JPS6058528B2 - 複合磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
複合磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPS6058528B2 JPS6058528B2 JP50123232A JP12323275A JPS6058528B2 JP S6058528 B2 JPS6058528 B2 JP S6058528B2 JP 50123232 A JP50123232 A JP 50123232A JP 12323275 A JP12323275 A JP 12323275A JP S6058528 B2 JPS6058528 B2 JP S6058528B2
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- Japan
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- head
- magnetic material
- gap
- blocks
- magnetic
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
- G11B5/531—Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis
- G11B5/534—Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis inclined relative to the direction of movement of the tape, e.g. for helicoidal scanning
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気記録再生装置（以下ＶＴＲと略す）に使用
される複合磁気ヘッドに関し、特に回ｉ 警゛ −Ｌ、
、、一、１）一↓−ー１ゝ−レ ｌιιｉコする場合に
好適なＶＴＲ用複合磁気ヘッドに係る。
される複合磁気ヘッドに関し、特に回ｉ 警゛ −Ｌ、
、、一、１）一↓−ー１ゝ−レ ｌιιｉコする場合に
好適なＶＴＲ用複合磁気ヘッドに係る。
一般に合成テレビジョン信号を記録する場合、第１図に
示す如くヘリカルスキヤンニング回転２ヘッド方式では
同一平面上に１８００対向して配置されたヘッドＡとＢ
が使用される。
示す如くヘリカルスキヤンニング回転２ヘッド方式では
同一平面上に１８００対向して配置されたヘッドＡとＢ
が使用される。
また１フレーム毎に１フィールドをとび越して記録する
いわゆるフィールドスキップ方式では回転２ヘッド方式
の場合のテープ速度を１１２にしてヘッドＡのみを使用
することによつて次のフレームの１フィールドをテープ
上に記録するようになされており、回転２ヘッド方式に
比べ２倍の録画を行なうことができる。このフィールド
スキップ方式で録画したテープを再生する場合、ヘッド
Ａと同一平面上にあるヘッドＢとヘッドｃは第２図に示
すように配置される。即ちヘッドＢから所定距離１離し
て取り付けると同時にヘッドＡ、Ｂど段差れをつけて取
り付けられている。これによつてヘッドＡと同一トラッ
クをヘッドＣが連続してトレースし、同”期によるちら
つきの少ない画面が得られる。しかしながら上述したよ
うな作動を行なわせる場合、それぞれのヘッドを取付け
るのが極めて困難である。ヘッドＢとヘッドＣの距離１
はテープ速度、テープが斜めに巻きつけられて摺動する
ガイドシリンダ径、Ｈ（水平同期信号）ずれ数などによ
つて求められるが、距離１が小さい場合にはビデオヘッ
ドを取り付けるベース形状やビデオヘッドをなすチップ
形状などに制約を受けるため製作が困難であつた。また
ヘッドＣを取付ける場合、ヘッドＡ，Ｂとの高さｈを合
せるのみならず円周外方への突出度合や傾斜などを数μ
ｍ以内の精度で取付けなければならない。更にテープ上
への記録密度を高くすべくテープとヘッドの相対速度を
下げ、シリンダ径を小さくすると、ますます寸法、形状
的に製作が困難となり、ヘッド取付けに多大の時間を要
していた。本発明は上述した従来の欠点を改善すべく対
角上にヘッドギャップを有する一体化されたフィールド
スキップ併用型複合磁気ヘッドを提供するものである。
いわゆるフィールドスキップ方式では回転２ヘッド方式
の場合のテープ速度を１１２にしてヘッドＡのみを使用
することによつて次のフレームの１フィールドをテープ
上に記録するようになされており、回転２ヘッド方式に
比べ２倍の録画を行なうことができる。このフィールド
スキップ方式で録画したテープを再生する場合、ヘッド
Ａと同一平面上にあるヘッドＢとヘッドｃは第２図に示
すように配置される。即ちヘッドＢから所定距離１離し
て取り付けると同時にヘッドＡ、Ｂど段差れをつけて取
り付けられている。これによつてヘッドＡと同一トラッ
クをヘッドＣが連続してトレースし、同”期によるちら
つきの少ない画面が得られる。しかしながら上述したよ
うな作動を行なわせる場合、それぞれのヘッドを取付け
るのが極めて困難である。ヘッドＢとヘッドＣの距離１
はテープ速度、テープが斜めに巻きつけられて摺動する
ガイドシリンダ径、Ｈ（水平同期信号）ずれ数などによ
つて求められるが、距離１が小さい場合にはビデオヘッ
ドを取り付けるベース形状やビデオヘッドをなすチップ
形状などに制約を受けるため製作が困難であつた。また
ヘッドＣを取付ける場合、ヘッドＡ，Ｂとの高さｈを合
せるのみならず円周外方への突出度合や傾斜などを数μ
ｍ以内の精度で取付けなければならない。更にテープ上
への記録密度を高くすべくテープとヘッドの相対速度を
下げ、シリンダ径を小さくすると、ますます寸法、形状
的に製作が困難となり、ヘッド取付けに多大の時間を要
していた。本発明は上述した従来の欠点を改善すべく対
角上にヘッドギャップを有する一体化されたフィールド
スキップ併用型複合磁気ヘッドを提供するものである。
以下図面に従つて本発明を説明する。
第３図は本発明の一実施例を示す複合磁気ヘッドの平面
図である。第３図Ａは記録媒体（テープ）が接触するヘ
ッドギャップ面を示す正面図である。第３図Ｂは第３図
Ａの側面図である。図において、金属性またはフェライ
ト等からなる磁性材料体（又はコア）１，２，３，４が
それぞれ配置されている。ヘッド旦構成上外側に配置さ
れる２つの磁性材料体１，４にはそれぞれ対向して変換
電流が流れるコイル５，５″を巻回する切溝６，６″が
設け．られている。この外側の磁気材料体１，４の間に
あつて、それぞれヘッドギャップ７，７″を形成するよ
うに２つの磁気材料体２，３が背中合せに配置されてい
る。内側の２つの磁気材料体２，３は外側の磁気材料体
１，４と接合されてギャップ．７，７″を形成する側が
テープ面上に磁化トラック幅を決定するようにそれぞれ
磁気材料体２，３の中間に向つて断面楔形に切欠８，８
″が磁気材料体２，３の厚さ方向両側から設けられてい
る。内側の磁気材料体２，３の切欠８，８″が設けら・
れた側と外側の磁気材料体１，４の切溝６，６″が設け
られた側間には例えば有機接着剤、ガラスなどが埋め込
まれて接着され、それぞれ所定のギャップ７，７″が形
成されている。これによつて構成された２つのヘッドＨ
ｌ，Ｈ２は切欠８，８″と反対側を背中合せに配置され
、この間に例えば有機接着剤、ガラスなどが埋め込まれ
て接合され、空隙９が設けられている。
図である。第３図Ａは記録媒体（テープ）が接触するヘ
ッドギャップ面を示す正面図である。第３図Ｂは第３図
Ａの側面図である。図において、金属性またはフェライ
ト等からなる磁性材料体（又はコア）１，２，３，４が
それぞれ配置されている。ヘッド旦構成上外側に配置さ
れる２つの磁性材料体１，４にはそれぞれ対向して変換
電流が流れるコイル５，５″を巻回する切溝６，６″が
設け．られている。この外側の磁気材料体１，４の間に
あつて、それぞれヘッドギャップ７，７″を形成するよ
うに２つの磁気材料体２，３が背中合せに配置されてい
る。内側の２つの磁気材料体２，３は外側の磁気材料体
１，４と接合されてギャップ．７，７″を形成する側が
テープ面上に磁化トラック幅を決定するようにそれぞれ
磁気材料体２，３の中間に向つて断面楔形に切欠８，８
″が磁気材料体２，３の厚さ方向両側から設けられてい
る。内側の磁気材料体２，３の切欠８，８″が設けら・
れた側と外側の磁気材料体１，４の切溝６，６″が設け
られた側間には例えば有機接着剤、ガラスなどが埋め込
まれて接着され、それぞれ所定のギャップ７，７″が形
成されている。これによつて構成された２つのヘッドＨ
ｌ，Ｈ２は切欠８，８″と反対側を背中合せに配置され
、この間に例えば有機接着剤、ガラスなどが埋め込まれ
て接合され、空隙９が設けられている。
この場合ヘッドＨ１とＨ２のギャップ７，７″部分が所
定の距離１と段差ｈをもたせて配置されている。このヘ
ッドＨ１とＨ２の段差ｈおよびギャップ７，７″間の距
離１は次式を満足する値に選ぶ必要がある。Ｖｔ＝テー
プスピード α＝０．飄１．飄２．５ θｏ＝走行静止角 φ＝シリンダ径 なお、ＦｖおよびＮＨはそれぞれ垂直走査周波数と水平
走査周波数を示し、各テレビジョン標準方式によつて自
由に変えることができる。
定の距離１と段差ｈをもたせて配置されている。このヘ
ッドＨ１とＨ２の段差ｈおよびギャップ７，７″間の距
離１は次式を満足する値に選ぶ必要がある。Ｖｔ＝テー
プスピード α＝０．飄１．飄２．５ θｏ＝走行静止角 φ＝シリンダ径 なお、ＦｖおよびＮＨはそれぞれ垂直走査周波数と水平
走査周波数を示し、各テレビジョン標準方式によつて自
由に変えることができる。
次にこの複合磁気ヘッドＨをヘリカルスキヤンニング回
転２ヘッド方式とフィールドスキップ方式を併用した磁
気記録再生装置に使用した場合について述べる。
転２ヘッド方式とフィールドスキップ方式を併用した磁
気記録再生装置に使用した場合について述べる。
この２つの方式を併用して使用する場合、第１図に示す
ヘッドＡの他にヘッドＢ，Ｃの代りに上記複合磁気ヘッ
ドＨを装着する。この場合ヘッドＢの位置に複合磁気ヘ
ッドＨの例えばヘッドＨ２がヘッドＡと１８０ヘの角度
位置になるように配置される。これによつて簡単にヘッ
ドＨ１はヘッドＨ２から所定の距離１と段差ｈの位置に
配置される。そこで、円筒状上下シリンダ（図示せず）
の外周に渡つて斜めに巻き付いて走行するテープ（図示
せず）に、上下シリンダの間に同心的に配置されてシリ
ンダの円周外方へわずかに突出するように回転板の端縁
に装着されたヘッドＡおよび複合ヘッドＨ２が回転して
接触し、回転２ヘッド方式の場合、ヘッドＡと複合ヘッ
ドＨの一方のヘッド↓によつてテレビジョン信号の全て
のフレームとフィールドが記録、再生される。この時複
合ヘッドＨの他方のヘッドＨ１は回路的に遮断されてお
り、このヘッドＨ１のトレースによる磁束によつても空
隙９でクロストークは防止される。次にフィールドスキ
ップ方式で記録する場合にはヘッドＡのみによつてテレ
ビジョン信号の各フレーム中の奇数と偶数フィールドの
いずれか一方のフィールドのみテープ上に順次記録され
る。これを再生するにはヘッドＡと記録時に非動作状態
にあつた複合ヘッドＨのヘッドＨ１部分のみを動作させ
ると、走行しているテープの同一トラック上をヘッドＡ
とヘッドＨ１部分が追随してトレースして再生画面が得
られる。この時複合ヘッドＨのヘッドＨ２部分は非動作
状態にあり、このヘッドＨ２部分で発生した磁束は空隙
９によつて防止され、他方のヘッドＨ１部分に影響を及
ぼすことはない。この時のクロストークと空隙長との関
係を測定した結果は第４図に示す通りである。
ヘッドＡの他にヘッドＢ，Ｃの代りに上記複合磁気ヘッ
ドＨを装着する。この場合ヘッドＢの位置に複合磁気ヘ
ッドＨの例えばヘッドＨ２がヘッドＡと１８０ヘの角度
位置になるように配置される。これによつて簡単にヘッ
ドＨ１はヘッドＨ２から所定の距離１と段差ｈの位置に
配置される。そこで、円筒状上下シリンダ（図示せず）
の外周に渡つて斜めに巻き付いて走行するテープ（図示
せず）に、上下シリンダの間に同心的に配置されてシリ
ンダの円周外方へわずかに突出するように回転板の端縁
に装着されたヘッドＡおよび複合ヘッドＨ２が回転して
接触し、回転２ヘッド方式の場合、ヘッドＡと複合ヘッ
ドＨの一方のヘッド↓によつてテレビジョン信号の全て
のフレームとフィールドが記録、再生される。この時複
合ヘッドＨの他方のヘッドＨ１は回路的に遮断されてお
り、このヘッドＨ１のトレースによる磁束によつても空
隙９でクロストークは防止される。次にフィールドスキ
ップ方式で記録する場合にはヘッドＡのみによつてテレ
ビジョン信号の各フレーム中の奇数と偶数フィールドの
いずれか一方のフィールドのみテープ上に順次記録され
る。これを再生するにはヘッドＡと記録時に非動作状態
にあつた複合ヘッドＨのヘッドＨ１部分のみを動作させ
ると、走行しているテープの同一トラック上をヘッドＡ
とヘッドＨ１部分が追随してトレースして再生画面が得
られる。この時複合ヘッドＨのヘッドＨ２部分は非動作
状態にあり、このヘッドＨ２部分で発生した磁束は空隙
９によつて防止され、他方のヘッドＨ１部分に影響を及
ぼすことはない。この時のクロストークと空隙長との関
係を測定した結果は第４図に示す通りである。
空隙長は必要に応じて電気的特性を満足する長さに選べ
ばよい。次に本発明による複合磁気ヘッドの製造方法に
ついて述べる。
ばよい。次に本発明による複合磁気ヘッドの製造方法に
ついて述べる。
第５図は製造方法を説明するための斜視図である。例え
ば単結晶フェライト等の磁気材料より成る直方体の磁気
材料体１１，１２，１３，１４が用意され、互いに対向
する側面がラッピング等によつて超仕上げされる。磁気
材料体１１，１４には巻線を施す切溝１６，１６″がそ
れぞれ設けられている。この切溝１６，１『は同時に磁
気材料体１２，１３と夫々接合してギャップ７，７″の
深さ即ちギャップデプス２０のデプスエンド２１を決定
するように設けられる。磁気材料体１１，１４の切溝１
６，１６″側に接合されるそれぞれの磁気材料体１２，
１３には同様に隣接した一方の面から他方の面に渡つて
角部に等間隔に同一長さの稜線を残して切欠１８，１８
″が断面楔形に複数個設けられる。この切欠１８，１『
は切溝１６，１６″が設けられた磁気材料体１１，１４
と対向して接合された場合、対向する側面で切溝１６，
１６″の中間に達する深さに設けられている。これによ
つて前記角部にはテープ上のトラック幅を決定するギャ
ップ７，７″を構成する突起２２，２２″が等間隔に複
数個設けられることになる。これら切欠１８，１『には
有機材、ガラス等が溶融されて埋め込まれる。その後、
磁気材料体１１，１２，１３，１４の切溝１６，１６″
が設けられた磁気材料体１１，１４と切欠１８，１『が
設けられた磁気材料体１２，１３を組合せて２つのブロ
ック２３，２３″を構成させる。この場合、磁気材料体
１１，１２，１３，１４の切溝１６，１『と切欠１８，
１『のあるそれぞれの側面を対向させて配置し、この側
面間に有機接着剤又はガラスを用いて互いに接着させる
。次に２つのブロック２３，２３″の磁気材料体１２，
１３を背中合せに対向させる。
ば単結晶フェライト等の磁気材料より成る直方体の磁気
材料体１１，１２，１３，１４が用意され、互いに対向
する側面がラッピング等によつて超仕上げされる。磁気
材料体１１，１４には巻線を施す切溝１６，１６″がそ
れぞれ設けられている。この切溝１６，１『は同時に磁
気材料体１２，１３と夫々接合してギャップ７，７″の
深さ即ちギャップデプス２０のデプスエンド２１を決定
するように設けられる。磁気材料体１１，１４の切溝１
６，１６″側に接合されるそれぞれの磁気材料体１２，
１３には同様に隣接した一方の面から他方の面に渡つて
角部に等間隔に同一長さの稜線を残して切欠１８，１８
″が断面楔形に複数個設けられる。この切欠１８，１『
は切溝１６，１６″が設けられた磁気材料体１１，１４
と対向して接合された場合、対向する側面で切溝１６，
１６″の中間に達する深さに設けられている。これによ
つて前記角部にはテープ上のトラック幅を決定するギャ
ップ７，７″を構成する突起２２，２２″が等間隔に複
数個設けられることになる。これら切欠１８，１『には
有機材、ガラス等が溶融されて埋め込まれる。その後、
磁気材料体１１，１２，１３，１４の切溝１６，１６″
が設けられた磁気材料体１１，１４と切欠１８，１『が
設けられた磁気材料体１２，１３を組合せて２つのブロ
ック２３，２３″を構成させる。この場合、磁気材料体
１１，１２，１３，１４の切溝１６，１『と切欠１８，
１『のあるそれぞれの側面を対向させて配置し、この側
面間に有機接着剤又はガラスを用いて互いに接着させる
。次に２つのブロック２３，２３″の磁気材料体１２，
１３を背中合せに対向させる。
この際、各ブロック２３，２３″の一側面でヘッドキャ
ップ７，７″と直交するヘッドギャップ７，７″をなす
突起２２，２２″の中心線間の間隔即ち段差ｈが前記（
１）式を満足する値になるように各ブロック２３，２３
″をずらして配置し、同時に２つのブロック２３，２３
″が対向してなす空隙１９にＣｒ，Ｔｉ，Ｃｕ等の非磁
性金属板をはさんで、ブロック２３，２３″を有機接着
剤又はガラスで接合する。この場合、一方のブロック２
３の磁気材料体１２の厚さΔ１１と他方のブロック２３
″の磁気材料体１３の厚さΔ１。および空隙１９の幅Δ
ｔの和が前記（２）式を満足する距離１にする。その後
、第３図に示すような複合磁気ヘッドＨを得るため２つ
のブロック２３，２３″の空隙１９と直交する方向にブ
ロックを所定の位置で切断して細分化し、テープ摺動面
、側面などを所定の形状に仕上げ、巻線が施される。こ
のようにして形成されたヘッドチップは使用時必要に応
じてヘッドベースなどに貼付けて用いられる。なお、上
述した本発明は一実施例であつて段差・ｈど距離１を満
足すればよい。
ップ７，７″と直交するヘッドギャップ７，７″をなす
突起２２，２２″の中心線間の間隔即ち段差ｈが前記（
１）式を満足する値になるように各ブロック２３，２３
″をずらして配置し、同時に２つのブロック２３，２３
″が対向してなす空隙１９にＣｒ，Ｔｉ，Ｃｕ等の非磁
性金属板をはさんで、ブロック２３，２３″を有機接着
剤又はガラスで接合する。この場合、一方のブロック２
３の磁気材料体１２の厚さΔ１１と他方のブロック２３
″の磁気材料体１３の厚さΔ１。および空隙１９の幅Δ
ｔの和が前記（２）式を満足する距離１にする。その後
、第３図に示すような複合磁気ヘッドＨを得るため２つ
のブロック２３，２３″の空隙１９と直交する方向にブ
ロックを所定の位置で切断して細分化し、テープ摺動面
、側面などを所定の形状に仕上げ、巻線が施される。こ
のようにして形成されたヘッドチップは使用時必要に応
じてヘッドベースなどに貼付けて用いられる。なお、上
述した本発明は一実施例であつて段差・ｈど距離１を満
足すればよい。
例えば切欠はいずれのまたは両方の磁気材料体に設けて
もよい。またそれぞれの磁気材料体の接着する順序は所
定の段差と距離が得られれば自由である。更にガラス等
が埋め込まれる切欠が低域信号で仮想ギャップ；を成す
ことを軽減する目的で第６図に示すようにギャップの磁
気材料体の厚さ方向の一端側にのみ切欠を設けることも
できる。また更にブロック間の空隙は細分化しても接合
された状態にあれば部分的に非磁性材料の介在しない空
隙があつてもよ）い。以上詳述したように本発明によれ
ばヘリカルスキヤンニング回転２ヘッド方式（フルフィ
ールド）とフィールドスキップ方式を併用する場合、一
体化されているためヘッドチップが小さくても強靭にな
り、ヘッド回転板体に従来の回転２ヘッド方式の場合と
同様に簡単に取付けられる。
もよい。またそれぞれの磁気材料体の接着する順序は所
定の段差と距離が得られれば自由である。更にガラス等
が埋め込まれる切欠が低域信号で仮想ギャップ；を成す
ことを軽減する目的で第６図に示すようにギャップの磁
気材料体の厚さ方向の一端側にのみ切欠を設けることも
できる。また更にブロック間の空隙は細分化しても接合
された状態にあれば部分的に非磁性材料の介在しない空
隙があつてもよ）い。以上詳述したように本発明によれ
ばヘリカルスキヤンニング回転２ヘッド方式（フルフィ
ールド）とフィールドスキップ方式を併用する場合、一
体化されているためヘッドチップが小さくても強靭にな
り、ヘッド回転板体に従来の回転２ヘッド方式の場合と
同様に簡単に取付けられる。
この取付けに際しても複合ヘッド製作時に互いのヘッド
間の段差および間隔を精密に寸法、形状的に形成できる
ので従来のように互いのヘッドの突出度合、傾斜、間隔
および段差を調整する面倒さがないのでわずかの時間で
すみ、特に補修時等に簡便である。また２つの方式を併
用する場合、複合ヘッドの一方のヘッドは非動作状態に
置かれるがギャップがテープ上のトラックをトレースす
るため磁束を発生するが２つのヘッド間にこれらヘッド
を接合する非磁性の空隙が設けられているため隣りの動
作しているヘッドにクロストークなどの影響を及ぼすこ
とはほとんどない。この空隙は特に２つの方式を併用し
た場合、画面に縞の防害を発生させないためにも重要で
ある。更に製作時２つのブロック間に段差をつけること
は極めて簡単にでき、空隙をもつて接合させればよいの
で従来の単体ヘッドに比べ精密で、簡単である。図面の
簡単な説明第１図は従来のヘリカルスキヤンニング回転
２ヘッド方式とフィールドスキップ方式を併用した磁気
記録再生装置の回転ヘッドの位置関係を示す平面図、第
２図は第１図の隣接する２つのヘッドの段差と間隔を示
す拡大平面図、第３図Ａ，Ｂは本発明による複合磁気ヘ
ッドの記録媒体摺動面を示す平面図とヘッドの側面図、
第４図は本発明による複合磁気ヘッドのヘッド間にある
空隙長とクロストークの関係を示すグラフ、第５図は本
発明による複合磁気ヘッドの製造方法を説明するための
斜視図、第６図は本発明による複合磁気ヘッドの他の実
施例による記録媒体摺動面を示す平面図を夫々示す。
間の段差および間隔を精密に寸法、形状的に形成できる
ので従来のように互いのヘッドの突出度合、傾斜、間隔
および段差を調整する面倒さがないのでわずかの時間で
すみ、特に補修時等に簡便である。また２つの方式を併
用する場合、複合ヘッドの一方のヘッドは非動作状態に
置かれるがギャップがテープ上のトラックをトレースす
るため磁束を発生するが２つのヘッド間にこれらヘッド
を接合する非磁性の空隙が設けられているため隣りの動
作しているヘッドにクロストークなどの影響を及ぼすこ
とはほとんどない。この空隙は特に２つの方式を併用し
た場合、画面に縞の防害を発生させないためにも重要で
ある。更に製作時２つのブロック間に段差をつけること
は極めて簡単にでき、空隙をもつて接合させればよいの
で従来の単体ヘッドに比べ精密で、簡単である。図面の
簡単な説明第１図は従来のヘリカルスキヤンニング回転
２ヘッド方式とフィールドスキップ方式を併用した磁気
記録再生装置の回転ヘッドの位置関係を示す平面図、第
２図は第１図の隣接する２つのヘッドの段差と間隔を示
す拡大平面図、第３図Ａ，Ｂは本発明による複合磁気ヘ
ッドの記録媒体摺動面を示す平面図とヘッドの側面図、
第４図は本発明による複合磁気ヘッドのヘッド間にある
空隙長とクロストークの関係を示すグラフ、第５図は本
発明による複合磁気ヘッドの製造方法を説明するための
斜視図、第６図は本発明による複合磁気ヘッドの他の実
施例による記録媒体摺動面を示す平面図を夫々示す。
１，２，３，４，１１，１２，１３，１４・・・磁気材
料体、６，６″，１６，１６″・・・切溝、７，７″，
１７，１７″・・・ギャップ、８，８″，１８，１『・
・・切欠、９，１９・・・空隙、２２，２２″・・・突
起。
料体、６，６″，１６，１６″・・・切溝、７，７″，
１７，１７″・・・ギャップ、８，８″，１８，１『・
・・切欠、９，１９・・・空隙、２２，２２″・・・突
起。
Claims (1)
- １ 少なくとも隣接する面に渡つて等間隔で同一幅の稜
線を残して複数の切欠を設け、この切欠に非磁性材料を
充填し、これら切欠間に形成された複数の突起を有する
一方の磁性材料体と、この磁性材料体の突起と接合され
てヘッドギャップを形成する巻線用切溝が設けられた他
の磁性材料体とによるブロックを複数設け、これらブロ
ックの前記一方の磁性材料を互いに背中合わせにしてブ
ロック間の突起を正対向しないようにずらし、且つブロ
ック間に非磁性の空隙を設けてブロックを接合し、前記
ヘッドギャップの両側に非磁性材料が残るように接合さ
れたブロックの空隙と交叉する方向に細分化してヘッド
チップを形成するようにしたことを特徴とする複合磁気
ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50123232A JPS6058528B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50123232A JPS6058528B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5248305A JPS5248305A (en) | 1977-04-18 |
| JPS6058528B2 true JPS6058528B2 (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=14855459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50123232A Expired JPS6058528B2 (ja) | 1975-10-15 | 1975-10-15 | 複合磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058528B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634128A (en) * | 1979-08-23 | 1981-04-06 | Rca Corp | Multiple magnetic head for record*reproduction device |
| JPS58199429A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-19 | Hitachi Denshi Ltd | マルチチヤネル用ヘツド製作法 |
| JPS60163214A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-26 | Canon Electronics Inc | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4831243A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-24 | ||
| JPS4984121A (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-13 |
-
1975
- 1975-10-15 JP JP50123232A patent/JPS6058528B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4831243A (ja) * | 1971-08-25 | 1973-04-24 | ||
| JPS4984121A (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5248305A (en) | 1977-04-18 |
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