JPS6058971A - 5−メルカプト−1,2,3−チアジアゾ−ル塩の製法 - Google Patents

5−メルカプト−1,2,3−チアジアゾ−ル塩の製法

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JPS6058971A
JPS6058971A JP16757783A JP16757783A JPS6058971A JP S6058971 A JPS6058971 A JP S6058971A JP 16757783 A JP16757783 A JP 16757783A JP 16757783 A JP16757783 A JP 16757783A JP S6058971 A JPS6058971 A JP S6058971A
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salt
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sulfide
halogen
mercapto
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Fumio Iwata
岩田 文夫
Takahito Nakamura
隆人 中村
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、5−メルカプl−−1,2,3−デアジアゾ
ール塩の新規製法に関するものである。5−メルノjブ
ドー1.2.3−ブアジアソール塩は、@薬、農薬など
の中間体として、種々の用途を有している。
従来その製法どして、例えばクロルアレトアルデヒド〕
−1−キシカルボニルヒドラゾンどブΔニルクロリドを
作用さV、次いでメルカプト化する方沖[枯闇昭61一
つりQ 7 A 8’;>紹1O やジアゾ化合物を用いる方法 (TetrLheiron betber+;、26 
2ろeq(1q7s) 3などが知られている。
しかしながら、これらの公知の方法は、その原料が不安
定であったり、取扱いにくかったりしで工業的実施の面
からは右利な製法とはいえない。
そこで本発明者らは、工業的に有利に収率よく5−メル
カプト−1,2,3−チアジアゾール塩を製造すること
ができる方法を確vIづることを目的として鋭意til
+究を行なった結果、本発明に到・ノた。
本発明は、トリハロアセトアルデヒド類とヒドラジン類
とを溶媒中で綜合反応させ、反応生成物を硫化塩J3よ
び/または硫化水素塩と反応させ、次いで反応液にハロ
ゲンを添加づることを特徴とする5−メルカプト−1,
2,3−デアジアゾール塩の製法に関するものである。
本発明によると、使用原料が安定で取扱いも比較的容易
であり、また反応も簡単であり、さIうに5−メルカプ
ト−1,,2,3−デアジアゾール塩の収率が高いので
、工業的にぎわめて有利に5−メルカプト−1,2,3
−チアジアゾールを製造!きるという利点がある。
・本発明において、トリハロアセトアルデヒド類として
はクロラール、抱水クロラール、1〜リブロムアセトア
ルデヒド、トリイAドアt +・アルデヒドなどが好適
に使用される。
またヒドラジン類としては、p−t−ル]−ンスルホニ
ルヒドラジド、ペンゼスルホニルヒドラジド、ローキシ
レンスルホニルヒドラジド、メタンスルホニルヒドラジ
ド、エタンスル小ニルヒドラジドなどの如きアリールス
ルホニル基やアルキルスルボニル基を右づる式、 (式中Rはアルキル基またはアリール基を示す。)で表
わされるヒドラジン化合物が好適に使用される。
トリハロアL−1〜アルデヒド類とヒドラジン類との綜
合反応はほぼ走間的に進行し、式 (式中Xは使用したトリハロアセトアルデヒド類のハロ
ゲン原子を示し、Rは使用したヒドラジン類のアルキル
基またはアリール基を示す。)で表わされる1〜リハロ
アセ1〜jフルデヒドヒドラゾン化合物が生成りる。
トリハロアセトアルデヒド類に対づるヒドラジン類の使
用聞はW′Fニルでよいが、反応を完結させるだめには
ヒドラジン類を多少過剰に、一般には約1.1モル倍程
度用いるのが好適である。反応温度は一20〜50℃、
好ましくは0〜10℃が適当であり、反応時間は特に制
限されないが、一般には0.5〜3時間である。溶媒ど
しては、水やメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、t−ブチルアル:1−ルなどの
低級アルコール、ベンゼン、キシレン、トルエン、など
の芳香族炭化水素、塩化メチレン、四塩化炭素、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素などが挙げられるが、
これらの中でも水、低級アルコ1←ルなどが好適である
トリハ[1アレトアルデヒド類とヒドラジン類とを溶媒
中で綜合反応させた反応生成物は、反応液から反応生成
物を濃縮、再結晶などでれ自体公知の方θくで単離して
次の硫化塩おJzび/または硫化水素塩どの反応に用い
てもよいが、反応液から反応生成物を単1illぜずに
反応生成物を含有する反応液に硫化塩および/ま/jは
硫化水素塩を加えて反伴う反応生成物の[1スがなく、
また綜合反応で用いた溶媒がその:1、ま使用できるの
で好適である。
なお反応生成物を単離して硫化塩および/または硫化水
素塩との反応を行なう場合にはあらたに溶媒を用いる必
要があり、その際の溶媒としては、前述の縮合反応の場
合と同様のものが適当である。
反応生成物と硫化塩および/′または硫化水素塩とを反
応させる際の反応温度は、40℃以下、好ましくは−1
0−40℃が適当ひあり、反応時間は一般には0.5〜
1.5時間程度である。反応1−酸物と硫化塩および/
または硫化水素塩との反応によって、5−メルカプl−
1,2,3−チアジアゾール塩おJ、び名士の前駆体が
生成する。
硫化塩としては、硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化
ルビジウム、硫化リチウム、硫化カルシウム、硫化バリ
ウム、硫化ス(〜ロンヂウム、硫化マグネシウムなどの
如きアルカリ金属やアルカリ土類金属の硫化塩、硫化ア
ンIニウムなどを挙げることができるが、これらのなか
でもアルカリ金としでは、JiA化水素ナトリウム、硫
イ[−水素)J1ノウム、硫化水素カルシウムなどの如
さフ’/し)J ’J金金属アルカリ土類金民の硫化水
素塩などlJ< * 6)+ろれるb(、これらのなか
でもアルカリ金属の1直イし水素塩h\りT恐に使用さ
れる。これら硫化塩ヤ硫化水素j晶(ま複数種使用して
もよい。
硫化塩や硫化水素塩の使用mは、反応生成1勿〈]〜リ
ハロアセトアルデヒドヒドラゾンイヒ色・物)1モルに
対して、一般には1〜5モル1ft、1M[こ1よ2〜
3.5モル倍が好ましい。
反応生成物を硫化塩および/まlこ(よ位I (is水
素1篇と反応させた反応液にハロゲンを添加リイ)←二
あたっては、反応液の渇1良を−10〜10 ’に l
l’I11弱に4家持し、ハロゲンを添加した後、10
〜50°c、orましくは20〜30℃の湿度で、−#
1こ1ま20〜90分、好ましくは30〜60分稈JL
1艷1’l”J−るのが好適である。添加づ−る)−ロ
ゲンとして【よ1島素、臭素、ヨウ素などが挙げられる
が、こll’Lらのな力1でも臭素、塩素などが好適に
使143される。
ハロゲンは、反応液が酸性にな6な(X稈j良に添加す
るのが望ましく、その添加量は硫化塩や硫化水素塩など
の使用量、前駆体の生成量などによっても多少異なるが
、一般には1−リハロアセ1〜アルデヒドヒドラゾン化
合物1七ルに対して0.1〜0.5モル倍、々Tましく
け0.2〜0.3Eル(8程度が適当である。
硫化塩J3よび/または硫化水素塩を反応さIた反応液
にハロゲンを添加することによって、硫化塩、硫化水素
塩’Jとに対応する5−メルカプト−1,2,3−チア
ジアゾール塩がハ(コゲンを添加しない場合よりt)さ
らに高い収率で得られる。
ハロゲンを添加した後の反応液からの5−メルカプト−
1,2,a−チーアジアゾール塩のIl対口よ、例えば
反応によって副生ずる無機塩を分離した接、反応液を濃
縮して溶媒を留去し、濃縮液から結晶を分離することに
よつ【容易に行なうことができ、必要に応じて常法にし
たがい、得られた結晶を再結晶させることにより、高純
度の5−メルカプミル−1,2,3−チアジアゾール塩
を取得することが可能である。
実施例1 抱水クロラール16.5(+を200m1のメタノール
に溶解させた後、攪拌下に約2 Ei″CC1バラトル
エンスルホニルヒドラジド18.69を粉末のまま加え
、その後約25℃で1時間攪拌を続(づ、抱水クロラー
ルとバラトルエンスルボニルヒドラジドとを反応させた
反応後、反応生成物を単館Vずに反応液を激しく撹拌し
ながら、硫化ナトリウムの9水堪72゜Ogを約15分
かけて加え、約25℃01時間攪拌を続けて反応を行な
った。
次いで反応液をいったん約−5℃に冷f、II シフこ
後、臭素4.8gを添加し、徐々に昇温しで20℃で4
0分間攪拌した。撹拌後の反応液は赤褐色を呈しており
、塩化ナトリウム、臭化す1−リウムなどの無機塩が析
出していた。
一ルー塩イトメチレン清合溶媒を用いて再結晶させ、ナ
トリウム塩2水和物11.4oを得た。抱水クロラール
基準の収率は64.7%でめった。
実施例2 実施例1の臭素のかわりに、塩素2.2gを使用したほ
かは、実施例1と同様にして反応を行ない、5−メルカ
プト−1.2.3−デアジアゾールのす]−リウム塩2
水和物11.3<Iを得し:、、抱水クロラール基準の
収率は64.2%であった。
実施例3 実施例1の臭素のかわりに、ヨウ素7.6gを使用した
ほかは、実施例1と同様にして反応を行ない、5−メル
カ11〜−1.2.3−チアジアゾールのナトリウム1
M2水和物11.Ooを臂Iζ。
抱水クロラール基準の収率は62.4%であった。
実施例4 実施例1の抱水クロラールのかわりに、トリプ゛ロムア
セトアルデヒド28.lqを使用したほかは、実施例1
と1111様にして反応を行ない、5−メトアルデヒド
基準の収率は60.8%eあった。
実施例5 実施例1の硫化ナトリウム9水塩のかわりに、硫化カリ
ウム33.1GIを使用したばかは、実施例1と同様に
して反応を行ない、5−メルカプト−1,2,3−チア
ジアゾールのカリウム塩2水和物12.2(Iを得た。
抱水り]」ラール基準の収率は63.4%であった。
実施例6 実施例1の硫化ナトリウム9水温のかわりに、硫化水素
ナトリウム16.8!]を使用したほかは、実施例1と
同様にして反応を行ない、5−メルカプト−1,2,3
−チアジアゾールのす1ヘリウム塩2永和物10.9o
を得た。抱水り1」ラール基準の収率は61.9%であ
った。
実施例7 実施例1のバラトルエンスルボニルヒドラジドのかわり
に、メタンスルボニルヒドラジド10゜9gを使用した
ほかは、実施例1と同様にして反応を行ない、5−メル
カプト−1.2.3−チアジアゾールのナトリウム塩2
水和物10.2gを得た。抱水りUラール基準の収率は
57.9%であった。
実施例Z8 実施例1のパフ1〜ル1ンスル小ニルヒドラジドのかわ
りに、ベンピンスル小ニルヒドラジド17゜2gを使用
した【、1かは実施例1と同様にして反応を行ない、5
−メルカプト−1,2,3−チアジアゾールのナトリウ
ム塩2水和物11.1!+を得た。
抱水クロラール1ユ準の収率は63.1%であった。
特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. [・ジハロアセ1〜アルデヒド類とヒ1ニラジン類とを
    溶媒中で縮合反応させ、反応生成物を硫化塩および/ま
    たは硫化水素塩と反応さ「、次いで反応液にハロゲンを
    添加することを特徴とゴる5−メルカプト−1,2,3
    −チアジアゾール塩の製法。
JP16757783A 1983-09-13 1983-09-13 5−メルカプト−1,2,3−チアジアゾ−ル塩の製法 Granted JPS6058971A (ja)

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