JPS6058988B2 - 往復式電気かみそりの刃の構造 - Google Patents

往復式電気かみそりの刃の構造

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JPS6058988B2
JPS6058988B2 JP17436180A JP17436180A JPS6058988B2 JP S6058988 B2 JPS6058988 B2 JP S6058988B2 JP 17436180 A JP17436180 A JP 17436180A JP 17436180 A JP17436180 A JP 17436180A JP S6058988 B2 JPS6058988 B2 JP S6058988B2
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JP
Japan
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side wall
bent
rib
horizontal surface
cutter
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JP17436180A
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陽孝 大塚
正雄 棚橋
俊夫 田辺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はかまぼこ型に屈曲した外刃の内面に往復摺動
運動を行なう内刃が摺接する往復式電気かみそりの刃の
構造に関する。
従来の往復式電気かみそりにおける外刃1は第1図a
に示すような単に平板状のものをかまぼこ型に屈曲した
だけであるとともに内刃8もまた同図をに示すようにア
ーチ状となつているのみであり、外刃1の刃孔形状を長
溝状としても長い髭やくせのある髭11を導入して切る
ことができにくかつた。
そこで、内刃2の往復摺動方向に平行な・凹又は凸の屈
曲条部4を外刃1に設けると共に、内刃2に屈曲条部4
に対応して閲欠状又は凸起状の対応部5を設け、屈曲条
部4から外刃1の屈曲条部4以外の部分である平面部9
に到るスリット状刃孔6群を外刃1に形成し、長い髭や
くせのあ一る髭11を導入してカットしやすくしたもの
が考えられている。しかし、このような屈曲条部4を外
刃1に設けると、次のような問題が生じる。すなわち外
刃1は第2図に示すようにその両側縁を電気かみそり本
体3に取着し、内刃2は押上げばね18によつて外刃1
の内面に接触圧を保つように押上げ付勢されるのである
が、弾性を有する外刃1がある取付ピッチXpitで取
着され且つ内刃2からの押上げ力を受けていない状態で
の外刃1の曲率半径、すなわち外刃1が自身の弾性で保
持する曲率半径が、内刃2の刃先の曲率半径と一致すれ
は外刃と内刃2とは理想的な密着状態(接触状態)とな
り、内刃2の押上け力が少なくとも良好な切味を得られ
る。しかるに外刃1に屈曲条部4を設けると、この屈曲
条部4という曲げ剛性の大なる部分の存在の故に外刃1
を湾曲させた際に外刃1は一様な曲率半径を保たなくな
る。従つて、屈曲条部4の深さを大きくすると第3図及
び第4図に示すように、屈曲条部4の付近で隙間δが大
きく生じ、逆に屈曲条部4の深さを小さくすると、第5
図及び第6図に示すように屈曲条部4近傍の平面部9で
隙間δが大きく生じることになる。そこで、屈曲条部4
近傍の水平面口より離れた平面部9の曲け剛性をより大
きくし、且つ屈曲条部4の曲げ剛性をより小さくするこ
とにより内外刃2,1間の隙間δを小さくしようとした
が、屈曲条部4の水平面口の剛性が小さくなると第7図
に示すように肌への押付け時に内刃2のエッヂと外刃1
とが干渉し、破壊するおそれがあるため、実用できす、
また、この屈曲条部4の剛性に合わせて内外刃2,1間
の隙間δを小さくしようとすれば平面部9の剛性が高く
なり、従つて全体の剛性が高くなつて内外刃2,1を完
全に密着さ.せ、良好な切味を得るための押上げばね1
8による内刃押上げ力が高くなりすぎるという欠点があ
つた。杢発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたも
のてあり、その目的とするところは外刃1の屈.曲条部
を設けることで長い髭やくせ髭を効率よく導入してカッ
トすることができ、しかも屈曲条部の側壁と水平面との
間の境界部の曲け剛性を小さくして内外刃同志の密着性
を向上させ、切味の向上を図ることができる往復式電気
かみそりの刃の・構造を提供するにある。
以下本発明を添付図により詳述する。
第8図以下において、1は平板状の外刃であり、これを
かまぼこ型に屈曲させた状態で電気かみそり本体3に取
付ける。外刃1には内刃2の往復摺動方向に平行に全長
にわたつて1本乃至複数本の屈曲条部4を設けてある。
この屈曲条部4は凹でも凸でもよい。屈曲条部4から外
刃1の屈曲条部4以外の部分である平面部9にかけてス
リット状刃孔6を内刃2の往復摺動方向に列設して設け
てある。一方、内刃2は摺動方向に直交して上縁がアー
チ状となつたブレード10を多数個列設して形成してあ
り、各ブレード10には外刃1の凹又は凸の屈l曲条部
4に対応して凹欠状又は凸起状とした対応部5を設けて
あり、屈曲条部4が凹の場合対応部5は凹欠状となつて
凹欠状の対応部5内に凹の屈曲条部4が位置し、屈曲条
部4が凸の場合対応部5は凸起状(凹欠状てもよい)と
なつて凸の屈曲条部4内に凸起状の対応部5が位置する
ものである。外刃1の平面部9には刃孔7を多数個設け
てある。これらスリット状刃孔6及び刃孔7は、平板状
の金属材にその素地厚(板厚)より深い凹凸を付与し、
その後に金属材の片面を研削することで形成したもので
あつて、このためにスリット状刃孔6間や刃孔7間のリ
ブ8は第12図乃至第17図に示すように断面逆U字状
となつている。外刃1の平面部9には刃孔7として小孔
状刃孔15と長孔状刃孔16とを設けてある。これらの
小孔状刃孔15及び長孔状刃孔16は共に一群として形
成してあつて、屈曲条部4に設けたスリット状刃孔6群
と小孔状刃孔15群と長孔状刃孔16群は、内刃7の往
復摺動方向と直交する方向に区画して配置してある。第
10図に示す実施例では、内刃2の往復摺動方向と直交
する方向において、中央に屈曲条部4とこれに付随する
スリット状刃孔6群を、両側に小孔状刃孔15群を、そ
の両側に長孔状刃孔16群を、そしてその更に両側に小
孔状刃孔15群を配置した例である。往復式電気かみそ
りは、その使用時には肌に押圧して内刃2の摺動方向と
直交する方向に動かされ、髭は外刃1の上を内刃2の摺
動方向と直角方向へ移動してゆく。
小孔状刃孔15においては長い髭を導入することはでき
ないものの、短い髭や長孔状刃孔16及びスリット状刃
孔6において短く切断することのできなかつた髭11を
とらえて内刃2との間てより短く切断して剃り上ける。
長孔状刃孔16では小孔状刃孔15に導入できなかつた
長い髭11を導入してこれを切断する。屈曲条部4から
平面部9にかけてのスリット状刃孔6は、屈曲条部4に
よつて外刃1面に接していない所の肌を伸ばして長い髭
やくせのある髭を起こしてこれをスリット状刃孔6に導
入して切断するのである。第11図は電気かみそりを動
かすにつれて、髭11が右側から順次左側へと移動し、
内刃2とで切断される状態を示している。また、外刃1
の屈曲条部4の側壁イと水平面口との間の境界部ハ及び
その近傍における湾曲方向の曲け剛性は屈曲条部4の側
壁イ及び水平面口の曲げ剛性よりも小さくしてあるが、
そのためには以下に述べるような手段を用いれば良い。
まず、第13図A,bに示すものは、屈曲条部4の側壁
イと水平面口との間の境界部ハ及びその近傍におけるス
リット状刃孔6の開口巾Wを側壁イ及び水平面口におけ
るスリット状刃孔6の開口巾Wよりも大きくして境界部
ハ及びその近傍におけるリブ8の巾Pを側壁イ及び水平
面口におけるリブ8〔第12図〕の巾P″よりも小さく
したものである。第14図aに示すものは、境界部ハ及
びその近傍における外刃1の下面を切除して、リブ8を
第14図bに示すような浅い断面逆U字状に、あるいは
第14図cに示すような平板状にして、境界部ハにおけ
るリブ8の全高hを側壁イ及び水平面口におけるリブ8
の全高h″よりも小さくしたものである。第15図に示
すものは境界部ハ及びその近傍におけるリブ8の巾Pを
狭めると共に全高hも小さくしたものであり、このもの
は第13図A,bに示したものよりも境界部ハのリブ8
の巾Pを広くとれ、強度面で有利である。第16図A,
b,cに示したものは、境界部ハにおけるリブ8の素地
厚tのみ、リブ8の底面の巾qのみ、リブ8の素地厚t
及び底面巾qの双方を夫々側壁イ及び水平面口における
素地厚t″、底面巾q″、素地厚t″及び底面巾q″よ
りも小さくしたものである。第17図の外刃1の展開時
の断面に示すものは、境界部ハにおけるリブ8の全高h
1素地厚t及び底面巾qを側壁イ及び水平面口における
それらよりも小さくしたものである。このようにして境
界部ハ及びその近傍における外刃1の湾曲方向の曲げ剛
性を側壁イ及び水平面口における曲げ剛性よりも小さく
してあるので、水平面口での剛性を確保しつつ、外刃1
が第3図乃至第6図において想像線で示す内刃2形状に
添わせることができ、第18図aのように内外刃2,1
の密着性が良くなるのである。これは、外刃1の屈曲条
部4の境界部ハの角度θが容易に変化するようになり、
したがつて第18図bの場合にはθが大きくなり、第1
8図cの場合にはOが小さくなることが容易となり、内
外刃2,1の接触が容易に達成できるのである。なお、
スリット状刃孔6間のリブ8の長さが長いことから生じ
るリブ8のたわみによる内刃2との干渉に対しては、第
19図に示すようにスリット状刃孔6及びリブ8を傾か
せると共に一つおきのスリット状刃孔6内にもリブ14
を横架すると良い。
本発明は叙述の如く、かまぼこ型に湾曲自在な平板状の
弾性を有する外刃に内刃の往復摺動方向に平行な凹又は
凸の屈曲条部を設け、凹又は凸の屈曲条部から外刃の屈
曲条部以外の部分である平面部に到るスリット状刃孔群
を外刃に形成して、この外刃の屈曲条部の側壁と水平面
との間の境界部及びその近傍の湾曲方向における曲げ剛
性を屈曲条部の側壁及び水平面の曲げ剛性よりも小さく
したから、屈曲条部により長い髭やくせのある髭を効率
良く導入してカットすることができ、しかも屈曲条部の
側壁と水平面との間の境界部の曲げ剛性を小さくしてい
るために内外刃同志の密着性を向上させることができ、
切味を向上させられるという利点がある。
更に、境界部の曲げ剛性を小さくしているために、屈曲
条部の水平面の剛性が小さくならないで内外刃同志が干
渉せず、平面部゛の剛性も大きくならないで内刃の押上
げ力も大きくならず、加えて、境界部でのスプリングバ
ックがなくなつて曲げ形状がで易く、曲げ加工が行ない
易くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,bは第1の従来例の外刃と内刃の斜視図、第
2図は第2の従来例の外刃の取付状態を示す概略断面図
、第3図,第4図,第5図及び第6図は同上の外刃を湾
曲させた際の外刃の形状の説明図、第7図は内外刃同志
の干渉状態を示す断ノ面図、第8図は本発明の一実施例
の部分断面図、第9図A,bは同上の外刃と内刃の斜視
図、第10図A,bは同上の外刃の展開状態の平面図及
び側面図、第11図は同上の要部拡大断面図、第12図
は屈曲条部の側壁あるいは水平面におけるリブの断面図
、第13図A,bは本発明の屈曲条部の一例を示す一部
切欠斜視図及び同図a(7)X−X断面図、第14図A
,b,cは本発明の屈曲条部の他例を示す側断面図及び
同図a(1)Y−Y断面の一例並びに他側を示す断面図
、第15図A,bは屈曲条部の更に他例を示す一部切欠
斜視図及び同図a(7)Z−Z断面図、第16図A,b
,cは夫々屈曲条部の境界部におけるリブの更に他例を
示す断面図、第17図はリブの更に他例を示す側断面図
、第18図A,b,cは本発明の作用説明のための内外
刃を示す断面図、第19図はスリット状刃孔の他例を示
す平面図である。 1・・・外刃、2・・・内刃、4・・・屈曲条部、5・
・・対応部、6・・・スリンl・状刃孔、9・・・平面
部、イ・・・屈曲条部の側壁、口・・・屈曲条部の水平
面、ハ・・・屈曲条部の境界部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かまぼこ型に湾曲自在な平板状の弾性を有する外刃
    に内刃の往復摺動方向に平行な凹又は凸の屈曲条部を設
    け、凹又は凸の屈曲状部から外刃の屈曲状部以外の部分
    である平面部に到るスリット状刃孔群を外刃に形成して
    、この外刃の屈曲状部の側壁と水平面との間の境界部及
    びその近傍の湾曲方向における曲げ剛性を屈曲状部の側
    壁及び水平面の曲げ剛性よりも小さくしたことを特徴と
    する往復式電気かみそりの刃の構造。 2 内刃に外刃の屈曲条部に対応して凹欠状又は凸起状
    の対応部を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の往復式電気かみそりの刃の構造。 3 屈曲状部の側壁と水平面との間の境界部及びその近
    傍におけるスリット状刃孔間のリブの巾を屈曲条部の側
    壁及び水平面におけるリブの巾よりも小さくしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の往復式電気かみ
    そりの刃の構造。 4 屈曲状部の側壁と水平面との間の境界部及びその近
    傍における断面逆U字状のリブの全高を屈曲状部の側壁
    及び水平面におけるリブの全高よりも小さくしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の往復式電気かみ
    そりの刃の構造。 5 屈曲状部の側壁と水平面との間の境界部及びその近
    傍における断面逆C字状のリブの素地厚を屈曲状部の側
    壁及び水平面におけるリブの素地厚よりも薄くしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の往復式電気か
    みそりの刃の構造。 6 屈曲状部の側壁及び水平面との間の境界部及びその
    近傍における断面逆U字状のリブの各底面巾を屈曲状部
    の側壁及び水平面におけるリブの各底面巾よりも小さく
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の往復
    式電気かみそりの刃の構造。
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