JPS6058839A - 電気および電磁波障害防止フレキシブルシート - Google Patents

電気および電磁波障害防止フレキシブルシート

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JPS6058839A
JPS6058839A JP58165860A JP16586083A JPS6058839A JP S6058839 A JPS6058839 A JP S6058839A JP 58165860 A JP58165860 A JP 58165860A JP 16586083 A JP16586083 A JP 16586083A JP S6058839 A JPS6058839 A JP S6058839A
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大林 勉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、電気2%波障害を効果的に除去したフレキシ
ブルシートに関する。
発明の背景 従来、機器カバーその他のフレキシゾルな被覆用材料と
して、各種合成傭脂又は合成もしくは天然ゴムからなる
フレキシブルシートか使用されておシ、これらは繊維材
料で補強されているものも多い。しかし、これらのシー
トは、本質的には電気的に絶縁性であシ、一般に101
0〜1012Ω・副、多くは10 Ω・m以下の固有抵
抗値を有する。
しかるに、近時、電気機器の開発が進み、電気障害や電
磁波障害等の発生が深刻な問題となシ、かかるシートに
おける電気的な問題を解決するための抜本的な方策の開
発か要望されている。
iqo旦夏 本発明は、以上の要求を充足するために検討した結果、
完成されたものであシ、電波障害を効果的に抑制して、
各種の状況に対して極めて好ましい対応をすることので
きるフレキシブルシートを提供するものである。
本発明によれば即ち7レキシゾルシートが提供されるの
であって、このシートは導電性を有するシート部とこれ
を被捷する絶縁性シート部とを含んでなる。
3、発明の詳細な説明 本発明の7レキシブルシートにあっては、導電性を有す
るシート部の衣層両面に絶縁性シート部が形成されてい
るのが好ましい。また、上記の導電性を有するシート部
(以下、尋′醜性シート部と記す〕の固有抵抗値は、1
8 Ω・m以下、特に105Ω・m以下であるのが好ま
しく、用途によっては101Ω・α以下であってもよい
。絶縁性シート部の抵抗値は10 Ω・08以上である
のが好ましく 1010Ω・0以上であるのが更に好ま
しく)特に1010〜1018Ω・口であるのがよい。
本発明の目的を達成するためには、本発明のシートは本
質的にフレキシブルでなければならない0このようなフ
レキシブルシートの場合、通常の非導電性シートの表面
に導電性塗料等を塗布することによシ目的を達成するこ
とも考えられるのであるが、その場合には導電性塗料等
のシート表面への接着性が問題となシ、7レキシグルシ
ートでは屈曲が激しいために容易に剥離してしまい、十
分に効果的なシートを得ることは困難である。また、4
電性塗料を塗布する場合には、色相上も限定が多く、カ
ラフルなシートは得られにくい。
従って、本発明においては、導電性シート部を絶縁性シ
ート部で被αすることによシ、フレキシブルシートとし
たものである◇本発明のシートの製造に際しては、一般
には、合成樹脂、合成ゴム又は天然ゴムからなるマ)I
Jックス中に導電性材料を配合して所定の抵抗値に調整
してシートとするのがよいけれども、フレキシブルの要
件を満すならば41M、性材料のみでレートを形成する
こともできる。
上記の如く、本発明の7レキシプルシートを構成する4
電性シ一ト部及び絶縁性シート部には、合成樹脂、合成
ゴム又は天然ゴムからなるマトリックスを使用するのが
好ましく、好ましい合成樹脂の例としてはポリ塩化ビニ
ル(PVC) %ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、アイソククテックポリグロビレン、ポリエチ
レン、ポリアクリロニトリル、ポリエステル及びポリア
ミドやその他公知の材料かある。また、好ましい合成ゴ
ムの例としては、スチレン−ブタジェンゴム(SBR)
 、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、ポリウレタン
ゴム、ブチルゴム及びイングレンゴムやその他公知の材
料がある。最も好“愛しい合成樹脂はPVCでらシ、こ
れは可塑剤、充填剤1着色剤、安定剤および/又はその
他の変性剤を含んでいてもよい。
これらの導電性シート部のマトリックス中に配合されて
、各シート部の抵抗値をコントロールするための導電性
材料と七ては、液状、粉末状、繊維状、箔状、線状又は
シート状の導電性物質、例えば、カーがノブラック、金
属1例えば、At+Au+Ag + Pt r Cu 
r Cr r Ni r Zn r Ti r Pb 
、 Sn rPdやこれらの化合物又はNi−Cr合金
、又tユその電性、性状や所望の4電性の程度を勘案し
て定められるが、少なくとも5重fit%であるのか好
ましく、10〜70重量%であるのが更に好ましい。
勿論、導′fIL性物質の配合祉は、70重徴チ以下に
限定されるものではなく、特に導電性シート部の場合に
は、所望のフレキシブルシート性状(強度。
屈曲性、外観など)′!!−有している限シ、70重重
量上シ多くてもよい。参考のため、各種材料の固有抵抗
値を示すと下記の如くである。
材 料 固有抵抗値(Ω・儒) 天然アスファルト 10〜1017 加硫天然ゴム 10〜1017 ブチルゴム 10〜1016 SBR1012 ポリイソプレン 1015 エチレンーグロビレンゴム 1015〜1016ネオプ
レン 10〜1012 クロルスルフォン化ポリエチレンゴム l O14ウレ
タンゴム 10〜1015 ポリエチレンテレフタレート1019 ナイロン5 10 〜1015 ナイロン66 10〜1014 ポリプロピレン 1016 ポリ塩化ビニル 10〜1017 ノーメツクベー・ぐ−1016 木綿 102〜1O42 カーボンブラック、グラファイト 10 〜10−3ス
テンレススチール 10 〜10−6上記の如き材料か
らなるフレキシブルシートは、前述の如く、導電性シー
ト部と絶縁性シート部とを組み合せでなるものであるが
、以下このシートの構成について更に詳しく説明する。
添付図面において、第1図及び第2図は、それぞれ、本
発明に係るフレキシブルシートの一例を模式的に示す断
面図で感る。第1図0)に示すフレキシブルシートは、
導電性シート部1の両面に絶縁性シート部2が形成され
てなるものであシ、第1図(ロ)に示スフレキシプルシ
ートでは、導電性シート部lの片面にのみ絶縁シート部
2が形成さ扛ている。−万、第2図に示すフレキシブル
シートにおいては、導電性シート都lが複数層存在し、
絶縁性シー)IJ2がこれを囲むように形成されている
。このような構造を有する本発明のフレキシブルシート
は、補強材と組み合わされているのが好ましい。
補強材としては繊維性基布が一般的でf2)シ、有用な
繊維性基布としては、天然繊維、例えば、木綿1麻など
〜無機繊維、例えば、ガラス繊維など、再生繊維、例え
ハ、ビスコースレーヨン、キーグラなど、半合成繊維、
例えば、ノーおよびトリアセテート做紬など、および合
成繊維、例えば、ナイロン6、ナイロン66、ポリエス
テル(ポリエチレンテレフタレート等)繊維、芳香族ポ
リアミド繊維、アクリル繊維、′ポリ塩化ビニル繊維お
よびポリオレフィン繊維など、から選ばれた少くとも1
種からなるものがある。基布中の繊維は短繊維紡績糸栄
、長鐵維糸伏、スゲリットヤーン、テープヤーンなどの
いずれの形状のものでもよく、まfc基布は織物、編物
、不織布、紙状物或はこれらの複合布のいずれでりって
もよい。一般には、本発明のシートに用いられる繊維は
ポリエステル繊維が好ましく、この繊維は長繊維(フィ
ラメント〕の形状のものが好ましい。繊維性基布け、得
られるシートの機械的強度を高いレベルに維持するため
に有用である。
また、有用な織物としては、M織、平織その他の一般的
な組織からなる織物を挙げることができるがX製品の引
裂強力、多方向への初曲げ柔軟性、導電性シート部及び
絶縁性シート部材料の基布への密着耐久性、寒冷時の樹
脂又はゴム層の耐亀裂性、軽量性等を考慮すれば、以下
に述べる如き特殊構造織物が特に好ましく用いられる0
また電導電性材料の含量が多い場合、尋電性シート部は
硬くなる傾向にあり、このような材料r含むシートの補
強支持体として平織物、不織布又は紙状物を使用すると
シート全体か硬くなるが、かかる場合に特殊構造織物基
布を使用すれば、硬さを力/4−でき、適当に柔軟なシ
ートが得られるので、(孤めて好ましい。本発明のフレ
干シプルシートに有用な特殊構造物基布け、天然繊維、
例えば、木綿、麻など、無機繊維、例えば、ガラス繊維
など、再生繊維、例えば、ビスコースレーヨン、キュグ
ラなど、半合成繊維、例えば、ノーおよびトリーアセテ
ート繊維など、および合成繊維、例えば、ナイCIン6
、ナイロン66、ポリニス7−ル(de リエテレンテ
レ7タレート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、アクリ
ル繊維、ポリ塩化ビニル繊維およびポリオレフィン繊維
など、から選ばれた少くとも1種からなるものである。
基布中の繊維は短轍維防績糸状、長繊維糸状、スゲリッ
トヤーン、テーノヤーンなどのいずれの形状のものでも
よい◇そしてこれらは互に並列に配置され、それにょ多
形成される経糸層と緯糸層とが互に交差するように積層
され、経緯糸条の交差点で長いからみ糸によシゆるく結
合される〇 からみ糸はポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド
その他の公知の合成繊維、ガラス繊維、スチール繊維そ
の他の公知の無機繊維等から選定されるが、%にポリア
ミドフィラメント糸が好適である。
いま翫例えば、経緯糸条として、引張単糸強力1、3 
kgのヒニロンIO8/1紡績糸が使用される場合には
、からみ糸として単位デニール当シ引張強力20gの芳
香族ポリアミドフィラメントヤーンが使用され、また、
シートの加工容易性を考慮して同一素材の糸条を使用す
る場合に/I′i、例えば、経緯糸条として単位デニー
ル当シ引張強力8gのポリエステルフィラメントヤーン
を、また、からみ糸としては、10Iのポリエステルフ
ィラメントヤーンを使用する。
本発明に用いるのに特に好ましい特殊構造織物の構成は
、本出願人の出願に係る特公HF357−30381号
に記載の如き、互に平行に配列された多数の経糸からな
る経糸層と、前記経糸と直交するように互に平行に配列
された多数の緯糸よりなる緯糸層と、前記経糸と緯糸と
をそれらの変差点でからみ結合するからみ糸とからなる
。前記からみ糸は、前記経糸及び緯糸よシも長く、従っ
て、経糸と緯糸とをゆるく結合しておシかつ、その引張
強度、引張伸度および破断仕事量のうちの少くとも1つ
が前記経糸および緯糸のそれよシも大きく、及び/又は
、樹脂材料に対する接着力が前記経糸および緯糸のそれ
よシも小さいことが好ましい。からみ糸としては、特に
下記に示す特性を有する糸条が好ましい。即ち (1)基布を構成する経糸および緯糸よシ、その強力が
、単位デニール当910%以上大なるからみ糸。
(10M布を構成する経糸および緯糸よシ、その破断仕
事量が10%以上大なるからみ糸。
011)基布を構成する経糸および緯糸よシ、その破断
伸度が5%以上大なるからみ糸。
IV) 基布を構成する経糸および緯糸よシ、樹脂被覆
物に対する接着力が4・なるからみ糸。
このうち、単位デニール当シの強力が、経糸および緯糸
よシも10%以上大なるからみ糸は、好ましくは20〜
309S以上大きいものが使用され、経糸および緯糸に
生ずる引裂きの進行を実質的に10%以上強力の大なる
からみ糸で阻止しようとするものでらシ、しかもからみ
糸は経緯糸条よシ長く、従って経緯糸条よシも変化及び
変形の自由度が大であるので、連続してシートに作用す
る引裂力に柔軟に対処しこれを吸収しうるものである。
即ち、引裂力がシートに働いて経緯糸条が変位しやがて
切断しても、からみ糸は切断することなく引裂力に追随
して変位、変形し、やがて引裂のエネルギーを吸収して
引裂を停止させることができる。
次に−からみ糸として、経緯糸条よシ破断仕事量が好ま
しくは10%以上、よシ好ましくは20〜30チ高い糸
条を使用することができる。ここでいう破断仕事量とは
、糸条の切断時の強力と切断時の伸度との積によシ近似
的に表わされる値でおる。
破断仕事量=破断引張強力×破断引張伸度いま、例えば
、経緯糸条として、単位デニール当シ破断引張強度s、
og、破断引張伸度13%のポリエステルフィラメント
ヤーンを使用し、からみ糸としては、単位デニール当f
)r、Og、破断引張伸度18%のポリアミド繊維糸か
使用される。
このとき、からみ糸の破断仕事量は、経緯糸条のそれよ
シも約2196大となっている。また、加工容易性を考
慮すれば同一素材の糸条を使用することが望ましい。
さらに、経緯糸条よシ破断伸度が、好ましくは5%以上
大なるからみ糸を編組結合に使用することもできる。ポ
リエステルフィラメントヤーンを使用する場合、経緯糸
条の破断伸度は15%以下特に8〜12%が好ましいが
、一方、からみ糸の破断伸度は、15%以上特に20%
以上で、両者間に少くとも5%以上の差を有するものが
良い結果を与える。からみ糸が合成繊維である場合には
、製造時、重合体材料の重合度を調節して所定の強度を
保持しつつ、所望の′大なる破断伸度を有せしめるか、
又は、製造時のフィラメントの延伸倍率を小さくしたも
の、例えば、未延伸糸、又は、二次加工時に捲縮を付与
することによシ所望の破断伸度を有するからみ糸を得る
ことかできる。
さらに、経緯糸条よシ、被覆樹脂材料に対する接着力が
小さなからみ糸を使用することもできる〇この場合、か
らみ糸は、その表面にシリコン加工等が施されたもので
あってもよい。この場合は、経緯糸条は、被覆樹脂材料
との接着によ)、その変位、変形の自由度が減少するが
、からみ糸の自由度は経緯糸条よQも大であって、引裂
力が基布に作用したとき、からみ糸はスリ、グして変位
、変形することができ、従って基布の引裂きを阻止しう
るものである@ 接着力を小にするためには、からみ糸の表面に、シリコ
ン処理、油剤処理の如き非接x1処理をb而すか、又は
、列?リエチレン糸およびポリグロビし′ン糸の如く、
本質的に、接着性の小さな糸条を用いればよい。
以上の如く、本発明、に有用な基布においては、好まし
くは、経緯方向に並列に配列された経緯糸条を結合する
ためのからみ糸が、実質的に経緯糸よシ長く、シかも、
からみ糸が経緯糸条が切j雪又は変位した状態にあって
も、少くともその一部が切断しない程度に長尺であるか
、強力、破断仕事量、および/又は破断伸度が大である
か、又は接着力が小であるなどの物理的性状を備えて構
成されておシ、その引張力は経線糸条によシ張強力が保
持され、からみ糸をもって、引裂時の衝撃力に対抗し、
又は引裂エネルギーを吸収し、さらに、からみ糸を切断
せずに残存することによシ、引裂きに伴う樹脂被覆とシ
ートとの層間剥離を防止し得るものである。
本発明に有用な特殊構造織物については、更に、本出願
人の先の出願に係る 実公昭52−50234号(実開昭50−1668号)
、特公昭57−30381号(特開昭55−67446
号)、特公昭55−24415号(%開開54−139
688号)、実開昭55−134242号、 特開昭56−159165号: 特開昭57−14031号、及び 特開昭57−14032号 等に記載の織物が好適に使用出来る。そして、これらの
織物は、典型的には第3図に示す如き構成を有する。図
において、3は経糸、4は緯糸、そして5はからみ糸で
ある。
即ち、本発明に用いられる基布は、得られるシートの機
械的強度を高いレベルに維持するために有用である。
これらの補強材は、導電性シート部及び絶縁性シート部
のいずれか一方又は両方に対して用いられてもよく、す
るいは両者の境界に介在されてもよい。もちろん、この
ような補強材は1層のみでなく12層又はそれ以上で構
成されていてもよい。
また九これら補強材は、前述のマトリックスおよび/又
は導1B、性材料で加工されて、それぞれ所定の固有抵
抗値を保有する如く11ζ成されていてもよい。
本発明に係る7レキシプルシートは、少なくとも一方の
最外側表面層が絶縁性シート部からなシ(周外側表面層
が絶林性シート部からなるのが特に好ましい)、その下
部層又は中間層が全体として導電性シート部からなるか
又は導電性シート部を一部に含む層から構成されている
シートであってよい。
導電性シート部は、貫通電波の遮蔽を目的とし、この目
的の場合絶縁性シート部と導電性シート部とが密着して
いなくともよく、あるいはその他の層が介在していても
よい。しかし、他の層が介在しない方がよシ多目的的で
はある。特に、両列表面に絶縁性シート部を有するシー
トの場合には、中間層として少なくとも1層の導電性シ
ート部を有するシートであっても、大なる効果が得られ
る。
また、このようなシートは、いうまでもなく、本発明シ
ート内の任意の場所に1又はそれ以上の他の材料のJt
jを有していてもよい。また、第1図←)に示す如く、
外表面を絶縁性シート部2、その下を4電性シ一ト部l
とすることもできる。この場合、シートは上面、下面の
使用時の要求性能に適合した構成を有し、上下面任意に
接触する休ら、取扱い時のまとわ)付き等の問題を生じ
ないのである。第1図←)に示すシートの場合には、前
述の効果の他に、表裏両面を七nそれ異なる目的の用途
に用いることができ、また他の材料の層を区切って構成
すれば電気的に異なる性能を部分的に要求される用途に
用いることもできる。
実施例 本発明シートの1例を示すと、経糸および緯糸Ic10
0O;r’ニールのポリエステルフィラメントをそれぞ
れ11本、からみ糸に110デニールのナイロンフィラ
メント糸を用いた特殊構造織物を用意し、この織物を、
PVC100重量部に対しカーボンブラック(ケテンプ
ラ、、、り)40重針部を混入した加工液に浸漬、含浸
した後、ピックアップ100%に搾液し、次いで乾燥し
、180℃でり9ル化熱処理固着して、補強材を有する
導電性シートを形成した。このシートの厚さは約0.4
8mであシ、固有抵抗値はlO〜10 Ω・口であった
このシートに対して、次いで、PvC100重量部にジ
オクチルフタレート60重量部と所定量の安定剤及び着
色剤を添加した加工液を片面づつ両面に塗布し、乾燥し
、ダル化熱処理固着して、表裏両面にそれぞれ厚さ約0
.111+mの絶縁性シート部を有fるフレキシブルシ
ートを得た。この絶縁性シート部の固有抵抗値は101
6Ω・備であり、フレキシブルシート全体の厚さは約0
.7圏であった。
このシートを用いて実験室内に簡易ボックスを作り、そ
の中で高周波ミシンによる縫製作粂ヲ行ったところ、す
ぐ外側において点灯されていたテレビ画面に全くノイズ
が発生しなかった。比較のため、従来のPvCシートを
用いて同様のテストを行ったところ、テレビ画面に乱れ
を生じた、帯電防止加工のみを廁した従来のPvCシー
トによって行ったテストにおいても同様にテレビ画面の
乱れ髪生じた。底だ、基布に同様目付の平織布を使用し
た所、効果は全く同様でおったが、W来上ったシートは
先の実施例シートに較べて硬く、カッマーフィツト性等
の面でやや難点がみられた0尚〜本発明のフレキシブル
シートの作成に際しては、カレンダー法、トッピング法
、ディッピング伝、コーティング法、ラミネート法、押
出成型法、撒布法その他の任意の手段を用いることかで
きる0 発明の効果 本発明のシートは、4波障害を生ぜず、また漏電の危険
もなく、極めて画期的な複合的効果を奏する。従って、
このシートは、それのみで多目的の用途に適合するとい
う灯ぐべきオロ点をも有し、工業的価値の犬なるもので
ある。更に、このシートは、フレキシブルであるから、
どのような物品に対してもその有する形状のまま被覆す
ることかでさ、任意の形状物に縫製して使用することも
できるから、極めて種々の製品を簡易に弧(給すること
を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、←)及び第2図はそ扛ぞれ本発明のフレ
キシブルシートの一例を模式的に示す1す111図であ
シ、第3図は本発明のシートに用いることのできる補強
用基布の一例を示す模式図でめる01・・・導電性シー
ト部、2・・・半導電性シートtjls%3・・・経糸
、4・・・綿糸、5・・・からみ糸。 特許出願人 千岡織染株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士 西 舘 和 之 弁理士 吉 1)維 夫 弁理士 山 口 昭 之 弁理士 西 山 雅 也 第3図 手続補正書(自発) 昭和58年10月l?日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第165860 号2、発明の名
称 フレキシブルシート 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 平岡織染株式会社 (外4 名) 5、補正の対象 (1)明細書の「特許請求の範囲」の欄(2)明細書の
「発明の詳細な説明」の梱(3)明細書の「図面の簡単
な説明」の柵6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)14) 明細督第8頁、13行目、「絶縁シート
部」とあるを「絶縁性シート部」に補正する。 (ロ)明細書第10頁、14行目、「l持株構造物基布
」とあるを「特殊構造織物基布」に補正する。 0号 明細書第11頁、4行目、「防結糸状jとあるを
「紡#i1糸状」にi〕+j正する。 に)明細書第13頁、10行目、「7J)らみ糸は」と
あるを「からみ糸としては」に補正する。 (ホ)明細省第16負、16行目、「張独力」とあるを
r高強力」に補正する。 (へ)明細書第22頁、2行目、「可能にする。」の後
に次の記載を挿入する。「また、外表面が絶縁性である
ので、縫製時において、高周波ウエルダーを用いて縫製
できるのも大きな特徴である。」 (3)明測曹第22頁、8行目、「半導電性」とあるを
「絶縁性」に補正する。 7、添1!f:I沓類の目録 補正特許請求の範囲 1通 2、特許請求の範囲 18 導電性を有するシート部を絶縁性シート部で被覆
してなるフレキシブルシート。 2、導電性を有するシート部の固有抵抗1旺が106Ω
・ω以下である特許請求の範囲第1項記載のフレキシブ
ルシート。 3、導電性を有するシート部の固有抵抗値が10’Ω・
副以下である特許請求の範囲第2項記載のフレキシブル
シート。 4、絶縁性シート部の固有抵抗値が10”Ω・α以上で
ある特許請求の範囲第1項記載のフレキシブルシート。 5、絶縁性シート部の固有抵抗値が1010Ω・m以上
である特許請求の範囲第4項記載の7レキシプルシート
。 6、絶縁性シート部の固有抵抗値が10I0〜1018
Ω・口である特許請求の範囲第5項記載のフレキシブル
シート。 7、補強材を更に含む特許請求のj11α囲第1項記載
のフレキシブルシート。 8、補強材が繊維性基布からなる特許請求の範囲第7項
記載のフレキシブルシート。 9、lil、雌性基布が、互いに平行に配列された多数
の経糸からなる経糸層と、前記経糸と直交するように、
互いに平行に配列された多数の緯糸からなる緯糸層と、
前記経糸と緯糸とを、それらの交差点でからみ結合する
からみ糸とからなる特殊構造織物基布である特許請求の
範囲第8項記載のフレキシブルシート。 手続補正書(自発) 昭和58年11月7 日 特許庁長官若 杉 和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特許願 第165860 号2、発明の名
称 フレキシブルシート 3、補正をする者 事件との関係−特許出願人 名称 平岡織染株式会礼 4、代理人 5、補正の対象 (1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄(2) 明細
書の1発明の詳細な説明」の欄6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通シ補正する。 (2)(イ) 明細書第6頁、5行目、「いてもよい。 」の後に次の記載を挿入する。「また、用途や目的によ
シ、これら々トリックスが気泡を含有していてもよく、
あるいは多孔質であってもよい。」 (ロ) 明細書第6頁、17行目、「いる。」の後に次
の記載を挿入する。「第2図の如き構成の場合、使用条
件が表裏面で異なるような環境で使用するときは、その
安全性や効果を確笑に達成することができ、特に過酷な
使用条件下において好ましいものである。」7、添附書
類の目録 補正特許請求の範囲 1通 2、特許請求の範囲 1、導電性を有するシート部を絶縁性シート部で被覆し
てなるフレキシブルシート。 2、導電性を有するシート部の固有抵抗値が108Ω・
α以下である特許請求の範囲第1項記載のフレキシブル
シート。 3、導電性を有するシート部の固有抵抗値が105Ω・
釧以下である特許請求の範囲第2項記載のフレキシブル
シート。 4、絶縁性シート部の固有抵抗値が108Ω・m以上で
ある特許請求の範囲第1項記載の7レキシブルシート。 5、絶縁性シート部の固有抵抗値が1o10Ω・α以上
である特許請求の範囲第4項記載のフレキシブルシート
。 6 絶縁性シート部の固有抵抗値が1010〜10 Ω
・(7)である特許請求の範囲第5項記載のフレキシブ
ルシート。 7、補強材を更に含む特許請求の範囲第1項記載のフレ
キシブルシート。 8 補強材が繊維性基布からなる特許請求の範囲第7項
記載のフレキシブルシート。 9 繊維性基布が、互いに平行に配列された多数の経糸
からなる経糸層と、前記経糸と直交するように、互いに
平行に配列された多数の緯糸からなる緯糸層と、前記経
糸と緯糸とを、それらの交差点でからみ結合するからみ
糸とからなる特殊構造織物基布である特許請求の範囲第
8項記載のフレキシブルシート。 10、導電性を有するシート部が複数層存在する特許請
求の範囲第1項記載のフレキシブルシート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性を有するシート部を絶縁性シート部で被覆し
    てなるフレキシブルシート。 2、導JFt性を有するシート部の固有抵抗値が108
    0・m以下である%許請求の範囲第1項記載のフレキシ
    ブルシート。 3.4′屯性を有するシート部の固有抵抗値が100・
    m以下である特許請求の範囲第2項記載のフレキシブル
    シート。 4、絶縁性シート部の固有抵抗値がlo8Ω・m以下で
    ある特許請求の範囲第1項記載のフレキシブルシート。 5、絶縁性シート部の固有抵抗値が10100・m以上
    である特許請求の範囲第4項記載の7レキシプルシート
    ・。 6、i酸性シート部の固有抵抗値が1010〜1018
    Ω、鋸である特許請求の範囲第5項記載の7レキシプル
    シート。 7、補強材を更に含む特許請求の範囲第1項記載の7レ
    キシプルシート。 8、補強材か繊維性基布からなる特許請求の範囲第7項
    記載のフレキシブルシート。 9、@雌性基布が、互いに平行に配列された多数の経糸
    から経糸層と、前記経糸と直焚するように、互いに平行
    に配列された多数の緯糸からなる緯糸層と、前記経糸と
    緯糸とを、それらの交差点でからみ結合するからみ糸と
    からなる特殊構造織物基布である特許請求の範囲第8項
    記載のフレキシブルシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586200A (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 防衛庁技術研究本部長 電波吸収体

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