JPS6058984A - 末端オリゴエチレングリコ−ル型長鎖アルキル鉄−テトラフェニルポルフィリン錯体 - Google Patents
末端オリゴエチレングリコ−ル型長鎖アルキル鉄−テトラフェニルポルフィリン錯体Info
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- JPS6058984A JPS6058984A JP58165925A JP16592583A JPS6058984A JP S6058984 A JPS6058984 A JP S6058984A JP 58165925 A JP58165925 A JP 58165925A JP 16592583 A JP16592583 A JP 16592583A JP S6058984 A JPS6058984 A JP S6058984A
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- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は末端オリゴエチレングリコール型長銀アルキ
ル基金有する鉄−5,10,15,20−テトラ〔α、
α、α、α−o−(置換下ミド)フェニル〕ポルフィリ
ン錯体に関する。
ル基金有する鉄−5,10,15,20−テトラ〔α、
α、α、α−o−(置換下ミド)フェニル〕ポルフィリ
ン錯体に関する。
ヘモグロビンやミオグロビン中に存在する鉄(II)
、fルフィリン錯体は酸素分子を可逆的に吸脱着する。
、fルフィリン錯体は酸素分子を可逆的に吸脱着する。
このような天然のポルフィリン鉄(Ill錯体と稙似の
酸素吸脱着機能を持つ錯体の合成の研究は従来多く報告
されている。その例としては−J、P、Col1man
、 Accounts of ChemicalRes
each+ ](L 265 (1977) : F、
Ba5olo’、 B、M。
酸素吸脱着機能を持つ錯体の合成の研究は従来多く報告
されている。その例としては−J、P、Col1man
、 Accounts of ChemicalRes
each+ ](L 265 (1977) : F、
Ba5olo’、 B、M。
HoffmanおよびJ、A、Ibers、 1bid
、、 L 384(1975)、などである。特に、室
温条件下で安定な酸素錯体が生成できると報告されてい
るポルフィリン鉄(n)錯体として鉄(Il)−5,1
0,15,20−テトラ〔α、α、α、α−0−(ピバ
ラミドリフェニル〕ポルフィリン錯体(J、P、Co1
1rnan他、Journal of the Ame
rican Chemical 5ociety97、
1427 (1975’)参照)がある。しかしこの錯
体は少量でも水が共存すると、直ちに酸化されるため酸
素錯体を生成できない。このため水溶液中でも安定な酸
素錯体の形成を可能とし、しかも可逆的に酸素を吸脱着
できるポルフィリン鉄(Ill錯体系を本発明渚らは既
にl[11願昭56−89312号および特願昭5+’
+−107461号に出jiQ Lでいる。しかしこれ
ら錯体系に用いられた鉄(■)−5,10,15,20
−テトラ〔α、α、α、α−0−(ビパラミド)フェニ
ル〕ポルフィリン錯体は全く水溶性がなく、酸素運搬体
の医用目的を考えた場合には、生体内で速やかに水浴性
となる化合物がより望ましい。
、、 L 384(1975)、などである。特に、室
温条件下で安定な酸素錯体が生成できると報告されてい
るポルフィリン鉄(n)錯体として鉄(Il)−5,1
0,15,20−テトラ〔α、α、α、α−0−(ピバ
ラミドリフェニル〕ポルフィリン錯体(J、P、Co1
1rnan他、Journal of the Ame
rican Chemical 5ociety97、
1427 (1975’)参照)がある。しかしこの錯
体は少量でも水が共存すると、直ちに酸化されるため酸
素錯体を生成できない。このため水溶液中でも安定な酸
素錯体の形成を可能とし、しかも可逆的に酸素を吸脱着
できるポルフィリン鉄(Ill錯体系を本発明渚らは既
にl[11願昭56−89312号および特願昭5+’
+−107461号に出jiQ Lでいる。しかしこれ
ら錯体系に用いられた鉄(■)−5,10,15,20
−テトラ〔α、α、α、α−0−(ビパラミド)フェニ
ル〕ポルフィリン錯体は全く水溶性がなく、酸素運搬体
の医用目的を考えた場合には、生体内で速やかに水浴性
となる化合物がより望ましい。
したがってこの発明の目的は生体内で必要な酸素運搬体
としての機能を遂行した後、速やかに、体内酵素等で分
解、水溶化されうる鉄ポルフィリン錯体を提供すること
でおる。
としての機能を遂行した後、速やかに、体内酵素等で分
解、水溶化されうる鉄ポルフィリン錯体を提供すること
でおる。
この発明によれば、上記の目的は一般式〔ここで、nは
0から10の整数、mは1から6の整数、Xはハロゲン
〕で示される鉄−5゜10.15.20−テトラ〔α、
α、α、α−o−(置換アミド)フェニル〕ポルフィリ
ン錯体を提供することによって達成される。
0から10の整数、mは1から6の整数、Xはハロゲン
〕で示される鉄−5゜10.15.20−テトラ〔α、
α、α、α−o−(置換アミド)フェニル〕ポルフィリ
ン錯体を提供することによって達成される。
式(1)で示される錯体は適当な有機溶媒、例えばベン
ゼン中室温で酸素化し、可逆的な酸素の吸脱着ができ酸
素運搬体として使用できる。才たこの錯体をリポソーム
中に包接すると、水系媒質(例えば水、生理食塩水、リ
ン酸緩衝水等)中南部という生理的条件下で酸素の吸脱
着が可能となる。
ゼン中室温で酸素化し、可逆的な酸素の吸脱着ができ酸
素運搬体として使用できる。才たこの錯体をリポソーム
中に包接すると、水系媒質(例えば水、生理食塩水、リ
ン酸緩衝水等)中南部という生理的条件下で酸素の吸脱
着が可能となる。
式(1)で示される鉄−5,10,15,20−テトラ
〔α。
〔α。
α、α、α−o−(@mmアミドフェニル〕ポルフィリ
ン錯体の置換下ミド部分に含せれるカルボン酸アミド基
は良く知られている様に生体内でペプチターゼ等の酵素
により容易に分pノ″rされ水溶性となることが明らか
である。いずれも加水分解してカルがン酸塘となれば水
に可溶となることを確認しており、生体へ応用する場合
著しく有利である。
ン錯体の置換下ミド部分に含せれるカルボン酸アミド基
は良く知られている様に生体内でペプチターゼ等の酵素
により容易に分pノ″rされ水溶性となることが明らか
である。いずれも加水分解してカルがン酸塘となれば水
に可溶となることを確認しており、生体へ応用する場合
著しく有利である。
本発明の錯体を合成するには、捷す、J、 P。
Col1man他、Journal of the A
mericanChemical 5ociety、
97.1427(1975)に従って得た5、10,1
5.20−テトラ〔α、α、α、α−0−アミノフェニ
ル〕ホルフィリン(以下、H2TamPP ト略称する
。)とω−丁ルコキシ力ルポニルアルキル酸クロリドと
を無水テトラヒドロフラン中、ピリジンの存在下に縮合
反応させ、5.10,15.20−テトラ〔α、α、α
、α−(o −1f?i換アミドフエニル〕〕ポルフイ
リンを得る。これを、無水テトラヒドロフラン中、少量
のピリジンの存在下に臭化鉄(■)と還流下に熱するこ
とによって鉄を導入して、末頌カルデン酸エステル型の
鉄(lll”l −5,10,15,20−テトラ〔α
、α、α、α−o−(置換アミド〕フェニル〕ポルフィ
リン錯体を合成できる。
mericanChemical 5ociety、
97.1427(1975)に従って得た5、10,1
5.20−テトラ〔α、α、α、α−0−アミノフェニ
ル〕ホルフィリン(以下、H2TamPP ト略称する
。)とω−丁ルコキシ力ルポニルアルキル酸クロリドと
を無水テトラヒドロフラン中、ピリジンの存在下に縮合
反応させ、5.10,15.20−テトラ〔α、α、α
、α−(o −1f?i換アミドフエニル〕〕ポルフイ
リンを得る。これを、無水テトラヒドロフラン中、少量
のピリジンの存在下に臭化鉄(■)と還流下に熱するこ
とによって鉄を導入して、末頌カルデン酸エステル型の
鉄(lll”l −5,10,15,20−テトラ〔α
、α、α、α−o−(置換アミド〕フェニル〕ポルフィ
リン錯体を合成できる。
この末端カルボン酸エステル型錯体を少量のDMFに溶
解し、等量の1 N KOH水溶液を加えて数時間室温
で反応し、大量の3 N HBr水溶液中に投じて生じ
る沈澱をp集して、該当する末端カルデン酸型の錯体を
得る。この末端カルボン酸型の錯体を無水DMF中、0
〜5℃にてトリエチルアミンとクロルギ酸エチルで処理
して混合酸無水物を形成させ、一般式(2)の片末端子
ミノオリコ8エチレングリコール(mは既述の辿り)と
反応させて所望の式(1)に示す錯体が得られる。
解し、等量の1 N KOH水溶液を加えて数時間室温
で反応し、大量の3 N HBr水溶液中に投じて生じ
る沈澱をp集して、該当する末端カルデン酸型の錯体を
得る。この末端カルボン酸型の錯体を無水DMF中、0
〜5℃にてトリエチルアミンとクロルギ酸エチルで処理
して混合酸無水物を形成させ、一般式(2)の片末端子
ミノオリコ8エチレングリコール(mは既述の辿り)と
反応させて所望の式(1)に示す錯体が得られる。
H2N+CH2CH2O+rrlH(2)上記反応に用
いるω−アルコキシカルボニルアルキル酸クロ11ドは
式(3) (ここで、Rおよびnは既述のとおり)で示さhる相応
するカル?ンIWM導体を塩化チオニルまたけシュウ酸
クロリド、あるいはトリフェニルホスフィン/四塩化炭
素などの試薬と反応させて合成できる。式(3)で示さ
れるカルがン酸誘1体は、nがOのときは、J、Bjc
hl他、1elvetica Chemical Ac
ta、 35.75〜82(1952)て記載の方法に
より、n = 1のときは、2,2−ツメチルコハク酸
無水物の加アルコール分解により、n = 2のときは
Y、 N、 Ku o他、Journal ofAme
rican Chemical 5ociety、 9
:L 6321(1971)の方法により、nが3以上
の場合ω−グロモアルキル酸エステルとリチウムジイソ
プロピルアミドとの反応により発生させたイソ酪酸のリ
チウムジアニオンとの反応により簡単に合成できる。
いるω−アルコキシカルボニルアルキル酸クロ11ドは
式(3) (ここで、Rおよびnは既述のとおり)で示さhる相応
するカル?ンIWM導体を塩化チオニルまたけシュウ酸
クロリド、あるいはトリフェニルホスフィン/四塩化炭
素などの試薬と反応させて合成できる。式(3)で示さ
れるカルがン酸誘1体は、nがOのときは、J、Bjc
hl他、1elvetica Chemical Ac
ta、 35.75〜82(1952)て記載の方法に
より、n = 1のときは、2,2−ツメチルコハク酸
無水物の加アルコール分解により、n = 2のときは
Y、 N、 Ku o他、Journal ofAme
rican Chemical 5ociety、 9
:L 6321(1971)の方法により、nが3以上
の場合ω−グロモアルキル酸エステルとリチウムジイソ
プロピルアミドとの反応により発生させたイソ酪酸のリ
チウムジアニオンとの反応により簡単に合成できる。
なお鉄(lIl)−5,01,15,20−テトラ〔α
、α、α、α−o−(fRj換了ミド)フェニル〕ポル
フィリン錯体を相応する鉄(It)錯体に還元するため
には、当該鉄(lul)ポルフィリン錯体および過剰量
のN−フルキルイミダゾールを適当な有機溶媒例えばベ
ンゼンに溶解し、触媒として10%・母ラジウム/炭素
を少量加え、水素ガス雰囲気下数十分量攪拌したのち、
水素ガス下、フィルターで触媒を戸別する。こうして、
中心鉄が還元されしかもイミダゾールが配位した鉄(n
) 7y?ルフイリン一イミダゾール錯体のベンゼン溶
液が得られる。
、α、α、α−o−(fRj換了ミド)フェニル〕ポル
フィリン錯体を相応する鉄(It)錯体に還元するため
には、当該鉄(lul)ポルフィリン錯体および過剰量
のN−フルキルイミダゾールを適当な有機溶媒例えばベ
ンゼンに溶解し、触媒として10%・母ラジウム/炭素
を少量加え、水素ガス雰囲気下数十分量攪拌したのち、
水素ガス下、フィルターで触媒を戸別する。こうして、
中心鉄が還元されしかもイミダゾールが配位した鉄(n
) 7y?ルフイリン一イミダゾール錯体のベンゼン溶
液が得られる。
これに酸素ガスを通気すると安定な酸素錯体を形成し、
適当な脱酸素操作(屋素ガスを吹き込むかまたは凍結脱
気する。)全行なうことで、繰り返して酸素を吸着、脱
着できる。
適当な脱酸素操作(屋素ガスを吹き込むかまたは凍結脱
気する。)全行なうことで、繰り返して酸素を吸着、脱
着できる。
さらに、該鉄(n) −5,IO,15,211−テト
ラ〔α、α。
ラ〔α、α。
α、α−0−(置換アミド)フェニル〕ポルフィリンー
イミダゾール錯体は、こわをリン脂質リポソームに包接
させると、水中室Y晶で安定な酸素錯体を形成する。こ
のようなリポソームを得るためには鉄(IID 、t?
フルィリン鉛体および過剰量のN−ラウリルイミダゾー
ルなどの疎水性配位子と、これらを可溶化し得るに充分
な量のリン脂質とを適当な溶媒に溶かし、上記の水素ガ
スによる還元操作のうち得られた溶液から溶媒を留去し
、次いで不活性ガス雰囲気下で水系媒質(例えば水、リ
ン酸緩衝水溶液、生理食塩水)を加え振とうして、鉄(
IDポルフィリン−イミダゾール錯体を包含する乳濁状
リポソームを得る。
イミダゾール錯体は、こわをリン脂質リポソームに包接
させると、水中室Y晶で安定な酸素錯体を形成する。こ
のようなリポソームを得るためには鉄(IID 、t?
フルィリン鉛体および過剰量のN−ラウリルイミダゾー
ルなどの疎水性配位子と、これらを可溶化し得るに充分
な量のリン脂質とを適当な溶媒に溶かし、上記の水素ガ
スによる還元操作のうち得られた溶液から溶媒を留去し
、次いで不活性ガス雰囲気下で水系媒質(例えば水、リ
ン酸緩衝水溶液、生理食塩水)を加え振とうして、鉄(
IDポルフィリン−イミダゾール錯体を包含する乳濁状
リポソームを得る。
これをさらに不活性ガス雰凹気下、超音波処JjJjす
ると鉄(II)ポルフィリン−イミダゾニル錯体を包含
する透明なリポソーム水溶液が得られる。
ると鉄(II)ポルフィリン−イミダゾニル錯体を包含
する透明なリポソーム水溶液が得られる。
この水溶液に空気または酸素を吹き込めば1・?素錯体
を形成し、可逆的な吸脱着の繰り返しも可能である。な
お、本発明の鉄(II)−テトラ〔α、α。
を形成し、可逆的な吸脱着の繰り返しも可能である。な
お、本発明の鉄(II)−テトラ〔α、α。
α、α−o−((iM置換アミドフェニル〕ボルフイリ
ン−イミダゾール錯体を包含するリポソームは特願昭5
6−89312号に記載した亜ニチオン酸ナトリウムに
よる還元方法または特願昭56−107462号に記載
した酵素システムを用いた還元方法を用いても調製でき
る。
ン−イミダゾール錯体を包含するリポソームは特願昭5
6−89312号に記載した亜ニチオン酸ナトリウムに
よる還元方法または特願昭56−107462号に記載
した酵素システムを用いた還元方法を用いても調製でき
る。
以上述べたこの発明の鉄(II) −5,10,15,
20−テトラ〔α、α、α、α−0−(置換アミド)フ
ェニル〕ポルフィリンーイミダゾール錯体は生体適用可
能な酸素吸脱着剤として作用する。
20−テトラ〔α、α、α、α−0−(置換アミド)フ
ェニル〕ポルフィリンーイミダゾール錯体は生体適用可
能な酸素吸脱着剤として作用する。
以下、この発明の実施例を記す。
実施例1
メチル2.2−ジメチルマロン酸クロリドは文献(J、
Bjchi、 G、Endzian+ I−LEich
enbergerand R,Lieberherr+
HeLvetica Cheynica Acta+
35、75〜82 (195:2) )に準じて合成し
た。沸点58−6”] ”C/ 13 vmHg 。
Bjchi、 G、Endzian+ I−LEich
enbergerand R,Lieberherr+
HeLvetica Cheynica Acta+
35、75〜82 (195:2) )に準じて合成し
た。沸点58−6”] ”C/ 13 vmHg 。
H2TamPP O,501/とピリジン2 mAの無
水テトラヒドロフラン(50me)ffl液に、メチル
2.2−ツメチルマロン酸クロリド1.5g(9,12
倍モル当量)を10分間で滴下し室温で4時間反応させ
た。これに4qI)炭酸水素す) IIウム水溶液10
0mJを加えた後、クロロホルム200 mlで抽出し
た。この抽出物を4%炭酸水翠ナトIIウム水溶液(2
x200mJ)と振りまぜ、沈静後、分液しクロロホル
ム溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過し、溶媒を減
圧乾固した。得られた油状残分をシリカゲル501、溶
媒としてクロロホルムを用いてカラムクロマトグラフ法
により精製した。#1溶出分画を東め、減圧濃縮した。
水テトラヒドロフラン(50me)ffl液に、メチル
2.2−ツメチルマロン酸クロリド1.5g(9,12
倍モル当量)を10分間で滴下し室温で4時間反応させ
た。これに4qI)炭酸水素す) IIウム水溶液10
0mJを加えた後、クロロホルム200 mlで抽出し
た。この抽出物を4%炭酸水翠ナトIIウム水溶液(2
x200mJ)と振りまぜ、沈静後、分液しクロロホル
ム溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過し、溶媒を減
圧乾固した。得られた油状残分をシリカゲル501、溶
媒としてクロロホルムを用いてカラムクロマトグラフ法
により精製した。#1溶出分画を東め、減圧濃縮した。
これをクロロホルム−エーテル混合溶媒系から再結晶さ
せ、結晶を瀝集し、エーテルで洗滌した後、真空乾燥し
た。こうして、5.10,15.20−テトラ〔α、α
、α、α−o −(2,2−ツメチル−2−メトキシカ
ルボニルアセトアミド)フェニル〕ポルフィリンが紫色
針状結晶として、収量0.7411、収率84チで得ら
れた。
せ、結晶を瀝集し、エーテルで洗滌した後、真空乾燥し
た。こうして、5.10,15.20−テトラ〔α、α
、α、α−o −(2,2−ツメチル−2−メトキシカ
ルボニルアセトアミド)フェニル〕ポルフィリンが紫色
針状結晶として、収量0.7411、収率84チで得ら
れた。
FDMSスペクトル(M+H)4:1187(分子式C
68H66N8012−IJ86)IRスペクトル(K
Br)シ3380,1750,1695゜1590.1
fi25,1450,1160.1140,970,8
10゜765cm−” 可視スペクトル(CHCL3)λmax 418,51
2.544゜586.645nm PMR、z、ベクトル(CDC15)δ(ppm) −
2,54(2H,s)0.61 (24H,s’)、
2.04 (12H,s’)、 7.4〜8.7 (1
6H,m)。
68H66N8012−IJ86)IRスペクトル(K
Br)シ3380,1750,1695゜1590.1
fi25,1450,1160.1140,970,8
10゜765cm−” 可視スペクトル(CHCL3)λmax 418,51
2.544゜586.645nm PMR、z、ベクトル(CDC15)δ(ppm) −
2,54(2H,s)0.61 (24H,s’)、
2.04 (12H,s’)、 7.4〜8.7 (1
6H,m)。
8.80 (8H,s )。
CMRスペクトル(CDC13)
。′
番号 δ(ppm) 番号 δ(ppm) 番号 δ(
ppm)α 147.0 3 1.21.5j Fl
50.14β 131.39 4 129.81 9
169.32m 114.89 5 123.35 1
0 5]、431 131.39 6 134.92
11 22.722 138.09 7 ]、73.0
8元素分析値(@C68H66N8012に対してC:
68.74(68,79):H:5.75(5,60)
:N:9.17(9,44)。
ppm)α 147.0 3 1.21.5j Fl
50.14β 131.39 4 129.81 9
169.32m 114.89 5 123.35 1
0 5]、431 131.39 6 134.92
11 22.722 138.09 7 ]、73.0
8元素分析値(@C68H66N8012に対してC:
68.74(68,79):H:5.75(5,60)
:N:9.17(9,44)。
ただしく)内は計算値である。
鉄導入は5,10,15.20−テトラ〔α、α、α、
α−0− (2,2−ジメチル−2−メトキシカルボニ
ルアセトアミド)フェニル〕ポルフィリン038μとピ
リジン0.5 mlの無水テトラヒドロフラン(40m
l)溶液に2時間窒素ガスを吹き込んだ後、臭化第1鉄
・2水和物12g(大過剰)を加え、4時間還流反応す
ることによって行なった。反応生成物をクロロホルム2
00 mAで抽出し、水czxioomg)で洗い、分
液してクロロホルム溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
。
α−0− (2,2−ジメチル−2−メトキシカルボニ
ルアセトアミド)フェニル〕ポルフィリン038μとピ
リジン0.5 mlの無水テトラヒドロフラン(40m
l)溶液に2時間窒素ガスを吹き込んだ後、臭化第1鉄
・2水和物12g(大過剰)を加え、4時間還流反応す
ることによって行なった。反応生成物をクロロホルム2
00 mAで抽出し、水czxioomg)で洗い、分
液してクロロホルム溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し
。
減圧乾固して黒色固体を得た。溶媒クロロホルムを用い
、アルミナカラムクロマトグラフィーを行ない、最初に
溶出される部分を集め、48チ臭化水素水’3mA:と
振とり後、無水硫醒す) +1ウムで乾燥し濾過減圧乾
固した。クロロホルム−エーテル−石油エーテル混合溶
媒から再結晶させ、結晶をp集し、真空乾燥して、ブロ
モ(5,10,15,20−テトラ〔α、α、α、α−
o −(2,2−ジメチル−2−メトキシカルビニルア
セトアミド)フェニル〕ポルフィリナト)鉄(■)(以
下Fe (TacePPo(H3)Brと略称する。)
を収−tdO,22g、収率52チで得た。
、アルミナカラムクロマトグラフィーを行ない、最初に
溶出される部分を集め、48チ臭化水素水’3mA:と
振とり後、無水硫醒す) +1ウムで乾燥し濾過減圧乾
固した。クロロホルム−エーテル−石油エーテル混合溶
媒から再結晶させ、結晶をp集し、真空乾燥して、ブロ
モ(5,10,15,20−テトラ〔α、α、α、α−
o −(2,2−ジメチル−2−メトキシカルビニルア
セトアミド)フェニル〕ポルフィリナト)鉄(■)(以
下Fe (TacePPo(H3)Brと略称する。)
を収−tdO,22g、収率52チで得た。
FDMSスペクトル(M+H):】321(分子式C6
8H64N801□FeBr−1320)IRスペクト
ル(KBr)シ3380,1750,1695゜159
0.1525,1450.1160.1]40,970
,810゜1 65cm 可視スペクトル(CHCt3’)λmax 418,5
12,544586.645nm 元素分析値(%) c b 8H64N8012F e
Br ・]/3 cHct sに対してC:60.8
4(60,68):1(:4.83(4,79) :N
:8.27(8,30’)。
8H64N801□FeBr−1320)IRスペクト
ル(KBr)シ3380,1750,1695゜159
0.1525,1450.1160.1]40,970
,810゜1 65cm 可視スペクトル(CHCt3’)λmax 418,5
12,544586.645nm 元素分析値(%) c b 8H64N8012F e
Br ・]/3 cHct sに対してC:60.8
4(60,68):1(:4.83(4,79) :N
:8.27(8,30’)。
ただしく)内は計算値である。
このもの全都゛を約20m1のDMFに溶解し、I N
KOH水溶液2omiを加えて2時間攪拌、次に約3
00mJの3 N KBr 7k 溶W’i中に投じ、
生じる沈澱をp集、乾燥した。収曾0.18g。
KOH水溶液2omiを加えて2時間攪拌、次に約3
00mJの3 N KBr 7k 溶W’i中に投じ、
生じる沈澱をp集、乾燥した。収曾0.18g。
IRス被クりル(KBr)3380 、17] 5 、
] 695.1590゜1525、1450. ]
195,970,810.765cIrL−”元素分析
値(%) C64H56N8012F’eBrに対して
C60,02(60,77);H4,52(4,46)
:H8,9](8,86)。併しく)内は計算値である
。
] 695.1590゜1525、1450. ]
195,970,810.765cIrL−”元素分析
値(%) C64H56N8012F’eBrに対して
C60,02(60,77);H4,52(4,46)
:H8,9](8,86)。併しく)内は計算値である
。
このようにして得た末端カルボン酸型錯体の全量を50
m乙の無水DMF K溶解し、0〜5℃に保ちながらト
リエチルアミン0.5 Tnt 、次にクロルギ酸エチ
ル0.5 mlを滴下し、15時間反応ζぜ、次に片末
端アミンジエチレングリコール1μを加えて0〜5℃で
2時間、常温で終夜反応させた。溶媒を40℃以下で留
去し、最少量のメタノールに溶解してφ3X4.Ocm
のセファデックスLH−20カラム中へ1%)lBr酸
性メタノールにて展開し、着色部分を分取、溶媒を留去
して目的の錯体(式4)0.12&を得た。
m乙の無水DMF K溶解し、0〜5℃に保ちながらト
リエチルアミン0.5 Tnt 、次にクロルギ酸エチ
ル0.5 mlを滴下し、15時間反応ζぜ、次に片末
端アミンジエチレングリコール1μを加えて0〜5℃で
2時間、常温で終夜反応させた。溶媒を40℃以下で留
去し、最少量のメタノールに溶解してφ3X4.Ocm
のセファデックスLH−20カラム中へ1%)lBr酸
性メタノールにて展開し、着色部分を分取、溶媒を留去
して目的の錯体(式4)0.12&を得た。
一
〇
IRスペクトル(KBr)3600−3200 (rl
l広)。
l広)。
3380.1695.1630,1590.]550.
1525.1450゜1250〜1150(巾広)、1
090,970.810゜765crIL−’ 元素分析値(%) C80H92N+ 20+ 6Fe
Brに対してC59,67(59,55):H5,66
(5,75);N10.29(10,42)このものは
、水、メタノール、C112C12,CHCl5゜ベン
ゼン、アセトンなどに易溶であった。
1525.1450゜1250〜1150(巾広)、1
090,970.810゜765crIL−’ 元素分析値(%) C80H92N+ 20+ 6Fe
Brに対してC59,67(59,55):H5,66
(5,75);N10.29(10,42)このものは
、水、メタノール、C112C12,CHCl5゜ベン
ゼン、アセトンなどに易溶であった。
実施例2
Yu−Neng 、Kuo 、 JoBeph A、
Yahner r C,A insworth。
Yahner r C,A insworth。
Journal of the American C
hemical 5ociety+昶、 6321〜6
323(1971)の方法に従って合成した2、2−−
、’メチルー4−メトキシカル?ニルブタン酸1.40
gを室温で塩化チオニル1.5コと12時間反応後、減
圧乾固して油状の2.2−ジメチル−4−メトキシカル
ボニルブタン酸りロリド1.55gを定量的に得た。(
IRスペクトル(CHCl3)ν2990.2960.
1790.1745.1480゜1440、1300.
1200.920 cm−’ )。
hemical 5ociety+昶、 6321〜6
323(1971)の方法に従って合成した2、2−−
、’メチルー4−メトキシカル?ニルブタン酸1.40
gを室温で塩化チオニル1.5コと12時間反応後、減
圧乾固して油状の2.2−ジメチル−4−メトキシカル
ボニルブタン酸りロリド1.55gを定量的に得た。(
IRスペクトル(CHCl3)ν2990.2960.
1790.1745.1480゜1440、1300.
1200.920 cm−’ )。
このカルデン酸クロリド1.55&とf(2T amP
PO,66gとを実施例1と同様に縮合させた。同様の
後処理操作によp得られた粗生成物を精製するために、
シリカゲルカラムクロマドグ2フイー(シリカゲル15
0g:溶媒としてクロロホルム/メタノール、、、 5
0/1 (V/v%)を用いた)を行ない、第1溶出分
画を減圧乾燥し、ジクロルメタン−メタノール混合溶媒
系から再結晶させ、結晶をF集し、真空乾燥した。こう
して、5.10,15.20−テトラ〔α、α、α、α
−o −(2,2−ジメチル−4−メトキシカルがニル
ブタンアミド)フェニル〕ポルフィリン0.79.9
((収率62.5チで得た。
PO,66gとを実施例1と同様に縮合させた。同様の
後処理操作によp得られた粗生成物を精製するために、
シリカゲルカラムクロマドグ2フイー(シリカゲル15
0g:溶媒としてクロロホルム/メタノール、、、 5
0/1 (V/v%)を用いた)を行ない、第1溶出分
画を減圧乾燥し、ジクロルメタン−メタノール混合溶媒
系から再結晶させ、結晶をF集し、真空乾燥した。こう
して、5.10,15.20−テトラ〔α、α、α、α
−o −(2,2−ジメチル−4−メトキシカルがニル
ブタンアミド)フェニル〕ポルフィリン0.79.9
((収率62.5チで得た。
FDMSスイクトルCM+H)+1299(分子式 C
76H8□N8012= 1298)IRスペクトル(
KBr)シ3440,2960,1732,1960゜
15B2,1515.1450,1300,1200,
1175.970 。
76H8□N8012= 1298)IRスペクトル(
KBr)シ3440,2960,1732,1960゜
15B2,1515.1450,1300,1200,
1175.970 。
800、760ctn−’
可視スペクトル(cncz3)λma!418,51.
3,543゜587 、644 nm PMRスペクトル(cDct、)δ(ppm) 2.6
6(2H,s)。
3,543゜587 、644 nm PMRスペクトル(cDct、)δ(ppm) 2.6
6(2H,s)。
022(24H,s) 、 0.62〜1.20(2H
,m) 、 1.42〜2.00(2H,m) 、 2
.94(12H,’a) 、 7.15〜8.97(1
6H,m) 。
,m) 、 1.42〜2.00(2H,m) 、 2
.94(12H,’a) 、 7.15〜8.97(1
6H,m) 。
8.79(8H,s)。
CMRスペクトル(CDC25)
番号 δ(ppm) 番号 ’(ppm) 番号 ’(
ppm)α 146.95 3 122.47 8 4
1.63β 132.16 4 129.69 9 3
4.99m 115.19 5 123.47 10
29.18元素分析値鍾)C76H8□N8012・C
H,OHに対してC,69,34(69,45):H,
6,30(6,51);N、8.62(8,42)。
ppm)α 146.95 3 122.47 8 4
1.63β 132.16 4 129.69 9 3
4.99m 115.19 5 123.47 10
29.18元素分析値鍾)C76H8□N8012・C
H,OHに対してC,69,34(69,45):H,
6,30(6,51);N、8.62(8,42)。
ただしく)内は計算値である。
得られた5、10,15.20−テトラ〔α、α、α、
α−0− (2,2−ツメチル−4−メトキシカルビニ
ルブタンアミド)フェニル〕ポルフィリン0.45gへ
の鉄導入反応はビリソンQ、 5 ml 、臭化第一鉄
・2水和物1.2gを用いて実施例1と同様な方法、同
様な後処理精製操作で行ない、再結晶をメタノール−希
臭化水素水混合溶媒で実施し、戸集、真空乾燥した。こ
うして、ブロモ(5,10゜15 、20−テトラ〔α
、α、α、α−o −(2,2−ツメチル−4−メトキ
シカルビニルブタンアミド)フェニル〕ポルフィリナト
)鉄(■)(以下Fe(TbutPP(、cH3)Br
と省略する。)を収量027g、収率54%で得た。
α−0− (2,2−ツメチル−4−メトキシカルビニ
ルブタンアミド)フェニル〕ポルフィリン0.45gへ
の鉄導入反応はビリソンQ、 5 ml 、臭化第一鉄
・2水和物1.2gを用いて実施例1と同様な方法、同
様な後処理精製操作で行ない、再結晶をメタノール−希
臭化水素水混合溶媒で実施し、戸集、真空乾燥した。こ
うして、ブロモ(5,10゜15 、20−テトラ〔α
、α、α、α−o −(2,2−ツメチル−4−メトキ
シカルビニルブタンアミド)フェニル〕ポルフィリナト
)鉄(■)(以下Fe(TbutPP(、cH3)Br
と省略する。)を収量027g、収率54%で得た。
FDMSスペクトfiv(M+H)+1433(分子式
C,6H8oN80.2FeBr = 1432 )I
Rスペクト/I/(KBr)シ3420,296Q、1
730,169(1゜15g0.1512.1400,
1300,1200,1130.100°。
C,6H8oN80.2FeBr = 1432 )I
Rスペクト/I/(KBr)シ3420,296Q、1
730,169(1゜15g0.1512.1400,
1300,1200,1130.100°。
800.760 cm−1
可視スペクトル(ciicz3)λmaX 416,5
10,584nm元素分析値%) C,6H8oN80
.□FeBr’CH30Hに対してC,63,26(6
3,11);H,5,73(5,78):N、 7.7
3(7,64) 。
10,584nm元素分析値%) C,6H8oN80
.□FeBr’CH30Hに対してC,63,26(6
3,11);H,5,73(5,78):N、 7.7
3(7,64) 。
ただしく)内は引算値である。
この末端カルボン酸エステル型錯体の全量を、実施例1
と同様の方法で加水分解処理を施し、該当する末端カル
ボン酸型錯体0.21gを得た。
と同様の方法で加水分解処理を施し、該当する末端カル
ボン酸型錯体0.21gを得た。
I R(KBr )スペクトルでは、エステル振動が消
失、新たに−COOHに基く振動が1715crn−’
に認められた。元素分析値(%) C72H,□NBO
12FeBrに対して、C62,74(62,79)
:H5,31(5,27) ; H8,22(8,14
) 。
失、新たに−COOHに基く振動が1715crn−’
に認められた。元素分析値(%) C72H,□NBO
12FeBrに対して、C62,74(62,79)
:H5,31(5,27) ; H8,22(8,14
) 。
この末端カルボン酸型錯体の全量を実施例1と全く同様
に、但し0.8gの片末端アミノテトラエチレングリコ
ールを用いて、式(5)に示す目的の錯体を0.19g
得た。
に、但し0.8gの片末端アミノテトラエチレングリコ
ールを用いて、式(5)に示す目的の錯体を0.19g
得た。
I R(KBr)スペクトルでは、新たにアミド■。
■吸収帯が1.640 、1535cT++−’に、オ
キシエチレンのエーテル伸縮振動が1200tyn−’
付近(巾広)に、また末端−〇Hに基く吸収帯が360
0〜3200m−1(巾広)に認められた。
キシエチレンのエーテル伸縮振動が1200tyn−’
付近(巾広)に、また末端−〇Hに基く吸収帯が360
0〜3200m−1(巾広)に認められた。
元素分析値饅)C1o4H14oN、2024FeBr
に対して、C60,07(60,11);H6,85(
6,79);H8,12(8,09)。
に対して、C60,07(60,11);H6,85(
6,79);H8,12(8,09)。
この錯体は水、メタノール、 CH2Cl2. CHC
l3゜ベンゼンなどに可溶であった。
l3゜ベンゼンなどに可溶であった。
実施例3
H2TamPPと縮合反応する12−t−ブトキシカル
ブニル−2,2−ジメチルドデカン酸は以下の方法で合
成した。無水テトラヒドロフラン150M中でゾイソグ
ロビルアミン14Mと15%(w/w)n−ブナルリテ
ウム/ヘキサン溶液とを窒素雰囲気下、−40℃にて反
応しりチウムソイングロピルアミド溶液(約0.10m
ole溶液を調製した。この溶液に一40℃でイソ酪酸
4.73 tnl (0,05mole)を滴下し、さ
らにヘキサメチルホスホルトリアミド10Mを加えて、
ゆっくり昇温し、35℃で2時間反応後再度−60℃に
冷却し、11−ブロモウンデカン#Rt−ブチルエステ
ル16 Ji’ (0,05mole)を滴下した。そ
の後ゆっくシと室温まで昇温し24時間反応後、氷水3
00d中に注ぎ反応を停止し、濃塩酸でpH2,0に中
和したのち、ジクロルメタン(2X200mA)で抽出
し、水洗後分液して、ジクロルメタン溶液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、ヂ過ののち、減圧濃縮した。残った油
状物を、溶媒としてクロロホルムを用いシリカゲルカラ
ムクロマト精製(シリカゲル薄層プレート上溶媒クロロ
ホルム/エーテル= 4/1でRf値0.50成分を単
離する)して、真空乾燥すると、ワックス状物として1
2−t−プトキシカルデニルー2,2−ジメチルドデカ
ン酸が収量3.7g、収率11%で得られた。
ブニル−2,2−ジメチルドデカン酸は以下の方法で合
成した。無水テトラヒドロフラン150M中でゾイソグ
ロビルアミン14Mと15%(w/w)n−ブナルリテ
ウム/ヘキサン溶液とを窒素雰囲気下、−40℃にて反
応しりチウムソイングロピルアミド溶液(約0.10m
ole溶液を調製した。この溶液に一40℃でイソ酪酸
4.73 tnl (0,05mole)を滴下し、さ
らにヘキサメチルホスホルトリアミド10Mを加えて、
ゆっくり昇温し、35℃で2時間反応後再度−60℃に
冷却し、11−ブロモウンデカン#Rt−ブチルエステ
ル16 Ji’ (0,05mole)を滴下した。そ
の後ゆっくシと室温まで昇温し24時間反応後、氷水3
00d中に注ぎ反応を停止し、濃塩酸でpH2,0に中
和したのち、ジクロルメタン(2X200mA)で抽出
し、水洗後分液して、ジクロルメタン溶液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥、ヂ過ののち、減圧濃縮した。残った油
状物を、溶媒としてクロロホルムを用いシリカゲルカラ
ムクロマト精製(シリカゲル薄層プレート上溶媒クロロ
ホルム/エーテル= 4/1でRf値0.50成分を単
離する)して、真空乾燥すると、ワックス状物として1
2−t−プトキシカルデニルー2,2−ジメチルドデカ
ン酸が収量3.7g、収率11%で得られた。
MSスペクトル(M+I)±329
(分子式〇j9H3604= 328)IRスペクトル
(cct4)ν3300〜2800(broad)。
(cct4)ν3300〜2800(broad)。
2990.2940,2860,1732.1705,
1470,1370゜1154crn−’ PMRスペクトル(CDCt、)δ(ppm) 1.1
8 (6H,8) 。
1470,1370゜1154crn−’ PMRスペクトル(CDCt、)δ(ppm) 1.1
8 (6H,8) 。
1.26(14H,s)、1.44(9H,s)、2.
21(2H,t;J=7、IHz) CMRスペクトル(cDct5) 番号 a(ppm) 番号 a(ppm) 番号δCp
pm)3 40.54 11 25.10 16 24
.954 24.83 12 35.61 5 30.09 13 173.34 元素分析値%) C1,H3604に対してC,69,
32(69,47):H,10,89(11,05)。
21(2H,t;J=7、IHz) CMRスペクトル(cDct5) 番号 a(ppm) 番号 a(ppm) 番号δCp
pm)3 40.54 11 25.10 16 24
.954 24.83 12 35.61 5 30.09 13 173.34 元素分析値%) C1,H3604に対してC,69,
32(69,47):H,10,89(11,05)。
ただしく)内は計算値である。
こうして得られたカルデンd2.20.fを無水四塩化
炭素中でトリフェニルホスフィン2.3g(1,3倍モ
ル当量)と12時間還流下に反応させた後、生成したト
リフェニルホスフィンオキシトを炉別して濃縮し、さら
に真空乾燥すると、粗精製、の12−t−ブトキシカル
ビニル−2,2−ジメチルドデカン酸りロリドが定量的
に得られ、次反応にそのまま用いた。このカルボン酸ク
ロリド2.3g(大過剰)とH2TamPPの縮合反応
はビリノンo、 s trtlを用いナト2ヒドロフシ
ン中実施例1の方法に従って行なった。反応後処理後得
られた粗生成物は、シリカゲルカラム(溶媒クロロホル
ム)、アルミナカラム(溶媒n−ヘキサン/エーテル=
1/1)で順次クロマト精製し、最後にシリカゲル分取
薄層クロマトクラフィー(ilベンゼン/エーテル−1
/1 )で単離し、シリカダル薄層プレート上ベンゼン
/エーテル=7/1の混合溶媒でRf値0.39を示す
単スポットの赤褐色固体を得た。これが目的とする5、
10,15.20−テトラ〔α、α、α、α−o −(
12−t−ブトキシカルビニル−2,2−ツメチルドデ
カンアミド)フェニル〕ポルフィリンで、収量0.04
21!、収率7.3チであった。
炭素中でトリフェニルホスフィン2.3g(1,3倍モ
ル当量)と12時間還流下に反応させた後、生成したト
リフェニルホスフィンオキシトを炉別して濃縮し、さら
に真空乾燥すると、粗精製、の12−t−ブトキシカル
ビニル−2,2−ジメチルドデカン酸りロリドが定量的
に得られ、次反応にそのまま用いた。このカルボン酸ク
ロリド2.3g(大過剰)とH2TamPPの縮合反応
はビリノンo、 s trtlを用いナト2ヒドロフシ
ン中実施例1の方法に従って行なった。反応後処理後得
られた粗生成物は、シリカゲルカラム(溶媒クロロホル
ム)、アルミナカラム(溶媒n−ヘキサン/エーテル=
1/1)で順次クロマト精製し、最後にシリカゲル分取
薄層クロマトクラフィー(ilベンゼン/エーテル−1
/1 )で単離し、シリカダル薄層プレート上ベンゼン
/エーテル=7/1の混合溶媒でRf値0.39を示す
単スポットの赤褐色固体を得た。これが目的とする5、
10,15.20−テトラ〔α、α、α、α−o −(
12−t−ブトキシカルビニル−2,2−ツメチルドデ
カンアミド)フェニル〕ポルフィリンで、収量0.04
21!、収率7.3チであった。
FDMSスペクトル(M+H)+1915(分子式C4
zo’+7oNaO4z = 1914 )IRスペク
トル(CCl2)シ3450,3330,2980 。
zo’+7oNaO4z = 1914 )IRスペク
トル(CCl2)シ3450,3330,2980 。
2940.2860,1735,1695,1520,
1450.1160゜973 、805 、762cm
−’ 可視スペクトル(CHCL3) ”max 417,5
10,543゜585.642nm PMRスペクトル(CDCl2)δ(ppm) −2,
60(2H,!1) 。
1450.1160゜973 、805 、762cm
−’ 可視スペクトル(CHCL3) ”max 417,5
10,543゜585.642nm PMRスペクトル(CDCl2)δ(ppm) −2,
60(2H,!1) 。
−〇、23(24H,s)、1.26(14H,brs
)、1.45(36H。
)、1.45(36H。
s)、221(8H,t:J=7.1Hz)、7.12
(4H,s)。
(4H,s)。
7.5(1〜8.72(16H,m)、8.82(8H
,s)。
,s)。
CMRスペクトル(CDCl2)
1
2.2−ツメチルドデカンアミド)フェニル〕ポルフィ
リナト)鉄(Ill)を収量0.038g、収率92%
で得た。
リナト)鉄(Ill)を収量0.038g、収率92%
で得た。
FDMSスペクトル(M+H)±2049(分子式〇、
2oH468N801□FeBr=2048)IRスペ
クトル(CCt4)シ3440,2940,2860゜
1730.1690.1580,1510.1440,
1150゜1000副−1 可視スペクトル(CDC45) ’max 415.5
07.580 。
2oH468N801□FeBr=2048)IRスペ
クトル(CCt4)シ3440,2940,2860゜
1730.1690.1580,1510.1440,
1150゜1000副−1 可視スペクトル(CDC45) ’max 415.5
07.580 。
50nm
元素分析値(%) C120H468N8012 Fe
Br H1/2 CH2Cl3に対して、 C,68,92(69,15);H,8,08(8,1
4) :N、5.32(5,35)。
Br H1/2 CH2Cl3に対して、 C,68,92(69,15);H,8,08(8,1
4) :N、5.32(5,35)。
ただしく)内は計算値である。
この末端カルはン酸エステル型の錯体全量を実施例1と
同様に、但しDMF 10 ml 、 INKOH水溶
液2dを用いて加水分解処理を施し、末端カルピン酸型
の該当する錯体を9.022F得たi、 IRスペクト
ル(CCt4)では、エステル振動帯の消失と、−CO
OHに基< 1710副−1の吸収帯出現が認められた
。元素分析値径) C104H436NB0,2FeB
rに対して、C68,38(68,41) : H7,
64(7,51) : N 6.21(6,14)。
同様に、但しDMF 10 ml 、 INKOH水溶
液2dを用いて加水分解処理を施し、末端カルピン酸型
の該当する錯体を9.022F得たi、 IRスペクト
ル(CCt4)では、エステル振動帯の消失と、−CO
OHに基< 1710副−1の吸収帯出現が認められた
。元素分析値径) C104H436NB0,2FeB
rに対して、C68,38(68,41) : H7,
64(7,51) : N 6.21(6,14)。
この末端カルボン酸エステル型錯体全量を、DMF 1
o ml 、 )リエテルアミン0.1M、クロルギ
酸エテルo、 i コ、片末端アミノヘキサエチレング
リコール0.311tl−用いた他は、実施例1と全く
同様にして、式(6)の目的とする錯体0.019gを
得た。
o ml 、 )リエテルアミン0.1M、クロルギ
酸エテルo、 i コ、片末端アミノヘキサエチレング
リコール0.311tl−用いた他は、実施例1と全く
同様にして、式(6)の目的とする錯体0.019gを
得た。
IRスペクトル(CC14)では、−COOH吸収帯の
消失と、アミドI及び■吸収帯に基(1645゜155
0cm−’ 、オキシエチレン鎖のc−o−c吸収帯1
200cm−’付近(巾広)、末端−〇H吸収帯360
0〜3200c+++−’(巾広)が認められた。
消失と、アミドI及び■吸収帯に基(1645゜155
0cm−’ 、オキシエチレン鎖のc−o−c吸収帯1
200cm−’付近(巾広)、末端−〇H吸収帯360
0〜3200c+++−’(巾広)が認められた。
元素分析値”) C152H2S6N12052FeB
rに対して、063.54 (63,40) : H8
,22(8,26) ; N 5.79 (5,84)
。
rに対して、063.54 (63,40) : H8
,22(8,26) ; N 5.79 (5,84)
。
この錯体はメタノールr ca2cz2. cucz3
.ベンゼンなどに可溶であシ、一般の界面活性剤(例え
ばドデシル硫酸ナトリウム、セチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、トリメンX−100など)水溶液に可溶
、またリン脂質とともに水系分散液を形成させて超音波
攪拌を施すと均一溶解する。
.ベンゼンなどに可溶であシ、一般の界面活性剤(例え
ばドデシル硫酸ナトリウム、セチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、トリメンX−100など)水溶液に可溶
、またリン脂質とともに水系分散液を形成させて超音波
攪拌を施すと均一溶解する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (ここにn ij: 0から]0の整数、mば1から6
の整数、Xはハロダン)で表わされる鉄テトラフェニル
ポルフィリン錯体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165925A JPS6058984A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 末端オリゴエチレングリコ−ル型長鎖アルキル鉄−テトラフェニルポルフィリン錯体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58165925A JPS6058984A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 末端オリゴエチレングリコ−ル型長鎖アルキル鉄−テトラフェニルポルフィリン錯体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058984A true JPS6058984A (ja) | 1985-04-05 |
JPH0379356B2 JPH0379356B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=15821612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58165925A Granted JPS6058984A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 末端オリゴエチレングリコ−ル型長鎖アルキル鉄−テトラフェニルポルフィリン錯体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058984A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257668A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Mirai Ind Co Ltd | コンクリート壁内への継手またはボックスの設置方法、凹所形成箱体、およびプレート体 |
CN100439372C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-12-03 | 科技城股份有限公司 | 卟啉衍生物 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP58165925A patent/JPS6058984A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100439372C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-12-03 | 科技城股份有限公司 | 卟啉衍生物 |
JP2006257668A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Mirai Ind Co Ltd | コンクリート壁内への継手またはボックスの設置方法、凹所形成箱体、およびプレート体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379356B2 (ja) | 1991-12-18 |
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