JP2002216313A - マルチ磁気記録ヘッド並びにこれを用いた磁気記録方法及び磁気記録装置 - Google Patents

マルチ磁気記録ヘッド並びにこれを用いた磁気記録方法及び磁気記録装置

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JP2002216313A
JP2002216313A JP2001006750A JP2001006750A JP2002216313A JP 2002216313 A JP2002216313 A JP 2002216313A JP 2001006750 A JP2001006750 A JP 2001006750A JP 2001006750 A JP2001006750 A JP 2001006750A JP 2002216313 A JP2002216313 A JP 2002216313A
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Tadashi Osue
匡 尾末
Yutaka Hayata
裕 早田
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Sony Corp
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜磁気記録ヘッドのマルチ化による記録密
度の高密度化を図る。 【解決手段】 下非磁性基板4上に絶縁層7を介して下
部磁気シールド層6、所定のギャップ16が形成された
一対の薄膜磁極15(13、14)、中間磁気シールド
層8の順に積層して構成した薄膜磁気記録ヘッド2に、
さらに上記積層方向に中間磁気シールド層8、所定のギ
ャップが形成された一対の薄膜磁極15(13、14)
の順に積層するとともに、積層した複数の一対の薄膜磁
極を積層方向に対してほぼ直交する方向(幅方向)にず
らして形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ磁気記録ヘ
ッド並びにこれを用いた磁気記録方法及び磁気記録装置
に関する。具体的には、薄膜磁気記録ヘッドのマルチ化
による記録密度の高密度化を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜磁気記録ヘッドにおいては、
磁気記録媒体の大容量化を図るために、更なる高密度記
録が求められ、狭トラック化に適した薄膜の磁気記録ヘ
ッドが採用されるようになってきている。
【0003】また、磁気記録の大容量化、高密度化の実
現化のために多チャンネル化が望まれ、薄膜磁気記録ヘ
ッドのマルチ化(複数の薄膜磁気記録ヘッドを配置する
こと)が求められている。
【0004】そして、薄膜磁気記録ヘッドのマルチ化に
は、たとえば、1つのヘッド基板(ヘッドチップ)に複
数の薄膜磁気記録ヘッドをその幅方向(ギャップ方向に
対して直交する方向)に適宜離間した位置に配設して構
成したものがあった。
【0005】図10は、マルチ磁気記録ヘッドaを示
し、2つの薄膜磁気記録ヘッドb、bがその幅方向に並
設されたものについて説明する。
【0006】薄膜磁気記録ヘッドbは、非磁性基板c上
に絶縁層dを介して磁気シールド層eを形成し、下部磁
極f、上部磁極gをそれぞれ積層して構成されており、
下部磁極fと上部磁極gとはほぼ側方から見てU字状を
磁性材料から成るコアhのそれぞれの先端部であり、こ
れら下部磁極fと上部磁極gとの間には所定の間隔のギ
ャップiが形成されている。
【0007】また、コアhにはコイルjが巻回されてお
り、コイルjに電流を流すことにより、下部磁極fと上
部磁極gとの間のギャップiに磁界が発生し、該ギャッ
プiに接触して又は近接して走行する磁気記録媒体(磁
気テープや磁気ディスク)kに記録トラックTrが形成
されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
なマルチ磁気記録ヘッドaにあっては、薄膜磁気記録ヘ
ッドbと薄膜磁気記録ヘッドbとの間の間隔を小さくす
ることができず、磁気記録媒体kに形成された記録トラ
ックTr、TrのトラックピッチTpは比較的大きくな
ってしまい、よって、記録密度の高密度化を図ることが
できないという問題があった。
【0009】すなわち、薄膜磁気記録ヘッドbにはその
コアhにコイルjが巻回されており、コイルjはコアh
よりも横方向に張り出して形成せざるを得ず、よって、
隣接する薄膜磁気記録ヘッドbと薄膜磁気記録ヘッドb
とのそれぞれのコイルjとjとが干渉してしまうため、
隣接する薄膜磁気記録ヘッドb、bのギャップiとiと
を近接して設けることができない(図11参照)。
【0010】このような理由から、このようなマルチ化
された薄膜磁気記録ヘッドb、薄膜磁気記録ヘッドb、
・・・によって形成された記録トラックTr、Tr、・
・・は近接して形成することができず、よって、トラッ
クピッチTpを狭くすることができないため、記録密度
の高密度化を図ることができなかった(図12参照)。
【0011】そこで、本発明は、薄膜磁気記録ヘッドの
マルチ化による記録密度の高密度化を図ることを課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明マルチ磁気記録ヘッドは、非磁性基板上に絶
縁層を介して、所定のギャップが形成された一対の薄膜
磁極、磁気シールド層の順に積層して構成した薄膜磁気
記録ヘッドに、さらに上記積層方向に磁気シールド層、
所定のギャップが形成された一対の薄膜磁極の順に積層
するとともに、積層した複数の一対の薄膜磁極を積層方
向に対してほぼ直交する方向(幅方向)にずらして形成
したものである。
【0013】また、本発明磁気記録方法は、非磁性基板
上に絶縁層を介して、所定のギャップが形成された一対
の薄膜磁極、磁気シールド層の順に積層して構成した薄
膜磁気記録ヘッドに、さらに上記積層方向に磁気シール
ド層、所定のギャップが形成された一対の薄膜磁極の順
に積層するとともに、隣接する薄膜磁極を積層方向に対
してほぼ直交する方向(幅方向)にずらして積層したマ
ルチ磁気記録ヘッドを用いて、複数の記録トラックをほ
ぼ同時に形成するようにしたものである。
【0014】さらに、本発明磁気記録装置は、非磁性基
板上に絶縁層を介して、所定のギャップが形成された一
対の薄膜磁極、磁気シールド層の順に積層して構成した
薄膜磁気記録ヘッドに、さらに上記積層方向に磁気シー
ルド層、所定のギャップが形成された一対の薄膜磁極の
順に積層するとともに、隣接する薄膜磁極を積層方向に
対してほぼ直交する方向(幅方向)にずらして積層した
マルチ磁気記録ヘッドを備えたものである。
【0015】したがって、本発明にあっては、複数の薄
膜磁気記録ヘッドを積層して構成したので、薄膜磁気記
録ヘッドの幅寸法W及び薄膜磁気記録ヘッド間の幅方向
のズレ量(形成ピッチP)を小さく、かつ、その精度を
きわめて良好にすることができ、記録密度の高密度化を
図ることができる。
【0016】また、別の本発明磁気記録装置は、複数の
薄膜磁気記録ヘッドを有し、これら薄膜磁気記録ヘッド
の間を所定の間隔で離間して配置したマルチ磁気記録ヘ
ッドを少なくとも2組以上備え、一のマルチ磁気記録ヘ
ッドの薄膜磁気記録ヘッドで記録した記録トラックと記
録トラックとの間の無記録部分に、他のマルチ磁気記録
ヘッドの少なくとも一の薄膜磁気記録ヘッドで記録トラ
ックを形成するようにしたものである。
【0017】したがって、この本発明磁気記録装置にあ
っては、同時に複数の記録トラックを形成することがで
き、記録速度の効率化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の詳細を添付図面
に示した各実施の形態に従って説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明の第1の実施の形
態を示すもので、2つの薄膜磁気記録ヘッドを有するマ
ルチ磁気記録ヘッドで各薄膜磁気記録ヘッドがギャップ
方向に直交する方向にずれ、かつ、磁極のそれぞれの端
部が重なり合っているものに適用したものである。
【0020】図1はマルチ磁気記録ヘッド1の概略を拡
大して示し、磁気記録媒体との接対面から見た斜視図で
ある。
【0021】マルチ磁気記録ヘッド1は、図1に示すよ
うに、第1の薄膜磁気記録ヘッド2と第2の薄膜磁気記
録ヘッド3とを2つの非磁性基板4、5で積層方向から
狭持したものである。
【0022】具体的には、マルチ磁気記録ヘッド1は、
下側非磁性基板4、下部磁気シールド層6、下部絶縁層
7、第1の薄膜磁気記録ヘッド2、中間磁気シールド層
8、第2の薄膜磁気記録ヘッド3、上部絶縁層10、上
側非磁性基板5の順に積層して構成される。なお、各薄
膜磁気記録ヘッド2、3が積層される部分は、その積層
方向に対して直交する方向において一部であり、積層方
向における同レベルの他の部分には保護層11が積層さ
れている(図2参照)。
【0023】下側非磁性基板4及び上側非磁性基板5
は、たとえば、アルチック(AlTic)から成り、上
下の絶縁層7、10は、たとえば、アルミナ(Al
23)から成り、保護層11は、たとえば、アルミナ
(Al23)から成る。
【0024】第1の薄膜磁気記録ヘッド2及び第2の薄
膜磁気記録ヘッド3は上記従来の技術で説明したものと
ほぼ同じ構成をしており、ほぼU字状をしたコア12の
先端部が、下部磁極13と上部磁極14となっていて、
これら下部磁極13と上部磁極14とで一対の磁極15
を構成し、かつ、これら一つの一対の磁極15の間の間
隙がギャップ16となっている。なお、ギャップ16は
たとえば、g=0.1μmに形成されている。
【0025】また、磁気シールド層6、8及びコア12
は、高磁性体材料から成り、たとえば、Ni−Fe(パ
ーマロイ)、Si−Al−Fe(センダスト)、アモル
ファス鉄心材料(高透磁率薄帯)などが好適である。
【0026】下部磁気シールド層6と第1の薄膜磁気記
録ヘッド2における下部磁極13とは一体に形成されて
おり、したがって、図1から解るように、該下部磁極1
3は下部磁気シールド層6の上面に凸条に形成されてい
る。
【0027】また、第2の薄膜磁気記録ヘッド3の下部
磁極13は上記第1の薄膜磁気記録ヘッド2における下
部磁極13と下部磁気シールド層6と一体に形成された
ものと同様な形状に形成されており、したがって、中間
磁気シールド層8の上に積層される。なお、この第2の
薄膜磁気記録ヘッド3における下部磁極13と中間磁気
シールド層8とを一体に形成すること(共通化)も可能
である。
【0028】コア12にはコイル17が巻回されてお
り、該コイル17に電流を流すと、ギャップ16に磁界
が発生され、磁気記録媒体18には一対の磁極15の幅
Wとほぼ同じ幅Wの記録トラックTrが形成されるよう
になっている。
【0029】上述のように薄膜磁気記録ヘッド2と3と
は積層方向にずれているため、それぞれのコイル17と
17とが干渉することはなく、よって、薄膜磁気記録ヘ
ッド2と3とを積層方向に対して直交する方向(幅方
向)においてどのような位置関係にでも配設することが
できる。ただし、幅方向において同じ位置に、複数の薄
膜磁気記録ヘッド2、3を配置することは意味がなく、
よって、後述のように、幅方向にずらして配置する。
【0030】そして、この第1の実施の形態において、
第1の薄膜磁気記録ヘッド2と第2の薄膜磁気記録ヘッ
ド3とは、ギャップ16方向に対して直交する方向(積
層方向に対しても直交する方向)にずれ、かつ、一対の
磁極15のそれぞれの端部が積層方向から見て隣接する
側の端部が重なるように(オーバーラップするように)
して形成されており、したがって、薄膜磁気記録ヘッド
2、3の形成ピッチPは薄膜磁気記録ヘッド2、3の幅
寸法Wよりも小さく形成されている(図2参照)。な
お、各一対の磁極15の幅Wはたとえば、1.2μmに
形成され、また、形成ピッチPは0.2μmに形成され
ている。このように、2つの薄膜磁気記録ヘッド2、3
を幅方向にずらし、かつ、互いの端部が重なるように構
成したものは、特許請求の範囲の請求項4、請求項7及
び請求項12に記載したものに相当する。
【0031】これにより、当該マルチ磁気記録ヘッド1
に接触して又は近接して走行する磁気記録媒体18(磁
気テープや磁気ディスク)に情報が記録されるとき、先
ず、第1の薄膜磁気記録ヘッド2により、トラック幅W
=1.2μmの記録トラックTrが形成された後、0.
2μmオーバーラップされて第2の薄膜磁気記録ヘッド
3によりトラック幅W=1.2μmの記録トラックTr
が形成されることになり、したがって、最初に記録され
た記録トラックTrの幅はW=1.0μmとなり、より
幅狭の記録トラックTrを形成することができる。
【0032】しかして、このようなマルチ磁気記録ヘッ
ド1にあっては、薄膜磁気記録ヘッド2、3が複数(マ
ルチ)でありながら、薄膜磁気記録ヘッド2と薄膜磁気
記録ヘッド3とをその一対の磁極15、15の幅方向で
オーバーラップして配置したので、記録される記録トラ
ックTrのトラックピッチTpを一対の磁極15の幅W
よりも小さくすることができ、記録密度の高密度化に貢
献する。
【0033】また、この第1の実施の形態においては、
薄膜磁気記録ヘッド2と3との間の中間磁気シールド層
8を共通化(一体化)したものであり、特許請求の範囲
の請求項2及び請求項10に記載したものに相当する。
なお、積層した各薄膜磁気記録ヘッド2、3に隣接する
側の中間磁気シールド層8を共通化(一体化)にせず、
各別のものとしても良い。
【0034】図3は、上記中間磁気シールド層8に関す
る変形例を示すもので、第2の薄膜磁気記録ヘッド3に
おける下部磁極13と中間磁気シールド層8との間に磁
束遮断層19を介在させたものである。
【0035】このように、中間磁気シールド層8と第2
の薄膜磁気記録ヘッド3における下部磁極13との間に
磁束遮断層19を設けることにより、第1の薄膜磁気記
録ヘッド2と第2の薄膜磁気記録ヘッド3との間におけ
るクロストークを防止することができる。かかる構成
は、特許請求の範囲の請求項3及び請求項11に相当す
るものである。
【0036】図4は本発明マルチ磁気記録ヘッドの第2
の実施の形態を示すものである。
【0037】この第2の実施の形態が前記第1の実施の
形態と比較して相違する点は、上記2つの薄膜磁気記録
ヘッド2、3を幅方向にずらし、かつ、積層方向から見
て各一対の薄膜磁極が重ならないように配置した点であ
るので、図面には要部のみを示し、また、その説明は上
記相違点についてのみ行い、他の部分については図面の
各部に前記第1の実施の形態に係るマルチ磁気記録ヘッ
ドにおける同様の部分に付した符号と同じ符号を付すこ
とによりその説明を省略する。
【0038】マルチ磁気記録ヘッド1Aは、図4のよう
に、第1の薄膜磁気記録ヘッド2Aと第2の薄膜磁気記
録ヘッド3Aとが積層方向から見て重ならないように、
配置されている。2つの薄膜磁気記録ヘッド2と3との
間隔は、たとえば、0.2μmに形成されている。
【0039】これにより、このようなマルチ磁気記録ヘ
ッド1Aにより磁気記録媒体18に記録された記録トラ
ックTrが、その幅がW=1.2μmで、トラックピッ
チがTp=1.4μmということになり、第1の薄膜磁
気記録ヘッド2Aにより記録された記録トラックTr1
と第2の薄膜磁気記録ヘッド3Aにより記録された記録
トラックTr2との間に0.2μmのガードバンド20
が形成されることになり、これにより、2つの記録トラ
ックTr1とTr2とのクロストークを防止することがで
きる。
【0040】上述に説明した第1及び第2の実施の形態
にかかる磁気記録ヘッドは、磁気テープにおけるヘリカ
ルスキャン方式の磁気記録ヘッドに適用することはもち
ろん、固定ヘッドにも適用することができ、さらには、
HDDなどの磁気ディスクの磁気記録ヘッドとして適用
することもできる。そして、HDDに本発明を適用する
場合には、非磁性基板は一方のみで良く、かかる非磁性
基板は通常ヘッドスライダーが兼用される。
【0041】図5乃至図9は本発明マルチ磁気記録ヘッ
ドの第3の実施の形態を示すものである。
【0042】この第3の実施の形態は、複数(2つ)の
薄膜磁気記録ヘッドを備えたマルチ磁気記録ヘッドを、
回転ドラムに複数(2つ)設けられたものである。した
がって、かかる第3の実施の形態において、用いられる
磁気記録媒体は磁気テープということになる。
【0043】図5は、このように1つの回転ドラム21
に2つのマルチ磁気記録ヘッド1B、1Cを周方向に1
80°離間させて配置したものである。かかる実施の形
態は、特許請求の範囲の請求項15に相当するものであ
る。
【0044】マルチ磁気記録ヘッド1B、1Cには、そ
れぞれ2つの薄膜磁気記録ヘッド2B、3B(2C、3
C)が設けられており、2つのマルチ磁気記録ヘッド1
Bと1Cとは、ほぼ同じ構造をしているので、その一方
(1B)のみ説明し、他(1C)については、一方(1
B)との相違について説明する。
【0045】マルチ磁気記録ヘッド1Bは、上記第1及
び第2の実施の形態にかかるマルチ磁気記録ヘッドと同
様に形成されおり、2つの非磁性基板4B、5Bに挟ま
れるように積層されて2つの薄膜磁気記録ヘッド2B、
3Bが幅方向にずれて形成されている。
【0046】2つの薄膜磁気記録ヘッド2B、3Bと
は、同じアジマス角(たとえば、+アジマス)で形成さ
れており、また、これら薄膜磁気記録ヘッド2B、3B
の幅方向におけるずれ(間隔)Gは、これらの薄膜磁気
記録ヘッド2B、3Bの幅Wとほぼ同じに形成されてい
る(W=G)。
【0047】そして、このような2つの薄膜磁気記録ヘ
ッド2B、3Bにより磁気テープ22に記録トラックT
rを形成すると、磁気テープ22には、薄膜磁気記録ヘ
ッド2B、3Bの幅Wとほぼ同じ幅の2つの記録トラッ
クTr、Trが薄膜磁気記録ヘッド2B、3Bの幅Wの
間隔Gを空けて形成されることになり、両記録トラック
TrとTrとの間の部分は無記録部分23となっている
(図6参照)。
【0048】他方のマルチ磁気記録ヘッド1Cに設けら
れた薄膜磁気記録ヘッド2C、3Cは、それぞれのアジ
マス角を上記一方のマルチ磁気記録ヘッド1Bのものと
相違し、−アジマスで形成されている(図7参照)。
【0049】そして、このような2つのマルチ磁気記録
ヘッド1B、1Cを有する回転ドラム21で磁気テープ
22に記録すると、先ず、一方のマルチ磁気記録ヘッド
1Bの薄膜磁気記録ヘッド2B、3Bで2つの記録トラ
ックTr、Trを形成し(図8参照)、次に、回転ドラ
ム21が180°回転すると、他方のマルチ磁気記録ヘ
ッド1Cの薄膜磁気記録ヘッド2C、3Cで、別の記録
トラックTr、Trを形成することになる(図9参
照)。
【0050】このとき、他方のマルチ磁気記録ヘッド1
Cの薄膜磁気記録ヘッド2C、3Cのうち、薄膜磁気記
録ヘッド2Cは上記無記録部分23を記録し、薄膜磁気
記録ヘッド3Cは既に記録された記録トラックTrの隣
の部分に記録トラックTrを形成するようになってお
り、互いに2つの薄膜磁気記録ヘッド2B(2C)と3
B(3C)との間の無記録部分23を記録していくこと
になる。
【0051】しかも、一方のマルチ磁気記録ヘッド1B
の薄膜磁気記録ヘッド2B、3Bは+アジマス角で、他
方のマルチ磁気記録ヘッド1Cの薄膜磁気記録ヘッド2
C、3Cは−アジマス角で形成されているため、一方の
マルチ磁気記録ヘッド1Bで形成した記録トラックTr
と他方のマルチ磁気記録ヘッド1Cで形成した記録トラ
ックTrとのクロストークとを防止することができる。
なお、このアジマスは必須の構成要素ではなく、近接し
て記録トラックTr、Tr、・・・を形成しても問題の
ない場合には、アジマスを付ける必要はない。そして、
アジマスを付けない磁気記録装置は特許請求の範囲の請
求項14に記載したものに相当する。
【0052】なお、この第3の実施の形態においては、
無記録部分23の幅を薄膜磁気記録ヘッド2B(2
C)、3B(3C)とほぼ同じに形成したが、無記録部
分23の幅を小さく、すなわち、2つの薄膜磁気記録ヘ
ッド2B(2C)と3B(3C)との間の間隔Gを小さ
くしておき、無記録部分23を記録するときに、既に形
成された記録トラックTr、Trの一部をオーバーライ
トするようにしても良い。かかる場合、記録トラックT
r、Tr、・・・の幅の均一化を図るためには、オーバ
ーライトする側の薄膜磁気記録ヘッドの幅を予め小さく
形成しておくと良い。
【0053】また、1つのマルチ磁気記録ヘッド1B又
は1Cにおいて同じアジマス角で形成するには、たとえ
ば、各層の積層工程において、薄膜磁極を積層するとき
に、ワークを所定角度傾けておくことにより比較的容易
に形成することができる。
【0054】なお、上記各実施の形態においては、2つ
の薄膜磁気記録ヘッドを有するマルチ磁気記録ヘッドに
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、3以上の複
数の薄膜磁気記録ヘッドを備えるものであっても良いこ
とは勿論である。
【0055】また、上記各実施の形態においては、磁気
記録ヘッドについて説明したが、記録ヘッドと再生ヘッ
ドとを有するいわゆるマージ型ヘッドにも適用すること
ができる。
【0056】この他、上記各実施の形態において示した
各部の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0057】
【発明の効果】以上に記載したとおり、本発明マルチ磁
気記録ヘッドは、非磁性基板上に絶縁層を介して、所定
のギャップが形成された一対の薄膜磁極、磁気シールド
層の順に積層して構成した薄膜磁気記録ヘッドに、さら
に上記積層方向に磁気シールド層、所定のギャップが形
成された一対の薄膜磁極の順に積層するとともに、積層
した複数の一対の薄膜磁極を積層方向に対してほぼ直交
する方向(幅方向)にずらして形成したことを特徴とす
る。
【0058】また、本発明磁気記録方法は、非磁性基板
上に絶縁層を介して、所定のギャップが形成された一対
の薄膜磁極、磁気シールド層の順に積層して構成した薄
膜磁気記録ヘッドに、さらに上記積層方向に磁気シール
ド層、所定のギャップが形成された一対の薄膜磁極の順
に積層するとともに、隣接する薄膜磁極を積層方向に対
してほぼ直交する方向(幅方向)にずらして積層したマ
ルチ磁気記録ヘッドを用いて、複数の記録トラックをほ
ぼ同時に形成するようにしたことを特徴とする。
【0059】さらに、本発明磁気記録装置は、非磁性基
板上に絶縁層を介して、所定のギャップが形成された一
対の薄膜磁極、磁気シールド層の順に積層して構成した
薄膜磁気記録ヘッドに、さらに上記積層方向に磁気シー
ルド層、所定のギャップが形成された一対の薄膜磁極の
順に積層するとともに、隣接する薄膜磁極を積層方向に
対してほぼ直交する方向(幅方向)にずらして積層した
マルチ磁気記録ヘッドを備えたことを特徴とする。
【0060】したがって、本発明にあっては、複数の薄
膜磁気記録ヘッドを積層して構成したので、薄膜磁気記
録ヘッドの幅寸法W及び薄膜磁気記録ヘッド間の幅方向
のズレ量(形成ピッチP)を小さく、かつ、その精度を
きわめて良好にすることができ、記録密度の高密度化を
図ることができる。
【0061】請求項2及び請求項10にかかる発明は、
一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
の互いに接触する磁気シールド層を共通にしたので、積
層工程の簡略化を図ることができ、コストダウンに寄与
する。
【0062】請求項3及び請求項11にかかる発明は、
一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
の互いに接触する磁気シールド層間に磁束遮断層を設け
たので、複数の一対の薄膜磁極が隣接して設けられてい
るにもかかわらず、各一対の薄膜磁極のクロストークを
防止することができる。
【0063】請求項4、請求項7及び請求項12にかか
る発明は、幅方向にずれて形成された一対の薄膜磁極の
ずれ方を、積層方向から見て、隣接する一対の薄膜磁極
同士の端部が重なるようにしたので、記録密度のさらな
る高密度化を図ることができる。
【0064】請求項5、請求項8及び請求項13にかか
る発明は、積層方向に対して直交する方向にずらされた
一対の薄膜磁極のずれ方を、積層方向から見て、各一対
の薄膜磁極が重ならないようにしたので、形成された記
録トラックと記録トラックとの間にガードバンドを形成
することができ、記録トラック間のクロストークを防止
することができる。
【0065】また、別の本発明磁気記録装置は、複数の
薄膜磁気記録ヘッドを有し、これら薄膜磁気記録ヘッド
の間を所定の間隔で離間して配置したマルチ磁気記録ヘ
ッドを少なくとも2組以上備え、一のマルチ磁気記録ヘ
ッドの薄膜磁気記録ヘッドで記録した記録トラックと記
録トラックとの間の無記録部分に、他のマルチ磁気記録
ヘッドの少なくとも一の薄膜磁気記録ヘッドで記録トラ
ックを形成するようにしたことを特徴とする。
【0066】したがって、この本発明磁気記録装置にあ
っては、同時に複数の記録トラックを形成することがで
き、記録速度の効率化を図ることができる。
【0067】請求項15にかかる発明は、一のマルチ磁
気記録ヘッド内における薄膜磁気記録ヘッドを同一の所
定のアジマス角で形成するとともに、他のマルチ磁気記
録ヘッド内における薄膜磁気記録ヘッドを上記アジマス
角と異なったアジマス角で形成したので、記録速度の効
率化を図るとともに、記録密度のさらなる高密度化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2とともに本発明マルチ磁気記録ヘッドの第
1の実施の形態を示すもので、本図は概略斜視図であ
る。
【図2】薄膜磁気記録ヘッドと記録トラックとの関係を
示す図である。
【図3】中間磁気シールド層を省略した薄膜磁気記録ヘ
ッドの変形例を示す概略正面図である。
【図4】本発明マルチ磁気記録ヘッドの第2の実施の形
態を示し、薄膜磁気記録ヘッドと記録トラックとの関係
を示す図である。
【図5】図6乃至図9とともに本発明マルチ磁気記録ヘ
ッドの第3の実施の形態を示すもので、本図は概略平面
図である。
【図6】一方の薄膜磁気記録ヘッドと記録トラックとの
位置関係を示す図である。
【図7】他方の薄膜磁気記録ヘッドと記録トラックとの
位置関係を示す図である。
【図8】一方のマルチ磁気記録ヘッドのみで形成した記
録トラックを示す図である。
【図9】図8の状態から、他方のマルチ磁気記録ヘッド
で記録トラックを形成した状態を示す図である。
【図10】図11及び図12とともに従来のマルチ磁気
記録ヘッドを示すもので、本図は概略斜視図である。
【図11】概略平面図である。
【図12】薄膜磁気記録ヘッドと記録トラックとの位置
関係を示す図である。
【符号の説明】
1…マルチ磁気記録ヘッド、2…第1の薄膜磁気記録ヘ
ッド、3…第2の薄膜磁気記録ヘッド、7…絶縁層、8
…中間磁気シールド層、13…下部磁極、14…上部磁
極、15…一対の磁極、16…ギャップ、19…磁束遮
断層、1A…マルチ磁気記録ヘッド、2A…第1の薄膜
磁気記録ヘッド、3A…第2の薄膜磁気記録ヘッド、1
B…第1のマルチ磁気記録ヘッド、1C…第2のマルチ
磁気記録ヘッド、23…無記録部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D033 BB22 BB32 5D036 AA04 AA20 BB02 BB13 CC72 5D054 AA02 AA05 AB13 BA07 BB36 BB47

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性基板上に絶縁層を介して、所定の
    ギャップが形成された一対の薄膜磁極、磁気シールド層
    の順に積層して構成した薄膜磁気記録ヘッドに、さらに
    上記積層方向に磁気シールド層、所定のギャップが形成
    された一対の薄膜磁極の順に積層するとともに、積層し
    た複数の一対の薄膜磁極を積層方向に対してほぼ直交す
    る方向(幅方向)にずらして形成したことを特徴とする
    マルチ磁気記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したマルチ磁気記録ヘッ
    ドであって、 一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
    の互いに接触する磁気シールド層が共通にされたことを
    特徴とするマルチ磁気記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したマルチ磁気記録ヘッ
    ドであって、 一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
    の互いに接触する磁気シールド層間に磁束遮断層を設け
    たことを特徴とするマルチ磁気記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載したマルチ磁気記録ヘッ
    ドであって、 幅方向にずれて形成された一対の薄膜磁極のずれ方が、
    積層方向から見て、隣接する一対の薄膜磁極同士の端部
    が重なるようにしたことを特徴とするマルチ磁気記録ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載したマルチ磁気記録ヘッ
    ドであって、 積層方向に対して直交する方向にずらされた一対の薄膜
    磁極のずれ方が、積層方向から見て、各一対の薄膜磁極
    が重ならないようにしたことを特徴とするマルチ磁気記
    録ヘッド。
  6. 【請求項6】 非磁性基板上に絶縁層を介して、所定の
    ギャップが形成された一対の薄膜磁極、磁気シールド層
    の順に積層して構成した薄膜磁気記録ヘッドに、さらに
    上記積層方向に磁気シールド層、所定のギャップが形成
    された一対の薄膜磁極の順に積層するとともに、隣接す
    る薄膜磁極を積層方向に対してほぼ直交する方向(幅方
    向)にずらして積層したマルチ磁気記録ヘッドを用い
    て、複数の記録トラックをほぼ同時に形成するようにし
    たことを特徴とする磁気記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した磁気記録方法であっ
    て、 幅方向にずれて形成された一対の薄膜磁極のずれ方が、
    積層方向から見て、隣接する一対の薄膜磁極同士の端部
    が重なるようにしたマルチ磁気記録ヘッドを用いて、複
    数の記録トラックをほぼ同時に形成するようにしたこと
    を特徴とする磁気記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載した磁気記録方法であっ
    て、 積層方向に対して直交する方向にずらされた一対の薄膜
    磁極のずれ方が、積層方向から見て、各一対の薄膜磁極
    が重ならないようにしたマルチ磁気記録ヘッドを用い
    て、複数の記録トラックをほぼ同時に形成するようにし
    たことを特徴とする磁気記録方法。
  9. 【請求項9】 非磁性基板上に絶縁層を介して、所定の
    ギャップが形成された一対の薄膜磁極、磁気シールド層
    の順に積層して構成した薄膜磁気記録ヘッドに、さらに
    上記積層方向に磁気シールド層、所定のギャップが形成
    された一対の薄膜磁極の順に積層するとともに、隣接す
    る薄膜磁極を積層方向に対してほぼ直交する方向(幅方
    向)にずらして積層したマルチ磁気記録ヘッドを備えた
    ことを特徴とする磁気記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載した磁気記録装置であ
    って、 一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
    の互いに接触する磁気シールド層が共通にされたマルチ
    磁気記録ヘッドを備えたことを特徴とする磁気記録装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載した磁気記録装置であ
    って、 一の一対の薄膜磁極とこれと隣接する一対の薄膜磁極と
    の互いに接触する磁気シールド層間に磁束遮断層を設け
    たマルチ磁気記録ヘッドを備えたことを特徴とする磁気
    記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載した磁気記録装置であ
    って、 幅方向にずれて形成された一対の薄膜磁極のずれ方が、
    積層方向から見て、隣接する一対の薄膜磁極同士の端部
    が重なるようにしたマルチ磁気記録ヘッドを備えたこと
    を特徴とする磁気記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載した磁気記録装置であ
    って、 積層方向に対して直交する方向にずらされた一対の薄膜
    磁極のずれ方が、積層方向から見て、各一対の薄膜磁極
    が重ならないようにしたマルチ磁気記録ヘッドを備えた
    ことを特徴とする磁気記録装置。
  14. 【請求項14】 複数の薄膜磁気記録ヘッドを有し、こ
    れら薄膜磁気記録ヘッドの間を所定の間隔で離間して配
    置したマルチ磁気記録ヘッドを少なくとも2組以上備
    え、 一のマルチ磁気記録ヘッドの薄膜磁気記録ヘッドで記録
    した記録トラックと記録トラックとの間の無記録部分
    に、他のマルチ磁気記録ヘッドの少なくとも一の薄膜磁
    気記録ヘッドで記録トラックを形成するようにしたこと
    を特徴とする磁気記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載した磁気記録装置で
    あって、 一のマルチ磁気記録ヘッド内における薄膜磁気記録ヘッ
    ドを同一の所定のアジマス角で形成するとともに、他の
    マルチ磁気記録ヘッド内における薄膜磁気記録ヘッドを
    上記アジマス角と異なったアジマス角で形成したことを
    特徴とする磁気記録装置。
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