链饱和脂肪酸合成方法

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