JPS59112932A - 3−メチル−4−ペンテン−1−オ−ルの製造方法 - Google Patents

3−メチル−4−ペンテン−1−オ−ルの製造方法

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JPS59112932A
JPS59112932A JP57222652A JP22265282A JPS59112932A JP S59112932 A JPS59112932 A JP S59112932A JP 57222652 A JP57222652 A JP 57222652A JP 22265282 A JP22265282 A JP 22265282A JP S59112932 A JPS59112932 A JP S59112932A
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Japan
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methyl
penten
reaction
halide
perfume
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JP57222652A
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JPH0316933B2 (ja
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Koichi Kanehira
浩一 金平
Manzo Shiono
万蔵 塩野
Yoshiji Fujita
芳司 藤田
Shigeaki Suzuki
繁昭 鈴木
Takashi Onishi
大西 孝志
Takuji Nishida
西田 卓司
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は3−メチル−4−ペンテン−1−オールの製造
方法に関する。
3−メチル−4−ペンテン−1−オールは香料の香気成
分又は他の香気成分の芳香を変調し若しくは増強するた
めの補助剤として、またこれら香気成分又は補助剤の合
成中間体として有用である( Perfume and
 Flavor Chemicals、 I[、196
9;及び特開昭57−156436号公報参照)。
従来、3−メチル−4−ペンテン−1−オールは次に示
す万伝によりJA遺さ7tてさたが[:fielv。
Chim、Acta、、64.1387(1981)参
照〕、この方法は原料でめ心ノロチルプロミドが高価で
あり、目的とする3−メチル−4−ペンテン−1−オー
ルへの選択率が低く、工業的にMA・すな方法とは言い
本発明省らは容易にしかも安価に入手できる原料r用い
て3−メチル−4−ペンテン−1−オール全容易に製造
する力法葡開発すべく鋭意検討した結果、4−メチル−
5,6−シヒドロー2f(−ビランから3−メfルー4
−ベンナンー1−オールが容易に選択率よく製造される
ことを見出し、不発明に至った。
すなわち、不発明によnば、4−メチル−5,6−シヒ
ドロー2H−ビランをハロゲン化水銀の存在下に金属ア
ルミニウムを用いて還元し、ついでその生成物全プロト
ン性溶媒で処理することにょシ3−メチル−4−ペンテ
ン−1−オールkJ11することができる。
原料として用いる4−メチル−5,6−シヒドロー 2
H−ビランはイソブチンとホルマリンよジイソブレン’
tM造する際に多量に副生じ、”!!ニア′c酸触媒の
存在下での第3級フタノールとホルムアルデヒド水浴液
との反応などによっても会成することができ、容易にし
かも安価に人手できる0  ′本発明で用いられる金属
アルミニウムの量は4−メチル−5,6−シヒドロー2
H−ビランに対して約0.01倍モル量〜等モル菫、好
ましくは約0.2〜0.7倍モル量である。ノ・ロゲン
化水銀としては例えば、H2C、firc22、)If
 Br、 H;l’ Br2、nq工、H712Zトを
使用することがで3る。ノ10ゲン化水銀の使用量は金
属アルミニウムに対して約0.1〜10モルチ、好まし
くは約0.5〜2モルチである。反応を効率的に行うた
めに、反応系内にアルキルノ・ライド及び/又はルイス
酸でめる釡属ノ・2イドを存在させることが好ましい。
アルキルハライドとしてはメチル、エチル、プロピルな
どの低級アルキルの塩化物、共化物、ヨウ化物が挙げら
れ′るが、好ましくけヨウ化メチル、ヨウ化エチルであ
る。ルイス酸である金属ハライドとしてはZnα2、N
iα2、CoQ!2、Fece2、Feα3なトラ例示
すルj、!:カテ!、6が、特にZnα2が好ましい。
アルキルハライド又は金属ハライドの使用量は金属アル
ミニウムに対して約0.1〜20モルチ、好ましくは約
1〜5モル係である。この反応はベンゼン、ヘキサンf
xトの反応に不活性な溶媒中で行うこともできるが、4
−メチル−5,6−シヒドロー2H−ビランが溶媒の役
割を果すため溶媒の使用を特に必要とはしない。この反
応は通常100〜200℃、好ましくは4−メチル−5
,6−シヒドロー2H−ビランの節点温度にて還流下に
行われ、数時間〜約1日で完結させることができる。
このようにして得られた4−メチル−5,6−シヒドロ
ー2H−ビランと金属アルミニウムとの反応生成物をプ
ロトン性溶媒で処理することによシ、目的の3−メチル
−4−ペンテン−1−オールが生成する。プロトン性溶
媒としては水;メタノール、エタノール、イソプロパツ
ールなどのアルコール又はこれらの混合物などが挙げら
れるが、好ましくは水である。この処理は通常の加水分
解反応、加アルコール分解反応などの加溶媒分解反応に
用いられる条件下で行うことができる。
本発明の好適な実施態様においては、4−メチル−5,
6−シヒドロー2H−ビランに金属アルミニウム、ノ・
ロゲン化水銀並びに金属ノーライド及び/又はアルキル
/’iライドを加え、この混合物を窒素などの不活性ガ
ス雰囲気下に加熱還流させ、ついでその反応混合物を水
にあけることにより3−メチル−4−ペンテン−1−オ
ールを含む反応混合物を得る。この反応混合物からの3
−メチル−4−ペンテン−1−オールの分離回収は通常
の方法により行なうことができる。例えば、反応混合物
ヲジエチルエーテル、n−ヘキサンなどで抽出し、抽出
液を希塩酸、食塩水などで洗滌し、乾燥する○なお、こ
の抽出分離を効果的に行うには、反応混合物中に固体と
して存在する副生じた水酸化アルミニウムを塩酸、硫酸
などの鉱酸を加えて溶解させた上で行うのが好ましい。
ついで、抽出液から溶媒を留去して3−メチル−4−ペ
ンテン−1−オールの粗製物を得る。この粗製物を蒸留
、カラムクロマトグラフィーなどにより精製することに
より高純度の3−メチル−4−ペンテン−1−オールを
得ることができる。
従来、4−メチル−5,6−シヒドロー2H−ビランを
アミンの存在下にアルカリ金属を用いて還元することに
よりシス−3−メチル−3−ペンテン−1−オールを製
造することが知られているが[5ynthesis、 
 492. (1980)参照]、本発、明の方法によ
れば3−メチル−4−ペンテン−1−オールが選択的に
得られる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するO 実施例1 4−メチル−5,6−シヒドロー2H−ビラン27.4
f(Ni94%)に金属アルミニウム粉末1.351i
’、塩化亜鉛0.28f、塩化第2水銀0.152及び
ヨウ化メチル0.28 fを加え、この混合物を窒累雰
囲気下に6時間加熱還流した。反応混合液を水にあけ、
これに希塩酸を加え、ついでジエチルエーテルで抽出し
た。抽出液を希塩酸、食塩水で順次洗滌し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、これよりジエチルエーテルを
減圧下に留去し、ついで4−メチル−5,6−シヒドロ
ー2H−ビランを23.51回収した。その残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製することにより
、下記の物性値を有する3−メチル−4−ペンテン−1
−オールを3.155’(反応した4−メチル−5,6
−シヒドロー2H−ビランに基づく収率−84%)得た
沸点:49〜b ’H−NMRスヘクトル(90MHz)δHMS  。
CDα3゜ 0.96 (d 、 J=7Hz、 3H) 、 1.
4〜1.7 (m、 2H)。
2.0〜z、s(m、 IH)、 3.4〜a、s(m
、 aH)+4.8〜5.2 (m、 2H) 、 5
.5〜5.9 (m、 IH)実施例2 実施例1において塩化亜鉛0.28F及びヨウ化メチル
0.282を加えない以外は同様にして反応させ、同様
の操作を行うことにより、4−メチル−5,6−シヒド
ロー2H−ビランを25.8 f回収し、3−メチル−
4−ペンテン−1−オールを1252得た。
実施例3 実施例1と同様にして4−メチル−5,6−シヒドロー
2H−ビラン27.4y(純度94チ)を還元して得ら
れた反応混合物をエタノールにあけ、以下実施例1にお
けると同様の操作を行うことにより、4−メチル−5,
6−シヒドロー2H−ビランを2371回収し、3−メ
チル−4−ペンテン−1−オールを3.02f得た。
特許出願人株式会社り ラ し 代理人弁理士本多 堅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 4−メチル−5,6−シヒドロー2H−ビランをハロゲ
    ン化水銀の存在下に金属アルミニウムを用いて還元し、
    ついでその生成物全プロトン性溶媒で処理することを特
    徴とする3−メチル−4−ペンテン−1−オールのHm
     方法。
JP57222652A 1982-12-17 1982-12-17 3−メチル−4−ペンテン−1−オ−ルの製造方法 Granted JPS59112932A (ja)

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JPS59112932A true JPS59112932A (ja) 1984-06-29
JPH0316933B2 JPH0316933B2 (ja) 1991-03-06

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