JPS6059170A - 高発色性ポリエステル系繊維製品およびその製造方法 - Google Patents

高発色性ポリエステル系繊維製品およびその製造方法

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JPS6059170A
JPS6059170A JP58160421A JP16042183A JPS6059170A JP S6059170 A JPS6059170 A JP S6059170A JP 58160421 A JP58160421 A JP 58160421A JP 16042183 A JP16042183 A JP 16042183A JP S6059170 A JPS6059170 A JP S6059170A
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poly
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澄男 菱沼
菅野 勝男
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は発色性にすぐれたポリエステル系繊組製品なら
びにそれを製造する方法に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、ポリエステル系織1lctよ、イのすぐれたlj
l能性、風合のため広(一般衣剥用素材として使用され
ているが、ウール、絹などの天然繊維、レーヨン、アセ
デート等の半含或繊雇にくらべ、発色性が劣る重大な欠
点を有している。これはポリ1スプル系繊維が染料の中
では分子吸光係数の小さい、鮮明性に乏しい分散染料で
染色されること、またポリニスデル系繊維の屈折率が1
.7程度と高く、空気との屈折率差が大きいため、入0
4光の紙層(内部への侵入が阻害されること、更にポリ
エステル系繊11は溶融紡糸′C製造されるため・その
bめらかな表面が、繊組と空気との界面での鏡面反則を
助長し、人q」光の侵入をさらに困¥1なものどじてい
ることなど多くの要因により惹起している。
近(Tこれらのポリエステル系41i紺の発色性、色の
深味の向上を目的として、次のにうな方法が提案されて
いる。
〈1)易染性ポリエステル 超高速紡糸で19られた糸を熱処理し、染料の高吸尽を
はかる方法(特開昭57−161120号公報)。
(2)イ」)幾合成繊帷にクロー放電プラズマ中でプラ
ズマ照用して繊維表面に0.1〜0.5μの凹凸をf」
すする方法(特開昭52−99400 >4公報)。
(33)紙層(表面に低屈折率成分の被膜をほどこすツ
ノ法(特開昭53−111192号公報)。
(4)平均粒径80mμ以下℃あるシリカゾルなどの無
機微粒子を0.5〜10重■%添+1+1 t、たポリ
エチレンテレフタレー1−繊紐をアルカリ溶解処理し、
特定の表面構造をイリ与ηる方法(特開昭54−120
728号公報)。
(1)の方法は染料の吸I尽1!Iは高くなるものの繊
維表面が従来ポリエステル系織材1と同様に平滑部であ
るため発色効果は土からない。(2)の方法はプラズマ
放電の設備が高いため、]ス1ヘアツブが大きくなるこ
とおよびln署な光色f’l向十効果が期待できないな
どの問題点があった。また〈3)の方法は、繊維表面に
低屈折率成分被膜を(J盾Uしめる方法であるため、容
易にでき、しかもその発色性向上効果は大きいものがあ
るが、該被膜の洗Wj (ドライクリーニング、家庭洗
)W)による耐久性に問題があった。さらに(4)のツ
ノ法は、繊維軸方向にタデ長な特定の表面凹凸をf」与
(きるため。、発色性はある程度白土りるものの、その
効果には限界がある。
(発明の目的) 本発明者らは、かかる従来技術にJ31ノる欠点に桶み
、ポリ1ステルの楳訂1(構造と表面形態につ(1て鋭
意倹約した結果、特定なポリエステルと特定な不活性徴
a子とアルカリ減用とから特定な表面4M 造にするこ
とができることを究明し、本発明に到)ヱしたもの1あ
る。
ヅなわら本発明は色が深く、くりみのない鮮明(ffに
すぐれ、かつ適度の光沢性を有するポリ1スシル系繊f
illてあつ−C1しかもかかる効果は洗濯(ドライク
リーニング、家庭洗! )に刻する耐久I11にりぐれ
ているという特徴的なポリ土ステル系繊に11製品を提
供し11 /ζものである。
(鋒明の構成) (1)ポリ−1ステル系繊維にJ3いで、糸比重ρが1
.395< g/a+t)以−F1複tjdlliΔn
が50〜130 (X −I O−3)であり、ioo
μ2当りF〕〜30個存在する深さ0.3〜0.8μで
II維軸yj向にターT長の不連続なくぼみと、さらに
微小な凹凸で覆われlこ表面を有づることを特徴とする
高梵C21!lポリ1ステル系繊維製品。
1つ\tti mう!i 441式〜I’;i、−1(
Al〜(F ) ’rあり、かつ平均の一次粒子径が5
μ以下の不活性微粒子を0.1〜10重間%含右し、(
r4成中位の90七ル%以−Fがポリエチレンテレフタ
レ−1−t−あるポリエステル系m紐を、160〜26
0℃の;h晶度−(熱処理した後、アルカリ処理し染0
することをlff inkとする高発色性ポリゴーステ
繊組繊紺製品の製造ツノ法。
(Δ)仲磨く残留伸度);60%以上 (B)ヤング率、;60〜1000/d(C)沸騰水収
縮率;5%以下 (D)乾熱収縮率;7%以下 (E)乾熱収綿応ツノ曲線 にお1ノる応力のピーク)掃度;100T;Iス十(発
明の作用機構) 本光明でいうポリニスフル糸の比重ρは1.3395以
上であることが必要である。比重が1.395以上であ
るとポリマ分子のt11品が人と%す、熱的司法安定性
と発色性を充分ン箇足させることができる。ポリマ分子
の結晶が人であるとは、結晶サイズが大きくてもよいし
、結晶の数が多く−CL)J、い3.かかる結晶の程度
は糸の比重を測ることにより知ることができ、例えば2
0’Cのr)−へブタン、/四塩化炭素混合溶液中に、
)、if <切断した糸を投入し、該溶液中に糸が停止
づる点の溶液の比重を測ることによりめることができる
ポリエステル糸の比重ρが1.395未満であると前記
の目的は達成し得ない。
次に、糸条は、複屈折△nが50〜130(xlo−3
)であることが必要である。複屈折がこの範囲にあると
、非晶部の配向があまり進んでおらり゛、高い染fil
吸%11を充分に保持りることか可能となり、1)を記
の目的が達成される。△nが130X10−3を越える
と非晶部配向が進み1ぎるため、又50X10−3以下
となると非品部配向不充分イまため、染着性は幾分向上
覆るが、均染性がイこなわれ、か°つ張力依存性が人と
なり、前記の1」的が達成されない。
次に、繊眉1表面を粗面化する本発明の基本的思想は織
♀「表面での鏡面反則を少なくづることに加え、楳キ1
1内部への光の侵入を補助りるための、光。
の1〜ンネルを同時に存在さけることにより、つ\5消
効果に加え、染色物の発色竹向十、1hに色の深味、黒
色の発色性向上が達成されることにある、。
ここで深さ0,3〜0.8μのくけみは楳糾内部への光
の侵入を効率的に行にわしめる光の1ヘンネルに当り、
さらに微小な凹凸とは、凹凸の(ノイズが0.3μ未満
のものであり、好J、L、 < LJ、 o 。
3〜0.15μのものである。
この光の1−ンネルにあたる人さい→ノイズの凹凸では
、繊維表面のくぼみ内部で光の反則がくりかえされ、入
射光はくぼみの外へ逃げioす゛、光の吸収効率が高め
られることにより、染色物はより濃くみえる。これより
微小なサイズの凹凸(は光の波長の40%程度に相当で
るため、光の散乱が最大と4Tす、適度なつIb消効果
がみられ、光色効果が相乗される。
タデ長のくぼみが発色j!J向丁にイj効な理由は次の
ように推定される。繊維はイ1i帛の面に平行に配列さ
れる確率が高く、一方、光の入射角は4i帛の面に直角
を中心に分布づる。光かrli帛に直角に入用づる場合
をモデルに考えれば容易に理解できるJ、うに、横長の
くぼみの場合は光はくぼみ全体を照らづのに対し、タテ
長のくぼみの場合は繊維の側面部分のくぼみには影がで
さ、これが色調を濃く児Uるものと思われる。
したがつ−C1深さ0.3〜0.8μの光の吸収効率を
高め深みと適度な光沢を与えるためのくぼみと、合成4
1811特右の鏡面光沢を減少させ、色に落着きを与え
るための微小な凹凸を共存させることにより、光色性に
富む染色物が1qられる。
ここでいうくぼみの深さとは、くぼみの上に引いた接線
とくぼみの最深部間の垂直距離−(パあり、繊維の電子
顕微鏡写真によってめられる。このくぼみは繊維軸にほ
ぼ平行づるタデ長のくぼみてあり、イの長さが10μ以
下、りfましくは5μ以下の場合が摩擦にJ、る繊維表
面の破損に対重る強!良が1qられ望ましい。くぼみの
数は100μ2当り5個未満では、深み向上の効果は得
られず、330個を越える場合は、連続したくぼみにな
る傾向が強く、深みは減少J−る。また摩擦に対する抵
1ハ性が不足し、好ましくない。
かかる凹凸を形成き11色物の耐久1]1(耐洗濯、耐
ドライクリーニング)は、従来の被膜加]二による発色
加工品等とは比較にならない程良好である。
本発明でいうポリニスデル系繊維とはポリ」、ブレンテ
レフタジーh単位が構成成分の90モル%以上占めるも
のであり、10−Eル%木渦の割合−(第3成分を共重
合したものでもさしつかえない。
ただしこの場合においCも上記(A)〜([)のIli
帷特性を満たすものであることはいうまでもない。
かかる第3成分としてはジー1−ブレングリ−1−ル、
重合度2以上のポリAキシメチレングリコール、1.4
ブタンジオール等の2官0ヒ1!Iグリ−1−ル、5−
犬トリウムスルホイソフタル酸、イソフタル酸、ビスフ
ェノール△、アジピン酸等の2塩基+!+化合物及びそ
の誘導体、1ヘリメリツ1〜酸、1−リメシン酸、グリ
セリン、ペンタエリスリ+−−ル等の多官能性化合物等
、公知の共重合性成分が含まれる。
本発明のポリ1ステル系繊I’[f製品とは、上記ポリ
ニスデル系ta#1.単独あるいはこれに他のポリエス
テル系楳IIEたとえばポリブヂレンデレフタレー1〜
楳紐あるいは他の合成1m Mたとえばポリアミドやポ
リアクリル等あるいは天然4a紺、さらにはこれらのf
lu合した組み合せのものを混用した構成のものが含ま
れる。この場合の混用率は上記ポリ1ステルが主であれ
ばよく、好ましくは60重M%以以上まれていればよい
。ここで製品とはm紐構造物全般を意味し、その形態を
問わない。−例をあげるならば、たとえば編織物、不織
イ11などの布帛のみならず綿、]〜つ、スライバー、
糸なども含む。
かかるir′6発色1ηを右Jるポリ土ステル系繊紐製
品は、上記特定な繊維時(’lを有するポリエステル繊
維を用い、かつこれに特定なり一イズの不活性微粒子を
含有uしめた特定なポリエステル系繊維を熱処理し、ア
ルカリ処理し、染色づることにより得られる。
本発明のポリエステル系繊維は下記繊紐特竹(A>伸度
(残留伸度);6o%以−ト(B)ヤング率;60〜1
oOg、/d(C)滑層水収縮率:5%以下 (D)乾熱収縮率;7%以下 (E)乾熱収縮応力曲線 にお(プる応力のピーク温度; 100 ℃以上を有す
るものであるが、かがるIjJ IICは次のようにし
て製造される。
たとえばポリJ−ヂレンテレ7タジートIp位が90モ
ル%以上であるポリニスフルを溶融紡糸により高速′C
″巻ぎ取り、高速配向させ−(原糸を19、かかる原糸
を加熱処理することによって1りることができる。
これを第1図の原糸I!J造工程の概略図を用いて説明
する。
口金1から吐出されたポリニスジル糸条Yは、冷却装置
2を通って固化された後、油剤f」与装置3により給油
せしめられて第1ゴディL1−ル4と第2ゴデイロール
5により、糸通を規定されて巻取装置8により巻き取ら
れる。このとき巻取装置の巻取速1良は5000’m/
分以上、々j d: L <は5500m/分、さらに
は6000111./分収上に設定りる。巻取張力は巻
取糸条の均一1!Iを考慮して0.05−0.50 (
+/dがりIましい。なお第2ゴデイロール5と巻取装
置8の間に必要に応じて糸条に交絡を与えるインターレ
ース装σ6を設定しくムよい。7は綾振り支点ガイドぐ
ある。 本発明でいう不活性微粒子とは、含ケイ素無機
微粒I、周期什表第■族金属の酸化物および/またはそ
の塩類からなる無機微粒子、酸化アルミニウム、酸化1
〜リウムおよび酸化ジル]ニウ11等があげられる。さ
らに詳しくは、含ケイ素微粒子とは500 ℃’r 2
時間加熱したのちに、酸化リイ累とし′(20m lf
i%以上のケイ素を含有し、かつポリニスフルの合成反
応をN1害せず、ポリJ−スラル合成時に極端な4色を
もたらずことのない、該ポリニスフルに実質的に不溶1
1の無機微粒子を意味する。
かかる不活性無機微粒子は天然に産する原石を粉面処理
物などがあげられ、イの具体例としてはたとえば、マイ
カ、タルク、力Aリン、ガラス粉末、クイ酸ジルコニウ
ム、酸化ケイ素41とをあ0゛ることができる。
上記第■俗金属の酸化物および、/ J、たけでの塩類
からなる無機微粒子とは天然に産す゛る原石を粉砕した
もの、合成して得られるもの、13 J、びその表面処
理物を問わず、酸化亜鉛、酸化カドミウム、炭酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、炭酸ベリラム、硫酸バリウム、
リン酸マグネシウム、硫酸スト1」ンチウムなどをあげ
ることができる。
これらの無機微粒子の中でも酸化ケイ素、酸化アルミニ
ウムはタテスジ状凹部の形成性、密度の点ならびに該粒
子の有する低屈折率の点から発色性への向上効果が大き
く特に好ましい。
本発明における不活性微粒子の平均−次粒子径は5μ以
下であり、好ましくは2μ以上、1)1に好ましくは1
00mμ以下である。5μを越えると発色性向上効果が
低下づるため好ましくない。
tr J−+−索をnにおGJる微粒子は紡糸工程での
i戸砂の目詰りあるいは糸切れ等の]・ラブルを防止す
るため、自然沈降法、延伸分離法などの一般によく知ら
れてた方法で分級し、粗大粒子をなるべく除いたものを
使用づることが好ましい。
ここで、該微粒子の平均の一次粒子径とは微粒子の粉末
を電子顕微鏡で10万倍に拡大した写真を踊影し、得ら
れた像から、各−次粒子の最長径を測定し、1000個
の平均としでめた値をいう。
本発明にお()る不活性粒子の添加量は0.1〜10I
ff1%の範囲であり、好ましくは0.3〜2!nfi
%である。0.1!l’1(9)%未満の場合は繊維表
面が発色性向上に適したタテスジ状の凹部は得られにく
く、また添加量が10川m%を越える場合も的確なスジ
状を形成づることができず、発色性向上に適した表面が
得られない。不活性微粒子分散物の添加時期は、ポリエ
ステルの重合が完結するまCの任意の段階で添加できる
が、特に該ポリ1ステルの重合反応開始前が粗大粒子が
少ないのぐ好ましい。
本発明の加熱処理はアルカリ減量前に行ない、加熱温度
が160〜260℃の範囲であtlば、いかなる方法で
もさしつかえないが、brましくは紡糸、延伸後の糸条
を160〜230′CぐA−バーフィード率+10〜+
30%の条1′1で弛緩熱処理(乾熱)し、しかる後定
長または緊張状態C二次加熱処理する方法、あるいは糸
条をス11帛にした後、セットなどの形態加エエ稈に(
180−260℃、好ましくは220〜240℃で弛緩
熱処理あるいは定長熱処理する方法がよい。
熱処理の発色性向上効果は、非晶部の配向を乱して染料
吸尽性を促進さけること、および結晶部と非晶部との構
造の格差を拡大さけて、アルカリ減量時に0.3μ未満
の微小な凹凸を創出りることである。これらの効果は本
発明の結晶性ポリ」スプルを適用Jることにより飛躍的
な光色性向上効果をもたらす。
本発明のアルカリ減m処理とは、通常の7フル力リ加水
分解剤を含むアルカリ液によるポリ1−スツール系繊t
(lの滅m方法が適用でさ、たとえば、該〕Iルカリ液
中にて浸漬処理する方式あるいは該アルカリ液をパディ
ング法などにより布帛にイ1@させた後、乾熱又は湿熱
処理して減量を進行さVるlfiあるいはロールに巻き
取り長時間放置する方法など公知の方法を採用すること
ができる。
かかるアルノJり減量に用いられる加水分解剤とし〔は
たとえば、カレイソーダ等のアルカリ金属の水酸化物、
あるいは炭酸ソーダ等のアルカリ金属の弱酸塩等である
が、これに限定されるものではない。またこの加水分解
剤に、アルカリ分解促進剤、たとえばラウリルジメチル
アンモニラムク1コライド<fどの第4級アンモニウム
塩やキャリヤーと称されるり[1ルベンゼン、アル4ニ
ルナフタレン等のti&組膨潤剤を併用することもでき
る。
本発明のかかるアルカリ減v1亀は通11適用される条
1′)をイのまま適用することがぐきる。その処理条1
′1はポリエステルの種類や所望づる減1率などにより
′ff4痕、渇庶、時間などを適宜決定する。
アルカリ減量処理後の染色は格別特定なものでしL t
r <−通常のポリニス2デル系繊維の染色方法がその
まま適用され、染色の方式たとえば浸染、捺染などの方
式によっても左右されるものではない。
また、着色方法として後染めに限定されることなく、原
着あるいは先染めでもさしつかえ4jい。
(発明の効果) 本発明は結晶性ポリゴーステルを熱処理することにより
高染色化すると共に不活性微粒子の添加により微小な凹
凸に比較的大きなくぼみを形成混在uしめた点に特徴を
有するものであり、かくづることにより、従来ポリエス
テルで達成し1りなかった深みとM度な光沢をイ」与し
得、しかもかかる特徴をすぐれた耐久性の下にイ」与し
得たものである。
以下本発明を実施例により、ざらに説明づる。
実施例1 プレフタル酸ジメチル100部、」チレングリコール6
0部、酢酸マンガン4水和物0.05部、三酸化アンチ
モン0.04部を」ステル交換化に仕込み、窒素ガス雰
囲気下4時間か【Jて140℃から230℃まで昇温し
て生成づるメタノールを連続的に系外へ留去しなからニ
スアル交換反応を11なった。続いて得られIこ生成物
にリン酸1−リメチルを0.05部加えた。さらに平均
の一次粒子1¥が12111μの乾式法酸化りイ累と水
酸化テトラ土デルアンtニウムの20%水溶液と1ヂレ
ングリコールを、中吊比が5:2.5:92.5の混合
物とし−CJ arIke& K unkel礼製(月
tra1’urrax T45 DX (10000r
pm )中で45分間分tfk t L/めてスラリー
化し、このスラリーを、+r+られるポリニスデルに対
して酸化ケイ素を1゜0%になるように添加した。次い
C系を徐々に減圧して1時間30分かけて760mm1
−1gがら1+nm H(1*:で減圧し、同時に1時
間30分がり′C230℃から280℃まで冒渇した。
11111IIHg以トの減圧F、重合温度280’C
でさらに2時間、合513時間30ヅ)重合した。反応
終了後、直径31廁の棒状ポリマーが1rlられるJ:
うに水中に吐出した。さらに該ポリマーを長さ5 mm
に切断してポリ」−スj−ルチッ1を得た。該ポリニス
デルチツ’/”i 180 T” 3 R間減圧乾燥後
、紡糸1M1290°0、引取り速度6000m/分で
第1図に承り溶融紡糸装置を用いて紡糸、延伸した。こ
の延伸糸の#JliM特性を第1表に示す。
第 1 表 糸使い 75d 、36ril。
実質41度(d) 77.3 強度(!II/d) 4.1 伸度(%) 50.6 ヤング率(g/d ) 85.0 沸収(%) 3.8 1.60℃乾収(%)5.2 乾収応力曲線のピーク温+ff1(’C) 91.0表
中、乾収とは乾熱収縮の意味である。
次いでこの糸条を直ちに250’Cx 0.2sec、
オーバーフィード率3%で乾熱の弛緩熱処理を行なっ7
Cにれを筒編地の形態て、3%カレイソーダ水溶液中に
浸漬し、98℃X60分間アルカリ減量処理をした。こ
の時の減m率は21%であった。次イテ[)ianix
 31ack BG−F−815%(ow4)で130
℃×60分間染色し、常法r:;y元洗浄したく本発明
)。
比較例として、実施例1において引取り速度を2500
m/分どザる外GJ同一にしlこもの(比較例1)と、
この比較例1で1りた延伸糸を弛緩処理しない外は比較
例1と同一にしたちのく比較例2)をそれぞれつくり、
結果を第2表に示した。
なお、繊組表面の凹凸のりイス′および個数は走査型顕
微鏡でIl察してめた。ここで個数は深さ0.3〜0.
8μのくぼみの数であり、単位は個数/100μ2であ
る。
また色の深みはデジタル測色色舵61算機(スガ試験機
株式会社製)で測定したL値(%)で表わし/C。この
1−値は餡が小さい稈色が深いことを意味する。
染香吊は染色物をフェノールと四塩化エタンの)16合
溶液にて溶解し、これをダブルビーム分光光1哀n+ 
−228卑1(口立製作所株式会召製)を用いC比色し
て1りられる吸光度からめた。単位はl!1g/g繊組
でdりる。
対比光沢度は市販の二次元光沢81により鏡面光’A−
E +1ζ人白、1(Is A r ’ $ 晃(h 
A ’i ’ )F+ a 六j古j−拡散光沢度(入
射角45°、受光角0’)の最高値からめたもので、値
の大きいもの程光沢が強いことを示す。
染色物の発色性の耐久性はJIS−LO844に準じた
洗濯法をくり返し実施した後、し値を測定して評価した
第2表から明らかのように、本発明のものは比較例のも
のに比べて、色(黒)の深みに1くれているにもかかわ
らf適度の光沢をイjし、しがも、かかる性能は洗濯耐
久性にもづぐれた結果を示した。
第 2 表 本発明 比較例1 比較例2 密1リ 1,39(i 1,390 1.388複1i
jl折 98 135 151 くぼみ1因数 13 10 11 微小凹凸 多数 少数 無 染着量 104 83 71 1−(直 13,1 14.2 14.6対比光沢度 
1,50 1.41 1.46洗IW f稔I−値 1
3.1 14.5 14.8かT’ III結果 ○ 
× × 表中 密度:!I/a( 視屈折:Δn(X10−3) くぼみ個vi:深さ0.3〜0.8μのくぼみ 微小凹凸:深さ0.3u未満のくぼみ 実施例2 実施例1と同一の不活↑1微粒子含イ]ポリ1ステルを
引取り速ff16500m/分で溶融紡糸して得た延伸
糸(Δ)と、不活性微粒子を含イjけず、しかも通常の
熱ピン方式による紡糸延伸法(引取り速度1500m/
分)で得た延伸糸(13>の2種の糸を1qだ。この糸
の繊維特性を第3表に承り。
ただし両糸の糸使いは150(1、48fi1.である
第 3 表 延伸糸 (A> (B) 実質繊度(d > 152.1 1.’+0.1強度(
q/d ) 4,0 4,9 種度(%) 52.0 36.0 ヤング率(g/d ) 87,0 120.!i沸収(
%) 3 、2 1 (1、3 160℃乾収(%) 5 、0 1 !i 、 0乾収
応力曲線 のピーク温度(’C) 85 1り(1この2種の延伸
糸をそれぞれタア糸おJ、び」二1糸に用い、同密度の
2種のツイル織物を製織しIこ。
(A)のツイル織物をピンテンターでタテ、ヨコ十分に
弛緩さけて220℃、40秒間、乾熱処理した(本発明
)。
一力、同じく△)のツィル織物を140℃(比較例3)
、270℃(比較例4)と覆る外は上記弛緩処理と同一
処理をした。
次に(B)のツイル織物を用いて上記本発明のものど同
一弛緩処理をした(比較例5)。
かかる4種の織物を用いて前記実施例1と同一フルカリ
処1jljならびん染色、還元洗浄処理をして11上げ
Iこ。
J、た、比較例6とし−C1比較例5の上記染色品に、
さらに低屈折物質であるメチルメタアクリレ=1〜をA
?膜′:1−1〜して発色加工した1゜これらの結果を
第4表に示す。
第4表の結果から明らかなように、本発明品は色ノ深み
も適度の光沢性も兼備するすぐれた商品7′1の黒染め
ツイル織物であった。これに対し、比較例3および5は
発色が不充分であり、比較例4は光沢が不足し、比較例
6は耐久性がないものであり、いづ“れも本発明に比べ
ると劣っていた。
第4表 本発明 比較例3 比較例4 比較例5 比較例6密度
 1.398 1.394 1,400 1.380 
1.380複屈折 105 88 110 +!i5 
1.’+5くぼみ個数 15 13 43 0 0微少
凹凸 多数 少数 多数 QB )HBB染肴用 11
6 104 120 75 75L値 1G、5 17
.7 16,6 17.9 1G、G対比光沢度 1,
55 1,65 1,40 1,70 1.GG洗濯後
り値 1[3,517,94G、8 18.2 、 1
8.2評価結果 Ox X X X
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明でいうボエステル系繊維の一例の製造方
法を示す工程概略図である。 図中 1:口金 2:冷却装置 3:油剤付与装置 4:第1ゴデイロール 5:第2ゴデイL1−ル 6:インターレース装置 7:綾振り支点ガイド 8:巻取l!i商 特許出願人 東 し 株 式 会 社 佑1閃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリ1スプル系繊維において、糸比重ρが1、3
    95 < (1/a()以上、複屈折Δnが50〜’1
    30 (x 10−3)であり、100μ2当り5〜3
    0個存在づる深さ0.3〜0.8μで繊維軸方向にタデ
    長の不連続なくぼみと、さらに微小な凹凸で覆われた表
    面を有づることを特徴とする高発色性ポリ」−スアル系
    la紺製品。
  2. (2)繊維特性が下記(A)〜(E)であり、かつ平均
    の一次粒子径が5μ以下の不活性微粒子を0.1〜10
    重石%含有し、椛成単位の90モル%以」二がポリ1チ
    レンデレフタレートであるポリコースチル系繊岸「を、
    160〜260℃の温度で熱処理した後、アルカリ処即
    し染色Jることを特徴とづる高発色性ポリエステル系繊
    維製品の製造方i人 。 (A)伸度(残留伸度);60%以下 (B)17ング率;60〜100U/d(C)沸騰水収
    縮率;5%以下 (D>乾熱収縮率;7%以下 (E)乾熱収縮応力曲線 にお【ノる応力のピーク温度: 100℃以下
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61194219A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 Toyobo Co Ltd 表面に微細孔を有するポリエステル繊維
JP2017078245A (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 帝人株式会社 人工毛髪用合成繊維

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JPS61194219A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 Toyobo Co Ltd 表面に微細孔を有するポリエステル繊維
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