JPS586200A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
- Publication number
- JPS586200A JPS586200A JP10225481A JP10225481A JPS586200A JP S586200 A JPS586200 A JP S586200A JP 10225481 A JP10225481 A JP 10225481A JP 10225481 A JP10225481 A JP 10225481A JP S586200 A JPS586200 A JP S586200A
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- Japan
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- radio wave
- wave absorber
- resin
- ferromagnetic powder
- inorganic
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般に電波吸収体に関し、詳しくは強磁性体粉
末を混入した熱硬化性樹脂を用いる電波吸収体に関する
。
末を混入した熱硬化性樹脂を用いる電波吸収体に関する
。
従来この種の電波吸収体としては、金属板・と該金属板
に積層される電波吸収層とからなる第１図に示されるご
ときものがある。第（１図において、１は金属板、２は
電波吸収層で、これはフェライトあるいはカーボニル鉄
等の強磁性体粉末を混入したエポキシ樹脂あるいはゴム
等で構成される。このような構成で、吸収層２の材料定
数と厚さを適切に選び、入射波ａによる表面反射波すと
吸収層２内を通過して金属板１で反射された電波ｂｌ
（第２次反射波）とが吸収層２０表面で振幅が等しく位
相が１８０°異なるようにし、電磁波の反射を抑圧する
。この電波吸収体は船舶レーダの偽像防止用、又はパラ
ボラアンテナのサイドロープ防止用として多く使われて
いる。
に積層される電波吸収層とからなる第１図に示されるご
ときものがある。第（１図において、１は金属板、２は
電波吸収層で、これはフェライトあるいはカーボニル鉄
等の強磁性体粉末を混入したエポキシ樹脂あるいはゴム
等で構成される。このような構成で、吸収層２の材料定
数と厚さを適切に選び、入射波ａによる表面反射波すと
吸収層２内を通過して金属板１で反射された電波ｂｌ
（第２次反射波）とが吸収層２０表面で振幅が等しく位
相が１８０°異なるようにし、電磁波の反射を抑圧する
。この電波吸収体は船舶レーダの偽像防止用、又はパラ
ボラアンテナのサイドロープ防止用として多く使われて
いる。
しかしながら、電波吸収体は主に屋外で用いられること
、及び構造物又は建築物の一部として用られることがら
、従来のゴム又はエポキシ樹脂を基材としたものでは耐
久性及び機械的強度の点で問題があシ、従って構造物と
してそのまま用いることの出来る高信頼性、高強度の電
波吸収体が望まれていた。
、及び構造物又は建築物の一部として用られることがら
、従来のゴム又はエポキシ樹脂を基材としたものでは耐
久性及び機械的強度の点で問題があシ、従って構造物と
してそのまま用いることの出来る高信頼性、高強度の電
波吸収体が望まれていた。
従って本発明は従来の技術の上記欠点を改善するもので
、その目的は構造物としてその１１使用可能な高強度、
高信頼性の電波吸収体を提供することにある。この目的
を達成するだめの本発明の特徴は、絶縁性を有する樹脂
中に強磁性体粉末を混入し、さらに無機又は有機繊維を
ふくませて構造体として使用される電波吸収体にある。
、その目的は構造物としてその１１使用可能な高強度、
高信頼性の電波吸収体を提供することにある。この目的
を達成するだめの本発明の特徴は、絶縁性を有する樹脂
中に強磁性体粉末を混入し、さらに無機又は有機繊維を
ふくませて構造体として使用される電波吸収体にある。
以下図面により本発明を説明する。
第２図は本発明による電波吸収体の構成例で、基材の樹
脂１０と、その中に分散して混入された強磁性体粉末１
２と、層状にがさねられた無機又は有機の繊維１４とか
ら構成される。樹脂１０としてはエポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が
用いられる。また、強磁性体粉末１２としてはフェライ
ト粉末、繊維１４としてはガラス繊維ケプラー繊維、ア
ルミナ繊維、ジルコニア、ホウ素等の無機又は有機繊維
を用いることが出来る。
脂１０と、その中に分散して混入された強磁性体粉末１
２と、層状にがさねられた無機又は有機の繊維１４とか
ら構成される。樹脂１０としてはエポキシ樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂が
用いられる。また、強磁性体粉末１２としてはフェライ
ト粉末、繊維１４としてはガラス繊維ケプラー繊維、ア
ルミナ繊維、ジルコニア、ホウ素等の無機又は有機繊維
を用いることが出来る。
なお好ましくは前記構造体はカーボン繊維クロス入シ耐
熱エポキシ板のごとき導電性裏打ち°支持板１６により
貼着支持される。
熱エポキシ板のごとき導電性裏打ち°支持板１６により
貼着支持される。
以上の説明で明らかなよ°うに、本発明では樹脂を基板
として電波吸収体を構成し、その中に、それを強化する
無機又は有機繊維を含ませるので、機械的強度は増大し
、又弾性率−も金属に近くなるので金属に代わる構造物
として使用することが出来る。このように構成された電
波吸収体は以下にのべる実施例で明らかなように電波吸
収体として有効に動作する。
として電波吸収体を構成し、その中に、それを強化する
無機又は有機繊維を含ませるので、機械的強度は増大し
、又弾性率−も金属に近くなるので金属に代わる構造物
として使用することが出来る。このように構成された電
波吸収体は以下にのべる実施例で明らかなように電波吸
収体として有効に動作する。
（実施例）
基板の樹脂１０としてエポキシ樹脂、強磁性体粉末１２
としてＭｎ−Ｚｎ系フェライト粉末（１６ｖｏｌ剣、繊
維１４としてガラス繊維のクロスを用いて電波吸収体単
体を構成し、導電性裏打ち支持板１６を貼着して第２図
に示すごとき電波吸収体を製作し、その電波吸収量を反
射減衰特性の値で測定したところ第３図に示すような結
果を得た。第３図において横軸は周波数（ＧＨｚ）、た
て軸は反射減衰量（ｄＢ）を示す。
としてＭｎ−Ｚｎ系フェライト粉末（１６ｖｏｌ剣、繊
維１４としてガラス繊維のクロスを用いて電波吸収体単
体を構成し、導電性裏打ち支持板１６を貼着して第２図
に示すごとき電波吸収体を製作し、その電波吸収量を反
射減衰特性の値で測定したところ第３図に示すような結
果を得た。第３図において横軸は周波数（ＧＨｚ）、た
て軸は反射減衰量（ｄＢ）を示す。
第５図から明らかなごとく、この電波吸収体は９ ＧＨ
ｚから１０ＧＨ２の周波数範囲において、反射減衰量が
約２０ｄＢ以上で優れた電波吸収特性を示した。この特
性は従来のゴムフェライト等の複合電波吸収体と同等の
結果であるＯさらに電波吸収体単体（裏打ち支持板１６
を具備しない構造）の機械的特性を測定したところ、引
張り強度２０ 呻／ｌａ、曲げ強度５０１ｔ４／Ｊ 、
曲げ弾性率２ Ｑ ＯＯｋｐ／−が得られ、構造材とし
ても優れていることが明らかとなった。これらの機械的
４ｉ１は従来のゴムフェライト等による複合電波吸収体
に比べてはるかに優れている。
ｚから１０ＧＨ２の周波数範囲において、反射減衰量が
約２０ｄＢ以上で優れた電波吸収特性を示した。この特
性は従来のゴムフェライト等の複合電波吸収体と同等の
結果であるＯさらに電波吸収体単体（裏打ち支持板１６
を具備しない構造）の機械的特性を測定したところ、引
張り強度２０ 呻／ｌａ、曲げ強度５０１ｔ４／Ｊ 、
曲げ弾性率２ Ｑ ＯＯｋｐ／−が得られ、構造材とし
ても優れていることが明らかとなった。これらの機械的
４ｉ１は従来のゴムフェライト等による複合電波吸収体
に比べてはるかに優れている。
以上詳しく説明したごとく、本発明によれば、電磁気的
性質及び機械的性質が共に優れ、構造物の一部として十
分に使用可能な電波吸収体を提供出来る。
性質及び機械的性質が共に優れ、構造物の一部として十
分に使用可能な電波吸収体を提供出来る。
第１図は従来の電波吸収体の構造例、第２図は本発明の
電波吸収体の構造例、第３図は本発明の実施例で示した
電波吸収体の電波吸収特性を示す曲線である。 １；金属板、 ２゛；電波吸収層、１０：樹脂
Ｘ １２°：強磁性体粉末、１４；繊維、
１６；裏打ち支持板。 特許出願人 防衛庁技術研究本部 東京電気化学工業株式会社 三菱重工業株式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 第１頁の続き ０発 明 者 稲垣登治 名古屋市港区大江町１０番地三菱 重工業株式会社名古屋航空機製 作所内 ■出 願 人 東京電気化学工業株式会社東京都中央区
日本橋１丁目１３番 １号 ■出 願 人 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内２丁目５ 番１号
電波吸収体の構造例、第３図は本発明の実施例で示した
電波吸収体の電波吸収特性を示す曲線である。 １；金属板、 ２゛；電波吸収層、１０：樹脂
Ｘ １２°：強磁性体粉末、１４；繊維、
１６；裏打ち支持板。 特許出願人 防衛庁技術研究本部 東京電気化学工業株式会社 三菱重工業株式会社 特許出願代理人 弁理士 山 本 恵 − 第１頁の続き ０発 明 者 稲垣登治 名古屋市港区大江町１０番地三菱 重工業株式会社名古屋航空機製 作所内 ■出 願 人 東京電気化学工業株式会社東京都中央区
日本橋１丁目１３番 １号 ■出 願 人 三菱重工業株式会社 東京都千代田区丸の内２丁目５ 番１号
Claims (2)
- （１）絶縁性を有する樹脂と、該樹脂に混入される強磁
性体粉末及び無機繊維又は有機繊維で構成されることを
特徴とする電波吸収体。 - （２）絶縁性を有する樹脂と、該樹脂に混入多れる強磁
性体粉末及び無機繊維又は有機繊維と、該樹脂に貼着さ
れた裏打ち支持板で構成されることを特徴とする電波吸
収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225481A JPS586200A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 電波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10225481A JPS586200A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 電波吸収体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS586200A true JPS586200A (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=14322452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10225481A Pending JPS586200A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586200A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58170100A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | 日本電気株式会社 | 電波吸収材料 |
| JPS6030599U (ja) * | 1983-08-08 | 1985-03-01 | 株式会社トキメック | 共振型電波吸収体 |
| JPS6058839A (ja) * | 1983-09-10 | 1985-04-05 | 平岡織染株式会社 | 電気および電磁波障害防止フレキシブルシート |
| JPS60116437A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 平岡織染株式会社 | 電気および電磁波障害防止フレキシブルシ−ト |
| JPS6126670A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-05 | Fujikura Rubber Ltd | 電磁波遮蔽用組成物 |
| JPS61155452A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Fujikura Rubber Ltd | 電磁波遮蔽用組成物 |
| JPH02229497A (ja) * | 1990-01-04 | 1990-09-12 | Hiraoka & Co Ltd | 電気、および電磁波障害防止フレキシブルシート |
| JP2007258623A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Tdk Corp | 電波吸収材、電波吸収積層材、電波吸収体及び電波吸収体の製造方法 |
| JP2017085019A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 横浜ゴム株式会社 | 電波吸収体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5460504A (en) * | 1977-10-24 | 1979-05-16 | Toray Industries | Radio wave shielding material |
| JPS5473300A (en) * | 1977-11-24 | 1979-06-12 | Toray Industries | Radio shield material |
| JPS5536987A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 | Yokohama Rubber Co Ltd | Radio wave absorber composition |
-
1981
- 1981-07-02 JP JP10225481A patent/JPS586200A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5460504A (en) * | 1977-10-24 | 1979-05-16 | Toray Industries | Radio wave shielding material |
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| JPS5536987A (en) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 | Yokohama Rubber Co Ltd | Radio wave absorber composition |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58170100A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | 日本電気株式会社 | 電波吸収材料 |
| JPS6030599U (ja) * | 1983-08-08 | 1985-03-01 | 株式会社トキメック | 共振型電波吸収体 |
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| JPH025319B2 (ja) * | 1983-09-10 | 1990-02-01 | Hiraoka Shokusen | |
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| JPS6325627B2 (ja) * | 1984-07-16 | 1988-05-26 | Fujikura Rubber Works Ltd | |
| JPS61155452A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-15 | Fujikura Rubber Ltd | 電磁波遮蔽用組成物 |
| JPH0361707B2 (ja) * | 1984-12-27 | 1991-09-20 | Fujikura Rubber Works Ltd | |
| JPH02229497A (ja) * | 1990-01-04 | 1990-09-12 | Hiraoka & Co Ltd | 電気、および電磁波障害防止フレキシブルシート |
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| JP2017085019A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 横浜ゴム株式会社 | 電波吸収体 |
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