JPS606105A - 改善された水稲種子への薬剤粉衣法 - Google Patents
改善された水稲種子への薬剤粉衣法Info
- Publication number
- JPS606105A JPS606105A JP11093483A JP11093483A JPS606105A JP S606105 A JPS606105 A JP S606105A JP 11093483 A JP11093483 A JP 11093483A JP 11093483 A JP11093483 A JP 11093483A JP S606105 A JPS606105 A JP S606105A
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- JP
- Japan
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- water
- seeds
- magnesium sulfate
- rice
- spraying method
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- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
近年、イネの栽培方法として、湛水上真中直播方法が普
及されつ＼ある。この方法は、従来の移植法に代わり、
種子を直接、湛水下の条件の田に播種し生育せしめるも
のであるが、この特徴は、イネ種子を湛水された土壌中
に％播種深度１閂ないし１．５ ｃＩＲに均一に播種す
ること罠よって、従来の、いわゆる土壌表面に播種せざ
るを得なかった＠湛水直播”方式の栽培での欠陥であっ
た。根の土壌中への定着の不十分な事による、′浮き苗
”、１転び苗”、あるいは収穫期近くの台風による°倒
伏”などを改善した事にある。
及されつ＼ある。この方法は、従来の移植法に代わり、
種子を直接、湛水下の条件の田に播種し生育せしめるも
のであるが、この特徴は、イネ種子を湛水された土壌中
に％播種深度１閂ないし１．５ ｃＩＲに均一に播種す
ること罠よって、従来の、いわゆる土壌表面に播種せざ
るを得なかった＠湛水直播”方式の栽培での欠陥であっ
た。根の土壌中への定着の不十分な事による、′浮き苗
”、１転び苗”、あるいは収穫期近くの台風による°倒
伏”などを改善した事にある。
しかしながら、湛水条件下の土壌中に播種する事により
、種子発芽に不可欠な条件である温度、水および酸素の
供給のうち、酸素の供給を、湛水中の水に溶解し℃いる
、いわゆる溶存酸素にのみめることになり、酸素不足に
よる発芽率の低下などが認められるが、これらは、過酸
化カルシウムで、イネ種子を粉衣して播種することによ
り、土壌中で加水分解された過酸化カルシウムから発生
する酸素を利用せしめ、発芽率の低下を防止し、かつ、
出芽した水稲幼苗を健全に生育させる技術が既に下記忙
より開示されている。
、種子発芽に不可欠な条件である温度、水および酸素の
供給のうち、酸素の供給を、湛水中の水に溶解し℃いる
、いわゆる溶存酸素にのみめることになり、酸素不足に
よる発芽率の低下などが認められるが、これらは、過酸
化カルシウムで、イネ種子を粉衣して播種することによ
り、土壌中で加水分解された過酸化カルシウムから発生
する酸素を利用せしめ、発芽率の低下を防止し、かつ、
出芽した水稲幼苗を健全に生育させる技術が既に下記忙
より開示されている。
特公昭 ４７−２８７５１号公報
水稲種子発芽促進法、
特公昭 ５５−２２０４５号公報
湛水上真中直播方法、
しかしながら、過酸化カルシウムで粉衣した種子を湛水
上環中に播種しても、必ずしも常圧安定した発芽、生育
を期待する事ができず、時とじて発芽率の低下、あるい
は欠株などが認められるのが実情である。
上環中に播種しても、必ずしも常圧安定した発芽、生育
を期待する事ができず、時とじて発芽率の低下、あるい
は欠株などが認められるのが実情である。
木発明者らは、この点に留意し、鋭意検討した結果、水
ｆｕｉ種子への安定した粉衣方法ＫＩｒ眼し、硫酸マグ
ネシウムの混合、または粉衣時の添加により問題点を角
了決する本発明を完成したものである。
ｆｕｉ種子への安定した粉衣方法ＫＩｒ眼し、硫酸マグ
ネシウムの混合、または粉衣時の添加により問題点を角
了決する本発明を完成したものである。
本発明の産業上の利点と、その技術的’ｊ５ Ｄを以下
圧説明する。
圧説明する。
１、現在市販されている柚子粉衣用の過酸化カルシウム
剤は、ＣａＯ２３５％、 ＣａＳＯ４・１／２ ＨｚＯ
２５％を４７、合したもノテするが、後者のＣａＳＯ４
・１／２ ＨｚＯはＣ；１０２を水稲種子に粉衣するの
にあたり、固結剤としてのみ作用するものであり、直接
種子へ酸素な供給する活性成分ではない。
剤は、ＣａＯ２３５％、 ＣａＳＯ４・１／２ ＨｚＯ
２５％を４７、合したもノテするが、後者のＣａＳＯ４
・１／２ ＨｚＯはＣ；１０２を水稲種子に粉衣するの
にあたり、固結剤としてのみ作用するものであり、直接
種子へ酸素な供給する活性成分ではない。
本願発明では、硫酸マグネシウムを固結剤として使用す
ることを目的としているが、無水硫酸マグネシウムの場
合、結晶水として７分子の水を吸収する能力を有する。
ることを目的としているが、無水硫酸マグネシウムの場
合、結晶水として７分子の水を吸収する能力を有する。
一方、ＣａＳＯ４＠１／２ ＨｚＯは、１１７２分子の
水を吸収する能力を有する。
水を吸収する能力を有する。
この事は、産業上下記のような利点を有する。
すなわち、ＣａＳＯ４・１／２ Ｈ，０’たよる水の吸
収量は１モルあたり２７２であり、無水硫酸マグネシウ
ムによる水の吸収量は、１モルあたり１２６Ｆであり、
これは換算すれば、それぞれ１００りの（ｒａｓＯ４＠
１／２ ＨｌｌＯｌＤ、（ｇ８０４カ？１８１および
１０５ｆの水を吸収する小となる。
収量は１モルあたり２７２であり、無水硫酸マグネシウ
ムによる水の吸収量は、１モルあたり１２６Ｆであり、
これは換算すれば、それぞれ１００りの（ｒａｓＯ４＠
１／２ ＨｌｌＯｌＤ、（ｇ８０４カ？１８１および
１０５ｆの水を吸収する小となる。
過酸化カルシウムは、通常、乾籾只と等量使用するが、
粉衣（（あたり必要とする固結剤の量は、少１．Ｃりと
も水の吸収量の観点からは３１１Ｉ論的には色水硫酸マ
グネシウムを使用するＵ）合、焼石側の使用：、１の約
１１５〜１７６量にまで減量さぜる事が可能である。
粉衣（（あたり必要とする固結剤の量は、少１．Ｃりと
も水の吸収量の観点からは３１１Ｉ論的には色水硫酸マ
グネシウムを使用するＵ）合、焼石側の使用：、１の約
１１５〜１７６量にまで減量さぜる事が可能である。
なお、この目的に使用することのできる硫酸マグネシウ
ムとしては、上記の無水のものの他、−水塩あるいは三
水塩などがあるが、いずれＫしても用！論的水吸収漬は
、現行技術より多く、粉衣工ａＫ必要とされる固結剤の
減量化が可能である。
ムとしては、上記の無水のものの他、−水塩あるいは三
水塩などがあるが、いずれＫしても用！論的水吸収漬は
、現行技術より多く、粉衣工ａＫ必要とされる固結剤の
減量化が可能である。
さらて具体的な粉衣工程から、粉衣後の種もみの乾燥工
程を割愛しうる利点があげられる。すなわち、通常の工
程としては、乾籾重量および過酸化カルシウムのそれぞ
れ１００ｆに対して約３０−の側合の水を添加し、回転
粉衣機上で均一に粉衣させるが、従来の固結剤では添加
した３０−の水を吸収し得す、粉衣後、例えば、通風の
良い樹蔭で乾侯させるなどの工程が必要であったが、無
水、−水塩または三水ｊｆ、ｔの適量の硫酸マグネシウ
ムの使用により、深加水を完全に吸収し、固結化しうる
ので乾燥工程の短縮ないし省略が可能となり、多忙な！
１作業時における工程改善を図ることが可能である。
程を割愛しうる利点があげられる。すなわち、通常の工
程としては、乾籾重量および過酸化カルシウムのそれぞ
れ１００ｆに対して約３０−の側合の水を添加し、回転
粉衣機上で均一に粉衣させるが、従来の固結剤では添加
した３０−の水を吸収し得す、粉衣後、例えば、通風の
良い樹蔭で乾侯させるなどの工程が必要であったが、無
水、−水塩または三水ｊｆ、ｔの適量の硫酸マグネシウ
ムの使用により、深加水を完全に吸収し、固結化しうる
ので乾燥工程の短縮ないし省略が可能となり、多忙な！
１作業時における工程改善を図ることが可能である。
２、粉衣終了後の固結剤としての硫酸マグネシウムは、
無水、−水塩または三水塩を筒用しても最終的に七水塩
としての硫酸マグネシウムの形態をとる。
無水、−水塩または三水塩を筒用しても最終的に七水塩
としての硫酸マグネシウムの形態をとる。
この粉衣種子をｎｌ、水下の土壌中に播種した場合、当
然ながら粉衣された硫酸マグネシウムは徐々に水中へ溶
出し、初期の目的である過酸化カルシウムによる酸素発
生、水都種子への酸素供給の目的を達する。
然ながら粉衣された硫酸マグネシウムは徐々に水中へ溶
出し、初期の目的である過酸化カルシウムによる酸素発
生、水都種子への酸素供給の目的を達する。
具体的な湛水田下での硫酸マグネシウムの水、中への溶
出速度は測定できないが、従来技術としての焼石膏を固
結剤として使用した場合の最終生成物である。 ＣａＳ
Ｏ４・２Ｈ２０の水に対する溶解度が０℃で、０．２２
５ｆ／１００ｍ１水に対・し、ＭｇＳＯ４−７ｔ１２０
では０℃で７２ｆ／ｉｏＯｍ／水である事からも、実用
上粉衣された徒の最終生成物の田水中への溶出は、本発
明にか〜る粉衣種子が連やかである事は明らかであろう
。
出速度は測定できないが、従来技術としての焼石膏を固
結剤として使用した場合の最終生成物である。 ＣａＳ
Ｏ４・２Ｈ２０の水に対する溶解度が０℃で、０．２２
５ｆ／１００ｍ１水に対・し、ＭｇＳＯ４−７ｔ１２０
では０℃で７２ｆ／ｉｏＯｍ／水である事からも、実用
上粉衣された徒の最終生成物の田水中への溶出は、本発
明にか〜る粉衣種子が連やかである事は明らかであろう
。
さらに、このようにして溶出された硫酸マグネシウムは
、肥料の一成分として有効に水稲幼苗に作用する。すな
わち、マグネシウム欠乏による作物の生育の障害は云５
をまたず、いわゆる苦土肥料としてマグネシウムを主成
分とする硫酸苦土、水酸化苦土、あるいは炭酸苦土肥料
として使用されるものである。
、肥料の一成分として有効に水稲幼苗に作用する。すな
わち、マグネシウム欠乏による作物の生育の障害は云５
をまたず、いわゆる苦土肥料としてマグネシウムを主成
分とする硫酸苦土、水酸化苦土、あるいは炭酸苦土肥料
として使用されるものである。
本発明をさらに詳細に説明するために、以下に実施例を
示す。
示す。
実施例
水種種子１００部をあらかじめ１５℃の水に３日間９
ｔａしたもみを次の処方によって過酸化カルシウムの粉
衣処理を行った。
ｔａしたもみを次の処方によって過酸化カルシウムの粉
衣処理を行った。
処理Ａ Ｊ＋１１子（種もみとして）Ｃａ０２５０％無
水ＭｇＳＯ４ＣａＳＯ４し’２ＨｚＯＣａＣＯ３１１０
０部 ７５部 ２５部 ００ ２ １／ １２＃ ０ １３ ５ ／Ｆ ６＃ ０ １９ ４ ／’ Ｏ２５０ ５〃 λ１ｇ５０４−糊 ０１０ ５ ６ ｔｔ １０ ０ １５ ７ ｎ ０ ０ ２５ 上記処方により回転粉衣機を使用し、回転中いずれの処
理についても５０部の水を徐々圧スプレー状に添加し、
粉衣させた。
水ＭｇＳＯ４ＣａＳＯ４し’２ＨｚＯＣａＣＯ３１１０
０部 ７５部 ２５部 ００ ２ １／ １２＃ ０ １３ ５ ／Ｆ ６＃ ０ １９ ４ ／’ Ｏ２５０ ５〃 λ１ｇ５０４−糊 ０１０ ５ ６ ｔｔ １０ ０ １５ ７ ｎ ０ ０ ２５ 上記処方により回転粉衣機を使用し、回転中いずれの処
理についても５０部の水を徐々圧スプレー状に添加し、
粉衣させた。
粉衣処理後の、粉衣もみの、粉衣状況をｉ（ｉ認するた
め１００ ｒｅ容のガラス斯に各２Ｏｆの粉衣もみを入
れ、シェーカーで１０分間振とう後８メツシユ（２，３
８表）の篩で、粉化部分を分別し、１ｆｌｌ１足し、こ
れを粉化率として粉衣処理の状態の判断基準とした。
め１００ ｒｅ容のガラス斯に各２Ｏｆの粉衣もみを入
れ、シェーカーで１０分間振とう後８メツシユ（２，３
８表）の篩で、粉化部分を分別し、１ｆｌｌ１足し、こ
れを粉化率として粉衣処理の状態の判断基準とした。
ｉ ｏ、ｓ。
２ ０．６５
５ １．０５
４ ０．７５
５ ０．７０
６ １．１０
７９．５
上表から明らかなよう虻、固Ｌ１゛剤としての炉水硫酸
マグネシウムによる、あるいは−水塩のｆイＣ酸マグネ
シウムによる粉衣はきわめて粉化イーが低く良好な粉衣
処理が可能であった。
マグネシウムによる、あるいは−水塩のｆイＣ酸マグネ
シウムによる粉衣はきわめて粉化イーが低く良好な粉衣
処理が可能であった。
さらに、この粉衣処理もみを１／２０００アール ヮグ
ネルボットに水田上県を詰め、水深３傭の水田状態にし
たものにピンセットで出精表層より１．０−のところに
各５８粒播種し生育−１，シめた結果、発芽率、苗の生
育は次表の３ｊ′ｆｉりであった。
ネルボットに水田上県を詰め、水深３傭の水田状態にし
たものにピンセットで出精表層より１．０−のところに
各５８粒播種し生育−１，シめた結果、発芽率、苗の生
育は次表の３ｊ′ｆｉりであった。
１ ８７ ０
２ ８５ ０
３ ８７ ０
４ ８６ ０
５ ８ Ｂ （）
６ ８６ ０
７ ８５ ０
８ （無処理）３８ Δ
イ〒土俗化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 過酸化カルシウムを、水利種子に粉衣処理するにあたり
、あらかじめ、過酸化カルシウムに硫酸マグネシウムを
混合し【粉衣するか、または粉衣処理時釦、硫酸マグネ
シウムを添加することを特徴とする、桑剤粉衣法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093483A JPS606105A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 改善された水稲種子への薬剤粉衣法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11093483A JPS606105A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 改善された水稲種子への薬剤粉衣法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS606105A true JPS606105A (ja) | 1985-01-12 |
| JPH0336481B2 JPH0336481B2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=14548294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11093483A Granted JPS606105A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 改善された水稲種子への薬剤粉衣法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606105A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61166304A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-28 | 保土谷化学工業株式会社 | 水稲種子の発芽を促進する方法 |
| JPS62103002A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-05-13 | Ishihara Hiryo Kogyo Kk | 農業用酸素供給剤 |
| JPS63270612A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-11-08 | Ishihara Hiryo Kogyo Kk | 農業用酸素供給剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346726A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-26 | Canon Inc | Exposure controller of cameras |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP11093483A patent/JPS606105A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346726A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-26 | Canon Inc | Exposure controller of cameras |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61166304A (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-28 | 保土谷化学工業株式会社 | 水稲種子の発芽を促進する方法 |
| JPS62103002A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-05-13 | Ishihara Hiryo Kogyo Kk | 農業用酸素供給剤 |
| JPH053842B2 (ja) * | 1985-07-04 | 1993-01-18 | Ishihara Sangyo Kaisha | |
| JPS63270612A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-11-08 | Ishihara Hiryo Kogyo Kk | 農業用酸素供給剤 |
| JPH0651608B2 (ja) * | 1986-12-26 | 1994-07-06 | 石原産業株式会社 | 農業用酸素供給剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0336481B2 (ja) | 1991-05-31 |
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